[ 金沢便り2009.8月 ]
最初のページの金沢便りのバックナンバーコーナーです。
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8月31日(月) 能登島家族旅行村Weランド
 能登島にあるキャンプ場・Weランドの支配人、秋元勇二さんにお話をうかがいにお邪魔した。20数年前に、太鼓のイベントを行ったことがあるが、その当時は能登島町が運営されていたのではないか。現在は、秋元さんが経営する会社が七尾市から指定管理を受託して、運営されています。年間15,000人のお客様がお越しになられているそうです。連泊して、ここを拠点にあちこち回られるお客様も多いとのこと。しかし、奥能登についての情報がないので、ガイドブックをコピーしてお渡しされているとか。能登空港で配布している「ぶらり能登」や能登丼のパンフなどもあるとよいですね。広域でお客様に楽しんでいただくための情報提供を自信をもって行えるようにするためには、宿泊施設のスタッフの皆さんに、体験していただくことが一番です。毎年、能登の魅力ポイントを体験する研修を行うべきですね。


Weランドのケビン

8月30日(日) いしかわまんなか祭り
 早々に、選挙のために伏見台小学校に自転車で出掛けたが、多くの車が駐車場に入る順番待ち状態で並んでいました。投票場の体育館の中にも行列ができています。関心の高さを表しているようでもありました。その後は、河北潟干拓地で行われていた「いしかわまんなか祭り」の様子を見に出掛けました。昨年から、金沢青年会議所、かほく、津幡、内灘の商工会青年部が連携して、河北潟干拓地の活性化のための活動として実施しているものです。その前のシンポジウムの時にお手伝いしていましたが、今回始めて拝見しました。会場には多くの人が足を運んで下さっていました。個々のプログラムや会場演出、インフォメーション等については課題もありますが、河北潟干拓地を知っていただく意味では、大きく貢献してくれる活動ですね。今後の展開としては、このような活動を通じて、河北潟干拓地の産物が新たな販路を開発することにつながったり、新たな商品開発、事業開発につながることが期待されます。


メイン会場の木陰のテラス

8月29日(土) にわか祭
 午前中は小松で義理の従兄弟の葬式がありました。開式の前に、写真の上映があり、亡くなった当人の人生を振り返ることが出来、よい演出でした。趣味にしていた釣りの写真が多く、式場の前にも釣り道具が展示してありました。午後には能登に向かい、宇出津で打ち合わせの後、珠洲に一旦行き、スタッフを連れて、満天星での大人のためのプラネタリウムに参加。植物公園にあるレストランで能登牛をいただいた上で、満天星へ。午後7時半過ぎに、衛星が光り輝く様子を拝見しました。その後、プラネタリウムで、室石さんの解説で楽しませていただきました。食後にプラネタリウムに入るとさすがに眠くなりました。プラネタリウムは食事の前が良いかもしれません。満天星からは今日も遠くで行われている花火が少しだけ見えました。プログラム終了後は、鵜川のにわか祭を見物に参りました。9台のにわかが鵜川の町内を駆け巡っていました。菅原神社の鳥居前の広場では、何度も回転させ、神様を喜ばせようとしているようでもありました。一番楽しそうなのは、にわかについている人たちでしょうが。スリルとスピード感のある祭りですね。観客としても十分楽しめました。


大きなにわかに乗って太鼓を打つ若者

8月28日(金) バッド・ドリーム
 今日は一日、珠洲の夢のと2号館で店番をしていました。ラポルトすずでの物産展に出させていただいたので、スタッフたちはそちらに出掛け、当方が店にいることになりました。途中、近所の落合誓子さんが来られ、8月30日に発行される著書をいただきました。タイトルは『バッド・ドリーム』で、編集者がつけられ、ご当人は気に入っておられないようです。田舎の村を舞台にした選挙狂想曲といった小説です。産業廃棄物処理施設建設めぐり、犬が村長選挙に立候補して、当選してしまうというストーリーですが、店にいる間に一気に読めました。衆議院議員選挙の投開票日に発行されるのには、一定の意味がおありでしょうが、選挙後にご覧下さい。熱狂の中で選挙が進んでいますが、選挙後のことを、日常を考える必要がありますから、そのような観点でもお読みいただくとよいですね。


バッド・ドリーム

8月27日(木) 政策形成研修
 朝9時から、自治研修センターで行われた政策形成研修の講師を務めました。合計5日間をかけて行う研修の初日です。今回は23名の参加でしたので、4つの班に分かれてグループ活動を行っていただきます。午前中は、基礎的な話とアイデア発想のためのブレーンライティング法の体験を行っていただき、午後はグループでのテーマ設定に取り組んでいただきました。夕方5時で終了後、懇親会を行いましたが、いろいろな話が聞けて面白かったですね。石川県、市町、商工会議所、中小企業団体中央会、金沢大学の方も参加されていますので、多様な観点での意見交換ができました。グループワークでも、多面的な発想、評価を期待したい。次回が楽しみです。


8月26日(水) 東京スイーツめぐり
 視察研修2日目は、東京の有名店をめぐるツアーでした。紀伊国屋表参道店でどのような食品が売られているかを見学。石川県産の商品も何点かありました。次に、東京ミッドタウンにある鎧塚俊彦さんのお店にお邪魔して、スイーツをご馳走になりました。毎日かどうかは分かりませんが、鎧塚俊彦さんに目の前で作っていただけました。店内は12席のみでしたので、1時間以上待つことになりましたが、おかげで、ミッドタウンの中のお店を見て回ることができました。最後に、中目黒にあるパティスリー ポタジエに参りました。こちらは野菜を使ったスイーツをいろいろ作られており、店頭でいただくこともできます。場所は目黒銀座商店街の一角にあり、通りには古い酒販店やせんべい屋さんなどもありました。平日でもレジには行列ができていました。オーナーパティシエの柿沢安耶さんが書かれた本も3冊売られていましたが、農業のことを真剣に考えておられるようです。地域とタイアップした商品開発も行っておられます。


中目黒の目黒銀座にあるパティスリー ポタジエ

8月25日(火) アグリフードEXPO2009
 東京ビッグサイトで、25日、26日に行われているアグリフードEXPO2009を見に出かけた。河北潟干拓地で農業に取り組む女性グループの新商品開発の勉強のための視察研修です。どのような新商品が開発されているか、その素材や量目、味、デザイン、販促資材などを調べ、ヒントを得ることが目的です。農産物の加工に活かせそうな機材やノウハウのお話もうかがえて、大いに役に立ったのではないでしょうか。多くの農家や事業者が出展されていましたが、元気がよい人が目立つ。そのようなことも勉強になりますね。石川県からは、かわに川原農産、名峰ファーム、六星、わさびくん本舗が出展されていました。日本政策金融公庫さんの主催でしたので、金沢の支店長さんにもお会いしました。地域づくりで何度かご一緒したことがある高知の四万十ドラマの畦地さんも出展されており、元気に営業されていました。夕方からは農林水産省の経営局長さんを訪ね、1時間ほど懇談させていただきました。ざっくばらんな方で、今後につながるお話がうかがえたのではないでしょうか。夜はのとだらぼちで夕食をいただきました。


アグリフードEXPO2009会場で
 

8月24日(月) 湯涌温泉
 午後、湯涌温泉のかなやで、由布院の桑野和泉さんの講演会があったので出掛けた。「まちづくり 地域づくりを考える」がテーマ。湯涌温泉の今後を考えるための懇話会に出席されるために来られたので、その前に1時間の講演が設定されていました。金沢の奥座敷と評される湯涌温泉が、魅力を高めていくために必要なことはいろいろありますが、優先課題を明確に打ち出し、継続的に取り組まれることを期待したい。由布院の活動をヒントにしびgつつ、湯涌オリジナルのことを創出して欲しい。温泉街そのものが森に囲まれ、真ん中を川が流れ、巨木が林立し、旅館の裏に水田があるなど、山間の温泉場が有する資源を徹底して活用すべきです。地元の農家や林家が産する素材を旅館や飲食店等で活用することにもっと取り組むべきではないか。100%を目指す取り組みが期待されます。湯治場としての新しい機能を高めることにも取り組んでいただければと思います。


湯涌温泉オリジナルサイダー
  

8月23日(日) 能登の案内人
 数年前にアップしてそのままになっていた携帯サイト「能登の案内人」を久しぶりに更新しました。数軒の飲食店を追加。このサイトは能登空港に降り立ったお客さんがまず、どこで昼食を食べたらよいか聞かれることが多いという情報から作成したものです。それで飲食店情報をまずアップし、タイトル通り能登の案内人を紹介、さらに、空港連絡バス・タクシー、観光スポット、イベント・祭り、体験交流、立寄り温泉、お宿、土産を紹介しています。これからも徐々に更新を続けていきたいものです。シリーズで制作した、金沢、白山麓、富山のコーナーもありますので、それらの更新も進めたい。

 

8月22日(土) 風の盆前夜祭
 午後から久しぶりにプールに行き、1時間歩く。相変わらず歩いている人が常時いらっしゃいます。それも若い人から年配の方までいろいろです。夕方からは八尾に行き、風の盆前夜祭を拝見しました。今日は東新町、西新町で、東新町は若宮八幡社の境内で、西新町は通りで行っておられました。土曜日で天気も良かったので、大勢のお客様でした。午後8時過ぎの段階では余りにも人が多かったので、水上芳一商店で甘酒をご馳走になり、おかめに行き、しばらく休憩してから、再度様子を眺めに参りました。1時間ほどたっていましたので、さすがにお客様の数は少なく、すぐそばで見ることができました。西新町では通りいっぱいに広がって輪踊りが繰り広げられていました。午後9時半近くに再度、東新町に行ったら、ちょうど町流しを公民館前からスタートされるところに遭遇しました。やはり、生はいいですね。


若宮八幡社でのおわら

早乙女姿で踊る子どもたち

西新町通りでの輪踊り
 

8月21日(金) JAPAN TENT
 午前は、雨の中、鉢伏山に登り、午後のプログラムについて協議。雨降りでしたが、木の根元はさらっとしていて、落ち葉の堆積の多さを実感できます。幹の鏡面を水が流れているのが浮き上がって見えます。これも雨の日だからの現象です。午後は、JAPAN TENTに参加されている留学生3人とホームステイを受け入れておられる森進一さんご家族を鉢伏山に案内しました。最初は事務所でスタッフの山崎さんがオリエンテーション。その後、雨も小降りになってきたので鉢伏山へ。まだ霧は残っていましたが、森の中はさわやかで、ブナの幹には水の流れが残っていました。ブナ林内でのインタープリテーションとお遊びプログラムを1つ、そして、最後はお気に入りの木のそばでじっとしているという時間を10分とって、終了となりました。下りて来る途中、震災で崩落した場所で一旦車をおりて、眼下に広がる能登の森を眺めていただきました。それなりにお楽しみいただけたようで何よりでした。留学生と森家の皆さんとの交流のためにも少しはお役に立ったでしょうかね。


インタープリテーションの様子

目隠しをして木を見つけるプログラム

見上げた森
 

8月20日(木) 典座
 午後は鉢伏山に登り、ブナ林内に残る竹の根本を切ると同時に少しだけ竹を刈りました。頂上エリアにも行き、昨年開設したルートを歩いてみましたが、やはり、少し新しい竹が生えていました。次回には、きれいに刈り取ってしまいたいものです。夜は珠洲の典座で人材育成塾を行いました。最初に料理を楽しませていただいた後、女将の坂本信子さんに、典座を作られたいきさつと今後の展開についてお話しいただき、いろいろと意見交換しました。飯田にお住まいの皆さんも、半島の先端に立地する典座さんで食事をされたことがある人は少なく、よい機会になったようです。今後も継続的に連携して、相乗効果を発揮できるようにできればと考えています。


典座の料理

8月19日(水) へちま
 富山県射水市にあるへちま産業に午後出掛けた。商工会の事業で、新商品についてのアドバイスのためですが、詳しくへちまのことをうかがうと魅力的な素材に思えてきた。皮膚にとっての効用がいろいろあると言われ、昔から重用されてきています。たわしのように、身体を洗う際に使う程度のイメージでしたが、どうも違うようだ。新商品については今は紹介できないが、アトピーなどに苦しむ人にとっても役立ちそうな感じです。アトピーや花粉症のようなアレルギー症状に対しては、漢方薬的な効能を有する素材をもっと活用すべきなのだと思う。夜は、先日の同窓会の反省会のような会が香林坊の割烹むら井であった。先日参加出来なかったメンバーが東京から帰省してきたので、彼を囲んで飲もうという会でした。関東学生アメリカンフットボール連盟の常務理事・事務局長をされているとのこと、面白い仕事をしています。割烹むら井のご主人は大聖寺の先輩で、元気のよい方です。空間もきれですし、料理も美味しかったです。


へちまの花と小さな実

8月18日(火) 金大中氏
 韓国の元大統領・金大中氏が亡くなられた。光州事件を理由に死刑判決を受けられた際、死刑阻止運動が東京で盛んに行われ、その活動に何度か参加させていただいていました。その前に、在日韓国人政治犯として大学の先輩が死刑判決を受けており、その救援活動も行われていました。人権について学ぶ者として、そのような活動のお手伝いもしていましたので、金大中氏の死刑阻止運動にも参加しました。といっても、集会に出掛けたり、韓国大使館へのデモに加わる程度でしたが。当方が救援運動に加わっていた大学の先輩・李哲氏はその後、釈放され、今は日本で暮らしておられます。金大中氏も釈放され、大統領になられました。南北の統一を願っておられましたが、それは実現していません。ご冥福をお祈り申し上げます。

 

8月17日(月) 森の効用
 エコツアーの中でも、森を歩くこと、森で過ごすことをおすすめしていますが、それは木が発散するフィトンチッドや森のマイナスイオンが多い空気などの効用があるからです。それらの効果で血液が浄化され、細胞が若返るといわれています。新陳代謝も促進され、老廃物の排出が進み、栄養吸収が良くなります。結果として、自然治癒力も高まります。血流が活発になれば、脳に運ばれる酸素や栄養分が多くなり、脳も活性化し、集中力も高まります。一方、歩くことは末梢神経を刺激し、その刺激は脳に伝わり、脳の活性化を促進します。また、フィトンチッドには精神を安定させる効用もあり、ストレスを和らげる作用が期待されます。森を歩くことは、健康を維持するために役立つ素晴らしい習慣ですね。詳しくは神山恵三氏の『森の不思議』『森は効く』などをご覧下さい。

 

8月16日(日) 金蔵万灯会
 今日も、朝5時に起きて鉢伏山へ。昨日の続きの作業を行うが、疲れてきたので、5時間程で終了。森の中や車を止めたところで、地元の方に教えられていたブヨに出会う。車の窓やボディにぶつかってきている感じです。一度だけさされ、強烈な痛みがありましたが、すぐ虫さされの薬を塗ったので、その後は痛みがありませんでした。鉢伏山に登る途中の道路では、ウサギに出会いました。森はいろんな生き物が共存している空間です。昼は数馬さんと事務所でじっくりと今後の展開について意見交換。午後は、事務所の2階でしばらく寝ていましたが、風が通って気持ち良かったです。夜は、金蔵の万灯会に出掛けました。今年で8回目ということですが、金蔵学校のメンバーや地元の皆さんが地道に継続してきた事業が、徐々に発展してきています。山間の小さな集落に多くのお客様がお越しになられる一大イベントになっています。今後の展開については考えるべきこともありますが、初めての体験で、十分楽しませていただきました。


正願寺境内の灯

正願寺の横の灯

慶願寺の山門横の灯
 

8月15日(土) 竹を刈る
 能登事務所に泊まっていたので、朝5時過ぎに起きて鉢伏山に行く。最初、山の頂上エリアだけは霧に覆われており、ひんやりして心地よい。今日は、坂道を上りきって台地状になる最初のエリアを右回りで歩くルートづくりを続けました。途中で、昨年設けていた道につながりました。昨年開拓したルートは蛇行していましたが、今回は縁にそって道をつけています。森の中にはきのこがいっぱい生えています。頂上エリアは霧がかかることが多く、湿度が高いせいか、夏なのにたくさん見られます。一度、能登半島里山里海自然学校赤石大輔さんに見ていただきたいものです。


竹を刈り、光が差して明るい森

木の根元に生えていたきのこ

可憐に咲くナツエビネ(絶滅危惧種)
 

8月14日(金) イメージ一新
 夢のと2号館の珠洲焼ギャラリーショップに大きく「珠洲焼」と書いたパネルとタペストリー風の紙を下げました。道路を通られる方の目にとまりやすいようにとのことで、デザイナーにオリジナルで文字を書いてもらい、それを展開しています。外壁にはマップを貼り込んだパネルも下げてあります。観光客の方が、マップをご覧になりながら、食事をどこで楽しめばよいか、質問されましたので、可能な範囲で紹介させていただきました。情報発信拠点として中心市街地にある意味はそれなりにあります。


大きな珠洲焼の文字を強調したタペストリーとパネル

8月13日(木) 大聖寺高校昭和49年卒業同窓会
 夜は山代温泉の白山菖蒲亭大聖寺高校の同窓会があり、その前に、午後4時から高校見学会を行いました。同期卒業生が高校で先生をしているので、彼に頼んで、学校内を見学させてもらいました。女性が5名参加してくださいましたが、学校内のすべてが懐かしいようでした。廊下から、教室、教室からの眺め、図書室など、それぞれの場所で話が盛り上がります。同窓会の宴会の最初でも、卒業アルバムから取り込んだ昔の写真と事前に撮影した現在の写真を組み込んだプレゼンをご覧いただきました。話題提供のつもりでしたが、それなりに楽しんでいただけたようで何よりでした。その後は、席を移動しながらのツーウエイの話で延々盛り上がっていました。二次会以降も、話は続きました。


大広間での同窓会

8月12日(水) 金沢星稜大学ゼミ生の竹取物語
 今日は昨年から能登町にお越しいただいている金沢星稜大学の西村ゼミの学生さんたちが鉢伏山の竹取物語に参加して下さいました。最初は能登事務所で、エコツーリズムについてのお話を聞いていただきました。その後、マイクロバスで鉢伏山に移動、三角点の奥に広場を作っていただきました。30分程度の作業を2度繰り返し、当初想定していたエリアをきれいにすることができました。竹を刈ったところで、昼食をとっていただき、しばらく木登りなどを楽しむ。その後、ブナ林に移動し、2つのプログラムに取り組んでいただきました。今日も青空が出ていて、絶好の森日和でした。継続的に関わっていただけるとよいですね。今日、星稜大学の皆さんに刈っていただいたスペースを「星稜大学広場」と名付けたい。


竹を刈る作業に取り組む

8月11日(火) 久しぶりの青空
 久しぶりに晴れました。夏らしいまぶしい太陽を見たのは、今年初めてではないかと思うくらいです。こんな天気にならないといけません。朝は早めに起きて、鉢伏山にあがり、頂上エリアの竹刈りを行う。今日の課題は、日本の自然100選の看板のところから登り、なだらかになった地点を明るくすることです。台地状になっているへりの部分を柳田側に広げてみました。今日の作業を延長して、縁を回れるルートを作れると良いですね。午後は珠洲に行き打ち合わせ。夜は里山里海自然学校でのミーティングに参加。先駆的里山保全地区の事業のお手伝いを少しさせていただくことになります。


青空を背景にした夢のと2号館

8月10日(月) 模様替え
 珠洲焼ギャラリーショップのレイアウトを変えました。たくさん貼ってあったポスター類も整理してみました。珠洲焼関連資料も一度、事務所に下げてみました。その上で、作家さんによって、コーナーを作ってありましたので、それらも思い切り、動かしてみました。違う場所に置くだけで、見違えることもありますね。センターにあった丸いコーナーの上も、すっきりと大きな作品を展示することにしました。当初のスタイルに戻ったとも言えます。ギフトのディスプレイに使っていた紙も、赤い和紙を下に敷き、目立つようになりました。店の雰囲気を変える、動きのある店らしくするためには、ディスプレイをいじることも基本的に重要なことですね。


レイアウトを変えてみたギャラリーショップ

8月9日(日) 政策と雇用
 年の一度のことであるが、富山の実家に行く。姉と時期を合わせて、早めに行くことにしました。昼前に墓参りに行き、親戚の家に顔を出す。20数戸しかない村はあまり変わっていないようであるが、一番りっぱな家が無くなっていました。昨年末に焼失したとのこと。小さな頃、門構えの立派なこの家の庭や門の回りで遊んでいた記憶があるが、今日は門も閉められていました。北陸自動車道の流杉というパーキングに設置されたスマートETCを使って、乗り降りしましたが、実家までは5分もかからずに着けて便利でした。そこで兄貴が働いているのですが、どうもその仕事も無くなりそうだとのこと。民主党政権になれば、高速道路の無料化政策で料金所が不要になり、一方で料金所の自動化が検討されているとのこと。遅かれ早かれ、仕事は無くなりそう。政策に一喜一憂していても仕方がないのだが、雇用に直結した部分があるのもたしかですね。

 

8月8日(土) 皆口さんのスイカ
 珠洲に泊まっていたので、昼にはみなくち農園にお邪魔して、皆口和寛さんからスイカのお話をうかがいました。今年は天候が悪く、太陽が出ないので、甘みも足りないとのこと。それでも昨日から出荷を始められています。ボーイスカウトのキャンプが行われている鉢ケ崎で、農業青年たち・珠洲あぐり倶楽部のメンバーがひまわりの迷路とヤギ牧場を設けて、スイカの振る舞いもされているというので、その様子を見に行き、現場で、残ったスイカを試食させていただきました。皆口さんのいつものスイカに比べれば甘さが弱いようには感じましたが、十分甘いこともたしかです。天気が良くなることを期待するしかありません。気象を変える技術は持ち合わせていないのが現状です。異常気象の原因、要因をもっと研究すべきですが、その成果を享受できるようになるのはいつのことやら、・・・。


ふとんの上に並べられたスイカ

ひまわりの迷路

スイカのかぶり物を身につけた皆口英樹さん
 

8月7日(金) 宝立七夕祭り
 午前中は穴水で打ち合わせを2件。その間にもりそばに寄り、早い昼食をいただく。夕方からは珠洲のまつうらでの板橋区のハッピーロード大山商店街の方々との情報交歓会に参加。ハッピーロードでは「とれたて村」を開設、全国の市町村と提携し、継続的に特産品販売を行い、全国各地からの観光・物産イベントも頻繁に実施し、多くのお客様を集めています。板橋区民の方々が提携する市町村に遊びに行き交流するという事業も行っています。ユニークな試みとしては修学旅行生が地元の産品を宣伝販売する体験学習も行っています。継続的な交流ができるようになると良いです。その後、宝立七夕祭りに連れていっていただきました。港町をキリコが練り歩いた後は、海に入ります。海上の台船からの花火も上がり、祭りは最高潮に!。浜辺に設けられた桟敷席から見学をさせていただきましたが、贅沢な楽しみ方でしたね。


まつうらでいただいた岩牡蠣

港のそばに揃ったキリコ

海に入るキリコ
 

8月6日(木) 2日続けての八尾
 今日も、朝早くから八尾に行き、企業見学会用の取材を行いました。本日お邪魔したのは、三洋化学研究所さんと河村産業所さん。それぞれ、大阪、名古屋が本社の企業ですが、中核工業団地に進出されており、現地での採用活動も行っておられます。雇用が減少している時代に、人財採用に熱心に取り組もうとされている貴重な企業です。取材の後は、諏訪町の風庵で手打ちそばをいただきました。街の中は、観光のお客様が少人数で歩いておられました。風庵さんにも観光客と思われるお客様がお越しでした。


風庵のおろしそば

8月5日(水) 久しぶりの八尾
 朝から八尾にお邪魔して、企業見学会のための取材。昨年に引き続きの事業であるが、新たに参加される東洋計器さんでお話をうかがい、企業内を見学させていただきました。計器という名前の通り、メーター類を製造されていますが、アナログとデジタルと、それぞれ最終的な形が見える製品ですので分かりやすいお仕事です。その後、鏡町に新たにオープンしたお店2軒を見て回りました。最初は、雑貨カフェ新だち。店内にセレクトされた雑貨が展示販売されており、カウンターとテーブル席が用意されています。カウンター席でミニパフェをいただきました。次にお邪魔したのは、山元食堂。町家を改装し、メイドイン八尾のものを最大限活かした空間になっています。おまかせランチをご馳走になりました。この界隈では、改装が進んでおり、風情のある街並が揃いつつあります。


新だちのミニパフェ

山元食堂の空間

山元食堂のおかませランチ
 

8月4日(火) 鉢伏山
 今日は、久ぶりに能登に行き、午前中から鉢伏山に上がり、ルートづくりを続けました。昼は一旦能登事務所に戻り、昼食。少し休憩して、午後も作業を続け、夕方には、頂上エリアへなだらかに登るルートを開くことができました。これで、登り口が3つできました。これからは、それぞれのルートにある竹を刈り続けることと、頂上エリアに広場をいくつか設けていきたいものです。最後に、ブナのある森で一度しか入っていないゾーンを探検して回りました。水が流れている場所までおり、そこから川の中をかなり下り、適当なところで、対岸にわたり、いつも歩いているブナ林にあがってきました。本日あるいた場所だけでも相当な面積がありますし、水源を訪ねるツアーとして構築することも可能です。


鉢伏山頂上エリアでみつけた異種合体の木

8月3日(月) 由布院滞在3日目
 朝は金鱗湖まで散歩。田んぼの道を歩き、亀の井別荘の裏の入口の前を通り、昔の農村集落の中の細い道を抜け、佛山寺へ。地元の方々がたくさん、境内の掃除に来ておられます。佛山寺の境内の杉や石垣を見ているだけで、歴史を感じます。そこから山裾の道を少し歩くと、金鱗湖のそばに立つ天租神社に出ます。天租神社には舞殿も設けられています。神楽が多く伝えられている土地らしい建築です。そこから、金鱗湖畔の道を通り、亀の井別荘の敷地を抜けて、川沿いを歩いて、玉の湯の前まで下り、お宿に戻りました。1時間弱の行程ですが、由布院の歴史を感じることができる散歩コースです。2連泊したペンション木綿恋記をチェックアウトの後、すぐそばのアトリエときへ。時松さんがおられたので、作業場の中で少しお話をうかがう。スタッフ8人をかかえて、人材育成を続けておられる姿は素晴らしい限りです。アトリエときそのものの後継者の育成が急がれますね。観光総合事務所まで歩き、その後、米田事務局長と湯布院町商工会に行く。花の木通り商店街の今後の展開について、少しだけご相談。米田さんに亀の井別荘まで送っていただき、中谷健太郎さんと昼食も含め2時間以上ご一緒しました。いろいろ、お話ができて今回も有意義な由布院になりました。最後に玉の湯の由布院市でお土産を購入し、由布院を後にしました。今回のお土産の一つは、8月1日発行の『虫庭の宿 溝口薫平聞き書き』(西日本新聞社発行)です。由布院の歴史を知る上で、貴重な本ですね。


佛山寺

天租神社

中谷健太郎さんといただいたうなぎ
 

8月2日(日) ゆふいん音楽祭最終日
 午後から、ゆふいん音楽祭のフィナーレコンサートが湯布院公民館で行われました。中谷健太郎さんと一緒に拝聴しました。第2部は溝口薫平さんもご一緒でした。一部と二部の間には30分のティータイムがあり、メイドイン由布院のスイーツとドリンクを楽しみながらの語らいの場になっていました。最後の演目はモーツァルトの「ピアノ三重奏曲変ロ長調 KV502」でしたが、迫力があり、楽しませていただきました。本日は、最初に小林道夫さんのチェンバロがあり、最後にピアノの演奏がありました。音楽祭を通じて、由布院を気に入られ、移り住まれています。小林さんのチェンバロは東京にいる時(30年前)にFM放送で何度も聴いた記憶があります。亀の井別荘・湯の岳庵でのフェアウエルパーティにも参加させていただきましたが、小林さんと健太郎さんのお話に少しだけ加わらせていただき、直接お話をうかがうことができました。さらに、山荘田名加での二次会がありました。久しぶりに田名加のご主人とお話をすることができ、有意義な機会でした。


開演前の調律

ティータイム

フェアウエルパーティの最後の挨拶
 

8月1日(土) 由布院へ
 春以来の由布院行きです。午後からのゆふいん音楽祭に参加し、夕方からは花の木通り商店街の土曜夜まつりの様子を拝見しました。午後7時半からは音楽祭の夜の部に行く。その後、再度花の木通りの様子をうかがいに行き、役員の皆さんの反省会におつきあいしました。最初に行ったのは駅前の「焼とり みっちゃん」。その後、スナック嚆矢という店に連れていっていただきました。公民館の裏の飲食街の一角にあります。あげたこやきが名物ということで、それをつまみにいただきました。


花の木通り商店街でのゆかたまつり受付

みっちゃんの串焼き

スナック嚆矢のあげたこやき
 
さらに前の金沢便りはこちらをご覧ください。

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