[ 金沢便り2015.4月 ]
最初のページの金沢便りのバックナンバーコーナーです。
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4月30日(木) 日程調整
 一般社団法人能登定住・交流機構の理事会を設定するために、理事の皆さんの都合の良い日をうかがうためのFAXを送信。夕方にはほとんどの方々から返信が戻ってきたので、過半数の方々が揃いそうな日を設定。電話とメールで案内する。会場の手配を奥能登総合事務所にお願いするが、会議室は埋まっているとのことでしたが、明日講義室を確認していただけることに。日程調整のために、メールと郵便でお願い文書を送付したのが先週末で、数名の方からは週の初めに届きましたが、届いていない方に再度、FAXとメールでお願いし、ようやく日程設定に至りました。当日都合が悪くなる方も出そうですので、過半数に達しない可能性もありますが、その場合は持ち回り理事会のような形をとらざるを得ませんね。ネットで配信し、返答をいただくという方法もあるようですが。いずれにしろ手間のかかる作業です。一般社団法人の理事の意義や役割を甘く見ていました。代理出席や委任状提出は認められないということを知ったのは、設立後でした。


 

4月29日(水) 経営者
 午前は能登事務所でUターン就職希望者と面談。能登に戻ることを明確に決めておられることが素晴らしい。彼女のような若い人が増えることが理想です。希望に応えられるような企業、地域でありたいですね。午後は百楽荘の社長にお話をうかがう。途中から経営を任された立場で当初は売上利益を上げることに力を注いでおられたようですが、重要なスタッフから退職願いを出されたことを契機に、新たな仕事の進め方を追求されてきています。理念を明示し、分かりやすいプレゼンを作成、スタッフと共有するために、毎月のように休館日を設け、全員会議を開いて、繰り返し話し続けることで、浸透を図っておられるとのこと。経営者として、三方良しを追求すべきですが、最初に地域やお客様から評価されることを置くことの大切さを理解されていることが素晴らしい。よい話をうかがうことができました。お役に立てるようにしたいものです。その後、門前に移動し、手仕事屋で星野さんと打合せ。やすん場にも立ち寄り、預けてあった本を引き上げてくる。


百楽荘

 

4月28日(火) 森日和
 朝早くに金沢を出て能登事務所へ。ツアーがあるので、事前に鉢伏山に行く。沿道の木の枝が道路にはみ出しているものを除伐。きりがないので、大きなものだけ。頂上エリアに上り、昨年移植したブナの様子を見て回る。先端部分を食べられた稚樹もいくつかありましたが、多くが生き延びて、葉を広げています。現段階では確率は高いが、これが徐々に減っていくのではと心配しています。今後も継続的に移植を続けるべきなのでしょう。頂上エリアに向かう道路際にブナが点々と生えていますので、草刈の際に切られてしまわないうちに移植できればと思う。午後からはNHK学園のツアーがあり、大きなバスでやってこられたので、再度、早めに山に向かい、沿道の枝を切って行く。お客様がブナ林の近くに来られて、バスを下りられてから、事務所に戻ってくる。多くの人数を一緒に動いてもらうのは、やはり無理がありますね。午後は能登町の役場で行われた能登町町会区長会連合会総会の最後に、空き家の活用等を議論する地区懇談会の開催をお願いさせていただきました。


葉を広げた移植したブナ

 

4月27日(月) 福井
 久しぶりに福井にお邪魔しました。移住希望者との面談のために約束した場所が、福井放送のそばだったので、福井放送に通ったいつものルートで早めに行き、福井放送を訪問。何年も前にお世話になっていた方々にお会いすることができました。社内も少し案内いただきましたが、相変わらずでした。その後、隣のショッピングゾーンの一角にあるカフェでお話をうかがう。ゴールデンウィーク明けに能登にお越しいただくことに。ご当人の希望を実現するためにどのようなサポートが可能か情報収集を進めたい。午後は、名古屋から福井にUターンし、古い家を手に入れて、ゲストハウスにするためのリニューアルを自分で手で進めている森岡さんのところを訪ねる。修復しがいのある家ですので、完成が楽しみです。お向かいには、昆布巻専門店があったので、試しに買わせていただきました。


 

4月26日(日) 決算と新年度計画
 能登定住・交流機構の前年度の決算のための書類作成を行う。数字はなんとかなりそうです。任意団体の解散のための手続きとして、残金が残らない処理を行うべきと考えています。一般社団法人は、納税団体として、しっかりとした経理処理が必要になりますので、会計書類作成のための経費も計上しておかいないといけない。素人ではできません。法人設立の際の社員としての出資金をもとに、新たな口座開設を行わないといけません。震災復興基金への提案書も作成。関係者に事前に確認して早々に提出したい。火曜日には能登に行くので、相談できればと思う。のとだらぼちITOKO会の能登ツアーの参加申し込みが徐々に入ってきていますので、リスト作成に着手。ささやかな活動なのですが、事務作業は結構あります。


 

4月25日(土) 仕事情報
 買い物以外どこにも出かけず家で仕事。ネットで能登の求人情報を調べて、新しい求人情報を能登定住・交流機構のFBで紹介。最近は見ていただける方が徐々に増えている印象があります。問い合わせやいいね!を押していただいたことを契機にした双方向でのやりとりもコンスタントに出てきています。いいね!をいただいた方に、お礼のメッセージを出すようにしていますので、その返信をいただくことも多々あります。就職相談に応じることになったりしています。やはり、移住・定住促進のためには、仕事情報が基本的に大切ですね。今後もリアルタイムな情報発信を心掛けたい。


 

4月24日(金) 鉢伏山
 朝早くに金沢を出て能登事務所へ。一仕事した後は、天気も良かったので、鉢伏山へ。ブナ林に入りましたが、ショウジョウバカマが終わり、オオイワカガミが咲きはじめていました。ブナの実がたくさん着いている木が何本かありました。ブナの根元をよく観察すると、多くの稚樹(2,3年生でしょうか)が生き延びていることを観察できます。葉っぱが赤みを帯びているので目立ちます。オオイワカガミが群生している中にもたくさん生えています。クロモジにはたくさんの黄色っぽい花が着いています。午後は宇出津の数馬酒造に行き、移住者に取材。すでに能登に来て5年、宇出津に住んでいて車を使わずに暮らしていることのこと、貴重な存在です。能登事務所から戻る途中、北河内の御所桜を見に行く。さすがに花は終わりでしたが、山の上の道を戻る途中の道路沿いで多くのオオイワカガミを見つけました。鉢伏山より早く花が咲いています。十分楽しめました。


大きなブナ

 

4月23日(木) 五箇山
 久しぶりに五箇山に行く。その前に、城端のクアガーデンのそばにオープンしている「Cerisier」をのぞく。3月末まで五箇山の上平観光開発でエコツアーの仕事をしていた坂口さんが働き始めています。週末だけ営業しているようですが、早めに営業日を増やして欲しい。看板等が目立たないので、少し外への訴求力を強化した方が良い印象です。五箇山では、菅沼集落に行き、荒井さんの店で山菜うどんをいただき、荒井さんから最近の動きをうかがう。午後2時からは合掌の里と打合せ。合掌の里と菅沼集落に花や木を増やしたいとのこと。空き地があるなら、在来樹種を植えたらよいし、五箇山に昔からみられる草花を増やすことが理想ですね。多様な植生にすることが通年で楽しめる環境を育成することになります。蝶や昆虫が増えれば、鳥たちも多くやってくることになるでしょう。そのような環境形成を意識した活動をすることがエコビレッジ構想には相応しいように感じました。菅沼集落の裏山に上がったら、カタクリが群生して咲いていました。


五箇山・菅沼集落

 

4月22日(水) 人は死して人をつなぐ
 午前11時からの葬儀に参列。25年間お世話になったグルーヴィの下田社長の奥様が亡くなられました。ご自宅にお邪魔して、ご馳走になったことが何度かありました。手元には、以前県庁に出向されていた西村康稔さん(通産省から、現在は衆議院議員)ご家族を囲んで撮影した写真があります。門前の星野さんや橋谷さん、社長の自宅の隣に住んでおられた佐々木教授も一緒です。豪快に笑っておられる奥様のお顔が印象的です。享年68歳はお若いですね。ご冥福をお祈りいたします。葬儀では、御無沙汰していた方々にも、久しぶりでお会いできて良かったです。昨日の通夜に引き続き参列いたしましたが、昨日も懐かしい方のお顔を拝見できました。これを一つのご縁にできればと思う。


 

4月21日(火) 能登町定住促進協議会
 午後から能登町役場で、能登町定住促進協議会の設立会議が行われました。副町長を委員長に、商工会長に副委員長を担っていただき、町をあげて移住定住の促進に取り組んでいただく体制を作っていただきました。企業を回り、中途での人財採用の可能性のあるところを詳しく紹介していきます。一方で、地区懇談会を開き、地区の将来をいかに描くか、空き家の保全活用や移住希望者の受入についての機運醸成を進めていきたいものです。すでにUIMターンされた方々の紹介も行います。自治体の定住促進施策の充実も図っていきます。新たな事業についても随時提案し実行に移せるような柔軟な体制整備を進めたい。一つの自治体レベルで行う活動のモデルを構築できればと思います。


 

4月20日(月) 観光相談
 岳温泉での最終日、午前も午後もミーティング。午前はクアオルト入門の話をさせていただき、今後の進め方について議論。昼は本多屋でそばをいただき、午後は若手と意見交換。地域の将来について問題意識をもって、具体的な活動を行っていることが心強い。朝、観光協会の事務所にいたら、富山県の高岡市から来られたという方にお話をうかがったが、合戦場のしだれ桜を前日に続いて観に行きたいと言われていました。それも前日に続いて、じっくり拝見したいとのことでした。あいにく、シャトルバスのようなものが出ていないので難しいとの結論でしたが、桜の時期にはさくらめぐりのバスがもっと多く出て欲しいですね。二本松駅前からはバスが出ていたはずで、それに前日はお乗りになったようで、1ケ所における時間が短ったとの評価でしたが、そのような情報も岳温泉まで届いていないようだ。その他に女性2人組も来られて、1時間程散策したいが、どこにいけば良いとの質問をされていました。所要時間ごとの散策コース提案があると良いですね。羽田からの飛行機が飛ばないかもしれないとの連絡がメールで届いていたので、新幹線で金沢に戻り、スタッフに小松空港まで送ってもらい、ようやく帰ってくることができました。


岳温泉桜坂の桜

 

4月19日(日) 二本松桜めぐり
 朝6時過ぎにペンションを出て散歩に出かける。横を流れる川にかかる橋を渡り、小さな水の流れに沿って上流側に歩いていくと、小川沿いにカタクリ、エンレイソウ、キクザキイチゲなどが混ざって咲いていました。小川を渡り、少し広くなっている場所にはたくさんのカタクリが群生していました。その場所から斜めに斜面をあがっていくと大きなブナが点々と生えていました。登り切った場所にもブナがはえていました。かつて別荘地として分譲されたようで、使われていない建物が点在しています。平たい道をしばらく山の方に歩いてみましたが、相当先まで続きそうだったので、途中で戻り、林道を下ってきたら深堀集落に出ました。よい散策でした。朝食の後、観光協会長に迎えに来ていただき、二本松市の中心部にある霞ケ城公園からスタートし、街の中の桜のポイントをめぐる桜ウォークに参加。城の裏手の散策路には多くの桜が植えらており、桜の近くを歩くことができる土の道も整備されています。多くの人は舗装路を歩かれていましたが、健康にためには土の道を歩いた方がよいですし、土手に生えている草花も楽しみやすかったですね。駅近くのそば屋・やなぎやでそばをいただいた後、合戦場の桜を見学に。素晴らしいの一言です。多くの人が訪れていました。この桜を三浦さんという個人がお世話されているとのこと。その後も何か所かを見学し、岳温泉に戻ったのは4時半ほどでした。今日のお宿・リゾート空の森ににチェックし、温泉につかった後、椚平ホテルへ。役員の方々と懇談会、有意義な話をうかがうことができました。


合戦場(かっせんば)のしだれ桜

 

4月18日(土) 岳温泉
 朝5時過ぎにホテルを出て、神田から東京駅へ。6時過ぎの新幹線で郡山まで、郡山からは東北本線で二本松へ、二本松からはバスで桜咲く岳温泉に向かう。観光協会の横にバスが停車するので便利です。観光協会に荷物を預けさせていただき、岳クラブのウォーキングに参加。ゴミを拾いながら歩く。しんがりを歩いていきましたが、スーパー袋にそこそこ集まりました。空き缶やペットボトルなど大きなものが目立つが、歩道上で多かったのは吸殻。7kmのコースを歩く皆さんについて行ったが結局8キロ以上歩いたのではないか。終了後、遅い昼をいただき、足湯で疲れをいやす。軽くなった感じでしたので、椚平ホテルの前庭に店開きしていた花見屋台でアイスをいただき、今度は、鏡ケ池横の夕日ケ丘展望台へのルートを歩いてみました。足元が柔らかくてよい運動負荷になりますね。展望台から下ってくると鏡が池碧山亭の駐車場に出ました。桜坂を歩いて、今度は岳の湯で温泉につかる。熱めのお湯でしたが、地元の人は平気で入っておられます。2,3分で十分、赤くなっていました。その後、さらに、あずま館の駐車場下の自然歩道を歩いてみました。階段が崩れていましたが、滑るようにしており、木の橋をわたり対岸へ。大きなブナが点々と生えています。松の木と混ざっているのが珍しい。ようやく、ブナと出会うことができました。夜は、ペンションシャンカーで3名の会食。いろいろアイデアが出てよい機会でした。


岳温泉で出会ったブナ

 

4月17日(金) 中央大学エコツーリズム研究ゼミ
 小松から朝一の飛行機で羽田に飛び、まずは神田のホテルに荷物を預けに。その後、中央線、京王線を乗り継いで多摩センターへ。多摩センターからはモノレールで中央大学へ行く。早くついたので、学生諸君用の食堂でしばし仕事をさせていただく。12時半過ぎからは教職員食堂で先生方と昼をいただく。午後はFLPという学部横断のゼミの一つ「エコツーリズム研究ゼミ」の最初の講座がある。上級生向けのゼミが3時限にあり、4時限には3年生、2年生対象のゼミを合同で行う。その中で、エコツーリズムについての入門的な話をし、受講生の一人ひとりにも発言いただきました。環境に関心があり、座学だけでなく、フィールドに出ることに魅力を感じている学生が多い、能登や南三陸で活動してくれることを楽しみにしていよう。夜は多摩センターで懇親会があり、神田に戻ったのは11時前でした。


4月16日(木) 星稜大学
 午前は金沢星稜大学で打合せ。昨年も行ったインターンの打合せ。昨年は金沢大学の学生が対象でしたが、今年は星稜大学の学生をメインに、金沢大等の学生にも呼びかける内容になっています。今年から星稜大に、金沢大学の特任助教だった西村さんと東洋大の特任助教だった川澄さんが星稜大の講師になられていますので、複数の大学生が一緒になった活動ができるとよいですね。能登での仕事の多様性を現場で学びつつ、移住定住促進にもつながる活動をしていただくことをめざしたい。


4月15日(水) 社内ミーティング
 昼前の能登町での打合せの後、さざえ飯で有名な「ドライブイン藤波」で昼食。今日はかつ丼をいただきました。午後は能登事務所で社内ミーティング。今年度の仕事の進め方について確認と相談。早めに仕事を動かしていかないといけませんので、だんどりを確認しました。優先順位を明確にして仕事を進めていきたい。来週にもミーティングを行い、新年度を早々に動かしていきたい。降ったりやんだりの日であったが、金沢に戻った後の夜には雷鳴が轟き、激しい雨が降りました。そんな中、夕食をいただきにお邪魔したのはサリーナ。平日の夜はさすがにお客様が少ない。お店に入った時は、当方のような中年の夫婦が3組でした。外食の傾向が分かりますね。


藤波のかつ丼

 

4月14日(火) 事務局仕事
 先週末から事務局仕事を続けているのだが、なかなか進まない。前年度の報告書を作成し、県の担当者とやりとりし、徐々に追加修正しています。1年間の間に行ったことや支出したことが多いとそれだけ、資料が必要になります。書類としての報告書と活動内容をまとめたレポートが別途必要ですので、写真等を盛り込みながら、分かりやすい内容のものを作成していますが、これだけでも、相当な作業量があります。そんなことを繰り返し、1件だけはめどがたったので、押印した書類を県庁に持参、後はメールでのやりとりで進みそうですかね。ついでに、異動された方と立ち話。他のセクションにも寄り、今年度の活動について確認、さらに大学の活動について報告。まだまだ、事務作業が続きます。能登定住・交流機構の決算のための資料を作成し、かつ、次年度の計画書も必要になります。事務的な仕事でどれだけの時間を使っていることであろうか。


4月13日(月) 人財
 地域にとって必要な人はどのような方であろうか。何事であっても前向きに積極的に取り組む人を期待したい。地域で暮らし続けている人にそこまでは期待してはいけないかもしれないが、新たに移転される人には、地域に刺激を与えてくれる役割を担ってほしい。過大な要望なのかもしれないが、地域住民からすれば、一定のリスクを冒してでもよそものを受け入れるからには、新たな価値を生み出すことや新たな動きを導き出すきっかけを作って欲しいと思う。今のままでは、地域の消滅が予想されるなら、それを回避するためには、新たな動きや事業を起こしていかないといけない。そのことを地域内にいる人々だけでは難しいと感じるからこそ、地域外から人を誘致することに力を入れようとしているのだ。それにふさわしい人を選択する目を地域側も持たないといけないと思う。地域自らが、地域に必要な人材像を描いていくことも大切だ。「創造人財」を打ち出している意味はそこにある。新たな価値を創出できる人、そのような契機を創り、プロデュースできる人が地域には必要ではないか。設定したコンセプトを具体化するためには、関わる人から共感を得ることができないといけないので、コミュニケーションスキルも問われるであろう。


4月12日(日) 神通回廊お花見フェスタ
 富山市八尾山田商工会女性部主催の「神通回廊お花見フェスタ」の様子を見に出かけました。最初は青空が広がり、徐々にうす曇りになっていきましたが、終日よい天気でした。中州をぐるりと巻くように堤防の上に植えられた桜が850本。桜が咲いている時期に歩いたのは初めて。徐々に浸透してきて毎年多くの花見のお客様がいらっしゃるようです。神通川をはさんだ大沢野側の対岸・塩地区にも桜が植えられており、これまでは「塩の千本桜」として知られてきたようです。「神通回廊」というネーミングは商工会女性部長の発案で、前年度マップを制作。これをいかに浸透させられるか、継続的な取り組みが必要です。桜以外の時期にも、花や鳥などを観察しながら歩くイベントができるとよい。帰りには、婦中の曲水の宴(来週開催)の会場となる各願寺の桜を拝見。最後に、砺波平野で栽培されているチューリップの写真も撮ってきました。畑によってはすでに花が咲いています。


神通回廊の桜

4月11日(土) 鉢伏山の春
 事務所から見ると鉢伏山のあたりが霧に覆われていたので、車で向かう。7時過ぎに鉢伏山のブナ林に入るが、霧で白くなりすがすがしい。いつも車をとめている場所の道路際に、ショウジョウバカマが花開いていました。ブナ林の中もたくさんの花が見られます。落ち葉が堆積した中に、ピンクや紫、白っぽい色の花があちこちに目立ちます。花によっては落ち葉に埋もれそうになっているものもあります。ブナの根元には、オオイワカガミの丸く大きい葉が茂っていますが、そんなところにもショウジョウバカマの花が見られます。これが終わる頃には、オオイワカガミが咲くことでしょう。春はかわいい花が楽しめる時期です。ブナを見あげると、小さくみえる葉が開き始めています。斜面の下には雪が残っている場所もありますが、確実に季節は変わっています。事務所に戻り、朝食を食べた後、移住希望者に少し話をさせていただく。その後、能海山市場、道の駅桜峠、別所岳パーキングと寄り、金沢駅に送り届ける。


鉢伏山のショウジョウバカマ

4月10日(金) 移住希望者
 金沢駅で移住希望者と合流し、能登へ。まずは門前町に行き、手仕事屋でそばをいただき、星野さんの話を少しうかがう。その後、能登事務所に移動。午後は興能信用金庫で打合せ、町役場にもお邪魔して面談。事務所に戻り、簡単に打合せの後、買い物と温泉へ入りに行く。夜は事務所で夕食を一緒に食べ、意見交換、そのまま2階で泊まる。


4月9日(木) 弥生の桜
 一日金沢にいましたので、昼は近所でいただく。その後、歩いて弥生の桜を見て回る。弥生さくら公園の桜は満開で、昼食時とあって、多くの人が桜の下で昼食を楽しんでおられました。その後、以前勤めていた事務所の前の旧弥生小学校の桜も拝見に。25年間眺め続けていた桜です。小学校の建物は取り壊しが始まっていましたが、通っていた事務所も解体工事中でした。照明器具も外され、天井や壁がはがされた段階でしたが、間もなくなくなりますね。さびしいようにも感じますが、仕方がありません。いずれの桜もまだ散り始めていませんので、満開というところでしょう。泉八幡神社の桜は開花も早かったので、散り始めています。金沢の桜も見納めです。能登の桜はこれからですね。


弥生さくら公園の桜

4月8日(水) 鉢伏山
 朝から鉢伏山に上がり、ネマガリタケを刈る。少しだけ、ブナを移植。午前の打合せのために事務所に戻り、能登町役場へ。昼は新港にあるショッピングセンターの裏通りにあるお食事処でピザをいただく。午後は再度、鉢伏山に行き、ネマガリタケを刈る。最後に何本か移植するが、葉っぱが膨らみ始めているので、これが最後ですかね。残りは秋に移植したい。夕方は、久しぶりに鵜野屋にお邪魔し、区長さんと今年の活動について相談。ツリーハウス的なものを作れればと思いますし、可能なら集落の中で民泊できればと考えています。少なくとも、滞在時間を長くし、地域住民の皆さんとの一緒に活動する時間をより多く持てればと思う。


鉢伏山の登り口

4月7日(火) 能登町エンデバーファンド21
 朝9時から能登町エンデバーファンド21の運営委員会がコンセールのとでありました。最初に前年度の事業報告があり、その後、新年度の事業に申請されている団体からの説明がありました。午後3時半過ぎまでの長丁場。昼食には町長もご一緒され、懇談。エンデバーとは、「挑戦」を意味し、新たなことに挑戦するきっかけ、機会を設けることを意図してネーミングされているとのことで、若い人が参画している事業が採択されやすいし、期待も大きい。一方で、高齢の皆さんが地域をなんとかしようと頑張っている事業も対象になっています。バランスの良い事業採択ですね。残念ながら、不採択になる案件もありました。それにはしかるべき理由があります。今後、過去に採択された案件についても注視していきたい。


4月6日(月) やまの葉
 昼は郵便物を南郵便局で出すことになったので、その足で近くのやまの葉でいただきました。富樫の運動公園の並びにあるきれいなお店です。店づくりと同じようにきれいなそばがいただけます。そばが続いているので、かけそばにしてみました。茄子のおやきを単品でつけてもらう。そばは細く揃っています。茹でた後の仕事も丁寧で優しい印象です。カウンターに座ると仕事が見えて勉強になります。ざるは竹ざるに盛られてくるのも魅力的です。


やまの葉のそば

4月5日(日) 曇りの日曜日
 午前は晴れ間ものぞくそこそこの天気でした。昼前に買い物に出かけるが、その前にしん馬でそばをいただく。店の前にはイカリソウが咲いており、テーブルの上にもいけてありました。日曜日は色々なお客様がお見えになるようで、混んでいましたね。いつものショッピングセンターで買い物をして帰る頃には、暗くなってきておりました。天気の変化が激しいのが今頃の気象ですが、少し前に比べて随分過ごしやすくなりました。家の中にいても暖房なしでいられます。こうやって徐々に季節は廻っていくものなのでしょう。


しん馬のそば

4月4日(土) 金沢の花見
 よい天気に恵まれましたので、バスで都心に向かう。香林坊で下りて、広坂通りを歩き、市役所横の「OFUKU」で花見団子と桜餅、焼き立てのクロワッサンを買う。21世紀美術館の庭でクロワッサンを試食。その後兼六園の桜を見ながら、だんごをいただく。石川門と桜の写真を撮り、金沢城公園を抜けて、黒門から町に下る。古い建物を改装したレストラン「TORRADO」でランチを。前面は小さく見えるのですが、店内は2階もある大きな店でした。オムライスとパスタをいただきました。近江町で買い物をして、バスで戻る。午後は叔母さんを自宅まで連れて帰り、庭木を剪定して、草をとり、夕方には施設に送り届けるが、天気が良くて作業がはかどりました。


金沢城公園の桜

4月3日(金) 産業振興のための人材誘致
 昼は能美市でいただく。前回の能美市訪問の際にもいただいた二兎へ。ランチがいろいろ野菜が使われていて盛りだくさんです。最後にコーヒーもついて950円。ゆったりとした空間でいただけますので、心地よい。これで接客がもう少し明るくなるともっと魅力的になるのですが。午後は市役所で打合せ。能美市単独でも人材誘致の活動をしていただく方向で取り組んでいただけそうです。能美市は人口は減少していませんが、進出企業の希望に応えるためには、人材誘致に積極的に取り組む必要があります。当方としては、能美市さんのように積極的な自治体の情報だけでなく、広域での情報発信の活動を独自にスタートし、より多くの移住希望者に対応できるようにしたい。その上で個々の自治体さんとの関わりができると良いのかとも思う。新年度になりましたので、再度各自治体を訪問し、新たな取り組みや体制について教えていただき、情報発信に反映させていきたいと思う。


二兎のランチ

4月2日(木) 鉢伏山のブナ林再生
 朝霧の中を鉢伏山に登るべく、車を走らせたら、大箱集落の途中からすでに霧が晴れていました。車で行けるところまで行き、歩いて頂上を目指す。3ケ所雪が積もっているとこがありましたが、最後にまとまった雪が残っていました。いつもの登山口から歩いて上がるが、昨年移植したぶなが点々と生き延びています。雪で倒れたようになっているものは起こすようにして、目印の竹も多くが倒れていましたので、それも一通り直して歩きました。それだけでも結構な時間がかかりました。一旦事務所に戻り、遅い朝食をいただいた後、穴水の労働基準監督署、役場、宇出津の職安、能登町役場と回るが、途中空き家も探す。その後、事務所に戻り、午後2時過ぎから、再度、鉢伏山に上がる。今度は車2台で行ったので、15から20センチぐらい雪が積もったところは、車で強引に走り、最後の50センチ以上は積もっていそうな場所の手前で車をとめて、歩いて行く。三角点の近くにまとめてあったブナの稚樹を移植しました。笹やネマガリタケを刈り、スペースを作ってから移植しましたが、40本ぐらいは移植できたであろうか。もう一度、作業をすれば、完了できるでしょう。


鉢伏山奥のブナ

4月1日(水) 鉢伏山
 午前に能登事務所に着き、まずは鉢伏山へ。ブナ林の中に入ってみました。小雨が降り、全体が白くなっており幻想的な雰囲気です。冬の間に折れて落ちた枝などが歩くルート上に何本もあり、ネマガリタケも倒れ掛かっています。それらをかたずけながら、ブナが生えている広場までたどり着き、写真も撮影。その後、頂上エリアに向けて車を走らせるが、途中でまとまった雪が残っている場所があり、車では進むことができませんでした。仕方なくひきかえす。午後は能登町で打合せでしたので、スタッフ全員でお邪魔して、具体的な進め方について確認。さらに、協議会に参加いただく役員候補の方に説明に行く。その後、職安に行き、手続き。能登事務所に戻ってから、さらに一件事務所での打合せを入れたので、そのまま事務所に泊まる。久しぶりのことです。


鉢伏山のブナ林

以前の金沢便りはこちらをご覧ください。

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