[ 金沢便り2008.9月 ]
最初のページの金沢便りのバックナンバーコーナーです。
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9月30日(火) 能登人を訪ねる旅
朝早くに和倉温泉に行き、お宿で皆さんと合流。最初に能登島に行き、能登島ガラス工房を見学。佐野さんから説明をいただく。その後、能登町に移動、途中能登空港で車を置き、皆さんの乗っておられるタクシーに同乗する。宇出津の中心商店街で数馬さんと合流、商店街を見学いただいた後、風来坊で能登丼を試していただく。昼食後、数馬酒造まで歩き、3階の会議室で数馬さんにお話いただく。次に珠洲に移動、泉谷菓子舗に寄った後、市役所に泉谷市長を訪ねる。1時間ほど懇談いただき、輪島に移動する。旅館にチェックインの後、夕食会場の「津志万」(輪島市堀町4-66-1 TEL 0768-22-0214)へ。中浦さんにお越しいただき、程よいボリュームの美味しい食事を堪能させていただきました。2次会にも繰り出し、楽しい夜でした。


能登島ガラス工房で

宇出津の商店街で数馬さんが解説

泉谷市長と

津志万の柚餅子を活かした料理

津志万の料理

どびん蒸し

9月29日(月) 下北半島から
青森県下北郡町村会のご一行様が能登にお越しになられたので、ご一緒しました。午後の便で能登空港に入ってこられて、まず富来に来ていただきました。早めに富来に行き、当方が泊まるシーサイドヴィラ渤海にチェックインを済ませる。富来に着かれる直前に、仙台から視察に着いて来られた志賀さんに電話し、まず、ショッピングセンターのアスクにお越しいただく。寺岡さんにも来ていただき、アスクの中を見学。周辺もご覧いただき、レストラン風舍へ。2階座敷で、能登牛の最上級品をいただきながら、寺岡さんとお話いただきました。予定より1時間以上超過でしたが、十分お楽しみいただき、和倉に向われました。


能登牛の刺身とたたき

しゃぶしゃぶ

ステーキ

9月28日(日) 猿鬼伝説を歩く
柳田で行われた「猿鬼伝説を歩く」に参加。スタッフとしての参加であるが、楽しませていただきました。セミナーハウス山びこに集合し、中谷家の前で最初の解説。次に川を渡り、岩井戸神社を目指して小高い山を越えるが、頂上付近から大箱方向を眺めたが、眺望が良いですね。岩井戸神社ではとんと昔の会の谷坊さんに猿鬼伝説を語っていただきました。そこから、行念寺まで歩く。お寺では、猿鬼岩屋伝記を朗読いただく。その後、お講料理をいただく。3時間半程のプログラムであったが、参加いただいた皆さんにはお楽しみいただけたようで何よりです。継続的に開催したいものです。


大箱方面を望む

岩井戸神社での語り

猿鬼岩屋伝記の朗読

道路際のヒガンバナ

ハサ干し米

稲刈り前の田んぼ

9月27日(土) 奥田祐斎さん
昼を久しぶりに寺喜でいただいた。その後、犀川沿いの石田屋さんで奥田祐斎さんの作品展があったので、社長と出掛ける。鮮やかな色のデザインが印象的でした。舞台に出ている人のための着物とのことですので、さすがに派手です。落ち着いた雰囲気の作品も多くありましたが、メインは光の加減によって色が変わる染め方です。もっといろんな活かし方が考えられそうです。


奥田祐斎さんの作品の一部

9月26日(金) 門前と五箇山
午前中は門前で「高尾山かんのんみちと古和秀水」を星野さんにご案内いただく。2時間半ほどかけて歩く。総持寺の奥にある鬼屋の集落を通り抜け、かんのんみちを登り、観音様を順番に拝見。それぞれに表情の異なる石像で味があります。かんのんみちを登りきると能登国三十三観音の一つ、高尾山立持寺にたどり着く。そこから少し歩くと、古和秀水(こわじゅうど)です。雨が少し降っていたのだが、そこからの眺めは幻想的でした。さらに歩いて、総持寺の裏山に歩いておりてきたが、総持寺さんが独自に建立された三十三観音もありました。星野さんの案内で回ると、歴史や自然、生活文化についても学ぶことができ、十分楽しめます。手仕事屋でそばと湯豆腐をご馳走になり満足しました。その後、珠洲に移動し、観光創造会議に参加。会議終了後、今度は柳田の行念寺で猿鬼伝説を歩くツアーの打ち合わせ。そこから五箇山まで飛ばし、こきりこ祭りを見学。八尾の皆さんのおわらとこきりこを拝見できました。総踊りの途中で抜け出し、観光協会の山崎さんのご実家で祭り料理をご馳走になりました。ご家族の皆さんとも懇談させていただき、楽しい一時でした。やはり、地域に触れるためには、地元の人とお話することが重要ですね。


高尾山かんのんみちの観音様

古和秀水

総持寺裏山の観音様

こきりこ

総踊り

山崎さんの実家でご馳走になった祭り料理

9月25日(木) プロの仕事
室谷一柊さんのアトリエで仕事の様子を撮影させていただく。「じゃらん」に掲載される写真であったので、プロのカメラマンさんにお願いした。室谷さんが仕事をされているところを拝見させていただいたのは初めてだが、普段とは雰囲気が違います。特に眼光が鋭くなられています。閃いたことばを書き続けておられるのか、事前に考えておられたものを表現されているのか、それらが相乗的に展開されているのか。プロが仕事をされている様子でした。写真撮影もプロにお願いして、こちらがディレクションすることが理想ですね。そのような予算獲得を目指したいものです。


室谷一柊さんの仕事ぶり

9月24日(水) 秋景色
能登事務所に朝早く出掛け仕事をしていた。裏の田んぼは稲穂が実り、秋晴れの空に映えていました。昼は宇出津に行くが、室谷文音さんがイギリスに向かわれるとうかがっていたので、1時までに戻り、事務所前で見送る。名古屋空港までご両親が送っていかれました。午後も事務所にいたが、大箱の田んぼでは稲刈りが行われていました。空に浮かぶ雲も、なんとなく涼しげです。典型的な秋の風景で、窓を開けていたら、山側から吹く風が強く寒く感じるほどでした。


事務所裏の眺め

9月23日(火) 稲刈り
中能登で春に田植えした田んぼの稲刈りを行う。10時過ぎから始めて、終わったのは14時半であった。田植えとは全然違う仕事でした。鎌で刈り、わらで結わえてゆきます。それを最後はビニールハウスを架に見立てて、かけました。わらで結わえる作業が一番難しかったかもしれません。藁5本程で束ねていくのだが、ねじってその端を下に入れるのが難しい。時間がたってから指先が痛くなっています。植えたものを収穫する作業が大変なんですね。作業の後、今井さんの家でご馳走になりました。ご家族総動員で御世話いただき、本当にありがとうございました。小学4年までは手で刈る作業を手伝っていた記憶はあるが、貴重な経験をさせていただきました。刈った稲から収穫されるお米をいかに活用するかは、これからのお楽しみです。グルーヴィの米づくりも一段落ですね。


稲刈り前の田んぼ

手分けして稲を刈る

ハウスに掛けて干す

9月22日(月) いっぷく処だんだん
珠洲に出掛けたので、昼は飯田の商店街にある「いっぷく処だんだん」(あいあいパークバス停横 TEL 0768-82-0064)でいただく。700円の定食を試すが、アジのムニエル、煮物、サラダ、ご飯、スープ、漬け物という構成でボリューム満点でした。地元の人向けの量のように感じたが、現状はそのようなお客様構成になっているようだ。海藻うどんや大浜大豆入りのカレーライス、能登大納言を使った白玉ぜんざいなど、地域素材にこだわったメニューです。さらに、炊き込みごはんやイチジクなども売っていました。営業は、二・七の朝市の日と土曜日となっていますが、それ以外の日も8:00〜19:00の間、いっぷくできます。さらに2日前までに予約すれば、7名様以上で食事の用意もしていただけるようです。


だんだん定食

9月21日(日) 雨の日曜日
朝早くから雨が降り出し、白山へ行くことを断念。買い物に出掛けた以外は家でごろごろしていた。休日の過ごし方の典型かもしれない。天気が悪い時は無理をせず、家でじっとしていること。最近のように異常な気象が続いている時は特に無理をしない方がよい。おかげでネットをチェックし、ホームページの追加修正を行う。きめ細かくホームページやブログを拝見すると、それぞれの地域で活躍されていることがよく分かります。地道に発信を続けることが重要ですね。


9月20日(土) 山河工房
先日お邪魔した山河工房さん。住所は輪島市小田屋町1部35番地2 TEL0768-34-1253で、御陣乗太鼓で有名な名舟から金蔵(柳田方向)に向かって入ってきて、大きな松の木のある神社の手前にあるグランドの手前の道路を右に入ると、山裾にあります。家具製造工房だったところを改装してギャラリーにされています。ご主人の中野隆義さんは輪島塗の蒔絵士として活動されてきましたが、主に制作されていた棗はほとんど仕事がなくなり、新たな作品づくりに挑戦されています。奥様の眞由美さんは表具師ですので、その技と組み合わせたインテリア作品を作られています。小さな家でも入れられるような小ぶりのものへの要望が多いとのことで、どんどん小さな作品になってきています。アクセサリーも作られていますが、可愛いデザインのものが多い。工房から見える景色が素晴らしいので、是非ライブカメラを設置して欲しいものです。


山河工房ギャラリー

アクセサリー

蒔絵と表具のコラボレーション

9月19日(金) 風来坊の能登丼
昼は宇出津に行ったので、風来坊で能登丼をいただく。珠洲焼きの器に、地元で揚がった魚を盛り込み、ねぎなどを添えて、いしりを使った特製だしをかけてあります。つみれ汁もついて1300円はお得です。この価格で箸を土産にするのはちょっと無理があるかもしれませんね。久しぶりに風来坊にお邪魔したが、ご主人も奥様も相変わらずで何よりです。細い小路で頑張っている貴重なお店です。能登丼を食べにいらっしゃるお客様は相当あるようで、企画としては成功しています。


風来坊の能登丼

9月18日(木) ぶらり三十三観音の旅
能登空港集合で奥能登の三十三観音の一部を訪ねる旅を実施しました。案内人は『能登国三十三観音のたび』を著している西山郷史さん。この本を発行した能登ネットワーク前理事長の数馬さんにも御一緒いただく。総勢7名のささやかな旅は程よい人数で話しが届きやすい感じでした。門前、輪島の観音様を拝見したが、いずれも歴史を感じさせてくれる存在です。昼食は、門前の星野さんを通してお願いして総持寺で精進料理をいただいた。久しぶりでしたが、美味ですね。他にも40名の団体のお客様もいらっしゃいました。その道に詳しい方にご案内いただくと背景や地域の事情も良く分かります。一回に3ケ所から5ケ所程度で継続して行いたいものです。その後、室谷一柊さんご夫妻と山河工房を訪ね中野隆義さん、眞由美さん御夫妻をご紹介いただく。若い人でも買い求められる新しい作品づくりに挑戦されています。知り合いをご案内したいものです。工房からは眼下に水田が広がり、遠くに七つ島が見えました。


江戸時代に建てられたという茅葺きの仁王堂

9月17日(水) 森林セラピー
森の家で朝のストレッチ、朝食の後、信濃町へ移動。黒姫童話館からスタートして森林セラピーを2時間半程度体験させていただく。5人に1人のトレーナーについていただいたが、担当いただいた鹿島岐子(みちこ)さんは、信濃町森林療法研究会ーひとときの会ーの会長をされており、すでに4年以上の経験がおありとのことでした。さすがに、慣れた感じで安心してついていけました。ご参加いただいたメンバーにとっても貴重な体験になったはずです。森に入る前と後で血圧を測っていただきましたが、皆さん血圧が下がっていました。成果は明確に見えるので満足感も高まります。その後、役場で、癒しの森弁当をご馳走になり、役場農林課癒しの森係の浅原さんからご説明をうかがう。金沢で学生時代を過ごされたことがある異色の人財です。評価の高いことをされている地域には魅力的な人がいるものですね。


森林セラピーのトレーナー、鹿島さん

9月16日(火) 森の家
能美市の皆さんと飯山の森の家に視察研修に行く。辰口庁舎を8時半に出発し、昼食をいただき13時に到着。体験プログラムをさせていただいた後、木村支配人から説明を受け、周辺を案内いただく。再生に取り組まれている周辺の水田やそば畑、裏にブナ林のある曹洞宗の寺院・大応寺、映画「阿弥陀堂だより」の舞台になった阿弥陀堂などを急ぎ足で見学。暗くなってから、文化北竜館で温泉に入れていただき、信濃百年で夕食を楽しませていただきました。


信濃百年の食事

9月15日(月) 秋の気配
稲刈りがあちことで進み、秋らしい風景が増えてきました。路傍にはコスモスが咲き、クリも色づいてきています。各地で行われている祭りも秋祭りです。ススキを見かけることも多くなりました。まだまだ日中は暑い日が多いですが、朝晩、めっきり涼しくなり、季節は確実に移り変わっています。秋が一番季節を感じられる楽しい時かもしれません。一日一日、季節を味わいつつ過ごしたいものです。


秋らしいコスモス

9月14日(日) 城端むぎや祭
午後、城端に行き、むぎや祭を見学。善徳寺とじょうはな座では競演会が行われ、五箇山や利賀の保存会の方々も出演されていました。地元町内会の方々も順番に出演。メインストリートは歩行者天国になり、屋台が沢山出ています。善徳寺の門前が一番賑わっていますが、町内に4つ設けられたステージでも順番に披露が行われ、それを楽しみに来られているお客様も多い。古い醤油屋さんの店前がステージであったり、お寺の前も魅力的な空間です。程よいお客様の数ですが、「じょうはな織館」のお客様は、例年に比べて多い感じです。東海北陸道が全線開通した効果はここでも見られるようです。


醤油屋さんの前が舞台

9月13日(土) 野草が花盛り
今日も鉢伏山に登り、歩くルートづくりに挑戦。三角点から柳田側にきたへりのあたりで木登りに相応しい大きな木を見つけ登ってみた。眺望が素晴らしい。遠くまで緑が広がり、能登半島が森であることを確認できるポイントです。木の上から眺める景色も良いものです。作業を終えて道路際に下りて来たら、たくさんの野草が咲いているのを発見。今しか見られないかもしれないので、次の約束の時間を気にしつつ撮影してみました。ブナも素晴らしいですが、自然に生きている草花を観察できることも魅力です。ツリフネソウの仲間のキツリフネソウも発見しました。


ヒメジョオン

ノコンギク

アカソ

ツユクサ

キツリフネソウ

ヤマハギ

9月12日(金) 産業再構築
地域の産業再構築の基本は、一次産業の強化です。質のよい産品を継続的に供給できるようになってはじめて、二次産業、三次産業も活かすことが可能になります。但し、最初から大量に低価格で供給することは難しく、少ない量であっても、付加価値を高めて販売するという加工やサービスでなければならない。地域全体で稼げるためには、質を追求し価値を高めるための連携と研鑽が必要だ。安売り競争に参画しても将来展望はありえない。従事者、担い手を増やすこと、質の高い商品を開発し続けること、そして、地域内にお金を回す構造を描くことだ。強い一次産業をベースに、付加価値の高いものづくり産業や建設、宿泊、飲食業が連携して事業を展開していること。さらに、豊かな自然環境や文化景観を保全しつつ、クリエティブな仕事をする人が地域に増えること。地域の将来はそのような産業構成、人財誘致にかかっているように思う。再度、七尾市中能登町の産業振興ビジョンの勉強会に呼んでいただいたので、以上のようなお話をさせていただいた。


9月11日(木) ビジョン
ビジョンを描くこと、それが人生や企業の基本活動として必要だ。将来展望が明確でなくては、何を学ぶか、どこにでかけ、どのような人に会うことを優先するか、その順位の付け方が分からない。具体的な事業を進める際の、構成の仕方も異なってくるし、評価ポイントも明確にならないでしょう。そのようなことを自信をもって行えるようにするためには、ビジョン、方向性を明確化する作業を繰り返すことです。定期的に再構築を図ることかもしれない。一度描いたことも、時代の変化とともにその構成は変化すべきであるが、コアにあるコンセプトは変わらないことが理想だ。コンセプトを鍛え続けることとも言えます。どのような役割を果たす企業を目指すか、どのような地域を目指すか、関係する人がを明確に言えるように共有していたい。個人としても、どのような社会的役割を果たす存在を目指すのか、そのようなことを問い続けることですね。人生とは自問自答の繰り返しなのかもしれない。


9月10日(水) 山田桂一郎さん
富山で山田桂一郎さんの講演があるというので、聞きに行く。実践に裏打ちされた話は、説得力があります。新しい観光とエコツーリズムの推進にとって重要な知見が多く含まれています。地域の皆さんにも聞いていただきたい内容だ。地域の自立を目指すには、税収が増える事業を興し、産業化していくことが不可欠。地域の人たちが自ら行動することで成果が出れば、持続するようになります。これから目指すべきは滞在力のある地域。その地域にお客様にお越しいただくためには、その目的となることを明確にしないといけない。繰り返し訪ねたいと感じていただける内容が必要だ。一番の課題はお客様の評価、認知度です。観光客が評価するのは地域の人々が本当に豊かな暮らしを実践していること。農村には農村の、漁村には漁村の暮らしがあります。伝統的な文化活動をしっかり受け継ぎつつ、新たな仕組みも活用している、本質的に価値のあるものを大切にしたライフスタイルを実践していることです。観光統計は宿泊者数を基本にすべきです。地域に回るお金が把握できるようであれば、それで評価してもよいが。地域貢献は利益を出して地域還元を行うべきです。魅力的な人が質的に豊かな暮らしを楽しみながら、よそから繰り返し訪ねてくる人たちとの交流を楽しめる地域を目指すべきですね。


9月9日(火) くりこま高原自然学校
岩手・宮城内陸地震で最も被害が大きかった栗原市栗駒で「くりこま高原自然学校」を営んでいる佐々木豊志さんは、道路が不通なため、山を下りて新たな校舎を確保し事業を続けておられます。来年には栗駒での活動を再開できるだろうと思います。佐々木さんの活動で突出しているのは、動き続けていることです。東京でのミーティングに出かけたり、新潟での会合に参加したり、東北一円での活動にも種々参加されています。そのような動きは、佐々木さんのブログ「豊志のくりこま高原物語」を拝見しているとよく分かりますし、ブログの更新の仕方にエネルギーが感じられます。復興に向けての活動はまだまだ続きます。ブログのトップページには復興関連事業の情報が集積されていますので、是非ご覧いただき、可能であればご参加、ご協力下さい。


9月8日(月) 道場六三郎さんを囲む朝食会
朝7時から道場六三郎さんを囲む朝食会がかよう亭で行われたので、ご一緒する。素材は可能な限り地域産のものを使い、目の前で焼いたり、盛りつけたりする演出が美味しさを感じさせてくれます。油揚げやはたはたを炭火で焼き、お味噌汁やジャガイモの煮物も土鍋から取り分けていただきます。焼き立てのたまご焼きは、今日も湯気が立っていました。温泉旅館にお泊まりになられても、朝食にパンを希望されるお客様もいらっしゃるとのこと、海外のお客様も増えていますので、そのような対応も不可欠になっていますね。自信をもって提供できる食事を用意すると同時に、お客様の要望に柔軟に応える姿勢も大切です。


目の前で焼いたり盛りつける演出

9月7日(日) 山中節道中流し
能登から戻り、夜は山中に行く。山中節道中流しが行われたので、拝見する。今年は3つの連に分かれて、スタートし、山中座を目指して、街を練り歩く。唄、三味線、胡弓の地方と、踊り手20、30人でチームを構成し、街を流す。21時には山中座に到着し、輪踊りとなる。最後に、芸妓の皆さんの輪踊りも行っていただきました。町民の皆さんも多く見学にお越しいただいていました。担い手として多くの町民の方々が参加され、地域に根付いた芸能として裾野を広げることが優先課題です。徐々に地元の人が増えているのは確かで、今後に期待が持てます。懇親会が南町の中華飯店 姑娘(クーニャン)で行われたので、参加させていただく。餃子もラーメンも美味で、道場さんを囲んで楽しい時間でした。


湯の本町通りでの道中流し

9月6日(土) 祭り
当目地区のお祭りにお呼びいただいたので、いつもお世話になっている五田さんのところにお邪魔した。お客様は少しずつお見えになり、次に訪ねないといけないところがある方は早々にお帰りになるということの繰り返しです。朱塗りの器に盛られた煮しめなどが、黒いお盆の上に乗せられて準備がされていました。そこに、お刺身、天ぷらなどが追加されますので、結構なお料理を御馳走になりました。初めてお会いする方も多く、よい出会いの機会になりました。まだ他のお客様が何人もいらっしゃいましたが、途中でおいとまし、帰りは事務所の近くにお住まいの室谷さんに乗せていただき、らくちんでした。


朱塗りの器に盛られた煮しめ

9月5日(金) 政策形成研修
県庁で政策形成研修の最終回としてプレゼンを行っていただく。政策の内容については、テーマを絞りきれたところは明確な内容になりやすく、プレゼンの仕方については、練習を繰り返したところは、素晴らしい発表になっていました。たかが研修ですが、担当部局の方や、職場の上司の方にも聞いていただくと緊張感が違います。グループワークで作業を行い、役割分担をして発表することにも慣れる、それが研修の意義であるが、繰り返し行うことで身につくことです。今後の実際の仕事においても活かしてほしいものです。彼等の活躍に期待していよう。夜は珠洲で中心市街地の活性化のためのミーティング。能登事務所に泊まるが、星空がきれいであった。


9月4日(木) 久しぶりの五箇山
久しぶりに五箇山にお邪魔しました。城端側は雨降りだったが、高速のトンネルを抜けると、晴れだった。帰りは下道を城端に抜けたが、今度はトンネルを抜けると周囲が真っ白に見える霧でした。典型的な五箇山の空模様かもしれない。菅沼集落にお邪魔したが、稲穂が垂れ、合掌造りの館にマッチしています。茶房「掌」でゆっくりコーヒーをいただくが、合掌造りの資料館、その手前にある稲穂が秋らしい雰囲気を演出してくれています。土産物を販売している荒井さんにもお話をうかがったが、東海北陸道が全線開通したおかげで、お客様が増えているとのことです。道は人の動きを大きく変えるようだ。


合掌造りと稲穂

9月3日(水) 雨の風の盆
八尾の風の盆に出かける。あいにくの雨であった。そのうち雨があがることを期待しつつ11時近くまで待ったが、やみそうに無かったのでシャトルバスで帰る。一応、曳山展示館前のステージでの諏訪町の舞台、西新町の住宅の駐車場での踊り、さらに上新町公民館での披露を拝見した。夕食は早めにビストロ舘でいただく。その後、馴染みのおおつか茶舗と水上味噌店、で休憩させていただく。翠華堂で行われていた古川歩さんの作品展も拝見。雨の風の盆でしたが、それなりに楽しませていただきました。東京からお越しになられたというお客さん何人もと出会ったが、これに懲りず、再度お越しいただければと思う。


西新町でのおわら披露

9月2日(火) 鉢伏山探検
今日も鉢伏山に行き、今度は鉢伏山の頂上付近を探検してまわりました。鉢伏山の頂上付近にブナがないかを探してみたが、頂上の奥の方にブナがありました。三角点の奥にも広いエリアがあり、その一角にブナはあります。頂上付近はなだらかになっているので、台地状のエリアの周囲に回遊できるルートを設定できます。さらにブナの生えているゾーンを広げるような活動も考えられます。鉢伏山のブナ林として指定されているのは、山の手前のエリアです。頂上周辺でもブナを発見できましたので、可能であれば、ブナを増やすことができればと思います。そのためには、笹や細い竹で覆われているところをきれいにする地道な活動が必要ですね。


鉢伏山の奥で見つけたブナ

9月1日(月) 鉢伏山のブナ林
今日も鉢伏山のブナ林を探検。能登町が所有するブナ林内に入り、歩くルートづくりを試みました。確かに傾斜はきついが、途中になだらかなポイントがあったり、休憩できる広場があったりします。ブナ林内は腐葉土が厚いので、雨の後でもぬかるんでいることはまずない。下の方にはブナが生えていないことも確認。一番下にあるブナまで下り、そこで休憩した後、再度上がってくるコースが設定できそうです。帰り際に作業道が付けられた森も見学したが、奥の方までブナが生えていました。植林した斜面にも、ブナだけは残していただいています。気軽にブナに触れられるポイントですね。見晴しもよくて気持ちよい空間です。


3本が合体しているブナ

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