[ 金沢便り2015.3月 ]
最初のページの金沢便りのバックナンバーコーナーです。
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3月31日(火) 桜が咲きました
 午前は月末の支払をすべく、興能信用金庫に行き、お金をおろし、車屋さんに支払いに。近くの新しいお店で昼をいただきました。サラリーマンなどで一杯でした。その際に電話があり、先日提出した提案書を修正して欲しいとの要望。事務所に戻り、さっそく修正し、メールで送信。休憩の意味でカメラを持って近所の泉八幡神社に桜の様子を見にいったら、いくつも花が開いていました。気温が高くなっていましたので、一気に咲いたようです。明日は天気が悪くなるようですから、しばし一服状態でしょうが、今週末にはそこそこ花開くのではないでしょうか。花見をしなくては!


泉八幡神社の桜

3月30日(月) 年度末仕事
 年度末ですので、今年度の仕事の成果をまとめる作業をしばらくは続けないといけません。報告書の類を作成し、最終的な請求をさせていただくことで、事業が完了します。お手伝いいただいた方々への支払いや社内精算も行ってはじめて、収支がどうだったかが確定します。今年度は能登定住・交流機構の法人化のための作業や能登ゼミ等、学生諸君の能登での活動をサポートする業務が多かった。そのことがどのように影響しているか、総括しないといけません。次年度の業務の在り方を考えるためにも、費やした時間と売上を集計して、比較衡量しておく必要があります。事務局仕事の在り方を再考したい。今日の昼は、初めての店に行く。久安にあるえびやで、釜飯をいただきました。続々とお客様がお越しの人気のお店でした。


えびやの釜飯

3月29日(日) ITOKOの森に雪割草を
 門前町総持寺の裏山にある古和秀水の近くに設けたITOKOの森の一角に雪割草を植えました。「のとだらぼちITOKO会」春の能登ツアーでお越しいただいたメンバーと一緒に植える。100株ほどですが、一面に雪割草が花咲くエリアを育てることが目標です。落葉広葉樹の生える斜面に一輪の花が咲いた株を植えました。早ければ、5年後にはこの株から落ちた種から育った子ども花をつけるかもしれません。徐々に増やすことができるとさらに素晴らしい場所づくりになると思います。落葉広葉樹の森は、森歩きに繰り返し活用いただき、住民の皆さんの健康づくりにも活用いただけると良いです。その後、深見の大滝、熊野神社の大杉を見学。一旦、手仕事屋に戻り、昼をいただく。午後は輪島に行き、本日会館したキリコ会館、漆器会館を見学。大勢の人でした。最後は空港までお送りして、ツアーは終了でした。次は6月のツアーになります。


雪割草を植えた斜面を前に記念撮影

3月28日(土) クアの道ガイド講習2日目
 昨日と同じように、珠洲ビーチホテルの前後に設けたクアの道歩きのガイド養成講習を行う。ガイド講習というより、体験会だったかもしれませんが、とにかく多くの市民の皆さんい日々歩いていただくことを促進することが大切ですね。毎日ウォークとして、朝時間を決めて歩く活動をしていただくとよいかもしれません。その前段階として、週末ウォークとして土日の朝に行うとかもありです。足元が柔らかいところを歩くと、たしかに普段使わない筋肉を使うようで、股関節やお尻がいたくなってきたります。一回りして2km、30分程度のコースですが、ゆっくり歩くだけで十分な運動負荷がありそうです。2日続けて歩いたので、相当きいてきています。午後は早めに終わったので、引っ越し作業中の赤石さんのところに顔を出し、手伝いにきていた岩井さんの家も見に行きました。山奥の大きな家です。裏山には山野草がいろいろ咲いていて歩くと楽しそうです。夕方は、鉢ケ崎に戻り、クアの道の里山コースの保全を行う。太枝切り鋏で除伐していて、シュンランをいくつも見つけました。貴重な花が咲いているコースですね。


岩井さんの家近くのショウジョウバカマ

3月27日(金) クアの道ガイド講習
 珠洲ビーチホテルの前後に設けたクアの道歩きのガイド養成講習を行う。ビーチホテル2階で1時間ほどの講義の後、海側のコースを歩く。最初と最後に血圧を、途中に脈拍を図りながら歩きました。なだらかな松林と砂浜を歩くだけなのですが、結構な運動量になっており、脈拍は多くなっています。1分間に160-年齢が目標で、15秒間の脈拍数を4倍して計算します。最初は少しだけの上昇ですが、おしゃべりをしているとアップしたりします。風が強くて汗ばむことは無かったですが、足元が柔らかい道を歩く意義を実感いただいたようで良かったです。午後は救急救命の入門編で、1時間ほどで終了したので、山側のコースも歩いてみました。気温も高くなり、風も弱かったので、途中から汗ばんできました。海側のコースと山側のコースを両方歩いて4kmほどになり、1日の運動としては十分な歩数です。歩数にして8000歩以上になっていますが、舗装路を歩くよりも、1.5倍ぐらいの運動負荷になると言われますので、12000歩ぐらいは歩いた計算になります。足元が柔らかい道を歩くとバランス感覚もよくなると評価されていますので、そのようなことも含め、よいコースができました。多くの市民の皆さんに歩いていただきたいものです。夕方は市役所職員向けの入門講座でした。


クアの道歩き

3月26日(木) 珠洲へ
 能登空港午後便でお越しになったクアオルト研究室(山形県上山市)の小関さんを出迎え、珠洲へ。まずは市役所にお邪魔して、観光交流課で明日からの研修会の確認。企画財政課にも顔を出す。その後、谷野旅館にチェックイン。随分久しぶりに谷野旅館の夕食をいただきました。いさざや刺身の盛り合わせが出てきました。肉料理や釜飯などもついて、贅沢な内容です。珠洲に泊まるのも久しぶりですかね。


お刺身の盛り合わせ

3月25日(水) 能登半島地震から8年
 2007年の3月25日に能登半島地震が起こりました。8年前のことになります。東日本大震災を経験したので、はるか昔のことのようですが、まだ10年もたっていないことです。朝早くに金沢を出て門前に10時前につきましたので、総持寺通りの広場で行われていた慰霊式を拝見いたしました。総持寺の僧侶の読経が流れ、門前らしい情景でした。手仕事屋で打ち合わせの後、昼をいただき、能登町へ。午後1時から役場で総合計画審議会がありました。委員として参加、素案について気付いた点をコメントさせていただきました。人口減少が急激に進む自治体として地域経営をいかに進めるか、次代の主体の育成誘致が最優先課題になりますね。特化した目標設定をして、内外の人々から地域に魅力を感じていただけるようにして欲しいものです。その後、定住促進事業について打合せ。帰り際に商工会にも立ち寄り、定住促進活動についての協力要請。


門前での慰霊式の様子

3月24日(火) ホットハウス
 今日も金沢にいたので、昼は近くのホットハウスに行く。インドの人が料理を作っている本格的なインド料理店。ランチセット1080円で、3種類のカレーに、ナンとサフランライス、野菜、肉料理、ヨーグルトが大きなステンレスのプレートにのってきます。さらにドリンクがついています。何となくですが、寒い日はお客様が多いような気がします。出かけたのは、書類に印鑑をいただきに駅西に出かけただけで、あとは事務所で仕事。書類作成に費やした一日でした。岳温泉から送っていただいた書類に感謝しつつ、本格的に仕事をしないといけないと感じています。福島の方々のお役に立てるように頑張りたいと思う。


ホットハウスのランチ

3月23日(月) 花のあるそば屋・しん馬
 昼は久安の住宅地にあるそば屋・しん馬に参りました。随分久しぶりのことかもしれません。前回行った時は臨時休業でそばにありつけませんでしたが、今日は店の前に、車が2台とまっており、営業中でした。窓の外には、サンシュユの黄色の花が咲き、店の前にはショウジョウバカマやシュンランなど、貴重な山野草が咲いています。山歩きがお好きな御主人らしん花園になっています。春を感じることができるお店です。かけそばととろごはんをいただきました。冷たいもりそばをいただいてきましたが、たまには手打そばのかけそばも美味しいです。


シュンラン

3月22日(日) 猿山岬の雪割草
 輪島市門前町では雪割草まつりとそば祭りが行われていましたので、猿山岬に雪割草を観に出かける。朝6時半過ぎに金沢を出て、穴水のインターを出たところにある八幡のすしべんで朝食休憩。そこから猿山岬までは1時間弱。9時半には歩き始め、環境協力金一人300円を支払い、最初の下る道の上の斜面にはすでに多くの雪割草が群生していました。ところどころに群生しているのを眺めながら、一番下の橋を渡り、坂道を登ると灯台です。昨日は灯台の中も公開していたようですが、土曜日一日だけとのことでした。灯台から少し上がると群生地が続きます。最初の休憩ポイントまでは多くの雪割草を観ることができます。さらに上の休憩ポイントまではキクザキイチゲ(菊咲一華)が群生しており、その先もしばらくは群生が続きます。緩やかにのぼりが続きますが、猿山の頂上まで来ると、雪割草が見られます。そこから先はアップダウンがありますが、眼下に駐車場が見える位置まで来ると、雪割草が多くみられるゾーンになります。斜面にピンクや白の花が群れて咲いています。まだまだ蕾も多く、しばらくは楽しめそうです。最後は急な下り道を一気に下りて、駐車そばに戻ります。地元の女性たちが手作りしたおはぎや干菓子、おむすび、雪割草の鉢などを売っており、ここで買い物をして猿山を離れる。門前町の中心部に移動し、まずは手仕事屋でそばをいただき、星野さんと打合せ。その後、総持寺通りで行われている雪割草まつり・そばまつりを見学。多くの人が出ていて、賑わっていました。


猿山岬の雪割草

キクザキイチゲ(菊咲一華)

3月21日(土) サリーナ
 本日のお出かけは、近くのサリーナでピザとパスタをいただきに行ったこと。開店時間の11時半直前に行き、開店と同時に店に入り注文。ランチセットになっていましたので、デザートまでいただき、ほぼ30分で食事終了。その時点ですでにお店はカウンターも含めて満席でした。相変わらずの人気です。帰りにスーパーとホームセンターで買い物をして家に戻り、後はどこにも出かけずでした。おかがで、新たな資料を作成できました。


サリーナのピザ

3月20日(金) 七尾
 昼前に七尾市役所にお邪魔しました。定住促進についての七尾市としての活動について提案。地域ぐるみで取り組んでいただく必要がありますので、より強力な活動を展開いただければと思います。能登の中核都市として担うべき役割は大きいはず、今後の活動に期待しています。その後、穴水町に移動、役場で打ち合わせ。駅前の特産品販売所・四季彩々で遅い昼食。いなりそば320円と能登牛コロッケ300円をいただく。来迎寺前の道を通り、のと里山海道に入るが、集落のあちこちに梅が咲き、森は若葉が出ている木もあり春の気配がしています。途中、眠くなったので、羽咋でいったん海道をおりて休憩、さらに高松での休憩し、ようやく金沢に戻ってきました。


3月19日(木) 統一資格審査申請
 国の機関の仕事を請け負うための統一資格審査の申請作業を行う。すぐに何かをするという訳ではありませんが、ネットでできる手続きを行う。納税証明書、法人の登記事項証明書、決算書類、業務経歴の添付書類を用意し、専用サイトを開き順番に入力し手続きを行うが、30分もあれば、入力完了です。税務署と法務局で書類をいただくのに1時間程ですから、2時間もかからずに完了でした。マニュアルを見ると面倒くさそうに見えますが、実際にやってみると簡単にできるものです。事業の報告書作成は大変そうですが、とにかくやってみることですね。


3月18日(水) 後藤一麿さん
 日の出とともにやすらぎの森に行き、頂上エリアで作業を行う。8時半に後藤一麿さんにホテルにお越しいただき、今後の活動について相談。さんたろうの家も見学させていただきました。杉を使った家づくりのための材を切り出している現場も見学。高台に設けられた住宅地の裏山で、移住された方々が仕事をされていました。その後、町役場にお邪魔して相談。半日、後藤さんにおつきあいいただきました。その後、後藤さんに教えていただいた、板倉建築で建てた入谷のお店「松野や」さんで昼をご馳走になりました。遅く入ったので、他のお客様が帰られた後、少しお話をうかがう。震災の時は、志津川病院に入院中で、3階のお風呂に入っている時に津波が来たそうです。津波で廊下に投げ出され、非常階段を駆け上がり、上にいた人に引っ張り上げてもらったので、助かったとのこと。一晩、屋上で手術着だけで、毛布にくるまれた老人の間で過ごしたそうです。


松野や

3月17日(火) エコツーリズムセミナー
 南三陸町のポータルセンターでエコツーリズムセミナーを行う。午前は入門編のお話をさせていただき、質疑応答。昼をさんさん商店街で食べ、午後は荒島を歩き、ポイントでの活動について提案も含め、ツアーのイメージを作る。1時間半程歩いた後、ポータルセンターに戻り、気づいたことをフセンに書いていただき、それぞれに発表いただく。重要な指摘をいろいろしていただきましたので、改善点が明確になったのではないでしょうか。終了後は南三陸ホテル観洋にチェックイン。女将さんと話した後、やすらぎの森へ。1時間程作業をして戻る。久しぶりでしたが、入口に看板が設置され、歩きやすくなった印象です。


やすらぎの森の看板

3月16日(月) 岳温泉・南三陸
 大宮駅を6時半に出る新幹線で仙台へ。仙台空港に移動し、レンタカーを借りる。まずは1時間半程かけて福島の岳温泉へ行く。あだたらスキー場で行われていた歩くスキー教室の様子を眺めに行き、午後からは観光協会でのミーティングに参加。ビジターセンターの要件を整理する。4時前には終了し、今度は北上し、南三陸へ。1年ぶりですので、まずは入谷の阿部勝善さんのところへ。土産を持参し、意見交換。中央大学の学生諸君が摘んでくれたよもぎを活かした餅やめかぶをご馳走になりました。その後、いりやどにチェックインし、夜遅くに打合せ。明日のセミナーの主要な内容を話し合う。


阿部勝善さんのところでいただいた御餅

3月15日(日) 北陸新幹線
 ときみねさんで女将さんが手作りされた梅干しの話をうかがいながら朝食をいただく。まずは、七海屋さんにお邪魔して立ち話。その後、駅前の物産販売所、別所岳のパ-キングを訪問。金沢に戻って、しいのき迎賓館でのイベントを見学に行く。各自治体のパネル展示や特産品販売が行われていましたが、移住してきた若者たちのコーナーもありました。一人ひとりの紹介パネルも展示してあり、分かりやすくなっていました。さらに、ご自身が取り組んでいる活動の成果を販売している人が多かったので、今後の展開がイメージできる内容にもなっていました。その後、ご一緒していた渡辺さん(東洋大卒、4月から日立市で地域おこし協力隊に)を駅まで送り届け、自宅に戻るが、再度、金沢駅に行くことになりました。夜になってから、ANAより、明日朝の飛行機(小松・仙台便)が欠航するとの連絡が入り、急遽、北陸新幹線の予約をとり、駅に向かう。東京まで行く最終の「かがやき」に乗り大宮まで行き、駅近くのホテルに泊まることになりました。


かがやき

3月14日(土) ぶんぶんボウル
 能登空港で午前便で到着した移住希望者を出迎え、能登町のやなぎだ荘へ。新たな事業のために設立される会社の代表である福池さんや企画財政課長と話していただきました。午後は、会場をコンセールのとに移し、町長やふるさと振興課長も交じえて話をしていただく。途中からは定置網漁を行う会社の代表や後継者、海産物加工会社の社長にもお越しいただき、皆で今後の事業展開や移住定住促進活動についても話をしていただきました。その後、数馬酒造にもお邪魔して紹介させていただきました。一旦能登事務所に立ち寄り、能登空港にお送りする。夜は穴水でのかき食談のお手伝い。ときみね海遊が会場で、ゲストは ぶんぶんボウル(とよしげ&まーし)のお二人。新幹線開業関連の仕事で忙しい中、かけつけていただく。3年連続の登場でしたので、最初に少しだけ3人でかけあいを行い、最近の仕事ぶりを紹介いただきました。その後は、かきを炭火で焼きながら楽しませていただく。かきフライやかきめし、かきのお吸い物、もずくなどもついてのコースになっていましたが、かきがバケツで出てきて豪快でした。一通りのお客様の炉端をまわっていただき、記念撮影などにも気軽に応じてもらう。昨年の食談では、新幹線開業の今年はテレビへの出演も増えて有名になれるとよいねという話をしていましたので、その通りになっていて何よりです。今後、地域に住まう芸人として、どのような仕事をしていくかが課題ですね。最後に少しだけ、そのような話をさせていただきました。


ぶんぶんボウルとときみねの女将さん

3月13日(金) 門前
 朝、和倉温泉で遠来のお客様を出迎え、穴水へ。先日亡くなられた井川さんのご自宅を訪ね、お参り。奥様のお話をうかがう。若くしてパートナーを亡くすことの寂しさ、悲しさをいやというほど感じさせていただきました。自分自身も健康に気をつけなくてはと思う。その後、門前に移動、手仕事屋で星野さんのお話をうかがい、昼をご馳走になる。午後は絲芸苑にお邪魔し、お話をうかがう。建物の傾き方がひどく、危険な状態ではないかと感じました。再度、手仕事屋に戻り、星野さんに報告。その後、能登事務所で打ち合わせ。夜はスーパーしんやで買い物をし、やなぎだ荘で温泉につかり、事務所に戻り、一緒に夕食をいただく。長い懇親会でした。


3月12日(木) 被災地からのつぶやき
 金沢の中心部、彦三にあるロイヤルパレススタヂオで、午後7時から「被災地からのつぶやき」というチャリティコンサートがありました。被災避難者は無料ということで、福島から避難されている方もお越しのようでした。小さなスタヂオに多くの人々がかけつけて下さったので、満席の状態で、朗読とシャンソンを楽しませていただきました。シャンソンというものを随分久しぶりに聞いたような気がします。学生時代はFM等でよく拝聴していましたが、最近はとんと御無沙汰で、よい機会をいただきました。その後、近江町市場内にある居酒屋で遅い夕食。いちば館の上の駐車場に車をとめていましたが、ここは午後11時半まで利用できるので、便利です。


3月11日(水) 4年
 東日本大震災から4年です。新たな関わりをスタートさせていただけることをありがたいと感じています。責任の重さもありますが、復興のお役に立てるように着実に取り組みたいと思います。福島県の中央部に位置する二本松市で活動することの意義を考えつつ、取り組みたい。震災と原発事故で一番厳しい状況に置かれたままであり、いかに観光振興、それも健康を念頭に置いた観光地としての再構築を図るか、課題は難しいですが、地域の人々が主体的に取り組む活動と外部からの関わりを促進することで、新たな在り方を提案していければと思う。岳温泉をメインとしつつ、周辺の地域とも連携した活動を提案し、実行できればと考えております。少なくとも二本松市内全域や福島県内での連携をいかに進められるか、最初からそのような視点も持ちながら、取り組みたい。南三陸町にも来週お邪魔させていただきます。今年度初めてのことになりますが、今後の関わりの可能性を探りたいと考えています。


3月10日(火) 野ふうど
 昼前に金融機関に行き、所得税の振込。その後、自動車会社へ修理に出していた車を引き取りに行く。重要なパーツを交換していただいたようであるが、普通に走るようになると良いのですが、おそるおそる運転。とりあえずガソリンを入れに行き、しばらくは様子を見ることにしたい。昼は、高尾台中学校の前の通りにある野ふうどへ。野菜をふんだんに活かした料理をバイキング方式で楽しめます。平日とあって、ほどほどのお客様の入りで、過ごしやすい。八兆屋などと同じくハチバングループの経営です。


3月9日(月) 足場
 午前は人材情報センターで話をうかがい、県庁に荷物を届ける。昼は叔父夫妻と回転寿司店で食べる。寿司好きな人は毎日のように食べても飽きないようです。その後、アパートの横の家が片付けられた様子を見てもらうために案内する。すっかり何もなくなり更地になっています。長い間、世話をしていた庭に植えられた木もすべて撤去され、土だけになっています。道路側には砂利が敷かれています。アパートの屋根とつながっていた部分に足場が組まれていましたので、ふさぐ作業をしてだけそうです。そこまでが解体にともなう仕事になるのでしょうかね。


組まれた足場

3月8日(日) 温泉街を歩く
 朝食の後、温泉街を歩いてみました。ビジターセンター予定地を手始めに、裏通りに回り、さらに観光協会の事務局がある交差点を四方から撮影。さらに、温泉街にある商店をいくつかのぞく。まず、入ってみたくなるのは豆腐屋さん。オリジナルの玉とうふを買い求める。さらにその向かいの佐藤物産でみやげになりそうなものを物色。珍しいえごまの入ったみそと玉羊羹を買う。お隣の玉川屋では、名物のくろがね焼を作っておられるところを見学。さっそく買い求めるが、焼き立てを試食させていただきました。仕事の様子が見えるようにすると価値が高まりますね。魅力的なお店はいくつもあるのですが、訴求力が弱いのではないかと感じました。改善の余地がいろいろとあり、今後の関わりが楽しみになってきました。歩くルートについても、土の上を歩く場所を増やしたいものです。


くろがね焼

3月7日(土) 森を歩く
 今日も岳温泉に滞在。1週間滞在できる観光地を目指しましょうと提案させていただきましたので、まずは連泊してみることに。今日は温泉街の中や周辺の森を歩かせていただきました。ウォーキングコースを数多く設定してこられていますので、その一部を体験しました。魅力的な空間もいろいろあります。理想は森の中を歩くことですので、そのようなコースを優先して活用するようなプランを提案していきたい。温泉街の中心部に建設予定のビジターセンターもウォーキングの拠点施設としての役割を担えると良い。昼は温泉街の真ん中にある成駒でソースかつ丼を試す。あまりのボリュームに驚くが、この量が魅力のコアにあるようで、大勢のお客様でした。夜は観光協会長の経営されているお宿で、事務局や協会の役員さんと一緒に夕食を楽しませていただく。贅沢な時間でした。


成駒のソースかつ丼

3月6日(金) 岳温泉
 初めての福島県・岳温泉訪問です。金沢を6時過ぎの「はくたか」で発ち、越後湯沢と大宮、郡山で乗り換え、昼過ぎには二本松に到着。駅前をぶらぶら歩き、手打ちのそば屋「やなぎや」で、割子そばをいただく。香りが立つ細くきれいなそばでした。1時前に駅に戻り、 岳温泉観光協会の鈴木会長さんたちと合流、車で二本松城や造り酒屋などをご案内いただく。午後2時半からは、観光協会の勉強会として、少しお話をさせていただきました。部屋で今後の進め方について打合せの後、6時からは懇親会。眼下に温泉街が見下ろせる眺望の良いレストランでのお食事は贅沢でした。若い方が多く参加して下っていたのが良かった。原発事故の影響はいろいろあるようですが、新たなことをしようとされていて魅力的ですね。


やなぎやのそば

3月5日(木) 鶴来
 宇出津の数馬酒造で買い物の後、金沢に戻る。里山海道を下りて、金沢港近くを走行中に県庁の方より電話をいただく。グッドタイミングで、すぐにお邪魔して打合せ。事務所に戻り資料を出力し、鶴来に向かう。おはぎやをのぞいた後、角永商店へ。久しぶりに会長に面談。新たなことをお考えです。白山さんへの参道を整備し、歩いて楽しめるまちづくりを進めようとされているのは、素晴らしいアプローチです。伊勢神宮や出雲大社での事例も踏まえて検討いただけるとよいですね。その後、遅い昼食をいただきに、角永商店が経営されている「もく遊りん」へ。石窯で焼いたピザとパスタをご馳走になりました。久しぶりです。階段席はほぼ埋まっていて、石窯の前の大きなテーブル席でいただきましたが、暖かで過ごしやすかったです。周りには積雪が残っており、山裾はちがいます。


もく遊りんのピザ

3月4日(水) 能登地域塾活動報告会
 午前は八尾で打ち合わせ、午後からは能登に向かう。夕方には、コンセールのとに到着、7時からの能登地域塾活動報告会の準備を行う。町役場や地元の若手にもご参加いただき、能登地域塾の活動報告を行っていただきました。金沢大学の卒業生や院生も参加し、全ての人にコメントをいただく。最後に西村先生にまとめの話をしてもらう。次年度以降の活動としては、今年の活動で学生諸君がまとめてくれたいか割き包丁づくりとイカ刺しづくり体験を能登人と過ごす能登時間の正式プログラムに盛り込むこと。その際に、能登地域塾の活動を通じて生み出されたプログラムであることを明記したい。商店街の他の店も回り、新たなプログラム開発を進めること、さらにふくべ鍛冶の新たな商品開発やWeb制作をサポートできればと思う。その後、焼肉あさひで懇親会でした。おでんなども出していただき贅沢な夕食会でした。


報告会の様子

3月3日(火) 山陰線
 午後まで研修会につきあい、3時過ぎの列車で戻り始める。大山口(だいせんぐち)駅から乗車し、山陰線の普通車で倉吉まで行き、ここからはスーパーはくとに乗り換え姫路まで行く。姫路で新幹線に乗り、京都へ。京都からはサンダーバードで金沢に戻る。距離にして、500km。行きは岡山経由で、米子で乗り換えて、大山口まで行きましたが、600kmほどでしたので、100km違います。JRのお出かけネットで調べて、発見したルートです。大山口まで行ったから可能になったルートかもしれませんが、乗り換えを気にしなければ、面白いルートかもしれません。鳥取までは、海沿いを走り続けます。海岸線には点々と風力発電の風車が立ち、線路と海の間に黒瓦の家が集まった街が点在しています。日本海側に典型的な風景を楽しみことができる路線ですね。


古い木造の駅舎・御来屋

3月2日(月) エコツーリズム研修会
 鳥取県の大山町でのエコツーリズムコーディネーター研修会です。朝6時に金沢を出て、午後1時には会場に着きました。担当したのは「地域コーディネーターの役割」、本日最後に話させていただきました。終了後は、お宿に一旦荷物を置きに行き、大山口の駅前の旅館に戻り、受講生たちが企画した懇親会に交ぜていただきました。西日本の各地から集まっていただきましたが、地域おこし協力隊の人が複数参加されています。彼女、彼等が3年の協力隊としての活動の後にどのように地域に根付いて仕事ができるか、地域はもっと真剣に考えるべきですね。若い意欲ある人財の芽をつむようなことがあってはいけない、と感じました。


3月1日(日) 雨の能登
 今日も能登へ。昨日もお邪魔した「能登かき祭」の会場で、中央大学の谷下教授と待ち合わせ。味めぐりラリーのパンフを持参して配布をお願い。教授には、かきを炭火で焼いて食べていただく。雨天にも関わらず大勢のお客様でした。次に門前に移動し、手仕事屋でそばを頂戴し、星野さんと話す。こちらも大勢のお客様でした。その後、能登事務所に移動し、今後の活動について、意見交換。事務所裏の水田の雪もほとんどなくなり、田んぼの土手にはふきのとうがいっぱい出て、春が近づいている印象です。


以前の金沢便りはこちらをご覧ください。

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