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◆婦人会からの発展的改組
御祓地区の婦人会が休眠状態だったものを、「地域で何かしよう!」と発展的に改組して発足した。御祓地区は、御祓川に接した一番古い商店街があるところ。「中心市街地にいる女性が何にもしていないのはもったいない、何かあった時に連携が要る」ということで、勉強しながら学んでいく会を開く事にした。 |
◆メンバーは御祓地区の女性46名
事務局は、誰でもが自由に出入りできて、自由に使える場所であることから、しるべ蔵にお願いした。公民館的な活動じゃなく、地域の活性化のための集まりと位置付けている。とにかく、私たちに何ができるかを学ぼう!と、2004年の4月1日からスタート。
◆わが町再発見
最初に、自分たちの町を見つめなおそうと、市が主催する「まちづくりウォッチング」に参加し、古い建築、町並みを研究している人に解説をしてもらいながら、わが御祓地区にあるもの探しをした。全体で30名くらい参加。地元にいる人も、「昔、ここはこうやってんよ」と言いながら歩いた。次にワークショップをした。ワークショップのコーディネーターは街づくりセンターの内山博史さんに依頼。
ワークショップで出てきたポイントは次のような点。みんなが不安に感じることは、子どもがいないことと自分の老後。良いなって思うのは、自然災害が少なく、魚が美味しいこと。
◆思いを形に
井戸端会議的なことは言えるけど、改めて「書け」って言われると「えっ?」となる。思っているけど、実際に「何しようか」ってところまでいかない。理想と現実のギャップを埋めるのに、自分たちに何ができるか考えていこうと考えている。
お金はないけど、手づくりでも良いからマップを作り、いろんな所においてもらい、まち歩きを促進したい。おすすめの食事メニューの企画や、有料の案内人つきの「まち歩きツアー」などの情報発信までできると良い。
とにかく、いろんな人に来てもらって、まちの活性化を図ること。「自分のまちの自慢」を人に話すのも、年配の人の楽しみになる。
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