[ 金沢便り2006.4月 ]
最初のページの金沢便りのバックナンバーコーナーです。
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4月30日(日) タイヤ交換
車のタイヤをようやくノーマルタイヤに交換しました。白山麓や五箇山に行くことがあるので、用心していましたが、さすがにもう大丈夫でしょう。ガソリンスタンドでエアーも入れて、快適に走れるようになりました。同時に、社長のパソコンに外付けのハードディスクを足して、バックアップを作成。以前に入れ直して、そのもままになっていたステムフォルダも一つを削除し、スムーズに起動できるようになりました。休日じゃないとできない作業でした。
4月29日(土) 調査捕鯨船公開
金沢港で行われていた調査捕鯨船の公開を見に行く。天気にも恵まれ、多くのお客さんが来ていました。調査捕鯨の活動についての展示がしてあり、グッズの販売も行われていた。贅沢を言えば、船の中をもう少し見せていただけると良かったのですが。鯨の肉の缶詰とソーセージ、「鯨類資源の持続的利用は可能か」を購入。岸壁の広場でも、能登町の皆さんをはじめ多くの店が出ていました。帰りに、金石の亀鮨で昼食。久しぶりにお邪魔したが、相変わらずきれいな店内でした。

さよりのにぎり
4月28日(金) キャロット
夕方、せせらぎにパンフレットを届けた帰りに、長助で一揆そばをいただく。帰り際に若旦那から、バードハミングの横のキャロットをリニューアルして、おもしろい店を作ったと教えられた。さっそく、帰りに立ち寄って、お話をうかがったら、昼は1日15食限定のランチがあり、夜は日替りでマスターが替わるバーになるとのこと。24時までの営業を考えているようです。バーは5月11日からの開店です。昼はすでに試運転を始めていて、週末は特別メニューになります。定休日は月曜日。電話は0761-94-2886です。一度食事に行かなくては。バーを楽しむなら、バードハミング鳥越か、向いの林旅館に泊まることです。キャロットは当初、ジュースメッセ・キャロットという名前で、地元の野菜や果物を使った健康的なジュースを飲ませる店としてオープンしたところでしたが、うまくいかず、途中でメニューやスタッフを変えてきていたところでした。地元の若い人達が新しい運営の仕方に挑戦してくれることは素晴しいことです。

キャロット
4月27日(木) アートとは
八尾で坂のまちアートについて協議する。10年経過して、無理を重ねてやってきたことが限界にきているという印象ですね。そもそも「アート」とはいったい何なんでしょう?芸術とどこがちがうのか?デザインやクラフトと異なるのはどこなのか?民芸の活動とアートはどうつながるのか?そのような根本的な概念を再度検討することが必要なのではと感じました。わざわざ展覧会の会場に足を運ばせる魅力があるものでないといけません。その動機となるのは、何らかの刺激や触発、癒し、発見や学びなど。そして、描かれている世界と観る人をつなぐ役割など、多様なことが期待されている。感動ということを言う人もいるが、感情を動かす、感じて人を動かす力を有する存在でないといけないのではないか。表現活動の基本は、観る人を心身ともに刺激し、動かすことではないか。そのことがまず基本的に必要なことで、その上で、何らかの対価を払っていただけるような作品を作り、表現活動が出来ていてこそ、プロのアーチストなのではないか。対価のいただけない作品、表現活動は趣味で終わる。表現はきついかもしれないが、お客様から対価のいただけない製品はゴミになることと通じるものがある。アーチストは作品を買っていただいてこそ、アーチスト足りうるのだ。アーチストの商品は作品や表現行為そのものだ。それをいかに高く買っていただけるようなプレゼンテーションができるか。それは、あらゆる生産者に問われることでもある。もちろん、生前は売れなかったが、亡くなってから作品の価値が高まるということもあるから、今すぐお金をいただけなくても、表現活動を続けるという人もいるだろうし、その作品が無価値ということでもないのはたしかである。創造活動で食べていくことは難しい。そのような表現者に、表現者として生きていく可能性を広げる場が「坂のまちアート」に期待されることではないか。まず、観る人を獲得することからスタートする。
4月26日(水) 五箇山の春祭
夕方から、事務所の朝倉さんと留学生の高さん、リャオさんを五箇山に案内する。五箇山観光協会の山崎さんの地元の春祭で、白山宮の舞殿で夕方5時半頃からの神事の後、こきりこの奉納がありました。未婚者が踊っているとのことでしたが、五箇山にも若者はたくさんいますね。その後、山崎さんの実家にお邪魔して、お祭り料理を御馳走になる。山菜や岩魚などの山の幸を基本に、いろんな料理が盛り沢山でした。地元の人たちは何軒もの親戚や知り合いの家を梯子して、飲み歩くようです。最後に白山宮での獅子舞を拝見して帰る。御花御礼が名調子で面白かった。

白山宮でのこきりこ奉納
4月25日(火) たけのこ料理
昼はたけのこ料理を食べに行く。別所の小坂(金沢市別所町62 TEL076-243-8592)さんにお邪魔する。昨年もお世話になっているが、平日とあって、さすがに空いていた。おかげで、1時間程で帰ってきました。事務所のミーティングという名目で行ったが、たまにはいいものです。これから5月後半まで、シーズンでこの界隈も賑わうことでしょう。傾斜地で農業を営むことが難しいところは、アイデアと連携で、このようなことも可能であるということです。穴水のかきよりも歴史はあるけれど、似たところがある。白山麓のそばも集積することで、集客力は高まっているはずだ。

小坂のたけのこ料理
4月24日(月) 唐変木
せせらぎのリーフレットのデザイン案を鳥越支所に届けた帰りに、唐変木で昼をいただく。唐変木の橋本さんはそば処せせらぎやにわか工房の師匠でもあります。長年、そば打ちを指導してこられています。そのおかげで、白山麓でそば屋が増えています。橋本さんの功績は大きい。最初は一般の体験も指導されていましたが、にわか工房で体験プログラムを始めたので、今はプロを目指す人の指導に集中されています。橋本さんの打つそばはいつもきれいです。午後は高さんと浅田屋にお邪魔して、女将さんからお話をうかがう。日本旅館の女将さんの仕事の特徴を学びたいという希望でしたので、浅田社長にお願いしました。私も女将さんからお話をうかがうのは初めてのことですので、学ぶことも多かった。高さんのおかげで、いい機会になりました。

唐変木のそば
4月23日(日) にぎわい
今日も天気がほどほどで、鳥越の食彩館せせらぎは多くの人で賑わっていました。そば処は順番待ちの人が続いていました。屋外の出店にも多くの人が集まっていました。農協の女性部は新たなメニューも追加していました。たくましい人達です。店内で売っている彼女達が作っている漬物やお菓子も人気です。週末はこのようなお客様でしょうが、野菜がまだ出ていませんので、6月以降にさらに期待していただきたいものです。もちろん、地域の皆さんには通年で出せるものを作っていただけるように早くすることです。果物の類いも増やすべきですね。初日の売り上げが50万ということですから、上々の滑り出しでしょう。

新たなメニューも追加した出店
4月22日(土) 食彩館せせらぎ
鳥越の食彩館せせらぎがオープンしました。朝からセレモニーがあり、テープカットの後、開店しました。店内には人があふれかえり、混雑しましたが、徐々に落ち着きいてきました。天気にも恵まれ、駐車場での出店にもお客さんが流れていました。今後、週末には多くのお客さんが来ることでしょう。地域の皆さんが頑張って商品を供給いただくことがポイントです。年間5000円で登録すれば、白山市内の方は出品可能です。年配の方々が作られている野菜や加工品が出せる仕組みを強化していきたいものです。店頭に最後に出てきた、地元の野菜、山菜は、昨年から勉強会を続けてきた成果を活かし情報を付加したものになっていました。駐車場のパラソルの下で、出店の揚げの焼いたものや赤飯、岩魚などをいただきながらの特産品談議も楽しいものです。みなさん、ご馳走さまでした。

店頭に並んだせん菜
4月21日(金) 開業準備
鳥越の食彩館せせらぎがオープンします。最後の準備の様子を見に行き、商品が入ったところを撮影する。まだ、商品が届いていないところもあるので、22日も撮影に行きます。1年以上前から勉強会をスタートして、いよいよ開店です。春はまだ野菜が少ないですが、それでも自信作の米やきのこ、加工食品から手作りの小物、陶芸品など、盛り沢山です。白山市内の特産品を集めてあります。市内の酒蔵のお酒も一通り入っています。山野草も白山麓の愛好家の方々が育てたものが用意されています。手打ちそば処と相乗効果を発揮してくれることを期待しています。加賀小松方面から白山へ向かうルート上にありますので、お客様の確保はしやすいはずです。魅力的な産物を地域の人々に供給いただければ、ものを介した出会いの場になることでしょう。そういえば、ここは「出合」(であい)という地名です。

商品の入った「せせらぎ」
4月20日(木) 自治
地域で人、モノ、情報、金が回る仕組みををいかにつくるか。自治の基本は政策形成と人材育成、財源の確保である。企画を立案すると同時に、それを実現するためには人と資金の手当てができないといけない。そのようなことが地域でしっかり構築できること。それが自治の基本に必要なこと。行政も民間も連携して、相互に触発しながら自治を実現する必要がある。行政内での分権も重要な課題だ。国、県、市町村のどこが担うべきことなのか。住民に近い市町村が担うべき役割が多いのはたしかである。そのようなことも含めて、地域づくりの未来を議論すべきだろう。財政のことをベースに、地方分権論議を地域レベルで重ねることも必要だ。
4月19日(水) 酒を飲む意義
静岡の田中さんが金沢に来られた。片町のいたるで飲むが、いろんなことに取り組んできた人との話は面白い。今回は11月に高山で行われる全国街道交流会議の準備のために北陸を行脚されている。街道を活かして、どのようなまちづくり、事業が可能か。高山での全国大会で、実験的な事業が行えるとよい。当社の社長は、人と酒を飲むことは営業だと言うが、新たな知を生み出す貴重な場でもある。フードピア金沢で、シンポジウムの分科会を「食談」とネーミングして実施した意義はそんなところにある。
4月18日(火) 桜の色
桜の花の色が濃くなっているように思うのだが、錯覚であろうか。満開であるが、花の色が徐々に強くなって見えてきた。事務所から見える桜だけでなく、伏見川沿いにある桜もそのように感じる。桜は咲はじめが色が濃くて、徐々に薄くなっていくというイメージがあったのだが、間違いであろうか。いずれにしろ、しぶとく花をつけたまま頑張っている桜たちです。葉が出てきたものもありますが。

満開の桜
4月17日(月) ゆずジュース
庄川のトナミ醤油(砺波市庄川町金屋600 TEL 0763-82-0264)さんにお邪魔した。ゆずジュースの新商品をいただく。さっぱりしていて飲みやすい。北陸自動車道の呉羽のパーキングで販売しているとのこと。あの店は高速の売店の中でもこだわりのあるところですが、しっかり扱って下さっています。庄川でとれた柚子で作った貴重なジュースです。トナミ醤油さんでは瓶入りのジュース「金屋美人」も販売しています。宅間三郎会長や販売担当の岩崎さんにお世話になりました。工場見学もお願いすれば、させていただけます。22日の土曜日に日本テレビ系列で取材をうけた番組が放送されるとのことでした。近くには、名水百選の瓜裂清水もあります。

ゆずジュース
4月16日(日) 桜見物
庄川の「鮎の里」で鮎をいただく。今年初めてのことであるが、いつもながら美味しい。こぶりの鮎で食べ易い。目の前の庄川沿いの桜がきれいに咲いています。お店にも多くのお客様がお見えで、赤ら顔のお客様の顔も満開です。その後、八尾の桜も見物に行く。旧町の裏山の城ヶ山にはたくさんの桜が植えられており、こちらも満開状態です。次に、城端別院のしだれ桜を見に行ったが、雨で断念。向野の江戸彼岸桜は紅色の花がきれいでした。最後に、福光の小矢部川沿いの桜を見る。夜桜見物のお客様も多い。

向野の江戸彼岸桜
4月15日(土) 雨の週末
雨が降り続いた1日でした。桜が満開に近いのだが、まだ咲ききっていないようで、散ってはいません。明日も大丈夫でしょう。春先は天気の変化が激しいが、典型的な春の気象状況です。夜、久しぶりにボーリングに行く。土曜の夜ということもあって、若者が多く、レーンはほぼ埋まっていた。たまには、いい運動です。
4月14日(金) 選択
余裕のない「情況」では無理であるかもしれない。しかし、そうであればなおさら、「状況」を改善するために、現状をしっかり分析し、どのような生き方をすべきかを再検討し、新たな方策を立てないといけない。仕事でも個人生活においても、選択可能なことは多いはずだ。自ら選ぶことや、問題を提起することが面倒なので、流されていることも多いのではないか。限られた人生の中で、次なるステップを考えるならば、する仕事も選ばないといけないし、つきあう人も選ばないといけない、暮らし方も選択しないといけない。もちろん、しっかりしたことをしていないと、選ばれないということあり、より真剣にならざるを得ない。選択というキーワードで考えると、選び・選ばれるという両面のあることが分り、よりまじめに生きないといけないことが理解できるのではないか。
4月13日(木) 兼六園
曇り空でしたが、兼六園での収録第2弾。留学生の高さんは、気合いが入っていました。ファッションからして違います。映像に写ることを前提にしたセレクトで、十分目立ちました。ちょうど、台湾からの観光客や香港からの人など、いろんな方々が見えておられました。兼六園は十分国際化しています。台湾からのツアーの添乗員の方は詳しくて、いろんなポイントで解説をされていました。花菖蒲の生えている奥の曲水や辰巳用水、梅林にもお客様を案内されていました。兼六園で1日、お客様の動きを観察しているだけで学ぶことも多いのではないか。

高さんとことじ灯篭
4月12日(水) 桜満開?
桜の花が満開です。事務所から見える弥生小学校の桜がきれいに咲いていて、近所の人たちも盛んに写真を撮りに来られています。今日、明日がちょうどよい見ごろかもしれません。雨も降らなさそうですし、今日あたり、花見はいかがですか?ということで、夕方から事務所の駐車場で花見をしました。プロジェクターで事務所の前の弥生小学校の桜をライトアップして、楽しませていただきました。

弥生小学校の桜
4月11日(火) 懐かしさ
人は何に懐かしさを感じるか、それはきっと育った過程で体験したことにかかっている。人やまちとの出会いがどれほどあるか、そのような事実の積み重ねが大切なのかもしれない。もっとも大切なのは、そのような過去への郷愁だけではなく、そのことから何を未来へ活かすことができるかである。限られた空間、関係性の中で生きていかざるを得ない人間としては、既存の関係を大切にすると同時に、新たな関係もどこかで作ることを常に意識的に行うことが必要ではないか。閉鎖化する傾向性をもった心を開放するために不可欠なことだ。個として好きに生きることを自由と履き違えている人が多い中で、人間存在の基本は社会関係、他者との関係性が優先することを再確認し続ける必要がある。
4月10日(月) 酒蔵
午後から能登に取材に行く。最初は富来の「富来ヤングストーリー」という情報誌を発行しているグループのリーダーである松本さんにお話をうかがう。問題意識はあるものの、何となくの関わりのメンバーもいるようだが、そのようなものだと理解して少しでも関わっていただける人を増やすことが大事ですね。17号まで発行してきたというだけでも大したものです。毎号、町長に話を聞いていることもすごい。交流型の事業を行い、それを記事化することで、楽しみながら情報誌を発行することを考えていただけるとよい。さらに、ネットに掲載してゆくことです。読んでいただける人が飛躍的に増えるはずです。特に富来出身の人には。その後、門前のまんだら村に立ち寄り、能登町に行く。数馬酒造で、きれいになった試飲コーナーの写真を撮影する。夜の雰囲気も良いものです。

数馬酒造の試飲コーナー
4月9日(日) 不完全商品
電気製品や自動車にも電子制御システムが組み込まれ、そのソウトウエアの不良から、動かなくなったりすることや作動不良が増えている。新商品開発の半分以上がソフトウエアの開発に費やされているとの記事もあった。そこで、重要だと感じたのは、家電品や自動車で動作不良が起これば、故障として、無償修理の対象になり、クレームが増えるのだが、コンピュータに関しては、動かなくなるソフトが多いし、OSから入れ直すということも、よくある話だが、メーカーに無償修理を要求する人は少ないし、車のようにリコールなどという制度もない。その違いはなんだろうか。不完全商品であることは確かなのだから、どこまで、そのことを顧客が了解して買っているかということにかかっているのかもしれない。すべての商品は不完全商品とも言える。
4月8日(土) 浅の川園遊会
浅の川園遊会が行われていたのだ、留学生の高さんたちを案内する。最初に東山をぶらぶらして、志摩を見学。奥の新たに作られた茶席でお抹茶と生菓子をいただく。庭を眺めながらいただくことができるようになっていて、足も下ろせて、よい空間になっています。留学生の質問は基本的なことを聞いてくれますので、勉強になります。格子の意味はどのようなところにあるのか、建物の造りが似ているのは何故か。生活している人も多いが、観光客が来ることをどのように感じているのか、どのような暮らしをしているのか、など、当たりまえのこととして、考えてみなかったことも質問してくれます。床の間という概念は初めてとのこともあり、日本の建築物の特長を国際比較してみる必要がありますね。建築素材も、相当違います。木造家屋は台北では少ないとのこと。あるのは、日本統治時代に、日本企業等が作った「社宅」のようなものが残っているとのことでした。床下に空間があって、それを支える石と柱も台湾では見かけないようでした。浅の川園遊会の水上舞台でのおわらを見た後、八尾のみなさんの控えになっていた神社にお邪魔して、一緒にご馳走になる。ささやかな交流を楽しむ。東茶屋街での街流しを拝見した後、箔座のひかり蔵に入れていただき、ちょうど始まった芸妓のお座敷芸を拝見。伝統的なものを楽しんでいただきました。

水上舞台でのおわら

太鼓に挑戦する高さん
4月7日(金) 兼六園
初めて兼六園のことを学んだ気がした。台湾からの留学生の高さんと一緒に兼六園を見て回り、どのようにガイドするのがいいか検討する。ことじ灯籠や雁行橋、唐崎松、さざえ山、噴水、翠滝など、主なポイントのいわれや構造、歴史について知ることは、ガイドの際に語れることを豊かににしてくれるはず。自信をもって話せるようにもなります。県内の主要ポイントやあまり人が行かないけれど、魅力的な場所につても、しっかり勉強して、ポイントを整理しておきたい。留学生の視点で見ることの面白さを感じた。観光やまちのあり方についてもいろんな意見が聞けて、学ぶことも多い。

兼六園の梅
4月6日(木) 桜咲く
事務所前の公園の桜が咲き始めました。気象台も開花宣言を出しましたが、金沢市内あちこちで桜の花が咲いている光景を見ることができます。ようやく春が来た感じですね。来週が見頃かも知れませんが、今週末からあちこちで、花見を楽しむことができそうです。事務所は目の前が弥生小学校でその隣に泉中学校、中学校の横には桜公園(以前は気象台があったところで、今でも桜の標本木があります)がある桜ゾーンにあります。

事務所前の公園の桜
4月5日(水) わかめうどん
食堂や立食いうどんで一番食べているのがわかめうどんである。東京にいる時から、食べ続けているような。今日の昼もわかめうどんであった。有松の藤七(金沢市有松5-8-18 076-241-5067  定休日:火曜)という食堂でいただく。庶民的な店であるが、いろいろなお客様が来ている。小上がりもあって、小さな子どもを連れた家族連れなどの利用もあるし、年配の女性が1人で昼食を食べている姿も拝見する。中には、昼食をとりに来るお客もいる。地域に根付いた貴重な食堂です。

わかめうどん
4月4日(火) 食彩館せせらぎ
鳥越で直売所の打ち合わせ。公式の打合せは最後という位置付けであったが、4月22日のオープンに向けて最後の準備に入ります。オープン当初は地元産の野菜が限られるが、夏場になれば徐々に地域産のものが増えてゆくことでしょう。直売所があることで、定年後の小遣い稼ぎの場として機能することも期待されます。メイドin鳥越、白山麓、白山市のものが揃う場として、遠方からのお客様にもお越しいただける店づくりを目指して欲しい。さらに手打ちのそば処・せせらぎも併設されますので、相乗効果も発揮できるはずです。地域の高齢者の生きがいづくりの場としても、いろいろなモノと人と情報に出会えるようなところになっていくことを期待したい。
4月3日(月) 越境する知
2000年に発行されたシリーズ本のタイトルに掲げられているが、意志として共感する。既成の枠組みの中で形成され学ばれる知をいかに越えていけるか。知を獲得するということは対象に名前をつけ、言葉で表現することにより了解することなのだが、それを踏み越えて新たな知を創出することを目指す必要がある。言ってみれば、再構築を繰り返すこと。たしかに知の蓄積があれば、新たな概念を獲得することにより、既存の知が瞬時に再構成されることがある。そのようなことが可能なためには、一定の蓄積も必要なのだと思う。いろんなジャンルのことを学び続けること、現場に赴き、当事者の話をうかがい続けることが基本的に重要だ。そのような経験、直感的に得た感触が知の基層を形成するように感じている。職業としてそのようなことが可能であることを喜びたい。既成の枠組みを越えたところでの新たな知の創出を目指して活動を続けてゆきたいものである。新たな知は市井にある、新たな知は辺境にある、新たな知は地域の中にある、・・・。
4月2日(日) かほくの若者たち
夜はかほく市の若者たちが、作成している「おすすめマップ」の打ち合わせに行く。世話人の西さんの会社で原稿チェックを行った後、マップに掲載されているお寿司屋さんの鶴香(かほく市木津、国道沿い076-285-1612)に行く。ここでは、2時間ほど今後の展開について議論。鶴香(つるこう)の寿司やお造りはきれいで美味しかった。若者たちも明解で面白い。何も無いと言われやすいまちでこそ、新たな活動をおこしやすい面があるのもたしかなので、遠慮なく面白いことを仕掛けていって欲しいものだ。

鶴香の寿司
4月1日(土) 風邪
ほぼ1日寝ている。のどが痛いのと、鼻水がひどいので、寝て過ごす。それでも、東京の叔父貴が金沢に来ていたので、夜は親戚の家に集まって会食。久し振りのことである。賑やかな橋場町の一時でした。そこで判明したこと。昔、当社の社長の家が大黒屋といううどん屋を梅の橋の前で営業していたのだが、そこに鍋をもってうどんを買いに行ってとのことでした。そのうどんがすごく美味しかったようだ。そのことだけで十分盛り上がりました。
さらに前の金沢便りはこちらをご覧ください。

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