【かにみそレシピ】極上おつまみは、煮込み3分で簡単。ご飯も酒もエンドレス。

かにみその究極おつまみレシピを大公開。

かにみその美味しさを引き出す、極上おつまみレシピをご紹介します。それは王道の「かにみそソース」です。

このレシピは超簡単な調理方法によって、かにみその風味を飛躍させることができます。あまりにも美味しすぎるため、ご飯とお酒が止まらなくなる恐れがあり、作り過ぎには気を付けましょう。

目次

王道&禁断の「かにみそソース」のレシピ

私の住んでいる石川県はカニの産地であり、漁のシーズンは冬。この時期、スーパーにもカニが並んでいます。すでに捌かれているカニが売られていることもあり、超簡単に料理できます。

かにみそソースは、そのまま食べても美味しいのですが、白ご飯とも相性抜群です。さらに炊き込みご飯や、雑炊、ドリアなどにもアレンジできます。食欲が暴走する禁断のレシピを公開します。

材料(2人前)
かに
※おすすめは香箱蟹(コウバコガニ)
2杯
味噌お好み
お好み

※香箱蟹とはズワイガニの雌のことで、内子と外子と呼ばれる卵は絶品。

作り方
01.カニミソ、蟹の身(半分くらい)を、小鍋に入れる。
02.香箱蟹の使う場合は、赤い卵(内子と外子)も鍋に入れる。
03.小鍋に味噌と酒を加え、弱火で3~5分ほど煮込めば完成。
※注意点 : ぐつぐつと煮込み過ぎて、水分が無くなったり、焦げたりしないように気を付けましょう。

かにみそレシピの調理ポイント。極上おつまみをつくる秘訣。

このレシピのポイントは、蟹の5つの美味しさを一口で堪能できる贅沢さにあります。

・蟹の身の甘さ

・とろーりとしたかにみそ

・ほろほろの内子

・ぷちぷちの外子

・かにみその周囲についた謎の白い塊

これらをすべて煮込むことで、蟹の旨味が凝縮された極上おつまみが完成します。加熱されることで、湯気とともに風味が立ち昇り、味噌によって旨味を感じやすくさせた「食べるソース」です。

お酒のおつまみだけでなく、ご飯のお供にも最適のため、お子さんのいるご家庭でもお勧めします。

さらに、少しだけ手間をかけると、より美味しい悪魔的なおつまみを作ることもできます。それは、甲羅ごと焼く方法です。

写真のように、甲羅に蟹の身や調味料を入れて作る方法もあり、〆に熱燗の甲羅酒も楽しめます。

しかしながら部屋中に焼き蟹の匂いが充満するのと、甲羅が傾いていると水気がすぐこぼれてしまうので、小鍋で煮込む方が簡単です。このように甲羅焼きする方法は、美味しいけど部屋も臭くなるという悪魔的な料理なのです。

「かにみそ」のおつまみレシピに、最適な蟹の種類とは?

ズワイガニやベニズワイガニ、毛ガニやタラバガニなど様々なカニが存在します。かにみそソースを作る際、わたしがオススメしたいのは香箱ガニ(コウバコガニ)一択です。

なぜなら、卵というご馳走が付いているからです。香箱ガニとはズワイガニの雌であり、産卵の時期を迎えると、ほろほろ・ぷちぷちの2種類の卵(内子と外子)を味わえるとあって、地元民からも熱狂的な支持を得ています。

冷たい日本海で蓄えられた脂やカニミソなど、複雑で奥深い旨味が一匹に詰まっており、その美味しさはまさに甲殻類の女王です。そんな香箱ガニの卵は、紅の宝石なのです。

だからこそ、かにみそソースのレシピには、香箱ガニが欠かせません。

かにみそを料理する、おすすめの季節はズバリ冬です。

そもそも香箱ガニは、貴重な食材です。水産資源を保護するために漁期が短く制限されており、石川県では11月上旬~12月にかけての2ヶ月に満たない期間しか漁ができません。それゆえ漁期中は、地元民も待ちに待ったシーズンです。この時期、地元の鮮魚店やスーパーで容易に買うことができ、飲食店や旅館などでも味わうことできます。

冬は、香箱ガニが産卵を迎える時期でもあります。それゆえ「内子(うちこ)」や「外子(そとこ)」といった卵も味わうこともでき、かにみその旨味と合わさり、極上のおつまみへと大変身します。

かにみそと卵を味わえる「香箱ガニ」の産地は?

かにみそと卵を同時に味わえる「香箱ガニ」が、どこで水揚げされているかという石川県です。

私の住んでいる石川県はカニの産地であり、冬は漁のシーズンとあって、スーパーにも蟹が並んでいます。すでに捌かれているカニが売られていることもあり、こちらを購入することで超簡単に料理をできます。

圧倒的な美味しさに加え、この時期しか食べられないという限定感。さらにスーパーなどで容易に買える手軽さから地元民からも愛されているのかもしれません。その美味しさを引き出すためには、どのような料理方法があるのでしょうか。

かにみその食べ方は、おつまみ以外にも多種多様。

ここでは、香箱ガニのかにみそを使った4つのレシピをご紹介します。

・かにみその香り広がる「はす蒸し」

・かにみそをトッピングした「炊き込みご飯」

・かにみそと出汁のマリアージュ「かに雑炊」

・チーズと蟹の香ばしさ広がる「かにみそドリア」

どの料理も、かにみそ、内子、外子などを味わえるレシピとなっています。ただし、ご飯や蓮根など、いずれも炭水化物が多めの料理です。美味しすぎて食欲が暴走しないように気を付けながら、ぜひ色々と試してみてください。

かにみそレシピ01.はす蒸し

香箱ガニのはす蒸し。かにみそを蓮根生地で包み、蒸した料理。
材料(4人前)
はす蒸し】
香箱蟹(コウバコガニ)2杯
蓮根5節
少々
醤油少々
【餡かけ】
出汁適量
片栗粉適量
薄口醤油お好み
お好み
みりんお好み
お好み
作り方
01.小鍋で、かにみそソースを作る。
02.蓮根をすりおろし、少し水気を切り、塩や醤油を少々加える。
※石川県産の蓮根は、デンプン質を多く含むと言われており、つなぎを入れる必要はありません。
03.蓮根生地を手に取り、お饅頭を作るように、かにみそソースを包み込む。
04.蒸し器で12分ほど蒸す。その間に、あんをつくる。
05.小鍋にみりんや酒を加えて、煮切る。出汁を加え、薄口醬油と塩で味を整える。出汁が温まったら、水溶き片栗粉を加えて、とろみをつける。
※甘みがほしい場合は、みりんや砂糖で甘さを調整する。

かにみそレシピ02.炊き込みご飯

香箱ガニの炊き込みご飯。かにみそをトッピングすると絶品。
材料(4人前)
2合
香箱ガニ2杯
出汁405ml
醤油大さじ2
大さじ1
作り方
01.米をといで、30~60分ほど水に浸けておく。
02.土鍋に米を入れ、出汁、醤油、酒を加える。
※味を濃さをお好みで調整したいときは、米を炊くときの水量が450mlになるように加減する。
03.香箱ガニの身、内子、外子、をそれぞれ半分ほど土鍋に加える。
(残った半分は、かにみそソースを作るときに使う。)
04.土鍋に火を付ける。沸騰するまで強火で、約10分くらい温める。
05.水蒸気が噴き出してきたら、火を中火か弱火にして、約10分くらい炊き上げる。途中で、香ばしい匂いがしてきたら、すぐに火を止める。
06.10分ほど蒸らす。
07.その間に、かにみそソースを作る。
08.ごはんが炊けたら、かにみそソースをトッピングして食べる。

かにみそレシピ04.雑炊

香箱ガニの雑炊。炊き込みご飯を多めに作り、翌朝などにパパッと作るのがおすすめ。
材料(2~3人前)
香箱ガニの炊き込みご飯1合
出汁適量
薄口醬油お好み
かにみそソースお好み
作り方
01.鍋に、炊き込みご飯を入れ、出汁を加える。
02.薄口醤油で味を整える。
03.かにみそソースを温め直して、雑炊にかけて食べる。

かにみそレシピ04.ドリア

香箱ガニのドリア。炊き込みご飯を多めに作り、翌日などにオーブンでリメイク。
材料(2人前)
香箱ガニの甲羅2杯分
香箱ガニの炊き込みご飯適量
チーズお好み
かにみそソースお好み
作り方
01.香箱ガニの甲羅に、炊き込みご飯を入れる。
02.チーズ、かにみそソースをトッピングして、オーブンで温める。
03. 香箱ガニの甲羅は小さいため、ちょっとしたおつまみに最適です。

まとめ|かにみそレシピは無限大

以上、かにみそを使ったレシピをご紹介しました。炊き込みご飯、雑炊、ドリアなど、ご飯ものを中心にご紹介しましたが、パスタなどにも合うと思います。

糖質制限ダイエット中の方にとっては、まさに悪魔のささやきとも言えるレシピ。誘惑に負けて、ぜひいろいろと実験してみてください。自分の意思が弱いのではなく、香箱ガニが美味しすぎるのがイケないのです。

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