[ 金沢便り2016.7月 ]
最初のページの金沢便りのバックナンバーコーナーです。
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2016年7月31日(日) 能登
のと里山空港午前便に間に合うように能登へ向かう。空港で東洋大の高橋教授を出迎え、先生の借りたレンタカーで一緒に門前へ。手仕事屋で星野さん、森さんと打ち合わせ。昼をいただいた後、山菜を栽培している畑を見学に。徐々に畑が広がり、きれいになっています。その後は、鵜野屋ときりしまの宿を訪ね、ごあいさつ。のと里山空港まで戻り、3階のレストランで打ち合わせ。当方は金沢に戻り、先生は珠洲に行かれる。


山菜畑からのながめ

2016年7月30日(土) 東京
朝7時台の新幹線で東京へ。久しぶりの東京です。10時半前に着き、まずは有楽町のふるさと回帰支援センターへ。事務局の嵩さん、石川担当の田村さんと1時間ほど最近の活動の話をさせていただく。有楽町から東京駅まで歩いて移動するが、沖縄の物産館で沖縄そばをいただき昼食とする。その後、福井館、マルシェ茨城、福島館、八重洲ブックセンターとのぞいて回る。1時前にはパソナ本部ビルの地下に到着。石川県の移住セミナーに加賀市のサポートで参加。何人かの方とは話をすることができましたので、有意義でした。その後、移住希望の方と東京駅で待ち合わせ。地下の飲食店で食事をしながら相談。明るいうちからスタートしたので、19時24分発にかがやきで金沢に戻る。金沢駅前はバス乗り場もタクシー乗り場も行列ができていました。花火大会のためですね。


移住セミナー

2016年7月29日(金) 民宿 北前船
朝一で金曽農園に行き、今年度最後と思われる桃を購入。宝達志水町役場を訪ね情報交換。金沢事務所に寄った後、加賀へ行く。午後、橋立の民宿北前船に行き、女将さんからお話をうかがう。網元として70年漁業をされてきた家の方は違いますね。地域事情もいろいろ聞かせていただき、勉強になりました。暮らし体験希望の方を受け入れていただくこと、飲食店開業希望の方に、実験的に商売をしていただくことも可能そうです。お母様の介護もあり、姉妹二人で切り盛りするのは限界があるとのことで、食事を作って下さる方と役割分担できると良いとのことです。天井の高い大きな家は魅力的ですね。今後もいろいろ相談させていただきながら、話を進めたいと思う。次に小塩辻梨生産組合に村井組合長を訪ね、仕事体験の受入を相談。後継者の確保は優先課題のとのことで、快諾いただく。長期的に取り組んでいきたいとの有りがたいお言葉も頂戴しましたが、今年から何らかの体験者を受け入れていただけるように努力したい。神明町の家で打ち合わせの後、金沢事務所に寄り、明日東京へ持参する資料を出力。


小塩辻の梨

2016年7月28日(木) ジャパンドームハウス
朝は加賀市内(小松空港に近いですが)にあるジャパンドームハウスを訪ね北川社長にお話をうかがう。19歳で創業、観光土産菓子を製造することで、地歩を固め、その後、根っこが見える、健康によいお菓子を作りたいと「お菓子城加賀藩」を設立。熊本県からの誘致で開発した阿蘇ファームランドでの宿泊施設を設けるために開発したのがドームハウス。発泡スチロールで家を作るということについて、最初は国も自治体も認めなかったものを、大学の先生方にも協力いただき、新たなジャンルの基準を設定し、遂には国土交通省に認められるようになる。製造方法から施工にいたるまで、独自に開発し、事業化を図ってこられました。今では海外から多くの引き合いがあるようですが、その多くが合弁の話とのこと。海外でも活躍してくれるスタッフを求めておられます。ドームハウスの中は断熱性にすぐれ、小さなエアコンで十分涼しく、温かい。安く簡単に作れ、200年はもつとのこと。地震や台風にも強いので、熊本では被災者の避難所として機能されています。素晴らしい企業ですが、地元の多くの人が知らないのではないでしょうか。4人で参りましたが、北川社長のお話をうかがったことで、理解が一気に深まったはずです。


ジャパンドームハウスの家

2016年7月27日(水) 月星製作所
午前は月星製作所にお邪魔して、お話をうかがう。自転車用のスポークからスタートし、オートバイ部品、そして自動車用部品と事業を発展してきておられます。300名弱のスタッフとのことですが、地域の企業として毎年地元の実業高校と大学生を採用されています。欠員が出た場合は中途での採用もあるようですが、定着率がよいので、中途採用は多くないとのこと。地域の中堅企業として、魅力的な存在です。帰りに近くの月うさぎの里に寄り、うさぎと戯れてもらう。昼は、行ったことがなかったカレー屋・ノマドでいただく。シンプルなカレーで食べやすい。最初の印象は辛くない感じですが、徐々に身体があたたかくなっていく。午後は、移住希望者であり、移住の活動をしたいという方にお越しいただきお話をさせていただく。その後、奥谷の梨生産組合を訪ね、少しだけ話をうかがう。梨の出荷が始まっており忙しそうでした。梨を一袋買わせていただく。そこから東谷口のシモアラに行き、取材のお願い。さらに片山津に行って、不動産会社で話をうかがう。いろいろお話がうかがえて、今後に役立てたい。


ノマドのカレー

2016年7月26日(火) 同級生
午前は加賀市定住促進協議会の活動として、加賀市医療センターと加賀のぞみ園でお話をうかがう。加賀市医療センターは今年春にオープンした新設の病院。救急車を断らない、病室はすべて個室、産婦人科、小児科に医師複数、病児保育など、独自の取り組みをされており、地域内の病院・医院と連携しています。その後にお邪魔した加賀のぞみ園の事務長は同級生でした。具体的な仕事を通じて蓄積した知は豊富です。医療福祉の世界で着実に実績を積み上げてきている印象で、うれしいですね。昼は、話に出てきた大聖寺上福田町の食堂・あら川にお邪魔して、肉うどんをいただく。店内はきれいで、小上がりも多くて過ごしやすそうです。メニューも豊富でした。午後は市役所で打ち合わせの後、不動産屋をめぐる。地域の現状を知る上で有意義な話をうかがうことができました。夕方からは、副市長に神明町の家にお越しいただき、意見交換。夜は本町にあるうどん居酒屋「きんちゃん」に初めて行く。きれいな店内で小上がりもあり、メニューも豊富です。おすすめですね。 


あら川の肉うどん

2016年7月25日(月) 中谷家のそば
午前は能登町定住促進協議会が能登町役場である。朝6時前に家を出て7時半には能登事務所に着く。一仕事した後、役場へ。初めて興能信用金庫の數馬理事長も出席でした。その後、黒川の中谷家でそばをいただく。地元の皆さんがローテーションを組んで土間市を行っておられます。午後2時からは穴水町役場で打ち合わせ。新人を紹介し、来週のミーティングを設定。その後、金沢に戻る途中に金曽農園に寄り、1件発送をお願いし、追加で桃を購入。買い求めた桃を持って、かほく市の竹森賢司ぶどう園に行く。ここでも発送いただくぶどうの代金を支払う。家具屋で買い物をして早めに家に戻る。 


中谷家でいただいた鴨汁そば

2016年7月24日(日) 金曽農園
午前は金曽農園を訪ね、桃を買い求める。電話したところ、最盛期とのことでしたが、たしかに桃の木にはあまり残っておりませんでした。ご主人は、作業場の裏で大きなすもも「貴陽」の収穫をされていたので、試食させていただく。すごく大きなすももで、当方の好みです。帰りには今浜インター近くの蕎麦処上杉でそばをいただく。随分久しぶりです。相変わらず人気のお店で満席状態でした。夕食後、プールで1時間歩きに行く。これも久しぶりでした。 


金曽農園の桃

2016年7月23日(土) カーロカーラ
午後はカーロカーラで小谷由美子さんにお話をうかがう。自ら創業されていますが、女性起業家を増やすために、いろいろ指導されています。地域にあっても東京にひけをとらない店をつくろうと仲間と励ましあって店づくりをされてきたとのこと。空間やグラフィックデザインや商品づくりも主導されてきています。それを支えているのは勉強を続けていること。文化について常に学び続けているところがバックボーンを強化している感じです。加賀市定住促進協議会の活動に関わる女性3名と一緒に参りましたが、よい刺激になったはず。その後、加佐ノ岬倶楽部で加賀パフェに挑戦。加佐ノ岬も歩いてきました。最近放映された「ドクターX」というテレビドラマのロケに使われたせいか、お客様が多かった。 


加賀パフェ

2016年7月22日(金) 大同工業
午前は大同工業の新家康三(あらやこうぞう)社長にインタビュー。漆器業をされていた創業者が轆轤の技術を応用して自転車のリム(車輪)を木で作ったのが始まりで、それが金属に変わり、さらにタイヤを回すためのチェーンに発展。地域にあったチェーンメーカーが合併して「大同チエン」が誕生。チェーンだけでなく、機械なども製造するようになったので、大同工業に社名を変更、現在に至る。自転車からスタートし、その後バイクのリムやチェーンを作り、さらに車のエンジンに組み込まれているチェーンも開発提供しています。「伝える」「運ぶ」をテーマに事業展開しており、産業プラントや物流施設のコンベヤシステムも開発、家庭用の階段昇降機なども好評です。新たな製品開発も常に必要で、プラスチックチェーンの開発や搬送システムの開発などでは多様な専門知と経験を有する人材が必要です。午後は山本長左さんの陶房で取材。石川テレビも同行取材。市役所で打ち合わせの後、神明町の家でもテレビの取材が続く。 


大同工業の「致遠館」

2016年7月21日(木) 新人
朝一の新幹線で軽井沢から金沢に戻る。6時にはコテージを出て、歩いて軽井沢駅へ。森の中のコテージ群はよい雰囲気でした。駅の中でメールチェックとWeb発信作業を行う。コテージはネットにつながりませんでしたが、駅は無料の環境があります。軽井沢から2時間少々で金沢駅に着きます。能登事務所に行き、打ち合わせ。新たなスタッフが来てくれましたので、仕事について、他のスタッフも交えて打ち合わせを行う。昼はセミナーハウス山びこでいただき、中央大学の学生諸君の宿泊予約をお願いする。一旦、金沢事務所と自宅に立ち寄り、加賀へ。夜は大聖寺地区会館での議会報告会に参加。地域の事情が分かり参考になりました。夕食は南町にある居酒屋陣屋でいただく。


2016年7月20日(水) 軽井沢
新幹線で軽井沢にやってきました。岳温泉観光協会の皆さんと合流。星野リゾートが経営するお食事処で昼食をいただき、午後はピッキオのガイドツアーに参加。2時間ほど野鳥の森を歩く。赤ガエルのための池やムササビが住む巣箱などを観察させていただきました。野鳥の観察もあり楽しめたのではないでしょうか。人数が多かったので、十分に解説が伝わっていない面があったかも知れません。山岳ガイドをしているメンバ―も参加していたので、参考になったはずです。プリンスホテルのコテージに宿泊し、レストランでの夕食でした。


ガイドツアー

2016年7月19日(火) 加賀市定住促進協議会設立
午後から取材を2件。その間に加賀市定住促進協議会の設立会議に参加。加賀市、加賀商工会議所、山中商工会、加賀市観光交流機構、加賀農業協同組合、石川県漁業協同組合加賀支所、加賀まれびと交流協議会、石川県宅地建物取引業協会加賀ブロック、そして、北陸大学の地域連携センター長に会長に就任いただきました。組織が正式に立ち上がりましたので、本格的に活動を始められます。すでに取材活動は始めていますし、居住体験の家のために一軒家を借りています。会議の前後には、あらや滔々庵とたつみやの社長にインタビュー。いい話をうかがえました。夜は、東谷口地区での議会報告会に参加。地域住民の方々からの意見もうかがえて有意義でした。


加賀市定住促進協議会

2016年7月18日(月) 半島の先端をめぐる
午後から能登をめぐる。能登事務所に立ち寄った後、まずは珠洲のしいたけ小屋ひろきちさんを訪ね、相談。東洋大の能登ゼミ等についてお願いする。次に奥野さんに紹介いただいた農家民宿おおつぼさんを訪ね相談。留学生の受け入れを引き受けていただきました。そこからは海沿いを南下、門前に移動し、手仕事屋で星野さんと相談。門前はごうらい祭りが行われており、星野さんのお子様3人が揃っていました。鵜野屋に立ち寄り、区長さんのところに、東洋大の活動スケジュールを届ける。最後はきりしまの宿の西浦さんを訪ね相談。留学生のプログラムも能登ゼミも快諾いただく。


祭の習俗

2016年7月17日(日) 沢内村
岩手県と秋田県の県境の山間にあった沢内村。2005年に隣の湯田町と合併し、西和賀町になっている。沢内村の時代、深沢晟雄(まさお)村長が、保健師を育成し、保健活動を徹底、医師を確保し診療所を開設、一方で医療費をただにして、住民の命を守ることに徹底して取り組まれています。昭和37年には乳児死亡率ゼロを記録。産業振興のために、水田倍増計画も推進。辺地行政のモデルとして全国的に脚光を浴びたようです。本も何冊か出ています。今日読んだのは「自分たちで生命を守った村」(菊池武雄著 岩波新書)。その中に、深沢氏の次のような言葉あります。「生命を守ることは行政以前の問題なのだ。それさえ欠けている村で、どうして他のことができよう。まず命を守ることだ」。


2016年7月16日(土) ゆのくに天祥
午後は山代温泉のゆのくに天祥で取材。社長夫妻にお話をうかがいました。スタッフのためにいろいろ手を尽くされています。新卒でも中途でも人を採用されていますが、遠方から来られたスタッフのために従業員寮を確保し、移動手段として自転車を提供したり、寮の部屋にエアコンと、エアコンは苦手という方がいたので、全てに扇風機も入れたりとか。一般職という名の客室係といろいろな仕事をこなす総合職とで採用されています。多くの人が定年後も勤めておられます。結婚退社は結構あるようですが、復職される方もいらっしゃいます。旅館もそうですが、サービスの仕事は気がつく、気が利く人が向いていますが 、専門職として再就職しやすい仕事なのかもしれません。地域の人には旅館従業員についての偏見もあるようですが、新たな仕事のイメージ形成を促進すべきですね。少なくともおすすめできる企業の一つであることはたしかです。経営については厳しいでしょうが、スタッフにはやさしそうな経営者です。お客様も半分以上が個人客でネット経由のお客様の比率が高まっています。よいお話がいっぱいうかがえて有意義でした。ホームセンターで脚立を買い、神明町の家に戻り、庭木の剪定。懸案であった屋根から上に出ている木を切ることができました。夜には、古九谷の杜公園で灯ろう流しがありました。子どもたちのイベントですが、風情があって大人も楽しめました。


ゆのくに天祥

2016年7月15日(金) フジセイカ
午前は山代の集合住宅を拝見。居住体験の家として活用可能かもしれません。昼を黒瀬の食堂・おさむでいただくが、仕事の途中に寄ったというお客様でいっぱいでした。午後はフジセイカで社長にインタビュー。加賀商工会議所のガーデンラリーにご参加いただいた時に打ち合わせでお会いしていますが、随分久しぶりです。昔は山中温泉で土産物店をされていたが、旅館が館内で土産物を売るようになったので、お父が様土産を作ることにされたとのこと。先見の明がありました。今では、地元だけでなく全国に土産菓子を提供されています。一方で、加賀陣屋という名前で、小売りも行い、オリジナル商品を販売されています。加賀陣屋の一角はカフェになっており、お客様の期待に応えていただいています。女性スタッフが半分以上を占めていますが、ほとんどが正社員とのこと。雇用の安定ということでも、社会に貢献いただいています。夕方5時からは、大聖寺活性化サロンで定住促進セミナーでした。10分間ずつで紹介していくという、飽きさせない構成で、十分楽しめました。さすが瀬戸さんです。


加賀陣屋

2016年7月14日(木) 取材
午前は加賀の拠点で司法書士の先生と相談。同時にエアコンの工事がスタート。昼は弁当を買ってきてもらう。午後は吉田製作所小中出建設でトップインタビュー。それぞれの企業の歴史から、現在のメイン事業や今後の展望等をうかがう。人財がいれば、いずれの企業も採用したいというのが本音でしょう。そのことをいかに伝えられるか、情報発信の内容と人財採用活動の前面にトップ自らが出ることが大事です。夜は市役所前の「どんくう」という居酒屋で夕食。木曜日でしたが、賑わっていました。若者向けのメニューも豊富で、単価も安く貴重なお店ですね。


どんくうの刺身

2016年7月13日(水) 書類作成
たかが請求書の作成なのだが、面倒な内容だと思うと着手が遅くなる。本日は特別な用事が無かったので、ようやく活動内容を振り返り、確認してまとめる。懸案の能登定住・交流機構の書面理事会の同意書が届いていない方にも電話して再度お願いする。一人の方は退任したいとのことでしたので、対応を協議する必要があります。いずれにしろ、そのことが明らかになって良かった。その他、車屋さんに行き、保険の契約更新の手続き。その他は、企業のHPをチェックし、求人情報を拝見。魅力的なサイトをリンクで紹介する。午前は妻を運転免許センターまで送迎。ペーパードライバーなので、仕方がありません。免許センターでの相談ごとにもつきあう。


2016年7月12日(火) 久しぶりの人
朝から加賀の拠点に行き、アポイント設定。電話、メール、FBでのメッセージと、活用できるものを活用して、企業の取材を設定する。数社とのアポイントが決まる。すぐに会いましょうという懐かしい方とは、郊外にある紅茶専門店でお会いしました。随分久しぶりのことです。おかげで初めてお邪魔する店を知ることができました。よい雰囲気の魅力的なところです。ホットサンドもご馳走になる。その後、動橋の町の中を車で走ったら、同級生の店を発見、立ち寄ってみました。保有されていた家はすでに借りる方が現れたとのことでしたが、近所の状況がうかがえてよかったです。動橋はJRの駅もありますし、延長保育も行っている人気の保育園、小学校、中学校、高校もあり、子育てしやすいまちです。午後は加賀機電振興協会を訪ねご相談。大同工業OBが常務理事をされていて話が早かったです。市役所にもお邪魔して状況報告。


2016年7月11日(月) 幹事会
午前は能登事務所で移住希望のファミリーと話をさせていただく。いろいろ希望がありますので、どのように地域に着地するか、選択肢を自ら設定していただくことも必要かもしれません。昼は中谷家でそばをいただく。穴水に移住してこられている中川さんの奥様が手伝いに来ておられました。中谷当主にも家の中を案内いただく。小さいお子様がいると賑やかで、地元の人も喜んで下さいます。午後は能登町定住促進協議会の幹事会。暮らし体験の家の候補物件の評価でしたが、できるだけ早く、より多くの居住可能な家を設けることで、移住希望者の関心を高めるようにしてただきたいのですが、なかなかそうならないところが難しい。幹事として参加されていた多くのメンバーは、当方の意見に賛同いただけている雰囲気でしたので、助かりました。


2016年7月10日(日) 選挙とプール
午前のメインは選挙。伏見台小学校に車で行き、投票。駐車場も空いていて、スムーズでした。その後、ほがらか村に野菜を買いに出かけるが、ここは駐車場はいっぱいで、店内もレジに長い列ができていました。大乗寺霊園に墓参りに訪れるお客様も立ち寄られている印象です。その後、ふらんどーるでソフトクリームをいただくが、懐かしい人が働いていました。夕方にプールに歩きに行く。久しぶりですが、7月に入ったので、大人200円でした。プールの中は子供が多く賑やかでした。参議院議員選挙の結果は全体としては望ましいものではありませんでしたが、東北の結果は注目すべきことです。今後の政策を考える上で注視すべきです。


2016年7月9日(土) 移住体験の家整備
ホームセンタ―まで買い物に行ってきた後、大聖寺の神明町の家で洋室の床にジョイントカラ―マットを敷き詰める。端の部分が空いていたので、カットして組み合わせて敷きました。これで仕事や掃除がしやすくなりますかね。椅子、モデムやプリンター類をを置くラック、エアコンを入れることで完了かな。CDラジオや器類も購入したので、暮らしやすくなりそうです。作業のために買い求めた折り畳み式のカッティングシートは持ち運びに便利です。庭の木の剪定も行いところですが、改めて行うことにしましょう。不動産の契約書を不動産会社に届け、夕方には金沢に戻る。


2016年7月8日(金) 朝日
朝早くに金沢の家を出て能登事務所へ。能登空港午前便でお越しになった客人を出迎え、意見交換。終了後、当方は加賀に向かう。3時には神明町の家に到着。4時過ぎには大きなテーブルが到着。すぐに組み立てにかかる。工具を買いに行ってもらい、六角レンチでねじをとめ組み立てる。1時間程で終了。5時半過ぎには椅子も到着。6時過ぎからは市役所で打ち合わせ。6時半過ぎには、加賀白山に暮らそう!にいいねを下さった方から連絡があり、先にホルモン・焼肉の朝日というお店に弊社スタッフと行ってもらう。当方は打ち合わせ終了後、一旦神明町の家に戻るが、駐車場に車を入れたとたんにざーざー降りになり、しばらく待っていたら駐車場の所有者が来られ傘を貸してくださいました。荷物を入れてから、朝日に向かう。懐かしいお店です。今回で3回目。数年前に商店街の勉強会で訪問した小川呉服店のご主人夫妻に連れてきていただいた以来です。店内がすごくきれいになった印象で、楽しい懇親会になりました。


朝日でいただいたこぞくら

2016年7月7日(木) ミーティング
午後からぶなの森のミーティング。狭いミーティングルームに5人が入り、今後の活動の確認、相談を行う。優先順位を明確にすることで、仕事が進めやすくなります。資金繰りについても確認したので、大丈夫でしょうか。年度内のことが中心でしたが、5ケ年計画もまとめたい旨を伝えました。早期に事業承継を考えてもらうためには、方向性を明確にすべきです。定期的に社内ミーティングを行い、常に当面する課題を共有し、優先順位をつける習慣を組織としてつけてゆきたいものです。


2016年7月6日(水) 加賀市山中温泉
朝から加賀に向かう。途中、小松の家具屋で椅子を探すが、現品しかなかったので、断念。神明町の家に一旦行き、橋本さんと一緒に山中温泉へ。山中温泉支所の前に車を置いて、商店街を歩く。昼食は姑娘(クーニャン)でいただく。肉のいづみやでコロッケも試食。店内に休憩コーナーが設けられていました。山中塗や九谷焼が展示されているいずも堂や酒販店のくぼでを拝見、松浦酒造で酒粕ソフトをいただく。一旦、大杉茶屋に行き、辻栄子さんのお話をうかがう。午後は、山中温泉支所で地域おこし協力隊とのミーティングにおつきあい。終了後、かよう亭に顔を出すが、ご不在でしたので、名刺だけお預けする。その後、食料品店の確認に回るが、ローソンの後ろで、面白い店を発見。こだわりのセレクトショップは女性客が次々とお越しでした。大聖寺に戻り、神明町の家の後ろの草むしりと庭木の剪定を少しだけ行う。


山中温泉街で

2016年7月5日(火) 金沢
今日は金沢で過ごす。信金に行って振込手続き。支払いに使った口座にお金を移動し、仕事は完了。昼はホットハウスでカレーをいただく。暑いせいかお客様が多い。暑い時ほど、カレーが食べたくなる人が多いのではないでしょうか。夕方、能登定住・交流機構に関する書類提出について打ち合わせ。説明を受け押印し、税理士の先生に提出していただきます。終業後、叔父の家に由布院土産を届ける。


2016年7月4日(月) 由布院4日目
ホテルをチェックアウトし、荷物をバスセンターのコインロッカーに預ける。早めに湯布院庁舎に行ったら、時松さんと出会う。9時前には、由布市まちづくり観光局で提案。能登人と能登おたのしみガイドで説明させていただく。10時にはアトリエときにお邪魔し、時松さんの話をうかがう。ブナを活かした器も一つだけありましたので、きれいに仕上げて送っていただくことに。藤里町での活動にも協力いただけると良いのですが。その後、玉の湯と亀の井別荘のショップで買い物。中谷健太郎さんのご自宅にお邪魔して、精油のサンプルをお渡しする。新たなプロジェクトの打ち合わせ中でした。亀の井別荘の門の前で太郎さんとも出会い立ち話。川沿いを下り、市の坐で昼食をいただく。最後に、花の木通り商店街のR.M.S.イマヨシさんにお邪魔して買い物。きれいな店内で、レイアウトも変化しています。バスセンターに戻りましたが、少し時間があったので、由布院駅のアートホールで話をし、駅前の一休でゆふいん牛乳を見つけ、飲んでみました。震災後、初めての由布院でしたが、当初イメージしていた方々とお会いでき、直接お話をうかがえて有意義でした。宿題もいただきましたが、早めに整理して具体的な活動をご提案できればと思う。


本日の由布岳

2016年7月3日(日) 由布院3日目
9時過ぎにはホテルを出て、フローラハウスに向かう。踏切を越えて、集落の中の細い道を歩く。道路際の用水に小さな魚がいっぱい泳いでいます。途中からは舗装されていない田んぼ道を行く。フローラハウスの川側の入口から入ると、中庭が広がり、3つの建物と温室があります。宿泊棟で清水聡二さんがおられ仕事をされていました。体験ハウスのカウンターに腰掛けさせていただき、水田風景の奥に由布院のまち、その向こうに由布岳を眺める。あいにく頂上部分は雲に覆われていました。抗がん剤治療を終えて昨日退院されてきたばかりですが、普通にお話ができました。1時間ほどお話をうかがい、川沿いの道を歩いて亀の井別荘を目指す。途中では子どもたちが川で遊んでおり、すっぽんも見かけました。亀の井別荘の一角にある中谷健太郎さんのご自宅がひどく痛んでいたので、その向かいにある中谷宇吉郎(健太郎さんの叔父)ゆかりの建物で過ごされています。そちらでお話をうかがいましたが、昼食はご自宅の食堂でご馳走になりました。昼前から2時過ぎまで、お邪魔していました。一旦お暇し、アトリエときを訪ねる。時松さんは大分駅でのイベントにお出かけでしたが、スタッフの方と話ができ有意義でした。一旦ホテルに戻り休憩、温泉につかり、6時前に再度、健太郎さんを訪ねる。すでにお越しの米田誠司さんも交えて少し飲んだ後、湯の岳庵で小林さんも加わり、楽しませていただく。2次会は駅前通りから小路を入った場所のワインバーでした。


中谷健太郎さん

被災した中谷健太郎さんのご自宅

2016年7月2日(土) 由布院2日目
由布院2日目はゆっくり活動開始。まず、井尾百貨店にお邪魔し、ご主人にお話をうかがう。11時近くになってから、向かいの市ノ坐に行き、息子さんの井尾淳さんの話をうかがい、早めの昼食として、生湯葉素麺と肉麻婆をご馳走になる。食事の後、他のお客様がいなかったので、今後の活動についてゆっくりと話をすることができました。いよとみ荘に顔を出してから、川沿いを歩いて、玉の湯へ。溝口薫平さん、桑野和泉さんとお話させていただきました。一旦、お宿に戻り、3時過ぎに上浦眞理さんに迎えに来てもらい、アルテジオのカフェで話を。久しぶりです。駅前まで牛さんをイメージしたデザインの車で送ってもらい、観光協会で生野さん、小林さんと話す。6時半には山椒郎に歩いて行き、カウンターで料理を楽しませていただきました。目の前の窓からは温泉の湯気が立ち上る様や日が暮れていく様子も見えます。後半はカウンターにお座りのお客様ともお話ができて、心地良い時間を過ごさせていただきました。


市ノ坐の料理

2016年7月1日(金) 由布院
昼前の飛行機で小松から福岡へ。早めに着いたので、すぐに由布院行きの高速バスに乗れるかとおもいきや、国際線ターミナルから出るとのことで、移動しないといけなくて1時間以上待つ必要がありました。インバウンドのお客様が多くて、そこが優先のバス路線になったようです。確かにバスに乗っていたのは、韓国からのお客様が多かった。高速バスで由布院にスムーズに着きました。途中の道路もひどく痛んだところは無く、ブルーシートがかかった家も見えませんでした。ホテルにチェックインした後は、まず亀の井別荘の中谷健太郎さんのご自宅を見に行くが、息子の太郎さんに遭遇。お子様を迎えに行ってこられたところでした。しばし立ち話。早々に営業再開されたのは、大きなお宿ほど早く再開しないと、全体に影響があるとの判断からで、数日前からメンテナンス工事を行い、休業されていました。明日から営業再開とのこと。健太郎さんのご自宅は、一部が崩落し、瓦屋根や壁の一部も傷んでいます。湯の岳庵の前庭にも入りましたが、人がおらず静かで、よい雰囲気でした。山荘わらび野の高田さんに迎えに来ていただき、わらび野を拝見に。一番被災が激しいお宿ですね。建物の多くが使えなくなっています。水道も温泉も出なくなっており、建物もひどく痛んでいます。再建には2年はかかるとのこと。山椒郎まで送ってもらい、由布岳を見ながら、3人で話を。新江さんおすすめの店はいっぱいでしたので、懐かしい方の店に行く。亀の井別荘の料理長をされていた合原さんが経営するうどん屋さん「麺一」。酒の肴もあり、とり天やごぼうの唐揚げ、だし巻きたまごをご馳走になりました。食べ終わったら次を作っていただくという贅沢な出し方でした。さすがです。


由布岳

麺一のだし巻きたまご

以前の金沢便りはこちらをご覧ください。

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