[ 金沢便り2009.10月 ]
最初のページの金沢便りのバックナンバーコーナーです。
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10月31日(土) 上高地
 天気が良かったので、上高地に出掛けました。9時半に家を出て、富山インターから41号線を南下、神岡から平湯まで走りました。平湯に着いたのが12時過ぎ、12時半のシャトルバスに乗り換え、安房トンネルを抜け、30分程で上高地バスターミナルに着きました。そこから、明神橋、明神池を目標に歩きました。前回は、途中で断念しましたので、今回はたどり着けて良かったです。帰りは梓川右岸を通り、河童橋まで歩きました。右岸のルートは湿地が多いため、木の道が途中に沢山設置されていて歩きやすかったですね。バスターミナルから4時半のバスに乗り、平湯まで戻りました。まだ明るかったので、平湯の森の前に設置されている足湯につかり、少しだけ疲れをとり、帰路に着きました。一日天気に恵まれ、心地よい時を過ごすことができました。


河童橋のそばから奥穂高岳を望む

河童橋近くに注ぐ清流

明神橋

明神池

明神池に住む鴨

六百山(?)を望む

10月30日(金) 脱穀
 午前中をかけて、中能登の いまい農場でグルーヴィの米づくりの脱穀をしました。ハサ干しにした後、倉庫で保管していただいて稲束をコンバインにかけて脱穀します。脱穀の終わった藁は24束ずつ、藁で束ねます。作業分担で行いましたが、午前中だけで終了し、今井さんが作られたおにぎりと柿をご馳走になりました。作業場の回りには草花が咲き、とんぼも飛んでいて、のどかな農村風景が広がっていました。それなりに汗もかき、よい作業体験になりました。


脱穀作業

脱穀したもみ

束ねられた稲藁の山

10月29日(木) マクベス
 午後早めに中島の能登演劇堂に行き、無名塾のロンングラン公演マクベスを鑑賞させていただきました。1時間以上前に着いたら既に多くのお客様が演劇堂内外にいらっしゃました。食事をされる方やお茶を楽しまれる方々、無名塾の活動紹介パネルをゆっくりご覧になる方など、それぞれに開演前の時間を楽しまれているようです。毎日満席のようですから、たいしたものです。舞台は2幕に分かれており、最初と最後に舞台の後ろが開き、森と一体となったステージが繰り広げられます。最初に仲代達矢さんが馬に乗って登場されましたが、それだけで大きな拍手が起きます。劇の内容は、魔女と夫人にそそのかされて、人生を転落していく男を描いています。好みはあるかもしれませんが、スケールの大きな舞台で迫力十分です。舞台の端で演奏されるチェロも効果的でした。


演劇堂前面道路際に立つのぼり

能登演劇堂の前に特別に置かれた石像

玄関脇に立つ看板

10月28日(水) 空からの眺め
 朝早くに羽田空港に行き、2時間ほどパソコンで仕事をしてから、小松に向かう。快晴で飛行機からの眺めが素晴らしかった。長野県の上空から岐阜県を通り、石川県に入りましたが、北アルプスの山々には雪が積もり、周辺は紅葉していました。この時期ならではの眺めを存分に楽しむことができました。窓際の席を予約していたので、何枚も写真を撮りました。東京周辺はビルや建物が密集して見えますが、しばらくして都会から離れると、日本は山国であることがよく分かります。そのような山と森、そして水田などのおかげで、川には水が流れているのだと理解できます。


雪をいただいた北アルプス

10月27日(火) のとだらぼち
 朝の小松発の飛行機で東京に出掛けました。まずは新宿に行き、立教大学大学院で湯治について研究されている内田彩さんにお話をうかがう。宮城県の鳴子温泉郷に研究に来られていた時に、ご一緒したことがあり、最近では湯涌温泉での桑野和泉さんの講演会でもお会いしていました。今後の観光を考える上で、温泉のあり方が重要であると考えていますので、温泉の原点を見つめる意味で湯治の歴史についてのお話は有意義でした。今度は能登の温泉にもお越しいただきたいものです。夕方からはニューオータニで酒井順子さんにお話をおうかがいしました。何度か能登にお越しで、震災後にも訪れていただいていました。加賀屋にもさんなみにも泊まられています。能登で記憶に残っていることなどについていろいろお教えいただきました。再度能登にお越しいただければと思います。夜はのとだらぼちに行き、能登野菜を使ったメニュー開発について提案させていただく。


だらぼちの小松菜と油揚げの煮物

10月26日(月) しん馬
 一日金沢にいたので、昼をしん馬でいただきました。さすがに寒かったので、今日は温かいにしんそばにしてみました。温かいそばは簡単に食べられて物足りない感が残ります。一緒に行ったスタッフのようにむぎとろごはんもいただくべきでした。1時近くに行ったせいか、空いてはいましたが、お客様はその後もお見えでした。久安の裏通りにあっても、平日にお客さんが次々に来るというのはたいしたものです。


しん馬のにしんそば

10月25日(日) 富士宮
 今日は午前中だけ、イベントに参加しました。朝一番にはホテルの窓から富士山を拝むことができました。山の上の方には白く雪が積もり、雲もかかっていましたが、きれいな形を見ることができました。それも徐々に雲に覆われ見えなくなってしまいました。イベントは日曜日でしたが、最初はお客様の数は少なく、珠洲の皆さんが帰る間際になって多くの人になってきました。山車・屋台が浅間大社の鳥居の前に並んだ12時過ぎには多くの人だかりができていました。鳥居の前に5台揃いましたが、商店街の通りにも12台の山車・屋台が並びました。祭りの様子を拝見すると、街の力が分かります。さすが人口126,245人(2009.10.1現在)という規模の市ですね。帰りはジャンボタクシーで富士宮駅前の富士急ホテルから富士山静岡空港まで送っていただきました。空港は多くの見学のお客様で賑わっていました。開港して半年もたっていませんから、まだまだお客様が多いようです。それが乗客につながるようにするためには、就航地への観光ツアー等をもっと企画して、まず地元の皆さんが利用することを運動とすべきですし、就航地からのお客を増やすためには、それぞれの地域で静岡の情報発信をメディアを通じて行うことがもっと必要ではないか。そして、旅行商品を作り販売することが当面の活動ではないか。空港にあった情報コーナーでも石川の情報は少なかったですね。


ホテルから見えた富士山

浅間大社の本殿

鳥居前に揃った山車・屋台

10月24日(土) 国民文化祭
 富士宮市の浅間大社の駐車場で行われている第24回国民文化祭・しずおか2009「マウントフジグランドフードフェスタ・お囃子の祭典」に珠洲市の皆さんと参加。珠洲の産品の販売を行いました。炭火をおこし、干物を焼く係りを担当。干物を一口サイズにカットしたものを焼き続けましたが、おかげで持ってきたカレイ、サバ、カマスなどを完売しました。うみぞうめんなども好評でした。静岡の田中さんにも遊びに来ていただきましたし、市長さんや副市長さんにもブースにお寄りいただきました。夕方には雨が降ってきましたが、夜は駅前通りにある柳屋さんで懇親会を行い、美味しし一時を過ごすことができました。


柳屋でいただいたちらし寿司

10月23日(金) 北陸新幹線
 午前中は「STEP21」と名付けられた北陸新幹線開業に向けてのワーキングに参加しました。前回は先約があって参加できませんでしたので、今回が初めてです。会議は2時間ありましましたが、委員が多いので1回発言すれば終わりという感じでした。議論することは物理的に無理ですね。ワーキングの中でも、グループ分けして議論するか、一つひとつの項目について順番に意見を出していくか、工夫しないと議論は深まらないし、優先順位もつけづらいのではないか。個々の項目については、事前に一通りコメントを各委員からもらい、それを整理した資料をもとに優先すべきことを議論するようなアプローチでもよいです。伝統や景観を活かした地域づくりがテーマに設定されていますが、新幹線開業を契機に来訪客をいかに増やすかということと、定住者を増やすこともテーマにすべきではと思う。二地域居住の可能性も広がります。夕方からは小松空港から富士山静岡空港に飛び、富士宮市にやってきました。ホテルに到着後、夜の街を見て回り、たまたま見つけた魚匠樹苑という店に入り、少し楽しませていただきましたが、若いお客さんが多い賑わっている居酒屋でした。


魚匠樹苑の外観

10月22日(木) グループインタビュー
 昨日は加賀屋さんに泊めていただき、朝食後、お客様にお話をうかがう機会を作っていただきました。グループでお越しになられたお客様でしたので、全員の方に参加いただき、1時間近く率直なお話をうかがいました。地元の人が当たり前だと考えていることも、県外に行けば知られていないことが多いですね。石川の味覚の代表と考えているカニや甘エビ、寒ブリなども、あまり知られていません。能登空港の存在そのものもよく認識されていません。それが現実なのだと感じました。能登で言えば、和倉温泉、輪島朝市、千枚田、ヤセの断崖ぐらいは知られていても、それ以外は知られていないと思っていた方が良さそうです。そのような現実を知るよい機会となりました。先日、さんなみさんでうかがった話も近いものでした。能登にある観光ポイントの位置関係は把握されていませんでしたね。ご協力いただきました加賀屋さん、ご参加いただいたお客様、本当にありがとうございました。


10月21日(水) 奥能登めぐり2
 湯宿さか本を出て、見附島、恋路海岸を通り、門前に向かう。門前では震災の被害がひどかった道下を通り、黒島に行く。北前船資料館で北前船の資料や、天領祭の際に引きだされる曳山を見学。その後、手仕事屋に行き、星野さんと立ち話をしていただくが、せっかくだからと、星野さんが採ってこられたきのこ汁を食べさせていただいてから能登空港にむかう。おかげでぎりぎりでしたが、何とか午前の便でお帰りいただきました。能登を旅するための具体的なプランを描き、ナビゲーションする仕組みが必要であると痛感した2日間でした。昨日からの2日間の動きは、地域の地理がよく分かっていないと行けないルートです。


湯宿さか本の朝食(まつたけ が使われています)

10月20日(火) 奥能登めぐり
 能登空港で午前の便でお越しになったゲストをお迎えし、春蘭の里を通り、さんなみに行く。ご主人夫妻と歓談いただき、おまけに昼食までご用意いただき、結局1時半過ぎまでお邪魔していました。どこかに出かけられると言われていたのですが、・・・。その後、ふらっとに寄り、コーヒーをご馳走になりました。それから、宇出津の漁港を見学し、金蔵に移動、オープンカフェ「木の音」でコーヒーをいただく。渡り廊下を活かした面白い空間です。町野町を抜けて時国家も見学。奥様にも少しご説明をいただきました。窓岩を見学の後、塩の道を通り禄剛埼灯台に行く。暗くなりかけて来ましたが、先端をぐるりと回り、今夜のお宿・湯宿さか本に着いた頃はもう暗くなっていました。さか本ではちょうど季節ですので、まつたけ料理をご馳走になりました。


さんなみでいただいたアジのなれ鮨

10月19日(月) 病院のはしご
 久しぶりに一日金沢にいましたので、病院をめぐりました。2軒は自分のため、1軒は叔母さんを見舞うためです。外科は初めてのことですが、気になってきたので思い切っていきました。耳鼻咽喉科は喉の調子が良くないのでいつもの医院に出掛けました。外科は飲み薬と塗り薬で1週間もすれば治るとのことでしたので安心しましたが、喉はこれまでで一番悪い状態かもしれないとのことでした。講演や会議、打ち合わせ、インタビューなどが続いていましたので、相当負担がかかっているためでしょう。しゃべらないで過ごせれば一番よいのですが、そうもいきませんから、うまくつきあうしかありませんし、空気のきれいなところで過ごすことを心掛けたい。


10月18日(日) 交流施設狼煙
 今日は一日、交流施設狼煙でアンケート調査の追加を行う。輪島の朝市、和倉温泉からの特急列車の中、に続いての第3弾です。朝市ほど多くのお客様ではなかったですが、コンスタントにお客様がお見えになりました。自家用車やレンタカーが多かったですが、観光バスも何台か入りました。全国からお越しになられるポイントであることはたしかです。その理由としてあげられるのは、半島の先端に来たかったというご意見でした。明確に先端であることが分かるのが良いようです。同じ半島でも分かりやすさが重要です。半島の先端であることを強調して情報発信を図るべきで、例えば、灯台の麓にライブカメラを設置できると良いです。交流施設狼煙のホームページから毎日のように写真で発信することもアイデアです。空いた時間に、貸し出し用の傘を干してみましたが、午後から雨が一時的に降り、その際お客様に貸し出して喜ばれました。


特産品販売コーナー

施設の外装看板

天気が良かったので傘を干す

10月17日(土) 朝市元気まつり
 午前中は珠洲の二・七の朝市を盛り上げるイベントがありました。市内のお店などにも出展いただき、朝市通りのお店も8時は開店しました。周辺のお店としては、メルヘン日進堂、シュークルグラス、シャンボールが並んで出店したり、浜野水産、すずなり市場、ワークショップ、若富喜会なども出店、夢のと2号館もお店を出しました。普段より、相当多くのお客様がお越しになられたようで、いつもの朝市の皆さんの商品は早々に売り切れてしまい、帰られてしましました。予想以上の盛況で、何よりでしたが、同じような試みをする際は、もっと多くの商品をもって参加いただくことが必要ですね。珠洲焼も買っていただいたお客様がいらっしゃいました。夜は久しぶりに珠洲に泊まりましたが、舟あそびで楽しませていただきました。


いつもの朝市風景

スイーツ3店の横でも野菜が売れる

お客様が多かった交流施設狼煙の豆腐販売

10月16日(金) ITOKO会
 富来の能登リゾートエリア増穂浦で行われたのとだらぼちITOKO会の懇親会があったので、参加させていただきました。能登半島地震の後に、復興応援ツアーでお越しになられた時もご一緒しています。メンバーの方とはのとだらぼちでお会いしたりしていますので、なじみの方もいらっしゃいました。バーベキューまで時間があったので、渤海の温泉に入りに行き、ゆったりしている露天風呂につかりながら、青空が徐々に暗くなっていくのを眺めて過ごしました。バーベキューは、寺岡さんのところの能登牛をメインに楽しませていただきました。関東から9名の方がお越しで、能登人も徐々に増えて、最後は20人ほどになっていました。何度も繰り返しお越しいただけるのは、美味しい食事や素晴らしい自然もあるでしょうが、やはり、能登人の魅力が核にあるのだと思います。食事も能登人と一緒に食べるからより楽しく、美味しくなるのではないでしょうか。宿泊は増穂浦のケビンに久しぶりに泊まりました。


能登牛の炭火焼

10月15日(木) 外浦めぐり
 さんなみで他のお客様と同じ朝食をいただき、コーヒーをいただきながら、お話をうかがわせていただきました。関西と関東からお越しになられたお客さまからうかがったお話で具体的な提案をいただいたのは、カーナビーを外国語で作るということでした。レンタカーや自家用車で動き回ることが基本となる能登ではカーナビがしっかりしていれば、目標地点に到達しやすいです。関東からお越しになられていたお客様はヤセの断崖をご覧になりたいということでしたが、バスを乗り継いで行かれるとのことでした。どうも無理があると思いましたので、ご案内することにしました。春蘭の里を抜けて、三井経由で門前に行き、まず総持寺をご覧いただく。その後、ヤセの断崖へ。断崖の先端部分は能登半島地震で崩落したので、立ち入り禁止になっていましたが、義経の舟隠しと呼ばれる断崖絶壁はヤセる思いのする場所でした。その後、富来経由で能登中島駅までお送りしましたが、途中、増穂浦で桜貝を拾っていただき、中島の能登演劇堂もご覧いただきました。いずれもご存知なかったようで、情報発信がもっと必要だと言われていた通りでした。その後、能登事務所に行き、山崎さんと鉢伏山に行く。ブナ林の新たなルートづくりに取り組むが、水源エリアへのあらたなルートをほぼ確定できました。あとは笹を少し刈れば、歩きやすい道ができると思います。


10月14日(水) さんなみ
 午前は工業試験場で打ち合わせ。午後は県立大学で奥村彪生さんの講演会(石川県味噌工業協同組合主催)、夕方からは信連でアグリファンド石川役員会とあり、その後、能登に向かう。久しぶりにさんなみさんに泊めていただく。といっても着いたのが21時前で、他のお客様の食事も終わり静かになったお食事処で、ご主人とビールを飲みながらいろいろとお話をさせていただきました。よい機会でしたね。


10月13日(火) 常願寺川
 午後から富山の大山で打ち合わせがあったので、常願寺川に久しぶりに行ってみました。流杉のスマートインターでおり、大場の集落を抜けて、常願寺川へ。小さい頃、遊びに行っていた場所に行ってみました。川原にはアキグミが茂り、多くの実をつけて、ちょうど食べごろになっています。懐かしく、いろいろな木の実を食べてみましたが、やはり粒の大きな実が甘いように感じました。渋みや酸味がありますので、最近の子どもには不評かもしれません。お菓子を買って食べることの少なかった時代は庭や、野、川原になっているものがおやつでした。秋のおやつの代表がアキグミで、学校から帰るとよく川原に出掛けたものでした。懐かしさでいっぱいいただき、満足しました。川原には、カワラナデシコやマツヨイグサなどが咲いています。川はいつきても楽しめる空間ですね。


鈴なりになったアキグミ

カワラナデシコ

マツヨイグサ

10月12日(月) 坂のまちアートinやつお
 昼から坂のまちアートinやつおを観に出掛けた。絶好の日和に恵まれ、多くのお客様がおこしでした。そば屋の高野、風庵さん、新たに出来た山元食道には行列が出来ていました。それ以外にもにわか食堂が出来ていたりしました。通りをぶらぶら歩く客様の姿があちこちで拝見でき、程よい人の数です。立ち寄った会場でアーチストの方とお話をすることも容易です。桂樹舍では古川通泰さんの遺作展も行われ、ひときわ多くのお客様でした。古川さんには、生前アトリエでじっくりお話をうかがい、その内容を『八尾風便り3号』に掲載し、「八尾風便りWeb版」にも盛り込ませていただいています。懐かしい作品の数々でした。


諏訪町通りではにわか食事処が

新たに作られた家も会場に

作り手とお客様の語らい

10月11日(日) アンケート調査
 午前中は輪島の朝市でアンケート調査を実施しました。買い物や商売の邪魔をしてはいけないので、朝市通りの一番端で待機していて、買い物を終えて出て来られた方々に声をかけて協力をお願いいたしました。何人もの方々と立ち話をさせていただきましたが、本当に全国各地からお越しです。一番時間がかかっていそうだったのは、秋田県のお客様で片道11時間かけて来られたとのことです。新潟から日帰りされるという方もいらっしゃいました。目立ったのは、マクベスを見るために来られたという方々です。無名塾の マクベスは能登だけの公演ということで、昨日は九州からも多くのお客様が来られていたようです。有り難いことですね。午後は和倉温泉駅から特急列車に乗り、列車の中で実施させていただきましたが、この中にもマクベスをご覧になられた方とか朝市に行かれたという方々がいらっしゃいました。多くのご意見も記入いただきましたので、しっかりまとめて、能登ふるさと博の企画に活かしたいと思います。ご協力いただいた皆さんありがとうございました。


能登演劇堂でのマクベス関連展示

10月10日(土) 浄瑠璃
 午前中は鉢伏山でブナの種拾いとその後処理をしていました。午後は羽咋の妙成寺での浄瑠璃公演を拝見に参りました。能登ふるさと博の一環で行われています。シアター和の輪の城谷小夜子さんが「日蓮さま」を演じられました。一人で全てを行う一人舞台で、日蓮宗の寺院「妙成寺」で行うに相応しい作品でした。思わず引き込まれてしまいました。日蓮の立正安国論を読んでみたくなりましたね。久しぶりに、妙成寺も一通り拝見しましたが、歴史のあるお寺らしい佇まいで、素晴らしい雰囲気でした。もっと多くの人に訪れていただきたいものです。なお、浄瑠璃公演は12日まで行われます。詳しい時間は蔵コンサートのページの紹介されています。


墓地の奥にある丈六堂

本堂の前の香炉

浄瑠璃公演

10月9日(金) メルヘン日進堂
 夜は珠洲で人材育成塾がありましいた。今日のゲストはメルヘン日進堂の日野愛子さんです。先々週、打ち合わせのために日進堂さんを訪ねた際、社長のお父さんと初めてお話をさせていただきましたが、事業意欲の高さに驚きました。早い段階でネットを活用して販路を拡大するという路線に進まれていますが、それも月商100万円を超えるまでやめないと決めて取り組まれたそうです。現在は世界一のバームクーヘン屋になることを目標にされています。金額では無くて、質的な面で高い評価を獲得することです。素材にこだわり、安心して食べられるお菓子づくりもされていますし、地域の素材を活かすことにも熱心です。一方で、すでに40層以上のバームクーヘンを作られたことはおありですが、100周年までに100層のバームクーヘンを作ることも目指されています。全国を駆け巡り物産展等に出ていかれていますが、これからもネッとを重視した販売を考えておられます。着々と新たな手を打たれています。地域の商店さんの良いモデルですね。地域をテーマにしたバームクーヘン「珠洲焼の里」などをいただきながら、楽しい一時でした。


カットした「珠洲焼の里」

10月8日(木) 台風
 久しぶりに台風が日本本土に上陸しました。金沢でもそれなりに風が吹き、雨も降り続きましたが、朝には峠を越えた感じでした。午後にはもう大丈夫だと思えたので、夕方目がけて能登にやってきました。加賀屋さんを訪ね、いろいろお話をうかがいましたが、海のそばですので、波が防波堤を越えてきたそうです。お客様のキャンセルは100名ほどあったとのこと。交通機関が止まると仕方がありません。その後、穴水に行き、もりそばで夕食をいただく。ご主人や町長さんとまちづくり談議。いずれの地域も最大の課題は住民の盛り上がりです。能登事務所で泊まりましたが、さすがに寒くなってきました。暖房が必要ですね。


10月7日(水) ブルーベリーワイン
 朝早くから柳田食産でブルベリーワインの搾り作業を拝見しました。醗酵タンクからまず液体になったワインを出し切り、それからタンクの下の大きな穴からブルベリーをかき出し、搾り機に送り込みます。この作業が続きますが、搾り機からしたたり落ちるワインのしずくがきれいでしたね。工房の中は、ワインの香が充満し、中にいるだけで酔いそうでした。ワイン製造の過程は能登ブルーベルーだよりに紹介されています。近くのブルーベリー畑では、紅葉が始まっており、今月後半にはきれいな眺めが楽しめるかもしれません。午後からは珠洲に行きましたが、途中で携帯の電源が入らなくなり、ショップに持ち込みましたが、ダメでした。明日、金沢で修理に出しますので、それまでは通じない状態が続きます。台風がきていますが、こんな時に携帯が使えないと不便ですね。


ブルーベリーワインのしずく

10月6日(火) 政策形成研修2
 今日は一日、自治研修センターで政策形成研修でした。第2ステップとして、前期でまとめた内容をまず発表いただき、それぞれに他のメンバーとの質疑応答と私からのコメントをさせていただきました。テーマは面白いと思うことが揃っていますが、突っ込みが足りないのは仕方がありません。具体的に細部を考えていくとともに、弱い部分や政策課題に対する貢献度が見えやすくなります。とにかく、グループワークで経験を積むことで、政策形成のポイントをつかんでいただくことがねらいですから、途中でも少しずつアドバイスして、より実現性の高い政策形成を進めたいと関わりました。明日一日をかけてほぼ仕上げていただき、11月に設定されている最終日には県庁でプレゼンをしていただきます。新たな県の施策として取り組めるようなものを作れるとよいですね。


昼食はそばの花でいただきました

10月5日(月) 日本エコツーリズム協会
 先週に続いて東京に日帰りで行ってきました。日本エコツーリズム協会の企画委員会が行われましたので、参加させていただきました。京都嵯峨芸術大学の真板昭夫理事が提起されていた障害者のためのエコツアー、五感を触発するエコツーリズムというテーマは重要な気がいたします。障害者のためのエコツアーはすでに取り組みはじめている地域が有るようですし、オープンに議論する場も必要でしょうね。議題のメインはエコツーリスト検定、学生シンポジウムでしたが、その他で出て来る議論も有意義です。


10月4日(日) 三引獅子舞
 今日は最初に、富来の濱谷さんの農場に行き、稲刈りの様子を撮影させていただきました。一昨日から昨日にかけての雨でぬかるんでいるところもありましたが、晴天に恵まれ、稲刈り日和にはなっていました。近くの畑のネギも撮影し、作業場で出荷のためにきれいに揃えられたネギも撮影。ハウスの中では種から育てているねぎもありました。周辺の田んぼではハサ干しにされていました。昔ながらの伝統を守っているところがまだまだありますね。午後は、七尾市田鶴浜町で三引獅子舞を拝見に参りました。詳しい場所も時間も分からなかったので、田鶴浜料金所のスタッフに場所を教えてもらい、赤倉神社に行き、準備のために来られていた方に2時頃から始まることを教えていただきました。ショッピングセンタ−で昼食を食べてから再度、お宮に向かう。鳥居の所での神事を拝見した後、最初に獅子舞を舞うという保育園の場所に車で移動。一行の到着を待つ。ここでも最初に神事を行い、花の御礼の後、いよいよ獅子舞が披露されました。その後も集落の中を天狗を先頭に移動し、何カ所かで神事と獅子舞が行われました。獅子に天狗の面をつけたこどもがついており、爺面と婆面を被った舞士がより棒、薙刀、太刀で3度獅子舞を舞います。最初に爺面と婆面をつけた舞士がトレーニングを行うように二人で掛け合う所作も面白い。


舞士による踊り

獅子と舞士のからみ

お囃子の調子も上々でした

10月3日(土) 門前町
 能登事務所からまず、さんなみさんへ行く。海の見えるテラスで2時間ほどお話をうかがいましたが、のんびりする場所です。ご夫妻ともお元気そうで何よりでした。次に門前に移動し、手仕事屋でそばをごちそうになりました。これも久しぶりのことです。油揚げの炊いた物とおからもいただきました。商店街の五十嵐さんもお見えになり、一緒に修復中の総持寺祖院を拝見に。鐘楼や塀を修復中で、基礎部分が見えましたが、昔の仕事ぶりがよく分かります。鐘楼の下からは古銭が出てきたそうで、文化財調査もされているとのこと。次に商店街に新たにオープンした「Land Mark cafe」(門前町門前1944 TEL0768-42-0618)でコーヒーをいただきました。輪食をされている安原さんが経営しています。イタリアンのレストランになっており、ランチとディナーが楽しめます。商店街には、寿司屋の「森ます」もあり、飲食店が複数あることは良いことです。今度は食事をしてみたい。


手仕事屋の十割そば

Land Mark cafe

森ます

10月2日(金) グループインタビュー
 久しぶりにグループインタビューをさせていただく。河北潟干拓地の女性グループが開発を進めているスイーツの試食評価、デザイン評価が目的です。前回のアンケートに協力いただいた方々など7名に参加いただき、商品の味や見た目、容器の形状やデザインなどについて多面的に意見を出していただきました。参加者個々の視点や評価基準が明確に分かり、商品の改良ポイントもはっきりしました。開発に参加しているメンバーとの議論では出なかった新たなポイントがはっきりと出て、グループインタビューの有効性が感じ取れる機会になりました。場の雰囲気がもたらす触発効果が大きいと感じました。その後、富来に行き、こだわりの米づくりをされている濱谷清一さんにお話をうかがい、さらに寺岡さんのご自宅にお邪魔して遅くまでいろいろなお話をさせていただきました。


グループインタビューで試食してみる

10月1日(木) ハッピーロード大山
 東京に出掛け、アポイントまで時間があったので、板橋の大山に行ってみました。大山を訪ねたのは、東京のリクルートで御世話になっている時に同僚が住んでいたので、遊びに行って以来かもしれません。30年ぶりぐらいですから随分久しぶりのことです。その時も賑やかでしたが、昔ながらのアーケード街に午前中から大勢のお客様でした。昔ながらのお店が並ぶ中にスーパーやドラッグストアも数軒あり、商店街としてのスケールも大きいです。その商店街の中程に「とれたて村」があります。全国いくつかの地域から特産品を集めて販売されています。加工品だけでなく野菜や果物、花も店頭に並んでいます。このお店は商店街の組合が運営されており、空き店舗の活用方策ですが、全国から特産品を持ってきていただいてアピールするイベントも頻繁に行っておられます。時には地方に出掛けて行き、地域の方々と交流するツアーも行っておられます。珠洲の皆さんが御世話になったことがありますし、事務局長さんなどに珠洲までお越しいただいたこともありましたので、今回お訪ねしました。珠洲の商品も継続的に販売していただけるようになると良いのですが、・・・。


とれたて村

さらに前の金沢便りはこちらをご覧ください。

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