[ 金沢便り3月 ]
最初のページの金沢便りのバックナンバーコーナーです。
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3月31日(土)
6時には起きて、6時10分からの朝のお勤めに参加する。町民の方は10名。女性部のメンバーも入れて17名でお経と法話を聞く。7時10分からはお寺の食堂で朝食を。輪番さんも交え、卵と納豆、佃煮、味噌汁、ごはん、漬け物がついた御膳。回転式の円卓を囲み不思議な雰囲気であった。朝食付きで4,000円のところを特別に2,000円にしていただく。合掌。きよべ呉服店でコーヒーを御馳走になり、11時ぐらいに帰る。
3月30日(金)
朝、目が覚めたら外は雪でした。10cmぐらいは積もったでしょうか。季節はずれの名残り雪でした。車のタイヤはスタッドレスのままだったので、帰りも大丈夫。一旦事務所にもどり、メールを確認してから、今度は小矢部商工会経由で八尾へ。午後1時半から地域振興活性化事業の最後の実行委員会が行われる。すべての委員の人に発言いただく。前向きなことばをたくさんだしていただき、成果があった。夜は、城端で善徳寺の若手の方々と商工会青年部のメンバーと話し合う。そのまま、今度は善徳寺の研修道場に泊まる。商工会の女性部の方々と一緒である。1時近くまで盛り上がる。
3月29日(木)
夕方から、城端町観光協会の臨時総会で講演をする。「21世紀の観光」がテーマ。体験・語り・環境の3題話で1時間が過ぎた。懇親会では町長と商工会長に挟まれ、楽しい一時を過ごす。お二人とも面白いキャラクターである。クアガーデンにそのまま泊まる。
3月28日(水)
IT関連の資料を読み続けるが、情報がいっぱいになると頭がインフレーションをおこしそうである。情報過多は考える力を弱める。考えながら読むことが読書の基本。本を読む意義はそこにある。考えるために読むのだ。情報を流しこんでも、素通りしてゆく。ひっかかりのある原稿をひっかりながら読まないといけませんね。
3月27日(火)
朝からITの打ち合わせ。課長の話を直接うかがったので、少しはイメージがわく。どんな仕事でも、直接話しを聞くことが大切です。学生諸君のグループ「su-i」が石引商店街を探検して回る際に、どなたかに話しを聞きたい、というのはよい発想です。同じく、現場を見るということも重要です。
3月26日(月)
ITの計画案と環境教育のプログラム案を届ける。夜は八尾で、福島(ふくじま)地区の活性化を考える会で講演をする。1時間ほど話し、後は参加者からご意見を出していただくが、発言される方が限られていた。議論ばかりしていても、ということもあるが、ここの場合は議論が足りない。話し合う中で、問題意識が鮮明になることもあるし、新しいアイデアは議論の中からうまれるもの。触発的な議論を行うためには、「異人」を巻き込んで行うことも大切です。
3月25日(日)
具合が悪いので、仕事が進まない。環境教育のプログラム案の修正とITの計画案を作るが、それぞれ、途中で断念する。熱っぽいので、寝たりしながら行うが、完成には至らず。思考能力が落ちている感じだ。
3月24日(土)
朝9時から、金沢大学の里山で森づくりの活動を行う。竹林で雪のために折れたと思われる竹や古くて枯れてしまったものを除伐する。終了後、1扁桃腺がはれて、のどが痛かったので、佐藤耳鼻咽喉科医院に行く。やたらと、患者さんが多くて、診察が終わったのが1時過ぎであった。それから、小立野で打合せを行う。夕方、穴水の兼田さんのところにお邪魔して、デザイン案の修正したものをご覧いただく。ご主人やお嬢様もいらしたので、だいたい、方向性が見える。夕方6時からは、門前で「雪割草まつり」の食談議が行われる。雪割草をみながらの食事もいいものだ。

竹を切る
3月23日(金)
朝6時過ぎには、自宅にもどり、1時間は寝る。午前は小松で打ち合わせ。昼は全日空ホテルで広域観光の打ち合わせ。その後、商工会連合会で、相談を。夕方からは、ITの打ち合わせ。1日、打ち合わせに明け暮れていた感じである。夜になると、さすがに、頭が痛くなってきた。
3月22日(木)
午前は穴水の兼田さんのところにより、Vio Bellのデザインの修正について、相談。新谷さんのところにもお邪魔して、「物語のある産品づくり」の物語の案について報告。お子様のホームページが立ち上がっていた。午後は、能都町商工会で、語り部事業についての会議。語るべきことをもっている人が沢山いるはず。その気になっていただければ、もっと面白くなる。夜は山中町西谷で「住民参加の夢づくり事業」の報告会。町長も参加。町議会が終わった後ということもあってか、町長さんの発言が鋭かった。住民の皆さんの熱意や具体的なアクションが期待される。事務所に戻り、ITの取りまとめ作業を行う。事務所で朝を迎えたのは久しぶりだ。
3月21日(水)
午前中は輪島で、グリーンネットの会議に参加。ボランティアについて、お話をする。中山間地域の水田や畑、森林をいかに下流域の人々や都市生活者にも参加していただいて維持してゆくか。ボランティアだけでは難しい。午後は、門前の手仕事屋へ。かけそばを御馳走になった後、夢創館へ。能登を舞台に何ができるかを佐藤さんと話し合う。夢創館に泊まる。
3月20日(火)
昨日の反動で、仕事にならない。せっかくの休日にこなしたかったのだが、難しいね。とにかく、眠い。こんな時は寝るに限る。
3月19日(月)
年度末で一番忙しい1日が終わる。午前中は、商工会連合会で能登空港の委員会の最終回が行われる。午後は、環境教育のワーキングが社教センターで行われ、コーディネートする。教育と学習についても議論する。サービス業としてとらえるならば、エンドユーザーの視点で、商品を構築することが重要である。そのことは、概念にも表れるもので、「学習」という概念で発想すべきではないか。夜は城端町で最後のTMOの委員会が行われる。まあ、一応の区切りはついたが、問題はこれからである。私が関わった企画については、年度末から実現に向けて動こう。29日は観光協会の総会で講演させていただき、30日は善徳寺さんとの話し合いを予定している。両日とも城端で泊まることにする。
3月18日(日)
曽々木の第8回海藻フェスティバルに参加する。「海藻しゃぶしゃぶ」をメインにした料理を美味しくいただく。いろんな種類の海藻をさっと鍋で沸騰しただしに通して食べる。お刺身もついて2,000円は安い。帰りに、門前の手仕事屋に寄り、おそばを御馳走になる。星野さんの息子さんが打たれたおそばを初めていただく。
3月17日(土)
夜、小矢部で中心市街地の活性化についての炉辺談議がある。とりあえず、インターネット上に特長のある商品やサービスを紹介したページを作ることに。1つでよいから、これは絶対というものを作ってほしい。そうすれば、遠方からでも、地元の人も利用するようになる。炉端談議ができるような、古い炉端がある店もほしい。異人を招き、刺激的な話しをする中で新しい商品、次代の町を考えるべきですね。

小矢部の名コンビ
金谷&新明さん
3月16日(金)
年度末の大忙しが続いている。レポートや計画書づくりをまだ何本も抱えている。おまけに、委員会や講演が続く。そろそろ、いい加減にしないと、中途半端な仕事をすることになってしまいそうである。まず、講演を減らすことかもしれない。グループディスカション的に話し合いをするのであれば、面白いアイデアやひらめきが生まれそうであるが、ワン・ウエイの講演では難しい。
3月15日(木)
地域づくり談議 白山麓編を鳥越村で開催。「唐変木」という名のそば打ち体験館で行う。そば打ちのあと、美味しいそばをいただき満足。久しぶりにそば打ちをしたが、県の中山間の坪野さんと一緒だったので、うまくできました。彼は「金沢蕎麦倶楽部」の会員として毎月そば打ちをされていますから。話しの中で「白山そば街道」を作ろうという話し合いが白山麓の14のそば屋さん・そば体験施設で行われているとのこと。インターネット上にまず、店の紹介を入れたマップを作ってほしいものです。地域づくり推進協議会や中山間のマイスター制度なども活用していただけるとよい。今回は昨年から引き続き参加いただいた方をはじめ、金沢大学の大谷さん、吉村さん、金沢美大の三林さんも参加してくれたので、地元の人にとってはいい刺激になったのではないか。若い人が地域づくりに関心をもってくれていることに感心されていた。

真剣にそばを切る
3月14日(水)
朝一番に、能都町の数馬嘉雄さんがいらっしゃる。商工会の事業についての相談を行う。語り部事業は、実際に店などを回るメニューを組んでこそ活きてくるのかもしれない。語り部として、物語るトレーニングが必要ですね。遅い昼を有松の藤七でいただく。初めて2階に案内されたが、眺めがよくていい空間であった。いつもの「ひやしよもぎめん」を注文する。夕方、教育委員会に環境教育のプログラム案をもってゆき、打合せを行う。ディテールを描くには時間が足りなかった。いくつも案を作り過ぎたのかもかもしれない。最終案までには、もっと先生方とも相談して、より具体的な案にまとめたい。
3月13日(火)
午前中、松任の翠星高校に行く。次年度、実験的に行うことを前提に立案している環境教育プログラムの相談である。この高校の前身である松任農業高校のOBである「ぶどうの木」の本昌康さんに最初に講演していただくプログラムをメインに考えることに。教育に出身者をもっと活用すべきです。「森づくり遠足」についても評価していただいているようでしたが、最近はそのようなゆとりの時間が減ってきているとのこと。午後は、富山県商工会連合会へ提出する報告書を作るだけで半日が過ぎてしまった。講師役が報告書を提出するという制度はいかがなものか。そんなことに時間を割かれるくらいなら、考えることに使わせていただきたい。
3月12日(月)
午前中、先端大の知識科学研究科の梅本勝博助教授を訪ねる。昨年末から行っている研究会に参画をお願いする。昨年12月の「知識経営セミナー」で講演され、具体的事例の紹介をされていた。今回お話をおうかがいできて、たいへん勉強になった。今後の研究会が楽しみである。研究会そのものを触発的な場にできるかが問われる。もう一度、野中郁次郎教授の本を読み直そう。夜は、山中の東谷で活性化委員会に参加。繰り返しお話してきた成果か、参加された住民の皆さんが、ハードを作る前に、とにかく「野菜市」などを実験的に行ってみようという話になっていた。実績を積み重ね、ソフトウエアが見えてきた段階で、施設が必要なら作ればよい。昨年、実験的に行った「ござっせの!東谷」というイベントのために、何度も議論していただいたおかげであろうか。
3月11日(日)
朝、家の前を見て驚く。車に5cm以上雪が積もっていた。それでも、すぐ太陽が出てきたので、ほとんど雪はとけてしまった。午後から、天気が良かったので、2階の窓に設置してあったエアコンを取り外す。ここ数年ほとんど使っていなかった。窓が広く明るくなって、部屋全体が軽くなったように感じる。本棚の置いてある部屋なので、本の整理も一緒に行う。朝から、環境教育のプログラムの修正案を作っているが、教育委員会のフォームに作り変えるのは、結局1案ずつ新しいフレームに入れていかないといけないので、予想していたより大変。途中であきらめて、夜はITの計画案の巻頭部分の修正を行う。オリジナルで考えることは面白い。ソフトの仕事は意欲をどれだけ高められるか、モチベーションの維持も大切ですね。
3月10日(土)
久しぶりに「ぶどうの木」に行く。視察研修の報告書を作った際に預かっていた写真や資料をお返しする。椿の花を見ながらパスタをいただく。土曜ということもあってか、駐車場には車が多く停まっていた。改修工事をしていたシノアも営業を再開。菓子工房でパンも買って帰るが、好評であった。
3月9日(金)
午後、入善と上市に出掛ける。途中、雪が降り続いていた。北陸自動車道の黒部インターの手前で、反対車線で乗用車がスピンし、センター側のガードレールにぶつかるところに出会う。スピードはそんなに出ていなかったようで、車は傷んでいなかった。雪道はやはり怖い。商工会の事業のまとめ方の打ち合わせ。今の時期、商工会は申告のお手伝いで大忙し。皆さんお疲れの様子でした。上市ではカミールに入っている三輪精肉店で手作りの焼豚を買ってくる。おいしい。
3月8日(木)
午前中、北陸経済連合会で主席調査役の國谷氏に初めてお会いする。ITに関してご意見をうかがう。はっきりとものを言われる面白い方であった。本当の意味でのソフトウエア、活用の仕方をもっと考える必要がある。午後は、小矢部で特産品懇談会。これまで、開発してきた特産品について、試食をするとともの、コメンテータ3人からご意見を出していただく。製造・販売主体が地元にある「特産品」は続くであろう。それぞれの商品について説明いただいたが、小矢部には個性的な人が多い。
3月7日(水)
午前中は石川の森づくり推進協会の事務局で打ち合わせ。午後は、石川県地場産業振興センターで「ビジュアルデザインセミナー」があり、講師役をつとめる。3人目に登場し、30分程度話させていただく。若いデザイナーたちに、事務所でデザイナー諸君に話していることを繰り返し話す。まず、いろんなものを観ることから始めること。読むこと、聞くこと、考えること。そして、想像力をたくましくして、求められていることを考え、新たなコンセプト、価値を生み出すことです。オリジナルなものを創造するためには、地道な活動が必要です。若いデザイナーたちからの質問が無かったので、最後に一人づつ発言をしていただく。若い世代を育てるという発想がもっと必要ですね。そのために質問したり、発言する場を提供しないといけません。
3月6日(火)
午前は福井で定例のミーティング。お昼は当社の社長の同窓生である高橋さんに御馳走になる。プライベイトなことをうかがったのは初めて。福井市内から大野市に向かっていった途中にある東郷という地区にお住まいとのこと。朝倉氏遺跡に近く、町の中を用水が流れ、美味しい食べ物屋さんがいくつもあるとのこと。視察に2度行ったことがある足羽商工会のあるところである。春になったら、一度ゆっくり町を歩いてみよう。夕方から、県でITについての打ち合わせ。9時半を過ぎたが、県庁の後ろのチェーンはまだ開いていた。知事がまだいらっしゃるためか。
3月5日(月)
午前は社内ミーティング。プレゼンテーションの練習を行ない、ディスカッションを行なう。具体的な仕事について、担当者以外も異なる視点から評価を加え、検討を行なうのは、会社で仕事をしている大きなメリットである。昼は野々市の楼外楼で五目ラーメンをいただく。安定した味で安心して過ごせる店だ。午後、金沢大学の院生たちがやってくる。インターンの活動について意見交換を行なう。地域との接点をもっと多く作る必要があるのだろう。私の学生のころは、例えば、成田があり、在日韓国人政治犯の問題があった。今はもっと複雑な社会状況になっているが、ダイレクトに社会と関わるフレームは作りにくくなっているのかもしれない。
3月4日(日)
夜、城端へ行く。商工会青年部のメンバーとTMOについて議論する。ようやく、優先的に取り組む事業について見えてきたかな。とにかく、町内での議論が少ない現状がよく分かった。それと、内外ともに情報発信が少ないことも問題である。いろんな活動が行なわれているが、情報発信が弱い。TMOをよい機会に、様々なレベルで議論を重ねていただくことが期待される。会議を終えて「えびす会館」を出たら、一面雪であった。雪で前がよく見えない中を、時速60km程度で帰ってくる。県境を越えたら、積雪もなかった。
3月3日(土)
午前の便で帰る。すでに昨日会った佐久間さんよりメールをいただいていた。「神有月サミット準備委員会」なるものが出来上がっていた。島根だからできる事業ということで、昨晩一番盛り上がった話。実現すると面白い。環境問題を考える視点として神様は重要なポイントです。能登には渡来の神も多いと言われますので、文化交流という面でも魅力的だ。
3月2日(金)
8:30の飛行機で東京へ。雨が上がった東京は晴れ間が広がり、あたたかであった。一旦、新橋の三井アーバンに荷物を預けにゆき、全日空の宣伝販促部へ。久しぶりに安野敏彦氏にお会いする。フードピア金沢の事務局をしていた時に、金沢と東京でお会いして以来だから、15年以上時間がたっている。相変わらず、親しみやすい方で安心しました。午後は深川のG&Bホテルで行なわれた「全国地域づくり推進協議会コーディネーター情報交換会」に参加。最後のパネルディスカッションと懇親会は面白かった。八尾町商工会の中村事務局長、懇親会で出会ったふるさと島根定住財団の松浦さんと一緒に、のとだらぼちへ。東京工業大学の大川さんとその友人の柴川さん、佐久間さんたちと学生インターン事業について、情報交換を行なう。能登や八尾、島根とも接点ができて良かったのではないか。

島根の松浦さんと秋田いろり塾の畠山さん
3月1日(木)
午前中は地場産センターでIT産業研究会に参加。アクションプランをまとめるためにオブザーバーとして参加。優先的に取り組むべきことを絞っていただくようにお願いする。アクションは沢山あっていいのだが、柱を明確にしないと、プランを見た人がポイントをつかめない。夜は千葉大の森さんが金沢にやってきたので、金沢美術工芸大学の学生さんの家に行く。金沢大学の学生さんたちも参加して、キムチ鍋を突きながら、次年度のインターン事業について議論する。能登や商店街の空き店鋪を舞台に活動を行なってもらう方向で検討してもらいたいものだ。まず現場の人に会ってもらうことだ。

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