[ 金沢便り2009.2月 ]
最初のページの金沢便りのバックナンバーコーナーです。
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2月28日(土) 珠洲焼新作展
 午前中は夢のと2号館でおすすめの珠洲のマップへのシール貼り作業を続けました。珠洲焼新作展は当初、珠洲まるかじりの2月22日だけのつもりでしたが、多くのお客様にお越しいただき好評でしたので、イベント以外の日曜日にも店を開けて、販売実験を続けようということにしました。そのことを書いたシールを急遽作成し、マップを配布したお宿やお店から一旦回収し、はりつけた上でお届けしました。一番マップがなくなっていたのは、商店街の川端薬局多間本家、そして、二三味珈琲cafeでした。積極的に活用頂いているお店と、外部からのお客様が多い店で、お客様にお持ちいただいているようです。今回のマップの配布も実験的な意味がありますね。マップは能登空港や道の駅桜峠にも置いていただいています。帰る前にシャンボールに寄ったら、事務所に面白い作品が置いてありました。一見の価値がありますね。志賀町経由で戻るが、夜は小松で高校の同窓会の打ち合わせがあったので初めて参加しました。


シャンボール事務所のきのこ

2月27日(金) 酒肴まつうら
 午前は能登事務所に居て、昼前に珠洲に行き、カフェ・ド・らんぷで昼食をいただく。市役所での打ち合わせの後、商工会議所のITルームで情報発信講座を行う。その後、山中荘にチェックインし、「酒肴まつうら」に初めて行く。手作りされたホームページがあったので、存じ上げていたが、間口の小さな店で、どんな店だろうと?、ちょいと不安で訪問できていなかった。おすすめの珠洲について市役所に問い合せがあったとのことでしたので、早速出掛けてみました。入口を入りすぐ左にある小さなドアをあけて入るとカウンターとテーブルの飲食空間があります。足をおろすことができるカウンターに陣取り、基本的なメニューを注文してみました。どれもきれいに盛りつけされ、いい味でした。酒も地酒だけでなく、能登杜氏の作った酒を置いておられます。このようなこだわりの店がもっと必要ですね。まだまだ発掘できていない店がありそうです。きめ細かく歩いて見る必要がありますね。


まつうらのお造里

2月26日(木) いしり
 能登町商工会で行われたジャパンブランドの委員会に久しぶりに参加。4年間の活動であったが、十分成果があったのでのはないか。「いしり」についての認知や評価、関心は確実に高まっていますし、生産量も増えており、増産体制に入った企業もあります。能登一円で、いしりを活かしたメニューや商品も増えていますね。初年度にまとめた「いしり物語」は今でも活用されていますし、今年度は英語版も制作いたしました。ネットに蓄積してある「いしり」も検索で一番に出るようになっていますし、リンクで引用されています。今後も能登を代表する調味料として再評価が進むでしょうし、抗酸化作用等の機能も価値を高めていくことでしょう。夜は久しぶりにセミナーハウス山びこに宿泊。ゆっくり寝ることができました。


2月25日(水) すし
 射水市商工会の魅力発信委員会があったので、小杉に出掛けた。地域資源はいろいろあるけれど、その中でどこかに特化して発信することが、浸透を容易にするのではないか。地域資源を総合的に活かすという観点からは、すしが良いように思う。シラエビ、ベニズワイガニ、ズワイガニ、アユなどもあり、美味しいお米や水も豊富です。美味しいすしを食べに行くなら射水(いみず)という程に認知されるようになってほしいものです。すでに、カニ料理で売っている店もありますし、すし店も多くあります。海の幸、川の幸のイメージも強くありますから、それらを活かしていければよいのではないか。富山は鱒の寿司に代表される押し寿司文化も伝統的にあります。射水市内でも押し寿司に特化しているおすし屋さんもあります。美味しい寿司屋をハシゴしてまわるのも面白いのではないでしょうか。


2月24日(火) 滝田洋二郎さん
 「おくりびと」でアメリカアカデミー賞外国語映画賞を受賞された滝田洋二郎監督の映像を拝見していて、どこかで見た方だと思っていました。第一報の後のニュースで受賞を喜ばれるご両親の映像が流れて、記憶がつながりました。今は高岡市に合併されていますが、福岡町時代にシンポジウムでご一緒していました。映画監督というと気難しいイメージもありましたが、ご自身のふるさとということもあってか、愛想の良い方という印象があります。お会いしたことがあるのは一回だけですが、今後のご活躍を期待しています。福岡町は「つくりもんまつり」や鯉料理が有名ですし、卵の伊勢食品の会長さんのご自宅がある町です。商工会の事業でTMO計画の策定とまちづくり会社の設立及び「雅楽の館」の開業までのお手伝いをさせていただいています。安藤忠雄さん設計のミュゼふくおかカメラ館もある町ですね。


2月23日(月) 能登ツーリズム研修会
 能登でのツーリズムの事業化に向けて、研修会を行います。県の震災復興基金を活用した事業となります。震災復興のためには新たな仕事創出、産業創出が必要であると提案し続けてきたが、その実現に向けての活動の一つです。若者から年配者までが仕事として関われる仕組みを構築すべきであり、そのための基本発想にエコツーリズムを置いています。森林療法や水中運動療法のようなヘルスツーリズムなども含めたニューツーリズムと言っても良いでしょうし、地域の持続可能性を担保する意味ではサスティナブルツーリズムという概念で語るべきかもしれません。いずれにしろ、地域の環境や文化、産業を維持しつつ活用すること、活用により得た益金を保全に活かすこと、地域の持続性を高めるためのフレームづくりが必要です。単なる消費ではなく、育成保全を常に念頭においた事業として構築することです。そのようなことを含む概念としてツーリズムをとらえています。その内実について常に検討を加えながら充実を図っていきたいものです。詳しくは能登ツーリズム研修会のページをご覧下さい。


能登でのプログラムの一つ、鉢伏山のブナ林散策

2月22日(日) 珠洲まるかじり
 朝から珠洲まるかじりの準備作業が進む。開会の10時前には子どもたちのパフォーマンスもあり、盛り上がりはすごかった。大きなテントが張られた道路は歩行空間が狭く、人でごった返していました。お店も店頭に商品を出す等して販売に取り組んでいるところもありました。食がテーマですから、販売商品は食品が圧倒的に多かったが、一部ではそれ以外のものもありました。午後1時すぎには多くの食べ物販売が一段落したのか、人通りが少なくなっていました。そのような段階からでも、珠洲焼新作展の会場にはお客さんがみえられていました。相当な数のお客さんがおこしになられたようで、多くの方々にお買い求めいただきました。3時で終了して小西さん、高畠さんが帰られた後も、ふらりと入ってこられたお客さんにまとめて5点の作品をお買い求めいただきました。珠洲焼を珠洲の中心街で見たり買ったりできる店が期待されているのはたしかではないか。


指導の成果が出ていた松田商店のPOP

2月21日(土) 食談交流会
 午前中は宿泊施設にマップを届け、主旨を説明させていただく。昼は 乗光寺で「大豆、豆腐、ゆず」をテーマにした食談交流会、夜は和ダイニングSHO-TATSUでの「おしゃれなひな祭り」の会に参加した。昼は大浜大豆を作っている二三味義春さんがゲストスピーカーとして大浜大豆に取り組んできたいきさつを話されました。メニューの中に何品か、大浜大豆を使ったものがあり、十分楽しむことができました。その後、大浜大豆で納豆や豆腐を作っているという横山集会所にお邪魔して、作業の様子を拝見、納豆づくりは終了しており、豆腐づくりの作業をされているところでした。地元の人が総出で作業をされているのではないかというくらい多くの人たちが参加されていました。地区の多くの人々が参加され、おまつりのようです。夜の食談は女性限定でしたが、お邪魔して楽しませていただきました。何段にもなったお雛様を出すのは難しければ、お内裏様とお雛様だけでも飾っていただくことを運動として展開できるとよいですし、手作りのお雛様を飾っておられるお店や家も増えていますので、少しずつ浸透しているようです。午後から、夢のと2号館では、小西栄一さん・和子さん、高畠和夫さん・久子さんに作品搬入と展示を行っていただき、酒屋から珠洲焼きのギャラリーショップに変身しました。


SHO-TATSUの豆を活かしたグラタン

2月20日(金) 珠洲
 今日から3日間の珠洲滞在です。22日の「珠洲まるかじり」イベントの準備もあり、2泊します。本日は、夢のと2号館で「珠洲焼新作展」の設営を行う。商工会議所さんの全国展開事業として取り組まれた飯碗を預かり、夢のと2号館に展示。30数名の方々の作品があるようでしたが、新たなイメージのものを優先して展示させていただきました。従来の黒一色でごつごつしたイメージを変えることができればとの発想です。作品としての珠洲焼は従来からのイメージが基調にあるべきなのかもしれませんが、日常的に使える器としての浸透を図ることが産業形成につながるのではないかと考えています。小西さんを軸にして展示販売を組むのもそのような意図からです。一方で、出来上がったまち歩きマップを紹介店舗等に配ってまわりました。夜は飲食店さんを回り地図を届け、珠洲焼新作展等の説明を行う。


珠洲焼新作展

2月19日(木) アグリファンド石川
 久しぶりにアグリファンド石川の総会に出席しました。湯涌の創造の森で総会があり、役員改選に伴い、高峰が参与ということになりました。12年前に『味人めぐり』の制作をした時のメンバーの御子息が参加するようになっており、初めて会う人の方が多くなっています。世代交代が進んでいるのでしょうから、当方の役割はその橋渡し役であり、新たな農業政策を提案していくための触媒となり得ればと、参与という役職を引き受けました。今後、若いメンバーと議論を重ね、新たな現場も拝見しながら、持続可能な農業経営のあり方を追求していきたいものです。夜は湯涌温泉のやましたで懇親会があり、そのまま泊まりました。


やましたのお刺身

2月18日(水) チーム
 庄川町商工会での「厄払い鯉の放流」を活かした全国展開支援事業の最後の専門委員会(通称:恋プロ)があった。上部機関として実行委員会があり、各種団体の役員が参加されているが、具体的なことは専門委員会で検討し、実施も担ってきた。専門委員会はその名の通り、専門的な技能を有する人たちの集まりで、男女比もバランスがとれていて面白かった。観光事業者をリーダーに、コピーライター、漫画家、イベント企画・設営会社スタッフ、広報や事業が得意な行政マン、商工会の能力の高い事務局が参加しており、具体的な事業を構築するには十分なメンバーでした。当方は気付いたことを毎回発言させていただく程度でしたが、展開が面白かった。専門委員会とはこのようなチームがよいですね。連携ということを考える場合も、このような専門性を有するメンバー構成が理想だ。


庄川の専門委員会メンバー

2月17日(火) 成果
  企画の仕事で一番重要なことは成果をだすこと。成果の出ない企画や計画は意味がない。やるなら徹底して取り組むことだ。その結果として評価される。今日も能登事務所経由で珠洲に行く。夜は人材育成塾で、飯田で何を優先的に行うか、参加いただいた皆さんに考えていただきました。グループワークの意味、異人を交える意味も説明させていただいた。主体的、継続的な活動を期待していますし、私どもが継続的に関われるフレームづくりを考えていただけるとありがたい。魅力的な人や商品をもっておられる店が多いのもたしかですから、確実に成果を出していければと思う。2月22日の珠洲まるかじりはその実験の場ですが、「郷土コーナー」をお作りいただいたいろは書店さんのように、郷土コーナーの本が売れているというお話をうかがうとうれしくなりますね。


いろは書店の郷土コーナー

2月16日(月) 蓄積
 人生は良いことも、悪いことも蓄積です。良き生活習慣は健康的な暮らしを支える基本となり、悪しき生活習慣は生活習慣病をひきおこす。確率として言えることであり、100%の結果を意味しないが、日々の努力が不可欠だ。力を抜くことも必要で、習慣としてこれはしよう、これはしないということを決めて取り組むことが大切です。人生はどこで挫折するか分からないのはたしかですが、満足できる人生を送るための秘訣として、習慣を形成することも意義深いのではないか。趣味であれ、仕事であれ、身につけてきたことは、人の話しを聞くこと、現場を観ること、旅行、読書、展覧会、映画、コンサート、イベントなど、経験の蓄積の成果だ。蓄積してきたを確認する意味では、昔書いていたノートや現在のブログようなものも大切です。


2月15日(日) アスク
 珠洲からの帰りに能登事務所に立ち寄った後、富来にも行く。桜貝の資料館を見学した後、増穂が浦やアスクに行く。増穂が浦には多くのお客さんがお越しでした。天気が良いせいか、波はあるましたが、貝拾いをしている人が多く見られました。アスクでは、ポルポで遅い昼食をいただく。逸品ということで売り出しておられるシーフードカレーをご馳走になりました。このような情報は、是非ホームページやブログでも発信してほしいものです。以前から提案させていただいていることですが、ショッピングセンターではどのようなものが買えるか、遠方から来られるお客様にも発信していくべきです。すぐ近くにはリゾートエリアがあり、ケビン等で宿泊される方も多くいらっしゃいます。そのような方々にもっと利用していただけるように、ネットも活用して情報発信すべきですね。


ポルポのシーフードカレー

2月14日(土) 鉢伏山
 能登事務所経由で珠洲に出かけた。天気が良かったので、鉢伏山に行ってみました。途中からはさすがに道路が雪で埋まっていたので、30分ほど歩く。ブナ林内にも入ってみたが、さすがに雪はほとんどありませんでした。途中の道路も雪の積もっていないところもあり、吹きだまりになるような場所や日当たりの悪いところには雪が積もっているが、風で雪が飛ばされるような場所や日当たりの良いところは雪が積もっていません。積もっているところは長靴が隠れるくらいに積もっていましたので、かんじきがあれば歩きやすかったかもしれません。今度は挑戦してみたいものです。エコツアーとして鉢伏山のかんじきハイクも可能ですね。午後からは珠洲に移動し、まち歩きマップの原稿確認を行う。ほとんどの店を回ることができましたので、何とか間に合いそうです。夜はラポルトすずでいきいき広場(仮称)の運営についての会議があった。ネーミングも「飯田わくわく広場」に決定したとのことです。


雪の少ない鉢伏山

2月13日(金) みせどころ
 珠洲の商店街で行っているディスプレイチャレンジ、そのタイトルを「みせどころ」として、サイトとマップを制作しています。ここは是非見て欲しいというコーナーを作るという主旨ですから、ぴったりのタイトルかもしれません。若いスタッフたちがつけたネーミングなので、そのまま採用しました。事業を進めていってもっと面白い概念がひらめけば、それもよいし、みせどころがなじめば、そのまま定着を図れればと思います。珠洲のお店の方々の腕の見せどころであり、魅せどころでもあります。新たな魅力づくりを継続的に進めていただきたいものです。


みせどころ1号のらごら三和さん

2月12日(木) 大学生と中学生の交流
 昨日に引き続き、能登町小木での金沢星稜大学の吉川(きっかわ)ゼミの学生さんと小木中学生が参加しての伴旗祭りの旗づくりの様子を拝見。昨日は若い衆たちから指導をうけての吹き流しづくり作業でしたが、今日はそれを20m以上につなぐ作業と、旗本体への金紙、銀紙でつくった三角の紙のはりつけ作業でした。三角の金紙、銀紙は魚の鱗に見立てたものとのこと。漁師町の祭は豊漁と安全祈願がメインとなります。中学生たちとの一緒の作業は楽しそうでしたね。本番の5月2、3日には是非参加していただきたいものです。終了後は、一番舟で昼食をいただき、いか釣り船を見学し、最後は九十九湾遊覧。見学させていただいたいか釣り船は6〜12月が漁期で、今は船の修繕をされているところで、貴重な体験でした。朝日新聞の記事。学生諸君を見送った後、珠洲に行き打ち合わせ。能登事務所、富来のアスク経由で帰る。


大学生・中学生共同の伴旗づくり作業体験

2月11日(水) マネキン
 珠洲の商店街は日々変化しています。今日の発見は川端薬局さんとなか薬局さん。川端薬局さんの店頭にはきれいなマネキンがいます。このマネキンさんはお近くのらごら三和さんからお借りしてきたもの。白衣を着て聴診器を身につけています。胸には「お気軽に からだの健康 こころの健康 ご相談くださいね」のプレート。名前もついているようです。その前のコーナーに実験機器が展示されています。店内のサロンには、お雛様が飾られています。なか薬局さんでも手作りおひな様があり、人気のサトちゃんがお雛様に変身しています。店内には江戸時代から使っているという百味箪笥が展示されており、一部は今でも使われています。引出しを引くと漢方らしい香りがしました。よく探してみると面白いお店がいっぱいです。


川端薬局のマネキンさん

なか薬局のサトちゃん雛

なか薬局の百味箪笥

2月10日(火) 世界料理サミット
 有楽町の東京国際フォーラムで行われている「世界料理サミット」の会場に行ってみました。能登町商工会が出展していて、いしりのPRを行っていました。民宿ふらっとのベンさんがいしりスープを振る舞っておられました。ブースには常にお客さんが来られ、商工会長の数馬さんや大黒さん、県立大の榎本先生、工業試験場の道畠さんも説明に追われていました。前日に、テレビのニュースでいしりを紹介していただいたようで、その効果もあるようでした。JAPAN BLAND事業で取り組んできた成果は確実に出ています。服部幸應先生にブレーンになっていただいていることも大きく作用しています。まとまった予算をいただいて行ってきた事業としては、これくらい成果が出てくるとうれしいですね。


能登町商工会のブース

2月9日(月) 東京へ
 すごく久しぶりに東京へ行く。前回いつ行ったか思いだせないのですが、昨年の3月以来かもしれません。まちなか再生総合プロデュース事業の実績報告会に出席。12:10〜19:00までの長いミーティングであったが、全国の他の参画地域の関係者や事業の委員の方々とも意見交換が出来、有意義でした。参加地域では、珠洲が最も人口の少ない自治体でしたので、多くの方々からご意見と励ましをいただきました。モデルとなれるようもっと頑張りたいものです。地元の皆さんが活躍して下さることが最も大切なことなので、皆さんにお越しいただけるような魅力的な店づくり、地域づくりを進めていくことです。情報発信やブランド化も重要です。その後、池袋にある珠洲出身の方が経営している「祭一番」に出掛けてみました。祭好きの人がされているだけあって、店内は祭一色でした。祭のDVDも上映していただきました。お客さんも若い人が多く、サロン的な雰囲気で、珠洲の地酒もおいてあります。


祭一番の店内

2月8日(日) 身体に効く、心に効く
 身体を元気にするためには、心も元気にすることが不可欠だ。心が病んでいては、身体だけを対象に病気を治しにかかってみても、成果が出ないかもしれない。身体と心を同時に対象にした取り組みを行うことが最も有効な手段ではないか。それが医療関係者に期待されていること。緊急的には対処療法的な処置や注射、劇薬の処方や外科手術も必要ですが、基本は自己治癒力を高め、徐々に元気を回復していくことであろう。そのためには、いろいろな療法や漢方を試すこともあるでしょう。生活習慣を見直し、健康的なライフスタイルを再構築することや、転地することで環境面を改善することも重要かもしれません。多くが集まり過ぎることはストレスがかかり、異常行動を引き起こしやすくなるでしょう。そのような観点でも、地域から新たな生活スタイルの提案をしていくべきではないかと思う。より心身ともに元気に過ごせる場がどこにあるか、地域において自然とふれあい、地域で産するものをいただき、地域内の人だけでなく、地域外の人々とも継続的に交わるような仕事や楽しみを構築していくこと、それが持続可能な暮らしの基本ではなかろうか。


2月7日(土) 中能登・神音・五箇山
 午前から中能登で取材。久しぶりに古代米を作っている谷農園の谷喜義さんにお会いした。相変わらずお元気で、新たな商品開発にも意欲的です。関東での物産展に出す商品の荷造りに奥様ともども忙しそうでした。一定量以上作ることで、安定した品質のものが出来ているようです。昼は一休で久しぶりに手打ちそばをいただく。午後は亀井提灯店(中能登町高畠ヰ19-2 TEL 0767-77-1900)の亀井斉さんにお話をうかがう。たまたま玄関で門前の長岡さんに出会う。提灯の修理を依頼に来られていました。亀井提灯店さんは能登で唯一と言える提灯専業です。昔は役場に使われていたという由緒ある建物にお住まいで、しっかり伝統を受け継いで仕事をされています。その後、羽咋の神子原にある神音に立ち寄り、コーヒーとケーキを楽しむ。応接セット、囲炉裏、テーブルといろいろな場が混在しているスペースでそれぞれにお客様が時間を過ごされている感じでした。古い建物と同じようにゆっくりとした時間が流れている風です。もう少し居たい気分でもあったが、駐車場もいっぱいでしたので、早々においとまし、五箇山に向う。山越えして氷見までは近かったです。氷見から五箇山まで能越・東海北陸で行くがさらに近い。合掌の里に着いたのは5時ぐらいであったが、すでに駐車場は満車とのこと。観光バスが多くて一般車のスペースが狭いせいでもありました。歩道に雪のない菅沼集落でライトアップを楽しむが、人が多すぎて風情が・・・。有名になり宣伝が行き届いたおかげでしょうが、ちょっと残念な気もします。菅沼集落には、別の機会に行く方が良さそうです。


亀井提灯店の亀井斉さん


ライトアップされた合掌集落

2月6日(金) 対話から生まれること
 辰口温泉のまつさきさんにお邪魔して若女将にお話しをうかがう。芳珠記念病院さんとの連携の深化を期待されていることや、通年でのプログラム開発、団体から個人への流れを受けてのプログラムづくりが必要なことがよく分かりました。チェックインが13:00というのもよい試みです。チェックアウトは11:00ですから、スタッフの仕事は大変でしょうが、午後であれ、午前であれ、魅力的なプログラムを提供できれば、お客様により楽しんでいただけるようになります。健康を促進するプログラムにも取り組んでいただきたいものです。新たなプログラムを積極的に発信し、認知度を高めることが不可欠ですね。


2月5日(木) お寺も変わる?
 今日は朝一で珠洲市議会議員もされている落合誓子さんのお寺にお邪魔して意見交換。最終的にはお寺の維持活用の話に及んだが、素晴らしい空間をつくられているので、飲食サービスにも取り組んでいただけるとよい。お寺は地域住民の生活上も、精神的にも核をなしていたはず。地域住民の皆さんに手伝っていただきながら、地域の素材や伝統的な食文化を活かした食を提供していただけないか。地域の高齢者が集まり朝食を楽しめるようになってもよい。法話と食事がセットになっているとか、地域住民を対象にしたことと、遠方からお客様を呼ぶ仕掛けを作ることと両方考えられます。宗教者としての具体的なアクションを期待しています。能登事務所経由で帰るが、穴水のもりそば幸寿し渚水産にも立ち寄り、返ってきましたが、海沿いの道からの眺めも良いものです。時間に余裕がある時は海岸線を走られることをおすすめします。


らごら三和さんの手づくりの燈籠山タペストリー

2月4日(水) 目に見える成果
 今日も珠洲でディスプレイチャレンジの作業を行う。1日かけ、「毛糸・手芸の店 つぼの」の店頭を変えました。ショーウインドー部分のみの予定でしたが、空間を作るために全体をいじることになりました。作業中も何人もお客様がお越しになり、隣町からのお客様もおられて、貴重な店であることがよく分かりました。店長のお母様が手づくりされた古布を活かしたバックやパッチワークなど、魅力的な商品をいっぱい持ち込んでのディスプレイはお店のイメージを変えることになると思います。今回のディスプレイチャレンジで重要なことはお店のイメージが目に見えて変わることです。お店の一角をいじることで、他の部分もきれいになることが重要です。そのような成果が出てきていますね。継続することで、お客様が増えること、売り上げ・利益が確保されることが大切だ。個々の力を高めることで、商店街全体での来店客数を増やすことを目指しています。夜はあさい寿司吉浜寿司と回り、お話をうかがうが、行く先々で面白いお話をうかがうことができました。。


つぼのさんのディスプレイ

2月3日(火) 年度末
 2月に入ってすでに年度末モードです。自治体や商工会等の委員会は多くなるし、研修会等も確実にあります。3月までは気が抜けない日々が続きそうです。毎日確実に仕事をしないといけませんね。しばらくは余裕がなくなりそうなので、安全運転、余裕をもったスケジューリングを心がけたいものです。


2月2日(月) 企画開発会議
 事務所のミーティングをワークショップ・スタイルに変えています。お客様からいただいた課題や提案すべき課題について、ポイントを整理した上で、アイデアをフセンに書いてもらい、それを順番に説明しながら真ん中に出していきます。一通り全員がアイデアを出した上で、整理します。その途中でも浮かんだアイデアを追加します。他人のアイデアや発言を契機にひらめくことに価値があります。そして、重要なのは色々出たアイデアの中から核になりそうなことを抽出すること、アイデア同士の関係性を描くことです。このような活動を続けていると、アイデアがひらめきやすくなります。核になる概念、コンセプトのひらめきも促進されそうです。継続は力なりで、このような活動を続け、お客様ともできるようになるとよいですね。ワンウエイで誰かが話をするというミーティングを繰り返していても触発されることは少ない。企画開発型のミーティングを社内でできることが、組織として活動している意義だ。自分の抱えている課題をみんなの前で開示し、アイデアを求めること、それが自分の仕事も飛躍させられることを認識してくれるとよい。


2月1日(日) 水中運動
 最近は平日は時間がとれないので、日曜日だけプールに通っています。1時間プールの中を歩くのですが、何となくエネルギーを使った気はします。前進だけでなく、後退、横歩きを繰り返しますが、5分間で25mプールを3往復し、1時間で12回繰り返すことになります。合計で1800m。地上を歩くことに比べれば、距離は短いですが、水に対抗して歩きますので、エネルギー消費は多く、筋肉もつくと言われています。継続は力なりですので、可能な限り続けたいです。理想は週2回以上とうかがっていますので、昨年春のように、コンスタントに通えるよいのですが。


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