[ 金沢便り2008.11月 ]
最初のページの金沢便りのバックナンバーコーナーです。
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11月30日(日) 里山感謝祭
能美の里山地区で行われた「里山感謝祭」に参加した。雨天決行とのことであったが、最初から雨降りの中、長滝町の裏山にヤマモミジを植えました。大きな苗木であったので、それに応じた穴を掘り、土壌改良材を掘り起こした土と混ぜて根元に入れました。大きな竹を支えにすべく横に立てます。1本植えるだけでかなり時間がかかりました。2層になるように植えましたので、大きく成長することが楽しみです。その後、解説をしていただきながら森を歩いたが、雨が激しくなったので、ササユリを植えることは断念して、麓におりたが、森の中は里山らしい植物(例えば、境界に植えたといわれるネジキなど)が植えられており、十分楽しめました。薪でたいたご飯や、メッタ汁、収穫してきたしいたけの炭火焼、焼芋、おやきなどをいただき、あたたまりました。雨降りでも外で過ごすことを楽しめるようになりたいものです。


ヤマモミジを植える

11月29日(土) バイオエコ燃料発見・体験フェアin能登
能登町神和住で「バイオエコ燃料発見・体験フェアin能登」があったので、様子を観に行く。ペレットの製造やペレットストーブの実演、足湯の体験などもありました。昼前には、事例発表として、愛媛と滋賀での取り組みの紹介もうかがいました。竹を活用した事業もありましたので、能登でも応用できそうです。ペレットストーブは炎が見えて温かそうです。能登では茅を使ってペレットを作っていますが、いろんな自然素材が使えそうです。資源の有効活用という意味では、可能性は広いと感じました。後は、ストーブやペレットをいかに低価格で供給できるかにかかっていますね。初期段階では導入に補助金等をつけて促進するような施策も必要かもしれません。午後からは鉢伏山にあがり、竹の伐採を続けるが途中で雨が降り始め、雷もなってきたので、途中で断念。少しはエリアを広げることができました。


ペレットストーブ

11月28日(金) 筑紫哲也さん
今月7日に筑紫哲也さんが亡くなられた。出雲に出掛けた日であり、訃報を聞いたのは、出雲でご一緒した中谷健太郎さんからでした。筑紫さんにはフードピア金沢の初年度のゲストとしてお越しいただき、ニューグランドホテルでご挨拶した程度でした。能登半島地震の際には、ニュース23の番組スタッフが取材にお越しになり、筑紫さんには番組の中で、能登に遊びに行くことをご提案いただいていました。2006年6月、スローライフ学会の設立総会が東京であり、その時に会長として出席されていたので、久しぶりにお会いしました。立ち話であったが、フードピア金沢のことについて、面白かったとの感想を語っていただきました。スローな食品の代表として「いしり物語」もお渡ししました。筑紫さんのような生き方も素晴らしいと感じていましたので、少しでも見習いたいものです。


11月27日(木) 眠い
朝一番に、山田さんを小松駅まで送り、能美市役所にお邪魔し、簡単に打ち合わせ。事務所には早々に戻るが、よい天気でした。昼前に歯科医院で歯を治療してもらう。これで、すっきりしました。移動続きと、よそで泊まり歩いたので、さすがに眠い。そうはいいつつも、早めに退社し、今日もプールに行ってみた。1時間歩いたので、早めに眠りました。


11月26日(水) 能美の里山懇談会
午前中は珠洲市議会の過疎対策特別委員会でプロデュース事業について説明をさせていただき、意見交換。山田さん、濱さんからもお話しいただく。昼食をレストラン浜中でご馳走になったが、浜中のご主人は面白い人でした。夜は山田さんをゲストに、能美の里山懇談会をたがわ龍泉閣の「源助茶屋」で行う。その後、田んぼの湯にも皆で入り、遅くまで露天風呂で話が盛り上がりました。混浴の露天風呂は気持ちよく、いつまでも入っていられそうでした。田んぼの湯の名前の通り、露天風呂の中にも稲が植えてあります。女性は布を身体に巻き付け、男性は専用のパンツをはいて入ります。面白いアイデアです。源助茶屋は古い蔵を改装して作られたお食事処で、お食事だけでも利用可能です。田んぼの湯とセットにしたプランも用意されています。


源助茶屋で懇談会

11月25日(火) 湯宿さか本
朝早めに金沢を出て能登事務所へ。雨が降っていなかったので、鉢伏山へ行く。頂上エリアの竹刈りを行うが、途中の道には雪が残り、その上に紅葉が散っていて、良い風情です。紅葉と雪を同時に楽しめる貴重な時期かも知れませんね。途中から雨が降ってきたが、作業を続け、三角点から大きな穴のそばまで刈り進むことができました。年内にどこまで作業ができるか分かりませんが、確実に明るい森になりつつあります。葉っぱが落ちてきているので、眺望ポイントの設定も容易になってきています。一度、山の主と一緒に登り、場所の確認をさせていただきたいところです。夜は珠洲で「珠洲まちづくりセミナー」を行ったので、「湯宿さか本」に泊めていただく。雨が降っていたが、お庭の雰囲気も料理も素晴らしかった。


湯宿さか本の最初の一品

11月24日(月) 蓬莱島
今日も一日、星稜大学経済学部の西村ゼミに同行する。7時過ぎに、宇出津港でのせりの様子を見学。そこそこ魚は並んでいたが、寒ぶりはまだのようで、漁業関係者や魚屋さんの評価は低かった。朝食をいただいた後、縄文真脇遺跡に行き、説明を受け、竹とんぼづくりに挑戦。のと海洋ふれあいセンターを見学し、遊歩道まで案内いただく。専門家の話は勉強になりますね。ポーレポーレで「いさぶバスタ」をいただき、再度九十九湾に行き、観光遊覧船に乗せていただく。海から見る九十九湾はきれいでしたし、生け簀での魚のパフォーマンスも面白い内容でした。海から見た蓬莱島や百楽荘も素晴らしかった。魅力的なポイントがたくさんあることやはよく分かりましたし、どんなプログラムも人財がかぎですね。


蓬莱島

11月23日(日) 山河工房
山河工房作品展が数馬酒造で行われていたので拝見した。最近取り組まれている小品を中心に中ぐらいの衝立ても展示さています。アクセサリーなどもあります。酒蔵も新酒の仕込みで大忙しで休日返上で仕事をされています。なお、作品展は24日までです。昼からは星稜大学経済学部の西村ゼミの能登町での活動に御一緒する。


かわいい衝立て

11月22日(土) アキグミ
能美市の先端科学技術大学院大学で行われた「地域再生システム論」のプレゼンに芳珠記念病院の理事長さんが参加されるというので出掛けた。その前に少し時間があったので、手取川の河川敷に行ってみた。能美の里山エリアに隣接したゾーンであり、活用も考えられるので、様子を見ておきたかった。少し探したらアキグミが最後の実をつけているのを発見。いくつかを収穫して食べてみたが、完熟状態で美味しかった。富山では河川敷のグミを活かして商品開発しているところもあったが、石川では聞かない。収穫も大変かもしれないが、エコツアーの素材として活かすことは可能ではないかと思う。地域再生システム論のプレゼンには加賀や白山麓、能美市をテーマにしたものが多かったので、何件も拝聴しました。地域が当面する課題と取り組みは様々ですが、地域住民が主体となって活動することが重要であることは共通して言えることですね。帰りに、久しぶりにプールで1時間ほど歩いたが、程よい運動でぐっすり眠れました。


手取川のアキグミ

11月21日(金) まれびとピア懇話会
加賀でまれびとピア懇話会の事務局会議が久しぶりに行われた。会場も久しぶりに大聖寺のばん亭であった。事務局の林さんが大病をされていたので、ずっと休んでおられた。さすがにこれ以上事務局を続けるのは難しく、会としての活動も難しい状況だ。次の世代にバトンを渡すという話もあったようだが、次世代は次世代の人たちの発想での活動を考えていただければよいということで、発展的解消という結論になりました。年内に総会を開き、そこで活動を終えます。いろいろな「まれびと」を加賀に招いて地域人との交流の場を用意してきたことで、地域に果たした役割もそれなりにあったはずです。そのことを最後に検証して活動を終えたいところです。これまでの広報を中心に1冊にまとめたいですね。


ばん亭の鴨料理

11月20日(木) しあわせのかおり
夜に駅前の映画館で「しあわせのかおり」を見る。明日までとのことでしたので、スタッフと一緒に出掛けた。平日でしたが、お客様はそこそこいらっしゃいました。金沢の大野でロケを行った映画で、知った場所が何度も登場しました。中国の上海や紹興も出てきたが、紹興の街の様子は懐かしいイメージでした。上海と比較すると近代化から取り残された場かもしれないが、開発されていない街の良さが画面からうかがい知ることができました。「お客さんの顔の近くで料理を作りたい」と言う中華料理屋のご主人のセリフもあったが、身の丈にあったスケールで商売を行うこと、お客様から見えるところ、お客様が見えるところで料理することの大切さや価値を表現しているようでした。どのような仕事や事業についても言えることではなかろうか。街も顔の見える関係が可能なスケールがよいのかもしれない。


11月19日(水) エコツーリズム研修会3
あられの音が響いていた夜があけ、目が覚めると、隣の田んぼは白くなっていた。雷鳴が轟き、冬到来という天気になってきました。午前中はエコツーリズム研修会の最後のまとめでした。講師の皆さんに質問をさせていただく時間がたっぷりとってありましたので、たくさん質問させていただきました。最後に参加者全員が感想を述べて終了。3日間にわたる研修は盛り沢山でしたが、エコツーリズムの基本的なポイントを一通り学ぶという意味では有意義な構成でした。しかし、より裾野を広げていくためには、もっとコンパクトにして、参加しやすいプログラムを継続することが有効かもしれませんね。次のステップとしてはそのようなセミナーを企画していければと思います。県内外でエコツーリズムに関心を持たれる方がいらっしゃることが分かり、その意味でも有意義でした。継続的な事業としての展開に向けて頑張っていきたいものです。


質疑応答

11月18日(火) エコツーリズム研修会2
今日もエコツーリズム研修会に一日参加。プログラムづくりの実習や安全教育について学ぶ。講義はよほどインパクトのある語りでないと飽きるが、実習は楽しい。グループワークで一緒になった他のメンバーの発想やアイデアには学ぶべきことが多くありました。十分インタープリターになれそうな方々です。19:30まで講座があり、その後、当社のメンバーだけ大箱の室谷さんの家で御馳走になりました。ほうとう鍋を作っていただきましたが、美味でした。たくさんいただいたので、それだけで満腹になってしまいました。囲炉裏を囲み鍋をいただくというのは、すごく贅沢な時間のように感じます。


囲炉裏とほうとう鍋

11月17日(月) エコツーリズム研修会
能登町で行われているエコツーリズム研修会に参加。3日間の予定です。雇用創出事業の一環であるが、当初の企画にも関わっていたし、能登でのツーリズムの事業展開を推進しているので、スタッフとともに参加しています。最初の山田桂一郎さんのお話も面白かったが、その後の知床ネイチャーオフィスの松田光輝さん、ピッキオの横山昌太郎さんのお話やワークショップも楽しめました。明日はさらに新たな講師の方も登場されますので、楽しみです。今回の研修は日本エコツーリズム協会の全面協力により実施されています。研修は午後からだったので、午前は鉢伏山にのぼり、ブナ林の整備に汗をかく。徐々に明るい森になっていくのは楽しいものです。多くの人に体験を共有いただけると面白いと思います。


落ち葉が堆積し気持ちよいブナ林

11月16日(日) お茶炭用に木を植える
大野長一郎さんのお茶炭用の木を植える活動に参加。あいにくの雨であったが、50名以上の参加があった。パイロット事業で開墾されたが放置されてたところに、クヌギを250本ほど植える。場所によっては、石が多く含まれ、くずの根や細い竹も入り込んでいて、鍬で穴をあけることに苦労しました。作業終了後は、地元の公民館でご婦人方に作っていただいたおにぎりと豚汁、漬け物などをご馳走になりました。おにぎりには大野さんの炭でこげめをつけてあり、珠洲の塩もふってありました。地域にこだわった食事は何よりも美味しく感じます。食事の後は、5年前に大野さんが植えたクヌギの林や大野製炭工場も見学しました。クヌギの成長はすごく早いが、どんぐりはまだついていないとのことでした。クヌギのことを少しは勉強しようと思った見学会でした。


クヌギの苗木を植える

11月15日(土) いろは書店
午前中は能美の里山の件で、芳珠記念病院の理事長さんのお話をうかがいに行く。地域資源の活用を真剣にお考えでいらっしゃいます。具体的なプログラムがすぐにでも作れそうです。今年の事業の成果として大きいですね。森林療法も水中運動も同時に取り組んでいただけるとよい。午後は珠洲に行き、いろは書店さんでお話をうかがう。読み聞かせもされているようでしたので、取材させていただいたが、現在は書店の中ではなく、保育園や小学校に出掛けて活動されています。それもご主人がされています。店内でいろいろ説明をうかがったが、地域関連図書のコーナーや健康・食に関するコーナーが充実しています。本やタウンにも加盟されていますので、ネットで注文された本を受け取ることもできます。魅力的な本屋さんです。夜はまつだ荘に泊めていただくが、食事が充実していました。手打ちそばも事前にお願いしてご用意いただきましが、こしのある田舎風のおそばでした。


いろは書店の健康書コーナー

11月14日(金) 能美の里山
午前中は能美の里山の委員会がありました。里山地域が当面している課題は多岐にわたるが、生活基盤を支える生業が弱体化していることが、人口流出に拍車をかけている面があります。農業や林業だけでなく、里山エリアで可能な事業を重層的に構築していくことが大切なように感じています。里山の生態系を活かしたプログラムや産物を活かした飲食サービス、ものづくりなど、里山で自立して生きていける方策を考えるべきですね。よそから人を受入れ、少しでも元気になって帰っていただくような場を用意することも現代的なニーズに応えることになります。異人との交流は地域人にとっても触発的な効果があります。数十年前には、現金が無くても生活していた。自然の産物や住人が育てたものや作り出したモノで暮らしが成立していたはず。勿論、外部との交流はあったでしょうが、それはまれなることであり、基本は自立でした。そのような、地域での生活史を振り返ってみることも有意義ですね。


能美の里山の集落

11月13日(木) 紅葉の鉢伏山を歩く
朝早くに金沢を出て、能登事務所に行き、室谷さんご夫妻や紺谷さんたちと鉢伏山に行く。室谷さんたちもブナ林をご覧いただいたことがないようでしたので、紺谷さんを案内人にブナを見て回りました。最初は作業道沿いのブナを見て回るが、奥まで面白い形をしたブナがたくさんみられます。砂利を敷いた作業道も時間とともになじんできています。奥の方からの眺望も良いので、気持ちよく歩くことができます。途中で折り返したが、一度奥まで行ってみたいものです。次にいつも入っているブナ林を案内する。ユニークな樹形のブナはそれだけで芸術作品のようでもあります。山河工房の中野さんに作ってきていただいたおにぎりを展望スペースでいただく。屋外でいただくと食が進み、気持ちよいものです。午後は能登町商工会でミーティング、夜は庄川で恋プロの専門委員会でした。


ブナと室谷さんたち

11月12日(水) 霜が降りる
寒くて夜中に目が覚めたが、朝霧が立ち、水田には霜が降りていました。道理で寒い訳です。星空がきれいでしたし、放射冷却で一気に気温が下がったのではないかと思います。清々しい朝は雲一つない秋晴れでした。これから日一日と気温が下がっていき、紅葉と落葉が進むことでしょう。鉢伏山の紅葉も今週がピークだと思いますので、昨日お集りいただいた皆さんと、13日に登ることにしました。昨日で展覧会が終了しましたので、今日は搬出です。寂しくなりますが、次なる企画を考えたいものです。


霜が降りた田園風景

11月11日(火) 山口陶器店
朝一番で須須神社に行くが、何度来ても歴史を感じる素晴らしい空間です。木々の表情が違います。その後、商店街の山口陶器店にお邪魔し、いろいろお話をうかがうことができました。前向きで明るいお嬢さんです。10年前からネットで器や道具を販売されています。蔵の中に眠っていた商品を一旦は総べて売りつくしたそうです。今も売上の9割以上はネットでの売上です。地域の人口が減少して行く中、地域の商店の活路はネットでの販売や旅の人を対象にした商売への転換を図ることにあります。そのような観点で先進的に取り組まれているお店ですね。今後の活躍も期待したいところです。店内は商品置き場みたいなものと言われていたが、珍しい商品もあり、見ているだけで楽しい。 夜は能登事務所で五友宿「墨から炭まで」展の打ち上げがありました。いろいろな人にお越しいただき、楽しい夜でした。


山口陶器店の外観

11月10日(月) 紅葉の鉢伏山のブナ林
朝早く能登に着き、鉢伏山に行く。天気が良かったので、ブナ林の 様子を撮影するが、それと同時に、歩くルートづくりを行う。緩やかに歩いて森に入れる道が必要であると感じていたので、細い竹を切り、まずは狭いながらも道として使えそうなルートを設定しました。徐々に広げていければと思います。ブナ林は紅葉が進み、森全体も紅く色付いています。昼には珠洲に行き、午後はまちなか再生のミーティングに参加。東京からお越しいただいた皆さんと有意義な意見交換ができました。夜はビーチホテルで懇親会があり、さらに突っ込んだ話しをうかがえました。今後が楽しみになってきましたね。


紅葉がきれいなブナ林

11月9日(日) 出雲大社
朝6時過ぎに空が明るくなり始めたところで、出雲大社に行く。砂利道の参道を下り、松林を抜けると大社さんです。ぐるりと周りを一周し、八百万の神々が居ます十九社も拝見する。朝は昼間とは違う空気が流れているようだ。お客様も少なく清々しい。すたに旅館に戻り、朝食を食べた後、今度は地元の稲根さんの案内で再度、出雲大社に行く。さすがに、人が出始めているが、まだまだ少なくスムーズに拝見することができました。神迎えの道を一通り見学した後、出雲空港まで中谷健太郎さんをお送りする。松浦さんに松江まで連れてきてもらい、松江から列車に乗り、金沢に戻る。


出雲大社

11月8日(土) 神在月サミット2008
朝早めに松江を出て出雲空港に向う。神在月サミットの特別ゲスト・まれびとしてお越しいただく中谷健太郎さんを出迎える。定刻よりも早く福岡からの飛行機が着く。中谷さんと一緒に、旧大社駅に行き、準備が整うまでコーヒーをご馳走になりながら、健太郎さんと話す。準備完了後、まず鵜鷺地区で行われている分科会の様子を拝見に行く。コミュニティセンターで見学させていただき、昼食もご馳走になる。その後、鷺浦の集落を見学。相変わらずきれいな家並みが残っています。これだけで十分魅力的な場です。その後、出雲大社を少しだけ見学した後、神迎えの道を歩く。空き家等を活用していくつもの店が出ています。最後は旧大社駅に戻り、第三分科会を拝見し、最後に少しだけコメント。夕方からは全体会が行われ、分科会の報告の後、中谷健太郎さんに講演いただく。全体会の後は交流会がもたれ、手づくりの美味しい料理や酒をご馳走になりました。宿泊はすたに旅館でした。


きれいな鵜浦の集落

11月7日(金) 松江
10時50分のサンダーバードで金沢を出発し、松江に向う。京都と岡山で乗り換え、松江に着いたのは6時前。駅前のホテルにチェックインし、松浦さんと河畔のお食事処もと家に行く。川が眺められる2階の部屋でお食事をいただく。なめろうやイワシの子の料理など珍しいものをいただきました。歩いてホテルまで戻るが、飲食街にある古本屋・たぬき堂書店にも立ち寄る。珍しい本を見つけたので、買わせていただきました。松江らしい時間の過ごし方かもしれません。


もと家のいわしの子の料理

11月6日(木) 紅葉の鉢伏山
朝早くに金沢を出て能登に行く。天気も良かったので、午前中は鉢伏山に行き、森の整備を行う。最初はブナ林の奥の竹切り。森は紅葉が進んでおり、気持ちよい汗をかくことができました。徐々にブナの様子が拝見しやすくなっています。地面には多くの落ち葉が堆積しており、歩いていても心地よい空間です。ここは1時間程にして、次は鉢伏山の三角点の周辺の竹を刈りました。広場を作り、ブナを植えることができればと考えています、持ち主の坂下さんに一度ご一緒いただき、どの場所に眺望ポイントを設けるかを相談したい。作業中に三角点めぐりをされている高岡から来られたお客様がいらっしゃいました。山の楽しみ方にはいろんなアプローチがあるものです。夜は珠洲の「だんだん」でいきいき広場の運営に関するミーティング。有意義な会合になりました。光明が見えてきた感じです。やはり、地元の方々の意欲が大切ですね。


紅葉が進む鉢伏山のブナ林

11月5日(水) レザン
能美市に朝から出掛けたので昼は産業道路沿いにある「レザン」(能美市辰口町956番地TEL 0761-51-4950、営業時間9:00〜21:00 木曜定休)でいただく。外観からは中の様子をうかがい知ることができなかったが、ゆったりとした明るい店内でした。ランチのパスタを注文。セットになっているトーストが柔らかくて食べやすかった。里山エリアに入っている貴重なお店かもしれません。女性客が多いことも魅力ですかね。店内はまん中にカウンターがあり、両側にテーブル席という構造で、いろいろな使い方が想定されているようです。


レザンのパスタ

11月4日(火) しん馬
昼はしん馬でそばをいただく。お店横の学童農園もサツマイモが掘り出されており、すっかり秋景色です。それでもしん馬さんの店前にはお花がいっぱい咲いていて、それだけでも気分が良くなるお店ですね。粗挽きの田舎そばと麦とろご飯を注文したが、この組み合わせがよい。そばもよい風味だが、麦とろご飯も絶妙な味付けで、食べやすい。最初は一緒に行くスタッフがよく注文していたので試してみたが、なかなかのメニューです。東京にいた時は新宿駅南口の近くにあった麦とろ定食専門の店に時々行ったが、その味も懐かしい。今日は、おまけで、むらさきいものめんもご馳走になりました。こしが強くて歯ごたえがあります。変わりそばもたまにはよいものですね。


むらさきいものめん

11月3日(月) 風来坊
朝早くに金沢を出て能登事務所に8時前に着く。数馬さんと能登事務所で打ち合わせ。その後、室谷さんや紺谷さんも加わり能登談議。午後は金沢星稜大学の先生たちと能登町の施設を見て回るが、昼食は風来坊でいしり醤油で味わう能登丼をいただく。下北半島の皆さんがお越しになられた時以来である。能都北辰高校うみとさかなの科学館、姫交流センター、能登海洋深層水施設、農林水産加工開発センターを見て回る。その後役場に戻り打ちあわせ。ゼミの学生さんたちにとってみのり多い活動になることを期待しつつ、地域の人にとっても有意義な企画を考えていきたい。


風来坊の能登丼

11月2日(日) 二・七の朝市
朝6時から二・七の朝市を見学に行く。連休の中日のせいか、お客さんは多かった。いつものお母さんたちと話しをして回るが、皆さんお元気です。商工会議所の今井会頭もお越しになられていました。お客様には男性も多い。出店者にも男性がいらっしゃいます。若い人に代替わりしている方もいらっしゃいますが、多くはご年配の方々です。皆さんがよりやりがいを感じられるような市にするためにはどのようなことを進めるべきか。「だんだん」を運営する女将さんたちが市に出店されている方々と親しくなられていることはよいことですし、一緒に今後のことについて話し合う場を設けることができればと思います。金沢に戻る途中、能登事務所に立ち寄り、山田さんたちに五友宿「墨から炭まで」展をご覧いただき、室谷さんご夫妻と話していただきました。よい出会いになったようで何よりです。


二・七の朝市の様子

11月1日(土) 珠洲めぐり
一日、珠洲の中を歩く。午前中は商店街を散策し、いくつかのお店を拝見させていただきました。昼は寿司一さんで能登丼をご馳走になりました。午後からは、海沿いを走り、魅力ポイントを見て回りました。蛸島漁港、珠洲焼資料館能登半島里山里海自然学校典座、須須神社、禄剛埼灯台、木の浦海岸、椿に展望台、大野製炭工場、二三味珈琲と回りました。椿の展望台では、夕陽が沈むのを眺めていました。夕陽は独特の時間が流れ魅力的です。夜は、SHO-TATSUでいただきましたが、本日の見学を踏まえて、どのようなことに優先的に取り組めばよいか、アイデアを出し合う。2時間弱でしたが有意義な会議になりました。谷野旅館に戻り、入浴後、女将さんを交えて勉強会を行う。少しはヒントをつかんでいただければ幸いです。


SHO-TATSUの一品

さらに前の金沢便りはこちらをご覧ください。

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