[ 金沢便り2015.6月 ]
最初のページの金沢便りのバックナンバーコーナーです。
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6月30日(火) 岳温泉へ
 前回と同じく、朝6時の新幹線で岳温泉に行く。2時間ちょいで大宮、大宮で30分弱待ち、東北新幹線に乗り換え、1時間程度で郡山に。郡山で30分ほど待ち、東北本線で二本松へ。10時半には着きます。駅に観光協会の山谷さんに迎えに来ていただいたので、10時45分には岳温泉に。午前中は、着地型観光について意見交換。昼は馬場平にあるミンズヤード(11:00〜16:00、水曜定休 0243-24-3156 二本松市馬場平127-2)でピザをいただく。その後、近くのふくしま県民の森フォレストパークあだたらを見学に。りっぱな施設で、森の保全もしっかりされています。ゆっくり滞在してみたい場所です。午後3時からは全体会議があり、今後の活動について議論。いろいろな意見が出て活発ですが、若い人たちが主体となった計画づくりと実行が期待されます。優先的にすべきこと、できることを明確にして、速やかに活動を行っていただければと思う。  


ミンズヤードのピザ

6月29日(月) 政策形成研修
 朝から夕方まで、文教会館内の自治研修センターで政策形成研修の中期がありました。グループに分かれての作業で一定のテーマ設定のもとに、政策提案のフレームと個々の施策をまとめていただいています。まず、途中段階のものを発表いただきました。その上で、質疑応答、当方からのコメントもさせていただく。その後はグループワークで細部を詰めてもらう。途中、各班ごとに議論の状況を見ながら、新たな視点や情報の提供を行う。そんなことを繰り返していると、一日は早く過ぎていくものです。最後にプレゼンの心得を伝えて、5時で終了。文教会館内で、商業活性化の事業について説明を受ける。相変わらずイベントが多いのだが、新たな展開、施策を考えるべき段階ですね。  


昼はそばの花でいただく

6月28日(日) サリーナ
 今日は完全休養日。午前に買い物に出かけ、何軒か回った後、昼食をサリーナでいただく。開店時間の11時30分から10分も経過していない時間に到着しましたが、駐車場はほぼいっぱいでした。運よくカウンターに2席空いていて座ることができました。おかげで、ピザを作る仕事ぶりをまじかで拝見。石窯の威力は絶大で、生地を延ばしてトッピングしたものを放り込むと間もなく膨らみはじめます。熱が全体にまわるようにするためか、途中で一度回転させます。時々、薪を1本、窯の中に放り込みますが、いい具合に吸い込まれていきます。奥の方で燃えているのでしょう、窯の開口部からは煙が回っているのが見えます。生地は手で伸ばし、トッピングした後、大きな木のへらに乗せて窯に放り込みますが、その際にも四方に伸ばします。いびつな形に見えるのですが、焼きあがる時には円形に近づいています。不思議な成形の仕方です。焼きあがったピザを大きな皿の上に取り出した後、速やかに切れ目を入れて、テーブルに運ばれます。ピザの大きさは、セットメニューと単品で違うことも初めて知りました。カウンターに座ったおかげで多くのことを学ぶことができました。夕方も買い物に出かけ、早くに夕食を食べ早く寝る。  


サリーナの石窯

6月27日(土) 当目夢を語る会
 午後は能登町当目地区の「当目夢を語る会」に参加。能登町定住促進協議会の活動について説明させていただき、空き家の活用について要請。空き家は7軒あるとのことですが、お盆や正月に戻ってくる人が多くて、貸していただくのは難しいとのことです。残念ですが、あきらめましょう。参加されていた住民の方々の夢を語っていただくべきでしたね。県立大の学生諸君が繰り返し来てくれることで、地域住民の方々の意識が変わることを期待したい。地区内の家に泊めてもらうような活動が必要ですね。地域を、家を外の人に開く活動を蓄積していくことで、開放的な地域に近づくのではないでしょうか。雨が降り続いていたので、農作業は諦めて、門前の手仕事屋に寄って金沢に戻る。  


6月26日(金) トレイル
 山の家で少し話をうかがった後、希望湖(のぞみこ)のまわりをガイドいただきい歩く。ゆっくりと2時間ほどかけて歩く。アップダウンも少なく歩きやすいコースでしたね。湖畔から対岸を眺めた雰囲気は東山魁夷の描く絵画の世界でした。実際にスケッチをされていたそうです。その後、いいやま観光局の方に迎えにきていただき、街中のお菓子屋さんに立ち寄り、買い物。駅まで連れていってもらい、荷物を預けて、駅中でそばをいただく。最後、木村さんが2階で打ち合わせ中だったので、お礼を言いに行ったら、2階のカフェのスタッフを紹介するからと言われていくと、そこにいたのは昨晩お世話になったルドルフの奥様でした。ここの制服も似合っていて、魅力的でした。今回は随分と木村さんにお世話になりました。飯山と能登や石川との交流が進むことを考えていきたいと思う。信越トレイルや斑尾高原、なべくら高原等、高原リゾートとして魅力的なフィールドはいくつもあります。  


希望湖

6月25日(木) 飯山
 11時32分金沢駅発のはくたかで飯山に。能登鹿北商工会の事務局と一緒にお邪魔しました。駅の観光交流センターで「信州いいやま観光局」の木村宏さんと再会。随分久しぶりです。まずは道の駅 花の駅・千曲川でランチ。カフェ里わで地野菜を活かしたカレーをいただく。午後2時からは市役所で商工観光課の皆さんと意見交換。今後の相互交流の可能性を探る。能登かきに魅力を感じていただけそうなので、何よりです。道の駅でのプロモーションや、市内の飲食店等で活用していただけるとよいですね。その後、寺町を見学。メインストリートの裏にある雁木通りを活かせると回遊ルートが増えますね。夜は宿泊した斑尾高原ホテルの近くの「ルドルフ」で石窯で焼いたピザを中心とした美味しい食事をいただきました。オーナーの岡田守人さんは石川県の山中温泉のご出身とのこと。奥様は大阪出身です。高原リゾートを楽しむには良い場所ですね。  


ルドルフのピザ

6月24日(水) 畑仕事
 朝6時ごろから畑仕事を行う。能登暮らし体験の家を借りた際、近くの畑も使って良いと言われたので、何か植えますと伝えてありました。草を刈っていただいた畑地を耕すことから行い、畝を4本作り、里いも、ネギ、オクラを植えてみました。随分久しぶりのことです。スコップ1本で結構できるものです。長年使っていなかったようで、クズの根も張っているところがありましたので、それを掘り出すのに苦労しましたが、土質はよい感じでしたので、成長が楽しみです。暇を見つけて、徐々に畝を増やしていきたいものです。2時間半ほどの作業でしたが、太陽が出て、たくさん汗をかきました。土を耕すことの意義を感じることができました。午前は能登町で打ち合わせ。新たなスタッフの採用がほぼ決定。昼を役場近くの「あたか」でいただき、引っ越し作業中の水上さんの様子を見に行く。その後、能登事務所に移動し、打ち合わせ。能登暮らし体験の家もみてもらう。夕方から、能登空港で「地域づくり円陣」の打ち合わせ。最後に、能登鹿北商工会に寄り、明日のチケットをもらい、金沢に戻る。  


畑で畝を作る

6月23日(火) 東洋大SFS最終日
 朝7時に金沢を鵜野屋へ。お預けしてあったふとんを回収にお邪魔しました。区長さんの家と安成寺を訪問。お寺では、行事の準備のために大勢の人が集まっており、居間で住民の方々と話をさせていただく。次回は大学の森を見学いただけるようにしたい。82歳で元気な方はかんじきを作ることができるとのことでしたので、次回はそんな体験もさせていただければと思う。地域のご年配の方々が受け継いでいる知恵を是非まとめたいものです。お布団を返しに行き、その後は能登事務所で仕事。昼は近くの山びこでいただく。午後は門前の手仕事屋に行き、SFSに参加した学生さんたちの感想をうかがう。手仕事屋ではあごだしづくりのために、炭火でトビウオを焼いておられました。そのまま食べてもおいしそうでしたが、これから乾燥させて、だしになるのでしょう。最後は能登空港に学生さんたちを送る。その後、穴水、能登、珠洲とめぐり、やなぎだ荘で温泉に入り、能登事務所に戻る。  


あごだしづくり

6月22日(月) 久しぶりの八尾
 午前は久しぶりの八尾でした。地域資源を活かした着地型観光の推進についてのミーティング。中小機構や信金、商工会連合会の方もお越しになり、富山市八尾山田商工会で、新たな事業について協議を行う。当方が関わり始めた平成10年のTMO構想以降、これまでに行ってきたことを総括し、次代を創造するためにすべきことを明確にするよい機会かもしれません。エコツーリズムの発想をベースに、地域内経済が生まれるような産業連携を促進し、長期滞在可能な地域を目指すべきです。八尾山田地区内での産業連携はもとより、富山県内や北陸エリアの宿泊業、交通事業者と連携を進める必要があります。能登で行ってきたことが活かせそうな気がしますね。事務所に戻り、自動車保険の書類と車検のお金を支払いに。今のところ、車の調子は良いです。調子が悪い点を告知すると、しっかり点検してくれて修理してくれました。プロは違います。自動車整備は価値の高い仕事ですね。  


6月21日(日) 還暦同窓会
 能登事務所から8時過ぎに鵜野屋へ。昨日借りた容器を研修センターに戻すべく、前区長の角畑さんのところへお届け。その後、安成寺と区長の藤森さんの家にお邪魔して、ホームステイの様子をうかがう。最後に、お寺で記念撮影。その後は2手に分かれ、当方は「食組」(食文化を研究するチーム4名)を門前に送り届ける。「塩組」(製塩について研究するチーム3名)は太田さんが珠洲へ送る。当方はその後、金沢に戻り、車検に出していた車を引き取り、一旦家に寄りシャワーを浴びてから加賀に行く。大聖寺の「山ぎし」での大聖寺高校1974年卒の「還暦同窓会」に参加。70名の予定でしたが、1名欠席で69名で開催。最初は同じテーブルに着いたメンバーと話していましたが、途中から大きく動き、2時間が経過後一次会を閉め、別の小部屋に移り、2次会。そこには30数名が残り、3次会まで行くということでしたが、2次会終了までつきあい、同窓生1人を自宅まで送り、金沢に戻る。  


還暦同窓会

6月20日(土) 東洋大SFS2日目
 能登事務所から9時をめがけて鵜野屋へ。簡単な打ち合わせの後、学生諸君を集落ヒアリングのために送り届ける。一番奥の鵜野屋では最初の家に一緒に入り撮影。93歳というおばあちゃんはお元気そうでした。自宅で暮らす最高齢とのこと。猫が階段の上からのぞいていました。当方は昼食の買い出しにアスクまで行き、11時過ぎから、いただいたミズブキの調理に挑戦。ネットで調べた方法できんぴらにする。12時過ぎには一番近くをまわった学生さんたちが戻ってきたので、昼食の準備をお願いし、他の学生さんを迎えに鵜野屋バス停まで行く。地保地区にある神社まで見学に行っていました。昼食を全員で作ってもらい、冷やし中華とミズブキのきんぴらでランチ。午後は休憩の後、午前の活動のまとめ。グループごとに、内容確認の後、全員でぞれぞれのグループの成果を報告、共有化を図っていました。自主的な動きで面白いアプローチです。午後3時過ぎに安成寺に移動。2回に分けて学生さんを送り届け、次に布団を運ぶ。最後に戸締りをして、当方も安成寺へ。夕食を地域の女性たちと一緒に作る活動です。地域の人々からいただいた食材や持ち寄っていただいた材料などで、盛りだくさんの夕食でした。ご相伴にあずかり、当方は能登事務所に戻る。  


階段の上からのぞく猫

6月19日(金) 東洋大SFS
 朝から東洋大SFSのために動く。金沢を早朝に出て能登事務所に8時前に着く。布団を積み込み、鵜野屋へ。研修センターに9時前に着き、布団をおろすが、地元の女性たちが掃除をしてくださっていました。能登空港で学生諸君を出迎え、能登のスタッフ2名と3台の車で門前に移動。総持寺を拝観した後、手仕事屋でそばをいただく。星野さんに能登での心構えを少し話をしてもらい、鵜野屋へ。研修センターに荷物を入れ、大学の森へ歩いていく。途中見かけたものを観察してもらう、野菜の多くも初めて見たということに驚くが、逆によい学びの場になります。桑の実も食べてもらうが怖々です。大学の森では、傾いた木や枯れた木を切り倒す。徐々に明るくなっている感じです。2時間ほど森で過ごし、夕方からは渤海温泉へ入りに行く。アスクで買い物をして、研修センターに戻り、料理を自分たちで作る。食事の後、8時過ぎに真っ暗になった外に出て、下の田んぼのあたりの様子を見に行く。ちょうどたくさんのホタルが舞っていました。空も晴れてきたようで満天の星です。よい体験をしていただけましたね。  


森での作業

6月18日(木) 叔父夫婦サポート
 午前は金沢星稜大学で卒論指導。珠洲市をテーマに取り組みたいということで相談に乗る。就職活動についてもアドバイス。昼は叔父夫婦と昼食に出かける。久しぶりのことです。午後は、有松で移住希望者と面談。リクルートでの営業経験もあり、原稿制作や写真撮影も行っていたとのこと。即戦力として活躍していただけそうです。まずは来週、能登町にご一緒いただきましょう。その後、金沢事務所で今後の制作スケジュールについて相談。夕方から、明日の東洋大のSFS講座のための買い物に。これで大丈夫かな。  


もりもり寿司のにぎり

6月17日(水) 千里浜レストハウス
 千里浜レストハウスへ取材に、午後2時を目がけていく。のと里山海道の千里浜インターで下りて、少しだけ千里浜を走ると千里浜レストハウスに着きます。すぐそばの浜では浜茶屋の組み立てが行われていました。駐車場横には砂像が作成途中です。店内には大勢のお客様でしたが、レストランはお客様の食事が終わったようで、お目当ての料理をお願いし、撮影させていただきました。UFOチャーハンと怪鳥料理手羽黒鉄板焼を作っていただく。能登ふるさと博の事業の一環で作成している「お楽しみガイド」で紹介している羽咋市の食テーマがUFO料理と怪鳥料理。それぞれ取り組まれています。以前もお会いしたことがある窪田社長にお付き合いいただいたので、気づいたことはお伝えいたしました。  


UFOチャーハン

6月16日(火) 草刈り
 早朝4時頃に家を出て能登事務所に向かう。6時過ぎから鉢伏山に向かう林道で草刈りを行う。沿道のイタドリが道路に倒れ掛かっていますので、車の側面にこするようになっている場所が何か所もありますので、そのようなところで作業を行う。途中一端事務所に戻り、食事をしてから再度作業に向かう。待避所に車を止め、その前後で草刈りを行い続け、12時頃まで続ける。まだ、何か所か残っています。梅雨時でまた伸びると思いますので、繰り返し作業を行うしかないですね。12時半にやませみ荘の温泉に入り、1時前から「能登暮らし体験の家」に行き、所有者の方に報告。一番奥の部屋で、戸を開けて話をするが、風が通り、気持ち良い空間です。3時過ぎに宇出津に行き、興能信用金庫で数馬理事長と懇談。いったん能登事務所に戻り、東洋大のSFSのスケジュール表を作成し、それを持って鵜野屋へ。区長さんの家で相談。8時過ぎにおいとまするが、途中ホタルが舞っていました。よい季節ですね。  


鵜野屋のバス停

6月15日(月) 金沢
 一日金沢にいる。昼前に信金に行き、税金の振込等の手続。昼を近くのホットハウスでいただくが、本日も大勢のお客様でした。暑いときこそ、カレーという方が多いのであろうか。喫煙室の近くに席をとったが、煙が外に流れ出てきていました。ドアをしっかりつけた方が良いですね。午後は、自動車会社に車を持っていき、車検をお願いする。2年経過です。最近調子が良くないことを伝え、チェックを要望。その後は、事務所で寝て過ごす。疲れているのか、さすがに眠い。  


ホットハウスのカレー

6月14日(日) 中央大学エコツーリズム研究ゼミ2日目
 中央大学エコツーリズム研究ゼミ2日目の活動は珠洲で行う。炊いたごはんと煮物を持って体験の家に行き、朝食を作り、御膳に盛り付ける。味噌汁のために近くの店で柳田豆腐を買う。漬物、トマトを切り、オムレツは学生さんに作ってもらう。十分な朝食になりました。その後、珠洲に移動し、クアの道の里海コースを歩き、里山コースの保全を行う。ビーチホテルで大浜大豆の豆腐丼をいただく。能登暮らし体験の家に戻り、しばしくつろいでもらう。学生諸君が帰った後に、御膳セットの片づけを行うが、1種類だけ10客足りないことに気付く。よくよく考えたら、もともと足りなかったようだ。最初に洗った器を御膳の上に並べて写真を撮っていました。料理をお願いしたセミナーハウス山びこに相談に行く前に撮影しました。それには足りないと感じた器が写っていません。さらに、セミナーハウス山びこに打ち合わせに行った後に、セットを見せて欲しいと言われたので、蓋もつけてお持ちしています。そして、その後、洗うために、箱から御膳セットを取り出し、居間に並べましたが、その段階では、最初に洗ったものとの違いを感じず、違和感がありませんでした。12日の夜に器を洗った際、2セットずつ流し台に器を出して洗いましたが、途中から多いと感じていました。結論として言えるのは、最初の10セットには器が一つ足りなかったということです。最後に疲れました。学生諸君や先生にはご迷惑をかけてしまいました。貴重なものを預かる時は、チェックをしっかりしないといけませんね。教訓です。  


クアの道を歩く

6月13日(土) 中央大学エコツーリズム研究ゼミ
 中央大学エコツーリズム研究ゼミの学生とOBが能登へ。朝、穴水駅に迎えに行き、まずは能登事務所へ。鉢伏山でのエコ&ヘルスのプログラム体験。昨年、ブナ林再生として、ブナの稚樹を移植した頂上エリアの様子も見に行く。次に「能登暮らし体験の家」を見学、ここに現役の学生諸君は泊まることにしたので、荷物を移動させ、「やませみ荘」まで歩いて行ってもらい、温泉につかり地元の人と交流してもらう。夕方からは、山びこにおつくりいただいた料理をみんなで盛り付け。輪島塗の御膳で「能登の祭料理」をいただく。能登らしい体験になりました。後片付けをしていただき、OBチームは能登事務所に移動し懇親。長い夜でした。  


能登暮らし体験の家での夕食

6月12日(金) 準備
 午前は門前に取材に出かけたので、手仕事屋にも寄り、星野さんと打ち合わせ。そば禅で新しいメニューの写真を撮影。店長も代わってメニューも一新されたようです。二八そばと門前そば、両方が味わえるようになっています。午後は珠洲に出かけ、市役所で打ち合わせ。市内で買い物2件。能登町に戻り、やなぎだ荘で温泉に入ってから、能登暮らし体験の家で準備。能登事務所にあった灯油を1ポリ入れ、ボイラーが使えるようにする。2階の1部屋に畳を敷き、寝る場所を増やす。そして、漆塗の器を洗い続ける。夕方には、穴水に買い物に出かけ、再度、準備を続ける。10時過ぎまで作業を続け、能登事務所に戻る。手仕事屋でいただいたあげと豆腐を炊き、遅い夕食。ふとんに「グッバイ・アレル」をかけ、寝る。   


6月11日(木) 住宅ニーズ
 移住・定住促進のためには、仕事を見つけることがまず必要ですが、その次に問題になるのが家の件。空き家の発掘を進めると同時に、空いている企業の寮等を確保し、単身者や家族でも住める受け皿を確実に増やす必要があります。午前は能登町での定例のミーティングで「能登暮らし体験の家」について確認。新たな進出企業のために単身者用の住宅が必要とのことです。積極的な住宅政策が不可欠です。行政として速やかな対応を期待したい。午後は、空き物件を拝見に行く。空き家バンクに登録いただくことを提案、能登不動産に後の手続きをお願いする。ちょい住みについても相談するが、手間なだけのようですので、当方で管理することにします。その後は、能登暮らし体験の家で、週末の中央大学の能登ゼミの準備。雪囲いを一部取り外し、明るくできるにしました。器類を洗い始めましたが、大量なので徐々に行うことに。夕方、セミナーハウス山びこで夕食の相談。御膳のセットをご覧いただき、イメージを作っていただく。何とかなりそうです。その後、宇出津まで、古い布団の洗濯に!大物が洗える洗濯乾燥機(32Kgまで)があり、便利です。   


6月10日(水) 能登暮らし体験の家
 朝はゆうか庵でピザ焼き体験。生地を延ばして、ソースを塗り、具材をトッピング。石窯で1、2分も焼けば出来上がりです。美味しかったですね。午前は能登事務所で仕事。午後は「能登暮らし体験の家」の整理。外面でトタンの浮いているところを釘でとめ、玄関の戸に油をさしてみました。蔵から輪島塗御膳セットをおろす。週末には中央大学生が体験宿泊の予定です。徐々に修繕していければと思う。調理器具や冷蔵庫、洗濯機、食器類はいろいろ揃っていますので、布団さえあれば、すぐにでも生活できそうです。久しぶりに金沢に戻る。   


能登暮らし体験の家

6月9日(火) ゆうか庵
 午前は輪島へ、家を売りたいとう方の家を見学。能登定住・交流機構の活動内容について説明させていただき、じっくり話をうかがう。午後は穴水町商工会で女性部の活動の様子を撮影、お話をうかがう。「名上げそうけ」のストラップづくりに取り組まれています。その後、能登事務所で仕事を。新たに借りる家の電気の契約変更を電話で行い、上下水道の開栓届を出しに柳田庁舎へ。その後、ゆうか庵に行く。お風呂は、ご用意いただいたお風呂セットを持ってなごみまで出かけ、取材に来られた朝比奈さんと一緒に会食。地元食材を活かした料理を存分に楽しませていただきました。ブルーベリーライスは初めてでした。なんだかんだと、12時近くまで楽しませていただきました。   


ゆうか庵の料理

6月8日(月) 能登半島の先端・狼煙
 能登半島の先端にある狼煙地区。海にせり出した先端部に今は灯台があり、航行する船に位置を知らせていますが、その昔は航行する船を監視し、怪しい船が来ると狼煙(のろし)を上げて知らせる重要な場所だったとのことで狼煙という地名がついています。海沿いに岬自然歩道が整備され、歩くことができますが、一方向で歩くことになっています。もちろん、並行してある車道を歩いて戻ることも可能ですが、できれば森の中を歩きたい。そこで、地元に住む小林さんに途中まで車で案内してもらい、森の中の道を探してみました。昔から人が歩いてきた道を発見できました。午前11時前にスタートし、12半には道の駅に着きました。歩くのに邪魔な枝等をカットしながらでしたので、1時間程度で歩けそうなルートです。岬自然歩道とあわせても、2時間ほどでしょうね。地域の人々の理解を得てもっと明るい森にし、健康増進のために活用できる森にできればと思う。昼は久しぶりに「つばき茶屋」でいただきました。元気な母娘の顔を拝見できました。午後は市役所に行き、観光交流課で概略を説明、建設課で地図を預かりました。午後4時前には能登空港に着き、午後便で帰るのとだらぼちITOKO会の皆さんを見送る。穴水でお風呂に入り、買い物をして能登事務所に戻る。   


狼煙地区の森への入口

6月7日(日) 癒しフェスタin健康の森
 のとだらぼちITOKO会のメンバー1人をのと里山空港に送る。午前便まで少し時間があったので、癒しフェスタin健康の森の様子を見学。すでにお客様がお越しで、賑わい始めていました。雰囲気を感じていただくことはできたのではないか。空港にお送りした後、駐車場で開催のクラシックカー&スーパーカーのショーを見学。好きな人が多く集まっておられました。能登事務所に行き、昨日使った道具を車からおろし、休憩。その後、健康の森に戻り、癒しフェスタの会場で過ごす。お客様や出店者と話す。よい意見交換の場になりました。途中、ノルディックウォーキングのコースを歩いてみるが、高低差があり、ちょっとハードかもしれませんでした。終了時間の午後4時までいて、交通整理の方々の日報にサインをして会場をあとにする。鵜野屋地区を通り、富来へ。渤海にチェックインし、6時半からのITOKO会の懇親会に参加。てらおか風舎で、肉料理を存分に楽しませていただきました。   


癒しフェスタの様子

6月6日(土) ITOKO会
 のとだらぼちITOKO会の能登ツアーのアテンド。能登事務所で道具を準備し、車にのせ、能登空港へ。午前便でお越しなった皆様を3台の車で門前にご案内。手仕事屋で昼をいただき、午後はITOKOの森の保全活動を行っていただく。森の端にある遊歩道を歩けるようにし、看板周辺やその下の広場の草を刈っていただきました。おかげで、昨年東洋大の学生諸君と整備した池のそばの散策路につなげることができました。次は池の周りを歩けるようにすることです。作業の後は、まんだら村に戻り、温泉に行くチーム、ゆっくりするチーム等に分かれ、夕方まで過ごす。午後4時半に手仕事屋に行き、桂文珍独演会のチケットをいただき、総持寺へ。初めて総持寺での独演会です。本堂いっぱいのお客様で、腰が痛くなりましたが笑わせていただきました。その後は手仕事屋で夕食会。まんだら村に戻ってからも宴は続きました。   


ITOKOの森で記念写真

 

6月5日(金) 二本松市
 午前はまず二本松市役所の市長室を訪ね、今後の取り組みを提案。限られた時間の中、市長を交えて意見交換でき有意義でした。岳温泉からの提案を評価いただきましたので、具体化に向けて早めに動かすことができればと思う。岳温泉に戻り、光雲閣の裏山の歩く道を光雲閣の社長にご案内いただく。小川が流れており、水音を聞きながら歩けるなだらかで柔らかい道です。繰り返し歩きたい。まずは「おすすめの散策マップ」を作りましょう。昼は光雲閣さんの2階でそばをご馳走になりました。こだわりの手打ちそばで、麺が細くきれいでした。日帰り温泉のお客様が多く利用されています。その後、観光協会の山谷さんに、あだたら高原に案内いただき、ゴンドラで薬師岳へ。さすがに涼しい。イワカガミやマイズルソウ、サラサドウダン、タニウツギなども咲いており、標高1350mは下界とは異なります。コンドラで下りて、自然遊歩道も歩く。原瀬川の一部・烏川沿いに遊歩道が設けられており、滝を楽しみながら川の右岸、左岸を何度も橋を渡って歩きます。ブナも多く見られます。夕方に本宮まで送っていただき、新幹線を乗り継いで金沢に戻る。歩いた一日でしたね。   


自然遊歩道沿いの滝

 

6月4日(木) 強風の岳温泉
 夜中からずっと風が強くて、建物も揺れるくらいです。そんな状況でしたが、朝は夕日ケ丘展望台をめぐるコースを歩く。観光協会事務所の2階で資料作成。昼前に夕日ケ丘の山裾にある碧山亭にお邪魔して若手と意見交換。森歩きをお客様に積極的に提案し、一緒に歩いていただけると良いですね。昼食休憩の際は、岳ダムの横の旧道を途中まで下ってみました。歩道と位置づけられているので、散策路として整備してもよいかもしれません。途中のミズが群生していたり、サルナシの大きな木もあり、花がたくさんついていました。観察しやすくなっています。モミジイチゴやクワも実をつけ、熟してきています。クワの実は食べてみましたが、甘く美味でした。昼は観光協会のはす向かいのカフェでいただき、午後は観光協会の役員の方々とミーティング。ヘルスツーリズムの推進イメージやインバウンド対策、定住促進等についても意見交換。有意義な2時間でした。その後、お宿の扇やにチェックイン。隣のあずま館のプールを見学に行く。これでイメージがつかめました。夜は扇やで会食。面白い時間でした。   


夕日ケ丘展望台からの眺め

 

6月3日(水) 岳温泉
 朝一の北陸新幹線・かがやきで金沢を出て、大宮乗り換えで郡山まで。東北本線で二本松へ。二本松駅まで観光協会の事務局長に迎えにきていただいたので、11時前には着きました。午前中に、観光協会で打ち合わせ。優先的に取り組むべきことについて意見交換。昼は別荘地の中にあるお蕎麦屋さんでご馳走になる。午後も観光協会長と相談。その後は観光協会で打ち合わせを踏まえた資料作成を行う。5時過ぎまで仕事をして、今晩の宿泊をお願いしていただいている「花かんざし」へ歩いていく。周辺を少しだけ散策し、露天風呂がある大浴場に入ってみる。露天風呂に菰樽と枡が置いてあり、日本酒のサービスでした。夜は若手との意見交換の場が用意されていました。神社の若衆も10名以上に増えて、成人したばかりの方もおり、これからが楽しみな感じです。   


花かんざしでいただいた料理

 

6月2日(火) 山内太一さん
 南三陸から山内太一さんがお越しになりました。山の神平から志津川のバス停まで下り、代行バスで鉄道が通っていると駅まで行き、そこから鉄道で仙台に出ます。仙台からは東北新幹線で大宮まで、大宮からは北陸新幹線で金沢まで。本日の午後はバスで五箇山まで行ってこられたとのこと。当方は年に一度の政策形成研修の初日でしたので、夕方まで拘束されていましたから、駅近くのホテルで待っていました。6時過ぎに戻ってこられたので、ホテルに隣接したお食事処で一緒に夕食をご馳走になりました。お嬢様と3人での旅で、楽しそうで何よりでした。明日は能登に行かれますが、当方は福島に参りますので、能登事務所の今井さんに能登空港からアテンドしていただきます。山内さんは、ブルーベリーに取り組まれて30年近くになられますので、能登での栽培方法を是非じっくりご覧いただければと思います。  


 

6月1日(月) 移住希望者
 来春から輪島塗の勉強に輪島に来たいという方を案内する。昨日金沢に来て宿泊していた小将町のゲストハウス・あかつき屋に迎えに行くが、知人が経営している施設でした。まずは、カメラのきたむら元町店へ。カメラの充電器が故障したとのことで、探しに参りましたが、取り寄せになるとのこと。「とりあえず少しでも充電しましょう!」とのことで、お店にある充電器で充電してもらいつつ、代替になるものを探していただいたところ、中古カメラで同じ充電器がついた商品があり、それに付属していた充電器を買わせていただくことに。中古品用には、新たな充電器を店が取り寄せて補充することに。素晴らしい対応でした。ちなみに、元町店には中古のカメラがいっぱい店頭にありました。次にコンビニでお金をおろし、少し時間があったので、県庁の展望室に上がり眼下に金沢を眺めていただきました。レンタカーは11時からとのことでしたので、少し前に到着し手続きをしてもらう。一路、門前を目指して先導。1時前に手仕事屋に着きましたが、お客様でいっぱいでした。そばを食べ終わったころに星野さんが帰ってこられたので、紹介。輪島に移動し、塩安漆器工房で職人さんの仕事振りを拝見。漆芸美術館、輪島漆会館と見学。朝市通りのカフェで休憩しながら話す。最後は宿泊予定の深三まで案内する。良いところを予約されていましたね。   


 
以前の金沢便りはこちらをご覧ください。

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