[ 金沢便り2002.11月 ]
最初のページの金沢便りのバックナンバーコーナーです。
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11月30日(土) 石引界隈
久しぶりに石引界隈に行く。面白い話を聞かせていただく。一つは加藤時計店(076-221-7082)で教えていただいた電波時計。毎日電波で時間を微調整する時計が増えてきているとのこと。12月には腕時計も販売されます。お店にあった電波時計は同じ時間を刻んでいました。もう一つはあけぼの美容室(076-221-5654)の弱酸性美容法。毛髪や皮膚は弱酸性(pH5.0前後)で、弱酸性の溶液で髪や肌の手入れをすべきとのこと。なるほど!と納得させられるお話でした。
11月29日(金) 女将さん
井波で瑞泉寺門前の八日町の女性たちと話す。店頭に立って、お客様と会話している彼女達は、いろんな声を聞いているし、お客さまの動きも観察している。彼女達から提供されるお客さまからの要望やクレームは貴重です。彼女達が前面で頑張っているから商売がうまくいっているところも多そうだ。今後のためにも、彼女達がいろいろ議論できる場があるといいですね。
11月28日(木) 冬の日本海
冬の日本海を横目にみながら能都町に向かう。青空ものぞき、走りやすい日です。まんなか市のために、商店街を回る。商店のご主人達がいろいろ相談されたり、他のお店のディスプレイ等を観察されていることはいいことです。まんなか市を契機に新しい取組みが進むことを期待したいですね。商工会にいる際に、相談にこられた方もあり、継続してお邪魔している意義が少しは感じられてきました。夜は今日も井波でまちづくりの会合。

日本海
11月27日(水) ビストロ与七
能登は雨だった。今日の昼は役場の近くの「ビストロ与七」へ行く。店の前で、珠洲の泉谷夫妻に出会う。ドライブがてら昼食に来られたとのこと。サービスランチ700円をいただく。地元の人の中でも評価が良いお店です。泉谷さんの奥さんいわく「夜の方がこったものを楽しめて、美味しい」とのこと。今度は夜に行こう。夕方は城端で織物会館の改修工事について打ち合わせ、夜は井波で八日町の方々とまちづくりの議論を行う。県境には雪が積もっていた。帰る際にタイヤを交換する。

サービスランチ
11月26日(火) 風来坊
雨の中を能都町へ。途中から天気がよくなり、青空が広がっていました。昼はぶらぶら散歩しながら、風来坊まで行く。前回お邪魔した時に昼も営業されているということだったので、のぞいてみる。座敷もみせていただくが、贅沢な空間の使い方でした。刺身定食1200円をいただく。美味しい。昼が食べられる貴重なお店です。昼はご主人一人なので、11:30〜13:00ぐらいが営業時間とのこと。人数がまとまっている場合は、予約していくとよい。夜は城端で織物会館の委員会で、織体験をしていただく。

風来坊の刺身定食
11月25日(月) 上市
久しぶりに上市へ。懐かしい顔ぶれで議論する。変わっていないことはいいのだが、何かが足りない。若い人が入っていないことだ。商店街の役員さんたちなので仕方ないが、新しいアイデアや取組みを期待するには、いつものメンバーでない人も参加して議論しないといけないのでは・・・。高校生を巻き込んで、事業を行うためには、彼等にも参加してもらって企画を検討したものです。
11月24日(日) 鴨料理
名古屋からお越しいただいたお客様と加賀に行く。最初、美川で鮭が遡上している様子を見学。釣りの最終日であったが、鮭はたくさん見られた。その後、片野の鴨池へ。観察館には多くのお客さんが訪れており、望遠鏡で鴨を眺める人や、カメラで撮影する人など賑やかであった。しばし、楽しんだ後、大聖寺のばん亭で鴨料理をいただく。メインは鴨鍋。鴨のスモールや天ぷら、串焼きなどもついて、十分楽しめました。

片野の鴨池
11月23日(土) 安居寺山門
早々に朝食をいただき、社長と二人で福野に行く。かぶら寿しを買う。田圃の中の製造所を探して、やっとたどり着く。愛想のない人達であったが、さばをはさんだかぶら寿しは美味しかった。中心街のギャラリーを見学することも目的の一つであったが、午後からとのこと。土日ぐらいは10時ぐらいから開けてもいいのでは思うが、観光の町ではないから仕方がないか?。里芋まつりものぞくが、これも地域の人を対象にしたイベントであった。めずらしい漬け物やお菓子などもあって少しは楽しめました。最後に安居寺(あんごじ)を見学して帰る。こちらは、歴史を感じさせてくれる雰囲気のある空間です。

安居寺
11月22日(金) クアガーデン
事務所のスタッフ全員で城端の桜ケ池クアガーデンに宿泊する。クリスマスツリーの点灯式を見た後、レストランで「秋の味覚コース」を試す。厳しい評価をしていただきながら、楽しく食事。こうやっていろんな目で見ると気付くことも多くて、いい機会でした。温泉の露天風呂にゆっくりつかって早々に寝る。睡眠不足が続いていたので、良かったですね。

デザート
11月21日(木) 次年度
予算獲得のために次年度のことを議論する。事業がようやく始まったところもあるのに、すでに来年のことを考えないといけない。補助金事業の問題点でもあるが、常に継続ということを念頭に事業に取り組む必要があるということでもある。
11月20日(水) 成果と動機付け
能都町のまんなか市の反省会に出席。個別のお店にお客さまにお越しいただくことを目指して取り組んでいただいたが、案内チラシに具体的な商品が掲げられていたお店にはお客様が訪れていただいたところが多い。12月15日も今回と同じ路線で行うことにしていただく。さらに、具体的な商品を提案していただきたいものです。会議の後、役場の近くの裏通りにある「風来坊」というお店に連れていっていただく。くじらの波皮とくじらの刺身も御馳走になる。能都町らしい。
11月19日(火) 意識の限界と可能性
最近、見つけた本『行動とは何か』より。「初期の人間の知識が不完全だったせいで主要な環境バランスが破壊され、その結果が人間におおいかぶさっているのです。科学は洗練されつつありますが、それでもわれわれが自分たちの行動の帰結にまだ気づいていないことはたしかです。・・・意識の中の弱点が環境の破壊をもたらしているのですが、それを通ることがより高い発展への道に通じる短いまわり道なのだといえます。」人間は環境への好奇心をもって理解を深めつつ、環境と人間のライフスタイルの持続性を念頭に、関わり方を変え続けるしかないのではないでしょうか。
11月18日(月) 地域通貨
能都町商工会の地区懇談会に同席。次年度の事業と地域通貨の実験について説明。地域通貨というのは、永遠に実験を繰り返す事業のように思う。日本銀行券とは違う機能を持たせるためにも、商品券類似のものというだけでなく、多様な機能が期待されます。本質的価値は「地域の中で、新たな関係を創造するためのメディア」です。ボランティ活動の促進ということであれ、地域の商店での利用ということでも、新たな出会いと継続的な関係の出発点となるような活用のされ方が望ましい。積極的にコミュニケーションを図るきっかけになり得ます。どのようにして地域通貨をいただいたか、が会話の契機になりますから。
11月17日(日) ガーデンラリーin加賀2002エンディング
午後、ぶどうやさん西村・レザンで行われた「ガーデンラリーin加賀2002エンディングセレモニー」に参加。事業継続のために必要なことについてお話をさせていただく。新規性、独創性、関係性が求められます。常に新しい要素を盛り込んでいくこと、オリジナリティの高いことに取組むこと、お客様との関わりをしっかりすること、お庭にまつわる話しをどれだけできているか、それによって、次につながる関係が育つはずです。イベント全体としても、個々の会場においても、考えていただく必要があります。そして、今後の企画内容を検討する場を、多様な人を交えて設けることですね。事業そのもの、および個々の会場について議論する機会を設けてほしいものです。加賀全体が美しい庭園になることを目指してもよい。
11月16日(土) 地域づくりよろず長屋
午前から、白山麓で行われた「地域づくりよろず長屋」に参加。高峰が参加した第2分科会は「そばめぐり」でした。4つのコースに分かれて、白山麓のそば屋を食べ歩く。3軒もはしご出来るか不安であったが、十分美味しく食べられました。最初に入った「しょきちどん」(鶴来町三ノ宮町 0761-92-2028)は白山さんの駐車場のそばにあり、山いもつなぎの素朴な味わいが魅力です。そばは山いもがある10月中旬から6月頃までとのこと。人のよさそうな女将さんも好感がもてます。それぞれの店のこだわりが少しはうかがえて良かったです。参加された方も、「こんなにたくさんそば屋があるとは・・・」という感想が多かったです。そばは人を惹き付ける重要な食べ物です。今後も環白山でそば情報の発信を行い、そばの美味しいところとしてのイメージアップを図ってほしいものです。その実体としてそばを打てる人が多くなり、そば屋が増えることも促進したいものです。

しょきちどんのきのこおろし
11月15日(金) まんなか市
能都町の「まんなか市」の様子を観て回る。テーマが明解なところ、利用しやすい商品 やサービスのところにはお客さんが来ているし、商品も売れている。初めての試みで、お店もお客さんも慣れていないので、こんな程度かも知れないが、定着してくると徐々に、実験装置としての機能が高まるのではないか。

人気だったおかみさんカレー
11月14日(木) 能都町歩き
能都町で明日のまんなか市に参加する店を回り、チラシの掲出をお願いする。その途中、初めての裏通りを歩く。昔ながらの空間に出会う。町歩きの魅力の一つが、このような懐かしい空間を発見できること。今後もいろんな通りを歩いてみたい。

宇出津の町並み
11月13日(水) 能都町ワークショップ
能都町に行く。夜はなごみのステーションでまちづくりワークショップ。食について議論する。まちの魅力の柱に食があります。能都町らしい素材にこだわった事業を行いたいもの。いかを民宿では朝食に出して下さるところが何軒もあります。「ぶり祭り」を冬場には行いたいものです。ポーレ・ポーレに泊まるが、事前に予約しておいたので、カニや魚を使った食事をいただく。4000円の夕食ということであるが、盛り沢山であった。

ポーレポーレの夕食
11月12日(火) 補助金
午後から夜まで城端にいる。最初に、ツーリズムの推進の仕方を相談。城端ならではのツーリズムをいかに構築していくか、いよいよ本格的に着手する段階にきています。コアになる組織があるところが強みです。その後、商店街の事業、織物会館の事業についての会合。商店街の空き店鋪の事業で疑問なのは、販売行為はいけないということ。商工会や商店街の事業でありながら、なぜ販売がいけないのか、常に疑問に感じていること。たとい全額補助金で行っているのであっても、商品を売ってみて初めてお客様の評価が把握できるのではないか。それを認めないというのは、おかしな制度です。
11月11日(月) 長旅
朝、5時36分の「スーパー八雲」で松江を出て、岡山まで。新幹線に乗り換え、のぞみで京都へ。京都からは雷鳥で、金沢には正午に着く。すぐに事務所に戻り、午後の打ち合わせの準備。夕方まで、打ち合わせを行い、さすがに早めに帰る。松江から帰る際の車中で考えたことは使えそうな気がする。半分は寝ていたが、それなりに閃くこともあるものです。
11月10日(日) 大社町ワークショップ
午前から大社町のワークショップにゲスト参加。今年の活動報告をうかがい、メンバーの感想も聞いた上で、感じたことをお話しさせていただく。そばの栽培から行っていただいているので、次はそのそばで大晦日に神門通りでそばを手打ちし、販売してほしいものです。地域の商店やそば屋さんへの働きかけも行って欲しいところ。地元の人々の意識改革のためには、ワークショップメンバーからの積極的な働きかけが必要でしょう。午後は斐川町で行われた、島根映画祭の一つを観る。「郡上一揆」という作品であった。考えさせられる内容でした。多々野さんに再会。『八尾風便り』をお渡しする。夜は、松江で最後の食事会。「一成」という居酒屋に連れていっていただく。ラーメンを食べてお開きとする。

一成の宍道湖盛
11月9日(土) 地域づくりセミナー3
松江に戻り、午後は地域づくりセミナーの3回目である。グループに分かれていただき、それぞれでテーマを絞り、企画書づくりに取り組んでいただく。さすがに3回となると、慣れたもので、手際が 随分よい。少し時間が足りないと思われましたが、しっかり企画書になっていました。最後にプレゼンまで行い、人気投票で評価を行う。繰り返しの成果は大きいと感じました。次の段階があるとすれば、より詳しい企画書づくりに取り組んでみたいものです。

懇親会
11月8日(金) 温泉津(ゆのつ)
島根西部の温泉津(ゆのつ)に行く。「五郎の会」という酒づくりを通してまちを楽しくしようとしているグループのメンバー5名と交流会。定住財団の松浦さんにも御一緒いただく。会場は温泉津の中でもおすすめの輝雲荘である。名物の鯛の塩焼きも御馳走になる。もちろん、五郎の会の美味しいお酒も。最初から若林酒造のお酒で乾杯するところが酒の会らしい。五郎の会は田植えから稲刈りまで行って、その米で酒を仕込むそうです。能都町の数馬酒造と同じようなことをされています。酒蔵が海のそばにあることも似ています。輝雲荘の離れに泊まる。

鯛の塩焼き
11月7日(木) 実験、また実験
昨日もお願いしていたのですが、新しい体験型の愉しみを事業として軌道に乗せるためには、何度も実験をくり返す必要があります。そのような積み重ねにより、レベルも向上するでしょうし、お客様や協力者とのネットワークも広がっていくのです。今日の南砺波地区の広域の事業としても、体験型のメニューの実験を行うことで、決定いただく。2月15日・16日の2日間に設定し、選べるようにメニューをたくさん用意するとともに、気楽に参加できる部分をつくることで、ハードルを低くしておきたいものです。
11月6日(水) 遡上する鮭
白山麓・石川郷商工会女性部の研修会で美川を回る。石川ルーツ交流館に集合し、呉竹文庫、鮭釣りの様子、水産総合センター、北島仏壇を見学する。呉竹文庫では蔵書と空間の素晴らしさに感心する。『夢学』(高峰 博著)というタイトルの本を発見。同じ著者で『個性学』という本もあった。一度ゆっくりと読ませていただこう。呉竹文庫の前の手取川では「鮭釣り」が行われており、ヤナが仕掛けられたそばでは川面に鮭の姿が見えた。水産総合センターまでの水路にも泳ぐ姿が見えました。水産総合センターでは遡上してきた鮭が細い水路を順番にあがってきています。勝手にあがってくるところがすごいです。イクラ(1袋1100円)と鮭の身(1匹600円)も販売されています。それを買いに行くと、施設内の水路で鮭をたくさん見ることができます。12月までの期間限定ですが、面白いものです。

遡上してきた鮭
11月5日(火) そばの実
午前中、福井で打ち合わせ。その後、近くの「そばの実」という店に行く。福井には、とにかくそば屋さんが多い。ここは家の物置きにしていたようなところを改装して店にした感じである。入り口の右側に石臼が置かれ、カウンターの上には大きなトトロの焼き物が。店内にはカウンターと小上がりがあり、グループ客なども来ていた。そばは白っぽい感じで、少し固めです。おろしそばとかけそばをいただくが、かけにしてちょうどよい固さであった。そば粉100%のそばもあります。場所は福井市大和田のアピタの南側の道路を西に向かっていくと昔の集落に入ってすぐの左側。

そばの実のおろしそば
11月4日(月) 読み返し
このコーナーに誤字脱字があるとの御指摘をいただいた。ありがとうございます。笑ったのは、先月末に同じ日の原稿を続けて置いていたこと。HTMLで書いているのですが、コピーしながら、次の日を書いています。その際にどうも二度コピーしてしまったようです。原稿をアップする際も一応、読み返してはいるのですが、、見落としは必ずあります。それと時々質問をいただきますので、念のためにお知らせしておきます。金沢便りは高峰が書いています。その他のコーナーの情報については、他のスタッフが関わっている事業や推薦してくれた施設、店なども含まれています。宿泊施設などは、読者の方からお教えいただいた所も含まれます。アラレ混じりの寒い一日でした。
11月3日(日) 森づくり中止
白峰は雪とのこと。20センチも積もったようで、恒例の森づくりの活動が中止になりました。春の草刈りが中止になったことはあっても、秋の植樹は継続して行ってきたのに、もう今年は植えられないかな。平日でもいいから、山にいきたいところです。金沢では一日雨が降ったり止んだり、時にはあられが混じったりと、変化の激しい一日でした。こんな時はおとなしくしているに限ります。
11月2日(土) 冬景色
山の上にはうっすらと雪がつもり、木枯らしが吹いています。秋の風情を楽しむ前に、すっかり冬になってしまった感じです。夏はあんなに暑かった分、今度は冬が早くやってきたのかな。寒暖の差が激しくなったというか、明確になったということでしょうか。いずれにしろ、今年の冬は雪が多いのかも知れない。
11月1日(金) うるしアート
朝一で山中の針谷絹代さんのところに取材にお邪魔する。山中漆器伝統産業会館の企画展第2弾に出ていただくためである。工房兼自宅は作品が所狭しと並べられ、それは楽しい空間です。うるしをより身近かに、より暮らしに取り入れてもらえることを目標に創作活動をされてきています。新しい素材に漆を活かすことに積極的で、今は琥珀のアクセサリーがメインになっています。11月15日からの企画展にもそのような作品を出していただく予定です。楽しみだ。

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