[ 金沢便り2006.2月 ]
最初のページの金沢便りのバックナンバーコーナーです。
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2月28日(火) 由布院へ
今年2度目の由布院行きです。午後2時からの委員会に出席。ツーリズム実験についての報告と今後の提案をさせていただく。スイスから参加してくれている観光カリスマの山田桂一郎さんからもツーリズム及びその人材育成の重要性についてお話しいただく。環境保全型のツーリズムとして間伐体験も有効ですね。夜は国民宿舎由布山荘のならびにある「たけお」という小さなお店に米田さんと出掛けた。山女がおすすめでせごしという骨ごと薄くスライスしたものを楽しませていただいた。後から来られたお客様といろいろお話をしていたら、ご自宅に招待され、ずうずうしくもお邪魔した。夢想園の下の方にあるご自宅からは、列車が走りさるのが見えて、明るい列車の窓が動いて行く眺めは、宮崎駿の映画のシーンのようであった。御招待いただいたのは、大谷英之さん御夫妻のご自宅でした。数年前に書かれた本を読んでいました。魅力的な人達です。

たけおの山女のせごし
2月27日(月) 危なかった!
午後は会議の連続でした。まず、石川県商工会連合会で観光物産振興委員会。「美味しい石川」事業の報告と次年度事業について検討。産業観光も議題に登っていたが、そろそろ具体的な事業展開を考えたい。実験的なツアーを実施してみてもよいのではないか。商工会なので、小規模な商業や工業の企業を舞台にした交流型のメニューを試してはどうか。お菓子屋さんめぐりや食品加工場、工房めぐりなどはすぐ出来そうなことです。その後、産業創出支援機構で産業人材育成事業についての部会があった。高専さんを活かした研修プログラムづくりがメインテーマであるが、高専の原点を踏まえつつ、企業ニーズに応える仕組みづくりが期待されます。最後は能都町商工会でまんなか市の委員会。若い衆はいろんなことを考えてくれています。楽しみだ。帰り道、宇出津から柳田に向かう登り坂で、路面が凍結していた。その地点だけが濡れていたようで、気づくのが遅かった。ハンドルが効かなくなり、90度回転、正面から道路際に積もっていた雪に突っ込んだ。対向車もいなくて、命拾い。少し前方では、反対側に逆向きに突っ込んでいる車が1台。動けなくなったようで、車外で電話中でした。こちらは、雪に突っ込んだので、無事抜け出すことができた。しばらくは、対向車にパッシングをしながら走りました。危ない!危ない!
2月26日(日) 越中八尾冬浪漫
午後から八尾で越中八尾冬浪漫の民謡競演があったので、今年初めて見学に出かける。おわらを見たのも今年初めてかな?。鏡町の曳山囃しに始まり、娯茶平連の阿波踊り、五箇山のこきりこ、そして、保存会の精鋭によるおわらと、贅沢なプログラムでした。おわらも舞台踊りに新たな踊りが加わってきていますが、阿波踊りも舞台用の踊り方があるようです。徳島では阿波踊り会館が4、5年前に作られ、毎日公演が行われているとのこと。1000も「連」と呼ばれる踊りの団体がありますので、順番に出演しています。徳島県全体にとって最大の観光資源として活用されています。

阿波踊り
2月25日(土) 久宝多
午前中はホテルで原稿づくりをしていて、昼前にチェックアウト。2時半の飛行機で小松に向かう。そのまま、八尾に行き、民謡サミットを見学。徳島、秋田、沖縄、五箇山、八尾で議論。観光化、後継者育成、民謡ボランドが主な論点。民謡ブランドに関して、東京の向島で「風の盆in向島」というイベントが行われたことがあったそうです。八尾に何の相談もなく行ったとのこと。主催者のセンスを疑いたくなるような話しです。その後、西町でのまちづくりフォーラムを見学。最後は、鏡町に下りるところにある「久宝多」(076-454-2323)というお寿司屋さんで、寿司をご馳走になる。寿司だけでなく、お刺身、うなぎ、卵焼きなどもちょうだいしました。うなぎは素材からこだわっていて、柔らかくて食べやすい味わいでした。卵焼きも懐かしい味がします。手間ひまかけて調理して下さいました。

久宝多のにぎり寿司

久宝多のうなぎの蒲焼き
2月24日(金) 東京
朝8:00小松発の飛行機で東京へ。最初にATC日本旅遊さんへ。台湾からのお客様向けのサポートシステムの実験について協力を要請。台湾の旅行代理店に相談していただけるとのこと。次に渋谷から田園都市線に乗り、  すずかけ台まで行く。東京工業大学の理工学振興会で、石川高専の先生方と産業人材育成事業についてお話をうかがう。しっかりした取り組みをされています。日常的な地域企業とのおつき合いの蓄積が相当ありそうです。目白のホテルに泊まる。
2月23日(木) 生活サポート
午前は福光商工会で広域での事業についての報告と次年度事業についてのミーティング。ツーリズムにつての本格的な取り組みができるといいのですが。体験から交流へが核になるべき時代です。午後は井波で生活サポートについてのプロジェクトミーティング。なら生協さんを視察研修してきていただいて、だいぶ皆さんの意識が変わってきています。調査に基づいて提案してきたことが、ようやく実現しそうです。夜は鶴来で3月21日にある白山市のまちづくりシンポジウムの事前打ち合わせ。本番のパネルディスカッションより長くお話いただきましたので、同じようなお話をしていただくだけで十分ですね。中身の濃い議論でした。面白い人がまだまだたくさんいるものです。地域の魅力は人なんですね。
2月22日(水) 早朝の出発
出雲市駅前の出雲グリーンホテルモリスホテルに泊まっていたので、5時前に起きて、5時10分の列車で、金沢に戻る。12時に金沢駅に到着。かほく市で打合せをして、事務所に戻るがさすがに眠い。列車の中では半分以上寝ていても、駄目ですね。早めに帰って、12時過ぎに事務所に出てきて、資料作成を行う。久しぶりに朝まで事務所にいました。
2月21日(火) 出雲へ
久し振りに出雲へ行く。金沢駅を5時39分に出て、出雲市駅には12時半前に到着。出迎えてくださった商店街の役員や県の担当の方々と出雲市駅から商店街を歩く。駅前の再開発が終わっている部分の端からの100m程度の商店街が今回の勉強会の舞台です。商店街が切れたところに、高瀬川が流れており、風情があります。駅から10分もしないで、こんな素晴らしいところがあるのに、そんなに人は歩いていない。高瀬川に面した旅館笠家(かさや)で昼食を御馳走になる。海のものがいかされたランチです。女性客で賑わっていました。朝食後、商店を8つ見てまわり、御主人や女将さん達と意見交換。6時半から、勉強会。八尾の事例を詳しく紹介させていただいて、この商店街で何をすべきかを考えていただく。目前に再開発が迫っていますので、頻度よく議論を重ねていく必要がありますね。懇親会が終わったのは1時すぎであった。

笠家の昼食
2月20日(月) スタート地点
午前は鳥越で直売所のミーティング。4月の開業に向けて最後のつめの段階です。営業主体が後から決まってきているので、抜けているところが多い。ハードについては、ほとんど関与できていないので、何とも言い様がないが、このような事業は運営主体を明確にして、その主体が営業しやすいような空間づくりを行うべきでしょうね。ハード先行型の事業の問題点が最終段階で露呈するという、よくあるパターンになってきています。今からでも、よりよい施設にすべく最後の追い込みをしっかり行うべきです。午後は、のと森林組合で3月3日のシンポジウムの打ち合わせ。夕方からは能都町商工会で打ち合わせ。ジャパンブランド事業も大詰めで、次年度に向けての準備も考えていかないといけません。
2月19日(日) 一里野温泉スキー場
天気が良かったので、一里野温泉スキー場に行く。子どもがスキーを楽しんでいる間、岩間山荘の中で、パソコンを持ち込み資料作成を行う。女将にたのんで部屋を借りた。シーズンでお宿はいっぱいのお客さんでした。夕方には和歌山からの団体のお客さんもバスで帰っていかれました。帰りに大きな露天風呂がある「天領」で温泉につかる。気持ちいい。

賑わっていた一里野温泉スキー場
2月18日(土) 語り部
富来で1日、取材を続ける。最初に貝細工を30年以上続けている浜口さん。病弱だった10代の時に増穂ケ浦を散歩していて魅力を感じて、貝に関わってこられています。体験教室もいろんな形で開いています。ただ貝を拾うのでなく、それを何らかの記念に残る形にして持って帰れることがいいですね。次に、農家レストランをしている室谷さん。奥様が中心なって近所の方々も手伝っていただきながら、月に2回土曜日に食談会を開いています。地の物を使い、手間をかけて作った食事は美味しい。最後は沖崎さん。神々や宗教にまつわる話しは面白い。日本海の深層水にまつわる話も分かりやすかった。能登には魅力的な語り部がいっぱいいますね。
2月17日(金) 人材育成
地域づくりの中での最優先課題は人材の育成です。問題はその方法。基礎的なことについての座学も必要でしょう。リーダー養成やコーディネーター養成講座も意味がありますが、何が一番学びにつながるかというと、実験的な事業に取り組むことを通じて学ぶプログラムです。イベントもそのような観点で位置付けるべきではないか。地域づくりシンポジウムで分科会を企画実施することや、商店街で実験商売を行うようなイベント仕掛けが重要です。ワークショップで止まってしまう活動は疲労感が残るばかりだ。その結果、あちこちの商店街でワークショップはもういいという話が多い。人材育成の方法について、再考すべき時ですね。
2月16日(木) 何もない!はあり得ない
自分の地域のことを「ここには何もない!」と言う方が多い。それはその人の評価であって、別の人が見れば違う評価も十分あり得る。人が少ないこと、産業化されたものが少ないことが、逆に魅力になることもありえます。十分に話をうかがってみてはじめて、その人の魅力が理解できることもありえます。「何もない」という前に、異質な人も交えて、地域を観て回ること、一人ひとりに話をうかがってみることが大事だ。そのような地道な活動を積み重ねることが地域を魅力的な場に変えてゆくことにつながるはずだ。
2月15日(水) 具体的に描く
鳥越の直売所にどのような商品を盛り込めるか、出品していただきたい方々を具体的に上げて、整理してみた。そのことによりリアルにイメージが湧きやすくなります。商品が見えますので、空間の中にどのような色が配置されそうか、全体の雰囲気もなんとなく分かってきます。これらを立体的にシミュレーションして描くことで、さらにリアルなものになるでしょう。具体的な出品可能商品の情報が出てくれば、最終的なイメージに近づきます。後は、通年でいかに商品が揃えられるかです。地域の人達の新たな取り組みを期待したい。
2月14日(火) 特産品懇談会
富山県商工会連合会の特産品懇談会。恒例の事業であるが、毎年少しずつ変えてあります。2つのグループに分かれて、プレゼンと質問という構成で行ったが、時間が足りませんでしたね。プレゼンの練習にはなったかも知れませんが、もっと突っ込んだ検討や意見交換が行えた方が参加された生産者や流通の人にとっても、学ことが多くなるのではないか。最後に総括的なお話をさせていただいたが、これも議論をするところまでいきませんでした。商品はメディアであるということはお話しさせていただいたが、どこまで伝わったか?

出品商品の一つ「かすてらいす」
2月13日(月) ネーミング
井波の新たな観光商業施設のネーミング選定委員会があった。新たな案も加えて選んでいただいたが、無難なところに落ち着いた。多くの人で選ぶと、よくあることではある。皆さんに応援していただきながら、事業を進めるという意味では、手法としては良いことではないか。後は、デザインと施設の中身で魅力を高めていって欲しいものです。本来、名前は何日も寝かせてから再検討するものなので、最終決定と考えず、再考いただいてもよいのではないか。二転三転することもままあることです。
2月12日(日) たんかんの収穫体験
朝、浜まで散歩、その後遅い朝食をご馳走になる。1時間半ほどかけて移動し、島田さんの名護にあるたんかん畑で、たんかんの収穫体験をさせていただく。その場で10コは食べたであろうか、十分楽しめるメニューになります。たくさん収穫したので、途中ホームセンターで大きなカバンを買い、それに詰めて持って帰ることに。今回も島田さんにはお世話になりっぱなしでした。伊計島の活性化計画を考えていきたいものです。那覇を午後3時に発ち、家に帰りついたのは6時半でした。出発が遅れたので、時間がかかってしまいましたが、本当は3時間程度のはず。近いところにあるので、相互に交流を深めていきたい。早めに再び訪ねたいところです。

大きなたんかん
2月11日(土) エコツアー
朝、6時半に起き、7時から朝食。7時半には出発して、玉辻山に向かう。ヤンバルの森が一望できるという玉辻山は1時間半ほどで頂上にたどりつけます。比嘉さんが案内して下さいましたが、ガイド歴が長いと見えて、話が面白い。途中何度か止まって休憩しながら行きましたから、2時間ほどかけて登った感じです。頂上でも、長い時間、周囲を眺めながら話をしていました。下りは15分ほどで、林道に出られましたので、楽でした。11時からは山と水の生活博物館で最後のまとめの話でしたが、時間が足りませんでしたね。最後に手作りの昼食をごちそうになって解散です。その後、東村の皆さんと、マイクロバスで恩納村の博物館に向かう。30分近く遅刻して到着。既に北部フォーラムは始まっていましたが、赤須さん、濱さんが話を進めて下さっていました。北部地域で行われた分科会4つの報告の後、今後のあり方について、話をさせていただく。ネットワーク形成のためにも、テーマを絞って、共同事業を行っていただきたいものです。ツーリズムをテーマにすることが有効ではないかと提案。商店街を使ったツーリズムも可能ですので、名護市も参加可能です。道の駅に会場を移し、食事をしながら交流会及び第2部の議論。その後、伊計島の島田さんが迎えに来て下さり、伊計島へ移動。平良さんの家で懇親会が続く。

玉辻山の頂上で


伊計島での懇親会
2月10日(金) 地域づくり団体全国研修交流会
朝食後、タクシーで荷物を全体会の会場に運び、再びモノレールで牧志駅まで行き、農連市場に向かう。途中、桜坂通りという映画街やサンライズなは通り、普天堂通りなどを通るが、地元の人向けの商店街という感じがします。農連市場は午前零時から営業が始まり、昼過ぎには終わるところです。農家の人が野菜や果物、花などを売りに来ています。その一角に「宇宙夢工房」を発見。漆喰で作ったシーサーなどを販売しています。工房の前の橋の上にもシーサーが飾られていて面白い雰囲気を醸しています。下の川には多くの魚が泳いでいました。これで水がきれいであれば良いのですが。ここは旅のガイドもしてくださいます。その後、壷屋やちむん通りの新垣陶苑の横を入ったところにある「うちなー茶屋ぶくぶく」を見つけ、休憩させていただく。昔はラジオ局であった建物を使っていて、素晴しい空間になっています。その後、モノレールの安里駅まで歩き、全体会場に向かう。伝統芸能の披露が続いていました。それらのプログラム終了後、分科会に分かれる。私が参加したのは、東村の第2分科会です。バスで2時間ほどかけて移動。会場のつつじエコパークで2時間ほど、グループディスカッションを行い、その後懇親会。12時過ぎまで続く。多くの人と話をしましたが、地元の島袋さんたちとの話が意義深かった。12時すぎにはバンガローに分かれ、すぐ寝る。

宇宙夢工房


手づくりの料理
2月9日(木) 沖縄へ
地域づくり団体全国研修交流会のために沖縄に行く。昼前に着いたので、一旦ホテルに行き荷物を預け、モノレールで国際通りに向かう。公設市場で昼食を兼ねてビールを飲みながら一緒に行ったメンバーと地域づくりを語り合う。6時からは前夜祭だったので、その会場に移動。久し振りに会う顔や初めての方々など、多くの人達と立ち話を続ける。昨年5月にも沖縄を訪れ、沖縄地域づくりネットワークの総会でお話をさせていただいているので、その時に参加されていたという方々からもお声を掛けていただきました。いい出会いがいくつもありました。これが前夜祭の良いところですね。

前夜祭で出会った元気のよい女性たち
2月8日(水) MRI検査
午後、産業創出支援機構で、人材育成事業について打ち合わせ。フリーに意見交換を行うことで、最終報告書のフレームがつかめてきました。ヒアリング等を通じて明らかになってきている企業ニーズを踏まえたプログラム開発と高専の経営のための事業構築を進めたいものです。その後、西インター近くの藤井脳神経外科病院に行き、MRI検査を受ける。院長に診ていただいたが、レントゲンの結果も含めて、異常は見られないとのこと。頭痛もおさまってきた感じです。これで安心して沖縄に行くことが出来ます。
2月7日(火) 知の創出のために
ツーリズムについて学びたいと、時間とお金をかけて集まってきた参加者の皆さんと3日間御一緒した。その中で感じたことは知識創造の方法論の有効性である。異人と一緒に現場を見て回ることからスタートして、感じたことを出し合い、ポイントを整理する。その中から核になることを抽出し、企画としてまとめあげる。ワークショップ的なグループワークから、企画づくりへの展開・飛躍が重要なポイントです。いかに絞り込めるか、優先順位をつけられるかです。さらに、その企画を実験してみることまでプログラムされた講座が理想ですね。今回は断念しましたが、可能であれば、次の機会はそのようなプログラムを考えたい。最初にツーリズムの構成要件を明示することにより、企画のフレームがしっかりしたものになりました。
2月6日(月) 九州ツーリズム大学in由布院最終日
最初に再度プレゼンを行う。昨日のプレゼンの後にアドバイスしたことを活かして下さっているところもあり、少しは上達していました。中谷健太郎さんにも聞いていただき、人気投票。「シェフと歩く野菜畑」が最優秀に選ばれる。その後、恒例の中谷健太郎さんと宮崎町長の対談。なんとなく、絡んでいる面白い話です。質問タイムもあって、贅沢な講座しめくくりでした。国民宿舎で昼食後、中谷健太郎さんと玉の湯に移り、コーヒーをご馳走になる。暖炉の前で話していたら、薫平さんや奥様もお見えになる。最後に登場した和泉さんとカフェで紅茶を。今後の展開について相談していたら、米田さんが迎えにきて下さいました。駅前のバスセンターまで送っていただき、いつもの高速バスで由布院を後にする。由布院型ツーリズムの展開についてのイメージが少しはつかめてきたのではないか。本格的な展開に向けた準備を進めたい。

宮崎町長と健太郎さん
2月5日(日) 九州ツーリズム大学in由布院2
最初にアトリエときの時松さんのお話をうかがう。その上でメニューづくりのためのグループワーク。ブレーンライティング法で、30分でアイデアを書き出していただく。昼食までの間に、KJ法でおおまかな整理。午後は、企画書とポスターづくりに取り組んでいただく。写真入のポスターも制作していただき、最後にプレゼン。参加者全員に人気投票をしてもらう。夜は湯の岳庵で交流会。由布院の中谷健太郎さん、溝口薫平さん、桑野和泉さん、時松辰夫さん、農家の江藤雄三さん、小国の宮崎町長、江藤訓重さんなども加わり、遅くまで大交流会。最後に玉の湯のバーで1杯ご馳走になり、山ぼうしに帰って寝る。

プレゼン
2月4日(土) 九州ツーリズム大学in由布院
朝一で玉の湯に行き、下北半島の皆さんが出発されるのをお見送り。雪が降っていたので、30分早めに発たれました。雪がひどくなると高速が通行止めになるので、微妙なところでした、どうも大丈夫そうでした。午前に九州ツーリズム大学由布院講座の打ち合わせ。昼は駅前通りの六所という食堂でちゃんぽんをいただく。地元の人向けの店だが、観光客もやってきます。午後から、ツーリズム大学が開講。安心院の中山さんも聴講にいらっしゃる。最初に地域計画研究所の井原滿明さんの講演。その後、グループに分かれて、テーマに基づいたガイドツアーづくりのための散策へ。こだわりの店めぐりの案内役をつとめる。中山さんも一緒に、井尾百貨店、小松家、梶原刃物、さめじま精肉店とめぐる。井尾百貨店は100年以上続く店ですが焼酎にこだわりあり。温泉もあって、風呂上がりに一杯いただくことも可能です。駅前通りに向かう途中で見つけた小松家にも入るが、こだわりのおはぎ専門店でした。年中無休でおはぎを作られています。お店で作りたてをいただくことも可能です。由布院の森号の中でも販売しています。梶原刃物店は包丁や鍬などを自作されている鍛冶屋さんです。店頭に展示された刃物だけでも見応えがありますが、率直なご主人の話も面白い。最後にお邪魔したさめじま精肉店は、黒毛和牛を自店でさばいておられます。自家製の惣菜類も豊富で、店内にはジャズが流れていました。2時間ほどで国民宿舎にもどり、簡単なまとめ。夕食後もグループ討議が続く。

小松家の女将さん

さめじま精肉店
2月3日(金) 下北半島
九州ツーリズム大学由布院講座でのツーリズムメニュー開発のために由布院に行く。明日からが本番ですが、前日入りして事前打合せのつもりだったが、青森県下北半島から視察研修に来られていた佐井村、東通村、風間浦町、大間町の村長、町長さんたちの視察研修におつき合い。途中、「風のハルカ」のロケ現場も見学。いかにもセットという建物が立っていた現場は、高台にあって、由布岳が眼前に望めるいい場所でした。夜は、玉の湯での会食にも参加。初めて、玉の湯で夕食をご馳走になる。

玉の湯の料理
2月2日(木) 小堀酒造店
朝一番に小堀酒造店にお邪魔する。昨日のイベントで桑野さんが御一緒した小堀社長が酒蔵見学にお招きいただいたもの。社長の案内で、白山蔵を見学させていただく。ちょうど吟醸酒の仕込みの最中で、一連の工程が見学できました。醗酵が進むお酒の香りは素晴しい。木をふんだんに使った建築も心地よい。本店の囲炉裏の部屋にも上がらせていただき、80才を越えられている会長さんにもご挨拶して、おいとまする。21世紀美術館を見学したいというご希望でしたので、ショップで土産を買っていただいた後、もうひとつの楽園展を急いで見学。お茶室のところだけゆっくり体験。3月にアーチストたちとのトークショーに出られるようで、少しは役に立ったようです。

発酵する吟醸酒
2月1日(水) ロブ・ロイ
由布院の桑野和泉さんが来県。小松空港に迎えに行き、松任のうどん屋・さぬき庵で昼食を御一緒する。急に入った仕事のため、イベント会場への送りはスタッフに任せる。夜はホテル日航金沢で合流し、片町のロブ・ロイにご案内する。玉の湯のニコルズ・バーとは異なる雰囲気ですが、明解でさっぱりとしたマスターとの掛け合いが面白かった。一人だけいらしていた小松のお客様もこだわりがあって、店に似合っていました。楽しむことを基本に考えている和泉さんにはぴったりのお店だったかもしれない。久しぶりにお邪魔したロブ・ロイでいい出会いがありました。マスター、ありがとうございました。和泉さんも言われていましたが、長く続けていただきたいものです。人を喜ばせること、人を楽しませること、人と人をつなぐ役割は、人生の喜びなのですから。

ロブ・ロイで
さらに前の金沢便りはこちらをご覧ください。

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