[ 金沢便り2012.11月 ]
最初のページの金沢便りのバックナンバーコーナーです。
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11月30日(金) 観光特使
 夕方迄に金沢に戻り、バスで日航ホテルに向かう。観光特使の研修会・懇親会が催されており、終了後、奈良県から参加されていた特使の方にお会いする約束をしていました。能登のために活動されているので、門前の星野さんに紹介いただきました。尾山町のbokunenでお酒をいただきながら、いろいろお話をうかがう。鶴来のご出身とのことで、ふるさとへの愛着も相当おありです。今後も継続的におつきあいをさせていただければと思う。店は週末とあってか、大勢のお客様でカウンターもテーブルも埋まっていきました。ゆったりとした空間にジャズが流れていて、よい雰囲気でした。


bokunenでいただいたふわふわのオムレツ

11月29日(木) 輪島市
 午前は輪島市にお邪魔して、人財誘致事業について説明し、ご意見をうかがう。いくつかのアドバイスをいただきましたが、全面的にご協力いただけることになりました。新たな事業や商品を開発していく上で、新たな人財が不可欠です。それも異なる視点を有する若者や異性、よそものなどを地域が積極的に受け入れて、より魅力ある地域になっていくことが目指されるべきです。そのために、地域の官民が連携し、運動を展開していくことが期待されますので、より広範囲の人々に協力を求める必要があります。輪島市さんをはじめ、地元自治体の協力のもと、経済団体、産業団体、金融機関等にも協力いただき、強力に推進していければと思う。里山里海の担い手を増やすために、地域に魅力を感じていただける人を一人ずつ増やしていくことです。その意味では、本日のミーティングは重要なポイントになるでしょう。ご一緒いただいた奥能登総合事務所の中本所長には今後もご支援をいただければと思う。午後は穴水で打ち合わせが2本。結局、そのまま能登事務所に泊まることに。


11月28日(水) 健康の森
 小関さんと一緒に輪島の 健康の森を訪ねました。健康増進のプログラムを実施するフィールドとしての可能性を見ていただくためです。健康のみちを含め、散策路を大きく歩いていただきました。可能性は十分です。散策路沿いの茂みを除伐し、明るく見通せるようにしていただくこと、水の中に入って歩けるようにする、眺望ポイントを設定し、さえぎっている枝などを切ることなど、いろいろアドバイスをいただきました。奥能登一帯で健康増進ゾーンを目指していただけると良いですね。


11月27日(火) 気候性地形療法
 午前はビーチホテルの周辺を歩いてリサーチ。ホテルのレストランで昼食をいただいた後、珠洲市のヘルスツーリズム研究会として、小関さんに1時間ほどお話いただきました。その後、実際にホテルの横の松林の中を歩いて、気候性地形療法の指導の仕方を体験させていただきました。住民の皆さんの健康増進のために取り組んでいただくことが先です。コースづくりを先行して行い、そのコースを踏まえたガイド育成を行えれば、1年で基礎的な仕組みは作れそうです。旅人にとっても面白いプログラムだと思う。


浜辺の松林をリサーチ

11月26日(月) ヘルスツーリズム推進セミナー
 午後から、しいのき迎賓館で「石川ヘルスツーリズム推進セミナー」でした。講師に、山形県上山市を拠点に活躍されている小関信行氏を迎えました。由布院、上山での温泉クアオルト研究会でもメインコーディネーターとして活躍されていましたし、それぞれ、発表もうかがっていましたので、じっくりお話をうかがうよい機会になりました。上山で気候性地形療法に取り組まれて5年とのこと。住民の皆さんを中心に周辺地域の方々も参加されるようになっています。震災後も海沿いの地域の方を招いて、森を歩き、森の中で過ごしていただいたら、皆さん明るくなられたという話は素晴らしい。高低差のある森だけでなく、砂浜を歩くことも有効であるとのことです。海沿いの地域と山手の地域が連携してプログラム開発や人材育成に取り組めるとよいですね。セミナー終了後は珠洲に移動。27日は珠洲で研究会を行います。


ヘルスツーリズム推進セミナーの様子

11月25日(日) Mターン
 9月に能登にお越しいただいた東洋大学のゼミ生たちから提案いただいた一つがMターン。門前地区に入ったチームからのプレゼンに含まれていました。人口減少が激しく、商店街のお店には後継者がいないところが多い現状を踏まえての提案です。実際、孫世代が戻ってきて、門前で活動する事例が出てきています。父親が門前出身で、都会で生活している方の息子さんが、門前に移り住んでワイナリーを作るべく準備中です。そのような例は、他の地域でもうかがっています。都会に出てそのまま、都会に住み着いた人々の、子どもたちを地域に誘致すること。子ども世代を戻すことを考えるより、可能性はありそうです。おじいちゃん・おばあちゃん世代も、孫とならコミュニケーションがとりやすそうだし、孫世代も思い切って活動できそうです。ゼミ活動の成果として着実に形にしていければと思う。


11月24日(土) 門前新そばまつり
 輪島市門前町での 「能登門前新そばまつり」の様子を見に行く。3連休とあり、大勢のお客様でした。地元門前のそばが2つ、さらに越前からもおろしそばの出店もあります。多くの飲食ブースもあり、普段は人通りの少ない総持寺通りも大賑わいでした。手仕事屋も多くのお客様で満席状態が続いていました。商店街を下り、沢田陶器店の前から横町(走出)に入り、櫛比神社を拝観し、そこから亀山に上がりました。櫛比神社は2月に「万歳楽土」が行われるお宮です。亀山は総持寺さんが所有されている墓地で門前の多くの家の墓が並んでいます。総持寺の代々のお坊様の墓も中央部にあり、ここだけはりっぱな塀で囲まれています。石を置いただけの墓もあり、墓の原型をみるようです。墓地にはいくつか上がる道もありますので、地域の歴史を感じながら歩くに相応しい場かも知れません。まち歩きのルート設計ができました。新そばまつりは25日も行われます。


新そばまつりの様子

亀山にある石を積んだ墓

手仕事屋のそば

11月23日(金) 南三陸ツーリズム
 先週後半の南三陸の活動をまとめて、南三陸ツーリズムのページにアップしました。中央大学の学生諸君と一緒に活動した3日間を紹介してあります。田束山歩き、やすらぎの森づくり、間伐体験、そしてりんご狩りと盛り沢山でした。特別ゲストとしてお話いただいた漁師の千葉さんの話も強烈でしたので、盛り込ませていただきました。やすらぎの森づくりは南三陸ホテル観洋のブログときめきピチピチ便でも紹介いただいています。観光協会のHPも全面改訂され、プログラムの紹介も徐々に増えています。今後も連携して活動を続けていければと思います。地域の皆さんが何を必要とされているか、具体的にうかがいながら。


11月22日(木) 避難訓練
 朝9時過ぎから富山市山田にあるあざみ園の避難訓練の様子を拝見しました。避難マニュアルの作成のお手伝いをさせていただくことになっていますので、実際の動きを拝見することを通じて、基準とすべきことを把握できればと、2回目の拝見です。前回より利用者の動きがスムーズになっている要因は、行動の習慣化にあるのかもしれません。施設利用者の欲求の上位にあるであろう食に注目した誘因を設定して、繰り返し練習していただいています。利用者の命を守り、より速やかに避難できる方法を模索することが施設側に求められています。そのような観点でのアプローチですが、批判もありえますので、慎重にモデル化を図っていきたい。


 避難訓練の様子

11月21日(水) 宝立山のブナ林
 リサーチのために珠洲の山の中を車で走り回りました。奥深く、いろいろなところに集落があります。山の上では間伐を行っているところが複数ありました。山の上でも集落の近くでは多くの田んぼが維持されていますが、集落から離れていると、耕作されずに草ぼうぼうになっている田もあります。最後に、宝立山に参りました。ブナ林は落葉が進み林立した樹の白さが際立ちます。ところどころで葉をつけた木もまだまだあります。頂上エリアの道路沿いのブナ林は細い木が目立ちますので、一度は切られた林のようです。よく見ると、舗装された林道の横に、人が歩いたであろう細い道があります。運び出しやすいところは切られやすいですから。ブナ林の横でもスギの間伐が行われていました。明るい森になることが期待できます。天気が良いと、とりわけ森は気持ちがよいです。


宝立山のブナ林

11月20日(火) 観光振興
 観光振興のためにすべきことは何か。当面の優先課題は4つ。宿泊の魅力アップ、飲食の魅力アップ、体験交流プログラムの魅力アップ、そして、地域特産品の魅力アップです。その核にあるのはそれぞれの事業に従事する人です。それぞれの事業に関するスキルを高め、コミュニケーション力を磨くことが求められます。関わる人個々の魅力を発信することを通じて、興味関心を高め、わざわざ足を運んでいただけるようになるのではないか。個々の魅力が高まらないと、パッケージ化しても相乗効果は発揮されません。それくらいなら、バラバラに楽しめるようにすることがよいのではないか。宿泊施設で提供する基本は寝る場と食事であるが、食事の魅力が弱いようであれば、宿泊施設の外で楽しんでいただいた方が利用は促進されるであろう。徹底して快適な宿泊のみを提供するというアプローチもあり得ます。いずれにしろ、旅人が利用するであろう体験交流プログラムと宿泊に従事する人々が相互に体験していることが重要ではないか。体験していないことは、自信をもってリアルに説明できないはず。基本中の基本を提案させていただいているつもりなのだが、・・・。


11月19日(月) 南三陸と鳴子温泉
 東鳴子温泉の旅館大沼の大沼伸治さんと話したことは、美容と健康に良くて、癒しにつながることを地域をつないで提供するということ。鳴子温泉は震災後、南三陸町の被災者の受入を行っていますが、それ以前からお客様として多くの人々が訪れています。宮城県北の東西に位置する2つの地域が連携してお客様に喜んでいただけることを企画提案することが期待されます。大沼さんは湯禅や温泉deヨガ、田んぼ湯治、アート湯治など、いろいろな新しいアプローチをされていますが、基本は場の提供ということ。まずはお客様が温泉で心身が開放されること。さらに、湯治場はお客様同士が出会い交流する場となり、お客様と地域の人が出会い、そして、お客様とお宿のスタッフが交流する場とならないといけません。そのような発想を南三陸でも活かせないかと思う。様々な機能を発揮する湯治場づくりを推進するために、「場の研究所」の清水博氏をお招きして勉強会をスタートされています。次回は12月8日に勉強会があるとのことですので、当方も参加することにしたい。


紅葉も終わりの鳴子峡

11月18日(日) りんご狩り
 朝9時前に、童子山のふもとにお住いの 阿部博之さん方にお邪魔する。りんご狩りをさせていただきました。その前に牛舎で話をうかがうが、敷き藁や飼料が原発事故の影響で地元のものが使えなくなっている現状を教えていただきました。その後、2ケ所のりんご園でりんご狩りを体験。今年は異常にカラスの被害が多いとのことです。その原因はいくつか考えられるようですが、震災の影響もありそうです。裏山の上の方にある牧草地まで歩いて連れていってもらいましたが、眼下に志津川湾が望める素敵な場所でした。11時過ぎには、阿部さんの家を後にして、さんさん館にお邪魔して、そばご馳走になりました。ボランティアで支援に来られた方々が提供されている振る舞いの御相伴にあずかりました。最後はさんさん商店街でお買い物。くりこま高原駅に学生諸君を送る途中に、石ノ森章太郎ふるさと記念館を見学しました。特別企画展として「竹宮恵子の世界展」を開催中でした。ファンにとっては魅力的な施設ですね。東鳴子温泉の湯治宿旅館大沼さんに泊めていただく。


りんご園

阿部博之さん

さんさん館での振る舞い

11月17日(土) 間伐体験
 午前は南三陸ホテル観洋さんの森でやすらぎの森づくり。後藤一麿さんにご一緒いただき、谷下ゼミのメンバー6人、谷下先生、観光協会、観洋のスタッフで現場に参りました。おかげで、頂上エリアを広く明るくできました。湾を望む側もずいぶんすっきりできました。いこえるスペースにできそうです。観洋のレストランで昼食をいただき、午後はさんさん商店街で町の宮川さんと意見交換。2時には、入谷の菅原正徳さんのご自宅にお邪魔して、お茶を一杯いただいた後、間伐体験へ。地元の森林組合長さんの森で体験させていただきました。一人3本以上は切ったでしょうか。のこぎりで2本、チェーンソーで1本は切らせていただきました。菅原さんは子どもたちに何度も間伐体験をされているようで、話も進行も慣れたものです。お話の内容も面白い方で、魅力的ですね。夜は、食事の後、歌津地区の伊里前で漁師をされている千葉さんにお話をうかがいました。津波にあった時の話は生々しくて、学生諸君にとっても貴重な場になったと思います。


やすらぎの森で作業後の記念撮影

間伐体験

菅原正徳さん

11月16日(金) 田束山
 朝は日の出とともに、やすらぎの森に行く。朝日を山の上から望むが、葉っぱが落ちた木々の間から見えやすくなっています。浜街道側から頂上エリアに向かう道を広げる作業を1時間ほど行う。細い木々を切るだけで随分過ごしやすい雰囲気になりそうです。ホテルに戻り、温泉につかってからチェックアウト。くりこま高原駅に向かう。中央大学の学生諸君を出迎え、南三陸に戻る。片道1時間程度です。歌津の中学校の裏にある「たいしゅう」という食堂で昼食をいただく。震災後、新たに建てられた店のようです。小部屋とテーブル席があり、きれいです。その後、素晴らしい歌津をつくる協議会の小野寺寛さんの案内で田束山に向かう。途中の登山口に車を置いて、森の中を歩く。沢沿いに3つの滝があり、その上は、植林された杉林が続きます。その上には欅の天然林がある広場で、カモシカがゆったりと歩いていました。頂上の経塚を見学、眼下に志津川湾を望みましたが、素晴らしく眺めのよい日でした。一旦、車をとめた場所に車で送っていただき、再度山に向かって走り、途中で学生諸君を乗せて下山。入谷の山の神平集落で、前回お世話になった阿部勝善さんと山内太一さんの家を訪ね、前回の活動レポートをお渡ししました。暗くなってきた5時頃に、宿泊させていただくひころの里に到着。6時からはばっかり茶屋で夕食をご馳走になりましたが、御膳に盛りつけられた食事は豪勢でしたね。


たいしゅう

田束山の頂上近くの欅の巨木

田束山の頂上で経塚の話をうかがう

11月15日(木) かくれ里
 いつもの飛行機で仙台に飛び、レンタカーを借りて南三陸にやってきました。最初にお邪魔したのは、かくれ里の鈴木さんです。以前からメールで連絡をとっていましたが、ようやくお会いすることができました。震災前は、民宿をしながらバードウォッチングの指導もされていました。民宿は流され、自宅も実家も流されたので、隣の町にある仮設や民宿のあった場所に置いたプレハブで寝泊まりされているようです。仕事は以前からされている鳥類の調査をされています。全国を飛びまわり、希少な鳥類の生息調査をされているようです。南三陸では海沿いがバードウォッチングに適しているとのこと。今の時期なら、海沿いを歩くだけで、コクガンをはじめ多くの野鳥が観察できます。一度、機会を設けたいと思います。その後、南三陸ホテル観洋にチェックインして、すぐに裏山に行ってみました。4時半には暗くなってきたので、一番海側の広場を少し整備しただけでしたが、落葉が進み、明るい森になっていました。明後日に追加の作業ができればと思う。


11月14日(水) 神楽
 昼は神楽でいただきました。開店時間の11時半直前に店に着きましたが、すでに駐車場には車が5台は止まっていました。開店と同時に席の半分は埋まった感じです。最初に入ったお客様は20分後には食べ終えて帰られましたが、12時前には満席になりました。そのような多くのお客様に対応すべく、店長の動きも速くなっているように感じました。奥様の顔が見えなくて、バイト募集中の張り紙が掲示されていたのが、気になりますが、とにかく人気の高さには驚くばかりですが、健康志向の高いお客様の多さの表れでしょうか。最近は店まで来ても、駐車場がいっぱいで断念していましたので、久しぶりでした。今日は定番の中華そばと餃子をいただきました。


神楽の中華そば

11月13日(火) 五十番
 夜は中島の五十番(七尾市中島町中島3-67 TEL 0767-66-0050)で能登ネットワークの例会がありました。「能登定住・交流機構」(仮称)の提案説明をさせていただきました。能登にとって最優先の課題は人口減少対策です。若い子育て世代を誘致することに取り組まないと地域の未来はあり得ません。そのための推進組織を民間主導で作りましょうとの提案です。一方で地域の未来の担い手となりうる存在として都会の大学のゼミ生を誘致する活動も同時に行うという主旨です。行政にもご支援、ご協力をいただきますが、メインは地域で経済活動を行う民間企業が担うべきではないかと考えています。昨晩から今日の午前中でまとめ、奥能登総合事務所長、能登ネットワーク専務理事の井川さん、そして、門前の星野さんまでは、説明させていただきましたが、他の方々はこれからです。南三陸から戻ったらご説明に回りたい。例会には、赤いかっぽうぎ隊の方も参加されていて、楽しい懇親会も設定されていました。五十番は中島では一番の料理屋さんということですが、最後に出てきた「にゃんこ巻き」が素晴らしいヒット商品です。ご主人のお顔も拝見しましたが、味のある方でした。大晦日に一気に作り、中島の方々が大晦日に食べておられるとのことでしたので、注文してきました。楽しみです。


五十番のにゃんこ巻き

11月12日(月) 茶房咲ふらん
 午後、中島で打ち合わせを約束したので、昼に着き、咲ふらんで昼をいただいた。能登鹿北商工会の事業でかきマップを作成した際に、取材にお邪魔していたので、再訪してみました。能登中島駅のそばにありますので、中島の中でも好立地です。中島菜を活かしたメニューや地元産のかきを使ったかきフライやかき釜飯などのメニューもあります。今日は中島菜うどんをいただく。中島菜おむすびつきで750円でした。うどんは、のどごしもやさしくて食べやすかったです。個人的な希望を言えば、エビ天は無くてもよいかもしれません。店内には、中島菜商品が展示販売されていますし、店前には野菜やりんごなども販売されています。コンパクトですが、楽しめるお店です。


中島菜うどん

11月11日(日) 島根
 今回お邪魔した島根県との関わりは2001年3月2日に東京であった地域づくりコーディネーターの情報交換会に始まります。その当時、島根県で唯一のコーディネーターだった松浦さんにお会いしました。富山県八尾町の中村さんもお越しだったので、一緒に「のとだらぼち」に飲みに参りました。国土交通省の学生インターンだった学生たちと会う約束をしていたので、皆さんを誘いました。その場で話が盛り上がった最大のネタは「神在月サミット」。島根県でないとできないことをしましょうと、単純明快なアイデアです。翌年1月には、島根県の地域づくり人交流会にゲストとして呼んでいただきました。さらに2月には、大社町(現在の出雲市大社町)の「まちづくりワークショップ」にゲストとして参加。そして、2002年7月からは松浦さんが企画した地域づくりセミナーのメイン講師として継続して訪れるようになりました。その最初の時から提案したのは「神在月サミット」。10年の歳月が流れていますが、「神在月サミット」も今年で6回目でした。継続開催される中で、成果が出ることを期待してきました。すでに、出雲大社周辺は大きく変貌しています。ちょっと変わりすぎですので、鵜鷺地区については、しっかりした計画のもとに進める必要がありますね。


11月10日(土) 鵜鷺
 鵜峠(うど)と鷺浦(さぎうら)で鵜鷺。出雲大社の裏山を越えたところにある海沿いの小さな集落です。トンネルでつながっています。家々には昔ながらの赤瓦が乗り、人が歩けるだけの細い路地が縦横に走っています。それも微妙に地形に沿って曲がっていたりします。地上にいると全体像が把握できません。9時前に、鵜鷺げんきな会の阿部勇さんに鵜峠を案内していただきました。一通りの通りを歩いて拝見したのは初めてですが、本当に狭いエリアに多くの家が密集しています。その中でも、空き地が出来ていますし、解体中の家もありました。素晴らしい景観の保全と活用が課題ですね。9時半からは「神在月サミット」6回目でした。地元のコミュニティーセンターの清水隆矢さんが1年間の活動を報告。カフェとギャラリーが今年の夏にできています。移住者も10人ほどに。その後、米田誠司さんが基調講演、最後が井戸端会議でした。井戸端会議のコーディネーターを担当。具体的なアイデアを出すことを意識して進行、コメントさせていただきました。少しは役立ったであろうか。まずは民宿ができることを期待したい。


鵜峠地区を見下ろす

鷺浦地区の様子

神在月サミット

11月9日(金) 出雲
 米子から列車に乗り、昼には出雲市に到着。まずは駅前商店街を散策。あさつさんの2階にあるレストラン・Batteでランチをいただく。薄くスライしたチーズがいっぱいのったパスタをご馳走になりました。階段下に小さな看板が置いてありますが、目立たない。改善すべきです。その後、お店がきれいになった「角屋」さんを訪ねご主人にお話をうかがう。さらにギャラリー高瀬川にお邪魔してお話をうかがう。2時過ぎに出雲市駅前で、広島からバスでお越しいただいた米田さんを出迎え、出雲大社の神門通りを少し拝見した後、鷺浦地区へ。歩いて地区を回る。相変わらずの魅力的な空間が維持されていますが、崩れかかった家もあり、早急に手を打つべきです。5時からは輪島屋で明日の神在月サミットの井戸端会議の打ち合せ。6時からは懇親会でした。地元で水揚げされたお魚の刺身や煮魚、あらめ、もずくなど、盛り沢山でした。そのまま輪島屋に泊めていただきました。1棟貸しで宿泊可能です。


Batteのパスタ

角屋さんの店内

角屋さんの外観

11月8日(木) 大山
 朝6時過ぎに金沢を出るサンダーバードに乗り京都へ。京都で新幹線に乗り換えて岡山へ。岡山からは伯備線で米子までやってきました。米子に着いたのは12時15分で、ちょうど6時間の旅です。米子駅で、大山大国の石村さんに拾っていただき、まずは蒜山へ。高原亭で昼食として蒜山やきそばをいただきました。ジンギスカンのたれを使ってあります。その後、大山パークウエーを走りました。休暇村奥大山のそばの湿地帯の散策ルートや木谷沢、そしてブナの回廊を車で走るルートなど、魅力的な素材がいっぱいです。蒜山ワイナリーでチーズとグラッパを買い求め、みるくの里でソフトをいただきました。夕方からは皆生温泉でエコツーリズム国際大会の事務局スタッフとミーティング。有意義な意見交換でした。夜はエンヤサンゴで有志の皆さんと会食、最後は菊乃家のロビーで社長のフォークライブを楽しませていただきました。


ブナの森を走る道

11月7日(水) インタビュー
 午前は穴水で相談。昼は宇出津の紅寿司で寿司ランチをいただきました。午後は能登町で打ち合せ。夕方は、能登高校の生徒さんと一緒に小木のあるパール美容院に行ってインタビュー。地域創造クラブの活動の一環として、地域で活躍するいろいろなジャンルの方々にインタビューし、それをネット上で記事化、職業選択の役に立てていただくと同時に、それぞれ活躍されている地域の先輩たちの営業促進にも役立てればというねらいも含んでいます。少なくとも、今日は美容師になりたいという生徒さんの希望もあり、お話をうかがいに参りました。きっと彼にとって一番役にたったのではないかと思う。3名の生徒さんが参加してくれましたが、今後もまずはなりたい職業の先輩に話をうかがうことにしましょう。


インタビューの様子

11月6日(火) のんち
 朝から珠洲で打ち合わせ。会議所と市役所で打ち合わせを行った後、のんちで昼をいただきました。いか天わかめうどんを注文。さすが昼とあっていっぱいでした。店内の壁面のメニューもカラフルで楽しい。カウンターと小上がり2テーブルなので、席数に限りがありますが、程よい状態でお客様が回転していました。いか天はからっとあがっていて食べやすかったです。午後は能登町のなごみで打ち合わせ。ヘルスツーリズムのモニターツアーについて相談させていただきました。夕方は穴水のガーデンプラザで能登ゼミについて井川さんと相談。夕食はもりそばで野菜いため定食をいただきました。のんちさんは人生の楽園でも紹介されています。


のんちのいか天わかめうどん

11月5日(月) 天きち
 昼は叔父夫婦と高尾の天きちに参りました。車で送迎するので、遠くても良いかと、少し走りました。天きちにお邪魔したのは、随分久しぶりです。一時、我が家でブームがあり、頻繁に通っていたことがありましたが、ご無沙汰していました。外観がきれいになった印象です。内部は、カウンターと掘りごたつ式になった座敷があります。さらに奥に小部屋があります。天ぷらがメインの店ですが、居酒屋メニューも豊富です。昼なので、天丼をいただきました。叔父が食べていた天ぷら定食が美味しそうでした。天丼は、少し量が多かったかもしれません。


天きちの天丼

11月4日(日) 鉢伏山
 能登事務所を開設して以来、保全と活用に取り組んできた鉢伏山。能登町と輪島市の境界にあります。頂上エリアも半分は輪島市で、その所有は一乗地区になっています。今日は初めて一乗地区の皆さんと一緒に鉢伏山を歩きました。境界を確認しつつ、保全活動でどのようなことをしてきたか、その成果と課題を共有するためです。地元の人でもご覧になっている人は少ないようで、喜んでいただけました。今後、一緒に保全し、新緑や紅葉を楽しめると良いですね。金沢に戻る際に、手仕事屋に寄り、そばをいただいた後、高爪山に登る。坂が急できつかったです。頂上付近には、巨木が林立していて魅力的な空間です。高爪神社の社の痛みがひどいので、早めに修繕すべきですね。


一乗の皆さんと一緒に歩く

紅葉したブナ

ブナ林を歩く

11月3日(土) 健康の森と門前
 朝早くに金沢を出て、 健康の森に行く。早めに着いたので、森の中を探検。真ん中の舗装道路を下っていくと両側に植林された針葉樹が広がっている地点がありました。枝打ち間伐してありますが、十分でなく、根元が土色をしているところもあります。枝打ち間伐の必要性があります。森林科学館から下る散策路の両側にも針葉樹が植わっていますが、こちらは枝打ち間伐がほどほどされているので、根元には草や落葉樹が生えています。散策路の途中にある木の橋もほとんど修繕され、歩きやすくなっています。今後の保全と活用についての基本的な考え方について石下館長と尾垣さんと打合せ。基本的な方向性を共有できましたので、具体的に保全すべき場所をまとめていただくことをお願いしました。その後、門前に移動、 手仕事屋でそばをいただいた後、門前薬局で打ち合わせし、 シモグチでお話をうかがう。旅の人も立ち寄りやすいようなコーナーづくりをお願いしました。商店街で可能そうな店は順番に相談して回りたい。能登事務所に泊まるが、さすがに寒くなってきましたね。


保全が必要な森

混交林化している森

ホトトギスも咲いていました

11月2日(金) 美川
 手取川の河口にある町が美川です。今は白山市の一角になっています。石川県庁が最初に置かれた場所という歴史を活かした事業を企画したことがあります。石と川をテーマにした博物館を手取川に隣接した場所に設けるという内容でした。石がいかに形成され、流れてくるものなのか、人々が石に込めてきた想いはどのようなものであったか、川がはたしている役割はいかなるものであるか、・・・そのようなことを学び、発見できる場として、大きな石の形をした建物を点在させて博物館を構成させるというアイデアでした。残念ながら採用されませんでしたが、美しい川という素晴らしい名前を活かした事業として、今でも有効なのではないかと思う。今の時期、手取川の河口では、鮭釣りが予約制で実施されています。河口近くにある水産総合センター美川事業所では、遡上してきた鮭から卵を取り出し、ふ化させる作業をされています。運が良ければ、水産総合センター美川事業所への用水路で、鮭の遡上がみられます。今日は残念ながら、見られませんでした。


11月1日(木) ホットハウス
 昼は金沢事務所から近いホットハウス(金沢市西泉2-27 TEL:076-226-0755)でいただきました。寒くなってきているので、少しでも身体が温まるようにと出かけました。同じ様な発想の人が多いのか、賑わっていました。3種類のカレーにナンとサフランスライス、タンドルチキン、サラダなどがついています。ランチには十分な量ですね。


ホットハウスのカレー

以前の金沢便りはこちらをご覧ください。

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