[ 金沢便り2003.10月 ]
最初のページの金沢便りのバックナンバーコーナーです。
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10月31日(金) サンファームおぐら
午後、サンファームおぐらに寄る。夏以来であるが、今日もお客さんがいらしていた。今年は気候のせいもあって、色付きが悪いとホームページに書かれていたが、十分赤いトマトが直売場には積み上げられていた。それでも、「人生の楽園」で取り上げられた後に、一気に届いた注文の発送作業は手間がかかるので、そう簡単には終わらないのでしょう。地元のスーパー等にも卸しておられますので、余計でしょうね。奥様にうかがったら、年内はトマトが出来そうとのことでしたので、直接お邪魔して、買わせていただくのが一番です。午後は、直売場で販売されているとのこと。こんどはプチトマトも試してみよう。夜は城端で彩菜まつりの反省会。ツーリズム学校について、説明させていただく。
10月30日(木) 桜の植樹
民宿ふわに泊めていただいたので、手づくりの朝食を御馳走になる。「べん漬け」といういしりで漬けた大根の漬物、「いかごろ」というげそを中に入れてたいたいかなど、田舎料理の典型でした。女将さんも足が良くなられて、元気そうでした。午前10時から、しらいみちよさんが保育園のこどもたちと一緒に、桜の木を植える。場所はこども未来センター。大人の背丈よりも小さい桜の苗木を2本、前庭の一角に植える。植樹の後には、こどもたちの唄やしらいさんの歌も聞かせていただきました。童謡は十分楽しめたようですが、「風の盆」はこどもたちにはちょっと難しかったかな?こどもたちは自分達が歌うことの方がよいようだ。夜はまんなか市の会議。若手が3人も参加してくれると、それだけでもうれしくなりますね。それも、遠慮せず発言してくれることが素晴らしい。商店街の未来を感じる会議でした。声をかけてくれた干場金物店の息子さんもえらい。やさしい印象の人ですが、よく考えているんですね。

民宿ふわの朝食
桜の前で記念撮影
10月29日(水) 酒蔵コンサート
能都町の数馬酒造で酒蔵コンサートが開かれる。5年連続でしらいみちよさんがゲスト。港からの川沿いや道路沿いにも菜種油で灯したあかりが置かれ、近所の人も物珍しそうに眺めておられました。コンサートが始まる前に蔵の中で、おでんとお酒をいただく。樽の蓋が即席のテーブル。地元の人を中心に100人以上のお客さんが集まる。仕込み蔵の2階がコンサート会場。大きな梁が走る板の間は酒蔵らしい。伴奏者はいなかったので、しらいさん一人で何役もこなす。最初に宇出津小学校の子ども達と一緒に「のとの風」という曲も歌って下さいましたが、好評でした。後片付けも手伝って、一緒に宝寿司で反省会。美味しいお刺身と寿司を御馳走になりました。森づくり談議で盛り上がる。同じゲストが毎年来るという企画もいいもですね。

子供たちと歌うしらいさん
反省会で寿司をいただく
10月28日(火) 具体的に決める
夜は、鳥越村で会議。にわか工房の経営のあり方について議論する。運営組織の役員を名前を上げて決めていただく。個人名も入ると、いきなりリアルになります。重要なことは、具体的に決めることです。集落には集落の物事の進め方があるという感じです。手間ひまはかかりますが、皆さんが納得した形で、事業のフレームを詰めてゆくしかありませんね。そこに一つのスタイルがあります。当方で作成したレジュメも、皆さんが事業を考えるヒント、視点にはなるのではないかと期待しています。
10月27日(月) 鬼やしき
福わ家の隣の鬼やしきに行く。時間的に余裕のある時でないと行けない釜飯専門店です。注文があってからごはんをたく仕組みになっています。お茶とお菓子、味噌汁、漬け物、最後に釜飯と順番に出てくる。五穀入りの釜飯をいただく。一人で食べるには量が多いから、少食の人は2人で一つでもよいくらいですね。お漬け物と味噌汁は別に注文できますから、そのような楽しみ方も想定されています。12時前にお邪魔したが、既に何組もいらしていて、秋の行楽シーズンなんでしょうね。たまにはのんびり昼食をいただくのもいいものです。そうはいっても店にいたのは1時間程度でしょうが。

鬼やしきの釜飯
10月26日(日) 天湖森2
天湖森道路開通記念イベントの様子を観に行く。釣り大会やスタンプラリーなど、参加型イベントもあったので、高岡や隣町の大沢野からの参加者も多かったようだ。天湖森は高台の上にあるが、ゆったりとした芝生広場やテニスコート、パークゴルフ場、釣りが楽しめる池、オートキャンプ場、屋根付きのバーベキューガーデン、ケビンなどがあります。富山市内からも30分もあれば来れる場所なので、便利です。土曜日にはケビンの予約がいっぱいのようだし、キャンプのお客さんも多いようだ。新しい導入道路が出来たので、国道41号線から入りやすくなりました。眼前には神通峡谷と呼ばれる山々が眺められ、紅葉がきれいです。もっと、積極的に広報すべきですね。道の駅の林林にも寄るが、休日とあって人が多かった。

天湖森のオートキャンプ
10月25日(土) 石川の森づくり2003秋
白峰村の西山地区で、木を植える。石川の森づくりの活動です。このエリアですでに5年目かな?、木を植え続けています。春は植えた場所の草刈りも行っています。今日は、トチ200本、ミズナラ200本、ブナ200本を60名強のメンバーで植える。ひとり10本程度であるが、それなりの運動です。一度穴は掘っていただいていますが、そこをさらに掘って植えます。1時間以上かかって、ようやく植え終わる。青空が広がり、白山が眼前に見え、絶好の日和です。作業が終わった後は、林業研究グループの皆さんが作って下さったきのこ汁を御馳走になりました。美味しくて思わずお代りをしてしまいました。家族連れが多く、秋の恒例のファミリーイベントになっている感じです。夕方から八尾で観光カリスマの祝賀会がある。観光協会の福島順二会長が観光カリスマ百選の今年の10月に選ばれています。日本観光協会の古賀学氏の「観光カリスマの趣旨と期待」と題する記念講演や、おわらのステージも楽しませていただきました。最後はロビーで懇親会。富山市長や消防庁長官も駆け付けられ、賑やかな祝宴でした。観光カリスマは全国で51名選定されており、富山県は3名いらっしゃいます。氷見の堂故茂市長、利賀村の中谷信一氏、そして、福島会長である。

白山を背に木を植える
観光カリスマ祝賀会でのおわら
10月24日(金) ツーリズム学校
12月13日に九州・小国の江藤訓重さんと安心院の中山ミヤ子さんに城端にお越しいただいて、ツーリズム学校を開催することになりました。江藤さん、中山さんに連絡しましたら、快諾いただきました。お二人とも気持ちよい人です。だから、多くの人が彼等の回りに集まって来るのでしょうね。江藤さんは九州ツーリズム大学の事務局長として最初から運営の核にいる人ですし、養豚の仕事もされています。中山さんは安心院で一番多くのお客様を受けれている農家民宿です。どんな話しができるか楽しみです。午後は中島で商工会連合会の研修。積極的に新たな事業に取り組まれている方々が集まってくださいました。牡蠣の販売から飲食に取り組まれるという方や、お菓子屋さんがお休み所を作り、甘味やお茶と御菓子のセットメニューを提供されていたりとか、手づくり惣菜にこだわっている食料品店さん、地域の素材を活かしてアイスクリームを作っている酪農家、伝統の製法にこだわる飴屋、奈良漬けからおにぎりの製造も始めた女性グループ、古代米の生産からいろんな商品展開をしているグループなど、頑張っている人はたくさんいるものです。
10月23日(木) お客様参加のホームページ
今日は鶴来町のクレインで商工会連合会の研修。山中温泉・明月楼の北村さんや白峰でとちもちを作っている志んさの織田さん、竹商店の竹さんも出席して下さる。人数が少なかったので、ひとり一人の課題に少しはお答することが出来たかな?それにしても、仕事をしながらホームページを更新するのは大変のようで、せっかく自分で作られていながら、更新頻度が少なく、観られなくなっているのはもったいないですね。毎日何らかのことを書く事を習慣化することが必要ではないか。その方法の一つが、来られたお客様の写真やコメントを掲載することです。お客さまとのコミュニケーションの糸口にもなります。遠慮がちに、お客さまに提案し、「いいですよ!」と言われれば、デジカメで写真を撮り、感想をうかがって、ホームページにアップするのはどうでしょうか。夕方は城端でツーリズムの打ち合わせ、いよいよ、ツーリズム学校を始めます。
10月22日(水) 総論と具体論
羽咋で商工会連合会の研修に出る。最初に食品づくりの基本について話すが、後半の参加者からの質問や課題のお話をうかがってのやりとりの方が面白かった。参加者のレベルによって、話すべき内容が異なるべきであるが、いろいろな人が混ざっていると、難しい。参加者リストはいただいていたが、課題が見えなかった。最初に質問なり、課題を出していただいた方が良いかも知れませんね。強いて言えば、総論は少なく、事例分析などの具体的なお話をすることと、最初から懇談会方式にしてしまうことでよいのかもしれない。研修会だからと言って、必ずしも講義は必要でないと思う。自ら学ぶことを基本と考えるならば、参加者同士の議論や体験からの学習をコアにすべきではないか。
10月21日(火) 事実の確認と可能性の追求
夜は井波でTMOのワーキング。今日の議論で感じたことは、思い込みが多いという事。そんなことしても駄目とか、そんなことでは儲からない、あそこは苦しい、というようなとらえ方が多いです。身近な人たちとの議論に基づき、そのようなとらえ方になっているのでしょうが、事実を確認すべきですね。発見があったのは、井波の中心街にあるショッピングセンターの業績がいいことです。予想よりはるかによい業績に驚きました。地域の生活者に密着した事業を展開すれば、もっと、業績がよくなるかもしれません。中心街での事業も、彫刻からアートへ、領域を広げることで、もっと多様なことが可能になるように思う。
10月20日(月) 天湖森
細入村の天湖森でスタッフの人達とキムチ鍋をつつく。途中、村長も参加され、今後の展開について、議論する。できることはいっぱいありそうです。周辺の森を活かして楽しめることとしては、森を歩く、きのこ狩り、動物の足跡探し、バードウォッチング、炭焼き体験、薪割り体験、木工体験、リースづくり、ログハウスづくり、リーフアート、森づくり体験、など、名前に相応しいことだけでも盛り沢山です。地域の名人たちをネットワークすることでも、多くのことができます。今年のうちから、可能なことを実験し、全国の体験型の施設で研修していただきましょう。そのまま泊まるが、車の音のしない森の中の施設です。

森に囲まれた天湖森
10月19日(日) 彩菜まつり
いつものように、5時半に松江を立ち、昼には金沢に帰り着く。一旦事務所に戻り、城端に向かう。昨日から行っている彩菜まつりの様子を観に行く。パンづくり教室、パラグライダー体験、織物体験、人力車で城端のまちまぐりなど、体験交流型のメニュ−を沢山行っていました。桜ケ池のヨッテカーレの前では野菜や加工品、植木の販売や、岩魚焼き、焼き芋、クレープなどの実演販売も行われ、大勢の人で賑わっていました。秋の行楽シーズンということもあってか、人出はいいみたいです。それと、ソーセージ、パン、織物など継続しているメニューは確実に定着してきていますね。

牧場でのパラグライダー体験
10月18日(土) 松江フォーゲルパーク
午前中はフォーゲルパークへ行く。フォーゲルとはドイツ語で鳥を意味します。ふくろうと花の楽園という感じ。白いふくろうやいろんな種類のふくろうやみみずくがいます。ふくろうのショーも行われています。音を立てずに飛ぶ姿が面白い。センターハウスではベゴニアが1500種、コリウス170種と花が溢れています。斜になって動く歩道や展望台、水鳥池など盛り沢山です。水鳥池ではえさを与えることもできます。水車でひいたそば粉で作ったそばをいただく。午後は松江市内でセミナー。参加者は少なかったおかげで、テーマは設定しやすく、12月の地域づくり人交流会の分科会にできそうな議論をしていただけました。夜は松江城のそばの「お堀端の家 kaelu」(松江市殿町283 TEL0852-28-2082 火曜定休)で懇親会。古い日本家屋を使っていますが、デザインがしゃれています。オーナーの須山広子さんはグラフィックデザーナーだったそうです。彼女のセンスが随所に表現されています。心地よい空間、サービスでした。日替わりランチや喫茶もあります。普段は午後7時までとのことですが、お願いすれば、夜も利用できるようです。

フォーゲルパーク

お堀端の家 kaelu
10月17日(金) 奥出雲葡萄園
地域づくりセミナーのために島根に行く。ふるさと島根定住財団の松浦さんに木次町の奥出雲葡萄園(木次町大字寺領2273-1 TEL 0854-42-3480 火曜定休)に案内いただく。有機栽培の葡萄でワインを醸造しているが、日本で一番小さなワイナリーとのこと。スタッフも若い。社長は木次乳業の社長、佐藤貞之氏。食の安全を追求されている。地下の貯蔵庫もきれいでした。茅葺きと瓦葺きの宿泊できる建物も近くにあるので、美味しいワインを存分にいただくことも可能です。木次乳業の牛乳やチーズも人気のようです。

奥出雲葡萄園
10月16日(木) テープおこし
自分が講演したテープをおこして原稿にしてみると、表現の変なところとか、繰り返しの多さ、表現上のくせなどがよく分かります。そのまま原稿になるようなしゃべりでないことはたしか。編集が必要なわけです。そのような観点でみると、忠実にしゃべったことばをおこして報告書にするのは、止めて欲しいと思うね。商工会連合会の特産品懇談会はプロを入れているので、テープおこしが完璧なのですが、変な表現もそのまま残ってしまいますから恐ろしいです。
10月15日(水) 鯨フォーラム
午後、能都町で鯨フォーラムの打ち合わせ。高峰が請け負っているのはパネルディスカッションのコーディネータと食談のゲスト役であるが、全体は「鯨楽旬談」というタイトルの事業になっていて、2日目には漁業体験も組まれています。そのおかげで、どうもポイントがぼけているのか、参加者の集まりがよろしくない。メインはタイトルの通り、鯨を食べることにあるのだから、そのことを明確に打ち出すべきだし、そこだけでも参加できることにすれば、参加しやすくなります。鯨を食べたいという人と、漁業体験をしたいという方は必ずしも一致しないのではないか。情報としても詳しいものが出ていないので、分りづらくなっています。今からでも追加情報として、鯨料理や食談の組み合わせ、体験の内容をネットやチラシを使って発信すべきですね。夜は、「割鮮のむら」(泉野出町3-3-32 TEL 076-241-6720)で食事をしながら打ち合わせ。お刺身、手作りとうふ、棒寿司など美味しいものをいただけました。

のむらのお刺身
10月14日(火) にわか工房
鳥越村の三ツ屋野地区で来春開業する予定の「にわか工房」についての会議に参加。理事会を組織していただいたので、いよいよ、具体的なことを決めていきます。半年を切っていますので、早急にまとめる必要があります。次回は一番分りやすい商品について整理していただきましょう。なし崩しで、包材やリーフレットを作ってきていますが、開業のための予算を明確にするためにも、商品計画を確定して、その包材や販促資材を制作しないといけません。事業開始のために決めるべきことは多いが、そのことについて認識されている人は少ない。繰り返し、全体像を話し続けないといけませんね。
10月13日(月) 雨の坂のまちアート
坂のまちアートin八尾の最終日。能都町商工会女性部の皆さんと回る。昼食は北吉の娘さん御夫妻が経営する「たつよし」(八尾町鏡町TEL076-455-3460)でいただく。お届け料理専門であるが、予約すれば、座敷でいただくことも可能です。お刺身、てんぷら、茶わん蒸し、栗ごはんなどがついて2000円は美味しくて安かったです。雨が降り続いていたが、各地からの視察のお客さんをはじめ、多くのお客さんが見受けられました。能都町の皆さんには新しいことに挑戦しているお店を中心に回っていただきましたが、いい刺激を得ていただいたようです。私が何度か紹介していましたが、やはり、実際の様子を見て、直接お話をうかがうと違います。

たつよしのお食事
10月12日(日) 八尾
今日も八尾に行く。打ちたてのそばや八尾高校生たちの作ったやきそば、串焼き、ごへい餅、商工同友会のそばなどもいただく。先日見ていなかった会場を中心に回る。金曜日に比べれば、遥かにお客さまの数は多い。坂の上から見ていると、お客さまが右左にぶらぶら歩いて会場をめぐっているのがよく分かる。住民の方々の野の花展もいろんな表現、楽しみ方があって、いいですね。それだけを撮影して回っても、膨大な数になります。明日は能都町商工会女性部の方々とめぐります。

玄関先のアートな表現
10月11日(土) 地域づくりシンポジウム
能登空港で行われた地域づくりシンポジウムに参加。地域づくり表賞、パネルディスカッションの後、分科会がある。第3便「お宝半島の体験活動」に出席。ただの参加者として加わっていたので、勝手にどんどん発言させていただく。コーディネーターであれば、参加者全員の発言を求めるところであるが、今回は問題点をどんどん指摘し、今後に向けての提案をする。体験活動のメッカにするためには、ひとつひとつのメニューを磨くことが必要ですし、そのことをコーディネートする組織が民間ベースで育つことが重要です。観光協会等が行っても構わないし、(有)のとのような企業がそのような担い手として活躍できるようにならないといけない。最後はレストランで懇親会。輪島に移ってからは、居酒屋で静岡の田中さん、楠山さんたちと、遅くまで賑やかに過ごす。

懇親会
地物をいろいろ味わった居酒屋・たぬき
10月10日(金) 坂のまちアートin八尾
坂のまちアートin八尾が始まる。津和野の齋藤さんと一緒に回るが、回りきれませんでしたね。観光会館のホールで八尾高校伝統芸能部のおわらも鑑賞させていただきました。平日にも関わらず、中高年の女性客がたくさん目立ちました。いいことです。すっかり定着してきた感じです。新しい会場や新たな参加者も確実にあって、毎年来ていても楽しめます。もちろん、いつもの会場、いつもの作家も多いですが、趣向や作品が違うと、十分楽しめます。天気さえよければ、月曜日まで賑わうことでしょう。今年は町民広場の駐車場から石垣の階段をあがり、まちの中に入りましたが、石垣の途中にも作品展示がありますから、お見逃しなく!

花を活ける
10月9日(木) ローズマリー
朝一番に八尾へ行く。坂のまちアートで使う和紙製のタペストリーの追加分を持参、コーヒーをいただいた後、能都町まで走る。今度は坂のまちアートのパンフレットを商工会に届ける。月曜日に女性部の皆さんに視察に来ていただきます。それだけのために行ったわけではないですが・・・。帰りに、河北潟干拓地に寄り、俵さんのハーブ園をのぞく。お店もきれいにできて、ガーデンも徐々に整っています。フラワーアレンジ教室やハーブクッキング教室も行っています。干拓地の広々とした風景は気持ちよい。牧場が経営するソフトクリームの店や野菜・花の直売店も増え、楽しめる場所になっています。俵さんのハーブ園は干拓地のちょうど真ん中の集出荷場の並びにあります。干拓地全体は、俵さんから相談があった時に勝手に描いた「河北潟干拓地=観光農場」構想に近づいています。詳しい情報

ハーブ園
10月8日(水) ツーリズム
城端の日でした。午前は織館の運営委員会。9月はむぎや祭りもあり、まずまずのお客様で、収支もちょうどでした。体験のお客様も遠方からコンスタントに来ていただいています。今後、体験のお客様の感想や作品をホームページで紹介いただくこと、12月にギャラリーで、正月を意識した布を使った作品の展示販売を検討いただくことを提案する。昼は、クアガーデンのレストランでランチをいただく。女性客を中心に賑わっていました。午後は、役場で南砺ツーリズム協会(仮称)の設立について打ち合わせ。年内に設立することを目指して、準備に入ります。合併を見越して、城端町に限定せず広域で参加者を募りたいもの。九州ツーリズム大学とも連携してゆく予定です。
10月7日(火) 新たなフレーム
山中で湯座屋市の会議。観光協会の女性委員会だけでなく、東谷、西谷の農業女性グループのメンバーも参加されたので、これまでの議論から大きく発展しました。次年度は毎週、湯座屋市を開催し、農業者に沢山参加いただいて市を立てることを目指します。旅館や商店の女将さんは場の設定とお手伝いはいただくとしても、売り子のメインからはずれることです。商店は市に合わせて店を開け、旅館はお客さまを市に案内するということで、中心市街地にもっとにぎわいを作ることです。そして、歩いて楽しいまちづくりを進めていただきたものです。空き店鋪などを活用して、常設の市場が形成されることが目標です。参加メンバーが変わると、事業のフレームも大きく変えやすくなりそうです。
10月6日(月) 彫刻美術館
井波でTMOのワーキング委員会。井波美術館の関係者も参加されていましたので、美術館について議論が盛上がる。これまで、40数名の同人の方々が自らお金も労力も出しながら、自分達の作品を展示するために頑張ってこられたことは評価されます。しかし、そのための限界もあります。自分達のできる範囲での発想に止まっています。日本で最も彫刻家が集まっている町という特性を活かすのであれば、もっと大きな発想をすべきですね。日本を代表する彫刻美術館を作るべきではないでしょうか。地元の作家の作品展示はもとより、全国、全世界から彫刻作品を集める美術館にすべきでしょう。全国から彫刻をしたい若者が集まってくる町なのですから、彼等にいい刺激を与えられるような作品や資料を収蔵した美術館が必要です。国際木彫キャンプを継続開催し、参加作家の作品が町内に展示されており、国際とうたってもよい素地もあります。議論の中で、大きく発展しました。全体での議論でしたが、少なくとも私にとっては触発的な場になりましたね。
10月5日(日) コスモス
美川の叔母さんのところに行き、昼を一緒に食べる。高齢者の一人暮しは大変そうです。僕らがいる間、ずっと話し続けていました。不安や悩みは尽きない。一人になった時のことを計画中です。それも、仕方がないことか。子どもたちと一緒に暮らすことも叶わないとなれば、老人ホームにでも入るしかありませんね。帰りに松任の車遊館近くのコスモス畑に寄る。盛りを過ぎている感じですが、まだたくさん咲いています。家族連れが沢山来ていました。

コスモス畑
10月4日(土) 月見のおわら
夜は八尾での「月見のおわら」を見に行く。恒例の事業になりつつあるが、近畿日本ツーリストと組んで行っている事業のため、一般には案内していない。近畿さんが1晩で3000人集めてきているので、諏訪町通り、上新町通り、観光会館前特設ステージは人であふれていました。7時から始まり、9時間近くなると、諏訪町通りの一番坂の上では、ゆったりと拝見することができました。最後には、地方だけでの流しもしていただけました。これがなかなかいいです。踊りをメインに考えている観光客がそんなに集まってこない。しかし、歌い手には話声が気になるようですが、このような時のマナーが問題ですね。

諏訪町通りでの町流し
10月3日(金) 秋の能登路
デザインのプレゼンに能登に向かう。絶好のドライブ日和でした。すすきの穂が波打ち、紅葉にはまだ早い山並が続き、青空に白い雲が・・・。空気が澄んでいるせいでしょうか、色が鮮やかです。電線の無い山はのどかな印象を与えてくれます。柳田村の道路沿いにはサルビアの花が真っ赤に咲いています。時々見かける名人がお世話をされているのでしょう。毎年のことながら、感心してしまいます。能登は海のイメージがありますが、車で行くと、羽咋から奥は、山の中を走るのです。
10月2日(木) 細入村
細入村の村長に初めてお会いしました。村営施設の経営の現状と課題についていろいろとお話をうかがう。ざっくばらんで明るい方です。楽しく仕事をさせていただけそうだ。観光担当の悟道(ごどう)さんという若手スタッフにも紹介いただいたが、意欲的でいいですね。いろいろ話をしていて、アイデアがひらめいてくるような人とご一緒したいもの。その意味では村長さんも悟道さんも、同じような感じです。延々4時間近くも滞在してしまいました。昼、楽今日館でごちそうになった昼食も美味しかった。人気があるわけです。夜は、井波で「心泉いなみ」の勉強会にゲスト参加。自分達で事業主体を創り、新たな事業に挑戦しようとしているところが魅力です。やはり、全体での議論より、少人数でグループ分けしてしてからの方が話しが盛上がりました。

楽今日館でのお昼
10月1日(水) 南砺の秋遊び
福光、城端、井口、五箇山の4つの商工会で行う「南砺の秋遊び」がスタートしましたので、デモンストレーションの意味も込めて体験場所を見て回る。福光でGenta glassスタジオ、福光陶園、城端のクアガーデン、井口の民宿三太郎、五箇山の桂湖とめぐる。Genta glassスタジオでは参加者のスケッチしたグラスをその場で相談しながら作っていただきました。自分で簡単なものを作るよりも贅沢な体験かもしれません。デザイン・ディレクション体験とも言えます。三太郎では串に刺した岩魚を炭火の周りに立て、焼け具合をみながら、途中で向きをかえて焼き上げます。この間のご主人のお話が面白いのです。焼き立ての岩魚と手打ちそばをいただき、満足しました。最後の桂湖ではカヌーに初めて乗りました。すでに秋の気配がただよう湖面からの眺めが楽しめました。

岩魚と三太郎のご主人

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