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柳田村の当目地区では「猿鬼伝説」にちなんだ地域づくりを進めています。「当目」という地名は猿鬼の目に矢が当たった所ということから名付けられたと言われています。「岩井戸」は、猿鬼が住んだといわれる場所に建てられた岩井戸神社の名前からきています。 昭和62年より「猿鬼歩こう走ろう健康大会」を毎年実施し、平成5年からは「全国鬼サミット」に継続して参加しています。
全国鬼サミットは鬼にまつわる物語を活かした地域づくりを行っている全国の市町村・地区が一堂に会して、地域づくりについて意見交換を行う場として、すでに6回行われています。当目地区では、以前よりサミットの誘致を考えており、実行委員会を設立。平成11年度はコーディネーター派遣事業も活用して「全国鬼サミットin能登」の計画づくりを行い、平成13年には柳田村で「全国鬼サミット」を開くことが内定しています。 |
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全国鬼サミットに参加 |
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一方、田園空間整備事業にも取り組んでおり、「民話の郷」として、地域の自然や文化、人情に触れられる地域づくりを進めています。
「猿鬼伝説」を活かすということではお隣の輪島市の三井地区、大西山地区と連携して活動していくことも話し合われています。3月に行った「地域づくり実践講座・奥能登編」では能都町や鹿島町、穴水町などからも参加いただき、民話や民俗文化を活かした地域づくりのネットワークを広げていこうとしています。 |
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