[ 金沢便り2015.8月 ]
最初のページの金沢便りのバックナンバーコーナーです。
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8月31日(月) 年度末
株式会社ぶなの森の年度末でした。特段何をするという訳ではありませんが、年度末に納めるべき仕事の最終段階の作業を行う。県庁や駅に「能登お楽しみガイド」を届け、県庁の近くのカフェ・カホンでランチ。店舗改装のために1ケ月休業とのことで、よいタイミングで訪れることができました。パンフレット2本を同時に制作しており、修正のための写真を選ぶだけでかなり時間がかかりました。写真を選ぶ際に、古いファイルを開いてみたが、このコーナーの古い記事を発見。良いことを書いていますね。持続可能な社会の形成やまれびと・異人・外国人などについて繰り返し語っていますが、じっくり振り返ってみたい。午後は事務所で打ち合わせを1件。夕方は早めにしまい、家族で会食。雨天ということもあってか、空いていました。


カホンの島ランチ

8月30日(日) 地域づくり団体全国研修交流会2
第33回地域づくり団体全国研修交流会石川大会の第1分科会の2日目。まんだら村の簡易宿泊所で朝食をいただいた後、町内見学。最初に、能登半島地震の後に仮設住宅が設けられていた場所を見学。端から住宅地になっており、新たな家が建ち始めていました。若い人が住み始めているとのこと。若い人を増やすには住宅地政策も必要であることを感じる。その後、山崎石材店で雪割草の栽培を見学。多くの鉢が育成されています。これで食べていける人が増えることを期待したい。総持寺を拝観し、大橋さんの法話をうかがう。昼食は手仕事屋でそばを。午後はハイディワイナリーを見学し、阿岸本誓寺の前を通り、中島演劇堂へ移動。全大会が行われました。最後は交流会が演劇堂のホールで行われる。最初から交流をする元気は無かったので、テーブル席で懇談。懐かしい方々と話すことはできました。それでも終わり際に、新たな出会いがあったりしましたので有意義でした。終了後は、ホテル海望経由で、七尾駅近くのホテルへチェックイン。長い一日でした。


総持寺で記念撮影

8月29日(土) 地域づくり団体全国研修交流会
県内各地で行われている第33回地域づくり団体全国研修交流会石川大会の第1分科会のお手伝い。朝7時半に金沢駅近くのホテルに菊池新一さんご夫妻を迎えに行き、能登へ。まずは珠洲の角花さんの塩田に行く。朝ドラ「まれ」をご覧いただいているということで、ロケ地をご覧いただく。千枚田を経由して大沢へ。駐車場に車をとめて、民宿や役場のロケ現場を見学。役場は売店になっていたので、自然薯アイスをいただく。門前に移動し、手仕事屋でランチ。星野さんと少し話していただく。総持寺を拝観した後は、分科会会場の師岡公民館に移動。午後1時から分科会スタート。菊池さんの基調講演と星野さん、田辺区長を交えてのパネルディスカッションの2部構成でした。普段からのコミュニティ活動が最も重要であることが共通しているポイントでした。その後はまんだら村に会場を移して懇親会。


パネリスト

8月28日(金) 菊池新一さん
門前での地域づくり団体全国研修交流会分科会のゲスト、菊池新一さん(岩手県遠野市)が金沢に一泊されましたので、夕食をご一緒し意見交換。随分久しぶりですが、今回は奥様も一緒です。以前、能登で行った全国大会にも、ゲストでお越しいただいています。東北電力が行っていたネット上のワークショップ「地域デザインネット」で知り、遠野へ取材に行き、お話をうかがったのが最初でした。富山の八尾の方々と視察で遠野まで行き、お世話になったこともあります。今回は震災からの復旧、復興過程での被災地への関わりについてがテーマですが、普段からのコミュニィティ活動が大事であるとの結論です。地域内でもそうですし、地域外との関わりが日常的にあることが復興過程でも継続的に関わっていただけるようになりやすいということ。事業においては、リピーター顧客をどれだけ有しているかが問われます。有意義な議論ができました。朝から内灘、かほく、宝達志水とまわり、定住促進パンフの原稿確認。めどがたちました。


8月27日(木) シナリオ作成
土曜日に門前で行われる地域づくり団体全国研修交流会分科会のパネルディスカッションのシナリオを作成。その後、穴水町商工会で打ち合わせ。昼は門前の手仕事屋でいただき、星野さんと打ち合わせ。来週の東洋大の大学の森での保全活動についても説明。その後、鵜野屋に行き、安成寺と区長さんの家にスケジュール表を届ける。お寺には幕が張られ、行事の際中で忙しそうでした。次に富来のアスクで寺岡さんと打ち合わせ。さらに志賀町役場に行き、大学の森での活動について説明させていただきました。


鵜野屋の安成寺

8月26日(水) 空き家探し
能登定住・交流機構で制作中のパンフレットの原稿確認のために、各地を回る。まずは穴水町役場にお邪魔して確認をお願いする。その後、珠洲の志保石さんを訪ねる。昨日から仕事復帰されていますが、半日ずつとのことで、本調子ではないようです。頭の傷は徐々に目立たなくなることでしょう。市役所に移動し、情報交換。観光交流課への来客に対応することにし、昼をせきやまでいただき、再度戻る。東京からの来客に情報提供の後、松波へ。松波飴の松井さんや高校の同級生に空き家の発掘をお願いする。秋吉公民館も訪ね、空き家の発掘について相談。宇出津に移動し、数馬酒造に原稿チェックをお願いし、ふくべ鍛冶で打ち合わせ。商店街の若手を集めたミーティングを設定。最後は商工会に行き、松波での空き家の発掘をお願いする。その場で電話をしていただき打診。話が早い。久しぶりに能登事務所泊です。


松波地区を海から眺める

8月25日(火) 原稿チェック
能登定住・交流機構の事業で制作中のパンフレットの原稿チェックをお願いするために、内灘町、かほく市、宝達志水町を回る。宝達志水町では、自然農園「もと屋」の元屋さんのご自宅を訪問、無農薬で栽培されているナシを買わせていただく。無農薬での栽培には苦労が尽きないようですが、あきらめず取り組まれています。クッキーやドーナツなども購入。加工品にすることで、売上、利益を生むような仕事にも取り組まれています。彼らが安定した暮らしができるようにするには、いかなる仕事をしたら良いか、今の路線を追求すると同時に、新たな試みも提案できればと思う。地域の人々との連携も視野に入れて構想できるとよいですね。


8月24日(月) 介護保険更新手続き
午前は叔母さんを自宅まで連れて帰り、預貯金の通帳を出してもらい、コンビニでコピー。介護保険の更新の手続きのための書類を作成し、白山市役所の窓口に提出へ。すぐに書類を作成いただきました。それをもってお世話になっている老人ホームに戻り、相談員に渡す。さらにもう一枚書類を作成し、介護保険の一連の更新手続きを完了。一日で行うことができました。保険関係の書類を叔母さんの自宅に送っていただいていますが、ずっと老人ホームにお世話になっていますので、常にタイムラグが発生しています。頻繁に郵便物をチェックにいければよいのでしょうが、それもできないとなると、施設に送っていただくこともお願いすべきかもしれません。ただし、その場合は、施設側が内容を確認し、手続きのサポートをしていただくことが不可欠ですが。当人が書類の意味を把握して自ら手続きにいくことはかなわないでしょうから。午後は能登町に向かい、夕方から役場で打ち合わせ。パンフレットの要素を確定することができましたので、あとは修正を残すのみとなりました。


8月23日(日) 打ち合わせ
午後3時に杜の里の喫茶店で、学生さんと打ち合わせ。昨年まで行ってきた能登での活動の今後についてアイデア出し。新たな展開が進んでいる能登町での活動をメインにできればと考えています。若手の活動をいかに進化、発展させられるか、地域の若者たちとの意見交換も踏まえ、連携した活動を描ければと思う。そのためにも、まずは一度ミーティングを設定したい。商店の無い集落を回る活動が4月からスタートしており、住民の皆さんのニーズに応える事業をいかに描くか。地域のこれからの担い手の中心となるべき若手の皆さんの意向やアイデアを大切にしていくべきだし、地域外の若者たちの知見や触発効果も期待したい。ますます、活発な動きを創出し、地域の魅力を高められればと思う。


8月22日(土) 東京駅
朝8時半ぐらいにはホテルをチェックアウト、9時を目がけて、八王子に行き駅そばのお店で軽い朝食。目の前の成城石井で買い物をして橋本に戻る。寮に行き、引っ越し屋さんが来るのを待つが早めに作業に来ていただきましたので昼前に終了。最後の掃除をして退寮。3年数か月お世話になりました。京王線を使い新宿に出て東京駅へ。新幹線の改札口近くのコインロッカーに荷物を預け、新丸ビルへ。1階のカフェ・バー「STAND T」で上の息子と合流、しばし話をした後、北陸新幹線で帰ってくる。東京駅の人の多さには疲れました。どこのターミナル駅も人は多いですが、東京駅はとりわけ多い。狭い空間に全国に移動する人が集まってきているためでしょうが、こんな場所は一番危ないのではないか。東北や上越、北陸、東海、関西、九州に向かう人も集まるわけですから、多くなるわけです。便利で効率的ではありますが、災害時のリスクは高い。


新丸ビル1階からの東京駅

8月21日(金) 引っ越し
下の息子のUターンのための引っ越し作業の手伝いに、相模原にやってきました。金沢を10時過ぎに出発、大宮で乗り換え、新宿で京王線に。橋本行の特急で橋本まで移動。2時過ぎには到着。ホテルに荷物を預け、お世話になっていた寮で荷造りを手伝う。夕方まで作業を続け、荷造り完了。ゴミを捨て、掃除機をかけて作業を終える。橋本駅から歩いて7、8分のところにある玄武庵というお店で夕食をいただく。ちょっと贅沢でしたが、橋本最後の晩餐を美味しくいただくことができました。


玄武庵の料理

8月20日(木) 中央大学エコツーリズム研究ゼミ3日目
能登暮らし体験の家での朝食の後、二手に分かれて活動。当方は珠洲チームを連れて木ノ浦へ。途中、ガソリンを入れ、すずなりを見学。木ノ浦海岸の海を見た後、野営場へ。後藤さんの話をうかがい、一緒に再度海へ。波が高くてカヤックは断念し、磯で遊ぶ。後藤夫妻を撮影した、つばき茶屋で昼食。でまかせ定食をいただく。後藤夫妻と別れ、角花さんの塩田を見学した後、能登暮らし体験の家に戻る。金沢に戻る途中、穴水駅に一人おろす。JRで仕事をしながら学んでいる学生さんはさすがに鉄道を利用して帰るとのこと。高松の竹森賢司ぶどう園に寄り、最後のぶどうを買い求め、送っていただいたぶどうの代金を支払う。二人の学生さんを金沢駅に送り届けて、今回の活動にともなうサポートは終了。


木ノ浦海岸で遊ぶ

8月19日(水) 中央大学エコツーリズム研究ゼミ2日目
能登暮らし体験の家での朝食の後、能登事務所に移動。本日のプログラムの指導者・佐野さんの先導で穴水町の山の中を目指す。30分程度で現場に到着。森に入り、クロモジを切り出す。タムシバも見つけたので何本か切り出すが、ほとんどがクロモジで、軽トラックの荷台がいっぱいになるくらい作業を行う。その後、穴水駅で遅れて来る学生さんをキャッチし、佐野家へ。昼食をいただいた後、クロモジをチッパーで細かく砕く。精油抽出器にかけて、取り出す作業を見学。精油が出てくるまでに時間がかかったので、その間に小さな板づくり(ストラップ等)を体験。土産にしてもらう。プログラム終了後は、能登暮らし体験の家に戻り、歩いてやませみ荘に行ってもらい、その間に残っていた食材で2品作る。6時過ぎにスーパーしんやへ買い物に。本日のメインは夏野菜カレーということで学生諸君に作っていただく。本日も盛りだくさんの夕食でした。


クロモジを切り出す

8月18日(火) 中央大学エコツーリズム研究ゼミ
能登暮らし体験の家での朝食の後、穴水駅に向かう。ホームセンターで買い物をして、駅に行くとすでに全員到着済。すぐに能登暮らし体験の家に移動。夜行バスでお越しでしたので、昼まで休憩タイムにし、元気のよい男子たちと買い物に。昼食にやきそばを作り、午後は松谷内家の旧宅の蔵から輪島塗の御膳セットを引っ張り出し洗う作業を行う。婚礼の際に使用したスズメが沈金で描かれたお盆20枚を並べて拝見することができました。立派な道具がたくさん眠っていることを実感。休憩タイムには松谷内さんのお話をうかがうことができ有意義でした。5時ごろまで作業を行い、やませみ荘の温泉に入り、6時過ぎから女子2名とスーパーしんやに買い物に行く。夕食は全員で用意してくださったので、贅沢な内容になりました。


松谷内さんと学生たち

8月17日(月) 日本海倶楽部
朝早くに金沢を出て能登町に向かう。能登事務所で一仕事した後、日本海倶楽部に行く。地元の海沿いの集落を車で走ってみるが、空き家が点在。日本海倶楽部では、定住促進施策について意見交換。人財の確保と同時に、住むところの確保に苦労されているとのこと。どの企業でも課題は共通しています。住宅施策の充実なくして定住促進もあり得ない。区長さんや公民館長、町議会議員等から聞き取り調査を実施、所有者に町長名でメッセージを出すくらいの施策を実施することが必要ですね。昼は能登空港に「能登お楽しみガイド」を届け、穴水の「風傍」で昼食。ご主人夫妻もお元気そうで何よりでした。午後は、来迎寺を少し見学した後、穴水の山の中へ明後日の精油素材を切り出す森を見学に行く。四村経由で能登事務所に戻り、インターンの学生さんと話をする。宇出津まで行き、ふくべ鍛冶を見学。かくだストアで買い物をし、やなぎだ荘で温泉に入って戻る。夜は能登暮らし体験に家で夕食を作り、一番奥の部屋で楽しむ。


来迎寺の銀杏

8月16日(日) サリーナ
午前は自宅で仕事をして、午後は叔母さんの家に行き、後期高齢者介護保険証をお世話になっている老人ホームに届ける。夕食は、サリーナでいただくが、予約で満席とのことで、カウンターのみが空いていました。おかげで、間近に仕事ぶりを拝見しながらピザとパスタをご馳走になりました。お盆休み最終日とあって、どの飲食店も忙しそうです。何となく体調がいまいちで、いくらでも眠れそうです。しばらく完全休養したらよいのか知れませんが、来週までは難しそうだ。来週予定していた福島行きが延期になったので、そこで休めればと思う。


サリーナのピザ

8月15日(土) 墓参り
恒例の墓参りのために富山に行く。少しばかり混雑した山側環状道路を走り、森本インターから北陸道へ。県境は混んでいましたが、その他は車が多い程度で、流杉パーキングのスマートETCを使って下りる。ここからは2分程度で到着。便利になっています。昼前に墓参りに行き、従兄の家にあいさつ。昼食は車3台で中華料理店・四川乃華二口店に行く。大きなお店で満席になることもなく、大勢のお客様が入っていました。一旦、実家に戻り、歓談。帰る途中に姉を見舞うが、脳梗塞が進んでいるような印象でした。


実家の庭に咲いていた白花の夾竹桃

8月14日(金) タイムカプセル
岩井戸公民館で、タイムカプセルを掘り出すイベントのお手伝い。10時にスタッフ集合、11時から掘り出し作業を卒業生に行ってもらう。ポリバケツのタイムカプセルの中には、10年前に黒川小学校に在籍した子供たちの想い出の品や文集、写真などが入っていました。文集は濡れていましたが、判読可能です。きれいに乾燥させて、当時の子供たちに渡していただくと良いですね。その後は公民館の前庭でバーベキュー。掘り出し作業の前に、U字溝に炭を入れ着火剤に点火してあったので、よい具合に炭が炎を出すようになっていました。午後3時近くまで続きましたが、卒業生の若者たちといろいろ話ができたのが良かったです。いろいろ仕事があることを伝えましたが、そんなに仕事があるんだと驚いていました。大人たちも含め、仕事が無いというイメージを多くの人々が持っていることが問題です。片付けまで手伝い、夕方には金沢事務所に戻り、信用金庫で記帳をして家に帰る。1週間ぶりの金沢です。


タイムカプセルに入っていた文集

8月13日(木) 四季の丘
移住定住促進の活動も行う穴水のオクルスカイにお邪魔して意見交換。今後も連携して活動できればと思う。ここの強みは滞在施設を運営していること。いつでも受け入れ可能は強い。能登事務所に居候していた移住希望者を受け入れていただけたのも、四季の丘という滞在施設がある故。能登町で進めている空き家の発掘も、町内で難しいようなら周辺自治体でも進める必要がありますね。とにかく住む場所の確保が課題になっていますから、既存の空き家バンクでは弱い。手間のかかることを徹底して行うことが移住定住促進にとっては不可欠です。仕事の発掘も住むところの開発も、新たな生活スタイルや価値観の提案にしても、もっともっと時間と手間をかけないといけない。地域の価値を主張するためには、地域の人々との議論も不可欠でしょう。昼は手仕事屋にお邪魔して星野さんの話をうかがう。お客様で常に満席状態でした。夕方には、畑に行き草刈り、おかげですっきりしました。やなぎだ荘で温泉に入り、買い物をして帰り、能登事務所で泊まる。久しぶりに一人です。


サルスベリの花

8月12日(水) 空き家発掘
能登暮らし体験の家の近くの空き家を借りられないか、相談すべく所有者が帰省されたとのことで、お邪魔して立ち話。昨年末に親が亡くなられているので、一周忌も過ぎていませんから、さすがにすぐは難しそうです。それでも、いろいろな可能性を提案、ちょい住み的な活用も検討いただけるようにお願いする。気長にお待ちしたい。午前はエアコンの設置工事。8年目にして、エアコンをつけることにしました。最近の暑さは異常ですので、事務所の中で熱中症になられてはいけませんので、予防の意味でも、仕事の効率が上がることも期待して決めました。ここ数日は涼しいですが、まだまだ暑い日がありそうですし、午後は心地よく過ごすことができました。午後は、学生インターの谷さんを連れて能登空港へ。土産物をまとめて買っていただきました。夕方に、やませみ荘の温泉に入り、スーパーしんやで買い物をしてきて、能登事務所の今井さんにも作ってもらい、品数豊富な夕食を楽しむ。谷さんにとって能登最後の夜でした。


夕食

8月11日(火) 山本亮さん
午前は輪島市に行き、地域おこし協力隊として活躍する山本亮さんにインタビュー。インタビューするのは学生インターンの谷さん。改めて話をうかがうと、最近の事情も分かって面白い。先日の志保石さんと一緒です。輪島市内を少し走り、塩安漆器工房も見学。東洋大卒の千田さんに説明していただく。塩安社長も常務も店頭におられました。夏休みで大忙しですね。午後は宇出津に行き、地元企業の寮を拝見。立派な施設です。新たな活用は早々に決まりそうです。その後、役場で能登町定住促進協議会事務局ミーティング。やはり、住むところの確保が最優先課題です。早めに空き家の発掘や公的な住宅の建設を進めていただきたいものです。夕方には、やませみ荘の温泉に浸かりに行く。今日は夕方からすでに涼しく過ごしやすい。夕食は「能海山市場」で買い求めた野菜等で作る。


山本亮さん

8月10日(月) お見舞い
午前は能登事務所で書類作成。昼過ぎに事務所を出て宇出津へ。興能信用金庫本店を撮影し、税金を振り込む。商工会で、撮影した写真からセレクトし、事務所にメールで送る。その後は珠洲に移動し、志保石さんを見舞う。友人も東京から駆けつけてくれていました。頭にはってあった包帯もとれて、縫合したところがよく見えました。残念ながら傷は額の上の部分にかけてありました。昨日は気づきませんでした。微妙な位置ですので、髪の毛が伸びても、少し見えるかもしれません。お顔の前面には傷はありませんので、それがせめてもの救いです。市役所観光交流課の徳田さんも見舞いに来て下さったので、早々に帰ってきました。その後は七見の日の出大敷の中田さんのところにお邪魔して原稿チェックをしていただく。帰りにヤマトにもお邪魔し、社長に空き家発掘の件をお願いする。事務所に戻り、やなぎだ荘に行き、温泉に入るが、高校生でいっぱいでした。スーパーしんやで買い物をして帰り、能登事務所で夕食を作り、楽しむ。


今朝の能登事務所から眺め

8月9日(日) 志保石薫さんけが
深夜1時半頃に携帯が鳴り、起きる。志保石さんが、上戸の祭り見物の際に事故に巻き込まれ病院に救急搬送され、手術が必要で、お父様と連絡がとりたいとのこと。お役には立てませんでしが、早朝に連絡をいただいた方に電話し、状況を確認。大学の同期の千田さんが病室にいるとのことでしたので、電話し話をうかがう。8時頃に病院に行くが、手術は無事終わり、病棟のベットで横になっていました。頭の手術の後にはられた大きな包帯がけがの状況を示していました。15センチほど縫ったようです。歯にも血痕が残っていましたが、顔には傷も無くて何よりでした。しばらく様子をみていましたが、看護師さんの問いかけには答えており、安定しているようでしたので、30分ほどで帰ってくる。命に別状は無いようでしたので安心しました。9時過ぎには、こぶしに滞在していた移住希望者に車を届け、その足で門前に行く。総持寺を拝観した後、手仕事屋で昼をいただく。一旦、能登事務所に戻り、書類を作成し、移住希望者を四季の丘に送り届ける。今日から、彼はここでお世話になります。事務所に戻ると、四季の丘に滞在し始めた移住者に米が届いていました。夕方、四季の丘に米を届け、穴水のお風呂に入り、買い物をして帰る。


仕事する志保石薫さん

8月8日(土) 志保石薫さん
 午前は木ノ浦ビレッジにお邪魔して、志保石薫さんにインタビュー。インターンの谷さんに取材してもらう。今後の展開についてもしっかりうかがうことができ、有意義でした。その後、つばき茶屋で昼食。外浦を曽々木まで下り、柳田でガソリンを入れて能登事務所に戻り、休憩。夕方は、穴水に行き、移住希望者の面接に立ち会う。明日からの就職が決定。やなぎだ荘の温泉につかり、スーパーしんやで買い物。能登事務所で最後の晩餐を移住希望者に作ってもらい、遅くまで楽しむ。夕方からすでに涼しく、心地よい。


志保石薫さん

8月7日(金) 八尾山田商工会女性部
 午前は富山市八尾山田商工会女性部の活動に参加。スポーツインストラクターの方に指導してもらい、ストレッチをした後、神通回廊を2キロウォーキング。木陰は気持ちよく歩くことができました。丹田に力を入れて、腕を後ろに引くことを意識して歩くと、姿勢も良くなり運動効果も高いとのこと。勉強になりました。終了後はスイカをいただき、身体を冷やした後、ランチ。会員手作りの漬物やナスの煮物が美味しかったです。1時前に会場を後にして、能登に向かう。北陸道、能越道、のと里山海道を走り、2時間半ほどで能登町鵜川に着く。4時からは、日の出大敷の番屋で船頭の中田亨さんからお話をうかがう。若いスタッフをたくさん雇用し、有限会社で漁業を営んでおり、後継者も明確になっています。今後の持続可能な漁業のモデルを示しています。


神通回廊をウォーキング

8月6日(木) 久しぶりの金沢
 午前は能登事務所の壁塗り。移住希望者と学生インターンにも手伝ってもらい作業を行う。おかげで、玄関の壁面とオフィススペースの一番大きな壁面を塗ることができました。来週にはエアコンを着ける予定で、それに向けての準備作業でもあります。午後は能登空港で打ち合わせ。そのまま、金沢に戻るが、途中羽咋の駐車帯で一休み。さすがに眠くて居眠り運転しそうでした。電話で起こされ金沢に戻り、家で洗濯物を出し事務所へ。簡単な打ち合わせを行った後、さらに1件打ち合わせのために都心に行く。最後の打ち合わせは、午前中の壁塗り作業中に受けた電話でお約束していて、忘れていた件でした。


能登事務所の壁塗り

8月5日(水) 移住者と移住希望ファミリー
 朝から、能登暮らし体験の家から自分たちが使っていた布団等を能登事務所に移動し掃除を行う。特に流し台まわりを念入りにきれいにする。午前11時からは能登町でミーティング。午後は穴水で移住者の齋藤さんにインタビュー。会場は二木さんが運営するヨヨモで。お話をうかがった後、齋藤さんの漁船と養殖いかだを撮影に行く。能登事務所に戻り、東京からのファミリーを出迎え、能登暮らし体験の家へ案内。利用要領を簡単に説明し、活動予定について打ち合わせ。メインは能登町定住促進協議会の森さんにサポートをお願いすることに。夕方は、やませみ荘で温泉に入り、スーパーしんやで買い物をし、能登事務所で泊まる。夜遅くになると、さすがに涼しい。


齋藤さんの養殖いかだ

8月4日(火) 移住希望者受け入れ準備
 明日からの移住希望者の長期滞在のために「能登暮らし体験に家」の充実を図る。午前は穴水まで買い物に行き、網戸と障子紙を購入。奥の部屋に2枚目の網戸を入れる。前面側の部屋の障子戸を3枚張り替える。きれいに洗った後、外で乾かし、しばらくしてから張る作業を行う。縁側の日の当たる場所で作業を行ったので、暑かった。それでも見違えるようになりました。障子張りの作業は随分久ぶりです。移住希望者にとっても学生インターンにとっても貴重な体験になったようです。汗をかいたので、早めにやませみ荘の温泉に入りに行く。なじみの方がおられたので、しばし話をする。夕方の時間帯は地元の男性陣が入りにくるようになっていますね。汗を流した後は、しばし休憩。柳田に買いものに行き、早くから夕食をいただく。ますます豪勢な夕食になっていました。


夕食の一品

8月3日(月) インタビュー
 能登町定住促進協議会の取材で、内浦アグリサービスへ。社長にインタビュー、高校を出て2年間は農機具会社で働き、機械化が進むことを見越して機械について勉強。二十歳のころから農業に従事しはじめ、最初から仲間と一緒に営農。すでに46年ほどになるとのこと。今は若い移住者や研修生も受け入れ、能登杜氏の方の夏場の仕事場としても機能されています。米を中心に、かぼちゃ、さつまいも、しいたけ、干し芋なども生産。昨年からは飼料用米の生産もスタート。今後も次なる担い手の誘致育成に取り組まれる予定とのこと。農家の一つの在り方を示しています。東村山市からの移住者にも撮影につきあってもらう。宇出津に移動し、したひらで昼食、息子さんを撮影させていただく。午後は町役場で10月から移住して来られる予定の方と合流、町役場で簡単に打ち合わせの後、能登不動産に行き相談。一番良さそうな物件を見せていただき、即決。能登不動産に戻り、契約手続きをお願いする。その後は数馬酒造に顔を出し、お宿にお送りする。本日は夕方にやませみ荘の温泉に入りに行く。


内浦アグリサービスのかぼちゃ

8月2日(日) 水野勉さん葬儀
 朝金沢を出て能登へ。早く着いたので能登事務所で一仕事をしてから、葬儀場へ。岩井戸公民館の前公民館長の水野勉氏の葬儀に列席。公民館長時代に、最初に鉢伏山にご一緒いただいたことがあります。森歩きのルートを探る段階のことで、鬱蒼とした森の中を歩いていただきました。その後、公民館と柳田小学校PTAの合同事業の「歩こう歩こう鉢伏山」の際もご一緒させていただきました。岩井戸公民館で地元住民の皆さんにお話をさせていただいたことも。能登事務所を開設する段階から何度もお世話になってきました。富山まで仕事に通われていて、忙しくされていましたが、面倒見の良い方でしたね。ご冥福をお祈り申し上げます。葬儀の後は、能登事務所に戻り着替え、能登暮らし体験の家にいる移住希望者と学生インターンの谷さんを連れて上町へ。昼は七味ラーメンでいただき、能海山市場をのぞき、みなくちスイカを買う。午後は能登事務所で仕事をして、夕方早めにやなぎだ荘へ。スーパーしんやで買い物をして、体験の家に戻り、夕食を作ってもらう。その間に畑の様子を見に行くが草ぼうぼうでした。少しだけ草をとり、オクラを収穫。夕食は、移住希望者の創作料理で十分楽しめました。一番奥の部屋は涼しくて過ごしやすい。田を渡る風があることで、涼感は確実に増します。


創作料理

8月1日(土) 撮影・取材・打ち合わせ
 朝一で宇井津に行き、ふくべ鍛冶の若夫婦を撮影。移動販売車で地域内を回り修理等の注文を受けているので、それだけでも忙しいところに、さらにNHKでも紹介されたことで、漁師の万能包丁「まきり」の注文が殺到。すごく忙しいようです。数分で撮影を終え、一旦、能登事務所に戻り、移住希望者に履歴書を作成してもらい、就職希望の会社に行くが、土曜日ということもあり、社長に会えず、カフェで休憩。門前に移動し、そばをいただき、星野さんに紹介。午後は富来に行き、てらおか風舎で撮影、寺岡さんからは話をうかがう。次に鵜野屋にお邪魔して、安成寺で仕事中に区長さんに相談。9月最初の東洋大生の鵜野屋での活動について確認。穴水経由で、能登暮らし体験の家に戻り、当方は金沢に戻る。岩井戸公民館の前館長の水野さんの葬儀のために喪服をとりに。  


ふくべ鍛冶の若夫婦

以前の金沢便りはこちらをご覧ください。

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