[ 金沢便り2008.7月 ]
最初のページの金沢便りのバックナンバーコーナーです。
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7月31日(木) 鉢伏山のブナ林
朝、一番に鉢伏山に行き、ブナ林の中に入ってみる。中は涼しげで気持ちよい。何となく、人が歩く道が出来てきているようだ。絶対数は多くないが、歩いている人もいらっしゃるようだ。ブナは枝が広くはり、 多くの葉が着くので、その根元は太陽光はあまり届かないし、雨が降っても少しぐらいなら気にならない。いろいろな形の幹があり、それらに名前をつけて楽しむこともできそうだ。


手のひらブナ

表情のあるブナ

キリンのようなブナ

寄り添う夫婦ブナ

7月30日(水) 高尾山かんのん道
門前の星野さんにご案内いただき「高尾山かんのん道」を歩く。前回は途中までしか拝見していなかったので、今回は一番から三十三番まで拝見できました。やはり、星野さんのお話をうかがいながら回ると全然違います。価値は高いです。本当に昔からの暮らしの中で培ってきた智恵の蓄積が素晴らしい。植物についての知の蓄積も豊富だ。途中に案内いただいた鬼屋神明神社の社叢林も歴史を感じる空間でした。小高い迫り出しの先端にお宮が作られており、そこまでの参道は細い稜線であるが、人が通れるような道を残し両側にスギやケヤキが植えられています。お宮の回りもクスノキやコナラ、ケヤキ、ツバキなどの大木でおおわれています。かんのん道とともに落ち着く場所です。それと森の中は暑くなく、涼しく感じるほどでした。真夏に歩いても大丈夫です。昼は手仕事屋でそばをいただいたが、森の中でおにぎりなどをいただくことにしてもよいですね。


神明神社の社叢林

一番の観音様

途中の集落で見かけた梅干

7月29日(火) ページの更新
ホームページの更新を時々して下さいというリクエストをいただくことがあるが、これがなかなか大変な作業だ。ページ数が多くなっていると尚更です。順番にチェックしてリンク切れを調べ、新しいURLに変えたり、追加すべきところがあれば、それも検索して加えるなど、一つのページだけでもかなりの時間がかかります。それでも、より正確な情報を提供するという社会的な使命があるのでしょうから、こまめに行いたいところです。週末にはそのような作業を行うというように習慣化することが一番かもしれませんね。


7月28日(月) 浅野川
浅野川が55年ぶりに氾濫した。昔はよくあふれたとうかがっていたが、現代に起こるとは。一日、自治研修センターで「政策形成研修」を行っていたが、昼休み中にニュースを見た参加者が話していたことが気になった。研修終了後、浅野川沿いの橋場町にある親戚に電話してみたが、出ないので、様子を見に行った。途中からどろどろになった人と出会う。通い馴れた橋場の裏通りは泥があふれ、家々からは水浸しになったものが家の前に出されたり、堆積した泥を洗い流す作業が行われている最中であった。泥が堆積したところでは重機を使って作業が行われていた。通りを行くことが出来なかったので、川沿いの並木町通りに回ったが、こちらも軒並み浸水した後がうかがわれ、店の中はひどい状態になっているところも見られた。魚常の横の小路から橋場の通りにいけたので、速やかにたどりつけました。親戚の家は床下浸水で、最初は駐車場も通路も、庭も玄関にも泥が堆積していたようだ。午前中から叔父が作業を続けたので、夕方にはきれいに片付いていました。その後、梅の橋から東山に向かうが、川の近くの一帯も浸水したようで、いずこも後片付けに追われていました。東山の観光客が訪ねるメインストリートまでは水は到達していなくて、普段通りの様子でした。主計町なども大きく浸水したので、数日は営業できないでしょうが、そんなに時間はかからないと思われます。早く復旧させ、営業再開していただきたいところですね。


橋場町での後片付けの様子

流木のかかった浅野川大橋

何ともなかった東山のメインストリートの店

7月27日(日) 激しい雨と風
午後からにわかに曇ってきて激しい雨と風が吹き荒れました。金沢だけでなく広い範囲で起こったようで、敦賀では亡くなられた方も出てしまいました。昼前に買物に出かけていたが、空模様が怪しくなり、風が出てきたので、急いで家に戻り、洗濯物を取り入れ、戸締まりをして正解でした。昼食を食べるタイミングをのがしましたが、家でじっとしていて助かりましたね。気象の状態をすみやかに判断して、早め早めに行動することが大事だと実感。そのためには普段から風を読む、空を見る習慣が大切ですね。


7月26日(土) 能登めぐり
週末の能登めぐりです。最初にお邪魔したのは竹森正伸ぶどう園。大きな粒のぶどうが出始めているとのことでしたので再訪し、発送を依頼、裏の畑でぶどうの写真を撮らさせていただく。次に金曽農園に行き、美味しそうな桃を撮影。収穫の最盛期を迎えている感じで、朝5時から収穫し、9〜10時ぐらいからは選果と箱詰めの作業が続くとのことでした。その後、中能登町のいまい農場さんにお願いしている「グルーヴィの米づくり」の畑を見学。稲は丈夫に育っています。昼は門前の手仕事屋で10割そばをいただく。午後は柳田に行き、岩井戸公民館で講演をさせていただく。坂下政行さんや室谷さんご家族にもご参加いただきました。


竹森さんのぶどう

色づいた桃

丈夫そうな稲

7月25日(金) 麦屋弥生さんとのお別れ会
夜、松魚亭で「麦屋弥生さんとのお別れ会」があった。出席者リストには67名のお名前が並んでいた。それぞれ、麦屋弥生さんと接点があった方であろう。前半はお別れ会であったが、後半は出島二郎を励ます会という趣向でした。そうは言っても、挨拶に立たれた方々のお話の内容は、麦屋さんについてのことが圧倒的に多く、結局、麦屋弥生さんとの想い出を語る会でした。麦屋弥生さんのことが多く語られた分、出島さんが新たな活動をしやすくする契機となるようにも感じたが。新しい出会いもあって、面白い会でした。人は死して、出会いを作る、関係を作るということを何度か語ってきたが、今回もそのようなことを感じた次第です。


7月24日(木) 再度の地震
大きな地震があっても、再び地震があるかもしれないということは、新潟県中越沖地震の際にも言われたことです。今回も岩手県を震源に大きな地震があった。震度6強を観測した洋野町は数年前に視察研修でお邪魔したことがあり、当時の大野村役場(朝一番のテレビで中継していた)でお話をうかがい、木工工房を見学したり、灯りを活かした街づくりも見学させていただきました。のどかな田舎町でしたが、幸い亡くなる方もなく良かったです。これからは、いつどこで、このような自然災害がおこるか知れないという前提で生きていくしかないですね。備えを可能な限りするということと、いざという時は助け合う精神が大切です。震災があっても遠慮せず、旅行や視察の出かけることも一つの助け合いだと思う。明日25日は、岩手・宮城内陸地震で亡くなられた麦屋弥生さんとのお別れ会が金沢で行われます。


7月23日(水) 蟹淵
今日も午後から能美の里山地区に出かける。最初にお邪魔したのは「蟹淵」。がんぶちと読みますが、ルリイトトンボなど貴重な昆虫が生息し、今の時期はモリアオガエルの卵も見られます。歩いて行かないとたどり着かないが故に、貴重な生物たちが生息し続けているのではないかと思う。今日のねらいはルリイトトンボを撮影することであったが、なかなか難しい。相当ねばって丁度良いポイントにとまってくれるのを待っていたが、カメラの腕が悪いのかピントがあわない。もっとピンポイントでピントがあわせられるカメラと望遠レンズ、そしてスムーズに動く三脚が必要なのだと感じた。その後は各集落を見て回るが、昨日に続けて行ったので、ようやく位置関係はわかりました。このエリアの中でも集落によって条件は相当異なるように思うので、集落ごとに活性化の方策を考える必要もありそうだ。


ルリイトトンボ

7月22日(火) 二兎
午後から能美の里山地区を見て回ったので、昼を辰口の二兎(能美市湯屋町3 TEL 0761-51-2061、営業時間/11:30〜14:00、17:30〜22:00、月曜定休)でいただく。創業50年以上という割烹『乃ぼる』が、現在地に移転開店。地元辰口の農業法人・サンゴウ会の米を使用し、空間デザインは辰口出身の由田徹さんによるとのこと。昼はお手頃なランチ(880円)、ご膳(1480円)などもあり、『乃ぼる』で好評だったとんかつ(1280円)、とんてき(豚のステーキ1480円)もメニューにあります。とんてきを一度試してみなくては・・・。空間もきれいに維持され、大きな花があちこちに生けられています。趣味の良さとメンテナンスがしっかりしていることが伺われます。心地よく安心して居られる店でした。


二兎のランチ

7月21日(月) 復興応援ツアー
岩手・宮城内陸地震で被災した栗原市で復興応援ツアーが行われました。詳しくは佐々木豊志さんのブログをご覧下さい。13名の方が参加、被災地を見学して回り、被災者との意見交換会等も行われています。能登半島地震の際も、4月21日に東京からITOKO会のメンバーがお越しになられていますが、今後も被災地を応援するためにも、ツアーを行うことが定着してほしいものですね。こんな時こそ被災地に行くことが大事であるという発想に立つべきではないでしょうか。


7月20日(日) 飯田灯籠山祭り
いこいの村から能登事務所に行き、夕方までいたが雨が降ったり止んだりで不順な天気であった。雨が降っていたが仕方がないので、飯田灯籠山祭を見物に行く。まだ早いのか役場は車が少なかった。そこから歩いて中心商店街に行く。ちょうど、橋の上に山が揃い始めている時で、休憩に入っている山車もいるくらいでした。橋の上に全て揃うと、水面に映えて魅力的でした。川岸にはキャンドルが立てられ、雰囲気を盛り上げていました。すべて休憩に入ったようだったので、飲食街の一角にある「やぶ椿」(珠洲市飯田町14-27 TEL 0768-82-6281、営業は19:30から)に行き、手打ちそばと餃子をいただく。手打ちそば処ですが、夜の営業だけなので、餃子も人気のメニューになっています。8時過ぎには花火が始まったので再度様子を観に行く。花火は雨が降っているためか、もやっていてよく見えませんでした。山車は花火に関係なく動き始め、川沿いを海側に曲がり、賑やかに歌い踊りながら進みます。てこを車輪の下に入れて、わざと山を上下動させていました。神様を喜ばせるためですね。役場の方にもどってきたら、屋台街は人であふれていました。まだまだ人はいます。祭は21日も行われます。


山車と灯籠山

山が橋の上に揃う

山車が動く

道路際の造りもの

やぶ椿の手打ちそば

やぶ椿の餃子

7月19日(土) 能登めぐり
朝早くに金沢を出て、能登に向う。一旦能登事務所に寄り、その後内浦の室谷文音さんのアトリエ「桃花林」に行く。途中の秋吉地区の田園風景はいい雰囲気です。桃花林では室谷一柊さん御家族に迎えていただく。アトリエ内に展示してある作品を順番に拝見し、海の見える部屋で、海からの心地よい風を浴びながらお茶をいただく。よい空間を見つけておられます。午後は、能登ふるさと博のオープニングイベントが行われている能登空港の横の航空学園の様子を見学に。ちょうど水森かおりさんのステージが行われており、会場内は多くのお客様でした。一旦金沢に戻り、高校の同期の連中と志賀町のいこいの村能登半島に行く。同期の署長就任祝いのためのささやかな集まりであるが、先生にもお越しいただき、遅くまで盛り上がりました。


秋吉地区の田園風景

桃花林

いこいの村の料理

7月18日(金) 地域の活性化
活性化という概念を繰り返し使ってきていますが、その意味することはどのようなことであろうか。「活き活きと活動している状態」を意味していると説明してきたことも多いが、その内容は相変わらず曖昧だ。地域の活性化をテーマに事業を行う場合、その基本概念を明確にし、共有した上で議論を行いたい。少なくとも、いくつかの指標を設定して発想することも大切ではないか。人々が活き活きと活動できるためには、人、モノ、カネ、情報の動きが継続的にあること、その場での関係の展開(深まる、広がる)があること、創造的継承が行われていること、多様性とバランスが図られていることも大切なように思う。人口流失が進んでいる地域の課題も念頭におきつつ、概念設定をしたいものです。人口集積が進む大都会が活性化している地域と言いうるかも考えてみる必要がありますが。


7月17日(木) 生活サポート
夜は井波で生活サポートについてのミーティングに参加。地域の高齢者の暮らしを支える事業を収支をとりながら行うことを提案してきたが、ようやく動き始めようということ。地域の商業者が作られているショッピングセンター・アスモでは住宅相談会を毎月行っていただいているようだが、地域のお年寄りの皆さんが抱えている生活上の課題は多様にあるはず。一人ひとりのニーズにどれだけ応えられるか、それがお客様との関係を強くしていくための重要な活動になるはずです。地域の商業者に共通する課題ではないか。


7月16日(水) 半島の先端を回る
柳田で涼しい夜を過ごし、朝は鳥のさえずりで目が覚める。そう言えば、寝る前に裏の田んぼを見たら、蛍が飛んでいました。高く舞い上がり事務所の屋根の上を越してどこかへ行ってしまいました。本日も朝から能登半島の先端をぐるりと回る。まずは丸和工業で脇田社長と「能登人と過ごす能登時間」について確認。その後、大野さんの炭焼き工場、珠洲製塩、奥能登塩田村、体験実習館と回り、輪島市内へ。今回のパンフレットで紹介させていただいている塩安漆器工房藹庵、中浦屋、海士屋文四郎、高名光夫さんの工房、中島酒造とパンフレットをお届けする。昼は門前・手仕事屋でそばをいただき、星野さんのお話をうかがう。その後は、志賀町の西海水産、てらおか風舎、熊野工芸工房に行く。西海水産では沖崎社長にお話をうかがう。その後、加賀屋で今回の事業について説明をさせていただく。最後に七尾から南下し、待寺さんのとんぼ玉彩、山崎麻織物工房、金曽農園と回る。帰る途中に竹森正伸ぶどう園に寄り、ぶどうを購入。来週になれば、大粒のぶどうも出始めるとのこと。楽しみにしていよう。今日の行程で一番のおすすめは、木の浦海岸から曽々木に向かう海岸線の風景です。小さな集落と港が点在し、そして蛇行する道路に棚田が続きます。面白い形をした岩場もあちこちにあります。時間をかけて順番に歩いてみたい空間が多いですね。


能登折戸海岸

高屋漁港

岩場の海岸

海辺の田んぼの土手に咲く花

各地で見られるネムノキ

色づき始めた金曽農園の桃

7月15日(火) とんと昔の会
夜はセミナーハウス山びこで「とんと昔の会」の総会にお邪魔した。かなりの回数、口演(語り、お話)に呼ばれて行かれています。金沢まで出向くことも。メンバーのお一人、谷坊さんは筑波まで勉強のために何年も通われています。おかげで全国に語り部活動をされているお仲間ができたとのことです。常に学ぶ姿勢と新たなことをしようという意欲のある方々の集まりですね。とりあえず、メンバーの語りを録画、録音していただき、順番にCDやDVDにしていただきたいものです。能登空港や道の駅でも販売できるとよいですね。遠野では何枚もCDが売られていました。中瀬さんの民話の本とセットで売れます。総会の後は、山びこの能登丼として売り出し中の「猿鬼丼」を御馳走になりました。猿鬼は海にも山にもいたということから、山の幸と海の幸が盛り込まれています。


山びこの猿鬼丼

7月14日(月) 岩手・宮城内陸地震から1ケ月
1ケ月が経過しました。石川にいる人間にとって切実感は少ないのかもしれませんが、地震で亡くなったのが仕事でご一緒したことのある麦屋さんであったり、被災した栗駒耕英地区にくりこま高原自然学校の佐々木さんがいるということから特別な想いがあります。そこで、情報を集めての発信や佐々木さんのブログに書き込みを続けることで少しでもお役に立てればと考えてきました。能登半島地震以降、地震災害には特別な感じを持つようにもなっています。能登に事務所を設けたのも震災があったからです。もっと強く関わらないといけないのではないかという漠然とした発想です。仕事をするだけなら、金沢から通ったり泊まったりすれば可能なことです。それでは足りないのではないか。麦屋さんが活動されていた栗原市、佐々木さんがいる栗駒耕英地区の皆さんのために何ができるか。現状では現場に行くことは難しいですが、いずれ何らかの形で現地を訪れ、可能なことを考えてみたいものです。


7月13日(日) 能登人と過ごす能登時間
7月19日(土)〜10月26日(日)の100日間開催される「能登ふるさと博」にあわせて行う「能登人と過ごす能登時間」のサイトを作り始めています。印刷物の入稿が終わり、14日には印刷が上がる予定です。その内容をとりあえずWeb化しますが、徐々に情報内容を充実させていきます。新たなプログラムについてもサイトで紹介する予定です。NPO法人能登ネットワークが昨年とりまとめた『能登人』がベースにありますが、ご参加いただく人はもっと広範囲になっています。11月以降も継続的に行えるプログラムも多くあり、その内容についても随時公開していく計画です。能登での新しい過ごし方の提案として、一人ひとりのお客様との出会いと交流、そして継続する関係づくりを意識していきたいものです。


7月12日(土) 「くりはら田園観光都市」創造事業調査研究報告書
宮城県栗原市から、「くりはら田園観光都市」創造事業調査研究報告書が届きました。この度の岩手・宮城内陸地震で亡くなられた麦屋弥生さんがとりまとめをされていたものです。記事を拝見したので、くりはら研究所にお願いしてお送りいただきました。25日に金沢で予定されている「麦屋弥生さんとのお別れの会」で皆さんに回覧できればと考えています。彼女の栗原での活動が一冊にまとめられているようです。それを受け継ぎ、地域の皆様が展開していただけることを期待しています。


7月11日(金) ポーレポーレ
奥能登をめぐる。珠洲市役所で打ち合わせの後、末政さんのところにお邪魔し、時期は遅かったが珠洲産の梅をいただく。その後、内浦に移動。まず、恋路海岸にある「なかの洋菓子店」でケーキを購入。その後、漁港を見て回り、昼は真脇のポーレポーレで船凍イカ定食をご馳走になりました。遠洋で釣り上げられたイカは水揚げ後すぐに船の上で凍結されて運ばれてきます。そのようなイカは鮮度もよく美味しいのです。その凍結したイカを薄くスライスしたものを、専用のダシにつけて食べるというもの。ポーレポーレの朝食にも着いてくるのですが、昼のメニューとして用意されたようだ。1050円ですからお試しあれ。午後は小木のカネイシさんでお話をうかがい、柳田の事務所に寄り、梅を漬け込み、メールをチェック。帰り道、能登有料を途中でおりて、高松の「竹森正伸ぶどう園」でぶどうを買い求める。週末の夕方はお客様が多く混んでいましたね。夜は、プールに行き、1時間歩く。充実した一日でした。


ポーレポーレの船凍イカ定食

7月10日(木) 百楽荘
午前中は九十九湾に面した百楽荘にお邪魔し女将さんにお話しをうかがう。昭和9年から小木で浅井旅館を経営されていたが、おじいさまが観光のお客様を呼ぼうと九十九湾一帯を見て回り、昭和36年、別館として現在地に一からお宿を作られたそうです。徐々に増改築を重ね現在の姿になってきています。当初はお客様も少なく、資金繰りも苦しかったとのこと。洞窟風呂を作り、海洋深層水でのお風呂にしてから評価も高まっているようです。海のそばに設けた乙姫荘もよい雰囲気です。釣桟橋を贅沢に設けてありますので、釣りが目的で毎月のようにお越しになるお客様もいらっしゃるとか。連泊され、毎日釣りをされている御夫婦が釣り桟橋にいらっしゃいました。素晴らしい能登の楽しみ方ですね。ハードの改良と同時に腐心されているのは、食事の内容や接客のレベルアップです。両面が相まってはじめて評価が高まるものですからね。奥能登を代表するお宿になっておられます。女将さんの姿勢が素晴らしく、今後がますます楽しみです。


百楽荘からの眺め

7月9日(水) 志庵
今日の昼は久しぶりに「志庵」(金沢市西泉6-211-5 TEL 076-247-2790 11:00〜17:00 夜は予約のみ 定休日:火曜、第3月曜日)に行く。場所は西泉で、ラパークから西金沢駅に向かい、伏見川の手前の信号を右手に入って行き、踏切を越え、川の手前を左に入ったところです。電柱看板をたよりに見つけた記憶があります。民家を改装したのではないかというイメージであるが、厨房とカウンターはそれなりに作られているから、当初より営業用の建物なのだと思う。今日は田舎風の太いそばをいただく。住宅街にあり、落ち着く空間です。平日の昼間ですが、お客さんは来ていますね。お店の名前は「しおり」と読みます。夜は久しぶりにいたるに行く。


志庵のそば

7月8日(火) 天下一品
昼は天下一品でこってりラーメンを食べた。随分久しぶりのことです。金沢工大の近くに店があった時はよく出かけたものであったが、一旦撤退。その後、現在地に再度出店し、それも一旦店が変わったが、また元に戻ってと、変化の激しいところがあるチェーン店です。経営者は違うのでしょうが、味はこってりとしたスープで濃いめです。昔は水を入れて薄めていたが、最近はマイルドなスープもメニュー化されています。但し、基本のこってりスープが良いように思う。朝は激しく雨が降ったが、昼には晴れて暑い一日になりました。朝の短時間に集中した大雨で浸水したところもあった。極端な空模様になってきていますね。


天下一品のラーメン

7月7日(月) 荒木さんご夫妻展覧会
昼を門前の手仕事屋でいただいた。壁には、星野さんの同級生の荒木三十六さん、輝子さんご夫妻の作品がかけられていました。5日から21日まで、展示されるとのこと。ご主人の描かれた能登の風景や奥さんの静物の作品など、じっくり拝見すると、心象風景が見えてくるようです。手仕事屋に行かれた際は、是非ご覧下さい。同時期に、もんぜん文化村(門前町腰細)では森下春一さん(門前町道下)と寺谷亜沙未さん(門前町道下出身)の作品展が行われ、総持寺祖院内のギャラリー「我逢人」では、中西真三さん(穴水町)の作品展も行われています。


荒木さんの作品

荒木さんの作品2

荒木輝子さんの作品

7月6日(日) 栗駒山観光
先の岩手・宮城内陸地震で栗駒山にいくルートのうち、宮城県、岩手県側のルートは道路が寸断されてダメになっていますが、秋田県側の道は大丈夫です。共同通信のニュースに、その3県の県境に位置する「栗駒山荘」が露天風呂の営業を再開された記事がありました。道路は日中は通行可能になっています。ちなみに、栗駒山荘は10日から宿泊も再開されるそうです。復興のためには、道路を復旧し、人が行き来出来るようにすることが基本です。もちろん、上下水道、電気、ガスなどの基礎的な設備や建物の修復や再建が必要な場合も多いでしょうが。当事者以外の人ができることの柱は、人、モノ、金、情報を回すことではないでしょうか。メディアや地域の方々にはこのような情報を積極的に発信して欲しいものです。


7月5日(土) 生活習慣
悪しき生活習慣が生活習慣病を引き起こすならば、良き生活習慣を実践することが、その予防になるはず。そのような観点で、水中運動(水中歩行)を続けています。週2回ペースで続けてきたが、その成果は目に見えるようになっているようで、久しぶりに会う方からやせたのではないですかと言われるようになっています。ウエストは細くなり、体重も落ちていますから、そのように見えるのもたしかかもしれません。それでも、まだまだ気になる脂肪が着いているところがあるので、継続して運動を続けたいものです。このような運動を習慣化することで、食習慣なども変わることが、より効果を高めることになります。自らの健康は、良き生活習慣で維持するようにしたいものです。


7月4日(金) 健康診断
年に一度の健康診断を受ける。昨日の夜9時以降は食べず、飲まずで、朝一番に会場に出向く。受付を行い、最初にレントゲンを撮る。胸部を先に撮り、次にバリュームを飲んで胃を撮影。ぐるぐる回って、まんべんなく胃壁にバリュームが行き渡るようにしているのか、その動きの説明があると分りやすいと感じた。言われるままに向きを変え続け、何枚も撮影し、ようやく終了。この負担感を軽減するような努力をしていただくと、もっと受診者が増えるのではないか。それが、国全体の医療費の圧縮につながるはず。検査費用は増えても、病気の早期発見でトータルに見ると医療費の軽減になるのではないか。下剤を飲んで何度もトイレに通っているが、なかなか胃の違和感は消えないものですね。


7月3日(木) 暮らしを支える
高齢者の暮らしを支える仕組みは公として基礎的な面を作るべきです。それだけではまかないきれない面については民間が行うべきことも多い。公的機関のメニューとなりにくい隙間のことについては、きめ細かく対応できるような仕組みが必要ではなかろうか。普段の顧客関係があるお客様からの要望に応える姿勢を商工業者が持つことで、お客様との関係も深化していくはず。普段の付き合いとは、商売を越えたところにも接点を設けることです。井波のショッピングセンター・アスモでの生活サポート事業の取り組みに期待したい。2年ぶりに議論に参加したが、地域の商工業者をネットワークすることで可能なメニューをお示しし、地域の生活者からのニーズの発掘も進め、一人ひとりの要望に応えていくことではないか。


7月2日(水) 朝露
柳田の能登事務所に泊まっていたが、朝は寒くて目が覚めた。昨夜はあんなに暑かったのに驚きです。裏の水田を見たら朝露で白っぽくなっていました。道理で寒い訳です。水田や森が天然のエアコンの役割を果たしてくれているようです。寒暖の差が激しいのでお米も果物も美味しくなるという話もうなずけます。柳田産の米をもっとしっかり売りたいという「むらのもちや」の福池さんの希望ももっともだと感じた。「むらのもちや」は柳田産の米の販売から、餅の加工、赤飯、おはぎなどの製造も行っています。


朝露が降りた水田

7月1日(火) 海ノ空
今年初めて、竹森正伸ぶどう園にお邪魔し、デラウエアをいただく。立ち話の中で、近所に陶工房・ギャラリーがオープンしたことを教えていただいたので、早速訪ねてみた。グランドゴルフ場の前にきれいな建物が立っており、「海ノ空」という小さな看板が出ています。喫茶店に見えるような感じですが、中はギャラリーと工房がコンパクトに組み込まれています。富山の大島町(射水市)出身のご主人と北海道は小樽出身の奥様と、二人で創作活動をされています。あちこち見て回って、海が見えるこの場所が気に入って工房を作ることにされたそうです。プレーンでさっぱりとした作品を作られています。一日体験教室や陶芸教室も開かれています。作品同様、爽やかな御夫妻ですね。今後の活躍が楽しみです。


海ノ空のギャラリー

さらに前の金沢便りはこちらをご覧ください。

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