[ 金沢便り2003.4月 ]
最初のページの金沢便りのバックナンバーコーナーです。
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4月30日(水) 川島織物
城端の織館の展示替えが行われ、その説明をうかがいに行く。京都の川島織物文化館の学芸員の方が説明して下さいました。日頃から川島織物の歴代の作品について研究されている学芸員さんから話が聞けるというのは、一番贅沢な機会かも知れませんね。展示期間中にもこのような機会があるといいのですが・・・。1910年に開催された日英博覧会に出品されたものも素晴らしいのですが、1905年のベルギーのリエージュ万国博覧会に出された作品「百花百鳥之間」の図案がすごい。空間全体のイメージをパースとして描いたものです。壁や天井だけでなく、椅子やテーブル、暖炉やドアに至る全てのイメージを作り、それに基づき、展開図として下絵を書いて、織ったり、彫刻をして最終展示品が作られたとのことです。椅子のフレームの彫り物まで最初にイメージが作られており、悉皆業としての面目躍如といった感じです。見応えがあります。

リエージュ万国博覧会出品「百花百鳥之間」
4月29日(火) 年をとる
小舞子の叔母さんを金沢までお連れする。途中、川北の病院に入院中の叔父さんを見舞う。のどかな空気が流れているが、叔父さんいわく「もう飽きた」とのこと。それはそうでしょう。いろいろ、プログラムを組んでいただいているようですが、テレビを見ている時間が一番長そうですからね。静かな人が多くて、退屈するのもたしか。それでも、食欲はあるようですから、食べることを楽しみに、一日一日を過ごしていただくしかないです。ところが、この施設にいられるのは6月までとのこと、その後はいったいどうなることやら・・・。叔母さん一人でお世話できる状態ではないのはたしか。
4月28日(月) 森と海との関係
例えば富山湾で、湾に注ぐ川の水に含まれる物質と富山湾の中の水に含まれる物質の相関関係を調べられないか。川の流域にある森林からもたらされる養分が豊かでなければ、海は豊かにならないと言われる。そのことを検証できるといいのだが。水産試験場や大学でそのようなことをしていただけないものであろうか。畠山重篤氏の『森は海の恋人』を遅ればせながら手に入れ、読みはじめる。
4月27日(日) 社葬
快晴のもと、アムズ株式会社の会長・谷口一郎氏の葬儀に参列。大勢の人がお越しになられていたので、会場から人があふれていました。浄化槽業界、管工事業界の全国組織の役員もされていたので、全国から人が集まっていた。北国設備工業からアムズに社名を変更する際にお手伝いしたので、会長にも病院でお話をうかがったことがある。人柄のいい方でした。息子である現社長のことを気に掛けておられたお言葉とお姿が偲ばれます。
4月26日(土) チューリップ
砺波インター周辺の畑ではチューリップがいっぱい咲いています。いろんな種類の花が楽しめます。チューリップフェアが開催されていますので、フェアの会場でも沢山のチューリップが楽しめます。全国から多くのお客さんがお越しになっています。高速道路上からも眺められます。畑では花の摘み取り作業が進んでいます。摘み取り用の機械もありますが、残った花はひとつひとつ手で摘み取ります。大変な作業ですね。フェアのきれいな会場だけでなく、そんな情景も眺めていただくといいのではないかと思います。

チューリップのグラデーション
4月25日(金) 金蔵学校
輪島の金蔵学校に取材に行く。柳田村の中心から山に入り、6、7分で着く。予想以上に近い。輪島の中心部に行くより、柳田村に近く、穴水から30分ぐらいだ。驚くのは集落の中がきれいなこと。花も多い。寺が5つあるというのも特長です。棚田の維持管理には苦労されているのであろうが、集落の中は水田の準備が進んでいました。小学校がなくなったことを契機にスタートしたむらおこしの活動も、具体的なことをどんどん行うことで、新たな出会いを創造してきているところが面白い。中心メンバーが相対的にまだ若いこともフットワークの良さにつながっているのかもしれない。つつじ1000本運動や千本桜など、取組みが分かりやすい。

金蔵の案内板
4月24日(木) リンク集の見直し
リンク集を順番に見直しているが、アドレスが変わっているところが多い。頻度よく見直しをかけないといけませんね。それと、この4月でホームページを更新されたところがたくさんあります。これを機会に、以前みたことがあるページものぞいてみるといいかも知れません。当方のリンク集も利用の多い順にチェックしていますが、件数が多いため、一気にはいきません。徐々に追加、修正を行って参りますので・・・。
4月23日(水) わいち商店街
取材で能登に行く。最初に、田鶴浜で「七尾西湾の自然にふれあう会・散歩路」のお話をうかがう。しっかりとした活動をされていますし、今後の課題も明確です。観光客が増えていますので、ガイドの養成が急務です。その後、輪島のわいち商店街に行く。昼は一角にある「やぶ」でそばをいただく。いっしょに御馳走になった「そばぜんざい」はそばがきがふんわりしていて、ちょうどよい味でした。わいち商店街は朝市通りに続いてありますが、その間に浜の駐車場に向けての大きな道路ができたこともあり、お客さんの数は少ない。もっと積極的にアピールする必要がありますね。最後に、七尾で薬師の里・郷土食研究会のお話をうかがう。具体的な商品を作っているところは話が分かりやすい。もっと売れるようになるとよいですね。

そばがき入りそばぜんざい
4月22日(火) 何を考え、何を企画するか
新しいことを企画し、それの実現に向けて活動するということが、私どもの仕事ですから、まず企画を考える時間が必要です。物理的な絶対量ではないが、一定の時間が必要になります。それは、考える前提として、いろんな本を読むこと、現場を見ること、当事者の話を聞くことなどが必要だからです。そのようなことの蓄積があってこそ、新しいイメージは浮かんでくるものです。その部分の時間が足りないといけませんし、面白い仕事はできません。それと、当事者の中に触発的な存在がいることも重要な要素です。
4月21日(月) インターネットの効用
かつて東京にいた時に一緒に活動していた知人の消息を知るべく、検索エンジンで名前を入れて調べるといっぱい出てきました。いろんなシンポジウム等でパネリストをしていたりと活躍の様子です。大学に残ったメンバーについても調べてみましたが、しっかり助教授になっていました。安心しました。インターネットは消息確認のメディアとしても有効ですね。逆もあるのだろうと思います。自分の名前で検索をかけるといくつか出てきますので、・・・。いろんなお仕事をさせていただいているおかげです。
4月20日(日) とうふや
伊勢神宮に行く。門前のおはらい町やおかげ横丁を見学することが目的であるが、久しぶりに伊勢神宮に参拝する。20代に来て以来かもしれないが、空間は素晴らしい。昨年は出雲大社に何度かお邪魔したが、空間のつくりが相当ちがう。庭の広さや緑の多さ、川の水量も多い。雨上がりのせいか、適度に湿度を帯びた空気が独特の雰囲気を醸していた。おはらい町を散策し、五十鈴川沿いのとうふやという店で昼食にする。川を眺めながら、木造の空間でいただくとうふ料理は格別です。おはらい町もおかげ横丁も新たに作られた店が多いようであるが、木造の空間づくりが徹底していて、見ごたえがあります。森や川が近いために鳥たちも飛んでいて、それもよい印象を与えてくれます。赤福の本店で赤福とお茶をいただき、最後に伊勢うどんも試してみる。評価は・・・です。

とうふや
4月19日(土) ひつまぶし
伊勢に行く途中、名古屋に寄り、ひつまぶしをいただく。城端のかねしまさんでは何度かいただいていたが、本場は名古屋とのことであったので、名古屋でいただいてみる。基本は一緒であるが、器の大きさとか微妙な味付けがちがう。木をくりぬいて作ったおひついっぱいにごはんとうなぎがつめられているのには驚きである。茶わんに3杯分ぐらいは盛り込まれていた。熱田神宮の近くの店が有名であるが、今回は緑区の小さな店に行く。しかし、ひつまぶしで有名な店で、大半のお客さんが注文します。店の前には椅子が置いてあり、混んで来ると順番待ちが大変そうです。うなぎを名古屋で食べるのもいいものです。

ひつまぶし
4月18日(金) ヴォイス・ミュージアム
小矢部のヴォイス・ミュージアムに行く。砺波の観光のホームページに紹介できればと、初めて見学にいきましたが、予想以上に素晴らしいところでした。オーナーの藤原さんのこだわりがすごくて、蓄音機の多くが今でもちゃんと音が出ます。エジソンにこだわって集められたコレクションも魅力的です。奥様が運営されているエコーホールは音楽喫茶になっていて、コーヒーをいただきながら、蓄音機で昔のレコードを楽しむことも出来ます。12月にはクリスマスコンサートも開かれるとのこと、是非参加してみたいものです。

エジソンの展示
4月17日(木) ほくと・北砺
小矢部と福岡を取材して回る。行政的には北砺というらしい。「ほくと」と言われてもピンとこなかったが、地図上の位置関係からすれば、確かに砺波地区の北側です。倶利伽羅不動や稲場山牧場、クロスランド、家族旅行村、ミュゼふくおかカメラ館、フェルベール、八仙などを回る。昼は8号線沿いにあった八仙(0766-64-1222、11:30〜15:00、月曜定休)で「ふわふわオムライス」をいただく。たまごの町らしく、オムライスだけでも4種類ありました。「ふわふわオムライス」は薄味で食べやすい。食後のコーヒーとプチケーキが無料というのもうれしい。雅楽の館の後ろの部分でうどんをメインにした店も同じ名前で経営されているが、そちらは休業中とのこと。ゴールデンウイークには開かれるようである。外観につくりものをつけてあるので、一見不安になるが、中はいたってまともでした。まねきねこのような立体看板は「つくりもんまつり」からの発想であろう。水が違うので、こちらではうどんは出していないとのこと。

八仙のオムライス
4月16日(水) ネットの設定
遅ればせながら、事務所のインターネットへの接続をフレッツISDNに変更する。マニュアルに従ってやっても、うまくいかず、NTTさんとプロバイダーにそれぞれ問合せをしてみましたがよく分りませんでした。それで、石川県産業創出支援機構の金平さんに教えていただきました。本当の専門家はやっぱり違いますね。アドバイスいただいた通りにやってみたら、うまくつながりました。スピードも飛躍的にアップしました。スタッフにgroovy-net.co.jpでのメールアドレスも設定できました。基本的な仕組みをよく理解していないと、どこに問題があるか良くわからないものです。それと、マニュアルの限界が良くわかりました。TA(ターミナルアダプター)の設定のことまでは書いてありませんでしたね。
4月15日(火) 久しぶりの能登
久しぶりに能登に行く。能都町役場と商工会にお邪魔する。今年の事業についても相談する。中心商店街はまんなか市を行っていたので、役場の前に車をとめぶらぶらする。「やまださ」でラーメンを御馳走になり、「かみこ鮮魚」で、魚を選びお刺身を作っていただきみやげにする。午後は穴水でワイン事業の会議、町長さんも参加されたので、基本的な方向が決まる。夜は地場産業振興センターで地域づくりのコーディネーター会議。事務局が企画課に変わったので、顔合わせと今年の事業について相談する。担当課長はかつて河内村に出向されていた酒井氏であった。

お刺身
4月14日(月) 桜が咲いています
くもり空だが雨ではないので、まだ桜が咲いています。自然の采配で、毎年花の咲き方が違うから、よりいとおしく感じるのではないでしょうか。花は季節を感じさせてくれると同時に、自然の力と不思議さを伝えてくれる存在なのです。桜のように目立つ花だけでなく、路傍に咲く草花を見ていてもそうです。こんな劣悪な環境でよく花をつけるものよという植物がいくつもあります。たんぽぽなどはその典型ですね。

事務所前の桜
4月13日(日) 庄九郎
春の五箇山に行く。雪がまだまだ残っているが、ふきのとうや桜が咲きはじめ、確実に春が訪れています。昼は平村の村上家の横の駐車場に面して立っている「庄九郎」でいただく。山菜定食がおすすめです。山菜の盛り合わせ、五箇山とうふ、そば、漬け物などもついて1300円です。茅葺きの古い館でいただく山の幸は美味しい。裏庭には水芭蕉も咲いていました。村上家や菅沼の合掌集落も見学。土手には山野草の花が咲いていました。福光のぬくもりの郷ものぞいたが、凄い人でした。温泉を楽しみに来る人が多いようで、農産物直売所も賑わっていました。

庄九郎の山菜定食
4月12日(土) 織館オープン
9時半から織館のオープニングセレモニー。あいにくの雨であったが、テープカットの時には小降りになって良かったです。2階の体験工房でセレモニーを行う。セレモニー終了時には一般のお客さんで1階はいっぱいになっていました。その後、さっそく織体験をされるお客さまもいらしていて、おおいににぎわう。その後、しだれ桜まつりも見物、商売の未来を考える会に参加して下さっていた八百屋さんにもお邪魔し、御夫妻をとしばらくお話をさせていただく。地物がいろいろと取り揃えてあるにもかかわらず、そのことが明確に表示されていないところがおしい。

テープカット
4月11日(金) 桜ケ池クアガーデン
夕方、城端の織館で川島織物コレクション展の展示が終わったところで、記録用に撮影させていただく。本来は撮影禁止です。作品の保護のために照明も落としてあります。りっぱな作品の数々に、川島織物さんの素晴らしさがよく分かります。夜はクアガーデンに泊まる。久しぶりに食事をいただくが、盛り沢山でありました。

クアガーデンの一皿
4月10日(木) 織館(おりやかた)竣工
織館の竣工式が行われる。神事の後、館内を見学。2階の体験コーナーでは7台の高機や10数台の卓上の織り機が並び、一斉に高機で織っていただきましたが、感動的なシーンでした。ようやくここまで来たという感じです。最後の準備委員会で議論した靴を脱いで上がっていただくという仕組みも出来上がっていました。靴を脱いだ方が心地よいように思うのは私だけではないと思う。それと、建物と商品を大切するという観点でも靴を脱いだ方がいいですね。心身共にリラックスできます。12日に正式オープンですが、城端町出身の川島織物さんのコレクションを展示する特別展も5月20日まで行われます。途中展示替えを行う予定です。オリジナルに作っていただいた商品も徐々に増えてきていますので、楽しみです。

織館の体験コーナー
4月9日(水) まれびと
加賀の「ホップホップ」という地ビールレストランでまれびとピア懇話会の事務局会議がある。久しぶりに参加する。まれびとという概念は民俗学からのものであるが、よそからの人、異質な人との交流を通じて、地域をより魅力的な場にできないかを考えようとするグループです。当初は、モレシャンさんを招いて、もれしゃん塾を開いて来ましたが、今は別々の組織になっています。今後、地域の中で何が仕掛けられるか、が課題ですね。交流装置を開発していくことではないでしょうか。
4月8日(火) 春の嵐
午後から、雨風が激しくなり、2、3部咲きの桜の枝が大きくゆれ、落ち葉が舞い上がっています。夜にはますます風が強くなり雷もなりはじめたので、早めに店じまいです。ここ数日、仕事で遠方に出かけることもなく、事務所にいます。ゆっくりと事務所で仕事をするというのはいいものです。午後は眠くなるということもありますが、考える余裕がありますので、新しいことを思いつきやすいです。強い雨風の音を聞きながらじっとしていると、触発されるものがあったりします。自然のエネルギーを感じ、人間ができることを想う。春は何かを始める時期なのでしょう。今年は何に挑戦しましょうかね?
4月7日(月) ホームページ改定中
リンク集から改定しています。このホームページを利用していただきやすいものにするために改良を加えています。一気には難しいので、徐々にリンクチェックや追加を行っています。2000年4月からスタートし、3年近くになります。おかげさまで、繰り返しご覧いただいている方や旅行の際の情報収集に御利用いただいている方が増えています。メールをくださるかたもいらっしゃいます。皆様からの御要望も踏まえ、情報を充実させてゆきます。御希望やご意見があれば、遠慮なくお寄せ下さい。
4月6日(日) 立山連峰
久しぶりに私が生まれた村へいく。兄家族が住んでいる。甥や姪に頼まれて、パソコンを持っていく。富山市のはずれ、常願寺川沿いの村ののどかな風景は変わらない。私がむらを離れて、すでに40年近くになるが、その間に数軒しか家は増えていない。一番りっぱな家の石垣も大きな門も昔のままだ。白梅と紅梅がきれいに咲いていました。水田の区画整理が進んだので、田圃は随分なだらかになってしまったが、河原に出てみると、相変わらず、大きな石がごろごろしていて、秋グミが群生していて、すでに新芽を出していた。堤防の上から真っ白な立山連峰がきれに望めます。毎日のように眺めて育ったせいか、安心する気分と懐かしさがある。
4月5日(土) ほたるいかと白えび
昼は砺波の幸ずし(砺波市山王町 TEL 0763-33-5039)でいただく。お目当てはほたるいかと白えびである。今が旬とのこと。昔はほたるいかも生で握ってくださるところもあったが、最近は保健所の指導が徹底しているのか、ボイルしたものであった。白えびは独特のあまみがあって、醤油をつけずにいただいても十分美味しい。ほたるいかはゴールデンウイークぐらいまでが最盛期で、滑川では漁の様子を見学できる観光船も出ている。ただ、朝の3時に港集合ということですから、気合いを入れていかないと無理かな。

ほたるいかのにぎり
4月4日(金) ささえあい
『「ささえあい」の人間学』という森岡正博編著の本を昨日見つけて買ってきた。──わたしたちすべてが「老人」+「障害者」+「末期患者」となる時代の社会原理の探究──がテーマ。医学や法学、仏教、倫理学、生命学の若手研究家が共同して制作したもの。人との関わり方を考えないといけない時代です。自立を志向しつつ、お世話になることも念頭に、人とかかわらないといけませんね。
4月3日(木) 桜が咲きます!
事務所の前の弥生小学校の桜が咲き始めました。いくつか白い花が見えます。今週末には花見が楽しめそうです。お近くの方は一度遊びにお越し下さい。例年、事務所のデスクから桜を楽しませていただいています。養老孟司さんと森岡正博さんの対話集『生命・科学・未来』の中で、養老さんが言われていた面白い話をひとつ。「普通の建物とは、そのなかで人間が生まれて死ねる建物だ」。死体をとりに行けない建物は普通の建物ではない。都会の多くの高層建築はそうなっていない。面白い視点ではありますが、病院は普通の建物かと言われるとそうでもない。生と死が繰り返される建物ではありますが、その頻度があまりにも多いと異常な空間になりそうですね。そして、その中で一生を終える人も相当数いる。都市生活者の中には高層建築の小さな部屋の中で死んでいく人も多いはずだ。森岡氏は「癒しの建築、宇宙を内蔵する建築が、もういちど求められている」と言っています。

弥生小学校の桜
4月2日(水) じょうはな織館
夜、じょうはな織館(おりやかた)で最後の準備委員会。リニューアルされた館内を見学、商品や体験用の織機も入り、12日のオープンに向けて準備は着々と進んでいます。これからがたいへんでもあり、楽しみでもある。スタッフの皆さんのモチベーションが高いことと主体的に考えて下さることが魅力の一つです。織館の開業をひとつの契機として、城端でのツーリズを積極的に進めてゆきたいと思います。中心市街地の活性化を図ること、郊外での新たなメニュー開発と実験を進めることが当面の課題です。

体験用の織機
4月1日(火) 新しい年度
新しい関係の構築に向けて積極的に動いてゆきたい。これまでのライフスタイルや生産構造の転換が不可欠です。従来の方法の延長上に、将来展望を見い出すことは難しい。新たな知を創造し、実践することを積み重ねていくことです。そのためにも異質な人々と出会い、体験を共有し、議論することが必要です。触発される場を用意することの価値は高まっている。そのような地域づくりを進めましょう。テーマやエリアを絞ることで、深く掘り下げ、可能性を広げてゆく。

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