情報誌「MyPage」バックナンバー
▼参加団体紹介
市民活動を支えるサポーター
特定非営利活動法人
輪島市地域づくりNPO

代表者/理事長:中浦政克
担当者/瀬戸千晶
輪島市河井町15部13番地の17
〒928-0001 
TEL 0768-23-1177 FAX 0768-23-8989
E−mail npo@wajima.ne.jp
URL http://www.wajima.ne.jp/npo/
多様な団体がクロスして活動している輪島で、各種団体をつなぎ、かつ、個々の団体の活動をサポートするためのNPOが新たに誕生しました。
地物市などの運営も行い、自立を目指して積極的に活動しています。代表の中浦さんにお話をうかがいました。

MyPage13号に掲載(2003年10月発行)

中間的な仕事を担う
工房長屋 商店街の道がきれいになり、バリアフリーステーションも出来たが、民間の営利団体が公の施設を管理するのはいけないということなので、中間的な仕事を担う団体を作ろうと、商店街のメンバーが中心になり、いろいろな方面から賛同するメンバーを募り、30名程でスタートした。 具体的な事業としては中心街の活性化と施設の管理運営です。もうひとつは市民活動団体の支援。事務局を受けたり、企画運営の支援も行っています。輪島は団体が多いので、メンバーが重なっていることが多い。それで、できれば一つにまとめようというので、このNPOを作った。なにか事業を抱えた団体の世話をしている人がメンバーになっている。
 3,4団体からの事務委託を受け、NPOのメンバーがノウハウの提供を行っています。

 

地物市
 当初はわいち商店街で開き、9月からは工房長屋で開くようになった地物市。朝市がない10日、25日の8時から12時まで開くことでスタート。売り上げの10%を運営費として提供いただく仕組みになっています。全体の売り上げはまだまだです。10日、25日が土日に重なると売上は伸びるが、平日だと少ない。自主的な運営ができるようにもっていくためには、開催日数も増やさないといけないし、土日の開催も検討すべきです。朝市との兼ね合いもありますが。年間売り上げが3000万円ぐらいになれば、専従スタッフも雇用できるようになります。
 能登空港の飛行機の便の関係で、お客さまが昼頃に到着される。そういったお客様をお迎えすることも大切ですから、昼前から午後にかけて開くことも検討すべきかもしれません。夕市は3店か4店しか出ていない。そのような素朴な市を見ていただこうとすると、お客さまが夕方まで回遊できるようなまちを作っていくことが必要ですが、まだそこまで整っていない。お客さまを楽しませる仕組みづくりがもっと必要ですね。

 

回遊性を高める
 今年は、回遊性を高めるためのマップづくりとか看板づくりといったソフト開発のための調査事業と最終的な計画づくりを、行政と連携して行っています。行政はまとめたものを事業化して、歩行者向けの看板と、車両向けの看板の設置を予定しています。調査事業にはTMOもNPOも参画しています。

 

工房長屋
 認知度が低い事が問題点ですね。地域の中では知られているのですが、来訪者が分かる仕掛けづくりが足りない。建設にかかる期間が予定より長引いたのと、建設コストが予算以上にかかったので、広報宣伝費が縮小してしまった。県外向け、業界向けの広報宣伝が出遅れています。
 地物市は工房長屋と重蔵神社の間と工房長屋の敷地内で行っていますので、狭い。出店数が30店ある。地物市の時は工房長屋の売上もぐんと上がっている。地物市で箸を販売している店もあるので、工房長屋の漆器屋さんは最初いやがったが、実際は、お客でいっぱいになって、相乗効果が発揮されたので、「箸の1軒や2軒あっていいですから、地物市をどんどん続けて下さい」と言われています。工房長屋の運営はTMOが受託しています。

 

地域づくりの強化
 地域のために活動しようとする姿勢をどんどん伸ばしていくことを支援することが大事です。現場で頑張っている人たちが日の目を見られるような社会システムを作れないかなということをNPOに託しています。行政や企業、団体、個人の横の連携、つなぐことが重要です。
 輪島市全体にとって、朝市以外で、もっと魅力的なところを作っていくことが重要ですね。


Webへの転載にあたり、近年の活動を概括いただきました。(2007年)
 当NPO法人は平成14年4月の設立から、早くも6年目を迎えました。「市民・行政・企業らによる協働の地域づくりシステムの構築に向けさまざまな取り組みをしてまいりましたが、今後もさらなる広がりを持った地域づくり活動に邁進することを会員一同、再確認し、平成19年度を歩んで行きたいと思っております。
 特に、門前町と輪島市の合併により活動エリアが広がった事から、門前地区での会員拡大を行ないながら輪島市の一体的な発展を目指します。また委員会を設置し、整備が進む地域の環境を活かす具体的取り組みを企画する事としました。
 さらに、輪島で一番歴史のあるNPO法人として各団体との連携を強化しながら地域の振興に寄与したいと考えているところです。
主な活動
<平成15年>
「都心・街なか再生プログラム策定支援事業 〜輪島くちこみ情報マップ〜
「まちなか探検隊」を通じて地域資源の掘り起こし、再発見を行いながら、ワークショップを重ね住民の口コミ情報を掲載したマップ「輪島くちこみ情報」を作成。これにより環境形成が進むまちなかの商店街沿道を回遊軸として、「輪島くちこみ情報」を手にした来訪者がまちなかを回遊して頂く事を期待した。また輪島固有のヒト、モノ、コトに触れて頂く事で、まちなか交流を促進、ソフト面からの街なか再生を目指した。

<平成16年>
「都心・街なか再生シンポジウム 〜ぐるっと輪島〜」
住民参加によるまちづくりへの理解促進と「まちなか交流推進」に向けた動機付けを行ない、これを契機に整備が進むまちなかをステージとして、商店主、住民、行政、関係団体による協働のまちづくりが、さらに広がりを持って展開される事を目的として開催した。

<平成18年>
「講師を招いての定例会」
毎月1回、他の市民活動団体の皆様にも参加いただき定例会を開催した。定例会では、さまざまな分野で地域にご尽力されている方々を講師としてお招きし、今後のさらなる活動に活かす勉強会を開催した。
[招聘講師]石川県輪島警察署次長、石川県輪島税務署長、社団法人輪島青年会議所理事長、NPO法人能登ネットワーク理事長、中島酒造店代表、穴水公共職業安定所長

<平成19年>
「能登半島地震輪島市民互助プロジェクト」
能登半島地震により被災した輪島市民に一時宿泊所を提供するため、空き家等の情報を収集・整理した。また収集・整理した情報を保管し、今後の災害等に備えるべく、現在今後も引き続き活動を行う。


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