観光の最前線「温泉宿」から学ぶフィールドワーク。

1泊2日で、これからの観光を学ぶ。

もう一度、石川を訪ねたい若者たちへ。こんなフィールドワークもいかがですか?というご提案です。

「加賀温泉郷」で知られ、渓谷・山々・潟湖といった景観に温泉旅館が溶け込む、石川県加賀市。住宅地も観光地も自然も混じりあった、この地域で国際観光を学ぶ若者たちとフィールドワークを行いました。

参加したのは、宿泊業やブライダル業界といった、ホスピタリティが求められる企業への就職を考えている大学生たち。

そんな学生たちと温泉文化の将来を考えるため、私たちは「いしかわサテライトキャンパス」を運営しています。

開催日 :2025/11/4(火)-5(水)
参加者 :東洋大学・国際観光学部の学生18名/教員1名
訪問先 :石川県加賀市
移動手段:車

若者が育つ町を、目指しています。

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いしかわサテライトキャンパスでは、フィールドワークとアウトプットを重要視しています。学生たちは町を歩き、課題を発掘し、地域のポテンシャルを見出していきます。ときにはペンを走らせ、ときには笑い転げる。紙一重の「学びと遊び」を行ったり来たり。それがいしかわサテライトキャンパスです。

わずか1泊2日に濃縮されたフィールドワーク。全身で体験したことに基づいて、後日、観光プランニングをプレゼンテーションする予定となっています。

宿は、温泉文化を継承する場。

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泊ることで、文化を伝える場。それが宿です。

脈々と継承されているのは、温泉文化。そこに宿る自然・食・建築・工芸・庭園は形を変えながらも、たくさんの本質を受け継いでいます。

泊まりたい町とは?
働きたい宿とは?
守りたい自然文化とは?

これらの問いに耐えうるアイデアが、サステナブルな温泉地へと続く道になります。町と宿と自然、どこか一カ所に皺寄せが行き続けるようでは、文化の呼吸が途絶えてしまいます。

旅人も、そこで働く人も、暮らす人も、いつの間にか楽しんでいる。 そんなコンセプトと生態系とライフスタイルが、求められる時代です。

観光地と住宅地が溶け合い、賑わいと静けさが共存する町とは?

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この地域のシンボルとなっている「総湯」。そこは地元民も通う、憩いの場であり、人々の暮らしに触れることのできる場です。

総湯は町の中心にあり、そこから伸びる道を歩いていくと、カフェや店や旅館や家があります。その景観は、谷・山・川・潟に寄り添うかのように町ごとに異なります。

ある場所は賑わい、ある場所は静けさに包まれる。場と時間によって、活気と静寂のスイッチが切り替わる。

山代温泉、山中温泉、片山津温泉を有する加賀市では、街並みも課題も歴史も三者三様。それらをマクロな視点で繋ぎ合わせ、観光戦略を実行しているのが市役所の職員さんです。

交通、ハード整備、ソフト事業、体験型コンテンツ造成、イベント運営、情報発信。こうした全方位的な展開は、ガバメント・ソリューションのなせる業です。

もしも、自分たちがこの町で働くことになったら、どこを伸ばすべきか?
そんなヒントに満ち溢れたお話を市役所の職員さんから伺うことができました。

未来を担う若者たちのプレゼンテーションを、楽しみにしています。

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地域を学びたい学生が

1日から参加できる

フィールドワーク

いしかわサテライトキャンパス

自然と文化の息衝く石川県で、とことん学ぶ体験を。
温泉地、城下町、里山、漁港、農村、商店街を歩き
わくわくするような学びを掴み取ろう。

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