能登定住）ここ数年、奥能登への移住者が増えてきています。とても嬉しいことなのですが、移住者対応をしている時に一番悩ましいのが、希望にあう物件がないこと。
玉地さん）住むための家、事業するための家、土地、など、希望する条件にぴったり合うものを探すのは、都市部と同様、タイミングが大事と思います。出会いですね。出会いを多くするには、空き家バンクを頻繁にチェックしていただく、移住窓口の移住コーディネータさんを使って、口コミで物件を探してもらうなど、でしょうか。こちらに住まいながら物件を探す方もいらっしゃいます。こちらに住んでいると、ご近所＆お知り合いからご紹介いただけることもあります。農家民宿をされている移住者さんがいるのですが、立地にとにかくこだわりたいと、能登に住みながら4年の時間をかけて、理想の古民家を手に入れた方もいらっしゃいます。決まった時は、こちらも本当にうれしかったですね。
舟場さん）良い条件の物件は競争率が高く、空き家バングに登録してすぐ決まってしまうことも。これも都心部と同じですね。玉地さんの言うように、こちらに住みながら希望に合う物件を探すのは、良い方法だと思います。住んでみると地域のことも分かってきますし、住んでみて分かることも多いかと。より満足のいく、家探しができるかなと思います。

能登不動産の新しい取り組みのコト

オンラインで内見する様子：事前に物件資料をお送りし、間取りを見ながら物件のご紹介をします

能登定住）最後に、能登不動産で、新しい取り組みがあると聞きました。
玉地さん）コロナ禍にあって、能登に内見に訪れることができない方へ、移住コーディネーターと一緒にリモートで内見ができるように整備しました。空き家バンクを見て、「この家の内見をお願いします」と申し込んでいただければ、リモートでご紹介いたしますし、要望に近い物件を合わせてご紹介もしておりますので、気軽にお問合せください。
舟場さん）物件の内見と合わせて、その集落の様子や、チェックしたい周辺状況もご案内しますので、物件検討に必要ないろんなことを一緒にお知らせくださいね。

• ※「リモート内見」のお問合せは、能登不動産または能登定住・交流機構へお問合せください

 　■　能登の各市町では、移住者さん向けの住宅支援があります。
 　　　　例）中古住宅を購入された方　―　50～100万円ほど
 　　　　　　家財道具などの処分費用　―　10万円ほど
 　　　　　　※転入する家族一人につき、一定額の助成金の加算（10万円程度＠1人）がある自治体もあります
 　■　水回り修繕にかかる費用目安　―300万～500万円（上下水道整備、風呂、トイレ、キッチン）
 　■　家財道具処分費用　―　20万円ほど（処分量による）