情報誌「MyPage」バックナンバー
▼参加団体紹介
まなびめいと御祓

代表者/米田 外美
連絡先/小島 恵子
七尾市魚町109番地
〒926-0864
TEL 0767-52-6540
mail hello148@yu.incl.ne.jp
新しいスタイルの女性たちの活動が面白い。活動はスタートしたところであるが、まちの元気を生み出すエネルギーを秘めている。人生経験豊富な女性たちが男性も巻き込んで、まちを変えることを期待したい。

MyPage15号に掲載(2004年9月発行)

意見を出しあう 婦人会からの発展的改組
 御祓地区の婦人会が休眠状態だったものを、「地域で何かしよう!」と発展的に改組して発足した。御祓地区は、御祓川に接した一番古い商店街があるところ。「中心市街地にいる女性が何にもしていないのはもったいない、何かあった時に連携が要る」ということで、勉強しながら学んでいく会を開く事にした。

設立総会メンバーは御祓地区の女性46名
 事務局は、誰でもが自由に出入りできて、自由に使える場所であることから、しるべ蔵にお願いした。公民館的な活動じゃなく、地域の活性化のための集まりと位置付けている。とにかく、私たちに何ができるかを学ぼう!と、2004年の4月1日からスタート。

わが町再発見
 最初に、自分たちの町を見つめなおそうと、市が主催する「まちづくりウォッチング」に参加し、古い建築、町並みを研究している人に解説をしてもらいながら、わが御祓地区にあるもの探しをした。全体で30名くらい参加。地元にいる人も、「昔、ここはこうやってんよ」と言いながら歩いた。次にワークショップをした。ワークショップのコーディネーターは街づくりセンターの内山博史さんに依頼。
 ワークショップで出てきたポイントは次のような点。みんなが不安に感じることは、子どもがいないことと自分の老後。良いなって思うのは、自然災害が少なく、魚が美味しいこと。

フリーマーケット まちづくりウォッチング ワークショップ

思いを形に市長を囲んで
 井戸端会議的なことは言えるけど、改めて「書け」って言われると「えっ?」となる。思っているけど、実際に「何しようか」ってところまでいかない。理想と現実のギャップを埋めるのに、自分たちに何ができるか考えていこうと考えている。
 お金はないけど、手づくりでも良いからマップを作り、いろんな所においてもらい、まち歩きを促進したい。おすすめの食事メニューの企画や、有料の案内人つきの「まち歩きツアー」などの情報発信までできると良い。
 とにかく、いろんな人に来てもらって、まちの活性化を図ること。「自分のまちの自慢」を人に話すのも、年配の人の楽しみになる。

Web化にあたり、2004年の掲載当時以降の状況について、新たに原稿を寄せていただきました。
「まなびめいと御祓」新たな事業展開
 私たち「まなびめいと御祓」は、セミナーやボランティア、レクリエーションなどを通じて御祓地区の地域活性化をめざして自主的に取り組んでいる活動団体です。
 昨年度から御祓地区活性化対策事業として、重要無形文化財に指定されている御祓地区の「でか山」を知ってもらおうと、オリジナルの「でか山」Tシャツとハンカチの制作販売などに取り組んでおります。販売は、会員宅や能路マーケットでおこなっております。
 制作の思いは、人が立って目線から見える雄大な「でか山」、そして、木遣りの掛け声によって旗をなびかせながら走る動きを表しております。
このTシャツの発案は、着用することによりワクワクして祭り気分を味わえるとともに、気分が明るくなってくれることをねらいとしました。
 私たちは、これからも一人ひとりの想いが少しずつ「かたち」になっていくことを楽しみながら活動しております。
まなびめいと御祓 
会長. 
米田 外美



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