[とっさに一言]
No.001〜005
[子どものいる家]
No.006〜010
[リズムでノリノリ]
No.011〜015
[助けて!苦しー]
No.016〜020
[おしゃれ失敗!]
No.021〜027
[おしゃれ合格?]
No.028〜030
[少々がっかり]
No.031〜035
[ちょっと深刻]
No.036〜040
[欲張り大王]
No.041〜045
[お腹が鳴ったね]
No.046〜050
[時間の約束]
No.051〜055
[ここで逢えたら]
No.056〜060
[家に寄ってく?]
No.061〜065
[ノラもペットも]
No.066〜070
[ガンバレお仕事]
No.071〜075
[心がバイオレンス]
No.076〜080
[ママのキッチン]
No.081〜085
[畑で収穫]
No.086〜090
[ちがう!誤解だ]
No.091〜095
[ほっとひと息]
No.096〜100
[リピート擬態語]
No.101〜105
[自然が相手だ]
No.106〜110
[楽しい食卓]
No.111〜115
[テンパる現場で]
No.116〜120
[体がムズムズ]
No.121(04.5.25)
はしかい
No.122(04.6.24)
こちょがしい
No.123(04.6.29)
うざくらしい
No.124(04.8.12)
いじくらしい
No.125(04.8.17)
なたね
[モノは大事に]
No.126(04.8.18)
へごいく
No.127(04.9.15)
かやす
No.128(04.9.16)
ひびりいく
No.129(04.9.17)
なぶる
No.130(04.9.18)
はつる
[動きDE表現]
No.131〜135
[バカにすんない!]
No.136〜140
[あぁ、新品が‥]
No.141〜145
[のめりこんでて]
No.146〜150
COMING SOON
[奮闘ホリデー]
No.151〜155
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[体がムズムズ]
No.121(04.5.25) |
はしかい
(虫刺されや、衣服による静電気などが原因で)かゆい。チクチクする。ムズムズする。しばしば音便化して、「はしけ〜」とも。
かゆみなどによって、平静ではいられないイヤ〜な感じ。
また、全然違う意味ですが、「知略に長けている」の意でも『はしかい』は使われます。
ex.) |
「このセーター着っと、いつもなんやはしかーい」
(このセーターを着ると、いつも何だかチクチクしてイヤな感じだ) |
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No.122(04.6.24) |
こちょがしい、(こちょばしい)
「くすぐったい」の意。でも、「くすぐったい」のような鷹揚な言葉に置き換えるだけでは表せない、もっと切羽詰ったニュアンスを含みます。
v. 『こちょがす』
元は「こそばゆい」であろうと思われますが、「こそばゆい」や「くすぐったい」が、はにかんじゃうような面映い気持ちであるという感覚をも示しうるのに対し、『こちょばしい』は、専ら体で感じた直接的な触覚にのみ用います。
大学時代、すっかり方言とは無縁だったある日、地下鉄丸の内線のホームで突如ワキ腹を攻撃され、こう叫んで我ながら驚いたことがあるのが好例で、理性判断より反射系支配な感じなのです。
ex.) |
「こちょ、こちょ、こちょ」
(コチョ、コチョ、コチョ)
「えーな、こちょばしんな。止めまいや!」 (えーい、くすぐったいじゃないか。止めろよ!) |
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No.123(04.6.29) |
うざくらしい
(まとわりつかれたりして)「煩わしい」の意。
「うざったい、うっとおしい」などと、ほぼ同じと考えてよいと思うけど、「うんざり・ゲンナリする」というよりは、「物理的に邪魔だからやめてくれ〜」という感じ。
ex.) |
「ねんねおっと、にんがしてええげんけんど、まぁ、うざくらしこと、うざくらしこと」
(子どもがいると、賑やかで良いんだけど、それはそれは煩わしくててんやわんやになるのよねぇ〜)
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No.124(04.8.12) |
いじくらしい、(いじっかしい)
(まとわりつかれたりして)「煩わしい」の意。
上記No.123の『うざくらしい』とほぼ同じ。でも、要素としてせわしない感じへの不快感が伴う気がする。
ex.) |
「えんな、いじっかしんな。この仕事すんまで、ゲーム向こうのテレビでやっとってくれんけ」
(ええい、うっとおしいなあ。この仕事が済むまで、向こうのテレビでやっててくれないか)
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No.125(04.8.17) |
なたね
膿みが出て、その周りが固くなったような状態の傷。
これ標準語では、何て言うんでしょう?ちゃんと名前があるのかな。
ex.) |
「ねんね、よっぽどかいやら、かくさくさけ、なたねんなっとっら」
(この子、よほど痒いと見えて、掻きむしるから、膿みが出て固くなってるよ)
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[モノは大事に]
No.126(04.8.16) |
へごいく
傾く。ズレる。真っすぐにならない。語幹の『へご』で「かたがり」の意。
ex.1) |
「この紙、最後のんねんし、えーがに書いてや」
(この紙、最後のなんだから、上手く書いてよね)
「だら、緊張したら、なおへごいくがい」
(バカ、緊張したら、却ってズレるじゃないか) |
ex.2) |
「前へーならえ!おーい、そこ、お前はみ出とっさけ、そっから後ろ全部へごんなってっとんがいや」
(前へーならえ!おーい、そこ、お前がはみ出しているから、そこから後ろが全部傾いていってるじゃないか) |
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No.127(04.9.15) |
かやす
倒す。ひっくり返す。(入れ物を倒して中身を)こぼす。
自動詞「倒れる、ひっくり返る」は、『かやる』になる。
ex.) |
「お茶、つるつる入っとるけど、かやさんと持ってけや」
(お茶がなみなみと入っているけれど、倒してこぼしたりすることがないように持っていきなさいよ) |
ex.) |
「きんの、大風(おおかぜ)やったさけ、朝見たら自転車全部かやさっとった」
(昨日は風が強かったから、朝見たら自転車が全部倒されてた) |
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No.128(04.9.16) |
ひびりいく
(モノに、)ヒビが入る。
人骨や関係性には使わない(と思う)。
ex.) |
「うわー、ちょっとかっついただけなんに、はやひびりいった〜」
(うわー、ちょっとぶっつけただけなのに、もうヒビがはいった〜) |
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No.129(04.9.17) |
なぶる
(作品、制作物などに)手を加える。点検・吟味して、加工・修正し、完成度を高めていく。
いたぶったり、いじめたりの「嬲る」、ではないのです。原型とは異なる状態に変化するくらい手を加える、というイメージかな。
ex.) |
「これ、このままやと、何んや、だだくさやざ。もうちょっとなぶってみてくれまいや」
(これ、このままだと、何だか手抜きっぽいぞ。もうちょっと手を加えて良いモノに仕上がるよう工夫したり頑張ってみてちょうだいよ) |
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No.130(04.9.18) |
はつる
抜き取る。省く。間引きする。
ex.1) |
「どうする?だんだんイチゴ足りんようになってきた。最初の方に作ったがからはつってくっか」
(どうする?だんだんイチゴが足りなくなってきた。最初の頃に作ったものから抜き取ってこようか)
「ダメダメ。絶対クリームの跡でバレるって」
(ダメダメ。絶対クリームの跡でバレるって) |
ex.2) |
「思たよりでかと芽や出たら、ちょっこはつってやらんなんざ」
(思ったよりもたくさん芽が出たら、ちょっと間引きしてやらないといけないな) |
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●これまでのワード●
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