[ 金沢便り2013.12月 ]
最初のページの金沢便りのバックナンバーコーナーです。
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12月31日(火) ラジオで聴く紅白
 午後から叔母さんの家に行き、正月の準備。老人ホームにも顔を出して、挨拶。夜は早めに夕食をいただいたのでだが、紅白はラジオで聞く。不思議な感覚です。富山にいたころは、小学生になってもテレビがなく、ラジオを聴きながら食事をしていたから、紅白もラジオで聴いていたのであろう。定かな記憶はないが、家の箪笥の上に大きな木製の真空管ラジオが鎮座していたことを記憶している。夜もラジオがつけられていたかどうかあいまいだが、紅白ぐらいは聴いていたのではないかと思う。そういえば、真ん中の一番暖かそうな部屋で、家族4人で並んで寝ていたものであるが、冬は掘りごたつがあったからどのようにしていたものであろうか、想い出せない。寝る向きを変えていたのであろうか。ストーブも無かったので、こたつと火鉢が暖をとる手段だったはず。そんなことを思い出させてくれました。ラジオを聴きながら過ごすことも、たまにはよいものです。


12月30日(月) おせちを作る
 大晦日を前に、おせち料理として毎年のように作っている料理をいくつか作る。早めに準備をして、大晦日をゆっくり過ごすための工夫です。煮物、大根なます、ごぼうと人参の肉巻。きんぴらはまだですが、当方が担当する定番はそんなもの。昆布を多用し、干ししいたけも戻して、煮物に入れ、戻し汁も煮物に使います。大根なますには、水出しの昆布出汁を加えました。水出しの昆布出汁は程よい味わいです。たまには、料理をするのもよいものですね。


12月29日(日) 年の瀬に何を考える
 年末に必要なことは、今年一年を振り返り、今年できなかったことを確認し、来年行うべきことを明確にすることです。そんなことをすると、計画したことの多くは実現していないように感じる。南三陸での活動も中途半端になっていて申し訳ないのですが、能登定住・交流機構の事業も緒についたばかりという段階です。理解者、協力者を増やすためには、何をめざしているかをHP等で明確にしていく必要があります。人財誘致は、被災地も能登も共通して必要なことですが、起業する人を多く期待するのは無理があります。中途採用で人財採用する企業や団体等を多くすることが、やはり優先課題です。被災地のように求人しても人が来ないという場合は、能登定住・交流機構のような組織や活動こそ必要なのではないかと思う。地域の担い手をいかに確保するか。企業としてのビジョン、経営計画も明確にすべきです。なんとか3年やってきましたが、これから先は目標を明示して取り組んでいきたい。企業としての目標と個人としての目標を常に意識して活動すべきですね。


12月28日(土) 年賀状
 ようやく年賀状を作成し発送しました。いつもより早いかもしれません。年末ぎりぎりになっていることが多いので、1日は早い。新金沢郵便局に持って行きましたが、年賀状を投函にきている方も多いが、窓口にも長蛇の列ができていました。何かを発送するか、不在で受け取れなかった荷物を取りに来られているか。年賀状も専用のコーナーを設けて販売されていましたので、速やかに購入することができました。毎年、足りなくなって追加で買っていますが、これもいつものようなことになっています。リストを事前に作成しておけばよいのですが、そんな余裕はありませんから。個人の年賀状は夜に作成し、深夜に投函しましたが、他のお客様もいらっしゃいました。似たようなことをしている方はいるものですね。


12月27日(金) 年末最後の能登行
 6時半には家を出て能登に向かう。まずは門前に行き、シモグチで下口十吾さんと相談。その後、門前のスタッフの給料を引き出し、手渡し。能登事務所に移動し、資料を出力し珠洲へ。昼直前に市役所に到着、昼休みの半分ほどで、ミーティングをさせていただきました。これで、正月の宿題が明確になりました。その後、再度門前に戻り、手仕事屋で昼をいただく。穴水経由で志賀町に行き、アスクで寺岡さんと相談。最後はころ柿の細川さんのところへ支払しに。まだまだ年末の発送作業の最中でした。大晦日まで作業が続きそうとのこと。干しあがったころ柿をきれいに袋に入れ、箱詰めされる作業で忙しそうでした。


12月26日(木) しん馬
 年末なので、今日の昼はおそば屋さんに。久安のしん馬に参りました。もりそばと麦とろご飯をいただく。出汁で食べやすくしたとろろいもが程よい味わいです。そばはめんがきれいで太さが揃っています。年越しそばには少し早いが、身体を浄化するにはぴったりの取り合わせです。年内は29日まで営業されるとのこと、その後は持ち帰り用の年越しそばを作られるようです。


もりそばと麦とろご飯

12月25日(水) ホットハウス
 今日は金沢にいたので、昼はホットハウスに行く。心身ともに活性化させるためというイメージ。インドの方が接客から料理まで行っているお店です。以前はサービスは日本人でしたが、最近は違っています。3種類のカレーにサフランライスとナン、サラダなどが盛り込まれた大きなプレートにドリンク付きで1050円はお安いように感じます。一番奥の窓際の席で味わうが、少し贅沢な感じで楽しむにはぴったりでした。


ホットハウスのランチ

12月24日(火) 週の初めの能登行
 今日は連休明けの週の初めの仕事日。というわけでもないですが、能登に行きました。最近は、週の頭と終わりに能登に行くことが多くなっていますね。今日は、能登事務所で年始から次年度の動きについて相談と確認、有意義でした。能登事務所での活動の成果として、能登定住・交流機構のHPに、UIMターンされた方へのインタビュー記事をアップし、FB・フェイスブックでも紹介し、リンクで誘導しています。中央大学の小山さんが、インターンとして活動した成果ですが、遅ればせながら紹介しています。評価もうかがいながら情報の充実を目指したい。能登定住・交流機構が目指していることをHPにさらに盛り込んでいくべきですね。FBはフローの情報になりますから、ストックすべき情報はHPに。


12月23日(月) 連休仕事
 叔父夫婦のサポート。ほがらか村に買い物に行きたいとの希望であったので、まずは山側環状沿いのお店に行く。叔父を車に残し、叔母と店内へ。年末とあって、まとめ買いのお客様が多い。その後、長坂の「むっつぼし」に向かう。昼食のつもりであったが、連休のためランチをやっていなかったので、弁当を買い求め、家で食べることに。店の前では、社長の軽部さんが、野菜や果物を販売されていました。自ら先頭に立っているのが、偉いですね。家に戻り、弁当をいただきながら過ごす。高齢で元気な夫婦なので、助かっています。当方もまとまった時間をとりやすいのは連休。おかがで、今後の予定についても相談することができました。


12月22日(日) 求人情報
 能登定住・交流機構のHPの求人情報を更新しました。随分久しぶりのことです。年末に向けて、最新の情報に基づいてUIターンをお考えいただくことが重要かと思い、手間暇かけて作成。ハローワークの情報をネットに挙げてくれているサイトを市町別に検索し、市町に分類し、かつ職種として似たものをまとめて並べてみました。最初は以前のものに上書きしていましたが、途中から一から記載し、分類しやすくしました。おかげで、2日間にわたって作業を行うことになりました。年末だからかもしれませんが、求人が多いような印象です。初めて見る求人もあります。移住・定住、転職をお考えの方はのぞいてみて欲しい。職安に求人は出ていないが、人を求めている企業もありますので、移住、転職を希望の方は遠慮なく、能登定住・交流機構までご連絡いただければと思う。能登定住・交流機構「求人情報」


12月21日(土) 震災遺構
 NHKドキュメントで「震災遺構」が再放送されました。東日本大震災で残った建築物や陸に上がった船が震災遺構として注目されていました。気仙沼の船は解体されてしまいましたが、宮古市の「たろう観光ホテル」の保存は決定しています。たろう観光ホテルでは、経営者が撮影した津波の映像を、撮影した6階で上映して、撮影者が解説されています。映像が生々しくて、リアルに震災を体験できる仕組みです。そのような場が被災地にあることは、震災の体験を受け継ぎ、減災を促進するためには不可欠な活動ですね。NHKスペシャル「震災遺構」


12月20日(金) 地震動予測地図
 政府の地震調査委員会から2013年度版の「地震動予測地図」が発表された。昨年も拝見しているが、四国、関西、東海、関東の太平洋岸での確率が高く、それは変わらない。人財移転を促進すべき理由の一つはここにあります。危険分散のためには、人口移転が不可欠です。小規模分散開放型の社会を創出し、地域への人の移転を進めるためには、受け皿づくりを急ぐ必要があります。いつ起こってもおかしくない状況が続いているので、自らの意志で住む場所を変える決断をされる方が増えることが想定されます。地方はそのような人々を積極的に受けとめる施策を構築していくことです。そのことに行政も民間も連携して取り組むべきだと思うのだが、いかがであろうか。そのことを推進するために、能登定住・交流機構を設立いただき、ささやかに活動を進めていますが、もっとダイナミックに活動できる体制を整えたいと思う。読売新聞記事地震調査研究推進本部「地震動予測地図」


12月19日(木) とやまで発掘!フード&インテリアショー2日目
 今日も、高岡テクノドームで行われた「とやまで発掘!フード&インテリアショー」に出かけました。課題として与えられた企業はほとんど昨日のうちに回っていましたので、新たな企業を回る。かつて商工会連合会で行っていた特産品懇談会に参加されていた企業や事業者も含め、10社以上と話をさせていただきました。状況をいろいろうかがう中で、具体的な課題がある事業者さんには、そのことについて集中的にアイデアを出す。既存商品との差別化を目指した商品については、発信をいかに行うかが課題ですし、ネットでの販売を進めている企業の場合はリアル店舗の充実が欠かせません。ます寿しのように富山県内では既存店が強い場合は、金沢での販路確保を目指すことが早道だったりしますね。いろいろ、新たな出会いがあって面白い一日でした。


八尾の最中屋高野の新商品

12月18日(水) とやまで発掘!フード&インテリアショー
 高岡テクノドームで行われた「とやまで発掘!フード&インテリアショー」。会場に終日居て、出展企業へのアドバイスを行う。1日10社をめどにアドバイスを行うという役割を与えられていましたので、昼食もとらずにそれなりに頑張りました。試食をあちこちでしたので、あまりお腹がすかなかったというのが実態でしたが。富山県商工会連合会の関係者で随分久しぶりにお会いする方々が大勢おられました。各地の商業者の皆さんとも久しぶりの再会ができて、当方にとって有意義でした。19日も出かけますが、突っ込んだアドバイスができればと思う。


12月17日(火) 久しぶりに珠洲へ
 午前は門前で黒島出身の坂さんとお会いして、黒島の今後について意見交換、有意義な話をうかがうことができました。その後、下口さんとも打ち合わせ。午後は、久しぶりに珠洲へ。3月に行うヘルスツーリズムについてのシンポジウムのフレームを確認。さらに、今後のヘルスツーリズムの推進の柱を明確化するために、新たな資料を作成することを宿題としていただいて帰る。直接、議論することではっきりすることが多い。総花的なまとめではなく、優先順位をつけた整理が期待されますね。


12月16日(月) いろり庵 藤六
 随分久しぶりに輪島市町野のいろり庵 藤六に泊まりました。6時半には着いて、お風呂に入り、7時から夕食をいただきました。炉端で魚やしいたけ、いしり漬け豆腐を焼いていただいたり、白子の揚げだし、お刺身、茶碗蒸し、香箱蟹、なまこ、大根寿し、など盛りだくさんでした。輪島塗に器も多く活かした盛り付けで、大いに料理を楽しませていただきました。お父上と一緒に切り盛りされているお嬢さんはすでに16年仕事をされているとのこと。頑張る若女将がいるおすすめのお宿ですね。


先付

焼き魚

香箱蟹

12月15日(日) 地域づくりリーダー育成
 宝達志水町での「地域づくりリーダー育成プログラム事業」のまとめのミーティングがアステラスで行われました。15時からのミーティングでしたが、10時にはアステラスで中央大学の谷下教授と合流、町を見て回りました。免田駅、宝達山(雪のため、途中で引き返す)、放牧場、金曽農園、古墳の湯等を見学。牛太郎で昼をいただきました。午後は宿の直売所を見学し、宝達駅前の松月堂でコーヒーをいただきながら、若夫婦にお話をうかがう。プログラムに参加いただいていますが、今日のミーティングには参加いただけなかったので、良かったです。その後、アステラスに早めに行き、準備を行う。ミーティングでは、5回にわたって行ってきたグループワークの成果を発表していただきました。谷下教授にまとめのお話をしてもらい、参加者からもコメントをいただきました。すべての参加者に発言してもらいましたが、今後に向けての筋道を探る意味では有意義な会でした。次年度は、プロジェクトチームを組織し具体化に向けて動けるようにしたい。


宝達高校生とのコラボ商品第3弾・オムタン

松月堂のオムタンは全国表彰も受けました

第2弾の商品は「Mt.宝達 雪景色」

12月14日(土) どこで生きるか
 大都会で生きるのか、地方で生きるのか。人生の選択として、地方で生きることを選ぶことの意義を明確にしないといけない。その選択が消極的であろうが、積極的であろうが、主張をしていかないといけない。生活する場を選ぶことは、職業選択とも連動することである。地方で生み出せる仕事の可能性を広げることは、生きる場としての可能性を広げることになる。元来、地方の方が大都会よりも職業選択の幅は広いのではないか。大都会はサービス業の種類は多いでしょうが、地方には一次産業からサービス業まで、幅広い仕事の可能性があり、その中でも、サービス業の絶対数が少ないが、その充実を図ることで、最終的に一次産業にも仕事が増えることを目指すべきではないかと思う。


昼にいただいたテラのラーメン

12月13日(金) 門前商工会青年部
 昼前に門前の下口さんと打合せ。午後は能登事務所で移住希望者と今後の計画について相談。10年計画を考えていただきましたが、5年で本格的にスタートできるように提案。その気になっていただくには目に見えるようにするのがよいですね。夜は再度、門前に戻り、手仕事屋での商工会青年部のミーティングに参加。次年度の事業について相談させていただきました。商店街の一角に設けた「やすん場」の活用についてがメインでしたが、黒島での活動についても意欲的なお話が伺えて良かったです。一度、地域住民の方々とお話ができればと考えていますが、予想外のところから主体となりうる方が登場してくれてうれしい限りです。いろいろな場に出ることの意義を感じた門前でした。


12月12日(木) 就職相談
 朝一に金沢大学で学生の有志とミーティング。能登での活動について企画提案を持ち寄っていただき、意見交換。次年度の活動に向けて、次回は、能登にお邪魔して詰めていく予定です。ミーティング終了後は、就職活動中の学生さんたちの就職相談。これからの人生を左右することなので安易なことは言えないが、一つの企業や職場に一生いることはありえない想定なので、「どのような社会的役割を担いたいのか」によって、どのようなところで社会人第一歩を踏み出すかが異なってくるように思う。キャリアとして、勉強になる企業や組織で働くことが有効ではないか。いきなりNPOなどの非営利機関では、次なる展開が限られるようにも感じています。もちろん選択肢の一つだが、非営利が金を稼ぐということにブレーキを掛けるケースが多いとうかがっているので、最初は民間企業で働いてみることをすすめたい。それも社会人としての基本を教えていただけるところがよい。


12月11日(水) フイルムのデジタル化
 ネガフイルムやポジフイルムをデジタル化する器械を買い求めていましたが、ようやく使ってみました。いずれもそれなりの精度で取り込みができます。ネガフイルを反転させてデータにできるのが素晴らしいです。これで昔撮った写真の利用やデータベース化がしやすくなります。暇を見つけてチェックを行い、活用できそうな写真についてはデジタル化していきたいものです。


12月10日(火) コリン・ウィルソン
 コリン・ウィルソン氏が亡くなったとのこと。「アウトサイダー」をはじめ、東京時代に何冊かの本を読んだ。今でも手元に置いているのは「夢見る力」(中村保男訳 竹内書店新社 1980年に購入)。想像力、創造力の重要性を語り続けているが、想像力のことを研究するために一貫して読んだ。その一節に次のような表現があります。「第三に可能な態度こそ、潜在的に、最も実り多いものである。自分自身と自分の時代とは両方とも変えうるものである、という芸術家の信念が、この第三の態度にほかならない。このような信念をもつ芸術家は、形而上学者と社会改革家とを兼ね備えることになろう」(261P)。再読味読したい本です。人は死して再会の機会を設けることがありますね。


12月9日(月) 新規創業希望者
 FBに記載した「飲食業・宿泊業の担い手募集」をご覧になったから連絡があり、本日能登事務所でお話をうかがいました。5年計画をまとめていただくことをお願いしました。直近でも2年後に能登での定住がスタートするイメージです。その後のことも含め、どのような方々を対象に事業を行いたいのか、 自らがまとめることで、今後行うべきことが、分かりやすくなります。自らの理想を実現するために、多面的な評価をいろいろな方からも出していただいて、将来計画をより明確化していくことです。今後の活動に期待したい。


12月8日(日) 二戸市の小保内市長
 一昨年秋に岩手県二戸市でエコツーリズム全国大会がありました。ファシリテーターとしてツアーに参加し、参加者から意見を出していただき、ポイントをまとめる役割を与えられたので、初めて二戸に参りました。その際にお世話になった小保内(おぼない)敏幸市長が今朝亡くなられました。心筋梗塞とのことです。先月のエコツーリズム国際大会in鳥取にもわざわざお越しで、交流会でもご挨拶させていただいたのですが、残念です。もっとお話しをうかがっておくべきでした。日本エコツーリズム協会の総会などにも顔を出されていましたので、何度もお会いさせていただきましたが、気さくに声をかけて下さいました。地域振興にエコツーリズムの発想を活かそうと継続的に取り組まれていたのに、惜しいです。地域の方々が今後も新たなプログラム開発に取り組まれることを期待したい。 河北新報記事


12月7日(土) 水中運動
 随分久しぶりにプールに参りました。1時間歩き、距離にして1800m程度です。体調が良くなるような感じがします。代謝がよくなり、身体が軽くなっていくことを期待しています。最近のプールでは歩いている人が必ずいます。しかし、珠洲のビーチホテルのように年配の人が多く歩いている光景はまだみられません。福祉課の健康増進の取り組みが行われている地域と、そうでないところではちがいますかね。野々市のプールでは水中運動講座が行われていますので、歩く人が多いのではないかと思うが、当方がいつも行っている金沢市営プールではそのような講座の案内は見かけたことがありません。行政の健康についての取り組み姿勢も重要ですね。


12月6日(金) エコツアープロデューサー養成講習会3
 エコツアープロデューサー養成講習会3日目。最後の講義「ネットワークづくり」を担当。その後は、12時半まで質問タイムでした。多くの質問を出していただきましたが、5、6人のグループに分けてそれぞれに講師が1人入り、30分で講師が交代するという方法でも、より多くの質問を出し合うことが可能ではないかと感じました。いろいろな方法を試してみるべきではないでしょうか。2時近くにようやく昼食にありつくが、会場近くの都に参りました。10数年ぶりに醤油とんこつラーメンをいただきました。帰り際に、三ツ輪精肉で焼き豚を買い求めるが、朝日町の上澤さんも買いに来て下さいました。宣伝した甲斐がありましたね。


都の醤油とんこつラーメン

12月5日(木) エコツアープロデューサー養成講習会2
 エコツアープロデューサー養成講習会2日目。地域内連携をテーマにした最初の講義と午後のグループワークを担当。昼は華正さんのお弁当でした。グループワークについては、途中で失礼し、宝達志水町に移動することに。グループワークではブレーンライティング法を試みていただきました。最初にアイデアを他のメンバーのアイデアをヒントに書き続けることで、メンバーの問題意識を少しは感じながら、議論できますし、多くのアイデアを踏まえつつ、その場でさらに新しい気づきやひらめきが起こることがグループワークの意義です。もちろん、他のメンバーの声に耳を傾け、グループとしてのまとまりを形成するプロセスをプロデュースすることのトレーニングでもあります。そのような場を意識的に設けることをおすすめします。宝達志水町では、地域づくりリーダー養成講座の第4回目でした。今回は6名の方に参加いただきました。若い人が参加してくれているのがうれしい。今年移住してきたばかりの原さん夫妻の声は切実で分かりやすい。行政はもっと耳を傾ける必要がありますね。


華正の弁当

12月4日(水) 上市町
 エコツアープロデューサー養成講習会のために上市町にやってきました。本日は講座での登場場面が無かったので、商店街を見学して回りました。懐かしいお店に顔を出してお話をうかがう。呉服のこもりさん、お菓子の松屋さん、焼き豚が人気の三ツ輪精肉さんなど、健在です。商店街としての活力は弱くなっているのでしょうが、個店として頑張っているお店があることをもっと発信すべきですね。商工会にも顔を出してみましたが、当初あった場所に戻っています。昔の資料は残っていないようですが、エコツーリズムの発想を活かして、地域内で連携して活動を展開していただければと思う。夜は交流会があり2時間ほど、元気のよい方々とお話ができて、よい機会になりました。


三ツ輪精肉の焼き豚

12月3日(火) サービス業の担い手募集
 能登定住・交流機構のフェイス・ブックに「飲食業・宿泊業の担い手募集」と題し、「能登で地域の素材を活かして飲食業や宿泊業をされたい方はいらっしゃいませんか。ご相談の上、営業のための建物の確保やサポートの仕組みを考えたいという自治体があります。お気軽に能登定住・交流機構事務局・高峰までお問い合わせください。」との記事を記載。何人かの人がシェアしてくださり、記事をご覧いただく方の数が一気に増えました。必要とされている情報なのだと痛感しました。今後もより詳しく仕事に関する情報を発信していきたいですね。さっそく、問い合わせもいただきました。地元の宿泊業の方々や都会の方から言われるのは、小規模で質の高いサービスを提供してくれるお宿や飲食店が欲しいという話。地域の魅力を高め、リピーターを増やすためには必要だし、仕事として継続される事業にするためには、成功確率の高いアプローチではないか。


12月2日(月) 滝川商店
 午前は穴水町内を見学して回るが、まずは麦ケ浦の集落に行く。かき浜さんの店を通り越して海沿いの細い道を少し蛇行しながら進むと集落がありました。狭いエリアに家が密集しています。明かりのついた作業場をのぞくと、水揚げした牡蠣をきれいにされていました。殻の表面についた海藻や貝るいなどを取り除ききれいにした後、かごに入れて再度海に入れておかれるようです。私共にたどり着くまでには相当な手間がかかっていますね。その後、商店街を歩いてみる。泉花月堂では、お菓子を試食させていただきながら、女将さんにお話をうかがう。50年以上前から作っている「とき饅頭」は売りになります。最後にお邪魔した滝川商店では豆腐や揚げをあたためて試食させていただきました。炬燵のある部屋に上がらせていただき、美味しくいただきました。お嫁さんはケーキ職人で、クリスマスケーキの注文も受付けておられます。手作りにこだわった食べ物を作っておられる魅力的なお店ですね。


麦ケ浦での牡蠣の仕事

滝川商店

店頭ではクッキーも販売

12月1日(日) 健康の森
 シティカレッジのフィールドワーク2日目、午前に輪島市にある健康の森で活動。曇り空のもと、森を歩き、間伐した木を運ぶ作業をしていただきました。途中、能登空港に中央大学の谷下教授を出迎え、健康の森に戻る。昼は、三井の茅葺庵で定食をいただきました。天ぷらや焼き魚もついて800円はお得なランチです。午後は、穴水駅で大阪観光大の内田先生を出迎え、まずは能登大仏を見て、さらに奥にある新崎地区へ行く。漁港からは新たに設置したボラ待ちやぐらが目の前に見えます。岸壁から海をのぞくと、ホンダワラが大きく茂っており、小さな魚たちが泳いでいるのがよく見えます。港のそばの小屋からは煙が上がっており、のぞかせていただきました。地元の男衆が、ピザ窯の前で懇談中でした。ピザだけでなく、午前中に釣ってきたというアオリイカを試食中でしたので、お相伴にあずかることができました。毎週のように楽しんでおられるようです。いい暮らしですね。


健康の森での作業体験

ボラ待ちやぐら

アオリイカ

以前の金沢便りはこちらをご覧ください。

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