◆人材育成が課題
今後の課題としては、野鳥ガイドボランティアやナチュラリストの養成など、人材育成がある。これまでは、平成2年に常陸宮殿下より日本鳥類保護連盟総裁賞を贈られた、同連盟石川県支部長の時国公政さんの助言や功績に拠るところが大きかったが、施設の維持管理等も含め、時国さんをサポートしていける後継者の育成が求められる。
また、活動内容がマンネリ化し、少数の愛好家を対象としたイメージになっている。能登空港、北陸新幹線などを利用した、観光の多様化が期待できる時代に、新たな体験型観光メニューとしていくためには、運営体制のさらなる見直しも必要となってくる。
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