[ 金沢便り2005.12月 ]
最初のページの金沢便りのバックナンバーコーナーです。
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12月31日(土) 去り行く年に何を想う
この1年とはどのような時であったか。このコーナーの1年分を振り返ってみると、その時々に考えていたこと、感じたことが思い出されて面白い。同じ事を繰り返し書いていることが多いのだが、微妙に表現が異なっていて、何らかの変化があるのかと思う。それにしても、重宝な代物ですね、日記のごときものは。公開することを前提に書いているので、一旦は飲み込んだ上で、再度咀嚼して表現している面があることは否めまい。それでも、焼却したくなるような表現が詰まった日記帳よりはましなものになっているのではないか。自分にとっても、企画を考えるヒントになったり、原稿の一部に使える内容もあったりして役立っています。繰り返しになるが、一般的な通念や常識になっているような概念を疑ってかかる必要があるのは確かだ。どこかおかしい!と感じる論理は徹底して疑ってみないといけない。おかしなことが頻発する時代に流されないためには、踏み止まって考えることが大切だ。
12月30日(金) ヤンバン
今日は朝から個人の年賀状を書く。そして、出来上がったのが午後で、それから郵便局に投函に行き、買い物へ。どこも混雑している。駐車場探しに苦労することが多い。夕食は、近くのヤンバンという焼肉屋へ。5時に予約を入れて、6時には帰るという効率のよいお客です。いつも同じようなものを注文し、一気に食べる。事務所のデザイナーの久島さんもご家族で来店。この辺りの人達が集まりやすい店ですね。

ヤンバンでタン塩を焼く
12月29日(木) 年賀状
いただいた年賀状の宛名の文字を見ると、くださった人が思い出されることが多い。それも大切なことと考え、年賀状の宛名を手書きしてきた。今日もようやく年賀状の宛名書きを一日していた。さすがに肩がこってきて、頭の後ろの部分が重い。本当は一言を書き加えることがいいのだが、なかなか時間が足りない。いつも、宛名を一通り書いてからとと思っていると、時間切れで投函に行くということになっている。一言書き加えることを優先して、宛名はプリンターで出力するように変えることも検討すべきかもしれない。
12月28日(水) 楼外楼
野々市の楼外楼で昼食。いつもの海老入りラーメンをいただく。遅い時間であったので、さすがにお客さんも少ない。中国の方が接客されていて、中華料理屋さんらしい。調理も本格的できれいな盛り付けで、気持ちよい。安心して入れるお店の一つです。午後からは自分の席の周辺の整理をする。窓際をきれに片付けてみるとすっきりします。空間がきれいになると、気持ちよくなるもの。おかしな事件が続く時代、何が本当に重要なのか、しっかり考えていかないといけない。そのためにも、常に新たな知識の仕入れと、新たな知の創造のための場づくりが大切だ。

海老入りラーメン
12月27日(火) 手づくりアイス
午後、野々市にあるマルガージェラートに撮影に行く。手づくりアイスを作っている柴野大造さんもいらしたので、アイス談議をしばしする。今後の展開として、いろんな素材を活かしたアイスを作るだけでなく、新たな商品開発にも積極的に取り組んでいるようなので安心。商工会連合会の「美味しい石川」には、新たな商品でエントリーして欲しいもの。柳田植物公園前の柳田食産での夏期の販売にも取り組んでみたいものだ。サンクスでもアイスを販売していただいているとのこと。事業が確実に成長しているようで何よりだ。
12月26日(月) 若い力
夜は 能都町商工会で会議。1時半ぐらいに金沢を出たのだが、商工会についたのは5時過ぎ。1時間程、穴水で車のライトの修理。料金所で、前面右のライトが切れている旨を教えられ、帰りが夜になることを考えると恐いので、穴水で日産の営業所を探しあて、修理をお願いする。部品の在庫が無かったので、近所の部品屋さんにとりに行っていただき、ようやく直る。国道沿いにトヨタも日産もありました。夜の会議では、役場の干場さんの同級生が4人参加してくれました。地域で何かをしたいという意欲が感じられて嬉しいですね。一度、集まりに呼んでいただけるようにお願いする。彼等のような人たちが、地域で新たな活動を立ち上げてくれることが次代を創造することにつながるであろう。
12月25日(日) 話をする立場に立つ
単なる説明ではなく、人前でまとまった話をする立場に立ってみることが、人間の成長にとって重要ではないか。企画やデザインであれば、プレゼンテーションを行うこと、教育であれば、教育する側に立つこと、それが、人を育てることにつながるはず。その前提として必要なことは、観察すること、対話すること、考えること、そして、表現すること。さらに、対話と考えることの間に読むことも含まれる。これらの蓄積が、表現の豊かさを生み出す基盤となる。表現ということでは、毎日のように何かを書く、描くことが大切です。人材育成とは、そのような場を用意することだ。
12月24日(土) 手巻き寿司
クリスマスイブには手巻き寿司と決まっているようだ。例年のように手巻き寿司をいただく。おまけにケーキは昼のうちにいただきました。昼食の後、明るい中、ローソクを灯し、吹き消した後、カッとしていただく。美味しいものは早めに食べてしまうというのもよいもの。今年のケーキは事務所の近くにあるロンシャンというケーキさんが手づくりされたもの。上に乗っているクッキーも手づくりで価値があります。いかにも量産しましたというイメージがあるといただいけない。今日は玉川図書館に行ったが、泉野にはない本も多く、1冊借りてきました。

クリスマスケーキ
12月23日(金) 図書館
図書カードを再発行してもらうために泉野図書館に行く。一旦仮の用紙を発行してもらい、次回に正式なカードを渡すという仕組みです。この意味がよく分らない。もう一度探すようにという意味なのか、その間に、データを再確認するということなのか、二度手間のように感じるこの仕組みの意味の説明があるとよい。とにかく、再発行してもらい、本を見て回り、書店ではみたことのない本を3冊かりうける。たまに図書館に行くと、新しい発見があるものです。新たな知識に出会う貴重な場ですね。ちょうど、館内では、北陸学院の生徒達のハンドベルのコンサートが行われていました。生演奏はいいものです。

ハンドベルの演奏
12月22日(木) 由布院へ行けず
今年最後の由布院行きのつもりで、小松空港まで行きましたが、飛行機が飛ばず断念。出発ロビーまで入って待っていたのですが、雷が鳴り始め作業が中断、雪もひどくなって天候回復のめどがたたず、欠航するかもしれませんとアナウンスがあった。由布院の米田さんに電話して、午後の会議をキャンセルしてもらいました。次は年明け早々にお邪魔して打ち合わせすることにしましょう。小松からの帰りの高速道路も、圧雪状態で路面がガタガタしており、非常に疲れた小松空港への往復でした。
12月21日(水) 忘年会
石亭で事務所の忘年会があった。久し振りに2階に上がりました。リクルート時代に忘年会を行ったこともありました。1階で食事をしたことも何度かあります。2階にはべんがら色の壁の部屋と群青色の壁の部屋があります。群青色の壁の部屋でご馳走になったが、縁側がついていて雪見障子越しに見える中庭が料亭らしい雰囲気を醸しています。オーソドックスな料理を楽しみながら、ゆっくりした時間を過ごすというのもいいものです。

最初の一皿
12月20日(火) ボランティアと生業
ボランティア活動の重要性と価値を評価しつつも、持続可能な地域づくりのためには、主体も事業も資金も続くような事業構築を目指さないといけない。ボランティアの限界をしっかり認識し、そこに留まるのか、そこをベースにしつつ、お金も伴うような事業にしてゆくのかどうか。そこが大きな分岐点です。どのような方々と優先的におつきあいするかを選択するということかも知れない。最初はボランティア的なおつきあいであっても、将来展望として、事業化を目指している動きをサポートすることにしたいものです。能美市の里山の協議会に出席して感じたことです。里山の問題をトータルに考える多様な視点が必要だ。夜は八尾で観光まちづくり推進協議会に出席。ソフト事業について提案させていただく。あらゆる企画は具体性と展開可能性が命です。八尾の場合、事業化への意志が明確にあるので、おつきあいしやすい。
12月19日(月) 青木クッキングスクール
午後から撮影が2件。まず、寺井の仏壇の山本で仏壇と厨子を撮影。漆のかかった商品は光の写り込みが多くて大変です。室内の照明を消して、外からの光を遮って、なんとか撮影。その後、金沢の青木クッキングスクールでいしり料理を撮影。青木クッキングスクールで考えていただいた料理5品をその場で作っていただきながら撮影。その後、試食させていただいたが、どれも美味しかった。いしりの風味が微妙に感じられていい感じでした。さすがは料理の専門家は違います。素材の組み合わせなど地域性が感じられるものが多い。

いしり料理の数々
12月18日(日) キャンドルコンサート
スタッフが出演しているので、県立音楽堂で行われたキャンドルコンサートを見に行く。おかげではじめて音楽堂の大ホールに入りました。2階席から拝見したが、手摺が低い位置に設置されているので、恐いくらいです。着席した状態で舞台が見えるようにすると、ああなるのでしょうが。ギターを中心にしたコンサートはなじみのある曲がほとんどで、多くの人が楽しめるような内容でした。恒例の演目があるというのも、41年目という歴史があるからでしょう。あたたかいよい企画ですね。

キャンドルコンサート
12月17日(土) 人をつなぐ未来をひらく大学の森
金沢大学、龍谷大学をテレビ会議システムでつないで行われた「人をつなぐ未来をひらく大学の森」のパネリストをつとめる。提案させていただいたことは、人間が関わって形成されてきた森林を里山ととらえるならば、雑木林も針葉樹林の保全も同時に取り組んでいただきたいということ。そのためには、里山などを舞台にしたエコツアーなどを事業化し、山里で仕事をしながら暮らせる人を増やすこと。一方で、針葉樹林の枝打ち間伐をしっかり行い、そこから得られた間伐材等を活かす事業展開を構築すること。森林療法や素材としての林産物の有効活用等の基礎研究を大学のあらゆる学部学科の方々の協力を得て進めることが期待されます。持続可能な社会システムの一つとして、地域産の材木や林産物を使った家づくり、商品づくりが基本とならねばなります。夜は柿ノ木茶屋いたるで高校の同期会。雪がひどくてこれないメンバーもいて、結局9人で楽しい一時を過ごす。

柿ノ木茶屋いたるの刺身
12月16日(金) 五箇山で昼食
五箇山で楽しめる昼食の提案会があったので出かける。五箇山の中にもいくつもお食事処はあるのですが、規模の小さなところがほとんど。団体向きではないかも知れませんが、個人客が魅力を感じていただければよいのではないか。地元の人や仕事に来ている人向けのメニューと旅の人向けでは少し異なるべきかもしれません。安くてボリュームがあればよいというものでもなくて、五箇山らしさを感じられるものが少しずつ盛り込まれているといいですね。とうふやそば、赤かぶ、山菜、きのこ、木の実、川魚など、山でとれるものがいろいろあります。飲食店のこだわりメニューと人を徹底して紹介するホームページをまず作成してほしいものです。五箇山は170cmの積雪があるとのこと。五箇山インターまで高速で行き、一般道を下ったので、安心でした。

五箇山豆腐鍋
12月15日(木) 鍋奉行
夕方から、金沢工大で八尾での事業について、事務局レベルのミーティング。ハード計画がどうしても前面に出やすいので、ソフトプランをいかに描き、住民共有のものにしておくか。もっと、もっと議論と仮説にもとづく実験的な事業実行が必要なのだと思う。そのための新たな事業企画をとりまとめましょう。遅くなったので、とり丸で夕食をいただく。男5人で酒も飲まず、スープ炊をいただくというのも、面白い絵です。観光協会の布谷さんが鍋奉行タイプであることが判明。なべの作り方にこだわりが感じられました。

鍋奉行の布谷さん
12月14日(水) 雪かき
今日も雪が降り続き、朝から雪かきを行いました。6時過ぎから家の除雪を行い、事務所に来てからは、車をとめるスペースを確保すべく、雪かきを行う。雪が重くて堅いので、ちょっと積もっているだけで、乗り越えられません。きれいに除雪しないとだめです。おかげで、身体が痛い。
12月13日(火) 
夜は鳥越で直売所勉強会。さすがに、山の人でもこの雪では、出てくるのも帰るのも大変のようで、10人も集まりませんでしたが、新しい商品開発で話が盛り上がりました。直売所ができることを契機に、いろんなジョイントが行われ、それぞれの得意な技を組み合わせた商品が出来そうで、楽しみである。雪がしんしんと降り続き、1時間半で会議を終え出てきたら、車の上は10cm以上の雪が積もっていました。道路は雪が踏み固められたところもあるので、ゆっくり走るしかありません。12月に雪が降り続くのは珍しい。事務所の横でも15cm程度は積雪がありますから。

鳥越の積雪
12月12日(月) いしり新商品
雪の能登へ行く。金沢は全然雪が積もっていなかったのに、途中から雪が降り始め、道路にも積雪がありました。能登有料をおりて、珠洲道路を走る際には、最低30キロ程度で走らざるをえないような状況。昨年、一度スピンして車が反転したことがあるので、カーブで坂道は注意が必要です。能登有料では事故車が止まっていたし、珠洲道路でも側溝にはまった車がいました。午前中は、柳田食産で今後の経営について議論。第三セクターとして遠慮があるのはたしかで、今後はより積極的な営業努力が必要だ。収穫体験を増やし、ソフトクリームや地域特産品の販売を増やすことだ。さらに、カフェ部分でブルーベリーを使ったジャムづくりやお菓子づくり体験もできるとよい。能登の果物や食文化を活かした事業展開を考えたいものだ。昼を刺身屋で食べて、午後はいしりの委員会。ポーレポーレでいしり関連新商品の試食会。このような機会を通して、ポーレポーレでもメニューが増えるとよい。最後は、穴水のもりそばで、能登ネットワークのメンバーと打ち合わせ。交流型のメニューづくりのための情報ストックとして、能登人のホームページを作成していくことが基本だが、実験事業を今年度からいくつかのメニューで実施してみることだ。

寒ぶりのカルパッチョ、いしりドレッシングで食べると美味しい
12月11日(日) 流れる発言
先日の由布院での委員会の会議録を作ろうと、音声おこしをしているが、こんなことを言っていたのかということが多い。その場では、なんとなく聞いていたことも、きめ細かく起そうとすると、細部の発言がよく分ります。多分、その場ではよく理解されないで終わっているのかもしれない。自分が発言した部分も、自分ではそれなりのことを言ったつもりでいても、反応が弱い場合もあったりする。もっと、はっきりとポイントを絞って言わないと理解されないことも多いのかもしれない。発言を逐一おこしてみて、はじめて気付くことだ。
12月10日(土) カメラ
カメラが修理から帰ってきました。メーカーの保証期間は過ぎていたのだが、無料で良いとのことでした。部品も交換してありましたので、助かりましたね。顧客獲得のためのサービスなのか、メーカーへの風当たりが強いことへの配慮なのか、よく分りませんが、心象が良いのはたしか。次に買い替える時に、同じメーカーのものでも良いかと思わせる力はあります。雨の土曜日、静かな午後を事務所で過ごしていました。
12月9日(金) 加藤和紙
朝、加藤和紙(能美郡川北町中島 〒923-1252 TEL 076-277-5800)に電話したら、今日は作業をしているとのこと。早速出掛けて紙漉きの様子を撮影させていただく。冷たい水の中での作業が繰り返されますが、漉いた紙の水を落として、きれいに並べる作業等もあるので、まだいいのかもしれない。一番大変なのは、一旦砕いた材料からゴミを取る作業かな。水の中に入れて、一つひとつゴミを取ってゆきます。途中、そばにおいたお湯で手を温めながらの作業が続きます。地味ですが重要な仕事です。和紙はもっと高くてもいい商品ですね。母屋から作業場に行く際に和傘を貸して下さり、それをさして移動。雰囲気があり、面白い演出です。加藤さんのお母さんは魅力的な人です。

紙漉き
12月8日(木) 本委員会
午前4時半に起きて、1シートを作成する。本日午後の委員会のために、一気に整理してみました。途中、温泉に入って、微妙に修正。観光総合事務所に行って、出力し、米田さんに確認。本日の資料として提出することに。昼前にスイスから戻って来られていた山田圭一郎さんが到着されたので、米田さんと一緒に、アルテジオで昼食。エコツーリズムに取り組まれているので、意見が一致することが多い。午後の本委員会には、観光協会の志出会長、旅館組合の麻生会長、さらに、桑野専務理事、高田専務理事、健太郎さん、薫平さんも参加され、議論する。1シートも説明させていただき、絞った活動を行う方向で問題提起させていただく。ツーリズムの実践も、モデル事業として行いたい。九州ツーリズム大学の際に実験できると、ちょうどよいかもしれない。3時10分過ぎまで、おつきあいしていたが、さすがにバスに乗り遅れそうだったので、途中で退席させていただく。車で駅前まで送っていただき、3時20分の高速バスになんとか間に合いました。
12月7日(水) ワーキング
午前も午後も、ワーキング委員会があった。午前中は若手の方々と、午後は観光協会長や中谷次郎さんも参加され、議論するが方向性が定まらない。明確な仮説に基づいた、事業展開、活動が必要なのではないかとの、提言に思わず納得したり。行政の方も参加して下さっていることに大きな意味を感じる。もっといろんな人に参加いただいて、活動を進めるべきなのは確かです。夜は湯の岳庵で中谷健太郎さんたちと夕食。岩波から出版される本の件で打合せに来られた方々と御一緒するが、楽しい会食でした。熊本大学の佐藤誠教授に初めてお会いする。本は拝見していましたが。
12月6日(火) 雪の由布院へ
由布院観光協会の委員会のために由布院に行く。飛行機の到着も遅れたが、高速バスも遅れてきたので、うまい具合で乗ることができました。由布院到着と同時に米田さんからメールが入る。玉の湯近くの花野そばで温かいそばをいただき、玉の湯へ。桑野和泉さんと、意見交換をして、亀の井別荘へ。柚子練りの作業を一生懸命されていました。紅葉した庭に白いものがちらちら舞って、冬のイメージです。一旦、国民宿舎に戻り、その上で観光総合事務所へ。米田さんと打合せの後、駅前通りにある「玉」で夕食。阿部さん、桑野さんも参加して下さり、賑やかに楽しむ。その後、近くのバーへ。玉の湯のバーのおられた方が始められた店です。いい雰囲気ですが、飲食店の2階にあり、分りづらい感じでした。11時すぎには宿舎に戻る。

玉のおしゃれなつまみ
12月5日(月) 積雪
例年になく早く雪が積もりました。タイヤを交換しておいて正解でした。午前は福野で南砺の観光マスタープラン策定委員会。アドバイザーとして、必要と思われることを言わせていただきました。マスタープランと言えども、具体的にどのように行動していくのか、その基本となることが盛り込まれていないといけません。観光振興を進める際に念頭におくべきは、どのような方々をお客にしていくのか。海外からのお客様を想定した活動が具体的に進んでいるのですが、パンフレットを作るということだけでなく、もっと必要なことがあるはず。観光客の半分は県内の人です。そのような人も含めて、どのような楽しみを提供していくのか、リピーターになっていただける仕組みとして、どのようなことを構築していくのか。自然が豊かであるという評価が高いが、自然をいかに保全し、活かしてゆくのか。主体として、地域の観光関連業者の方々の取り組みべきことも盛り込む必要があります。一番の観光の担い手はそのような方々のはずです。
12月4日(日) 道場六三郎氏いしりを語る
昼前から能登町の宇出津商店街で寒ぶりの解体即売が行われ、予定の10本を上回る16本の寒ぶりを解体した。ちょうど天気も良くなって、イベント日和でした。片身を買っていかれるお客さんもいて、寒ぶりの人気は大したものです。夜は、コミュニティセンターで道場六三郎氏にいしりについて語りながら、料理の実演をしていただき、試食を楽しませていただく。能登の調理人さんを中心に70名が参加。料理の仕方についての細かい質問も出て、今後に期待を持たせる内容でした。能登の飲食店や宿泊施設では必ずいしりを活かしたオリジナル料理があることが当たり前になって欲しいものです。地域性を活かした料理が付加価値になるはずです。さすがに料理の鉄人は話も面白く、魅力的な場を演出して下さいました。

ステージ上での道場さん
12月3日(土) タイヤ交換
あられが降ったり、山沿いでは雪が降ったとのニュースが流れたので、タイヤを交換しました。例年より早いのですが、白山麓や能登、五箇山など、雪の降りやすいところに行きますからね。午後からは天気も良かったので、事務所で交換する。金沢市内中心部で雪が積もると、タイヤ交換のために、ガソリンスタンドに行列ができるのですが、今年は早めに交換して、いつ雪が降っても大丈夫です。何事も早めの対応が大切かも。
12月2日(金) 勝山探検隊
午後から、勝山に行く。中村屋でおろしそばをいただき、商店街を見て回る。特に裏通りには昔ながらの蛇行した街並が続いています。20年前に初めて拝見した時も、不思議な感慨をもったものですが、今も健在です。これを活かすことができれば、もっと楽しめる街になるはずです。商工会議所での講演では、ツーリズムについて話をさせていただく。自然を活かしたプログラムと同時に、商店街で展開可能なプログラムも実験していくべきですね。探検隊や宝さがし運動でリサーチを充分重ねてきた歴史があります。商品開発を進め、テストマーケティングを行っていくべきです。20年来のおつきあいがある皆様の活躍に期待したい。

商店街の味噌屋・松屋
12月1日(木) 松波飴
内浦の松波に「松波飴」の取材に訪れる。横井商店が唯一、飴を作り続けておられます。おばあちゃんもお元気で、作業のチェックと店番をされています。釜場は湯気がたちのぼり、美味しいにおいが充満しています。途中の飴を冷やして丸めたものをいただくが、柔らかくて美味しい。お菓子としてなめるだけでなく、料理に砂糖と味醂の代わりに入れると、魚は煮崩れしないとのこと。風邪をひいたときに、大根のスライスしたものを器に入れ、飴を入れておくと、大根のエキスがしみ出してきて、飴と混ざります。大根がしおれてきた感じになったところで、そのエキスを飲むと良いそうです。こんな活かし方もあることを教えていただくと大きな器のものを買ってもいいかなと思いますね。

親子で飴を炊く
さらに前の金沢便りはこちらをご覧ください。

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