[ 金沢便り2008.10月 ]
最初のページの金沢便りのバックナンバーコーナーです。
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10月31日(金) 珠洲を元気にする勉強会
午前中は井波で、オプションプログラムとしての観光ボランティアのあり方についてのセミナーがあった。井波の風の方々に交通広場から瑞泉寺までご案内いただき、その後、よいとこ井波で山田桂一郎さんからレクチャーがありました。ボランティアガイドでは続かないこと、有料にし、顧客満足度を高めるようなプログラムづくりが必要であることについてはご理解をいただけたであろうか。久しぶりに、松屋さんでそばをいただき、一旦、金沢の事務所に山田さんと戻る。その後、スタッフも伴い珠洲へ。珠洲では谷野旅館さんでの「珠洲を元気にする勉強会」に参加。山田桂一郎さん、濱博一さんにも加わっていただき、地元の皆さんと意見交換を行う。途中、山田さん、濱さんにも、少しまとまったお話をいただきました。街中再生のためには、旅のお客様にも楽しんでいただけるような商売に転換していただくことが必要です。そのことを促進することが今年の事業のメインテーマです。今後に向けて少しは方向性をお示しできたであろうか。


松屋さんの天ぷらそば

10月30日(木) 第5回全国県境地域シンポジウム
午後から南砺市福野文化創造センターヘリオスで「第5回全国県境地域シンポジウム飛越大会」が行われたので参加した。基調講演が山田桂一郎さんだったので、そのお話をうかがうことが目的であった。パネルディスカッションには、NPO法人大山中海観光推進機構理事長の石村隆男さん、利賀ふるさと財団理事長の中谷信一さん、愛知大学の藤田佳久さん、山田さんも加わり、東三河地域研究センターの戸田敏行さんのコーディネートで行われました。県境地域の連携活動は観光がメインになるようであるが、環境や伝統文化、災害防止なども含めて多面的なテーマが想定されます、そのような活動を前提に考えるならば、山及び水系なども念頭に連携のあり方を考えるべきかもしれませんね、飛越協議会が存在するので、飛越大会になっていましたが、石川や福井なども含めた連携議論も必要ではと感じました。お客様の動きや地域の生活者の生活行動を考えると、是非必要なことでもあります。


2次会でいただいたトマトフライ

10月29日(水) 鉢伏山を歩くツアー
羽咋の千里浜公民館から鉢伏山を歩くミニツアーということで20名近くの人がお越しになられました。あいにくの雨模様でしたが、事務所のトイレを使っていただいた後、鉢伏山に車で先導。最初に頂上を目指して歩く。昨日、設けたルートを歩いていただいたが、少しは楽に歩けたかな。頂上エリアからの眺望が課題ですね。次に、ブナ林に移動し、ブナの森を歩く。盛んに雨が降っていたので、ブナの幹には雨が集まり、川のように勢いよく水が流れていました。雨でないと見ることのできない光景です。雨の中を歩いて森に入ったご褒美みたいなもので、皆さんに喜んでいただけました。


水が流れるブナの前で記念撮影

10月28日(火) 鉢伏山に歩くみちを作る
事務所を7時に出て、能登事務所に行く。今日は午前、午後と鉢伏山に行き、歩くみちづくりを行う。細い竹を切り、歩きやすい道をつけるのだが、午前中は鉢伏山の頂上を目指すルートづくりを続ける。これまでも何度か取り組んできた作業の仕上げのつもりで、迂回路をいくつか設ける。午後は、ブナ林の方に行き、一番奥の竹が生えているエリアの竹を刈り、見晴らしを良くする。このゾーンは基本的に竹や笹は切っても他の植物は切らないで作業を行っています。おかげで、ブナの特徴的な形が見やすくなりました。まだまだ竹は生えていますが、年内にはきれいにしたいところです。夜は、北河内の紺谷さんも交えて、室谷さんたちと楽しく会食。紺谷さんが山で掘ってこられた山芋とむかごをご馳走になったが、いずれも美味でした。


秋景色になってきたブナ林

10月27日(月) 能登人をめぐる2
本日もロケハンにおつきあいする。5時半にホテルを出発し、二・七の朝市を見学。天気が悪いせいか、出店者もお客様も少ない。次に禄剛埼灯台を見に行く。あいにく工事中で全体を撮影することはできない状況でした。さらに、木の浦の二三味珈琲の船小屋にも撮影に行く。天気が悪いせいか、木の浦の入り江でも波が高かった。ホテルに戻り、朝食をいただいた後、まず能登半島里山里海自然学校に赤石さんを訪ね、保全林に案内してもらい撮影を試みる。そこから、大野製炭工場で大野さんの撮影を行う。ロケハンでもあるが、可能であれば、本番の撮影を行うイメージだ。次に皆口さんのイチゴハウスで皆口さんの息子さんの英樹さんを撮影。ハウスの中では、いちごがなりはじめていたので、試食させていただく。12月には美味しくなるとのことでしたが、十分美味しくいただけました。夕方には金沢に戻り、おぐら座でショーを少し拝見し、孝藤まりこさん、左近さん親子にお話をうかがう。ロケハンとしては十分成果があったようで、なによりでした。


炭窯の大野さんを撮影するオズボーンさん

10月26日(日) 能登人をめぐる
ブルース・オズボーンさんの撮影ロケハンのコーディネーターとして1泊2日でおつきあいする。本日は能登島ダイビングリゾートに須原さんを訪ねる。ダイビングに使われる船や海岸を見せていただき、最後はWeランドでのダイビングスポットを拝見。撮影のイメージづくりをしていただく。途中、カヌーの渡邊さんにもお会いする。次に、志賀町の熊野工芸工房に宮崎さんを訪ねる。草木染めの工程や原材料などについて説明していただき、工房内をロケハン。最後は門前の手仕事屋で星野さんと相談。そこから珠洲まで走り、珠洲ビーチホテルに泊まる。レストランで会食したが、随分久しぶりのことです。ロケハンにおつきあいしてみて、現場を見ること、体験することの重要性を感じました。その場で閃くことも多くあるようでした。


Weランドで須原さんたちと

10月25日(土) 雨のち晴れ
雨の後にどのような天気がやってくるか。それは予想に反して素晴らしいものであることもあります。じっと待つことも一定の意義があります。常に前向きに考えるとは、雨降りのような時にも当てはまりますね。雨降って地固まるのような表現もありますが、鬱陶しい雨降りを肯定的にとらえることで、次に楽しみを設けることが可能となります。雨が降り続いた後の晴れ渡った空模様は素晴らしい。じっと待った者に与えられる僥倖かもしれない。


10月24日(金) 雨と読書
雨が降り続けば、外を出歩くこともできず、屋内で過ごすしかないこともあります。それは日常生活においても、行楽においても同じこと。それでも、普段とは異なる時間の活かし方があるものです。ため込んだ本や、その場にある書籍等に目を通していると思わぬ発見があったりします。予想外の出会いと発見は今後につながる関係になったりします。宿泊施設に、読書サロンなどが設けられていることの意味はそのようなことにあるのかもしれない。読書は世界を広げてくれます。


10月23日(木) 地域のマーケティング
地域にとって重要な発想視点は、自分たちが何を有するかだけではなく、自分たちはどのような人をお客にしたいと望むのか、お客様が何を期待しているか、そして、自分たちがお客様に何を提供できるか、である。それはマーケティング活動の基本そのものである。
顧客の立場から商品や事業を構想することがあらゆるジャンルで求められている。地域内における事業展開や商品・サービスにおいても同じである。顧客流出が起こっている地域や店、企業に共通していることは、自分たちの都合が優先してしまっていることである。このことを常に意識し、繰り返し語る必要がある。自戒を込めて申し上げておきたい。本当にお客様の役に立っているか、地域の未来に貢献しているか。


10月22日(水) 二・七の朝市2
今朝も6時に朝市に出掛ける。前回に続けてお邪魔したので、覚えていただいていた方が多かった。少しお話をうかがって回るが、いろんな方が店を出されています。昔は冬場になると出稼ぎにいかれていた方もいらっしゃいました。能登杜氏さんと一緒に関西の酒蔵に行き、食事の用意をしていたり、和歌山でみかんの収穫の手伝いをしたりと、男衆のような出稼ぎがあったとのことです。果樹を作られている山岸さんは能登町からお越しだが、代替わりをして若奥さんが柿やいちじく、ラフランス等を持って出店されています。代替わりが可能になるためには、お客さんが増えるための対策が不可欠ですね。民宿山中荘で朝食をいただいた後、能登事務所に戻り、昨日に引き続き鉢伏山に登り、歩くルートづくりを行う。一応の回遊路を設けるところまでできました。三角点から奥は手つかず状態ですので、まだまだ頑張らないといけませんね。


山岸さんのさわし柿

色のよいにんじん

いろんな野菜が並ぶ

10月21日(火) SHO-TATSU
夜は珠洲に泊まったので、夕食をSHO-TATSU(珠洲市飯田町15-38 TEL0768-82-0310定休日:日曜、営業時間は11:30〜14:00、17:00〜21:30、但し昼は完全予約制)でいただく。外観からして気になる存在であったが、入ってみてますます気に入りました。小上がりでいただいたが、立派な蔵がライトアップされて中庭越しに見えます。料理はきれいにデザインされており、いずれも程よい味付けでした。地域の素材を活かそうとされている姿勢に共感が持てます。自信をもっておすすめできるお店ですね。


SHO-TATSUの料理・最初の一品

10月20日(月) 脱穀
中能登のいまい農場にお邪魔して、先日稲刈りをさせていただいた稲の脱穀を行う。コンバインに干してあった稲を順番にかけていきます。脱穀が終わった稲藁を束ねて作業は終わりでした。後は専用の袋に入れて保管していただき、出荷の前に精米していただきます。脱穀と言っても殻をはずした訳ではなく、あくまでも茎からはずしただけです。帰りに羽咋のあら鵜(羽咋市柳田町74字43-1 TEL 0767-22-3686)さんで昼食をいただいた。久しぶりしたが、店がきれいになっていました。ブラインドが下がっていて、営業していないのかと思いましたが、玄関は開いていたので入れました。中が見えづらいとお休みと勘違いされそうですね。


稲をコンバインにかける

10月19日(日) 能美ほっこりまつり2
能美の里山・仏大寺で行われた「能美ほっこりまつり」に行く。10時前に着いたが、すでに多くのお客さまで賑わっていた。最初に、今年初めての手打ちそばをいただく。区長さんの家の前庭が飲食スペースになっていたが、席が少ないくらいです。次に、昨年好評だった「ほっこり焼き」を試す。今年も美味しい味に仕上がっています。次に猪おやきを味わう。健康茶とちょうどよい具合でした。その後、陶芸工房等を見学した後、オープンカフェでコーヒーをご馳走になりました。遠くに山並みが眺められ、心地よい空間です。いずれの体験コーナー、販売コーナーもお客さまで賑わっています。公民館前では大道芸のお兄さんも人を集めていました。お釜でたいたご飯は試食しそこねましたが、イベントは大成功でした。あまりの人の多さで、一番大変だったのは駐車場整理でしたでしょうね。途中、高野山に登ってみたが、頂上からは手取川から加賀平野、そして日本海がのぞめ、気持ちよい空間でした。


名水そば

陶芸体験

草木染め体験

おやきの販売コーナー

炭の体験・販売

特産品・ゆず商品の販売

オープンカフェのコーヒー

竹林での野点

ほっこり焼き

10月18日(土) 能美ほっこりまつり
能美の里山で昨年から行っている「能美ほっこりまつり」があったので、夜をめがけて出掛けた。本日は昼に鑓水観音山ガイドハイクが行われていたので、スタッフが2名参加。私は事務所で醤油の評価会を行っていたので参加出来なかったが、17時からの螢燈会点灯には間に合った。昨年も拝見しているが、山間の集落の皆さんにとっても楽しみになっているようだ。明るいうちに水田に設置したロウソクに火をつけて行くのだが、寺井中学生たちがデザインし、設置したキャンドルの光は高い位置から見るとうさぎを描いていた。フルートのコンサートも行われ、里山に非日常が訪れているようだった。集落の祭りもあるでしょうが、たまには趣向の異なる催しもよいものですね。19日は9時から15:00まで盛り沢山の内容でイベントが行われます。


螢燈会

10月17日(金) 二・七の朝市
朝6時から飯田町商店街で行われている「二・七の朝市」を見て回りました。2と7の日に行われる朝市です。お話をいろいろうかがって参りましたが、5時前には店を広げて、5時にはお客さんが来ているとのこと。本当に朝の早い市です。それでも12時までは歩行者天国になっており、地元のお客さんが三々五々やって来られるようです。出店されている方々は内浦の方が多いように感じられましたが、珠洲市内で作っている野菜やリンゴ、梨なども並んでいます。地元で手づくりしている海産物加工品もありましたが、鮮魚はありません。多い時は道路の両側いっぱいに並ぶようです。いかにも地元のものという素朴な雰囲気が魅力ですね。「だんだん」の運営をされている女将さんたちが途中で食事の注文をとっていかれました。朝早くから出てきている皆さんにとって、よいサービスかもしれませんね。その後、蛸島漁協に出掛けてみましたが、荷捌き場はすごくきれいにされていました。シャッターをおろした場所でせりをされるようです。能登町役場で打ち合わせの後、能登事務所へ。昼食を室谷さんたちといただいた後、鉢伏山に上がり、歩くルートづくりを行う。気の長い仕事ですが、根気よく続けるしかありませんね。


いろんなものを並べておられます

地元で作っている海産物加工品

大きなりんごと梨は美味です

10月16日(木) 飯田町商店街めぐり
事務所のメンバー5人で珠洲市の飯田町の商店街を見て回る。12時に市役所に到着し、隣の割烹せきやまで昼食をいただく。松花堂1000円には、いろいうなものが盛り込まれており、お吸い物も変わった素材が入っていました。昼食処としておすすめです。その後、イラストマップを途中で手に入れ、界隈を見て回りました。気になったお店にも入ってみましたが、呉服のいずみやの隣にある松田商店さんは、自家製の干物が美味しそうで、イカの焼いたものも美味でした。お店には女性たち3人がいらっしゃいましたが、皆さんお元気です。いろは書店にも入りましたが、本の数も多いが本のセレクトにセンスが感じられます。こちらの女将さんも明るく元気な方です。呉服のいずみやさんでコーヒーをご馳走になりながら、少しお話をうかがう。3人のメンバーが帰った後、「だんだん」でおかみさん会のメンバーと意見交換。意欲的な皆さんで、女将さんたちの活躍する町は期待が持てます。その後、8番ラーメン近くの「二三味珈琲」で二三味のお父さんとお会いしました。豆乳で作ったアイスクリームもご馳走になりました。豆乳らしい味で、天然塩を加えるとさらに味がしまるかもしれませんね。夜は 谷野旅館に泊めていただき、地元の素材を活かした料理を堪能させていただきました。


割烹せきやまの松花堂

由緒が感じられる春日神社

谷野旅館のお造り

10月15日(水) 能美の里山2
今日も天気が良かったので、能美の里山の現地踏査に行く。最初に、蟹淵のそばを通り揚原山に登る。沢沿いの道をかなり登り、杉林を通り過ぎると明るい森に出た。それからさらに登ると尾根に沿った道となりなだらかであった。標高487mの三角点は行き止まりになっており、そこで昼食をいただく。残念ながら眺望は確保されていなかったが、それが今後の課題かもしれない。帰りに反対側にも行ってみたが、道路が見えたところで折り返す。以前、行ったことがあるポイントであった。次に、虚空蔵山にも行く。里山公園として整備されており、歩きやすい山でした。国造コミュニティセンターや和気小学校の裏山であるが、鹿を見かけました。


揚原山の道

10月14日(火) 能美の里山
能美の里山の現地踏査。鑓水観音山の頂上を目指す。鑓水観音霊水の横から登りはじめ、頂上までを歩く。途中には珍しい植物も多い。詳しい人と歩くと、楽しそうです。坂がきついので、途中で写真を撮ったり、遠くを眺めたり、休憩ポイントをいくつも設定しておく必要があります。木に標識がついていたが、その絶対数は少ない。ガイドつきで歩くことを基本に考えれば、それもそんなにいらないかもしれません。頂上からの眺めは素晴らしく、山に登ったという感じがいたしました。眼下に能美の里山地区が一望でき、日本海までの加賀平野が望めます。他の歩く道も挑戦しておこう。


鑓水観音山からの眺望

10月13日(月) 坂のまちアートinやつお
朝から八尾に出掛け、坂のまちアートを見て回る。晴天に恵まれ多くの人がお越しでした。準備段階ではいろいろありましたが、運営委員の皆さんや地域の皆さんのご協力により、無事開催出来たことは素晴らしいことです。苦労があれば、それだけ成果は大きいものです。天も味方をしてくれたということでしょうか。坂のまちアートの魅力のコアにあるのは、出会いと交流ですね。あちこちでアーチストとお客さん、お店の人とお客さんの交流を拝見しました。最後にお邪魔した鏡町の山田昇邸では、ちょうど吉田桂介さんがお越しになられ、歓談を始められるというところに遭遇。写真を撮らさせていただきましたが、皆さんよい表情をされています。


吉田桂介さんを囲んで

10月12日(日) 鉢伏山のブナ林散策2
今日もブナ林散策を行う。今日は少しプログラムを変更し、最初に鉢伏山の麓まで行き、途中から歩いて戻る。道路沿いの植物を観察しながら、ブナも説明して歩く。ブナ林に入るまでにすでの二時間近くが経過していました。セミナーハウス山びこさんに昼食を届けていただいたものを持ってブナ林内に入る。既に12時を回っていたので、広々としたブナの根元で弁当を広げました。昨日とは異なり風もほとんどなく過ごしやすい天気でした。おかげで気持ちよくブナの下で食事を楽しめました。食事の後は、一番奥まで歩いて、帰ってきたら、ちょうど1時過ぎでした。参加いただいた皆さんには大満足との感想を頂戴し、有り難かったです。今度は紅葉が進んだ時期か、春先にも是非お越しいただきたいものです。


ブナの根元で弁当をいただく

10月11日(土) 鉢伏山のブナ林散策
初めての試みとして、鉢伏山のブナ林散策を行いました。地元の坂下政行さんに案内人をお願いし、御一緒いただきました。金沢、志賀、珠洲からご参加をいただきました。明け方まで雨が降っていたので心配しましたが、朝には上がり、一安心でした。ブナ林に最初から上がりましたが、林内を散策している間、風が強くて林内で食事をいただくのはあきらめました。一通り散策を楽しんでいただいた後、駐車場から眼下に能登の森をご覧いただきながら昼食とさせていただきました。帰りはセミナーハウス山びこの支配人の御好意で、あけびをたくさんとらせていただきました。少しはブナ林の魅力を感じていただけたでしょうか。


道なき道を登る

ブナ林内を歩く

伝説を語る坂下さん

10月10日(金) 五友宿「墨から炭まで」展
能登事務所で室谷一柊さん・朱琴さん・文音さんの五友宿「墨から炭まで」展が始まりました。会期は11月11日までです。今日は朝早くに金沢を出て、8時半前には事務所に着いて、掃除を行う。初日とあって、多くのお客様ではなかったが、じっくりご覧になっている方が多かったようだ。当方は、途中買物に出掛けたり、鉢伏山に行ったりしていたので、事務所にずっといたわけではありませんが。夜は、事務所でささやかなパ−ティを催す。セミナーハウス山びこさんにオードブルをご用意いただき、番商店でビールを買い求め、4人で遅くまで語り合いました。自己開示のよい機会でした。


展示の様子

10月9日(木) 朝の鉢伏山
7時前に鉢伏山に行く。ブナ林の中を一通り見て回るが、一番奥まで行ってみました。斜面を下るルートも出来ていますので、多くの人が入っているようです。斜面を下ると水源エリアにたどりつけるのかもしれません。一度探検してみたいものです。今日の目的は今頃見られる植物の撮影でしたので、一通り撮影して帰る。クロモジが多いのは発見でした。どんぐりはひっきりなしに落ちてきます。秋らしい様子ですが、ブナの紅葉はもう少し先のようです。11月には「紅葉のブナ林を歩く」プログラムを実施してみたいものです。


ブナ林内の様子

10月8日(水) キノコ博士とキノコ狩り
珠洲の里山里海自然学校の赤石大輔さんを案内人にしたプログラムを行いましたが、輪島市と白山市からご参加をいただきました。最初に赤石さんにキノコについてお話をいただいた上で、里山里海自然学校が保全している森へ出掛ける。きれいに整備された赤松林にはシバタケなど何種類ものキノコが生えていました。毒キノコもあり、参考に収穫。一通りキノコ狩りを楽しんでいただいた後、しいたけ小屋ひろきちに行き、前庭でキノコを広げて、名前等を再度教えていただく。ひろきちさんでは、きのこを活かした料理をご用意いただいていたので、それらを存分に楽しませていただきました。食事の後は、食事のお手伝いにきていただいた末政節子さんも交えて、いろいろなお話をうかがうことができました。ご主人の弘吉さんも退院されたようで何よりでした。その後、商店街で女将さんにお話をうかがう。意欲的な方とお話をさせていただくのは楽しいものです。


沢山収穫できたキノコ

10月7日(火) 粉太製麺
昼は金沢工大近くの粉太製麺に出掛けた。自宅の近くでもあるが、外から中が見えない店舗の造りに抵抗感があって入ったことが無かった。その昔、点心厨房という店であった時は度々でかけていたが、それ以来のことである。内部の構造は変わっていたが、小上がりのある店内は同じような活かし方でした。鳴門わかめうどんをいただいたが、讃岐うどんらしいコシと麺の太さでした。学生風の人からサラリーマンまで多様なお客様の顔ぶれ。また行けそうですね。


鳴門わかめうどん

10月6日(月) 暗黙知の形式知化
本日の夜のミーティングは有意義であった。デザイナーが思わず言った言葉に核になることが含まれていた。デザインについて繰り返し説明した際に、デザインする前に暗黙のうちに前提としていたことは次のようなことですと話した。その暗黙のうちに考えていたことを言語化すること、言葉で表現してデザインにつけることです。デザインの前にそれを明示化し、確認した上で、デザインを行うことだ。そして、その言語表現をコンセプトと言えるように鍛えること、コンセプトとデザインとの往復運動が創造のプロセストなることではないか。デザイナーにとっても重要なのは、コンセプトを言葉で書いて説明できること、コンセプト発想が身に付いていることですね。


10月5日(日) 白山
朝6時過ぎに家を出て、市ノ瀬7時半発のバスで8時前に別当出合に着く。そこから砂防新道を登ってみるが途中で引き返す。適当に休憩をとりながら歩いたが、だんだんきつくなってきた。無理のないところで折り返し、昼前にはおりて来る。天望の湯につかり、じょうるりでそばをいただく。帰る途中、工芸の里でイベントを行っていたので立ち寄る。久しぶりにガラス工房蕾の内藤さんご夫妻にお会いする。立ち話程度であったが、頑張っておられます。


アキギリ

ツルリンドウ

小さなタチコゴメグサ

10月4日(土) 珠洲
珠洲に打ち合わせに出掛けた。役場で打ち合わせの後、商店街の床坊さんの「らごら三和」(珠洲市飯田町13-32 TEL 0768-82-0257)にお邪魔してお話をうかがう。呉服や寝具の店であるが、店内にある商品で目を引いたのは祭り関連商品。祭り衣装の前掛けは,インテリアに使えそうです。祭りや珠洲の観光ポイントを表現したのれんや手ぬぐい、ネクタイなども販売されています。これらの商品は店内のあちこちに点在しているので、目立たないが、外から見えるところに集めていただくと、お客様も入りやすくなるのではないか。地元の生活者から旅のお客様へシフトしていくためのモデルになっていただけそうです。


祭り衣裳の前掛け

キリコを描いたTシャツ

珠洲ネクタイ

燈籠山祭を描いたのれん

10月3日(金) 新たな出会いのために
新たな出会いのために必要なことは何であろうか。まずは積極的に動くことであろうが、出会いが継続的な関係に深化していくためには、想いを発信することも重要なのだと思う。そのような観点で、ネットは重宝な存在です。日々書き続けることで、深められることもあるし、出会いのきっかけになることもあります。さらに重要なことは蓄積することで理解が深まり、イメージを膨らませていただけることです。直接お会いすることは少なくても、ブログやこのようなコーナーをご覧いただくことで、何を考えているかについてお分かりいただきやすくなるのではないか。人は死してことばを残す!という境地を目指したいものです。


10月2日(木) 関係創造
我々の仕事は企画制作を通じて、新たな関係創造を促進することです。その関係創造の成果で評価されます。どうすれば、お客様を動かし、新たな関係や、より深い関係構築につながるようになるか。そのことを問い続けないといけない。その前提として、社会の動向、顧客の志向の変化等を把握し、今後に向けてのビジョンを自らも有していることが大事だ。企画であれ、制作であれ、どのようなコンセプトでその仕事をするのか、自らの存在意義を問うことが重要です。印刷物からラジオ、テレビ、パソコンや携帯へとメディアは多様化し、若者ほどより簡便なメディアでの情報取得が進んでいる現状があります。顧客がどのような人々であるかをしっかり把握した上で、最適なメディアを優先的に活用することも基礎的に検討すべきことですね。例えば、中高年層を対象にしている商品やビジネスの場合、いきなり携帯がメインにはならない。


10月1日(水) 能登人を訪ねる旅3
最終日は輪島から門前へ向うが、その前にわいち商店街でタクシーを降り、中浦屋を訪ねる。中浦さんに出迎えていただき、2階の輪風庵へ。中浦さんを囲んで、話しをうかがう。朝市通りを通り、いろは橋のそばで乗車し、輪島屋も訪問。志賀さんが山寺時代にお会いになったことがある中室社長を訪ねる。ちょうどよいタイミングで戻って来られたので、はなぬりでお話をうかがう。次に、予定より1時間以上遅れて門前に向う。12時ごろに手仕事屋についたが、お客様が多かった。星野さんにお話しいただき、そばと豆富をご馳走になり、総持寺を見学。最後は空港で、志賀さんの大学のゼミの後輩にあたる穴水町の岡崎さんと一緒に3階の食堂でコーヒーを飲みながら話す。参加された皆さんにとって充実した研修になったようで何よりでした。次は下北半島でお会いしたいものです。


輪風庵で中浦さんを囲み話しを聞く

中室さんを囲んで

星野さんと手仕事屋の前で

さらに前の金沢便りはこちらをご覧ください。

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