奥能登のブナ林「鉢伏山に行こう!」森林浴の森・日本100選
お先に行ってきましたレポート 案内ガイドと歩くプログラム
●お先に行ってきましたレポート
 → 山笑う2009年4月18日の巻
 → 錦繍の2008年11月17日の巻
 → 緑炎ゆ2008年6月8日の巻
[鉢伏山とは?]
◎奥能登地方で、2番目に高い、標高543.6メートルの山です。
◎輪島市と能登町の境界に位置しています。
◎かつて、天然のブナ林が伐採されそうになったとき、
  旧・柳田村が買い戻して森を守ったという歴史があります。
◎林道からは、七ツ島や、富山湾越しの立山連峰が眺望できます。

山笑う2009年4月18日の巻

通称「入り口のブナ」の辺りからの眺め。
冬山の眠りから、春に向かって
木々が目覚め始めています。


一番最初に新緑が芽吹くのが、ブナ。
だから、この季節は、どこにブナの木が
あるのかが、最も分かりやすいのです。


特徴あるブナの幹。
春の日差しを浴びています。

枝の折れ目から良い香りがするクロモジは、
ちょっと高級な爪楊枝に使われます。
山では、こんな花を咲かせます。

葉も花も垂れ性のモミジ。
繊細な葉は、いつも風になびいているので、
写真が撮りにくい~。

キブシの花房は、
大きな木いっぱいに咲き誇ります。

ブナの森は、落ち葉が積もっていて、
歩くとふかふかです。ふかふか~

足元をよく見ると、時折、ひっそりと咲く
ショウジョウバカマに出会えます。
咲いてから成長とともに変化する花。

ブナの木はいろんな形をしていて、
それぞれに不思議に見えてきます。
この木は暫定命名「ETの木」。

コンビで売り出し中の若手。

大成して花開くとこんな感じ。

コブシも花盛り。

薹(とう)の立ったフキノトウ。

こちらもふしぎ系なかたちのブナの幹。

こちらもふしぎ系。

アケビはつる性です。くにょくにょ。

同じくアケビ。

シュンランの後ろ姿。
♪こっちを向いてよハニー(※)
※この撮影のjust一週間後に、ひと山向こうのまちで
 永井豪記念館がOPENするのです。



錦繍の2008年11月17日の巻



山が色づいています。

ブナも鮮やかに紅葉。

はびこるネマガリタケを刈って、
歩くコースづくりを行っています。

山の木々が織りなす錦。

秋の高い空のもとで見る、紅葉したブナ。

落葉し、深く積もって、
肥沃な腐葉土となります。

色鮮やかな紅葉の中、白い穂が対照的。

ブナの森は、冬の眠りに備えます。



緑炎ゆ2008年6月8日の巻
こどもたちの地域行事「歩こう鉢伏山」に、
一緒に参加しました。大人だけど。


成長のエネルギーに満ちた、初夏の山。 こもこもの緑が遠くまで広がっています。
どんどん歩きながら・・・ 大きい葉っぱを採ったり・・・ きれいな花を摘んだり・・・ 美味しそうな実を採ったりします。

バッタを見つけたり・・・

チョウに出合ったりもするので・・・

草むら探検にも夢中です。

アカツメグサ

クロバナエンジュ

ウツギ

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