◆ワークショップを通じて 同研究室は1995年から"西尾通い"を始めた。96年と97年は西尾をフィールドに、ワークショップin小松という住民参加のワークショップを開催。西尾地区に町の人を送り込み、西尾の宝物探しを行うことで、西尾の人たちに地域の魅力を再認識させることを試みた。そこから住民グループ「西尾グリーンツーリズム研究会」が誕生し、彼らの発案で、西尾野菜市が始まった。外からの刺激が地域に内在するエネルギーを引き出した好例となった。
西尾ふきのとう塾の代表者、濱田みちるさんも、この一連の交流活動に携わってきたメンバーのひとりである。西尾の環境に魅せられて8年前に一家で転居。地元に溶け込むため、地区の行事に参加するうちに、地域づくり活動を始めるようになった。
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春の草刈のときに、「うちかた」を手伝った松岡と沢のおばあちゃん。おいしいおむすびなどをつくって振舞った。 |