[ 金沢便り2009.4月 ]
最初のページの金沢便りのバックナンバーコーナーです。
2009.3月/ 2月/ 1月/ 2008.12月/ 11月/ 10月/ 9月/ 8月/ 7月/ 6月/ 5月/ 4月/ 3月/ 2月/ 1月/ 2007.12月/ 11月/ 10月/ 9月/ 8月/ 7月/ 6月/ 5月/ 4月/ 3月/ 2月/ 1月/ 2006.12月/ 11月/ 10月/ 9月/ 8月/ 7月/ 6月/ 5月/ 4月/ 3月/ 2月/ 1月/ 2005.12月/ 11月/ 10月/ 9月/ 8月/ 7月/ 6月/ 5月/ 4月/ 3月/ 2月/ 1月/ 2004.12月/ 11月/ 10月/ 9月/ 8月/ 7月/ 6月/ .5月/ 4月/ 3月/ 2月/ 1月/ 2003.12月/ 11月/ 10月/ 9月/ 8月/ 7月/ 6月/ 5月/ 4月/ 3月/ 2月/ 1月/ 2002.12月/ 11月/ 10月/ 9月/ 8月/ 7月/ 6月/ 5月/ 4月/ 3月/ 2月/ 1月/ 2001.12月/ 11月/ 10月/ 9月/ 8月/ 7月/ 6月/ 5月/ 4月/ 3月/ 2月/ 1月/ 2000.12月/ 11月/ 10月/ 9月/ 8月/ 7月/ 6月/ 5月/ 4月

4月30日(木) 行楽日和
 観光客と思われるお客様もお越しいただきました。午後から、狼煙に昨日オープンした「狼煙館」を見学に行く。バイクでツーリング中のお客様やマイカーで旅行中のお客様が多くお越しになられていました。大浜大豆から作ったと豆腐だけでなく、豆乳ソフトが人気商品のようです。地元の方々が作られた野菜や、海草、加工品など、盛り沢山の売り場になっています。石臼で大豆を挽く体験もできます。燈台とセットで楽しめるようになっていますので、多くのお客様にお越しいただけるとよいですね。帰りに、みなくち農園のいちご狩りの様子も拝見してきたが、今年は成りが遅いとのこと。ゴールデンウィークが終わる頃からちょうどよい状態になりそうだとのことです。自然相手の商売は難しいですね。夜は、まつうらとんきSHO-TATSUと回り、いろんなお話をさせていただきました。ゴールデンウィークは珠洲の夢のと2号館界隈にいますので、お近くにお越しの際はお立ち寄りください。(珠洲の夢のと2号館から初めてのアップです)


まつうらでいただいた大鯵の塩焼き

4月29日(水) 開店日和
 珠洲焼ギャラリーショップの開店です。天気も良くて絶好の日和でした。朝一番は高畠さんや小西さんがお花を持ってお越しいただき、店内を飾ってくださいました。当方も山に行き、椿やあけびの花をとってきましたので、華やいだ店内になりました。お客様は少なかったですが、数少ないお客様からは貴重なお話をうかがうことができました。改良の余地はいっぱいありますので、徐々に修正を加えながら、継続営業が可能な状況にできればと思います。そのためには、まち全体でお客様をひきつけられるよう、商店街の皆さんの取り組みにも期待したい。


ギャラリーショップの様子

4月28日(火) 準備完了
 珠洲焼ギャラリーショップに商品を搬入いただきました。午前中は清水さんにお越しいただき、作品を展示いただきました。ギャラリーショップと打ち出しているので、空間を贅沢に使って展示。午後からは高畠さん、中山さん、坂本さん、小西さんと立て続けに展示にお見えになりましたので、たいそうな賑わいでした。それぞれ個性的な方々ですので、面白い組み合わせになりました。中山さんのお嬢さん・昌果さんの作品も展示いただきましたが、珠洲焼ではない作品も展示されています。展示を終え、プライスカード等の準備をしたりしていたら、鹿児島から山形に向う旅の途中、珠洲までやってきてくれた上山さんたちが到着。まず、あさいに行く。季節メニューの竹の子だんごを初めていただくが、程よい味でした。次に、やぶ椿に行き、1時近くまで盛り上がりました。


あさいの竹の子だんご

4月27日(月) 開店準備
 珠洲焼ギャラリーショップの開店準備のために珠洲に行く。夢のと2号館の中を掃除し、その後、新たに入れていただいた棚に黒色のペンキを塗りました。一貫したイメージを形成するためには黒の什器が似合うように感じたので、急遽ペンキ屋に変身。一通り塗り終えたら、夕方でした。夕食はホームページの原稿の確認もあり「のんべ」に行く。カウンターで食事をしていたら、後から来られたお客さんが大浜大豆で作った豆腐を持参されたので、お相伴に預かりました。珠洲焼の小鉢に入れていただいたので、ちょうどよい組み合わせでした。地域の素材を活かすための珠洲焼、地域内連携が一つのテーマですから、よいモデルですね。


珠洲焼の器に豆腐

4月26日(日) 珠洲焼
 唐突かもしれませんが、珠洲焼の店を始めることにしました。昨年、珠洲市のお仕事を初めてさせていただきましたが、その過程で出会った方々の要望と期待を実現するためには、珠洲市の中心で珠洲焼のお店を開くことが最もインパクトがあると感じたからです。珠洲焼という魅力的な素材を活かしきれていないのではないか。そのような地域資源の活用方策を探るためにも、珠洲焼に特化した店を開く意味があると思います。テーマが明確である方がお客様を惹き付けやすいはずです。中心市街地の商店の方々により一層頑張っていただくためには、新たなモデルを率先垂範していくことが不可欠ではないか。お店という舞台を有効に活かす方法を常に模索していただきたいし、イメージを一新するほどのリニューアルが期待されているのではないか。夢のと2号館は数ヶ月前までは酒販店でしたが、2月22日のまるかじりのイベントの時から珠洲焼のお店に変身しています。前年度のイベントとしての取り組みから、通年で営業することにします。まだまだ実験段階ですが、どれだけの成果を生み出せるか。通年営業するというだけでなく、新たな商品開発やテーマ展なども行っていければと考えています。夢のと2号館が持続的に経営できるようになるだけでなく、飯田の個々の商店が元気になることが重要です。そのことを促進するためにも、継続的に商店街に関わり続けたいものです。その拠点としての意味もあります。


珠洲焼の花器

4月25日(土) エコツアーの意義
 どのような事業も商品も、特徴が明確でないといけない。そのことを絞り込むことができれば、対象としたいお客様とも出会いやすくなるでしょう。例えば、エコツアーに取り組み始めていますが、里山や森をフィールドにしたプログラムは生態系の構造と人間の関わり、人間にとっての価値や魅力を感じていただくことがテーマとなります。コアにあるのは「関係」です。人間の人間たる所以は関係にあります、それが人の間と書いて人間とした意味であると教わった記憶もあることでしょう。もちろん、人間同士の関係だけでなく、他の生物や自然環境との関係を抜きにしては、暮らしていけません。そのような人間存在の意味を直感的に把握できる場を用意できれば、日常の生活空間や仕事の場を相対的に見つめられることにつながるでしょう。管理された空間、高速で動く社会の中で、量や金額の多寡で評価される仕事をして生きている人にとって、無限に解放された空間、生物的な時間を体感していただくことが、異なる視点の獲得につながるはずです。都市生活者にとって必要なことは、自然の、生物的な場に身を置くことではないでしょうか。素晴らしい自然や生き物である必要はなくて、何気ない裏山、川、海辺で十分です。私たちが活動の舞台にしている能登の森も奥深く、様々な生き物たちが関係を重層的に持ちながら共存し、命をつないでいます。生産する植物たちと消費する動物たちの食べ、食べられる関係、死んだものが次の世代に伝える関係など、一つの森の観察を続けるだけで、知ることは多い。そのような空間が身近にあることをまず知っていただくことが大切ですね。公園や庭の落ち葉をゴミとして捨てている人も多いが、そのことを再考してみてはいかがでしょうか。結局、人間は生態系の大きなフレームからは抜け出せないので、そのことを念頭に生活や生産の仕組みを考えないといけない、ということが一つの到達点ですかね。


ブナの若葉の背後には多くの落ち葉が堆積しています

4月24日(金) 施設の活用
 午前中の打ち合わせの後、能登に向う。能登町の施設を見て回るが、いずれもりっぱに作られています。公のお金で作られているが、そのようなことは抜きにしても、いかに活用するかが課題ですね。宿泊施設も加工施設も、縄文館のような文化的な施設もいかに集客できるか。お客様を楽しませ、満足していただけるようなプログラム、メニューを用意できるかが問われています。一軒ずつ、新たな取り組みについて意見交換できればと思う。


縄文館

4月23日(木) とんかつ蔵
 時々行くお店の一つがとんかつ蔵。何度も紹介しているように思いますが、久しぶりに行きました。近所のビルの1階の店は閉店していたりしますが、ここは健在です。住宅兼店舗のようですから、ローンはあっても賃料は無さそうです。大きな御世話でしょうが、お店の経営を考えると、そのような点も重要ですね。いつもいただく、磯エ門を注文していただく。大根おろしがいっぱいののっているので、食べやすいし、お腹にもたれません。おすすめの一品なのだが、当社の若いスタッフは注文しない。好みは明らかに違うようだ。


蔵の磯エ門

4月22日(水) 鉢伏山のブナ林
 午後から金沢市中央消防署での救命講習を受講した。お客様を鉢伏山のブナ林等に案内する上で、いざと言う時の対処法を心得ていないと不安です。基礎的な人口呼吸、心臓マッサージとAEDの使い方を実習しました。これらは繰り返し行うことが大切ですね。今後は毎年受講することにしたい。来月からは本格的に鉢伏山のブナ林散策を行いたいものです。スタッフが作ってくれた奥能登のブナ林「鉢伏山に行こう!」のページもアップしていますし、能登町百景の一つとして「鉢伏山とブナ林」というページもあります。事務所のミーティングでも鉢伏山での活動についてアイデアを出しを行いました。


鉢伏山のブナ林

4月21日(火) 川端薬局
 珠洲市の中心街・飯田町の魅力的なお店の一つが川端薬局さんです。お店の左側の一角に作品が展示されています。これまでは女将さんの書の作品とご主人の篆刻がメインでしたが、先日から石のアートが登場。商店街で5月2日(飯田わくわく広場のオープニング)に行うイベントで販売されます。そのために、作品を作り貯めておられます。書の作品は左手(本来は右利きですが)で書かれたものです。それの方が味がある作品になるとのこと。私は猫を描いた作品が気にいっているのですが、それは販売されないそうですので、店頭でお楽しみ下さい。


川端薬局の石のアート

4月20日(月) 求人
 珠洲焼ギャラリーショップの開店のために、そのスタッフを募集しはじめました。職安にも求人を出しましたし、当方の人材募集ページでも紹介しています。当面は臨時スタッフとして仕事をしていただきます。売上が上がっていけば、それに伴って時給も上げるような仕組みにできればと考えています。珠洲でのささやかではありますが、新たな仕事を作る意味があります。さらに重要なのは珠洲焼をもっと浸透させ、作り手の皆さんの収入を増やすことで、仕事として充実させることです。そうすれば、若い担い手も増えるのではないかと思います。今回のショップが集客力を高めることで、飯田の商店街の魅力を高めることも重要なねらいです。5月2日にオープンする「飯田わくわく広場」から商店街への散策者を増やすためにも、立ち寄りポイントを増やすことが大切です。おすすめの珠洲で紹介させていただいた商店や飲食店、お宿さんとも連携してお客様を惹き付けられるような魅力づくりを続けたいものです。


4月19日(日) 手仕事屋
 昨日は事務所のスタッフ全員が泊まったので鉢伏山に行く。2チームに分かれて行ったので、タイムラグが相当ありましたが、それぞれ楽しめたようです。当方が案内したのは男性チームでしたが、まずブナ林に入り、ゆっくりと林内を楽しんでいただきました。さらに、頂上エリアにも移動し、日本の自然100選の看板のところから、三角点まで歩きました。日本海や高洲山を眺められるポイントまで行ってみました。多くの樹木はまだ葉っぱが出ていないので、見通は良いですね。竹を刈った場所によっては、チゴユリと思われる小さな芽が出ているところがありました。足下にも気をつけて歩くと思わぬ発見があります。帰りは、山河工房の中野さんたちのはるの作品展にお邪魔してから、門前の手仕事屋に行く。久しぶりに美味しいそばだけでなく、茶わん豆腐や油揚の煮物をいただきました。最後は総持寺の売店コーナーを見学、星野さんの長男さんがいるギャラリーや元気なおねえさんたちが運営しているお店があります。


手仕事屋でいただいた油揚

4月18日(土) 新緑の鉢伏山
 朝早くから能登事務所へ出かけました。午前中は本棚の整理等を行い、昼は山びこで手打ちそばをいただく。午後一番に鉢伏山に行くが、すでにブナは若葉の緑が鮮やかでした。足元にはショウジョウバカマがきれいに咲いています。前回足を踏み入れた時は、株の根元に花をつけている程度でしたが、今回は茎が伸びその先に花をつけています。すでに咲いている花の根元には新たな芽が出ている株もあり、次の花が咲く準備をしているようです。ショウジョウという名前の通り紅い花もあれば、淡い色の花もありで、微妙に花色が異なることも特徴です。今の時期はブナが先に葉を広げていますが、他の落葉広葉樹はまだ葉を広げていません。従って、どのあたりにブナがあるかを確認しやすいです。そう思って周辺の山を見てみるとあちこちにブナが生えていることが分かります。それを記憶にとどめておいて、次はそのような場所を歩いてみたいものです。夜は能登事務所で地域の方々との懇親会でした。20名ほどの方々にお集りいただき、能登での取り組みについて、再度お話をさせていただきました。その後いろいろとお話をうかがうことができ有意義な機会となりました。


新緑のブナ林

4月17日(金) 珠洲焼ギャラリーショップ
 本日の北國新聞に珠洲の市街地で珠洲焼のギャラリーショップを開店することが記事になっています。数日前に珠洲市役所の関係する課や商工会議所、珠洲焼館、さらに作り手の方々に説明にお邪魔させていただいていましたが、早速新聞記者さんに伝わったようで、昨日電話で取材を受けました。珠洲支局に転勤になったばかりで頑張っておられ、毎日のように大きな記事を書かれています。おかがで、夢のと2号館での珠洲焼の販売のことを大きく紹介いただきました。今年は珠洲焼復興30周年で、作り手も30名以上になっています。頑張って作っておられる皆さんのお役に立ちつつ、事業として採算がとれるようにできればと考えています。中心市街地の立ち寄りポイントとしても機能させられれば、既存の商店の皆さんとの連携も促進しやすくなりますね。記事


夢のと2号館

4月16日(木) スタッフの動き
 仕事がらサービス業のお店に行って気になるのは、スタッフの動きです。お客様の表情や動きにしっかり対応していると安心していられるのですが、それがスムーズでないとどうしても気になってしまう。サービスの基本と言われるスマイル、スピード、スマートをどれだけ実践できているか。自分たちへのサービスに問題はなくても、他のお客さんへの対応が遅いと気になってしまう。職業病かもしれないが、案外普通のお客様も、他のお客様の反応や評価が気になっているのではないかと思う。フロアーにおいてもバックヤードでも、スタッフが動きやすい空間レイアウトを考えておくべきです。もちろん、スタッフの動きそのものがスマートであることが大事で、スピードを追い求めるからといって走ってはいけません。サービスにずれが出るのは、無駄な動きがあるということもありますから、サービス業の方々はそのあたりを再検討することが大事ですね。


昼は二兎のランチでした

4月15日(水) 珠洲焼工房めぐり2
 今日も工房めぐりを続ける。窯を持っておられる方のところを一通り回るが、不在の方もいらっしゃいました。それでも、工房のある場所の確認はできました。いろいろな方がいらっしゃるということは良いことです。ギャラリーショップの魅力アップのためには、多様な作品、常に新たな作品が必要です。定番品だけでなく、ユニークな作品も欲しいところです。食器からアクセサリーやインテリアに活かせる作品なども展示販売できると良いですね。新たな作品づくりについては、作り手さんと使い手さんと相談しつつ、魅力的な作品づくりを進めたい。


山裾に設けられた窯

4月14日(火) 珠洲焼工房めぐり
 珠洲の中心市街地にある「夢のと2号館」を珠洲焼のギャラリーショップにすべく、作り手の皆さんの工房をめぐる。その前に、市役所の関係課で説明。珠洲焼の窯は10数軒あり、窯を持たない作り手さんも20名以上いらっしゃいます。まず、窯を持っておられる方から説明に回りました。主旨を説明させていただくだけでなく、いろいろご意見をうかがえるところにも意義があります。工房を見学させていただき、お話をうかがわせていただくと、今後に向けてのヒントやお客様の要望に応じた作り手さんをご紹介できるようになりそうです。鉢ケ崎ビーチホテルの前にある珠洲焼館にも説明に訪れ、連携して珠洲焼を盛り上げることを確認させていただきました。大作や沢山の作品はここに展示販売されています。その向かえには珠洲焼資料館もあります。


坂本さんの作品

4月13日(月) 桜散る
 事務所前の弥生小学校の桜が散り始めました。随分長く咲いていたように思いますが、さすがに晴天続きで温かくなっているので、風に花びらが舞うようになりました。明日は雨との予報ですから一気に散ることでしょう。桜は一気に咲いて、短い時間の満開の後、素早く散ってしまうから、余計美しく感じるのではないでしょうか。花にもいろんな時間がありますから、咲いている時間で花を評価してみると面白いかもしれません。長く咲き続ける花、しばらくで花がなくなる花、一日限りの花・・・、はかない花ほどいとおしく感じるのではないでしょうか。


弥生小学校の桜

4月12日(日) 塚原高原
 由布院駅前のバスセンターのコインロッカーに荷物を預け、まず花の木通りの理事長・今吉さんのお店を訪問。R.M.Sイマヨシという店名ですが、ルーム・メイク・スタッフでR.M.Sと付けられています。店内には畳職人の技を活かしたミニ畳が沢山展示されています。奥様がセレクトされた可愛い小物もたくさんあります。お客様は観光客が多いようです。この通りのお店の魅力を高め、商売の持続可能性を高めるための活動を継続していただきたいものです。11時半には由布院駅で、由布院の森号にチーズを納品に来られた塚原高原・クックヒルファームの上浦眞理さんと落ち合い、塚原まで連れて行っていただく。先日の野焼きの事故があった草原の近くでしたね。チーズやピザをご馳走になりながら、いろいろお話をさせていただきました。新たな展開をお考えで、楽しみですね。米田さんの奥さんに迎えに来ていただき、由布院駅前まで送っていただきましたので、無事バスに間に合いました。地元の人は渋滞する幹線道路は通りませんからスムーズでした。福岡空港では機体のトラブルで1時間半以上遅れての出発となりましたが、上空でトラブルになるより良かったです。


上浦さんのチーズ

4月11日(土) 由布院散策
 朝は花の木通り通りと駅前商店街を散策。山ぼうしで朝食をいただいた後、玉の湯で桑野和泉さんにご挨拶し、カフェで美味しいコーヒーをいただく。次に亀の井別荘にお邪魔し、中谷健太郎さんを訪ねる。本館の前庭で少しお話をさせていただく。その後、湯の岳庵の前で行われていたあさぎり市場を見学。平野さんに紹介いただいたデコポンのシロップ煮を購入、湯の岳庵の古賀料理長から季節メニューについて説明をいただく。賑わいづくりのために常にいろいろ工夫される人たちです。午後は花の木通り商店街のお店を理事長さんたちと一緒に順番に話して回りました。魅力的な素材をいかに発掘するか、店のイメージをいかに変え、お客さんが入りやすくするか、という観点でヒアリングし、提案をさせていただく。午後1時から5時半まで一通り訪問、面白いお店が多いのは確かですが、それが見えないのが現状です。そのことを少し変える実験をゴールデンウィークにしていただこうというのが当初からの提案です。そのことをホームページとマップで情報発信していただきます。夕方からは、和とbarjunで今後についての打ち合わせ。8時半からは、コミュニティセンターでの神楽を見学。庄内原神楽でしたが、1時間の公演は迫力があり、魅せることを意識した構成になっていました。本日の最後は玉の湯のニコルズバーで桑野和泉さん、米田さんと楽しませていただきました。


和のカルパッチョ

4月10日(金) 由布院へ
 今日から由布院です。午後1時には由布院に到着。米田さんと花の木通りにある食楽処 和(なごみ)で鶏南蛮定食をいただく。平日で1時過ぎであるが、混んでいた。入学式の後の先生や親子がお越しになっていた。その後、花の木プラザで商店街の役員、商工会事務局の方々と打ち合わせ。すでにホームページの制作に着手されていて素晴らしい。商店街の各店舗にアンケートをとられていたし、理事長自らがモデルとして、数店のページを作られています。その後、観光総合事務所で仕事をさせていただく。夜は、花の木通りの入口近くにオープンした洋風居酒屋barjun(バルジュン)に行く。無量塔が経営するアルテジオのレストランにおられた方が経営されているようで、無量塔のスタッフのような若いお客さんが多かった。メニューも豊富でお安い印象でした。二次会は豊楽下市でしたが、米田さんご家族と合流、お子様たちが大きくなられていたのには驚きました。


barjunのオムレツ

4月9日(木) オオキツネヤナギ
 今日も山びこに泊まっていたので、朝散歩に出掛けた。手前の山越えの道を歩いて行ってみたが、道路際に生えている木で気になったのはヤナギです。特徴のある雄花が咲いているのはオオキツネヤナギであろうか。漢字では大狐柳と書くようであるが、山道の法面や山間の放棄された畑などにいち早く侵入すると樹木の解説書に書いてありました。たしかに道を切り開いた法面に生えていました。似たような条件のところに生えるバッコヤナギもありますので、特定は素人には難しい。雌花には違いがあるのだが、それが見つけられていない。再度探してみたい。


ヤナギらしい花

4月8日(水) 
 朝早く起きて、山びこの周辺を散策した。道端に生えている野草も、よく眺めてみると可愛いものが多い。名前はよく分からないが、それぞれの生き物には、独自の生き延びるための仕組みが組み込まれています。花は昆虫を集め、受粉するためのものであったりします。動かない植物の多くは、鳥や昆虫、そのほかの動物を介して生育領域を広げてきています。そのようなことを想像しながら見つめると、それはそれで面白いものです。一木一草にも、魅力的な物語がありそうですね。


道端で見つけた花

4月7日(火) 池端孝雄さん
 門前での通夜に出掛けた。門前の郵便局に勤めていた池端孝雄さんが亡くなられた。日本海文化交流会議や門前での塾活動などにも参加いただいていました。手仕事屋でもよく顔を会わせていましたね。51才と私より若く、お子さまも小さい。震災以後、亡くなられる若い人が多いことが気になります。微妙なストレスも要因として働いているのではないかと感じます。ストレスを下げる効果があると言われる森歩きのプログラム化を促進していきたいものです。金沢までもどるのがしんどかったので、柳田のセミナーハウス山びこに泊めていただきました。池端さんの御冥福をお祈り申し上げます。


4月6日(月) コハコベ
 天気が良くて、事務所の前の公園の桜も咲き始めています。事務所の回りにあるプランターにはハコベなどが沢山咲いています。ハコベにも何種類かあるので、コハコベなのかウシハコベなのか、定かではありませんが、花や葉っぱからするとコハコベのようです。花の中心にある花柱がウシハコベは5本であるが、コハコベは3本です。一つの種類について、いろいろ調べてみると、違いが明確になります。ノミノフスマとも似ていますが、ノミノフスマの葉や茎には毛が生えていませんが、ハコベには生えています。ミミナグサも似ているのですが、花弁の先端部のみに切れ込みがあるのが特徴ですが、ハコベは深く切れ込んでいます。野草も興味をもって観察すると奥深いです。


コハコベですかね

4月5日(日) 鉢伏山探険隊
 朝早く能登事務所に行き、午後からの打ち合わせの資料を出力した後、鉢伏山へ行く。足を踏み入れたことのない奥のブナ林に入ってみました。道路沿いに立つ大きなブナの際から林内に入り、少し狭い稜線を上がるとなだらかな森になります。大きなブナが何本もありますが、メインはミズナラやコナラなどの大木です。なだらかな坂を下っていくと小川にたどりつきました。鉢伏山を源流とする小さな川です。水源を訪ねることも可能ですね。水辺の一角にはエンレイソウがまとまって咲いているところがありました。ショウジョウバカマと一緒の株もありました。そこから対岸に渡り、今度は急な斜面をあがるとやはり大きなブナがあるゾーンにたどりつきました。これで一回りできるコースが設定できますね。所用時間は2時間から3時間といったところでしょうか。なだらかな尾根の部分は休憩しやすいポイントがいくつもありました。


エンレイソウとショウジョウバカマ

4月4日(土) 人間関係
 多くの仕事も社会生活も人間関係により成立し、新たな展開も生まれやすくなっています。強調して言えば、人間関係がベースにあって、あらゆることは動いているとも言えるのではないか。由布院に度々お邪魔しているのも、昨日まで2日間おつきあいしていた中谷健太郎さんとの関係抜きにはありえない。それであるが故に、可能な限り、おつきあいさせていただいています。こちらにお越しになられる時は事前にご連絡をいただけます。10数年前に初めて由布院に行った際、亀の井別荘に中谷健太郎さんを訪ねました。アポイントもとらず突然お邪魔しましたが、1時間弱お話をさせていただくことができました。翌々年には福井に講演にお越しいただき、その際にも同じホテルに泊まり夕食をご一緒しました。翌日の講演後、大聖寺までご案内しました。それ以降、何度ご一緒させていただいているであろうか。そのような行き来の積み重ねが、現在の関係に続いてきています。今後も可能な限りご一緒させていただくと同時に、由布院においては若手の人々との交流も徐々に積み重ねていき、新たな活動を少しでもサポートできればと思う。


4月3日(金) 加賀めぐり
 遅い朝食をいただいた後、まず雪の科学館に行く。午後から健太郎さんは中谷宇吉郎 雪の科学館の運営委員会に出席されることになっていたので、科学館を見ておいていただくのも意義があるのではとご案内しました。次に大聖寺の九谷焼美術館に行き、中村元風さんの案内で見学させていただく。その後2階の茶房「古九谷」で八宝茶をご馳走に。健太郎さんのお気に入りです。昼は月うさぎの里に行き、納谷社長にお願いして、ごまうどんをご馳走になりました。月うさぎの里はマイカーも多く、賑わっていましたね。市役所に健太郎さんをお届けし、会議の間、当方は図書館で仕事をさせていただく。図書館の一角には、持ち込んだパソコンを利用できるコーナーがあり、便利です。飛行機の時間にあわせて、市役所に行き、小松空港までお送りしました。健太郎さんとご一緒した2日間は率直なお話をうかがうことができ楽しい時間でした。来週末は由布院にお邪魔させていただきます。


月うさぎの里のごまうどん

4月2日(木) 中谷健太郎さん
 6時過ぎから、能登事務所に行き、荷物下ろしを手伝う。細かいものは能登事務所に、大きな棚などは福池さんの会社の倉庫に入れさせていただきました。来週からは、福池さんの会社の古い事務所での生活を始めていただく予定です。昼からは言葉さがしの旅にお越しいただいた皆さんにおつきあいして鉢伏山に登りました。いい具合に晴れ模様になり、お日様を浴びながら、ブナ林の中での昼食となりました。当方は山びこ特製のおにぎりをいただいて早々に帰ってきました。すぐに金沢に戻り、今井さんを西インター近くで降ろし、そのまま小松空港に向う。中谷健太郎さんを出迎え、山代温泉のあらや滔々庵に一緒に宿泊。昨年に引き続き、御世話になりました。3時間近く夕食を楽しみながらいろんなお話をすることができ、たいへん有意義でした。その後、近くのカクテルバーSwingでライブを楽しませていただくが、迫力のある演奏でした。


あらやのほたるいかのしゃぶしゃぶ

4月1日(水) 歓迎準備
 夕方を目がけて能登事務所に行き、山崎さんたちを出迎える準備。数日は事務所の2階に仮住まいをしていただくので、2階を掃除し、ファンヒーターで温めておく。1階の事務所内と本棚を整理。山びこで夕食をいただいた後、再度事務所に戻り仕事を。22時半近くに10時間以上の長距離移動を終えて到着。お子様たちも元気そうで何よりでした。お茶を飲んでいただいた後、山びこに戻りました。新たな生活のために大宮から能登にわざわざお越しいただいたので、せもてもお出迎えをしたかった。


昼にいただいた神楽の塩中華そば

さらに前の金沢便りはこちらをご覧ください。

MENU◆ 最初のページ/ 地方ことばのページ/ ◆美味しい食事/富山/石川/福井/ 泊まりたい宿/ 魅力的な人/ 買いたいもの/ 楽しい体験/ おすすめの店/ 行ってみたいところ/ 本棚から/ ネットワーク/ ネットワーク(個人)/ 金沢便り/ ご意見箱/ 八尾風便り[Web版]/ 砺波の観光/ 能都町のお店の物語/ いしり/ 能登の案内人(携帯用]/ 和倉温泉のお店/ 石引商店街/ 石引商店街[そい制作]/ 「美味しい石川」/ おすすめの加賀/ おすすめの出雲/ おすすめの由布院/ 作成ホームページ集/ グルーヴィ業務内容/ 能登での求人情報
■北陸のリンク ◆UIターン/ ◆ライブカメラ/ ◆ツーリズム関連/ ◆環境・自然体験/ ◆農家のページ/◆観光情報/ ◆観光施設/ ◆飲食店/ ◆宿泊施設/富山/石川/福井/ ◆博物館・美術館/ ◆交通・天気/ ◆自治体/ ◆地域づくり/ ◆マスコミ/ ◆プロバイダー/ ◆検索エンジン/ ◆緊急情報・調べもの
(株)グルーヴィ 担当:高峰博保 金沢市弥生1-28-12 〒921-8036 
TEL 076-243-2215 FAX 076-247-8644
能登事務所:鳳珠郡能登町字当目60字41番地2 〒928-0334 TEL 0768-76-0600