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10月31日(火) 下平鮮魚店 奥能登の商工会女性部の事業のために能登町に行った。昼は宇出津の裏通りにある下平鮮魚店(能登町宇出津ト5-1 TEL0768-62-0078)にお邪魔した。基本はやはり刺身定食でしょうということで、注文してみた。3種類の魚を盛り込んだ刺身に、もづく、味噌汁、漬物、ごはんで1000円です。別途、イカシュウマイも出していただいた。シュウマイの表面に細く切ったいかがまぶしてあります。魚屋さんの奥に食事処を作られた貴重な店です。駐車場も隣にあります。 | 下平鮮魚店の刺身 |
10月30日(月) 一休 中能登に商工会連合会の仕事で出掛けたので、昼は「一休」(中能登町二宮あおば台74-7 TEL0767-76-0676)という手打ち蕎麦屋でいただいた。鹿島のアルプラザから七尾方向に行った左側にある「二宮あおば台」という住宅団地の一角にあります。七尾線の二宮駅の前でもあります。店内は小上がりとカウンターで、20名程度の席数。奥には蕎麦打ち体験ができる工房もあります。そばはもりそばとかけそばの2種類のみ。極端に細いめんは均一に揃っておりご主人の几帳面な性格を表しているようであった。そばを持って一度店に出てこられたが、いかにもそば屋のご主人という印象の人です。 | 一休のそば |
10月29日(日) 秋の紅葉散策 山中温泉の奥にある県民の森で行われた「秋の紅葉散策」の様子を見学してきた。前回お邪魔した時に教えていただいた。大聖寺にお住まいの南さんがガイド役であった。頂上付近の斧入らずの森にはブナ林が広がっていました。それに続いて「ならの木台」と呼ばれるミズナラやコナラが台地状の平たいところに林立しているところもあった。この森は、主要な樹木にプレートがつけてあるので樹木の名前を覚えやすい。もちろん、ガイドの南さんに、特徴を教えていただきながら見て回ったので、大いに勉強になりました。とりあえず、ミズナラとコナラは見分けられるようになりました。 | ブナ林 |
10月28日(土) 高山線沿線探検隊・猪谷隊 高山線沿線探検隊の猪谷隊に参加。本日の参加者は全員が高山線で参加されていました。理想の展開です。関所館で解説をうかがった後、ジャンボタクシーで移動、林林の裏の高台にあるらっきょ畑で、らっきょについてお話をうかがう。しいたけ栽培に使った菌床を肥料にしているのは、エコロジカルでよい。その後、普段通らない道に入り、神通峡を橋の上から眺める。旧道には素晴しいポイントがいくつもあるものです。さらに、しいたけ栽培をしているシーテック細入を見学。従業員30名の貴重な職場だ。向いにある新村こうじみそ商店で、あまざけと大根寿司、みそをつけた里芋の田楽等を試食させていただきながら、ご主人のお話をうかがう。江戸時代から使っているという桶が歴史を感じさせてくれます。最後に、楽今日館で昼食、そして、温泉に入る。紅葉が始まった神通峡を眺めながらの露天風呂は格別です。 | 紅葉が進む神通峡 |
10月27日(金) 高山線沿線探検隊・笹津隊 高山線沿線探検隊の笹津隊が行われたので、様子を見に行った。午後からは福光で特産品クリニックがあったので、車で出かける。笹津駅に集合し、まず駅に展示してある宇津さんの彫刻作品を見学。最初は風の城に行く。一番上まで登り、眼下に富山平野や神通峡を眺める。おりてきた後、鹿を見かける。人に慣れているのか、近くに寄って行っても逃げなかった。下の広場では、ちょうど野外アート展を行っていたので、それも見学。次に、きぎし牧場で雉を飼育している様子を見学。雉肉の試食もさせていただく。風舎の丘まで移動して、中を見学して、途中でしたが、福光に移動。そう言えば、笹津駅前にある田林初月堂にも立ち寄ったが、八尾牛乳を販売されていたので試飲してみた。瓶入り牛乳は1本70円で、ご主人にお話をうかがうと、御親戚とのことでした。 | 鉄橋を渡る列車が見える |
10月26日(木) 特産品クリニック 富山県商工会連合会で特産品クリニックがあった。高山線沿線探検隊に参加いただいている店も入っていた。いろんな事業をからめてより魅力ある商品開発を進めることは大切です。一つの活動だけで完成度を高めることが難しいようであれば、いろいろな方に参加協力を求めることがよいのではないか。主体となる人に明確な意志やコンセプトも必要ですが。意欲の高い人は何事にもどん欲に挑戦するものです。そのような方が増えることを期待したい。 |
10月25日(水) 能登の案内人養成講座2 引き続き、「能登の案内人養成講座」。空気も爽やかな朝一番に、まんだら村を散策して回る。住民でもある荒木さんに教えていただくことも多かった。まんだら村ライフを楽しんでおられることがよく分ります。金沢大学の赤石さんはきのこの研究家ですので、さすがにきのこを発見する能力が高い。最後に、参加されたメンバーで、プログラムづくりについて議論したが、雑草をテーマに実験を行うことになりました。山野草でもなく、きのこでもなく、あえて雑草をテーマにすることで、ツーリズムの可能性、案内人の価値を理解していただければと思います。路傍の雑草にどれだけ、価値を見出すことができるか。それこそ、地域の人々にとっても重要な発想の転換です。 | あけびの葉 |
10月24日(火) 能登の案内人養成講座 一日、「能登の案内人養成講座」を行う。最初に、高峰がツーリズムについて話す。ツーリズムは少ない人数で、交流に主眼をおいて楽しむ旅をイメージしています。その後、島袋さんにやんばる自然塾の取り組みについて、紹介いただく。やんばるは能登と共通するイメージをもっていますので、モデルとしては理解しやすいと考えて、お招きしました。午後も講座を続け、夜は懇親会。地元の方々に作っていただいた料理が美味しかった。 | 地物を使ったお造り |
10月23日(月) 能登のりんご園 今日は朝一番に能登町に行く。商工会等で打合せの後、内浦の牧場のそばにあるりんご園にお邪魔した。不動寺の直売所で販売していたりんご園の場所を教えていただき、探し当てる。山岸さん御夫妻がちょうどりんごの収穫中でしたので、りんごの写真を撮影させていただき、お話をうかがう。人柄のよい人たちです。オーナー制度やりんご狩り体験もされていて、多くは近くにあるいくつかの直売所で販売されています。一度、体験にお邪魔したものです。りんごの木1本を借り受けて体験をさせていただいて1万円というのはお得ではないですかね。山岸りんご園(ご自宅は能登町合鹿 TEL0768-76-0284、朝晩でないと通じないかも?)の横でも直売をされています。お出かけになる際は電話をした上でお訪ね下さい。 | 山岸さんのりんご |
10月22日(日) 能登人めぐり 朝から珠洲にお邪魔して、すえひろの末政さんご夫妻の案内で、珠洲の魅力人にお話をうかがって回る。最初はA~干しを作っている若富喜会の萩村文枝さん。10年前に一度取材させていただいています。次は農家の皆口さん。こだわりのものづくりをされていて、2ケ月前に、息子さんが戻ってこられて修行中です。その後は珪藻土切り出しコンロを作っている脇田又次さん。珠洲では最もメディアに登場している人かもしれません。昼食は、半島の先端部にある「つばき茶屋」(珠洲市折戸町1-3-1 TEL 0768-86-2059 営業時間/10:00〜16:00 不定休)。漁師の奥様が経営されている店なので、新鮮な魚の盛り合わせのお刺身が贅沢でした。最後に、珠洲製塩にお邪魔して、工程説明と体験プログラムについてお話をうかがう。珠洲には人材が豊富ですね。 | つばき茶屋のお刺身 |
10月21日(土) 高山線沿線探検隊 高山線沿線探検隊がスタート。高頻度運行のスタートということでのセレモニーもあったので、朝5時に家を出て、金沢駅5時半過ぎの列車で富山へ。富山駅で6時半過ぎからのセレモニーを見学。7時10分の列車で猪谷まで試乗。市長や議長をはじめ、商工会長、観光協会長など、地域の皆さんと一緒に乗って行く。各駅では歓迎セレモニーが行われ、太鼓やおわら、ブラスバンドの演奏など、盛り沢山でした。笹津を過ぎてからは窓外の風景に皆さん感激の様子で、思わず立って外を眺めておられました。猪谷でのセレモニーを見学後、8時6分の列車で富山まで戻る。その後、9時35分の高山線で速星まで行き、最初の探検隊に参加。高岡や黒部などからご参加いただいたお客様たちと、中央植物園、ねいの里・いこいの村、ホーライサンワイナリーをめぐる。ガイドをしていただく内容で、見方が変わるので、ガイドの重要性を実感しました。 | 屋外栽培のマンゴー |
10月20日(金) 特産品クリニック 毎年、恒例の特産品クリニックが立山町商工会であった。デザイナーの方と二人で、2つの事業者さんを相手にご相談に乗る。課題は明確であったりするのだが、そのことをどれだけ認識して、組織として実行に移せるか。担当者の思いとは別のことで、状況が動くこともあるのはたしか。しかし、全体をコントロールするという強い意志のもとに活動しないといけない。商品として世に出す以上、一定の責任を伴うとも言える。競争を意識しつつ、しっかり商品に関わっていただければ、成長してゆけるものである。 |
10月19日(木) 高山線 天気が良かったので、高山線に試乗してきた。金沢から富山まで行き、富山で高山線に乗り換える。高山線が発着する3番線は、2番線の高岡寄りにあります。高山線は昼の時間帯は本数が少ないので、とりあえず八尾まで行き、八尾で猪谷行きを待つ。その間、八尾駅でいろんな人に出会った。商工会の田代さんには事前に電話して来ていただいたが、行政センターの窪野さん、JRの鉄道部長さん、そして、スローアートショーに参加している宮本さん、そして、観光協会の布谷さん。スローアートショーのPRの打ち合わせと、21日の高山線高頻度運行のセレモニーの打合せを時間をずらして行っておられた。八尾駅にも宇津さんの彫刻作品「電車で旅する人たち」(?)が展示されているが、作品名等の掲示をお願いする。八尾で1時間以上を過ごして、次ぎの列車で猪谷まで行く。さすがに人が多い。神岡鉄道に乗るためや撮影に来ている人も多い。猪谷で帰りの列車まで時間があったので、近くの神通川にかかった橋まで行き、峡谷を眺める。山の上の方から紅葉がおりてきているが、もう少し時間がかかりそうです。観覧列車として、鉄道からの眺めは十分楽しめました。 | 神岡鉄道の列車 神通峡 |
10月18日(水) 環境資源を把握する 今日も山中温泉に行く。山中温泉の奥に「県民の森」があるので、そこを見学に行った。山中には動橋川と大聖寺川が流れているが、動橋川沿いに上がっていった。途中の橋からの川の眺めは素晴しい。川が深く、自然の大きな岩が点在して、きれいな水が流れています。途中、道路から川に入りやすいポイントもあって、川遊びにはぴったりです。鶴が滝という案内看板に従って、見学に行ったが素晴しかった。歩道も整備されていますので、行きやすくなっています。県民の森の中にも川遊びができるポイントや散策ルートが設定されています。ケビンやバンガロー、キャンプ場も設置されていますので、家族や仲間で遊ぶに行くにはぴったりです。知的に楽しむためのガイドツアーなども十分可能です。すでに年間4、5回はそのような活動を行っておられます。もっと活用すべきですね。その後、山中温泉の鶴仙渓を歩く。あやとり橋の駐車場に車を停め、橋を渡って、大聖寺川沿いを歩く。多くの観光客が歩いていました。遊歩道が歩きやすく整備されていますし、川のそばまで行くことも可能です。長い年月をかけて形成されてきた植生も面白い。ガイドつきで回るともっと楽しめますね。 | 鶴が滝 県民の森全体図 |
10月17日(火) 湯治場再生 山中温泉で夜の会合があったので、早めについて旅館の女将さんと中華の長楽で会食。今後の山中温泉の観光について意見交換を行う。今年度取り組んでいる事業について、いいヒントを得ることができました。自然環境を活かす活動を進めたいと考えておられるようですので、モデルとなっていただけるとよい。温水プールでの水中運動療法の実践にも取り組んで欲しいものだ。医療センタ−と連携されているが、最初だけ医療センタ−で診察を受けていただき、2日目からは、温水プールで運動を行うスタイルでもよいと思う。湯治場としての歴史を未来に活かすことを考えるべきですね。長楽にいて気付いたのは、女性の一人客がいらっしゃることです。明るくて、カウンターもあって入りやすいのだ。もちろん、おいしいということでしょうが。 | 長楽の料理 |
10月16日(月) 夜のまち歩き 八尾の上新町でまちづくりフォーラムがあった。東大の西村幸夫教授の研究室の学生諸君が行ってきた調査と提案を発表し、住民の皆さんがグループワークで意見を出し合うという内容です。西村教授も議論に参加されていました。面白い提案がいくつも含まれているので、いかに実現にもっていくか。そのプロセスを描くことが重要です。早めに着いたので、夜のまちを歩いて回った。暗くなっても開いている店は浮かび上がって見えるが、通りの雰囲気が寂しい。例えば、諏訪町通りや蔵並通りにもっと明りが欲しい。絵になる程度の足下灯を増やしていくこともよいのではないか。商店や住宅も道路に面した部分に明りを入れていただくとか。内部からもれてくる明りでも十分です。 | 福鶴酒造の夕景 |
10月15日(日) 世界遺産を守る茅刈り 五箇山の菅沼集落の上にある茅場での茅刈りに参加する。茅場の斜面で成長した茅を鎌でかり、まとまった量にして束ねる。それを最後に、道路に停めたトラックの荷台に投げ下ろし、最後は、合掌の里の体験の館のまわりに立てて、くくりつけ終了。マイペースでやっていたので、それほど疲れを感じることはなかった。風も心地よく、直射日光が当たらなかったので作業はしやすかった。世界遺産を守るためのお手伝いとして、多くの人に協力いただくとよい。春の草刈、秋の茅刈り、さらに茅の葺き替え作業の手伝いとプログラムづくりを一貫してできるとよいですね。最後に教わった、縄での縛り方も伝統的な技で魅力的でした。 | 茅を刈る |
10月14日(土) いしかわみらい共創会議 西田幾太郎記念哲学館で行われた「魅力あるいしかわ中央圏創出」をテーマにしたシンポジウムでコーディネーターをつとめる。いしかわみらい共創会議という、かほく、津幡、内灘、森本の各商工会青年部と金沢青年会議所のネットワーク組織の主催。まず、宮口とし廸教授による講演「交流・連携そして協働」があり、テーマに沿った分かりやすい話をしていただきました。その後、かほく市、津幡町、内灘町の各商工会青年部長と金沢青年会議所理事長でパネルディスカッション。河北潟の上と、干拓地の中で可能なことを議論したが、干拓地内で仕事をされている方々も巻き込んで取り組んでいただくことが重要です。それと、河北潟をコアとしつつ、その周辺との連携、双方向での人、もの、情報の動きを形成していくことだ。 | 講演する宮口教授 |
10月13日(金) そば屋のぜんざい 出雲市駅前の商店街を巡る途中、昼は「そばの加儀」で割子そばをいただく。ご主人も出てこられて、ぜんざいの話になり「ぜんざい」もいただく。ぜんざいは出雲が発祥とうかがう。出雲に神々が集まる時のことを神在月と言うが、その「神在」(しんざい)が変じて、ぜんざいになったとか。いわれをうかがうと有り難みが増すものです。出雲地方にはぜんざいを食べる習慣が昔からあるようだ。加儀さんのぜんざいは、焼いたもちが入っており、しっかりしています。 | 加儀のぜんざい |
10月12日(木) 出雲行き 朝一番の列車で出雲に行く。今年度、4度目の出雲行きで、出雲駅前商店街全体の勉強会も企画いただきました。中央通り商店街から全体へ、魅力あるまちづくりのためには、連携した活動が不可欠です。昼過ぎに出雲市に到着。午後は数軒の商店を回り、個別に話をうかがう。個別の店の取り組みの情報発信を行いつつ、全体でいかに吸引力を高めるか。夕方から、福田屋(出雲市今市街1400 TEL0853-21-1174)さんという、魚屋さんが始めた料理屋で、全体の勉強会。最初に乾杯をしていただいてから、少し話をさせていただく。これまでは、街路整備のための工事が進んでいる中央通り商店街で、「一店逸品」という具体的な活動を行い実績を作ることを目指してきた。そのことについて、他の商店街の方々からも関心をもっていただけるようになってきているようでしたので、観光商業の展開も念頭においた事業を商店街全体で連携して行うことを提案をさせていただいた。マップを作成して、ホテル等で配布いただくと同時に、事前にホテルスタッフを対象にした街歩きの研修会と商店との交流会を行うことなどがまず必要です。もちろん、ネットでの情報発信を自らが継続的に行うことも大切です。さらに、個々の商店に旅のお客様も楽しめるものを用意いただくことです。すべきことは明確であり、絞って活動を行っていただくとよい。 | なぎら長春堂 福田屋のお造り |
10月11日(水) 調査事業の成果 繰り返し書いていることであるが、調査や計画作成の事業の後が問題である。午前中、石川県産業創出支援機構で打ち合わせを行ったことは、昨年の調査事業に基づき、今年は具体的な研修事業を行っており、その評価を参加者からうかがうという調査をいかに進めるかということであった。その評価はいろいろあるだろうが、少なくとも、前年の調査事業を踏まえて、具体的な活動に発展させていることが素晴しい。さらに、その評価をうかがうことで、より顧客満足度の高い事業にしていこうという姿勢がいいですね。そのような段階的なアプローチが重要だ。当たり前のことであるが、調査や計画づくりで終わるようなことはよろしくない。常に具体的な事業への展開を考えたものでないといけない。 |
10月10日(火) 月下美人 坂のまちアートでは、いろんな発見があったが、その一つは、花を栽培している人が多いこと。八尾の花というと、酔芙蓉が有名で、多くの家で鉢植えにして、家の前に置いてあります。さらに、目立つのは、月下美人。諏訪町通りには複数の家で鉢があり、今年も飯島さんの家の前の花をみることが出来ました。以前も、月見のおわらの時に咲いているのを拝見したことがあります。一夜限りの花が美しくもはかなく、八尾のイメージにあっているように思います。「野の花展」も素晴しい活動ですが、それぞれの家の人がお世話をされ続けて咲く花達にも注目していただくとよい。 | 飯島邸前の月下美人 |
10月9日(月) 坂のまちアートinやつお最終日 今日も坂のまちアートinやつおに行く。今日は一日快晴で、最終日ということもあり、多くのお客さんが会場を回っておられたので、にぎわいが感じられます。会場としては端の方のところも見に行ったが、そのようなところにもお客さんは回っていました。下新町の会場への案内看板が欲しいところでしたが。それと、今日目立ったのは、プログラムには書いてない表現活動が行われていたこと。ハーモニカの演奏はいくつかのポイントで行っておられた。周辺に懐かしいメロディーが聞こえてきていました。さらに、ある会場では、地唄舞の披露もありました。それ以外にもいろいろあるようで、本部に問い合せが来ても、対応できなかったと言われていました。プラスアルファの企画として、本部に登録いただくなど、実行委員会として把握につとめる必要がありますね。 | 地唄舞 |
10月8日(日) 坂のまちアートinやつお2 今日も坂のまちアートinやつおに行く。雨が降ったり止んだりの天気でしたが、台湾からの留学生・劉さんご家族を案内する。小さなお子さまがいらっしゃるので、不安のない会場を見て回る。子供連れという想定はない事業であるが、結構楽しめるところもあるものです。一番単純なのは屋外の大きな石彫、さらに、家の前に飾ってあるお花。そして、広い空間。西町公民館で行っていた「西町カフェ」では2階でお菓子の試食もさせていただいたが、道路に面した狭い縁側を走り回ったり、手摺から眼下に道路を眺めたりと、十分楽しめました。福井呉服店さんでは、ねこの置き物につられてお店に入ったら、さらに大きな本物のねこがいて、しばらく遊べました。遊ぶ対象を見つけることが得意なのも子供ですね。 | 西町カフェで |
10月7日(土) デザイン デザイン展について議論して感じたこと。デザインについて理解を深めていただく必要があるのはだれか。生活者は日々デザインを評価選定している。商品選択の過程で、デザインを評価し、お好みのデザインの商品や店を選んでいる。その意味では、デザインを評価する目をもっているのは生活者だ。その生活者に商品を提供する企業や店の経営者にこそ、デザインについて理解していただく必要がある。優れたデザインの商品や店、空間を提供すれば、顧客からの支持が得られることを理解していただくことにより、地域のデザインレベルは高まるし、デザインを仕事にしている人への評価も高めることにつながるはずである。地域の商品が売れない、付加価値が高まらないのはデザインのレベルに問題があるケースも多い。地域への評価にも同じようなことが言える。地域でデザインに関わっている人達の意識を高めることも重要な課題だ。デザイン業界に優秀な人材を獲得できるようにならないと、地域のデザイン力は高まらないであろう。そのためには、デザイン業界および、デザイン発注者としての企業や行政のデザイン認識を高めないといけない。デザインに関する優先課題はそこにあるのではないか。生活者はデザイン評価のプロであるという発想で取り組む必要があろう。あえてデザインされたものを見に来るためには、それだけ優れたものや新たなデザインが一堂に集まっていないといけない。店頭や生活シーンで見るデザインとは異なる表現や情報が得られることが期待される。 |
10月6日(金) 坂のまちアートinやつお2006 坂のまちアートinやつおがスタート。午後の会議を終えた後、八尾に向かう。あいにくの雨であったが、終了30分前に到着。上新町の通りから西新町まで、見て回る。大きな空間には、思いきった展示が可能です。その意味では、ギャラリー翠華堂は恰好のスペースです。一方、商店や民家の会場は使用方法は限られるが、それをいかに活かすかを考えることもアートだと考えればよいのではないか。坂のまちアートは今年で11回目です。継続しつつ、常に新たな企画も盛り込んでいくべきであろうし、アートをテーマにする以上、見る人を触発するような機能を期待したい。今後は、誰かがガイドするツアーなども実施していくべきではないか。それと、当初あったような、多様な表現者の参加いただくような場の設定が必要ではないか。一つのまちをステージにしつつ、世界につながるようなことができるとよい。夜の楽しみも欲しい。 | ギャラリー翠華堂の作品 |
10月5日(木) 事業の成果 石川県商工会連合会の特産品販路開拓支援事業の推進委員会があった。今年で4年目の事業であるが、事業者自らがエントリーされてくる人が増えているとのこと。但し、地域的に片寄りがあるのは、これまでに参画してそれなりの成果があったところは継続しているし、周辺で参加する企業が増えたりしているためでしょう。結局、成果が見えるかどうかで、評価が変わるということではないか。事業の成果を集約して、積極的に発信する活動も必要ですね。それと、商工会が果たすべき役割を明確にして事業を推進すべきではないか。商工会は地域の商工業者の発展を通じて、地域振興を促進することが役割です。基本は商工業者の経営サポートであり、業績向上のための事業を企画実施すること。その結果、税収や地域で回るお金が増え、地域の財政を豊かにすることにつながる。そして、地域の自立を促進することになるのではないか。地域の産業政策とは、そのような観点で税金が使われる意義がある。 |
10月4日(水) 下平鮮魚店 1日かけて「魚の美味しいまちづくり」のための取材を行う。まず4時に起きて、網起こし体験に行く。民宿遠嶋の桜井さんの漁船に乗せていただき、定置網の網起こしを見学。体験と言っても見学していただけです。途中で気分が悪くなり、船尾で坐り込んでいました。宿にもどり、休憩の後、せりの様子を見学に。今の時期は一番魚が少ないようで、荷捌き場はさびしかった。その後、民宿で朝食をいただくが、朝水揚げした魚が4種類刺身になっていました。贅沢な朝食です。その後、商工会でスケジュールを確認後、商店街の魚屋とさしみ屋を見学して回り、お話を少しづつうかがう。昼は、民宿ふわで料理の撮影。午後は今年2月に店を改装されたばかりの下平鮮魚店にお邪魔した。魚屋さんの店の後ろの部分に、食事ができるスペースができています。昼から定食類も用意されていますが、店頭で選んだ魚をその場で調理してもらい、味わうことも可能です。ホームページを毎日更新し、メール会員も募集中とのことでした。このようなお店ができることを提案し続けてきましたから、うれしい限りです。今度能登町にお邪魔した時は食事に行こう。最後に、数馬会長の話をうかがい、能登町をあとにする。 | 下平鮮魚店の看板 お食事スペース |
10月3日(火) 民宿遠嶋 能登町商工会で「魚の美味しいまちづくり」についての打合せの後、民宿遠嶋に泊めていただく。大きな皿盛りのお刺身が付いていた。特別な料理ではなく、二人以上のお客様にはつけているとのこと。自ら定置網を持ち、毎日のように水揚げに行っているので、可能なサービスだ。ひとしきり当主の桜井さんのお話をうかがったが、相変わらず面白い。お客とお客をつなぐ、お客様と語ることを楽しみにされていることは素晴しい。 | 遠嶋の刺身 |
10月2日(月) しん馬 どこにも出かけない珍しい日であった。唯一外出したのは、昼食に久安の「しん馬」に出掛けたこと。何度もお邪魔しているが、看板が新たに設置され、スタンプカードも作られていました。住宅地の中にあるお店としては、お客様の獲得が難しいのはたしか。まず見つけていただかないと始まらない。近くの交差点にも看板を出されているが、店の前にも新たな看板がつけられていました。次にすべきはお客様のリピーター化ということで、スタンプカードも作られたようだ。しん馬さんは、そばもきれいだが、爽やかで、無理のない接客が良いので、頑張っていただきたいものである。 | しん馬のそば |
10月1日(日) 雨のおわら 今日も「月見のおわら」が行われた八尾に行く。雨が落ちてきたり、あがったりと、あやしい空模様で、晴天パターンでの町流しが行えるか微妙でした。それでも夕方6時半には、一旦晴天パターンでの開催がアナウンスされ、お客様も諏訪町、上新町の通りに誘導されてきました。しかし、7時前から雨が降り始め、結局町流しは中止になり、町民広場特設ステージでのおわらとなりました。雨の中でのおわら鑑賞はさすがにきびしい。何らかの対策を考えるべきでは。町内にある既存の大きな空間に分散させてでもいいから、よりよい状態でご覧いただけるようにできないか。観光会館や体育館、お寺の本堂など、それなりの人数を収容できるスペースはいくつかあります。3000人程度であれば可能ではないか。もしくは、五箇山方式で客席もシートでおおってしまい、お客様が着席でご覧いただけるようにするとかも考えられますね。 | 雨の中でのおわら鑑賞 |
さらに前の金沢便りはこちらをご覧ください。 |
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