[とっさに一言]
No.001〜005
[子どものいる家]
No.006〜010
[リズムでノリノリ]
No.011〜015
[助けて!苦しー]
No.016〜020
[おしゃれ失敗!]
No.021〜027
[おしゃれ合格?]
No.028〜030
[少々がっかり]
No.031〜035
[ちょっと深刻]
No.036〜040
[欲張り大王]
No.041〜045
[お腹が鳴ったね]
No.046〜050
[時間の約束]
No.051〜055
[ここで逢えたら]
No.056〜060
[家に寄ってく?]
No.061〜065
[ノラもペットも]
No.066〜070
[ガンバレお仕事]
No.071〜075
[心がバイオレンス]
No.076〜080
[ママのキッチン]
No.081〜085
[畑で収穫]
No.086〜090
[ちがう!誤解だ]
No.091〜095
[ほっとひと息]
No.096〜100
[リピート擬態語]
No.101〜105
[自然が相手だ]
No.106〜110
[楽しい食卓]
No.111〜115
[テンパる現場で]
No.116〜120
[体がムズムズ]
No.121〜125
[モノは大事に]
No.126〜130
[動きDE表現]
No.131〜135
[バカにすんない!]
No.136〜140
[あぁ、新品が‥]
No.141(04.10.27)
ずる
No.142(04.10.30)
めめる
No.143(04.11.2)
じじょむ
No.144(04.11.4)
たっていく
No.145(04.11.5)
こわす
[のめりこんでて]
No.146(04.11.8)
算入する
No.147(04.11.9)
汗しぶる
No.148(04.11.10)
目ぇむける
No.149(04.11.12)
くどく
No.150(04.11.18)
ごたむく
COMING SOON
[奮闘ホリデー]
No.151〜155
一覧
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[あぁ、新品が‥]
No.141(04.10.27) |
ずる
ひきずる。引きずって歩く。引きずって動かす。引きずって擦りキズをつける。
ex.1) |
「後ろ、何やらずっとるぞ。帯ゃ、とれてきとらんねぇけ」
(後ろ、何だか引きずってるよ。帯が解けてきてるんじゃないの) |
ex.2) |
「新し建ちもんねんさけ、気ぃ付けや。引越しん時に早や、ずらんといてくれや」
(新しい建物なんだから、気を付けろよ。引越しの時に早くも、擦りキズなんか付けないでくれよ) |
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No.142(04.10.30) |
めめる
縫い目が引っ張られてはちきれそうである。縫い目が引きつられている。
ex.1) |
「そのスカート、裾めめっとらんねえけ? フレアーはややこしがんに、我がで縫うたんか?」
(そのスカート、裾の縫い目が引き攣れてるんじゃない? フレアーは難しいのに自分で縫ったの?) |
ex.2) |
「これ見てくれま、腹んとこ、すげがにめめっとる。また肥えたんかんなー」
(これ見てよ。お腹のところの縫い目が、ものすごくはちきれそうになってる。また太ったのかなー) |
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No.143(04.11.2) |
じじょむ
(インクや墨、水彩の文字・絵などが)滲む。
基本的に上記のような意味で紙に対して使い、染み込むの意で布に使うことはない気がします。
ex.1) |
「雨に当てっさけ、宛先じじょんどーらいや? 」
(雨に当てるから、宛先(の文字が)にじんでるじゃないか?) |
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No.144(04.11.4) |
たっていく
(紙や布などが)風で吹き飛ばされる。
ex.1) |
「洗濯もん、全部たってっとったぞ 」
(洗濯もの、全部風で飛んでいっちゃってたよ)
「えーな、たってっとった言うとらんと、ちょっこか拾て来いまいや 」
(えーい腹の立つこと、吹き飛んでたって言ってないで、ちょっとでも拾って来てよね) |
ex.2) |
「なんや?習字始めたん?」
(何?習字始めたの?)
「書きだちのがんたってくし、戸、閉めてまー 」
(書いたばかりのが風で飛ぶから、戸を閉めてよー) |
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No.145(04.11.5) |
こわす
(高額紙幣や硬貨を)くずす。小銭に換える。細かいお金に両替する。
ex.1) |
「おい、あこでこわいてもって来いま」
(おい、あそこで小銭に換えてもらって来いよ)
「えー、両替お断りなんじゃね?」
(えー、両替お断りなんじゃないの?) |
ex.2) |
「バスに乗る時は小銭準備しといてくださいよ。お客さんで、1万円こわれる方おいでませんかー?」
(バスに乗る時は、小銭を準備しておいてくださいよ。お客さんで1万円を両替できる方いらっしゃいませんかー?) |
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[のめりこんでて]
No.146(04.11.8) |
算入する
「計画する」、「予想する」、「念頭に置いておく」。
ex.1) |
「買いもんにねんね連れてってやーらんえーけんど、ワタワタんなっさけ、何こーわんか算入してかからんなんな」
(買いものに子どもを連れていってあげるのは構わないけれど、バタつくから、何を買うのか計画することから始めないとね) |
ex.2) |
「そんな算入までしとらんださけんなぁ」
(そんなことまで予想してなかったからなぁ) |
ex.3) |
「日曜日おまんさーらにも手伝いしてもろわんなんげさけ、その算入でおってくれや」
(日曜日、お前さんたちにも手伝ってもらわないといけないんだから、そのつもりでいてくれよ) |
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No.147(04.11.9) |
汗しぶる
「汗をいっぱいかく」、「(汗水垂らして)がんばる」。
ex.1) |
「こんだけ温いと、ただ座っとっても汗しぶっら」
(これだけ暑いと、ただ座っていても汗でビショビショになるなぁ) |
ex.2) |
「まだはんぶもいかんがかいや。ちゃんとしとらんかい?」
(まだ半分もいかないのかよ。ちゃんとやってるのか?)
「何でいや。見いま。汗しぶってやっとらんやがい」
(何でだよ。見ろよ。汗だくでやってるんじゃないか) |
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No.148(04.11.10) |
目ぇむける
バテそうになる。今にも(体力や暑さの)限界を向かえそうな状態である。
「目を剥く(驚き・怒りで目を見開く)」から、形も意味にも転化したんでしょう。「アゴを出す」の意味にむしろ近いかも。
ex.1) |
「とっちくりからのっとるけーやろ。目ぇむけっしも」
(早朝からノンストップでしょう。バテちゃいますよ) |
ex.2) |
「今日ら、外すんごい暑さやぞ。目やむける」
(今日なんて、外すごい暑さだよ。もう限界) |
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No.149(04.11.12) |
くどく
愚痴をこぼす。嘆く。不平不満を言う。
発音は、終止形の時は『口説く(異性に言い寄る)』との間に明快な差が無いけれど、連体形なんかの時は「ど」にアクセントが来ず平板に発音されるので、どっちの『くどく』なのか混同せずに理解されてます。
ex.1) |
「昨日、プロジェクトの打ち上げやってんろ。どやってん?」
(昨日、プロジェクトの打ち上げだったんでしょ。どうだった?)
「最悪〜。二次会で課長に捕まって、課長またずーっとくどいとるの聞かんなんかってんよー」
(最悪〜。二次会で課長に捕まって、課長またずーっと愚痴ってるの聞かないといけなかったんだよー) |
ex.2) |
「地震やたら台風やたら言うたら天災ねんさけ、どんどくどいたかてしゃあねぇげんけど、ほんでもくどかんとおれんやろんな」
(地震だの台風だのって言ったら天災なんだから、どれだけ文句を言ったって仕方ないんだけれど、それでも嘆いたり愚痴を言ったりせずにはいられないだろうね) |
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No.150(04.11.18) |
ごたむく
つべこべ言う。ゴチャゴチャ言う。
言ってる内容の重要度や妥当性はさておき、正規の発言の場やシチュエーションでないところで何か言う、というイメージ。
ex.1) |
「こんだ全部がらおっ時に話しして、あんで合点したんか思たら、また今んなってごたむいとれんと」
(この間、全員いる時に話をして、あれで納得したのかと思ったら、また今になってつべこべ言ってるんだって) |
ex.2) |
「ごたむいとらんと、早よ寝ーやー」
(喋ってないで、早く寝なさいよー) |
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●これまでのワード●
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