[ 金沢便り2014.7月 ]
最初のページの金沢便りのバックナンバーコーナーです。
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7月31日(木) 決算準備
 会社の決算期は8月末ですが、シュミレーションするために、収支を集計。昨年同様、今のままでは売上・利益が足りない。売上に計上できるものを集めて請求させていただかないといけません。それで、概算請求させていただける事業の書類を作成しています。本日でほぼ作業を終えましたので、ようやく次なる仕事ができそうです。我々の仕事の価値を高めるためには、成果を目に見える形で出すことが大事ですね。多くの仕事を抱えることではなく、絞り込んだお客様のお役に立つことを追求していきたい。


7月30日(水) 文化のフェティシズム
 故・丸山圭三郎氏の著書の一冊が「文化のフェティシズム」。故人が中央大学教授だった1984年に第1版が発行されており、当方が買ったのは1987年。断続的に氏の著作を買い求め、少しずつ読んでいた。久しぶりにひもといてみましたが、概念が難しいので、相変わらず理解したとは言いにくいが、例えば、次のようなメッセージは肝に銘じておくべきかもしれない。「私たちがひっくりかえすべきは、その理性/感性、精神/身体などといった一切の二元論的対立の土俵そのものではなかったか。感性のただなかにこそ理性の場があり、理性のただなかにこそ感性の場がある」。「<構成された構造>だけが文化ではない。硬直したゲシュタルトとしての特定共時的文化を否定的に捉えこれを徹底的に相対化することによって、人間文化の本来的流動性を回復させ、意味の発生現場に立ち戻る可能性を手探りすること」。「この発生現場は一切の二分法が成立する以前の動きの場であり、異レヴェル間の運動が生成変化へと拓かれる場でもある」。新たな意味や価値を常に創出する動きのある場にこそ、生きる魅力があるのではなかろうか。


7月29日(火) 鵜野屋
 大学の森づくり活動でお世話になっている志賀町鵜野屋地区。今年の6月に初めて東洋大学の学生諸君が本格的に活動いたしました。人工林の保全を行い、集落を歩いて住民の方々から話をうかがう。鵜野屋地区のことや学生諸君の活動をまとめて発信していくためのサイトの作成を始めました。鵜野屋をご覧下さい。簡単な内容からスタートし、徐々に充実させていく予定です。とりあえず「鵜野屋」を発信することで、地域住民の皆さんも地域を再評価し、地域振興を考えていただく契機にできればと考えています。江戸時代には天領になっていた地域です。幕府にとってそれだけの魅力があったということでしょうから、そのあたりの事情も調べたい。


7月28日(月) 白滝
 午前は鉢伏山の白滝を見に出かけました。稜線の歩く道に生えているネマガリタケやサルトリイバラ、笹などを刈りながら進む。途中から稜線の両側から水音が聞こえてきます。さらに下り続けると、大きな音がする場所に到着。左手に大きな滝が流れ落ちていました。そんな大きな山ではないですが、多くの小さな谷に流れ出した水が集まると、相当な水量になるのですね。鉢伏山のブナ林のことを白滝自然林と呼ぶようですから、この滝がシンボルとも言えます。少し下ると対岸にも小さな滝がありました。水が集まるポイントは平たくなっており、草を刈れば涼めるポイントになりそうです。帰りは上り続けないといけないので、途中に休憩ポイントを設定しないといけません。それでも、森に蓄えられた水を知るにはよいコースですね。今後の活用を考えたい。


鉢伏山の白滝

7月27日(日) 穴水町中居
 早稲田大学大学院有賀研究室のまちづくり提案報告会・意見交換会の様子を見に穴水町中居に行く。早めについたので、まちをぶらぶら。中居小学校跡の石碑はりっぱな造りでした。昔の小学校を描いたレリーフは育った皆さんのイメージを定着していて素晴らしい。「おもいでマップ・みちくさマップ」づくりで、住民の皆さんから出された話は、しっかりまとめていただけるとよい内容がいっぱい。多くがガイドツアーのねたに使えそうです。中居のように古い集落ほど、住民の皆さんと旅人をつなぐガイドの役割が大切に感じました。今後も継続的に関わっていただけるようなので、楽しみにしていよう。


レリーフ

7月26日(土) 金曽農園
 宝達志水町の山の中にある金曽農園に久しぶりにお邪魔しました。桃の収穫が一気にピークを迎えている感じです。収穫できるのは8月の第1週ぐらいまでとのこと。家族総出にサポートの方々も加わって、収穫されていました。冷房をきかせた作業場内では、選別作業と箱詰めが行われています。積み上がった箱は職業体験にきてくれた地元の中学生が組み立ててくれたようです。桃の木は奥の新たに植えられたゾーンでも実が着きはじめています。息子さんも農家らしくなってきています。最初にお会いした時とはずいぶん成長された印象です。着実に後継者が育っているようで素晴らしい。


金曽農園の桃

7月25日(金) 外国人観光客
 午前は輪島で学生のインターンについての相談。ふらっと訪夢で、朱澤の七浦さんに受け入れを相談する場面に立ち会いましたが、彼女がされようとしていることを手伝うことで、多くのことが学べそうな気がしました。海外から能登に来て生活している方々の課題と、観光でやってくる方々では課題が異なります。今回は、海外からの旅行者を対象にした活動として何が必要かを調べることで十分ではないかという結論になりました。事前情報をどれだけ手に入れられるか、現地での情報取得についても対応はほとんどできていない。交通手段についても、レンタカーを借りにくいとか、交通アクセスについての理解もしにくい状況あります。さらに、宿泊施設で海外の人に対応できないとか、飲食店等においても一緒です。多くの課題があることがよく分かるお話でした。


7月24日(木) 野路
 昼は久しぶりに野路(のじ)に参りました。白山麓の旧鳥越村出身のご主人が経営し、鳥越そばのメニューがある貴重な店です。鳥越に行けば何軒もありますが、金沢市内では珍しい。幹線道路から外れた場所になっていますが、お客様は来ています。リピーターが多いのかもしれません。そば好きは、場所を選びませんからね。どこまでも食べに行くところがあります。ご主人もお元気そうで安心しました。


野路

7月23日(水) 東京めぐり
 チェックアウト時間ぎりぎりまでホテルにいて、ターミナル駅に向かう。陰になっている場所を選んで歩くが、すぐに汗が流れ出す。最初にお邪魔したのは目黒にある日本エコツーリズム協会事務局。御無沙汰している間に、事務局の場所が移動していました。完全に独立した空間なので、少し狭くなったようですが、オフィスらしくなっています。次に有楽町のふるさと回帰支援センターに行き、事務局副長の嵩さんと少しだけ話を。名刺カードと「能登おたのしみガイド」を預ける。そこから後楽園に移動し、中央大学理工学部に行き、サマースクールについて打合せ。最後に新宿に戻り、移住相談を受けている二人がいる店を回る。最初に行った西口の店では、絶妙なタイミングで当人ができあがった商品を持って登場。不思議な感じでした。次の高島屋の地下は広くて探すのに苦労しましたが、ようやく見つけることができました。次は能登で会えることを楽しみにしていよう。


御茶ノ水駅

7月22日(火) 東洋大
 朝一便で小松から羽田に飛び、まずは阿佐ヶ谷へ。東洋大の卒業生からいろいろ話をうかがう。昼食後、新宿のホテルにチェックインし、シャワーを浴びて休憩。夕方を目がけて東洋大にお邪魔し、まずはSFS講座の最終報告を聞かせていただきました。4つのグループから発表がありましたが、それぞれ、面白かったです。是非地域の人々にフィードバックさせていただければと思う提案がいくつもありました。その後は、今年の能登ゼミの事前学習会、当方からも能登の現状について話をさせていただきました。初年度のゼミ長にも参加してもらい、少しだけコメントしてもらう。最後は学部長室で、地域関係の講座をどうするかというミーティングに参加。大学にとって有意義な議論になったようです。その後、二次会として大学近くの留園という中華料理屋でご馳走になりました。ホテルに帰りついたのは、0時を過ぎていました。


SFS講座で発表する学生さんたち

7月21日(月) 非常時
 人であれ、国であれ、非常時の対応に本質が出るものでないでしょうか。その典型が、東日本大震災でしたし、先般のマレーシア航空機の事件ではないでしょうか。関係する当時国だけでなく、世界の全ての国や地域がいかに関わるかが問われています。不条理な死をいかに防ぐか、そのような事態になった時にいかに対処するか。両面から注視していく必要があります。少なくとも事後の対応について、しっかり把握して、今後の関わり方を考えていきたい。犠牲者を出した当事国の対応は手ぬるいように感じるのですが、いかがであろうか。「国民の生命・財産を守る」、ということを言われる政治家は多いが、そのような言動を今こそ実践すべきではないでしょうか。


7月20日(日) バラ
 夕方、富樫の運動公園そばの市営プールに行き、1時間ほど歩く。最近は常に歩いている方がいます。健康増進のために水中運動を推奨しているので、歩く方が多いのは何よりです。学校も休みになり、子どもたちも多い。そこで気になるのは監視の仕方がてきとうなところ。野々市のプール も利用しているので、その差は歴然。野々市のプールでは、親子が識別できるようにスイミングキャップでお子様が1人なのか、2名なのか等を明確に識別できるように異なる色を渡していますし、屋内のプールサイドに3,4人の監視員が常時目を光らせているので、ちょっとしたことでも注意をしています。屋外ではその数はさらに多い。市営プールでは監視員が2名の時もあるが、1名しかいなこともあり、小さな子どもを確実の捕捉できているとは思えない。事故が起こってからでは遅いので、注意喚起を促しておきたい。プールの後は、隣の公園にあるバラ園を見学に。花は満開を過ぎているようですが、まだきれいに咲いている花も多くありました。身近にある楽しめる公園です。


バラ

7月19日(土) 整理
 昼から事務所に机の上にたまってきていた資料を整理しました。仕分けるためのファイルを用意するために、昔のファイルを見直し、もう利用しそうにない資料を廃棄する作業を行い、ファイルを5冊用意する。その上で、積み上がっていた資料を仕分けて、お客様ごとにファイルする。そんなに多くはないので、せいぜい10冊以内に収まります。机が広くなると仕事がしやすくなります。パソコンのデスクトップにも、ファイルやフォルダがすぐにたまっていきますが、頻繁にこれを整理する活動を続けないといけないです。整理して、スペースを作ることで、新たなことに取り組みやすくなる気分になるものです。「整理整頓」は学校や工場などでよくかかげられている標語ですが、速やかに仕事を進めるための基本でしょうね。関連したした資料を見つけやすくすることで、ロスを少なくすることもできますね。物理的な資料の次は、パソコンやネット上のファイルの整理もしないといけませんね。連休に相応しい仕事です。


7月18日(金) 能登地域塾
 昼は金沢大で能登地域塾のミーティング。先日の能登ツアーを踏まえて何ができそうかを議論。アイデアがいろいろ出て、若手がいるお店向けに、商品開発等の提案を行うことになりました。もの商品だけでなく、ソフト商品も検討することになります。持続可能な地域のためには、地域商業の担い手が継続的に生まれる仕組みが必要です。そのためには、常に新たな商品開発が期待されます。そのことによそものがいかに関われるか。学生諸君の地域での活動の意義は、触媒として新たな知を生み出すことに参画することにありますね。


7月17日(木) 政策形成研修
 一日県庁で政策形成研修の最後のプレゼンでした。午前は練習を行い、微妙に修正等を行っていただき、午後1時から、本プレゼンを行う。参加メンバーの同僚や上司、さらに提案に関係のありそうな関係課の方に声を掛けて集まってもらい、具体的な突っ込んだ質問を出していただきました。具体化できそうな提案も多く含まれていますので、どこかで新たな施策として提案いただければと思う。新たな施策を推進しようとするときに、成功事例や先行事例を探したくなるし、一応探すべきなのですが、最も重要なことは、これまでにない新たな施策を提案し、それを具体化することです。先行事例のない初めての仕組みを作るという気概をもって取り組んでほしい。既存の多くの政策がうまく機能していないが故に、常に新たな政策が打ちだされてきているとも言えます。常に、ポスト既存政策を考える必要がありますね。


7月16日(水) 能登町まちづくり諮問委員会
 午前は宇出津で能登町まちづくり諮問委員会が行われました。2次産業から3次産業の課題がテーマでした。建設業、製造業、流通業などから代表者が出席されて発言がありましたが、柳田製網さんが、岩手県において今年の春まで、震災後継続的に仕事をされていたということを初めて知りました。定置網を作ることがメインになっており、千葉県でも仕事をされています。最近は海外からも引き合いがあるとのこと。資源保全型の漁法として、定置網の評価は高まっています。建設業についても、環境保全型の施工法を得意とした企業が増えて欲しい。林道について話題になっていましたが、施工が簡単で、透水性が良くて、崩落しにくい作業道づくりができませんかね。商業については、意欲的な個店を支援する仕組みづくりが優先課題のようです。新たな主体の登場を期待するしかないのかもしれない。午後は珠洲でヘルスツーリズムについてのミーティング。今年の活動内容が明確になりました。帰りは門前にも寄り打合せ。


7月15日(火) 優先順位
 成果を出すためには、優先順位を明確にして、具体的に取り組めるかが問われます。移住・定住を促進するためには、何が必要か。まずは仕事でしょう、生活の糧を得る方法がみつけられなければ、移住はかなわない。もちろん、年金生活者や不労所得のある方は別ですが。人口減少と高齢者の比率が高まっている能登でメインに誘致すべきは、未来の地域の担い手となりうる人々です。子どもを生み育てる可能性のある20代〜40代までをメインとせざるを得ないであろう。必然的に子育て環境の整備も不可欠な政策課題です。住宅の問題も必ず課題になりますが、空き家を発掘することを行政に取り組んでいただくと同時に、不動産屋や建設業の方々に積極的に取り組んでいただきたい。空き店舗兼空き家という物件の発掘も進めていただくことが、創業・起業を目指す人々にとっては、移転しやすくなります。一方で、誘致する人財像を明確にすべきであり、地域の産業振興や地域の魅力を高めるためには、創造力の豊かな人をメインにすべきです。これらの問題意識を共有し、役割分担を明確にして取り組むべきだと思うのだが、いかがであろうか。


7月14日(月) 由布院
 久しぶりに由布院に電話しました。まずは前事務局長の米田氏に電話。愛媛大学の先生になられていますが、お住いは由布院にありますので、週末は由布院に戻られています。その後、観光協会長の桑野和泉さんに電話、留守電でしたが、間もなく折り返しの電話をいただきました。最後に観光協会の生野事務局長(事務局長に昇進されていました)に電話しました。由布院では、新たな観光推進体制を作るべく、準備を進めておられます。地元自治体・由布市との関係を強め、民間の主体性を活かしつつ、継続性のあるスタッフ体制と財源をいかに確保するか、思案されているようです。いずこも課題は共通することがありますね。


7月13日(日) ブルーベリー狩り
 朝6時過ぎには宇出津港に行き、荷捌き場で水揚げされた魚の仕分け作業を拝見。小網という小さな定置網や刺し網、釣り漁等で水揚げされた魚や貝類が並べられていきました。トロ箱に氷と一緒に入れられて、少しでも鮮度を保持するような取り組みが行われています。数年前からはかなり進歩したのではないでしょうか。朝食後は、魚の科学館を見学。漁法の違いを把握することができました。富山湾ではエコロジカルな漁法が基本になっていますね。昼前には、柳田の植物園そばのブルーベリー園でブルーベリー狩りを体験。満足するまでブルーベリーをいただきました。あいにくの小雨模様で、お客様の数は少ないとのことでしたが、大勢の人がブルーベリーを楽しんでいました。小さな容器に土産も持って帰れて、大人一人1000円は安いように感じますね。帰り際に、柳田食産のブルーベリーの選別の様子を拝見しましたが、一粒ずつチェックして選別されています。大変な手間がかかっていますので、心して味わいたい。


ブルーベリー

7月12日(土) 能登地域塾
 午前は、スタッフの友人が能登にお越しいただきましたので、ご一緒しました。能登空港で出迎え、鉢伏山までご案内し、ブナ林を少し歩いていただ。事務所に戻り、クロモジティもお試しいただき、穴水駅までお送りしました。午後は、能登地域塾の学生さんたちと一緒に活動しました。宇出津に集合し、直売所を見学の後、商店街を歩く。最初に酒田屋さんにお邪魔しましたが、お盆で商品が無くなれば、商売をやめられるようです。貴重な海産物加工品を製造販売されていたのですが、残念ですね。次にかみこ鮮魚でご主人にお話をうかがう。せりが無いので店頭の魚も少ない。次に干場金物店にお邪魔しました。ものすごく残念だったのは、女将さんが亡くなられていたことです。まだお若かったし、店頭でお客さんとお話をすることが楽しんでくださっていたのに、もったい方を亡くしたものです。その後、鍛冶場にもお邪魔して、ご主人にイカさき包丁を作る工程を実演していただきました。初めて拝見しましたが、手際の良さが素晴らしかったです。そこから小木に移動し、和平商店で商品開発についてお話をしていただきました。イカに特化することで、強みを発揮されています。漁師の奥様連中にイカの調理をしていただいているようですが、地域の人財も有効に活用されています。夕食は、したひら(下平鮮魚)でいただきました。開発されている商品についてのお話をしていただきました。最後はワインバー&カフェディヴァイにお邪魔して、地域産の素材を活かしたつまみを用意いただくことを提案、有意義な研修になっていますね。


酒田屋さんでお話をうかがう

7月11日(金) 健康診断
 今日は健康診断でした。数か月前に予約して、ようやく順番が回ってきた感じです。朝から大勢の人がお越しで、駐車場はいっぱい。検診車まだ使って行っておられました。人間ドックの人も大勢来ておられましたね。特に女性が多かったようです。少し時間を遅めに来て欲しい旨言われていた意味が分かりました。年に一度のことですが、何となく面倒くさいので昨年はパスしましたが、さすがに今年は受診しました。バリウムを飲んでのレントゲンも撮影したが、このバリウムだけはなじめないものです。早々に排出すべく、水をいっぱい飲みました。午後からは能登に向かい、穴水のたんぽぽファームさんで、インターンについての相談。受け入れていただけることになりました。東洋大の学生諸君がお世話になる際に、受入側として手伝っていただくことにします。


7月10日(木) 台風通過
 知人に農家が多いと台風が気になってしょうがない。タイミングによっては一年の収穫をふいにしてしまうおそれもありますし、ハウスなどが倒壊してしまえば、再建に莫大なお金がかかります。生産の基礎を支えているものを失えば、再構築に多くの時間とお金がかかることになります。台風が通過した地域では、大きな被害が出た事でしょう。北陸では雨が降りはしましたが、今のところ風の影響もほとんどないようです。早めの対策ということで、漁業者は定置網を上げておられましたので、再度設置するのに、時間と手間がかかるでしょうが、網を失うよりはましですので、仕方がありません。台風が遠ざかった後に、雨や風が続き、影響が出ることも懸念されていますので、安心はできませんが。


7月9日(水) 能登総合開発促進協議会研究会
 午後から能登演劇堂研修室で「能登総合開発促進協議会研究会」がありました。移住・定住をテーマにした研究会で、ふるさと回帰支援センターの代表理事、高橋公さんが講師で講演されました。その後、少しだけ時間をいただき、能登定住・交流機構について紹介させていただきました。メインターゲットは子育て世代であること、そのためには仕事の発掘を最優先で取り組んでいること、さらに、子育て環境の整備を進めて欲しい、特徴的な保育園や幼稚園を作ることをお願いさせていただきました。県会議員や町会議員の方々に興味を持っていただけたようで、良かったです。まとまった時間を設けて説明させていただけるとありがたいのですが。


7月8日(火) ファミリーレストラン
 久しぶりにファミリーレストランに入りました。昼食のためですが、1時近かったので、空いていました。定番のハンバーグを注文し、ドリンクバーでいろんな飲物をブレンドして楽しませていただきました。コーヒーに炭酸を加えたり、オレンジジュースにカルピスを加えたりと、ブレンドして飲むことを店としても提案しているPOPがありました。ドリンクバーを楽しむことを推奨することで、カフェ的利用のお客様を増やそうという作戦なのでしょうが、実際、ブレンドしているお客様を複数見かけました。お客様も女性の一人客、女性グループから、男性2名、高年のご夫婦まで、多様でした。休日や夜になるとファミリー客が増えるのでしょうが、平日の昼とあって少ない。たまに入ると、ファミレスも新しい発見があって面白い場ですね。


7月7日(月) すしべん
 午前は労働保険料の支払いや能登定住・交流機構関係の支払いで信金や郵便局を往復、昼前から金沢大で能登地域塾の打合せ。午後から宇出津に向かうが、途中、竹森賢司ぶどう園に寄り、デラウエアを購入。午後3時過ぎから興能信用金庫で相談。6時過ぎまで滞在し、その後、金蔵を越えて輪島に向かい、輪島病院へ見舞に。ご当人は元気そうであったので、一安心です。そこから、金沢に戻るが、途中、中能登のすしべんさんに立ち寄る。「能登おたのしみガイド」を届けて欲しいとのリクエストがありました。夜も遅くなっていたので、久しぶりにUFOラーメンをいただいて帰りました。移動距離が長いとさすがに疲れますね。


UFOラーメン

7月6日(日) 台風
 台風が近づいているようだ。まだ沖縄の南にあるが、会社のスタッフは屋久島に研修で行くことになっており大丈夫であろうか。さらに、沖縄付近を通過した後の進路が、日本海沿岸を北上する予想になっています。収穫が始まっているすいか農家や果樹農家にとっては、気が気でないはず。進路がそれることを祈るばかりだ。水不足は解消してほしいが、雨だけで十分で、風は不要ですね。毎年のように台風に見舞われている沖縄の人達はたくましいし、それに応じた知恵が蓄積されているのでしょうが、たまにしかこない地域では、忘れたころにやってくる災害にならないように、万全の準備をすべきですね。


7月5日(土) 能登ふるさと博
 2007年に発生した能登半島地震からの復興を促進するために、2008年からスタートした能登ふるさと博。初年度から、能登人と過ごす能登時間を取りまとめることからお手伝いを始め、企画の見直しの作業も行わせていただき、冬場にも行うことになりました。夏編においては、能登人と過ごす能登時間だけでなく、直売所の紹介、祭りの紹介、飲食店の紹介の4本柱で、一冊のパンフレット「能登おたのしみガイド」を制作させていただいています。その「能登ふるさと博」が昨日からスタートしました。特別なパビリオンがあるわけではなく、能登全体を舞台とした事業ですので、個々の祭りやイベント、能登人と過ごす能登時間のプログラムにどれだけの人の参加があるか、飲食店や直売所のお客様が増やせるか、そのことにより評価されることになります。10月まで会期が設定されていますので、その間に是非能登に足を運んでいただければと思う。


7月4日(金) しいのき迎賓館
 しいのき迎賓館「能登おたのしみガイド」を届ける。毎年、配布をお願いしています。それで驚いたのは、しばらく来ないうちに駐車場等が大きく変わっていたこと。地下駐車場が設けられ、かつて駐車場があった場所は、アップダウンのある公園になっています。都心に緑の空間が広がるのは良いことです。兼六園・金沢城を中心に周辺に緑の空間が連なることで、生き物も過ごしやすくなるはず。そのような生態系の変化を調査してほしい。金沢城にはタヌキが住んでおり、それが片町などにも出没しているとうかがったことがありますが、今でもそうであろうか。一度遭遇してみたいものだ。一日金沢にいたので、昼はしん馬でいただきました。


しん馬のそばと麦とろごはん

7月3日(木) 久しぶりの雨
 梅雨になっても、ほとんど雨が降らなかった金沢ですが、ようやくまとまった雨が降っています。喜ばないといけませんね。農家の方々も喜ばれていることでしょう。先般、東洋大の学生諸君がお世話になったたんぽぽファームさんも水不足が解消されるとよいのですが。水の循環として、雨や雪は良くできた仕組みです。自然の素晴らしさを感じます。これを人工的に行おうとすると莫大なエネルギーと手間がかかります。地域全体に雨を降らせるように、水を撒くことなど無理でしょう。自然の作用のおかげで、恩恵を受けていることを素直に認め、その仕組みをよく理解し、それを利用させていただくという姿勢が大切ではないでしょうか。もちろん、そのような自然の水の循環の仕組みとともに、それに伴う物質の循環についても知を深めていく必要があります。雨や雪は単に水を循環させているだけでなく、水に含まれる物質も運んでいます。空気中に含まれるよごれを浄化したり、地表や大地に蓄積した物質も移動させる作用を果たしています。


7月2日(水) モーニングセミナー
 奥能登倫理法人会で講演。朝6時からスタート、35分間をいただきましたので、能登定住・交流機構について紹介させていただく。10数人の方にお集まりいただきました。その中に、加賀の同級生と一緒にお越しいただいたのが、谷本さんでした。息子さんが門前に移住されています。ご子息が移住されたことで、能登の振興に関心が一気に高まられたようです。家族が移住することで、その地域への関心はやはり高まりますね。一人の移住・定住が周辺の人に大きな影響を与えることが多いようですから、一人ひとりをしっかりサポートすることが大切です。倫理法人会の方々のように、週一とは言え、朝早く集まって活動することは良いことです。良き習慣は生活にメリハリをもたらしますので、夜はプールに行き、久しぶりに歩きました。


7月1日(火) 能登おたのしみガイド
 午後から金沢市内のホテルを回り、能登ふるさと博関連パンフレットとして制作させていただいている「能登おたのしみガイド」をお届けする。毎年の恒例事業となっているので、理解は早く、歓迎されるホテルが多い。内容は、祭り、体験、お食事、直売所の紹介です。能登の夏から秋は最も祭りが多い時期、キリコ祭りを筆頭に特徴のある祭りが魅力の柱になっています。体験は「能登人と過ごす能登時間」として震災の翌年から取り組んできた活動です。お食事は、能登空港や宿泊施設等でも最もお客様から尋ねられる事項です。最後の直売所は、地域の特産品を購入いただく場として活用いただければと考えて、盛り込んでいます。ふるさと博は今週末の7月4日〜10月18日までですが、祭り以外の情報はその後も活用可能です。能登空港や能登の宿泊施設、道の駅等で配布いただきますので、ご活用下さい。


以前の金沢便りはこちらをご覧ください。

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