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◆非農家の集まり 会員は16人。農業やっとらんモンばかり。最初の試みとして、休耕田にじゃがいもとさつまいもを植える。じゃがいもはメークインとキタアカリの二種類。実験として何でも植えてみようということにしている。ヒマワリやトマト、コスモスなど・・・。 幹線道路沿いには、休耕田が点在して目立つ。和倉温泉に行くバスが多く通るので、「おい、あそこ何とかせい。どうなっとるんや」と言われてきた。
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◆体験事業を じゃがいもの収穫体験を7〜8月に、さつまいもを10月くらいにはやりたい。保育所に参加を呼びかけている。コロッケにこだわっているメンバーがいるので、みんなでつくりたい。地産地消実験でもある。周辺の山には竹が多いので、竹を伐って、竹細工や竹炭も作りたい。竹細工をされている人が小学校で、竹細工教室を行うことになっている。
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◆閉校になった小学校の活用 閉校になった相馬小学校の背景には、森が広がり竹林もある、よいロケーション。昭和50年代に建てられた学校で建物も頑丈にできている。現在は子どもたちが休みの日にバドミントンをしている程度の利用。地区でまとめた計画に町が予算をつけてくれたので、1階は公民館に、2階はアトリエ、3階には宿泊施設を設ける計画を進めている。これから実施計画に入っていく。食堂は円形をしており開放的な空間になっている。ここを活かして、交流事業を積極的に行うとよい。
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◆環境を活かす 伊久留地区の用水や水田でも蛍が出る。隣の集落が蛍の里として有名ですが、このあたりも多い。この辺に出てくるのは平家蛍で、時期が遅い。用水にはたにしやカエルのたまごが産みつけられていたり、自然観察の材料も多い。周辺は小高い森に囲まれているので、森林散策のルートも作りやすいのでは。地域の皆さんの参画を得て、地域の環境や素材を活かしたことを確実に実現していくことだ。
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◆定期的に活動を 今後は、月1回ぐらいは活動していく予定。野菜を育てるということは畑の維持管理だけでも相当手間がかかる。小学校の活用については、検討委員会も設けられており、メンバーも参加している。情報発信のためにホームページも作りたい。コーディネーター派遣制度などを活用して、「HP作成講座」を開き、その場で作れればと思う。 問題は、当面の予算をどうするか。会費だけでは限られるので、事業の実施を通じて、活動資金を作ることも重要ではないか。
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