[ 金沢便り2006.12月 ]
最初のページの金沢便りのバックナンバーコーナーです。
2006.11月/ 10月/ 9月/ 8月/ 7月/ 6月/ 5月/ 4月/ 3月/ 2月/ 1月/ 2005.12月/ 11月/ 10月/ 9月/ 8月/ 7月/ 6月/ 5月/ 4月/ 3月/ 2月/ 1月/ 2004.12月/ 11月/ 10月/ 9月/ 8月/ 7月/ 6月/ .5月/ 4月/ 3月/ 2月/ 1月/ 2003.12月/ 11月/ 10月/ 9月/ 8月/ 7月/ 6月/ 5月/ 4月/ 3月/ 2月/ 1月/ 2002.12月/ 11月/ 10月/ 9月/ 8月/ 7月/ 6月/ 5月/ 4月/ 3月/ 2月/ 1月/ 2001.12月/ 11月/ 10月/ 9月/ 8月/ 7月/ 6月/ 5月/ 4月/ 3月/ 2月/ 1月/ 2000.12月/ 11月/ 10月/ 9月/ 8月/ 7月/ 6月/ 5月/ 4月

12月31日(日) フォーラスで映画
天気もよくて、大掃除の後、大晦日の駅前・フォーラス金沢で映画を観た。映画のフロアーにはさすがに人は少ない。駅周辺の駐車場は車で埋まっていたし、フォーラスの1階や飲食コーナーには人は多かったが。さすがにこんな日に映画をゆっくり観る人は少ないということかもしれない。おかげで、他のお客さんの雑音の悩まされることもなく、ゆったりと観ることができました。新しい楽しみ方としておすすめです。大晦日の午前中までに掃除やおせちを作り終え、午後は映画を楽しむ。いかがですかね。
12月30日(土) パソコンの更新
自宅のパソコンをMac miniに更新したら、古いソフトが使えなくなった。このページを作成していたシンプルテキストというmacに標準でついていたソフトも使えない。テキスト編集ソフトもついているのだが、勝手にブラウザーでの表示をしてくれて、HTMLで書けない。wordで書くことも可能なのだが、余計なものが付き過ぎる。そこで、Appleのホームページから、テキスト作成用のフリーソフトを見つけダウンロードした。iText Expressというソフトです。従来と同じような状態で書くことが出来るようになりました。おかげで、久しぶりに自宅のパソコンから更新ができるようになりました。
12月29日(金) 初雪
今年はじめて雪が積もりました。昨日の夜から降り始め、今朝には5cm以上積もったのではないか。昨年は12月5日に金沢でも積雪があり、12月に大雪で難儀したが、今年は雪が降らずに困っている人が多かった。これで一安心か。例えば、スキー場も営業ができるようになるのではないか。さらに年末の帰省に向けて公共交通機関の利用が促進されるのではないか。冬は雪が降ってこそ、自然のサイクルもうまくまわるはず。温かいことを喜んでいてはいけないのではないかと感じている最近であるので、雪を歓迎したい。

事務所の前に積もった雪
12月28日(木) 一杯のカニ汁
今年最後の取材に山中に行った。漆工房・大島を訪ねる。御主人は面白いことを言われる人でした。「ご飯は椀、めしは碗、ライスは皿」。理想は口当たりは良く、軽くて、あたたかいお椀がおすすめです。表面に細い目を細かく入れてあるお椀はごはんがつかないとのこと。試しに使ってみたくなったので、2客を買い求める。その後、年の瀬の温泉街を見学、南町で山中温泉出身の道場六三郎さんのレシピで作ったカニ汁をいただく。生姜が効いていて、あたたまります。1杯100円という値段も程よい。サービスでないところがよい。100杯出れば10000円になるので、お手伝いいただいているお姉さんたちの人件費も出るというもの。次に肉屋でコロッケを買ってその場で食べるが、途中で気軽に食べられるものがあるというのも、街の魅力の一つです。

カニ汁
12月27日(水) 神楽
寺町1丁目にある「神楽」(寺町1-20-10、TEL076-280-5010、営業時間/11:30〜14:30、17:30〜20:30、月曜定休)でうどんをいただく。ついこの間まではラーメン屋さんであったが、うどん屋に変身。2日間寝かせて麺を作る手間ひまのかけ方はラーメンと同じです。店のロゴも同じだが、ショルダーに乗っているフレーズが「手ごね足踏みうどん」となっています。国産小麦を石臼で挽いているとのことです。メニューは、つけうどん580円、わかめうどん630円、てんぷらうどん950円、ざるうどん580円、とろろぶかっけうどん680円、天盛りざるうどん1050円など、夜は炭火焼鴨ロース1050円、天ぷら盛り合わせ1250円もあります。

神楽の山里うどん
12月26日(火) 風庵
午後から八尾で高山線の利用促進の検討会議があったので、昼は諏訪町の風庵でいただく。いつものお店でいつものそばをいただくというのもよいものです。人が店の常連になる理由は安心感を期待することと、馴染みの客としての自己の存在感を確認したいためかもしれない。風庵は八尾の中で安心して入れる店の一つです。御主人の気さくな性格と八尾を愛していることが伝わってくるような店内の林秋路さんの作品展示も魅力だ。そして、八尾らしい間口が狭くて奥行きのある空間。諏訪町通りの町並みにもマッチした店構えです。このようなお店が増えることを期待したい。

風庵のざるそば
12月25日(月) 可能性の追求
今日も、能登町にお邪魔して、いしりを使っているお店の話をうかがって回る。いしりラーメンを10年以上前から出している「七味ラーメン」(柳田)では、神奈川からバイクを飛ばして食べに来たお客がいたとのこと。そのお客さんにはあばれまつりのポスターをプレゼントされたそうだが、そのようなフォローが大切だ。ネットで情報を上げておく意義は高い。それと重要なのは、将来を信じて提供を続けることです。自らが出来ることを考え、実践してみること。そのような積み重ねにより、自信もつくし、評価も高まるようになるのではないか。将来は自らが構築するという意志があってこそ、周りの人もサポートしてくれるようになるものである。

いしりラーメン
12月24日(日) 朝霧の由布院
昨日の天気が良かったので、放射冷却でぐっと冷え込み、朝霧の由布院になっていました。7時前に宿を出て、金鱗湖まで散歩する。霜がおり、空気は冷たく真っ白な世界が広がっていました。金鱗湖や大分川からは湯気が立ち上り、どんどん白さが増していくようでした。湖の水は温かく、温泉が沸き出しているというのは本当ですねと、今さらながらに感心する。朝食をいただいた後に朝風呂を浴びて、チェックアウト。荷物を駅まで届けていただく手配をしてもらい、歩いて駅まで行く。駅前から出ている馬車に乗ってみる。1時間の田園の中を走るコースは語りも楽しく十分魅力的です。駅まで戻った後、駅のホームにある足湯に入る。30分ほどつかり、温かくなってきたところで、亀の井別荘に向かう。川沿いを歩いていくが、由布岳がきれいに見えて気持ちよい。亀の井別荘の湯の岳庵で昼食をいただく。食事が終わった頃に、中谷健太郎さんがお見えになったので、ご挨拶ができました。鍵屋で土産を買い、さらに、玉の湯、桐屋でも土産を買う。駅に戻って、再度足湯に入る。バスの時間が近付いたので、荷物を駅前の観光協会の案内所で受け取り、バスセンターに行く。米田さん御夫妻に見送られ、由布院を後にする。

朝霧の金鱗湖
12月23日(土) 由布院へ
先月に続き由布院へ行く。いつものルートで福岡経由で高速バスで由布院に行くが、クリスマス前とあってお客様が多い。由布院のバスターミナルに米田さんが迎えに来て下さっていて、お宿のはなの舞に送っていただきました。荷物を預けた後、玉の湯に行き、昼食。桑野和泉さん、溝口薫平さんともお会いする。昼食後、金鱗湖まで行く。人の多さに驚く。大分川を下り、由布院美術館へ。美術館の上からの由布岳の眺めが素晴らしい。B-speakでロールケーキを買い、はなの舞に戻る。温泉にゆっくりつかり、のんびりする。品数の多い夕食を美味しくいただき、早めに寝る。

由布院美術館からの由布岳
12月22日(金) 宇出津港
朝早く家を出て能登町に行く。9時前に着いたので、港に行ってみた。すでにセリは終了していたが、荷揚げをしている漁船が1艘いたので、写真をとらせていただく。小いわしのような小さな魚が多かったが、大きな魚も含まれており、選別作業に追われていました。寒い中での作業は大変そうでしたが、見学させていただくと、感動できるシーンです。セリの様子も独特の雰囲気があって魅力的です。もっと漁港を活かしたいものですね。

魚を水揚げする
12月21日(木) 具体化
加賀能登のれん会の会議でデザイン案を報告。理事の皆さんにも承認いただいたので、ほぼ確定です。同時に提案させていただいた産業観光事業は是非実現いただきたい内容です。百貨店で物産展を行ってきており、その関係を有効に活かし、さらにおつきあいを深めていく場として、「ものづくりの現場を訪ねていただくツアー」を企画実施したい。ものづくりに取り組んでいる人たちとじっくり話をしていただける内容を目指したいものです。コンセプトノートにまとめた事業案の一つですが、具体化することに大きな意義があります。
12月20日(水) けんさん亭
夜、山中で委員会があったので、夕食は山中温泉の本町にある「けんさん亭」でいただく。能登鶏のカツ定食をいただく。地域の素材にこだわっているので、そのようなメニューが多い。季節なので、ずわいがにや魚のメニューもあります。詳しくはホームページをご覧下さい。山中温泉の中で、おすすめできるお店の一つです。このようなお店が増えることを期待したい。

能登鶏のカツ
12月19日(火) 呉羽梨
お歳暮に間に合うよう特殊な保存方法を導入して梨を販売している藤岡正明さん(富山県射水市黒河1905 TEL&FAX 0766-56-2322)。技術的にはある程度確立してきたようで、その梨の販売の仕方について相談に乗る。エコファーマーとして土づくりに長年取り組んでこられています。肥料代わりに豆を使ったり、除草剤を使わず、草刈りを繰り返したりと、手間ひまかけて栽培されておられます。常に新たな技術の導入にも熱心に取り組まれ、数年前に導入したのが、急速冷蔵し、氷温貯蔵するという方法。梨が冬眠状態になり、長期間の保存が可能になっています。新春までもつそうで、御歳暮用の商品として「幸水」を販売しています。梨好きの人には長期間梨を楽しむことができる魅力的な商品ですね。
12月18日(月) ひらめき
いろいろ考えていると、不意にひらめくことがある。そのイメージが核になって一気に企画のフレームがまとまっていくことも多い。そのためには、基本的な情報をまずインプットすること、それも現場を体験すること、当事者の話を聞いていくことが大事だ。意見交換の際にひらめくことも多い。そのような場を積極的に設けること、そして、触発する存在であるためにはポジティブに発想できないといけない。
12月17日(日) 結婚式
甥の結婚式の進行役をつとめる。初めてのことで、冷や汗ものでした。シンポジムのコーディネートであれば、ある程度慣れてはいるのですが、初めてお会いする親戚の方々を前にすると緊張しますね。なんとか、無事に式と披露宴をこなすことができたので良かったです。新婦側の御親戚の方々全員とお話が出来ましたし、今後もどこかでお会いできる機会があればと思う。披露宴の際にもお話ししたのだが、一生に一度かもしれない機会なので、積極的にお話をすることが大事だとつくづく感じた。
12月16日(土) メールの便利さ
出雲でお会いした方とメールでやり取りしているが、一度直接会って話しているので、スムーズにコミュニケーションが図れます。双方向でのやり取りが行いやすいことも大きなメリットです。特にホームページを作っている方の場合は、それを拝見することでも、当人の関心事が分って、参考に出来ます。詳しい内容はページにアップしておいて、アップした新しい内容についてメールで簡単に案内することで、見ていただきやすくすること。そして、蓄積してきた情報を再編集することで、さらに利用しやすくし、価値を高めることも可能だ。
12月15日(金) 新たな出会い
出雲での3日目。最初に、焼酎を作っている工場に見学に行き、奥様と懇談。ボトリングマシンは金沢の渋谷工業のものが入っていました。さつまいもが特産品なので、いも焼酎とそば焼酎を作っておられます。そばは出雲そばのイメージからですね。その後、オロチそば「たばら」でしじみ汁を御馳走になる。昼は福田屋で出雲ホテル連絡協議会の田邊会長と会食。出雲でなければできない事業について提案させていただく。提案はいたって単純なことで、神在月に、出雲でマレビトを集めた事業を継続的に行うというもの。地域で活躍する人々の交流会を毎年できないか。毎年、出雲にお邪魔しているので、私だけでなく、もっといろんな方々にお越しいただきたいものです。

福田屋のお昼
12月14日(木) ホテルと商店街
出雲商工会議所で出雲市駅周辺のホテルと商店街の方々の懇談会を開いていただきました。近くにいながら、初めてのことで、前向きなお話をいろいろしていただきました。商店街サイドで商店街の魅力的なお店や散策コ−スの提案などをまとめたマップを作り、個別の店舗を詳しく紹介した、ホームページをまず作ること。その上で、マップをホテルでお客様にお渡しいただけるようにすること。その前に、商店街を散策して回る研修会をホテルのスタッフ向けに行いたいところです。駅周辺のホテルには30万人以上の方々がお泊まりになっていることはたしかなので、そのような方々に駅周辺で楽しんでいただけるようにしっかり情報提供していくべきです。夜は、松江からお越しいただいた松浦さんや県庁の原さん、太田さんたちと懇親会。12名で遅くまで楽しませていただきました。お集りいただいたみなさん、ありがとうございました。商店街を歩いている時に、気になる店を見つけたので、のぞいてみる。松ケ枝屋さんと言います。乾物専門店で、出汁にこだわって、鰹節を削ってお届けしたり、北海道の浜干しの昆布、さらに隠岐特産の海藻やあご干しなども販売されています。話が面白い御夫婦です。

松ケ枝屋さんの削りあご
12月13日(水) 再度、出雲へ
今年度5度目の出雲行きである。いつものように朝5時40分過ぎの列車で金沢を出発し、京都、岡山で乗り換え、午後1時に出雲市駅に到着。最初に出雲民芸館に案内いただく。民芸の活動をされてきた方が多い地らしく、立派な民家を借りて、展示が行われています。しかし、あまり知られていないのか、お客様は少なさそうである。作品を買い求めるコーナーも設けて欲しいところです。次に、神西湖に案内いただく。100種類ぐらいの野鳥が観察できるとのことで、湖のあちこちに野鳥の群れがみられました。この湖でとれるしじみは宍道湖のものより大きいとのこと。遊覧船も運行しているようなので、もっと活用の仕方がありますね。隣接してクアハウスと国民宿舎もあります。夜は、羽根屋さんの2階で商店街の若手の方々に集まっていただき、意見交換会を行う。近くにいながら、個々で行っている活動についてはよく知らないものです。まず、参加メンバーの店を順番に訪問して、お話を詳しくうかがう勉強会から行って欲しいですね。

出雲民芸館
12月12日(火) 高橋 治さん
八尾で仕事をさせていただくようになった平成10年当時、最初に読んだのは、高橋治さんの『風の盆恋歌』だった。お顔は今年の風の盆の時にも拝見していたが、山中温泉のかよう亭で初めて直接お話をうかがう機会を得ました。おわらと山中節がテーマでしたが、おわらへの評価は適格なものです。さすがです。また、ゆっくりお話をうかがってみたいものです。
12月11日(月) コンセプトの意義
何度も書いていることであるが、コンセプトの意義は深い。関係する人々に共有され、その概念をコアに具体的な事業展開が発想されること。出て来たアイデアを評価し、細部を描き詰めていく際に基準ともなるようなポイントでないといけない。適度な抽象性と具体的なイメージを触発するような言葉が理想だ。人は言葉によって物事を認識し、世界を構成してきた。その核にある言葉とも言える。個人でも、会社でも、事業や商品、まちや地域にあっても、コンセプト設定をしてみると、違うアイデアやイメージが浮かんでくることが期待できる。企画の仕事の基本にある作業だ。
12月10日(日) アートを語る
坂のまちアートinやつおの実行委員会があったので、夕方八尾に行く。日曜の夜のまちは静かだ。坂のまちアートの魅力をいかに高めるかについて議論するが、基本的に必要なことは「アートとは何か」を問い続けることだ。ただのアート展ではない、「さかのまち」、「八尾」で行う意義を考えておかないといけない。ギャラリーで行う展覧会とは異なる意義がどこにあるか。まちに触発される、まちの人との交流を通じて感じること、ふくらむイメージを形にすること、それがコアにないといけない。まちの人は異質なアーチストと非日常を創造することにより、普段とは異なる刺激を得るはず。そこには相互触発がある。アートには人を動かす力がないといけない。感動であり、観たい、触れたいと思わせられる力があるかどうかが問われている。まちや異質な人との出会いと交流を通じて、人は鍛えられ成長していく。
12月9日(土) 直接話すこと
人づてに聞いている話と直接会ってみての話では、印象が大きく異なることがある。やはり、直接話してみることが重要です。人間関係は共有した時間と直接話し合った内容の蓄積によって形成されるものでしょう。今後もこれはと思う方々とだけでなく、常に新たな人、いろんなジャンルの方々と話すことに時間を費やしていくことも大切なのだと思う。その上で、この人とならと思える人とはできるだけ一緒に過ごすことを心掛けたいものである。
12月8日(金) 醤蔵(ひしおぐら)
夕方、大野の醤油蔵に行った。当社が長年デザイン等をお手伝いしているヤマト味噌醤油のショウルーム「醤蔵(ひしおぐら)」である。大野は金沢港に面した地区で昔から良質な水があることと、港から物資を入れやすいこともあり、味噌醤油を製造している蔵が多い。その蔵の一部を改装し、お客様に遊びに来ていただこうと始めたものであるが、醤油ソフトが人気で、若いカップルなども多く訪れているようだ。それに伴い商品も売れているので、それなりの売上が上がっている。ささやかではあるが、人を引きつけるポイントとして地域の中では重要な役割を果たしている。

醤蔵の夕景
12月7日(木) じょうはな織館
久しぶりに城端に行く。じょうはな織館で、最近の状況をうかがう。1階のショップはレイアウトや商品も変化しており、なんとなく楽しい雰囲気になっていた。奥の喫茶コーナーには美術的な作品が展示されています。ギャラリースペースには城端の織物の歴史を紹介したパネルがかかっています。2階の体験工房では、今日も団体の体験が入っているとのこと。安定的に顧客を開発するためには、もっと情報発信を図ってほしいものです。体験参加者のコメントをホームページでも紹介していくとか。地域の情報を頻繁に発信する人が増えて欲しいものです。

じょうはな織館の内部
12月6日(水) 発想の転換
従来からの発想をいかに転換できるか。表面的な認識からは難しい。そんなものだという一般的なとらえ方やあきらめに安住してはいけない。真摯に話をうかがうこと、現場を体験し、当事者からじっくり話をうかがうことを積み重ねたい。もちろん、関連した情報を把握するために本や資料も読み込むことも必要だ。そして、将来を展望しつつ、新たなフレームを再構築する努力を重ねることである。新たなフレームづくり、再構成が行われ続けるのが常ではないか。時の流れや社会状況の変化に飲み込まれつつ、客観的にその状況を把握しようとすることが大事だ。
12月5日(火) 環境浄化
奥能登の商工会女性部の研修として片山津で取り組まれている水の浄化活動を視察に行く。柴山潟の水の浄化を促進するために貝を入れたり、葦を増やしたりもしてきています。さらに、総湯の斜向かいにある公園では潟の水を引き入れて浄化する実験も進めています。2日ほどできれいになるとのことです。池の中にはめだかも泳いでいたりして楽しめる場になっています。潟の水の総量に比べるとささやかではありますが、少しずつでもきれいにして潟に返すという活動が継続されることで、徐々に住民の意識も高まり、きれいな環境づくりが進むことが期待できます。最後に、泥染めの体験もさせていただいたが、湖底に沈んでいるどろから、紫色かかった染め物ができることが不思議であった。貴重な体験をさせていただきました。

泥で染める「晶子染め」
12月4日(月) 冬の寒さ
連日寒い。東北では雪が積もっているというニュースが流れているが、昨日も、能登の山の中では雪景色が眺められるようになっていました。車のタイヤもすでにスタッドレスに交換しました。早めの対応が大切です。冬に向けて準備すべきことは多いが、寒い時期になると運動不足になりがちで、肥満しやすい。運動するように心掛けるか、食べる物をコントロールしないとあぶない。年度末に向けて、健康に気をつけて暮らしたいものです。
12月3日(日) 寒ぶりまつり
能登町の宇出津中心商店街で行われた「寒ぶりまつり」を見に行く。11時からの寒ぶりの解体・即売には多くのお客様が集まって来ていた。解体は中心市街地にある魚屋さん3軒が担当していたが、我先にと寒ぶりを求める人でごった返していましたね。一番大きな寒ぶりは17kgもありました。大きな切り身だけでなく、お頭とかあらの部分も人気です。内臓も売れるのではないかと思う。刺身は近くの紙子鮮魚店で作ったものを販売していました。商店街の魚屋さんが連携して、役割分担していることもいいですね。商店街では地元の皆さんの屋台もたくさん出て、その場で食べられるようにテントも多く用意されていました。雨が降ったり、あがったりの変な天気でしたが、沢山の人がテントの下で飲食も楽しまれていました。今後も継続して行っていただきたいものです。なお、1月15日まで、町内の飲食店や宿泊施設で寒ぶり料理を味わうことができる「能登の寒ぶりまつり」も実施中です。

寒ぶりの解体・即売
12月2日(土) 三国
三国での「三国節となんぼや」という民謡をテーマにしたシンポジウムでコーディネーターをつとめる。事前に打合せを行っていたので、パネリストの皆さんに適格なご発言をいただきました。時間も限られていたので、まとまったお話しはできませんでしたが、それぞれの発言の中でヒントとなることは沢山あったはずですので、今後に活かしていただきたいものです。パネルディスカッションの途中と後に行われた子供達の唄と演奏は素晴らしかった。保存会の人数は少ないが、未来を担う人が多くいることが素晴らしい。

三国節の披露
12月1日(金) みふく
主計町のみふくで鍋をいただく。スタッフの送別会があった。みふくの鍋は、特製みそとしょうががたっぷり入っているところが特徴。かきが基本であるが、かきが食べられないメンバーがいたので、肉鍋につきあう。ここの鍋は作るのは接待さんがしてくれるが、取り分けるのはお客が勝手にしてもよい。そこが同じ主計町の「太郎」さんとのちがいです。

みふくの鍋
さらに前の金沢便りはこちらをご覧ください。

MENU◆ 最初のページ/ 地方ことばのページ/ ◆美味しい食事/富山/石川/福井/ 泊まりたい宿/ 魅力的な人/ 買いたいもの/ 楽しい体験/ おすすめの店/ 行ってみたいところ/ 本棚から/ ネットワーク/ ネットワーク(個人)/ 金沢便り/ ご意見箱/ 石引商店街/ 石引商店街[そい制作]/ 和倉温泉のお店/ 砺波の観光/ 「美味しい石川」/ 能都町のお店の物語/ 能登の案内人(携帯用]/ 八尾風便り[Web版]/ おすすめの由布院/ 作成ホームページ集
■北陸のリンク ◆UIターン/ ◆ライブカメラ/ ◆ツーリズム関連/ ◆環境・自然体験/ ◆農家のページ/ ◆観光情報/ ◆観光施設/ ◆飲食店/ ◆宿泊施設/富山/石川/福井/ ◆博物館・美術館/ ◆交通・天気/ ◆自治体/ ◆地域づくり/ ◆マスコミ/ ◆プロバイダー/ ◆検索エンジン/ ◆緊急情報・調べもの
(株)グルーヴィ 担当:高峰博保 金沢市弥生1-28-12 〒921-8036
TEL 076-243-2215 FAX 076-247-8644 takamine@groovy-net.co.jp