[とっさに一言]
No.001〜005
[子どものいる家]
No.006〜010
[リズムでノリノリ]
No.011(03.02.04)
かたいかんかん
No.012(03.02.05)
あついちんちん
No.013(03.02.06)
つるつるいっぱい
No.014(03.02.07)
しんぶりまんぶり
No.015(03.02.17)
いーちくたーちく
[助けて!苦しー]
No.016(03.03.17)
ひどい
No.017(03.03.18)
ものい
No.018(03.03.27)
しんどい
No.019(03.03.28)
えれー
No.020(03.04.04)
だやい
[おしゃれ失敗!]
No.021〜027
[おしゃれ合格?]
No.028〜030
[少々がっかり]
No.031〜035
[ちょっと深刻]
No.036〜040
[欲張り大王]
No.041〜045
[お腹がなったね]
No.046〜050
[時間の約束]
No.051〜055
[ここで会えたら]
No.056〜060
[家に寄ってく?]
No.061〜065
[ノラもペットも]
No.066〜070
[ガンバレお仕事]
No.071〜075
[心がバイオレンス]
No.076〜080
[ママのキッチン]
No.081〜085
[畑で収穫]
No.086〜090
[ちがう!誤解だ]
No.091〜095
[ほっとひと息]
No.096〜100
[リピート擬態語]
No.101〜105
[自然が相手だ]
No.106〜110
[楽しい食卓]
No.111〜115
[テンパる現場で]
No.116〜120
[体がムズムズ]
No.121〜125
[モノは大事に]
No.126〜130
[動きDE表現]
No.131〜135
[バカにすんない!]
No.136〜140
[あぁ、新品が‥]
No.141〜145
[のめりこんでて]
No.146〜150
COMING SOON
[奮闘ホリデー]
No.151〜155
一覧
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[リズムでノリノリ]
No.011(03.02.04) |
かたいかんかん
結び目が堅いようす。音便化が進んで「かてかんかん」と発音される場合も多い。ちなみに『かんかん結び』は、かた結び。
ex.) |
「あー、こんにかたいかんかんにしたら、後で取れんがいや〜」 |
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(あー、こんなに堅く結んだら、後で取れないじゃな〜い) |
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No.012(03.02.05) |
あついちんちん
液体の温度が高く、非常に熱いようす。主に、やかんの湯、燗酒、浴槽の湯に用いる。ってことは何℃以上が「ちんちん」な熱さという絶対的な尺度はなく、状況によって適正な温度との比較で「ちんちん」かどうかが決まる。
居酒屋で徳利を持とうとして、思わずこの語を発した地元大学出身者に対し、在京大学出身の同郷者が「オレは東京でこれだけは言わんように心掛けとった!」と笑い転げる現場を目撃したことがありますが、セクシーな連想が働くということでしょーかねえ?
※昨日、大石静脚本・堤幸彦演出のドラマ「ハンドク!!!」ビデオにて、TOKIOの長瀬クン扮する“バカイチ”狭間一番クンがこの語の後半を用いているのを発見。全国語だったのね。広辞苑(第五版)にはなかったけど、大辞泉には載っていた。でもまあ、地方独特の慣用表現を含むってことで、許して〜。(2003.6.11追記)
ex.) |
「あんたの入った風呂、あついちんちんで後のもんな入れんわ」 |
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(あんたの入った風呂、ものすごく熱くて後の者が入れないよ) |
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No.013(03.02.06) |
つるつるいっぱい
液体が、今にも器から溢れそうにいっぱいなようす。
昨日に続いて液体シリーズ。表面張力でいっぱいいっぱいに膨れ上がったグラスなどを思い浮かべていただくと、「つるつるいっぱい」のニュアンスが、気持ちお分かりいただけるのでは? お風呂の水を止め忘れた時などは、もうすでに溢れちゃってる場合にもこう言いますけどね。
ex.) |
「気の抜けたビール、こんにつるつるいっぱい入れて、どうせっちゅうげんて!」 |
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(気の抜けたビール、こんなにギリギリまで入れて、どうしろって言うんだよ!) |
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No.014(03.02.07) |
しんぶりまんぶり
ゆっくりと、しかも間歇的に、無理のない範囲で物事が進むようす。
うわー、これは標準的な日本語に当てはまる言葉はないでしょう。「ぽつりぽつりと」、「だらだらと」、「こつこつと」などに近いと言えば近いが、「だらだらと」が持つマイナスイメージも、「こつこつと」が持つプラスイメージもない。割と平常心な淡々とした感じです。
ex.1) |
「テレビ見ながらしんぶりまんぶり食べとったら、1袋全部食べてしもた〜」 |
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(テレビ見ながら、一つまた一つと食べてたら、1袋全部食べちゃった〜) |
ex.2) |
「こりゃあ今晩中に終わらんかと思ったけど、しんぶりまんぶりやっとったら、何か終わり見えてきたがいね」 |
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(こりゃあ今晩中に終わらないかと思ったけど、何も考えないで黙々とやってたら、何だか終わりが見えてきたじゃない?) |
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No.015(03.02.17) |
いーちくたーちく
「二列交互、且つ、一つおき」なようすを表す口語表現。
関連語句として、『すじかい』は、「斜め」のこと。
これも標準的な日本語にはないですな。なんでこんな状況を表す言葉が発達したものやら。
ex.) |
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[助けて!苦しー]
No.016(03.03.17) |
ひどい
風邪や病気で「具合が悪い、体がつらい、だるい、気分が悪い」の意。結構苦しい時に言う。運動中や運動後の疲れに対して用いることもある。
ちょっとゾクゾクするなど、「風邪かな?」程度の初期症状では使わない。もうだいぶん本格的にツラそうです。
ex.1) |
「何かひどいし、保健室行ってくるわ」
(何だか具合が悪いから、保健室行ってくるね) |
ex.2) |
「かわいや、聞いとるだけでこっちまでひどーなったわ」
(可哀そう、聞いてるだけで自分まで胸に迫ってつらくなったよ) |
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No.017(03.03.18) |
ものい
風邪や病気で「気分が悪い、体がだるい、具合が悪い」の意。ニュアンス的には疼痛な感じ。音便化して『もねー』とも。運動の疲れに対しては用いない。
「風邪かな?」程度では、まだあまり使わないような。だいぶん本格的にツラい時まで。「物憂し」(気がふさぐ)から転じたっぽいですな。
ex.1) |
「おとおと、おかもねげんと!」
(お父さんお父さん、お母さん気分悪いんだって!) |
ex.2) |
「やっぱり、まだものいし、今日も休むわ」
(やっぱり、まだだるいから、今日も休むよ) |
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No.018(03.03.27) |
しんどい
風邪や病気で「体がつらい、だるい、気分が悪い」の意。運動中や運動後の疲れに対しても、よく用いる。状況などに「無理があってキツイ」の意でも使う。
これは結構、全国区ワードかな?テレビ番組のタイトルにもなったし。病気の用法では、気分の悪さより、ツラさの比重が高い気がする。
ex.) |
「しんどーい。もうムリ。走れ〜ん」
(つらーい。もうムリ。走れな〜い) |
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No.019(03.03.28) |
えれー(えれ、えらい)
風邪や病気で「気分が悪い、具合が悪い、体がつらい、だるい」の意。運動中や運動後の疲れに対してもよく用いるので、直前ワード『しんどい』に結構近い。ただし「キツイ、キッツイ」の意では用いない。また、「ずいぶんと」の意でも使う。
「偉い」と同音(または音便形)だけど、随分意味合いが違います。
ex.1) |
「あたしえらいさけ、先帰るわ」
(あたし病気っぽいから、先に帰るね) |
ex.2) |
「か、えれでけな」
(こりゃあ、ずいぶんでかいな) |
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No.020(03.04.04) |
だやい
風邪や病気で「気分が悪い、具合が悪い、体がつらい、だるい」の意。単に、気分的に「だるい」「かったるい」時にも使う。
ex.1) |
「昨日からだやい感じする思たら、熱あるわ」
(昨日から全身だるい感じがすると思ったら、熱あるわ) |
ex.2) |
「何かだえーねーか?一緒にサボろっさ〜」
(何だかかったる〜くない?一緒にサボろうよ〜) |
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●これまでのワード●
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