[ 金沢便り6月 ]
最初のページの金沢便りのバックナンバーコーナーです。
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6月30日(金)
一般道を通って、大島町まで往復する。片道1時間半以上かかる。大島町商工会でへちま商品のデザインを決めるための会議に出席。国体に向けて、町の特産品をPRするための商品を作るのだが、商工会関係者にはお金は残らない商品になりそうである。委託を受けて製造する会社が儲かる特産品だろう。国体のためということで割り切ればそんなものだが、やはり、地元に金が残る商品を作らないと長続きしない。
6月29日(木)
市町村職員研修所の3年生職員の「企画力」養成講座に1日つきあう。赤須さん、濱さんと3人で講師を始めてすでに4年目。午前中は基本的なことについて講議を行い、午後はワークショップスタイルで、企画を立案するという作業を行っていただく。1日講座を受けたからといってすぐ企画がまとめられるようになるはずもないのだが、研修終了後、山本所長が言われていた通り、フォローアップが必要だし、職場単位か役場単位での企画立案の実践講座が必要でしょう。それと、自分の日常業務との関係性が見えないという感想が必ず聞かれるが、やはり、自らの仕事に関連付けて考える想像力が弱いのかもしれません。企画力や政策立案能力、創造力を鍛える前に、関連やつながりを思い描く想像力を育成することが必要かも。
6月28日(水)
辰口の吉川香里さんにお会いする。OLをやめて、農業を始めた方である。メロンを中心に栽培しており、夫は普通のサラリーマンである。土地は借り物、借金の返済が毎年100万円。すごく魅力的な人です。メロンはすべて直売している。子供達に、収穫体験をと、いちごや枝豆、大根、きゅうり、なども栽培。保育園のこどもたちに遊びに来てもらっている。きゅうりは辰口のスーパーで売っている。7月には、トマトの収穫体験を行うとのこと。朝5時から7時までの予定ですが、楽しみだ。
6月27日(火)
雨が降り続き鬱陶しい梅雨らしい天気だ。昨日、河北潟干拓地でお会いした井村さんが言っていた通りだ。農家はやっぱり天気に敏感なんだと痛感。こんな時は、昔読んだ本を開いてみるのもいい。机の近くに東京時代に読んだルネ・デュボスの『理性という名の怪物』があったので、この本の一節を紹介しよう。「あらゆる種類の予期せぬ新たな脅威にたいして、われわれの子孫が迅速有効に反応できるように、特定化せぬ適応能力を彼らが開発していく環境を作る──これこそ、われわれが彼らになし得る最善のことであり、また、おそらくは、なすに値する唯一のことである。」1963年に書かれた本であるが、現代にこそあてはまる指摘のように感じる。子孫に残すべきは彼らが自ら適応能力を育成できる環境だ。
6月26日(月)
本日、福岡町のTMOが誕生。株式会社ウエルカム福岡。町が半分出資した第3セクターとなる。9月にはカメラ博物館がオープンする。それまでに、その周辺の空家や空き店鋪をどれだけ活用して事業を立ち上げられるか、これからが正念場である。マルチメディアセンターや駅舎もすでに出来上がっており、あとは人材開発も含めたソフトウエアの開発だ。
6月25日(日)
選挙に出かける。投票所の伏見台小学校は車で来た人が多くて、混雑していた。投票所の中も順番待ちの状態で、2番目の投票の際、最高裁判事の用紙も渡され、混乱している人が何人もいた。深夜まで、開票速報を見ていたが、曖昧なほどほどの選択がなされているなという感じがした。比例復活当選もあり、石川県からは合計6人の衆議院議員が誕生。玉虫色の結果ともいえる。

流しそうめん
6月24日(土)
松任の農家めぐりを行う。番場さん、中谷さん、今本さんと7月7日に登場いただく女性たちに話をうかがう。その後、林農産で行われていた農業青年たちの流しそうめんをのぞきに行く。青竹を半分に割ったところにそうめんを流す装置は作るだけで相当な手間がかかった代物だと思う。彼等は元気で明るい。九州で無農薬栽培した小麦から作られたそうめんもより美味しく感じた。8月には近くでコンサートを開くとのこと。楽しみだ。
6月23日(金)
夜、山中町東谷地区活性化委員会に参加。グループワークで、地区の現状分析を行っていただく。最後にお話しさせていただいたことは「心の湯治場(灯治場)」コンセプトから発想して、何を地区の魅力として再構成してゆくかということ。心の湯治場という概念から期待されることは「心身のリフレッシュ」。「自然と触れる」「身体を動かす」「人と交流する」という3つのことを柱にすべきではないか。森林浴も川遊び、クロスカントリー、ホタル、農業体験、産直市などもすべて、このフレームの中に位置付けることができる。都市生活者と継続する関係を作ることを目指して、事業を構想していただきたい。

南大呑郵便局ロビー
6月22日(木)
根上でキムチを作っている西田さんにお会いする。『味人めぐり』を見て、ぶった農産に研修に出かけたので、農業をするようになったとのこと。漬け物を始めたのは、お母さんの作る漬け物が好評だったからということ。お母さんにもお会いしたが明るくて気さくな感じの人だ。その後、高木純子さんに会うために、七尾市黒崎町のウィード能登まで行く。高岡、氷見経由で富山湾沿いを北上。行ってみたら、以前「地域づくり談議」でお邪魔したところだった。早めについたので、「南大呑郵便局」に寄る。地元の杉材を使った素晴らしい局舎が出来上がっていた。ロビーが広く作ってあり、地元在住の彫刻家御夫妻の作品展が行われていた。
6月21日(水)
昨日の田中氏に続き、七夕行事のために農家行脚を行う。お一人1時間程度のつもりが、時間超過をしてしまい、遅刻を繰り返す。農家や農業法人が当面している問題が徐々に見えてくる。12人全員にお会いするうちに、7月7日に問題提起すべきことが明らかになるであろう。事前準備としては異例な手間の掛けようであるが、当日は楽をさせていただこう。今後の農業施策を考えるための機会として、十分意義のあることになってきた。

ローズガーデン・ウインズ
6月20日(火)
福岡町に行った帰りに河北潟干拓地に寄る。7月7日のパネルトークのための事前取材としてバラ園をやっている田中さんを訪ねる。「当面の課題はバラをしっかりつくること」という話は良かった。マスコミで紹介される情報を見ている限りでは、直売やバラソフトで売っているイメージがありましたが、実際はバラを市場に半分は出されている。市場での値段が安くでそれだけで採算をとるのは難しく、以前1年いた研修生もそれで、バラをやることを断念したことがあるようだ。新規就農者のための施策としては、研修期間を3〜5年ぐらいにし、その間の給与補助をするような制度が必要であることを感じた。
6月19日(月)
久しぶりで八尾に行く。今年度も新しい事業を行うことになっており、第1回目の委員会が行われる。「八尾倶楽部」(仮称)の設立について提案させていただく。八尾が好きで応援していただける方々のネットワークを作ろうとするものです。八尾町民も参加した緩やかな倶楽部を作ってゆきたいものです。情報の発信を積極的に行うと同時に、メンバーの交流イベントを設けることも検討してゆきたい。八尾の新しい魅力の創造の場であり、八尾の可能性を感じていただけるメディアとしての機能を果たせることだ。
森づくり2000
草刈りスタート
6月18日(日)
石川の森づくり2000に家族で参加。吉野谷村中宮の自然保護センターと中宮レストハウスの間の斜面で草刈りを行う。2年間で1500本のぶなを植えたところ。草刈りも2回目である。曇り空で絶好の草刈り日和であった。すでに、ぶなの木が隠れるくらいに草が伸びていたので、植えた場所の見当をつけながら草を刈る。50名程の方にご参加いただき、気持ちのよい作業であった。この場所ではまだ5年以上は草刈りを続けないといけないだろうな。7月2日は白峰で草刈りです。
語り部講座3
語りの練習風景
6月17日(土)
柳田村で語り部講座の第3回目を開催。一人一人の参加者に語っていただきましたが、事前に準備をされていた方が多かったのには感心しました。もう十分、語り部になり得ます。何ごとも経験なので、本日のような場を多く作っていければいいのだと思います。セミナーハウスやまびこが会場だったので、終わりにそば打ち体験をしていただきました。体験の指導の仕方も、勉強していただく意味で、組んだものですが、前回のとうふづくりとは大きく異なる体験になったのではないか。次回は能都町探検隊を7月22日に行います。
6月16日(金)
リトルパインシアターのミュージカル「Love Thirty」を観にいく。2時間以上の公演でしたが飽きさせない楽しい舞台でした。レベルの高さに驚きました。代表の堀さんとは何度かお会いしていて、一度公演を観たかったので、今日は満足しました。これで、人に自信をもっておすすめできます。17日、18日とありますので、一度ご覧いただくといいです。リトルパインとは小さい松ということ、小松に生まれた劇団だからですが、今回のキャストは県内のあちこちから参加されています。小松に根付きつつ、全国で活躍してほしいですね。
こだわり事典 6月15日(木)
『上市こだわり事典』がようやくできる。上市町の54の商店の特長、こだわりを紹介したものです。表紙が中で紹介してある店の商品をイメージしたイラストで構成してあり、可愛く親しみの持てる感じになっています。産休に入っている本川幸恵の労作です。B6サイズでハンドバックに入るかわいい大きさで、これをもとに、お買い物ラリーでも行うといいかもしれない。
6月14日(水)
土曜日にgroovy-net.co.jpでもホームページを開設してあります。アクセスカウンターをつけることがうまくいかなかったが、昨日メールで教えていただいた通りにタグを書き込んでうまく表示されるようになりました。一通りの検索エンジンにも登録しましたが、ヤフーはまだです。登録の仕方が一番めんどうくさい。当面はこのホームページをiiaとinfosphereとgroovy-netの3カ所に入れておきますが、メインはgroovy-netにして参ります。ここで、いろいろな実験をしてみたい。URLは http://www.groovy-net.co.jp/です。
6月13日(火)
今日は記憶に残る歴史的な一日です。金大中大統領が北を訪問、金正日総書記と握手を交わすという画期的なことが行われた。かつて、金大中氏が死刑判決を受けた際、東京で何度か集会やデモに参加したことが思い出されます。その中でも、今は亡き坂崎乙郎氏(早稲田大学教授、美術評論)などと一緒に韓国大使館まで行ったことが懐かしい。ノンポリの寄せ集めのデモ隊はのどかに歩いていたものです。ベルリンの壁がなくなったこと以上に、隣国で進んでいることは我々にとって大きな意味を持っています。
宇出津 6月12日(月)
朝一番で能都町へ。早く着いたので、港の周辺を見てまわる。漁船が浮かぶ風景はよいものです。港での競りは終わっていたが、鳥たちがたくさん群れ飛び、いくらかは餌にありつけたのかな。海洋センターの横は釣りができるようになっていることを発見したのは収穫であった。今度来る時は釣りの道具をもってこよう。海を眺めながら一日釣りをしているのもいいですね。
樓外樓 6月11日(日)
野々市のJoshinでPower Mac7600/200用のアクセラレーターを買った後、近くの樓外樓で昼食をいただく。五目焼そば、五目ラーメン、チャーハン、ぎょうざという基本メニューを注文。家族3人ではこれで十分だった。東京の樓外樓で修行された御主人の作るものはそこそこの味に仕上がっている。その後、事務所でアクセラレーターの差し換えを行う。簡単にできる構造になっていた。中にたまったほこりをきれいにとるのに時間がかかる。これで、起動も処理も相当早くなる。何事も自分でやってみないと上達しないもの。
6月10日(土)
金沢では百万石まつりが行われていた。曇り空であったが、雨は降らなかったので、パレードも順調に行われ、昨日予定の灯籠流しも行われ、賑わったようだ。夜、富山の福野町で特産品・土産開発委員会に出席した。その帰り、10時半ぐらいに片町を通ったが、人が多かった。一方で時の人、森総理大臣が金沢に来ていた事もあったのかもしれないが。福野町では夜高祭りが行われており、明かりの入ったあんどんを初めてみた。和紙に包まれたあかりはきれいなものです。
6月9日(金)
雨の中をパソコン、コピーの入れ替えを行う。日通さんが5〜6人がかりでクレーンも使って2階に搬入。午前中はこれで終わる。仕事の効率を高め、かつ固定経費を圧縮するための選択である。その後、デザイナー諸君は接続、設定、ソフトのインストールなどで、夜までかかっているし、全ては完了しそうにない。高峰はこれまでデザイナーが使っていたパソコンを使うことにし、設定変更を行う。いつも使っているソフトを入れ、従来と同じような環境を作る。そのための、バックアップをとるのに時間がかかる。結局今日も10時を回ってしまった。
上市の神輿 6月8日(木)
福岡町商工会で最後の(?)TMO委員会に出席。カメラミュージアムの開館(9月)にあわせて、空家、空店鋪の活用事業をスタートすることを確認。いよいよ、まちづくり会社の設立です。小さく産んで大きく育てることを目指したいもの。その後、上市町商工会へ。ちょうど、市姫神社の祭礼が行われており、こども神輿の出発式が商工会前の駐車場で行われていた。担ぐのではなく、ひくスタイルになっていたが、少しだけでも担いだ方が子供らの記憶には残るのではないか。
6月7日(水)
朝、激しい揺れで家族全員、目が覚める。うちみたいに、湿田だったところを住宅地にしたところは揺れが激しい。2度目の揺れが来た時はあぶないかなと思ったがしばらくしておさまったので、たすかりました。テレビをつけてみれば、臨時ニュースで一番激しかったのは震度5弱の小松とのこと。金沢は震度3であった。鉄道は点検のために止まっているし、高速は50km/hに制限されているとのこと。夜は大聖寺でまれびとピア懇話会の事務局会議に出席。秋に加賀で行う予定の地域づくり屋台について検討。林さんの家を出たのは0時半であった。
6月6日(火)
金沢全日空ホテルで行われている「酒器展」を見に行く。木村ふみさんがコーディネートされたもので、御当人も会場にいらした。金沢の老舗料亭の器類も展示されているので、一見の価値はあります。会期は8日まで、但し最終日は4時半で終了だったかな?。酒造組合全国大会の事業なので、福正宗の福光さんや萬歳楽の小堀さんも会場に顔を出されていた。昼は古納屋で「とろろうどん」をいただく。相変わらず混んでいる。
オムレツ 6月5日(月)
小松での打ち合わせの後、加賀の分校に行く。平松牧場に久しぶりにお邪魔する。平日の夕方6時前であったが、お客さんが何人もいらした。ソフトを食べている人、アイスを食べている人、ガーデンやデッキの上で楽しそう。家族連れ、カップル、女性のグループとここが想定している方々だ。ガーデンは訪れる度に綺麗になっている。その後、隣のレザンに寄る。ア・ラ・カルトでそれぞれのジャンルから一品づつ注文。隣の平岡さんの玉子でつくったオムレツも試してみる。チーズ入りでいける味だった。窓越しに夕日が沈むのが眺められ、まわりのガーデンも花がいっぱい。車椅子でも入れるように、きれいにルートが作られていた。
カントリーパパ 6月4日(日)
河北潟干拓地に畑の木とハーブを移植してくる。帰りに、カントリーパパと夢ミルク館に寄る。バラ園の前も通るが、それぞれお客さんが沢山来ていた。カントリーパパも夢ミルク館もショップの後ろに子牛がいて、ファミリーにはぴったりの場所になっている。富山ナンバーの車も見かけた。河北潟干拓地ではいちご狩り、ぶどう狩り、野菜や果物の直販をしているところも増えており、ますますお客さまが増えることでしょう。ふれあい農園も広がってきています。
6月3日(土)
司馬遼太郎の『風塵抄』を買ってくる。その中に「四十の関所」という文が入っていた。「虫や魚に生まれることなく、すでに人に生まれてしかも四十年の人身を得た以上、あとは虚空からこの世にきたと思うと、気楽ではあるまいか。ともかくも風と火に化する日までは、この世への奉仕に自分を使おうと思いさだめてしまえば爽快な四十代が送れるかもしれない。」こんな考え方、生き方がしたものである。
麦畑 6月2日(金)
寺井の竹本さんのところにお米をいただきにいく。おかあさんから大根とねぎ、スナックえんどうをいただいた。竹本さんの自宅のあるところは家の前に用水が流れており、いまでも野菜を洗ったりできそうです。のどかな農村の集落です。今は麦の刈り取りや大豆を蒔く仕事で忙しいとのこと。帰る途中、竹本さんのライスセンターの前に広がる麦畑を撮影する。バックに白山があるのだがもやっていてよく見えませんでした。
6月1日(木)
朝一番で上市町商工会に出かける。「こだわり事典」の色校正のチェックを行う。表紙の色と各ページの店名を入れた柱のブルーが弱いので、カラープリンターで出力した色に近付けていただくことをお願いする。カラーチャートでチェックしてデータを作っても、製版でのカラーとの間にまだまだ開きがあることが多い。製版のオペレーターの方の微妙な調整が必要だ。これで、来週には印刷がアップするであろう。少しは、各商店のお客さま開発に役立てるとうれしいのだが。帰りに三ツ輪精肉店で焼豚とビーフジャーキー、ローストポークを、サンタエンジェルでパンを買ってくる。買い出しに行く価値のあるところだ。

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