[ 金沢便り2007.2月 ]
最初のページの金沢便りのバックナンバーコーナーです。
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2月28日(水) 資料集め
朝早くに仙台を出て東京へ。午後の便をとっていたので、まず、八重洲南口にあるコインロッカーに荷物を預ける。久しぶりの東京であったので、東京駅八重洲口近くの古本屋と大きな本屋で資料集めを行う。八重洲の地下街に同じ経営の古本屋が2店舗ある。本店は神田にあるが、手広く商売をされています。八重洲の店も芸能や美術、文学関係を中心に一通りのジャンルの本があります。次に八重洲ブックセンターをあちこち見て回る。歩き疲れたので、早めに羽田に行き、夕方の飛行機で戻る。年度末ということもあり、随分長い間出かけていた感じがする東北行きでした。
2月27日(火) まちづくり元気塾
午前中は大沼さんと今後のことについて意見交換の後、鳴子温泉に案内いただく。少しの時間であったが、鳴子温泉の街を歩いてみる。古びた街は歴史を感じさせてくれますが、店をのぞいてみようとそそるものが少ない。鳴子温泉駅から陸羽東線と東北新幹線を乗り継ぎ、仙台へ。午後から東北電力で行われた「まちづくり元気塾」の報告会・交流会に参加する。私が一度お邪魔している鳴子温泉卿観光協会での活動についてコメントさせていただく。具体的な提案をさせていただいているので、実践を期待したい。その後、宿泊したホテルのレストランで懇親会が行われた。

鳴子温泉の玉子屋でいただいたシュークリーム
2月26日(月) 温泉療養プラン
午後から、大崎市民病院鳴子温泉分院の成川院長、鳴子町観光協会副会長の高橋亨さん、そして観光協会の阿部さんから、温泉療養プランについてお話を伺う。温泉療養プラン18軒のお宿が参加されて、実施しています。3年目までは増加を続けたが、4年目からは減少に転じているとのこと。療養プランだけでなく、保養プランの開発も必要であるとのことでした。さらに、リハビリが必要な方々を積極的に受け入れていくような事業体を新たに設け、湯治と組み合わせて事業化していくことも、時代のニーズにあっているのではないか、など具体的なお話をうかがえました。夕食は大沼さんのところの夕食をご馳走になり、その後、宿みやまで、ご主人の板垣さんと論文の調査に来ていた院生の内田さんと、湯治のあり方について意見交換を行う。有意義な時間を過ごすことができました。みやまは金山杉をふんだんに使ってある贅沢で心地よい空間です。

宿みやまの談話室
2月25日(日) まち歩き
昨日参加された商工会女性部長をはじめ、数名の方々と一緒に、まちを歩く。商店ものぞき、改善提案を行う。休憩できる「寄ってっ亭」ではコーヒーとケーキをいただく。最初に寄ったお茶屋さんでは、参加されたメンバーがお店のレイアウトや商品について提案をして下さっていました。積極的な人が参加してくださったようで、まち歩きの意図をよく理解して下さっていました。昼は中心商店街の横丁を入ったところにある老舗でそばをいただく。午後1時前の山形新幹線で新庄まで行き、新庄から陸羽東線で東鳴子まで行く。久しぶりに、旅館大沼に泊めていただく。夕食は、近くのカラオケボックスで、大沼さんのお仲間も交えて楽しませていただきました。食事はこったデザインのものがたくさん出てきました。大沼さんらしい楽しい演出でした。

「寄ってっ亭」の手作りケーキ
2月24日(土) 金をかけずにできる地域づくり
山形県上山のまちづくり塾で講演。タイトルは「金をかけずにできる魅力ある店づくり・地域づくり」でした。直截的なタイトルをつけてくださいました。おかげで、商店や旅館の方々もたくさん集まって下さったようで50名ほどの参加者がおられたのではないか。温泉観光地として40万人は宿泊されています。商店街として、そのようなお客様を対象にした商売が取り組まれていません。しかし、お店によってはあきらかに旅の人が多く訪れている店があります。特徴のある商売、商品を用意されているところにはお客が来ているのです。地域住民だけを対象にしたような商売では、先細りが見えるだけです。商売の転換に早急に取り組むべきです。イベントなどを通じて実験を繰り返すことが早道です。

お茶も飲める「十五屋本店」
2月23日(金) 子牛
能登人の取材のために、子牛のせりを寺岡さんと見学に行く。寺岡さんは子牛を買うわけではありませんが、畜産の現状を把握するとともに、将来、買い付ける肉牛の素性を把握しておくためにも意義があるようで、最近は時々見学に来られるようだ。子牛を育てた農家が見守る中、肥育業者がせり落として行きます。デジタル化したシステムではせり金額が電光掲示板で徐々に上がっていき、一人になった時に止まり、そこで確定します。同じ10ケ月程度の子牛でも金額は倍以上の差がつきます。育て方、育ち方によって、大きさも毛並みもずいぶん違います。評価ポイントをうかがうと、見方がちがってきます。貴重な体験でした。一見可愛い顔をしている子牛もよく見ると鋭い目をしていることに気づいた。

子牛のせりの様子
2月22日(木) コンセプトの転換
午前は石川県商工会連合会で地域ブランドの委員会。午後は立山と小杉で会議があった。午前の委員会での議論のポイントは事業コンセプトを転換できるかどうかに尽きるように感じた。長い歴史を有する田鶴浜建具であるが、建具業界として将来展望を見いだすことは難しい。このような時に必要なことは事業コンセプトの再構築、転換である。例えば、建具から間仕切りへ、そして、空間演出へ。「間仕切り」というコンセプトから発想すれば、和の空間から、洋の空間へ、オフィス空間をも対象にした商品開発が想定される。さらに、空間演出というコンセプトにすれば、インテリア小物から空間全体のデザイン提案まで、さらに、室内空間からオープン空間まで、対象とする領域は広がる。全てをこなすということでなく、自らの技術やノウハウを活かしてどのような展開が可能かを考える必要がある。同じようなことが繊維・織物業界にも言える。
2月21日(水) 効率的な会議
能登町商工会で午前中から会議。午前は女性部の広域の事業の委員会。水の浄化をテーマにした活動をされてきたが、次年度以降どのような展開をするかを議論。寄り合い所帯の弱さを実感しつつも、「美しい川づくり」と「美味しい魚を育てる森づくり」に継続的に取り組んでいただきたい。川の水を浄化する実験を行いつつ、川沿いを美しく演出することで、川縁を歩くツアーを行ってみるとよい。商工会女性部らしい事業展開を期待したい。午後は全国展開支援事業とジャパンブランドの委員会。一方は「魚の美味しいまちづくり」であり、一方は「いしり」をテーマにしている。いずれも、能登に美味しいものを食べに来ていただくことを促進するための素材と技をクローズアップすること、そして、交流を通じて、継続的な関係構築を目指している。いしりは確実に売れてきている。魚も食べに来るお客さんがコンスタントにいる。何らかの形で事業が継続されることが大事だ。

竹葉の今朝搾り
2月20日(火) 特産品懇談会
富山県商工会連合会の特産品懇談会があった。毎年恒例の事業であるが、特産品開発事業者と流通業の方々が一堂に会し、具体的な商品プレゼンテーションを行うというものです。富山県内の特産品商談会であり、アドバイザーも介在することで、商品改良へのヒントも得ていただこうというものです。商工会連合会の事業であるが、商工会議所地域の事業者も参加されているところが新しい。県内企業の営業支援になるのであれば、組織を超えて行っているところが素晴らしい。流通事業者さんも地元百貨店の大和や空港や高速、駅の売店や宿泊・温泉施設等からも参加いただいており、魅力的な商品はすぐ取り扱いが始まるようです。もちろん、最後にお願いしたことであるが、個別にも相互に行き来していただき、より魅力的な商品開発を進め、事業の発展を目指していただきたいものです。途中段階でもいいから、ここで売って欲しいという流通業者さんのところに相談に行くことだ。

 懇談会の様子
2月19日(月) 高さんと劉さん
台湾からの留学生・劉さんとお友達のチンさんを八尾にご案内する。商工会女性部の皆さんと意見交換・交流をしていただく。劉さんは金沢暮らしが長いが、チンさんは4ケ月とのこと。日本語が覚束ないので限られたところにしか出かけられていない。自家用車もないので、富山県に行くのも初めてだ。それでも、劉さんに通訳をしていただきながら、少しは八尾の人たちとコミュニケーションがとれたかな。気に入ってくれたようなので、再度ご案内したいものだ。繰り返し、交流していただくことで継続する関係が形成されていくものです。ちょうど、台湾に帰った高さんから旧正月の年賀状が届いていた。時々、このサイトを見て下さっているようで、インターネットは便利なものだと実感。夜は能登町商工会で久しぶりに講演。何度もお会いしているいつものメンバーであるが、講演会ということでしたので、今後の方向性について基本的なことをお話しさせていただく。毎月のまんなか市のこととは異なることを議論すると新たな意見が出たりするものです。

おわらも披露いただく
2月18日(日) 民謡競演
山中に泊まっていたので、山中商工会で仕事をさせていただく。夜の民謡競演を拝見するためであるが、延々と音声データおこしをする。夕方になって山中座に行き、準備のお手伝い。招待席が多く、席はすぐにいっぱいになってしましました。民謡好きの住民が多いのだと実感しました。山中節の道中流し、西馬音内盆踊り、おわら、雪の山中の披露と続く。民謡談義があり、最後に本條秀太郎さんの演奏もありました。なかなか贅沢な公演でした。楽屋で八尾の方々からうかがった話も貴重でしたが、民謡談義も短い時間でしたが、ポイントをついていました。公演の間は鼻水が出なかったが、帰りの車の中ではぶりかえしてきた。寒さがこたえる。

山中節道中流し
2月17日(土) 桑野和泉さん
桑野和泉さんにいしかわ地域づくり塾の講師として お越しいただいたので、一日おつきあいする。小松空港で出迎え、まず「中谷宇吉郎雪の科学館」へ行く。ラトヴィアの写真展をしていることもあるし、中谷宇吉郎は和泉さんにとって親戚にもあたるので、一度見ておいていただきたかった。ガイドの方や館長に詳しく説明をいただいた後、カフェで柴山潟越しに光り輝く白山を眺めながらコーヒーをいただく。よい空間です。次に山中に行き、ろくろの里のやまぼうしでそばをいただく。集落をぐるりと車でまわり山代へ。あらやにお邪魔して、バーや館内を見せていただく。女将さん、社長と懇談。美味しいお菓子とお茶をいただく。突然にお邪魔してもしっかりした対応をしていただける方々です。須田窯、うつわ蔵を見学の後、はづちを楽堂へ。寒い中で講演をしていただく。部屋が寒くてしんどそうであった。後でうかがったら、寒くて不評な空間であるとのこと。癒しの空間を考えるというテーマにはほど遠い会場選定でしたね。次回の講師、小堀幸穂さんもわざわざお越しいただきました。前回和泉さんに石川にお越しいただいた際に、酒蔵を一緒に見学させていただいていました。講演終了後、小堀さんにおすすめいただいたいろは草庵を見学。次に山中のゆげ街道にある「いずも堂」さんに行く。和泉さんご所望の正木春蔵さんの作品などを拝見する。早めにかよう亭に行き、さろんで懇談後、一緒に食事を楽しむ。小松空港へは、由布院に研修に行っていた旅まちネットの出渕明美さんに送っていただく。

桑野和泉さん
2月16日(金) べんざら
能登町に午後までいたので、昼は「下平鮮魚店」で刺身定食をいただく。お吸い物は、魚料理を食べるためのべんざらで出て来た。地元の器屋さんでも店頭からは消えてしまったものであるが、汁ものをいただくこともできるし、刺身を盛りつけても便利です。探しているがなかなか見つからない。メーカー在庫も無いようなので、古い茶碗屋さんで探してくることにしたい。夜は中能登で直売場についての勉強会。予想をはるかに越える40名ほどの方に集まっていただきました。道の駅のような施設を国道沿いに!という目標をもって住民のみなさんの盛り上がりに期待したい。

べんざら
2月15日(木) あんこう・たら祭り
能登町のまんなか市にあわせて行われた「あんこう・たら祭り」を見学。メインはあんこうの吊し切りとあんこうなべ。たらの子付けの販売も行われたました。あいにくの雪が舞う寒い日でしたが、あんこうの吊し切りは迫力があります。吊るした後、水を口から入れて、重心を安定させてから解体しますが、きれいに皮がはがれるものです。あんきもをねったみそを入れたあんこう鍋も美味しかった。夜は宇出津の「民宿ふわ」に泊まり、「風来坊」で魚をいただく。

あんこうの吊し切り
2月14日(水) 能登島ダイビングスクール
能登島で取材させていただいたもう一人が能登島ダイビングスクールの須原水紀さん。七尾の生まれであるが、能登島が気に入って、スクールを開設された。それも、新たな観光産業として育てようという目的をもって取り組んでおられます。能登島の優位性は年間を通じて海に入ることができること、そして、海の森と言える海藻の林があることのようだ。富山湾は1000mの深さがあると言われているが、そのような深海に住んでいる魚たちも産卵のために上がってくることも多い。生き物の種類も豊富だ。1日体験すれば、それなりの深さにまで潜れるようなるとのこと。
2月13日(火) 能登カフェ
天気が良かったので、能登島に取材に行く。能登島でカヤックやカヌー教室を開いている渡邊さんに手配いただく。最初にお邪魔したのは「能登カフェ」。七尾市内で生まれ育った姥浦千重さんが始めたカフェで、名前の通り最初は喫茶だけだったようだが、最近は数量限定で食事も出しておられます。ただし、2月は休業のようであるが、お客はやってきます。取材中も2組お客が見えた。断るでもなく、コーヒーを提供されていました。能登の素材をいかしたスローライフを提案するための拠点と位置づけておられるので、そのあたりも、ゆったりとしています。部屋からは富山湾が望め、ちょうど立山連峰も遠くに見えました。集落を楽しむためのマップを手作りしたり、みそ汁ラリーを催したりと、地域の人を巻き込んだ事業を行っています。カフェの前の海沿いの道路をおばあちゃんが歩いて通ったり、耕耘機に乗った年配のご夫婦が通過したりと、のどかな風景が広がっていました。店内では能登でものづくりに励んでいる人たちの作品やオリジナルTシャツ、情報誌の販売などもしています。能登島の中で、能登島大橋から一番遠いところであるが、それでも30分もかからない。繰り返し訪ねたいところです。

能登カフェからの眺め
2月12日(月) 心地よい空間
飲食店で感じた課題。お金を払って外食する上で重要なのは、料理が美味しいのは当たり前で、スタッフの感じの良い接客、そして空間の心地よさも大切である。例えば、足を下ろせるようになっているテーブル席は良いのだが、足元が寒いのはいただけない。床暖房を入れるなどが必要です。道路側に客席を増築したのはいいのだが、そこがバラック風で寒々した印象を与えるのはいかがなものか。桜効果を期待して、そこにお客を誘導するのはよいかもしれしれないが、温かさを感じ取れるような空間になっていないと、気が進まなくなる。広々とした空間にゆったりと席を設けるのは良いが、一つのグループの会食としては、距離が離れ過ぎていて、バラバラな感じの会食なってしまう。席の配置を工夫し、親近感を演出することも大切だ。
2月11日(日) 雪明かり
朝食後、上浦さんご夫妻を五箇山・菅沼集落にご案内する。茶房「掌」でお茶を飲み、よい具合に降る雪を眺めていただく。大きな窓から見える雪景色は素晴らしい。いつまでもじっとしていたいと思わせる風景でした。名残惜しかったが、昼の便に間に合うように小松空港までお送りする。その後、再度、白川郷と菅沼集落のライトアップを見学に行く。白川郷はさすがに人も車も多い。展望台まで歩いて上る人の数だけでもすごかった。集落の中も人であふれかえっているという感じでした。りっぱなカメラをもった年配者も多い。趣味でカメラを始められた人が多いのであろうが、ちょうどよい被写体なのだと思う。菅沼のライトアップも人が多かったが、終わり近かったので、最後には人がいなくなって、撮影しやすかった。

菅沼のライトアップ
2月10日(土) 高山線沿線食談議
大沢野の風の丘で行われた食談議に参加。ゲストは湯布院の上浦眞理さん、祐美子さんご夫妻。小松空港に出迎え、まず八尾の観光会館で行われていた「風の盆ステージ」を鑑賞いただき、会場の「風の丘」へ。打ち合わせの後、食談議。地元の事業者の皆さんの開発商品の試食の後、上浦さんにお話しいただく。チーズづくりの話を中心にしていただいたが、一つの商品についての話だけでのいろいろ学ぶことは多いもの。小布施の市村さんの話でも感じたが、一つの素材、商品に特化して展開することも重要なのだと思う。食談議終了後、八尾の西町で行われていた「えびす亭」をのぞく。神前囃子の練習も行われていて、よい雰囲気でした。

食談議での試食評価
2月9日(金) まる
野々市の御経塚にある「アプサライ」(野々市町御経塚3-278 TEL076-213-5544、席数が少ないので御予約を)という健康をテーマにしたお店のお食事処「まる」で新年会。この店は当社が企画デザインのお手伝いをしているので、社長やスタッフは何度か試食会に参加していたが、私だけは初めての体験でした。地物を中心に健康によさそうな食材を活かしたコース料理は十分楽しめます。量も少なめで、それもよい。飲み物も健康的なメニューが並んでいたが、アルコール類にもっとこだわりがあってもよいかもしれない。器類に改良の余地もあるが、ゆったりした空間で食事を楽しむことができ、まずは及第点を与えてもよいのではないか。お試しいただいた方は当方に評価をお教えいただけると有り難い。

「まる」のお造り
2月8日(木) マルガーのチーズ
能登町の瑞穂にあるマルガーは息子さんが作るジェラートアイスで有名であるが、昨年からお父さんがチーズづくりを始めています。今日はその作業の様子を撮影させていただく。モッツアレラチーズはすぐ食べられる簡単なチーズです。下準備も相当ありそうですが、最後の行程を拝見した。固形化した牛乳を切り刻んで、そこにお湯を入れてもんでいくと不思議なことに、餅のようにのびるチーズに変化していきます。この部分は体験も可能とのことでしたので、一度はやってみたいものだ。その場で試食したり、お土産に持って帰ることも可能です。マルガーの柴野親子の開発意欲は高い。

伸びるチーズ
2月7日(水) エンジン全開
今日のヒアリングも有効であった。お忙しい企業の方に無理をお願いして時間をとっていただいたが、お話をうかがう中で閃くこと、考えが整理されていくことも多い。いよいよ、年度末でエンジン全開といかないといけない。報告書の原稿と印刷物の原稿制作に追われる日々が続きそうだ。ヒアリングや取材はほぼ終えているので、あとは追加取材と撮影があるのみ。一通り制作した上で、補足的な取材や資料収集も必要であろうが、一気にまとめていきたいものである。もちろん、年度末の委員会なども間にありますが、暖冬で動きやすいことがこれまでは幸いしてきた。
2月6日(火) 神楽のうどん
昼は泉野にある神楽でうどんをいただく。中華をうどんに変えてそんなにたっていないかが、お客さんは多い。手打ちうどんの 人気が高くなっているのか、ご主人のこだわりへの評価があるのか。店前の駐車場はいっぱいで、道路を挟んだ向いの学校の横にある駐車場にとめる。カウンターとテーブル1つの店内はすぐいっぱいになるが、回転も速い。個人的には健康的な中華も捨てがたいものがあったのだが。

神楽の山里うどん
2月5日(月) 雪だるままつり
白峰の桑島地区で行われた「雪だるままつり」を見学に行く。その前に、一里野スキー場の奥にあるブナオ山観察舎でカンジキ体験や生き物観察を行う。カモシカは望遠鏡で見る事ができました。厳しい斜面で暮らしています。その後、白峰の集落の中をガイドの「加賀白山ようござった」のメンバーのガイドで散策も楽しむ。桑島地区は川の両側にそれぞれ集落があり、家々の前に手づくりの雪だるまが作られています。小さな雪だるまを集めた作品が最近のはやりのようで、多く見られました。雪だるまづくりの体験プログラムも欲しいところです。

アートな雪だるま
2月4日(日) 民謡セッション
民謡セッションの初日だったので、夕方まで八尾にとどまる。昼は風庵でそばをいただき、おかめでコーヒーをご馳走になる。2時からは観光会館で行われた民謡セッションを拝見。今年初めて参加いただいた郡上八幡の郡上踊りは良かった。昨年初めて本番を見に行ったが、ステージ踊りも楽しめます。夕方からは石垣と西町のライトアップを撮影し、西町公民館でのえびす亭をのぞく。最初はお客がいなかったが、すぐにいっぱいになってきました。ライトアップの撮影に来ている人も多かった。

郡上踊り
2月3日(土) 高山線沿線食談議
食談議の第二弾。小布施堂の市村次夫さんをゲストに、八尾の合掌で開催。開発中の特産品の試食評価をまず行う。その上で、市村さんに講演いただく。会場を移し、おわらの披露を楽しんだ後、参加者全員に自己紹介及び感想を述べていただく。その後は、自由に歓談いただくが、初回の食談議よりは盛り上がった感じがしました。宿に戻り、ささやかな二次会を行うが、市村さんといろんなお話が出来たことが最大の収穫かもしれない。

おわらの披露
2月2日(金) ラトヴィア大使
在日ラトヴィア大使、中谷芙二子さん一行を一日フォローする。最初は県庁で知事にお会いいただく。事前に資料提供をさせていただいたように、世界遺産についての話を中心にしていただく。もちろん、ラトヴィアや首都リガの現状と今後の可能性について大使から説明がありました。次に北國新聞社で社長と会っていただく。ここでも世界遺産に関するお話しと、JAPAN TENTについてのお話をしていただきました。昼食は東山の蛍屋で楽しむ。2時間近く、懇談させていただく。一番贅沢に大使と話させていただいたのは私であったようだ。食事の後、ひかり蔵で黄金の蔵や金箔の移しも見学。次に、21世紀美術館、兼六園、金沢城と見学。それぞれ学芸員と所長に説明いただく。最後は金沢商工会議所で会頭さんたちと会見。経済交流の可能性について意見交換。充実した表敬訪問となったと喜んでいただきました。表敬活動にご協力いただいた皆さん、本当にありがとうございました。今後も交流が続けられそうで何よりです。

ラトヴィア大使一行と知事
2月1日(木) 久しぶりの雪
午後、富山の立山町でのミーティングがあったので出かける。久しぶりの雪で高速道路上では事故が頻発していた。県境のトンネルを抜けたところで3台の車が止まっていた。乗用車2台は相当壊れていたので動かない感じであった。大きなトラックは大丈夫そうであったが、1台の乗用車の運転席の人は大きくへこんだドアの中でぐったりしていた。トンネルの出口でカーブしながらの坂道が一番危ない。気をつけて走行車線で減速しないといけませんね。富山県内は総じて雪があったが、帰ってきて、夜の会合に参加した金沢の問屋センターには雪が無かった。少しのことで大きく積雪が違う、これも事故の要因になります。

雪の高速道路
さらに前の金沢便りはこちらをご覧ください。

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