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5月31日(土) 観光地 井波の役場に資料を預かりに行き、瑞泉寺の参道の八日町を通るが、観光客がぶらぶら歩いていた。私が商工会等の仕事で関わっている、八尾、城端、井波の中では、やはり一番観光地なのではないかと思う。瑞泉寺という核があるだけでなく、彫刻という観るに値する技を持った人たちが沢山活動しています。それがあるから木彫りの里・創遊館も成立しているのでしょう。そのような基盤を如何に将来に向けて活かすかが当面の課題です。それと、地元はもとより周辺地域に住んでいる人たちが楽しめる街になりうるかどうかが問われています。街をぶらぶらしつつ、どこで何を楽しめるか、街全体の景観や雰囲気なども重要なことです。自分達の暮らす街に対する愛情が表現されているかどうかも雰囲気を形成する要素となりますね。 |
5月30日(金) 地域主権 地方分権ではなく、地域主権という概念で今後の地域のありかたを考えるという発想で書かれた本が『脱「中央集権」国家論』(江口克彦著)である。基本は地域の自治、自立、自律にあるとい観点でいくと、地域に主権があるというとられ方が優れていると言える。分権という概念は中央の強大な権限を前提に、それの一部を地方に分けるというアプローチに見える。本当に地域主権を確立するためには、自治体や地域住民が変わらなければならない。個人と共同体、コミュニティが自立を目指して具体的な活動を行っていくことが必要です。 |
5月29日(木) 焼豚 久しぶりに上市に行く。西町商店街でのアート事業についての委員会。商店街で小、中、高校生の作品を展示してゆくとともに、アーケードの側面に子供達の作品を拡大して描いてゆくという事業です。問題は、その際に商店がどれだけ、お客さんが入って楽しいような演出ができるか、商品としても珍しいものや新しいものを用意していただけるかである。周辺にお住まいの2000人を超えるという高齢者の皆さんや子供達が楽しめる商店街づくりを目指して欲しいものである。カミールの1階に入っている三ツ輪精肉店で焼豚を買って帰る。いつ食べても美味しい。これはやはりおすすめの逸品です。 |
5月28日(水) マンネリ化 能都町の商店を回る。ディスプレイをいかに変えるかについて、相談、アドバイスをして回る。専門家と一緒にいろんな話をうかがいながら、提案をさせていただく。日々、お店にいる人は違和感を感じなくなっていることも、他の人は気付きやすいものです。外部の人間がチェックして、改善することも年に一度は行っていただくとよいですね。基本的な方法もスタッフに徹底していないと、徐々に崩れていきます。基本を実践的に繰り返し学ぶ機会を設けることも経営者の役割です。ディスプレイの基本について学ぶことができる良い機会でした。 |
5月27日(火) 歴史を学び、未来に外挿する 未来を考えるためには、歴史を学び、それを未来に外挿する以外にない。その際に、どこまでの歴史を学ぶかが問題になる。一万年の歴史なのか、百年の歴史なのか、はたまた、地球の歴史から発想するのか。多くは過去一世紀の歴史であったり、日本で言えば戦後の歴史から学ぼうとしている程度の話が多いのではないか。そのひとつのテーマが「所有」という観念の歴史を学ぶことである。土地であれ、建物であれ、人間が利用するあらゆるものを「所有」するというふうに考えるようになったのは最近のことではないか。多くは明治時代の民法制定以後のことです。それまでは一般生活者にとって、所有という観念は薄かったはず。必要なのは「すべては借りものであるという」発想、自分の体も命も借り物であるという発想が大切です。そのようなことを提案され続けている松井孝典氏の『宇宙人としての生き方』(岩波新書)が今月刊行されています。 |
5月26日(月) アートメール 由布院美術館から「”正夢祈願”温泉アートメール」が届く。昨年、由布院にお邪魔した時に、由布院美術館の2階でスケッチした絵葉書です。来年の同じ日に届くようにお願いしてきたものが、ちょうど届きました。また、由布院に行けるように由布岳を描いてきましたが、年内に再訪したいものである。このアートメールは、そのような気にさせるいいメディアですね。由布院美術館は湯布院で没した放浪の詩人画家・佐藤 渓の作品を展示しています。その詩集の巻頭に次の詩がある。 天守閣 ご覧なさい かんじんのものごとは きょうぐうのいいわるいにかかわりません かねのあるなしにもかかわりません わたくしの起居してゐるところは どこでも天守閣と思ふ。 |
5月25日(日) 島根の地域づくり 島根から事務所にお越しいただき、島根での地域づくりの進め方について議論する。事務局役の「ふるさと島根定住財団」がいかに地域づくりに関わるかという観点で事業を整理する。石川方式を一つのモデルに、地域づくり団体の方々が参加した運営委員会のような組織を立ち上げていただくことにしたい。最初に地域づくりに参加されている人々や団体のニーズを把握する活動もしっかりすべきですね。それと、コーディネーターを相当数発掘しておくことです。夜は、片町の龍龍亭でコーディネーターの赤須さん、事務局の横川さんにも参加いただき、情報交換を行う。今後も継続的に交流を深めていきたいものである。地域活性化センターはコーディネーターを設けている都道府県が22しかないということで、コーディネーターの情報交換会を昨年より止めたが、島根との関係が始まったきっかけはコーディネーター情報交換会であった。奈良や滋賀の皆さんと出会ったのも情報交換会でした。そのような実態をどれだけ、活性化センタ−は把握しているのであろうか。まあ、独自に交流の場を設けることでネットワークを広げてゆきたい。 |
5月24日(土) 飛騨古川 飛騨古川に行く。その前に高山にも寄るが、すごい人出であった。陣屋や朝市もありますが、多くのお客さまは古い雰囲気の街を歩き、買い物を飲食を楽しむために訪れているようなものではないか。意識的に作られた街かもしれないが、徹底すると人を引き付けるようになる典型である。古川も街は古いのでしょうが、綺麗な街並や用水の整備は新しいものがあります。それでも多くの人が訪れています。祭り会館や文化伝承館のような施設もありますが、街を歩くことが楽しみになっている。用水では鯉の泳ぐ姿をながめ、えさをやったりもできます。用水の取り入れ口に近いところでは、あまごや鮎のようないくつかの川魚も見られます。古い街並の中には造り酒屋が2軒あり、重厚な雰囲気を醸しています。一般住宅が多いが、木造の昔ながらの造り方をされているところが多い。これは八尾の街に近い。古川の話を最初に聞いたのは八尾でのシンポジウムであったが、共通するものがありましたね。 | 古川の用水沿い |
5月23日(金) レストランいちなか 輪島塗作家の市中さんの娘さん御夫妻が経営されている「レストランいちなか」で昼をいただく。1時過ぎに行ったが、カウンターとテーブル5つのうち3つが埋まっていた。ランチは1000円と1800円がある。自家製のパンがついていて、単品でデザートを選ぶこともできます(400円)。野菜はすべて無農薬野菜を使われているとのこと。店内が禁煙なのもいいところです。料理もパンも美味しかったですね。パンの添えられているバターも薄味で食べやすかった。ディナーは2500円と3800円。月曜定休で、営業時間は11:30〜14:30、18:00〜21:00です。窪5丁目626 TEL 076-244-0023。自信をもっておすすめできるお店ですね。 | ランチの一皿 |
5月22日(木) おかえり祭り 朝一番にお電話をいただく。平成12年に能登空港ネットワーク協議会(現在のNPO能登ネットワーク)の事業で行った「能登語り部講座」に参加されていた柳田村の谷口一枝さんからだ。明日の19:30〜、NHKのナビゲーションという番組に出演されるそうである。「語り部講座に参加して、勇気づけられました」とお礼を言っていただきました。能登で地味に行っていた事業も、ささやかではありますが役にたっているようだ。単純に喜びつつ、今後の活躍に期待したい。 昼前に美川に行く。商工会女性部の体験の旅のおかえり祭体験に参加。女性部長の大杉邸で祭料理を御馳走になり、御酒(ごんしゅ)という民謡を楽しむ。その後、藤塚神社の御旅所や台車、神輿などをボランティアガイドの方の解説をうかがいながら、見て回る。加賀や白山麓のボランティアガイドの方々も研修に来られていましたが、広域でガイドができるようになっていただくことはいいことですし、お客様に案内するためにも、現場を体験しておくことが大切ですね。おかえり祭りは今日が神幸(お旅)で、明日が環御(お環り)で、夜の方が風情があるはずです。夜は井波で会合。中心市街地の活性化のために具体的に何を行うか、地域の皆さんの合意形成と先進的に活動する主体の育成が急務ですね。 | おかえり祭りの台車 |
5月21日(水) 新たな出会い 昼は駅前の名鉄ブックセンターに行く。中心市街地活性化に関する本を何冊かまとめて買う。野中郁次郎氏の『知識創造の方法論』も。本の意義は新しい知に出会うことで、触発されることがあること、自らの中にある体系を再構築するきっかけを与えてくれることである。昼食は、本町の裏通りにある「キッチン・デューク」(本町2-3-23 TEL076-262-8632)という店でカレーをいただく。シルバーランチというヘルシーメニューもあり、他のサラリーマンが注文していました。今度はためしてみたい。この店は古い町家を改造して作ってあり、奥に中庭があります。夜は、このペ−ジをご覧になっていて、メールを下さった方がいらっしゃる。面白い出会いです。 |
5月20日(火) 森づくり 県庁で森づくりについて打ち合わせ。一番問題なのは人工林、その多くは針葉樹林である。これをいかに育成していくかについて、明確な方針、具体的な事業フレームはない。ボランティア的に関われる仕組みを求めても、業界の方々はそれは難しいと言われる。それならば、どうするおつもりなのか、その答えはいつもかえってこない。新たなフレームづくりが必要であることは確実で、一つのモデルとして神奈川の水源の森づくり事業がある。林業関係者がもっと積極的に動かない限り、多くの支持は得られないであろう。 |
5月19日(月) 桂樹舎・和紙文庫 城端で織館の運営協議会準備委員会。開業から1ケ月経過の状況説明をうかがい、今後の経営について検討する。中心市街地のにぎわいづくりにおける役割という議題もあった。問題は織館が単体として集客力を高め、ツーリズムという概念を柱に独立採算で経営できるひとつの事業モデルを示すことができるかである。商店街との連携もありますが、商店街のことは商店街の人々が主体的に取組むべきことであり、無理して織館の経営に参画していただく必要はないかもしれない。商店街の活性化のためにいかに役立てるかを考えていただきたいものである。もちろん、織館を訪れたお客様に、商店街をはじめ町を楽しむための情報提供を行うことは重要なことであります。その後、八尾に行く。和紙文庫でお茶をいただくが、川沿いにあっていい空間です。喫茶だけでも利用でき、八尾産のミルクとかもあります。 | 緑豊かな桂樹舎 |
5月18日(日) 自転車で 午後、自転車で近所を走る。伏見川沿いを下り、高橋川との合流地点から高橋川沿いを上流へ上る。川沿いは自転車で走りやすくなっているし、川には鴨などの野鳥が沢山見られます。所々には花も咲いていて楽しい。裏通りに思わぬ店があったりと発見することも多い。家の近くの畑にはれんげが咲いていていい感じです。休耕田には花を徹底して植えていただくといいですね。 | れんげが咲く畑 |
5月17日(土) 石川の地域づくり 能登は鹿島町・石動山の大宮坊で石川県地域づくり推進協議会の総会が行われる。来年度、能登で地域づくり団体全国研修交流会を計画しており、それを一つの目標に今年度の事業を構築する。すでに毎年実施してきている「地域づくりシンポ」を深化・発展させることを考えたい。コーディネーターを設けている都道府県は半分もなくて、設けているところもその数やメンバーが限られているところが多い。その点、石川県は具体的な活動も盛んで、もっと自信をもって積極的に交流をする中で新たな事業を構想してゆきたいものである。総会のあとは、旧観坊に移り、囲炉裏を囲んで、交流会を行う。新しい出会いもあり、手づくりのめった汁が美味しかった。 | 囲炉裏を囲んで |
5月16日(金) 発酵 先日から考え続けていた八尾の新しい企画がようやく閃いた。これまでの活動の情報を再度 インプットし、しばらく考え続けていたおかげで、ようやく面白いアイデアが浮かびました。実現できるかは月曜日に打合せをしてみてからですが、これまでの事業を深化させる意味で十分意義のあることではないかと思います。何度も書いていますが、我々の仕事は現場を観察し、当事者の話をうかがい、関連情報を整理した上で、新たなコンセプトを創造すること。考えることを通じて新たなアイデアがうまれるのを待つ時間がどうしても必要なのです。それを体系的に整理することで、はじめて企画としての体裁が整います。 |
5月15日(木) 雨の曳山祭 城端の曳山祭を見学するが、雨が降り続き、大変であった。神様を山に上げる際も、ぬれないようにきれいに包んであげるところもあれば、細い通りでは、ビニールシートで通りをおおってしまい、その下で作業を行う所など、いろいろでした。フォークリフトであげるところが増えていますが、圧巻は人が背負ってはしごを昇るやり方ですね。曳山も庵屋台もビニールでおおい、所望のところでは、庵屋台の覆いを上げて唄を披露されていました。これも長年の経験の蓄積の成果でしょう。 | 雨にけむる曳山 |
5月14日(水) 水芭蕉 城端の縄が池に再度行く。水芭蕉がちょうどよい具合に花が咲いていた。今月4日に行った時は花が少なかったが10日間で随分大きく成長した感じです。花も葉っぱもりっぱになっています。平日で天気がいまいちだったので、お客様も少なくて行きやすかったですね。夜は、雨の中を曳山祭の山宿めぐりを行う。一晩だけのための演出としては贅沢な造作である。座敷の奥に神像を安置し、周りには屏風を立て、手前に大きな花を活けるスタイルは共通していますが、それぞれ空間に合わせた工夫がされています。着物を着た人も多く見受けられたが、商工会女性部などの呼び掛けが浸透してきた感じです。お客様に和服を着ていただける仕組みができるといいですね。 | 水芭蕉 |
5月13日(火) 大乗寺 ホームページをご覧いただいている方からご推薦をいただいたので、金沢郊外の大乗寺に行ってくる。長坂台から野田山墓地に上がりかけて右斜に入っていくと、森の中に大乗寺がある。曹洞宗の古刹で、門前町の総持寺ができる前に開かれだけあって、建物も含めた空間におもむきがあります。今は東隆眞氏(門前での日本海文化交流会議にお越しいただいたことがあります)が住職をされています。昼の間は鐘をつかせていただくことができますが、この音色が素晴らしい。毎日朝4時半から、座禅が行われています。日曜日には午後1時半から日曜参禅会も行われているので、おすすめかもしれません。大乗寺 | 緑豊かな大乗寺 |
5月12日(月) 心やさしいまち 井波で中心市街地活性化計画の委員会。正確には準備会合であるが、ほとんどのメンバーに御出席いただく。概要説明後、一通りご意見をうかがう。いろんなご意見の人がいることがよく分かる。昨年度のまちづくり計画策定事業の報告書についても説明させていただくが、その中に盛り込ませていただいた「こころやさしいまち」を目指していただきたいものである。井波は瑞泉寺の門前町として栄えてきた町であり、心豊かな人々が住まうまちではなかろうか。それは、日々の暮らしの中に表れるものであり、積極的に人々と関わるということが基本にないといけない。自らの行いにより美しいまちをつくる生活実践、ひとを思いやる想像力がまず大切です。いろいろ考えていただくと、ユニバーサルなまちづくりに進まざるをえなくなります。そして、新たなビジネチャンスも見えてくるはずですが・・・。 |
5月11日(日) サービスの質 気になったサービスを二つ。横浜ベイシェラトンに泊まったのだが、チェックアウトを済ませて帰る際に、地下通路を進められた。しかし、迷路のように通路があるので、どこを通れば横浜駅にたどりつけるか分りづらかった。2階から行ったほうが、分かりやすかったね。案内しやすいので、地下を進めているようだが、お客に選ばせるべきでしょうね。地上の方が気持ちよいし、安全なような気がするのだが。最後、帰る時に行きと同じく日本航空を利用したが、手荷物を預ける際に、小さなものを3つ一つにまとめていただくようにお願いしたら、受付の女性スタッフに露骨にいやそうな顔をされてしまいました。男性スタッフがさりげなくビニール袋に入れて下さいましたが・・・。日本航空もスタッフの接客に問題ありですね。 |
5月10日(土) 窓のない窓側(?) 大学に入り東京にいる上の子に下の子を会わせるために東京に行く。実際は箱根、横浜に遊びにいったようなものだが。その行きの飛行機でのこと。小松空港の日本航空のカウンターで席を指定していただく際に、窓側をお願いしたところ、窓のない窓側であった。カウンターのスタッフは知っていそうなものだが、機械的に窓側を選んだようだ。別に満席でもなく、ぎりぎりに入った訳でもないのですがね・・・。これなら、外の見える通路側で十分であった。最終列の前には窓がない窓側というのがあることをお忘れなく。唯一の救いは、降りる際に最後部の扉も開いたので最初に降りられたこと。 |
5月9日(金) 石川の森づくり 社団法人石川の森づくり推進協会の役員会に出席する。渋谷工業の会議室で行われるが、10年目を迎え、新たな展開をいかに図るか、が当面の課題である。その前提となるのは社団法人の機能をいかにとらえるか。実践的な活動体であり、政策提言ができる組織であり、政策誘導が可能な存在でなければならない。これらの機能が三位一体となっていることが重要である。まず、長期的に森林をいかに育成していくのかについての明確な方向性を打ち出す必要がある。一方で、実践を重ねることで評価を高め、我々の主張や提案に耳を貸していただきやすくすることも重要です。そして、グローバルな環境問題を改善するために、石川から新たな政策誘導を進めることが期待される。そのために、250社、150人以上の会員が参加されていることの意義は大きい。経済状況が厳しい時代にあっても、参加いただける企業が多いことはありがたいし、環境意識の高さを表している。もっと積極的に活動しなくては・・・。 |
5月8日(木) 読書とヒント 和田英太郎氏の「エコシステム認識の現代像」(『科学/技術のニューフロンティア(2)』岩波書店刊 所収)という文章を読む。その中に次のようなくだりがある。「人類圏の肥大化の下で、持続的世界とは何か、それを支える物質循環は生物によってどのように制御されているか、制御のメカニズムにつながる生物多様性や共生とは何か、などという新しい視点が登場してきていることになる。人類圏というサブシステムには、「価値」に代表されるような、エネルギーと物質循環の駆動要素が重要である。そのために、生態学と人文科学・経済学などの社会科学・工学との関連が必然となる」。要するに、持続可能な社会の追究のためには、生態学の知見と経済・政治や人々の価値観など多様な問題と関連させて議論しないといけないのです。 |
5月7日(水) 由布院便り 由布院の中谷健太郎さんから案内が届く。『かがり火』という地域づくり情報誌の件と、もう一つは「ゆふいん文化・記録映画祭」。かがり火は森巌夫さんが編集し、菅原歓一さんが発行されているメディアです。健太郎さんいわく、ふたりは良い人で、良い人が出す雑誌は経営が苦しい、だから応援してあげたいということ。年間定期購読(年6回、支局長名鑑込み)で8,790円です。興味の有る方は次に問い合わせを。(株)リゾート通信社 TEL 03-5276-1051、E-mail: kagaribi@ruby.famille.ne.jpへ。ゆふいん文化・記録映画祭は5月30日(金)〜6月1日(日)までの開催。昨年のように素晴らしい「出会いの場」になることが期待されます。お問い合せは TEL 0977-84-3398(亀の井別荘、平野さん)まで。 |
5月6日(火) 実行と評価 いろんな活動や事業にとって重要なのはその成果をしっかり評価することである。顧客の評価をリアルタイムにフィードバックし、常に改善や新たな商品提案に反映させていけるような仕組みが必要です。それがサービス業としての基本ではなかろうか。したがって、行政であれ、企業であれ、そのような仕組みが組織内に構築されていることが重要である。日常の活動の中で、顧客の話を聞いたり、顧客の反応をうかがう姿勢のあるなしによって、そのような情報を得られるかどうかが違ってくる。広報の前に公聴が必要なのです。それが、コミュニケーションの基本でしょう。 |
5月5日(月) たけのこ料理 金沢の犀川上流にある内川の高窪さんのところにたけのこ料理をいただきにいく。毎年春の恒例行事である。そんなお客さんが多いようだ。すでに高窪さんのところ(分家)に行きはじめて10年ぐらいにはなる。竹林に囲まれた座敷でいただく食事はいいものです。たけのこの刺身、つけもの、てんぷら、煮物、たけのこごはん、吸い物などで2500円です。価格はどこも同じ料金です。味付けが気に入って、いつもお邪魔しています。 | 煮物と天ぷら |
5月4日(日) 海釣り 内灘料金所そばの放水路の出口に釣りに行く。風は弱かったが、波がある。釣り客もそこそこ来ていた。季節が悪いのか、たまたまそうなのか、釣り上げる姿をほとんど見かけない。たまにじっと海面を見つめているのもいいものです。魚の泳ぐ姿が見えるのが楽しみな場所です。 | 縄が池の水芭蕉 |
5月3日(土) 縄が池、八尾の曳山 朝9時過ぎに城端の縄が池に行く。すでに駐車場はいっぱい。縄が池の周囲にはまだ雪が残っているところもあり、咲いている水芭蕉の数も少ない。曳山祭の頃がちょうど良いかもしれませんね。クロサンショウウオの産卵もまだのようで、時々親になるべき大きなものをみかけましたが、産卵場所には卵はまだありませんでした。自然解説員の方が、池のそばで解説をされているので、初めての方には分りやすい。池の周囲の散策道には、草花が沢山見られます。水芭蕉や座禅草だけでなくいろんな植物が楽しめます。森の中にはブナも何本かあり、すでに若緑色の葉っぱがたくさん茂っています。午後からは八尾の曳山祭を見に行く。夜の提灯山まで拝見する。聞名寺の石垣の上から、正面に曳山を見る。石垣の上で2時間近く待ってようやく見学出来た。曳山の運行がスムーズにいかなかったようで、余計時間がかかる。昼の山は装飾の素晴らしさを楽しめますが、夜の提灯山も風情があります。 | 八尾の提灯山 |
5月2日(金) ゴールデンウィーク ゴールデンウィークに入って目に着くのは、交通事故と取り締まり風景。車の通行量と人の通行量が増えていることと、普段は運転しない人も車を走らせているためか、事故が多い。高速道路等でパトカーに捕まっている車もよく見かけます。せっかくのゴールデンウィークを気持ちよく過ごすためには、安全運転に心掛けたいもの。そのためには余裕をもったスケジュールで行動しないといけませんね。 |
5月1日(木) ナレッジサイエンス 北陸先端科学技術大学院大学の知識科学研究科が監修した『ナレッジサイエンス』という本を見つけてきた。知識創造の考え方を分りやすく、64のキーワードで解説したもの。野中郁次郎教授等の『知識創造企業』などの著書を読むべきなのでしょうが、入門段階でフレームを把握するという意味では、このような本が役立ちます。北陸にこのような大学が存在することを地域の自治体も企業も住民も活用すべきです。現実は、企業や自治体からのアプローチが少なく、なかなか理解されていないようだ。しかし、新たな知を創造することでしか、我々が当面する環境問題や経済問題をはじめとした多くの課題を解決できないし、未来は開かれないことはたしかである。 |
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