[ 金沢便り2003.6月 ]
最初のページの金沢便りのバックナンバーコーナーです。
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6月30日(月) 再会
武蔵ケ辻を歩いていたら、バス停で懐かしい人に出会った。以前は仕事でおつきあいがあったが、5年以上お会いしていませんでした。当時の会社は一旦退職され、別の会社で働かれているとのこと。時間は人の境遇を変えるものです。それでも、印象は全然変わっていなくて、いい仕事をされているのではないかと想像されます。どのようなところにおられるのか一度お訪ねしてみよう。
6月29日(日) 日用町・苔の里
夕方から、小松の日用町にいく。まれびとピア懇話会の事業として、日用の苔の園などを見て回り、会食。日用の地元の方々にも参加いただき、話しあう。加賀の人でも近くにありながら、来られたことがある人は少ない。「苔の園」は苔の研究をされていた大石さんが30年程前に来られ、地元の人々と一緒に育ててきたもの。大石さんの未亡人が春に亡くなられていしまいましたが、一昨年にお会いした時は、地元の皆さんにお任せしたいということでありました。それで、地元では協議会を設置し、運営のあり方について検討を重ねてきていますし、高峰もその関係で、県から依頼を受けて、お手伝いに来るようになったのです。8時過ぎには、上流の田圃にホタルを見に連れていっていただく。まれびとメンバーのいろんな意見がうかがえ、大石さんの代理人を名乗る人の話しも聞けて、よい機会でした。

日用神社の境内
6月28日(土) 言葉の意味
網野善彦氏の『歴史を考えるヒント』は考えさせられる本です。言葉をそれが表現された時代の意味でとらえないといけないということが強調されています。多様な意味が含まれた言葉が多いのですが、文脈の中でどのような意味で使われているかを考えることも大事です。それとともに、時代によって意味が異なることも多いのです。例えば、「時宜」という言葉は「ちょうどいい時」という風に理解されていますが、室町幕府の時代には、権力者の意思、判断を意味していたそうです。「時宜を仰ぐ」というような表現が当時の文書には出てきます。日本という国名が使われ始めたのはいつか、ということについても触れられていますが、面白い話です。702年、中国大陸に到着した遣唐使の粟田真人が当時の周の皇帝・則天武后に「日本」の使いであると述べたのが最初と言われているとのこと。3世紀の卑弥呼の時代は「倭」と呼ばれていたのです。聖徳太子の時代も「倭」でした。少なくとも、「弥生時代の日本人」という表現は正確でないということです。
6月27日(金) マルガージェラート
能都町の牧場が始めたアイスクリームの店・マルガージェラートが野々市に店を出しています。100満ボルトの近くにあります。初めてお邪魔し、ソフトクリームを御馳走になる。その場で食べられるようにテーブル席がいくつかありますし、テイクアウト用のカップに入れたアイスクリームが10種類以上あります。もちろん作りたてのアイスクリームが魅力ですが。若い柴野大造さんが一人で作っています。野々市町野代1-20-101 TEL 076-246-5580、11:00〜20:00、木曜定休です。本店は能都町の瑞穂(穴水から中居を通り、海沿いを宇出津に向かうルートの途中)にあります。 詳しい情報

いちごソフト
6月26日(木) おおつか茶鋪
午後、八尾に行く。おおつか茶鋪でお話をじっくりうかがう。歯科衛生士をされていたという女将さんは、衛生士の仕事をしながら、東京のティーサロンに1年3ケ月通い、その後仕事をやめ、お母さんのされていたお店を改造して、今の店を始められたとのこと。2年前の「10日商い」というイベントに参加、お茶を飲んでいただく実験を試みていただいた時に、お話しして以来のおつきあいであるが、詳しくお話をうかがったのは初めてです。中国茶の入れ方を教えていただきながら楽しめるむことが魅力です。日本茶、紅茶もあります。もちろん、中国茶や道具の販売もされています。八尾に行かれた際には、人気のソフトも一度は味わってみていただくといいですね。

おおつか茶鋪の女将さん
6月25日(水) 閑乗寺公園
夕方、井波町に行く。街並アートの事前リサーチに同行する。その前に、閑乗寺公園に登ってみる。展望台まで上がると眼下に砺波平野が一望でき、空気の状態がよければ、日本海まで望めそうです。コテージやバーべキューガーデンもあって楽しめます。展望台横の林道を少し歩くと道路脇にキイチゴがなっていました。八乙女山への林道を途中まで車で上がってみるが、先が長そうだったので、引き返す。夜は瑞泉寺の周辺を見て回るが、地元の方々も歩かれない方はめったに来ないところのようであるが、魅力的な空間です。

閑乗寺公園
6月24日(火) 企画の要諦
地域づくりということに関わりはじめて長いが、重要なことは現場で生きている人々の意思や希望をどれだけ形にできるかである。そのための前提として、当事者と語りあわなければならない。それも本音を語れる環境を用意することが大切です。グループインタビュー的な手法をもっと活用すべきではないか。自らの暮らす地域とそれへの考え方を相対化しつつ、本質を極めるためには、5、6人で議論することが有効であろう。参加と自立、自律を目指す地域は、広くネットワークを組むことで、新たな施策を自ら立案し実行してゆくべきです。そのためにも、本意を語り合う中から、事業を構築する仕組みをそれぞれの地域内に設けたい。
6月23日(月) 井波を歩く
昼から井波町を歩く。先日歩けなかったところを中心に回る。瑞泉寺の両側に魅力的な空間がありました。井口側にはお寺が集まっています。誓立寺の鐘楼も素晴らしい。西別院の山門もりっぱでした。創遊館側には、井波八幡宮や招魂社がありその間に小さな金城寺(おびんずるさま)があり、緑豊かな歴史を感じさせてくれる空間になっています。そこから少し下ったところには「だるま寺」として親しまれている常永寺があります。ご住職に中にいれていただき、お話をうかがうことができました。だるま寺の前の細い道も緑が多くて気持ちよいところです。役場に向かって行った裏通りで、井波で唯一ケーキを作っているお店も見つけました。街を歩いて目に着くのはやはり蔵が多いことです。歩いてみるといろいろ出会いと発見があるものです。

金城寺のおびんずるさま
6月22日(日) 上山のさくらんぼ
昨年、山形県の上山市にお邪魔した時に、ごちそうになったさくらんぼが美味しくて、今年は送っていただいた。スーパーの店頭にも並んでいるのだが、味が違うような気がする。市役所の方にお願いしたので、市役所の方が作られているものとのこと。山形では兼業でさくらんぼをつくられているのだ。ニュースでは連日さくらんぼが盗難にあっていると報道しているが、山形の農家を応援するためにも、直接購入してあげて下さいな。

さくらんぼ
6月21日(土) 五箇山から城端まで
五箇山の菅沼集落にまず行く。駐車場脇で桑の木に実がなっているのを見つけた。ひとつふたつ口に運んでみたが、懐かしい味だ。茶房掌(てのひら、10:00〜18:00、火曜定休、0763-67-3066)をのぞく。店を開いてちょうど2年とのこと。栃の実アイスとそばだんごなどを試す。くせがなくて食べやすい。奥の窓からの眺めが素晴らしい。水田越しに民俗館が望めます。経営されているのは、隣の合掌造りの館に住まわれている方々です。物静かですが愛想よい、好感がもてる父娘です。昼は駐車場そばの与八でそばをいただく。雪の中のライトアップ以来であるが、コンスタントにお客さんが来ていた。とうふも御馳走になるが素朴な味がします。次に平村の和紙の里で紙漉き体験を行う。はがきを3枚作って500円は安い。隣にあった売店は場所が移って綺麗になっていました。さらに、砺波の頼成(らんじょう)の森で行われている「花しょうぶ祭り」も見に行く。ちょうど満開状態で、菖蒲園はひときわ綺麗でした。車も人も多かった。夜は城端の蓑谷の麦畑で行われていた「第2回権次郎祭」の様子を見に行く。権次郎麦で作ったうどんや岩魚の塩焼きなどをいただき、舞踏オーケストラ大豆鼓ファームの公演の様子を遠くから眺める。暗くなったら田圃で蛍が飛びはじめていました。すでに平家蛍が多かったです。

「茶房掌」からの眺め

麦畑での公演
6月20日(金) 街歩き
午後から井波の街を歩く。中心市街地の活性化を検討するワーキング委員会のメンバーで回る。瑞泉寺の前から裏通りに入り、照圓寺をのぞく。地元の皆さんも初めて境内に入ったようです。参道に紫陽花がきれいに咲いていました。雨が降っていたせいで余計瑞々しく輝いて見えます。この界隈には蔵が沢山残っています。車が通れないような細い道ですが、風情がありますね。しばらく行くと芭蕉ゆかりの小さな黒髪庵があります。隣には郭として使われていた建物も。この一角は郭街であったようで、今でも飲食店が複数営業されています。交通広場からメインストリートを下るが、彫刻の工房や彫刻刀屋さんなど、井波らしい店が沢山並んでいます。町の中に彫刻の工房が300以上あるのは世界的にも珍しいとのこと。この事実をもっと活かすべきですね。

照圓寺の紫陽花
6月19日(木) 観光力
今回の城端における商店めぐりを通じて感じたことは多い。これからの観光を創造するためには商店がターゲットにならないといけない。面白いお店、美味しい店があるから、それを楽しみにまちを訪れるようになること。そして、不可欠なのは魅力的な人がいることです。魅力的な人の要件はいろいろあるでしょうが、まず必要なことは新しいことに積極的に取り組んでいること、発想がポジティブであることではないでしょうか。そんな人がいるところには、常に発見と出会いの楽しみがあります。そして、どこか違うものです。一つひとつ個性的な店が増えることで魅力的な町になっていただきたいものである。どんなまちにもブレーキを踏む人は必ずいますから、それを超えるくらいのパワーで、前へ、高みに飛び出していかないと、新しいことは始められません。もちろん、しっかりとした企画を立て、分りやすく説明し、理解を得る努力は必要ですが・・・。それが、観光力の源泉ですね。
6月18日(水) ゆふいん文化・記録映画祭
由布院から「ゆふいん文化・記録映画祭」(5月30日〜6月1日開催)の資料が届く。その中に、中谷健太郎さんの次のような文章が含まれています。「世界にはもっと別な情報があるにちがいない 大きな国の、大きなネットワークからは配られてこない 涙を弾きとばす、生命の情報が・・・」。来年は村の青年たちが自力で継続して行われるとのこと。世代交代を着実に進めておられる由布院です。若い衆が前面で頑張り、親たちは後ろで支える、理想の姿がここにあります。
6月17日(火) 商店・ホタルめぐり
城端町の商店をめぐる。個々の店を回り、悩みや課題をうかがい、アドバイスする。いろいろお話をする中で閃くこともある。これまでに感じていたことも提供することで、自らが店や商品を変えたり、観光のお客さんでも立ちよれる店づくりを目指していただきたいものである。それぞれ、魅力的な商品と可能性を持っているので、そこにまずスポットライトを当てることが大切です。夜は、城端の中でホタルがいそうなところを観て回る。大きな川から用水まで、あちこちにいることがよく分かりました。線路から下手の用水にもいましたし、林道温泉近くや牧場のある山裾にも飛んでいました。もちろん、街の両側を流れる大きな川でもみられます。町民参加でホタル調査を行ったらいいですね。
6月16日(月) 辻屋商店
昼を伏見台の辻屋商店(伏見台1-13-21 TEL076-280-0099、ランチは11:30〜14:00、夕方は17:30〜24:00、年中無休)でいただく。日替わりランチ750円は品数も多く、丁度よいボリュームでした。名前が古風だったので気になっていたが、入るのは初めて。中はカウンターの周りにずらりと席があり、テーブルが2つ。カウンターでスタッフとコミュニケーションしながらいただくことを基本としているようで、気軽に声をかけるところがよい。難点は駐車場が狭いことか。

辻屋商店のランチ
6月15日(日) まんなか市
能都町のまんなか市へ行く。個別の店の魅力アップのために、ディスプレイを変えていただいた店を撮影して回るが、イメージは変わっていました。徐々にレベルを上げていただければ、もっときれいな商店街になることでしょう。課題は魅力的な商品の開発とそのことを広くアピールすることです。面白い商品を持っていても、知られていなくて、さらにお店の雰囲気が入りづらいようでは、売上につながりません。日曜日は美容院や理容院、魚屋さんで閉まっているところがあって、ちょいとさびしい。商店街の活動としては、他所からお客様に来ていただける仕掛けを考えないといけませんね。帰りに能登空港を見学に!大勢の人が来ていました。レストランも売店も営業しているのですから、道路に案内を出していただければ、もっとお客が入るはずです。

やまださのランチ
6月14日(土) 加賀
引き続き地域デザインネットの皆さんをご案内する。ホテル百万石の吉田社長を訪ね、まれびとピア懇話会の林さんにも同席いただく。ホテル百万石での取組みを詳しくうかがう。百万石の中のレストランで昼食を御馳走になる。普段でも昼のお食事が可能です。その後、旅まちネットに行き、岡田事務局長と出渕明美(角谷)さんと話し合う。加賀温泉の課題と今後を展望する話になる。最後にうるし蔵を少しだけ見学。夜の便で帰られる君塚さん、須山さんを九谷焼美術館にご案内。夜は、林さんと日用の照苔の夕べを見に行く。あいにくの雨であったが、集落の人たちの頑張りが浸透してきたのか、多くのお客さまであった。蛍もしっかりみることが出来ました。

夜の苔の園
6月13日(金) 八尾、城端、井波
地域デザインネットの皆さんと富山を回る。最初に八尾へ。おわらのステージを見せていただき、商工会の中村事務局長にお話をうかがう。やましたで山菜のお食事をごちそうになるが、久しぶりであった。和紙文庫を見学して、城端へ。織館で健名館長や商工会女性部の川平部長、役場の山本課長にお話をしていただく。クアガーデンやよってかーれも見学。夜は井波でまちづくりのメンバーと交流する。松屋で創作料理を御馳走になる。帰る際に、井波と井口の境界の川で蛍を鑑賞。先日よりも多い感じであった。金沢に戻り、いたるで懇親を深める。限られた時間の中で人に会っていただくことを優先したスケジュールであった。

松屋の創作料理
6月12日(木) 地域デザインネット
仙台と東京より地域デザインネットのメンバーと事務局の方々がお見えになる。編集長の志賀さん、仙台秋保温泉「佐勘」の佐藤さん、未来編集の校條さん、文化科学研究所の君塚さん、須山さん、東北電力の渡辺さんの6名。鰯組で懇親会を行う。能都町の数馬さん、白山連峰合衆国の前大統領の南さん、坂本善昭さん、当社の下田社長と朝倉さんにも参加してもらう。短い時間であったが、楽しい懇談の場になる。2日間をかけて、富山、石川で交流と取材を行っていただきます。

鰯組での懇親会
6月11日(水) 城端落語会
城端別院・善徳寺で城端落語会が行われた。永六輔さんが進行し、柳家小三治、入船亭扇橋、柳貴家小雪、入船亭ゆう一さんが出演。お寺の本堂は人でいっぱいであった。宇奈月や白川あたりからもお客さまがお見えでした。長い間行われていたが、数年中断していた事業を昨年商工会青年部が復活させた。お寺という空間は多様な活かし方をしてきた場でありますから、もっといろんな使い方ができるといいですね。普段は薄暗い空間が華やいで見えました。その後、井波と井口の境界にある川に蛍を見に行く。徐々にたくさんいる場所が移動しているのか、日曜日に井波の門前市場でうかがった場所にはそんなに多くなくて、それから少し上流に上がったところにたくさん飛んでいました。途中の川にもところどころ、蛍が飛んでいるところがありましたから、もうすでにシーズンに入っているのですね。

浮遊する蛍
6月10日(火) まさ季
久しぶりに福井に行く。まさ季という料理屋さんで昼食をいただく。福井市の南にあるベルというショッピングセンターの近くにある。教えていただかないと分らない所にあるが、12時前からいっぱいのお客さんであった。いただいたのは1000円の刺身定食。お刺身も美味しかったが、とりあわせの魚も味噌焼きやハンバーグも程よい味であった。お客様が多い訳です。住所は福井市花堂南1丁目9-15 TEL 0776-35-8380です。

まさ季の刺身定食
6月9日(月) 本質を議論する
森づくりの実行委員会に参加。コーディネーターになっているので、事務局をサポートし続けています。これから、森林の育成をどう進めるのか、石川の森林全体をどのように活用してゆくのか、本質的議論が必要です。表面的な話ではもうもたない状況にきています。我々の利用する水の源である森林を保つ意義は高い。そして、エコロジカルなライフスタイルのためには、地域で育った材木を利用していくことが理想であり、そのためにはどのように森林を育て、伐採し材木として活かすか、総合的な計画が必要です。そこまで踏み込んで議論し、ボランティア活動としてどこまで関わるかを明確にしてゆきたい。
6月8日(日) 門前市場
井波の門前市場を観に行く。井波の中で活動しているいくつもの団体のメンバーが参加して作られた『心泉いなみ』の会が主催している門前市。女性農業士会のメンバーや地酒の会、グルメの会などが出品されています。きゅうりやなっぱ、きのこ、米、味噌、梅干し、黒豆、小豆、地酒「木彫りの響き」などの他に、鮎の塩焼きやコーヒーもありました。観光客はほどほど来ていますが農産物を買って帰るというところまでにはなっていませんね。市場を目的に観光に来るようになれば別ですが、定着するまでそれなりに時間がかかりそうです。それ以前に地元の人に支持される市を目指すことが大切ですね。

井波の門前市場
6月7日(土) 由布院の香母酢
由布院の玉の湯さんから恒例の香母酢が届く。いつものように、手書きのメッセージが添えられています。夏のはじめのご挨拶ということで、毎年、由布院の産物と便りを送られているようです。このきめの細かさが素晴らしい。由布院ファン、玉の湯ファンを創る重要な活動だと思います。見習いたいとは思いつつなかなか出来ないことです。

由布院から届いた香母酢
6月6日(金) いちご狩り農園
福光で商工会の広域事業の会議に参加。早めに着いたので、立野ケ原のいちご狩り農園に再度行く。時間が早かったので、お客さんがたくさんいた。呉羽のガラス研修所の生徒さんたち(?)も来ていた。技術部長の野田さんが引率でいらしていたから多分そうでしょう。県内あちこちからいらしているんですね。それでも、情報は行き届いていないようで、農場にはいちごが余っているように感じるのはいちご好きの私だからでしょうか。直売場でいちごを買って帰る。会議でお願いしたのは、いちご狩りみたいな季節限定の楽しみも含め、多様なメニューを情報化して、広く案内することを考えて欲しいということです。それと、新しいメニュー開発とテスト販売を継続的に行うことが商工会事業の役割でないかということ。

たわわに実ったいちご
6月5日(木) 中国家具・雑貨展
夕方、城端に行く。その前に福光町の立野ケ原のいちご狩り農園も観に行くが、いちご狩りは4時までで、直売場のいちごも売り切れていました。畑にはまだまだ赤い実がたくさん見えました。いちご狩りは15日までです。桜ケ池周辺を見て回り、役場、織館にも顔を出す。織館では「中国家具・雑貨展」が行われています。これは10日(火)までです。中国茶も一角で売っていました。夜は井波で中心市街地の委員会。2回目なので、まだまだですが、次回は街を見て回ることにしましたから、議論がしやすくなることでしょう。それと、10人以上で議論しようとしても難しいですね。一言もしゃべらない人が出てしまいます。議論は5、6人で!という心理学的な知見はやはり正しいのではないか。

中国家具・雑貨展
6月4日(水) 能登ワイン
商工会連合会での特産品等販路開拓支援事業委員会(観光物産振興懇話会)に出席し、特産品についての基本的な考え方をお話させていただく。その後、穴水に寄り、先日から販売が始まった「能登ワイン」の一号商品を購入。穴水産のぶどうを使い北海道で仕込んでいただいたものである。将来は穴水にワイン工場を作ろうという話ですが、それまでにどれだけ支持いただける商品になるかが課題です。地域の皆さんに継続的に買っていただける商品になれば、工場も建てやすくなります。これからの売れ行きがワイン工場の建設計画を左右するとも言えますね。穴水町内のお酒を売っている店では扱っているようなので、試してみていただきたいものです。赤、白、それぞれ1200円です。とりあえず、能登空港開港記念品として使われますので、実際の販売はそんなに多くないと思いますので、お早めに!。夜は能都町でまんなか市の打ち合わせ。脱線することも多いが活発に議論するところが面白い。出席されていた北國銀行に支店長さんも感心されていました。商店街でのイベントであるが、お客さんが参加できる場面を多く作っていただくことを提案させていただく。今年1年の活動で、どこまで変えられるか、楽しみであります。

能登ワイン
6月3日(火) 寿司恵
井波の商工会と役場で打ち合わせ。八日町の参道には観光客が歩いていて、ほどよい感じであった。商工会の向いの彫刻工房で作品の撮影をされていたようで、それを見学しているお客さんもいて、動きがあるというのは人を惹き付ける力があるものなのですね。その後、城端の織館にも寄る。最近の状況をうかがうが、中のスタッフでいろいろ、今後のことについて議論されているようで、いいことです。精一杯サポートしなくては!。夜は西横町通りの「寿司恵」(0763-62-0330)さんで寿司をいただく。店内に入ると広々とした感じのする空間で、中庭がきれいで明るい。お寿司も美味しかったです。宴会のお刺身をつくる仕事も拝見していたが、きれいな仕上がりでした。一度食べてみたいものです。

寿司恵の明るい店内
6月2日(月) プチトマト
久しぶりにプチトマトを植える。家庭菜園の用地を借りられなくなったのは、このホームページを作り始めた年であった。それから3年。久しぶりに事務所の横で、トマトやナス、キュウリをプランターに植えてみている。今日は、追加でプチトマトとキュウリを植えてみた。最初に植えたキュウリが弱ってきているので、保険をかける意味で追加してみた。プチトマトは収穫の喜びが一番ある。当社の社長には皮が堅いと不評ではあるが・・・。以前、野々市の農業委員会で講演させていただいたことであるが、都市の中の水田や畑は、都市住民に家庭菜園用に貸し出していただきたいものである。野菜を育てる行為はいいものです。手間暇かけて、徐々に育つプロセスが楽しめます。そのような体験や経験が人との関わりにも生きると思うのですが。(カウンター20000突破)
6月1日(日) 地域人
感覚的に文章が肌に合う人がいる。最近知った人で中沢孝夫氏がある。最近刊の『<地域人>とまちづくり』(講談社現代新書)は面白い。「地域人」というコンセプトがいいですね。「意識的に「まち」を中心として、遊びや、ビジネス、「環境」への取組み、あるいは景観づくり、そしてその全部といったものをかかわらせながら、人々のネットワークづくりを進めている」人のことを意味している。日常的にはローカルに行動することが多いが、背景にはグローバルに広がる領域をもっていることが特徴。地域を基点にしつつ、地域に拘束されずに、あちこちにとんでいける広がりのある行動と発想が大切なのですね。『変わる商店街』(岩波新書)も読みやすい本です。

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