[ 金沢便り2015.2月 ]
最初のページの金沢便りのバックナンバーコーナーです。
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2月28日(土) 遠来のお客様
 10時過ぎに金沢駅で遠来のお客様を出迎え、一日おつきあいする。まずは金沢市内のカフェで、これまでの取り組みを説明。その後能登へ向かう。まずは中島の能登演劇堂前で行われているかき祭りの様子を拝見に。久しぶりにかきを炭火で焼いていただく。天気にも恵まれ大勢のお客様でした。七尾に移動し、御祓川へ。森山さん親子もおられたので、少し話をしていただきました。インターンの学生諸君とも話す。最後は北島屋さんにお邪魔し、ご主人と話していただきました。石臼でひいた抹茶は美味しかったです。金沢に戻り、駅のおでん屋・山さんで夕食。閉店までいて、ホテルまでお送りしてお分かれしました。次はお住いの下北半島でお会いできるとよいな!


かきの炭火焼き

2月27日(金) 仕事を選ぶ
 昼を目がけて門前に行き、手仕事屋でそばをいただき、星野さんと打合せ。新幹線開業後に再度入院されるようです。その後、能登空港で嘱託の仕事について教えていただく。さらに、珠洲へ移動。市役所での仕事について相談。移住者の仕事を探す際には、やはり企業の内容を詳しく把握していないといけないと感じました。経営トップのビジョンや事業への取り組み姿勢、スタッフにどのような方々がいらっしゃるか等も含め把握するため、今後取材活動を強化したい。そのようなことも含め情報提供した上で選んでいただけるようにしたい。能登事務所で打ち合わせの後、お通夜へ。いつも森の保全活動でお手伝いいただいている佐野さんのお母さんが亡くなられました。73歳は、現代としては若い。


2月26日(木) 人財誘致
 今日も、加賀白山エリアでの人財誘致組織の設立に向けて、相談に行く。観光業界も人財不足で苦労されています。進出してこられた企業もスタッフが採用できないとう悩みを抱えておられるとのこと。大震災の確率が高まっている首都圏や東海、関西エリアからの人口分散を促進するためには、全国各地がこぞって定住促進に取り組むべきです。それが、日本国としての危険分散であり、いざという時の被害を少なくするために不可欠な活動ではないでしょうか。地域としては、人財誘致の活動を地域づくりという観点から進めてきた面があるが、産業振興という観点により力点をおいて推進すべきであると感じました。夜は、昨日に引き続き愛媛大の学生諸君と会食。能登での取り組みを少し紹介させていただきました。


2月25日(水) 金沢市役所
 今日の午後は金沢市役所と学生のまち市民交流館で過ごす。午後一に市役所で愛媛大の学生諸君と合流、企画調整課へ。創造都市や観光施策について話をうかがう。その後、学生のまち市民交流館で、学生のまち事業について紹介いただく。4時過ぎに再度、市役所に戻り、市長に面談。学生諸君から質問してもらい、市長に存分にお答えいただきました。最後にもう一度学生のまち市民交流館に行き、今度は学生と交流。周辺の商店街も案内してもらい、木倉町の居酒屋で懇親会でした。久しぶりに入るお店でした。20数年前に何度も行っていました。10数年前に、当時働いて方が、独立して自らが経営者となって営業されているとのこと。メニューも昔からあるものがそのままで、懐かしかったです。お店の名前は「談楽」でした。


談楽の料理・いもばくだん

2月24日(火) いたる
 昨年12月の東洋大SFS講座に参加してくれていた学生さんが高校の同期の学生さんと一緒に金沢にやってきてくれました。6時半までには宿泊予定のホテルに行き予約を確認。メールでやりとりしながら、片町のバス停で出迎え、ホテルまで案内。チェックインの能登、歩いて「いたる香林坊店」に行く。本店に予約を入れようとして、予約がいっぱいでとれませんでした。2階の不思議な空間で楽しませていただきました。定番の桶盛りをまずは注文し、五郎島金時、れんこんの天ぷら、だしまき玉子など、少しずつ楽しんでいただきました。未成年の方ばかりだったので、ウーロン茶で楽しんでいました。品行方正な彼女たちでした。その後、学生のまち交流館をのぞいてみました。サロンは自由に使うことができます。夜10時までミーティング等で活用できるのは良いですね。


いたるの桶盛り

2月23日(月) 故 井川國雄さん通夜
 穴水の弘誓寺であった井川家の通夜に参列。故人になられた井川國雄さんとは何度もお会いし、お世話になっていました。最初にお会いしたのは能登ネットワークのメンバーとしてだと思いますが、途中から毎年のように参加させていただいた総会等でお会いしていました。専務理事をされていたこともありましたので、事務的な仕事のためにも、穴水町大町にあるガーデンプラザで打ち合わせさせていただきました。能登ネットワークの活動で、珠洲の山の中にあるこぶり石の発掘現場を見学させていただいたこともありましたね。一角に設けられた茶室でお茶をいただいたことが懐かしい。昨年、奥能登倫理法人会でお話をさせていただく機会がありましたが、それも井川さんからのお誘いによるものでした。明るくまじめで、面倒見がよくて、実直に仕事をされるイメージの方で見習いたい人柄でした。享年58歳はお若い。少なくとも私よりも若いので、当方も今後のことを考えないとと思う。


2月22日(日) 武蔵界隈
 随分久しぶりに武蔵ケ辻の裏通りにある駐車場に車を入れ、界隈を歩く。まずはハコマチの横にある本も読めるカフェ。道路を行き交う人を眺めながら、ランチをいただく。店内にあった「緑の資本論」(中沢新一著)は面白い本でした。その後、別院通りを抜けて、別院と駅の中間エリアの裏通りにある金澤町家を改装したカフェ兼ギャラリーを見学。さらに別院通り(金澤表参道)にあるカフェ兼ギャラリーと古本屋に入る。最後はエムザの地下にある黒門市場も見学して帰ってきました。ゾーンによって人の数が違いましたが、街をぶらぶらするのも楽しみの一つになりますね。


2月21日(土) 訃報
 能登ネットワークの会員で、能登定住・交流機構の副理事長もお願いしていた井川國雄さんがお亡くなりになりました。夕方、富来の寺岡さんから電話をいただきました。通夜は23日午後7時から、葬儀は24日午前11時から、式場は弘誓寺(927-0026 鳳珠郡穴水町大町ヘ-17)。喪主は長男の井川雄一朗(いがわゆういちろう)さん。ご自宅は穴水町大町い20です。少し先輩だと思っていましたが、58歳でした。いつも明るく豪快な印象のある方でした。東洋大の能登ゼミを最初に受け入れた際も、学生さんたちの面倒をみてくださいました。ガーデンプラザの中にあるバーベキューハウスの中で何度か学生たちとご馳走になりました。一度は学生さんとご自宅にも泊めていただきました。のとだらぼちITOKO会のツアーの際も、毎回のように懇親会にご参加いただいていました。能登ネットワークの専務理事も務めていただいていましたので、事務的なことで何度も事務所にお邪魔し、いろいろな話をしたことが懐かしいです。謹んでご冥福をお祈り申し上げます。


2月20日(金) 能美の里山
 昼を目がけて能美に行き、二兎で昼をいただきました。空間がゆったりとしていて心地よい。カウンターに座り、料理人さんの仕事ぶりを拝見しながら、過ごすのもよものです。座敷や小上がりもあり、家族連れやグループ客も多い。市役所で打ち合わせして戻る。天気が良かったのでバスで街に行く。古本屋を回り、探し物。「ポスト新自由主義」を購入。ネットでも何冊かの本を購入した高橋伸彰氏も登場されます。「優しい経済学」も含め、しっかり読み込みたいと思っています。


2月19日(木) 加賀白山
 移住定住施策について、意見交換のため小松、加賀、白山と回る。小松市は建築住宅課が移住定住を担当されています。担当者自らが移住者とのことで、リアルな課題認識をされており、相談についてもきめ細かい印象でした。現状の施策についての評価・分析もされていて、新たな施策提案をされています。担当者の熱意が素晴らしいので、これを是非組織全体のものにしていただくことが重要ですね。次にお邪魔した加賀市は、4月から新たな組織を作り、本格的に人口減少対策を展開されるようです。有意義な意見交換ができました。最後は白山麓に金沢から移住された方にのところにお邪魔して相談。地域内の微妙な関係に配慮しつつ活動されています。広域で移住定住を促進する組織を作る意義はご理解いただけたようなので、その方向で準備を進めたいと思う。


2月18日(水) 「少子社会日本」
 今日は久しぶりに穴水町にお邪魔しました。移住定住施策についての提案です。もりそばで昼をいただき、駅前のプルートで打ち合わせ。その後、七尾に移動し、中能登総合事務所で相談、七尾市役所にもお邪魔して、アポイントの設定をお願いしました。どのような結果になるか楽しみです。前日買い求めた「少子社会日本」を読むが、小手先の施策では、少子化を止めようがないこと、労働政策そのものを改善しないと難しいと感じさせられる内容です。非正規雇用が男女ともに増えており、将来の安定した収入が見込めないので、結婚そのものがためらわれているし、結婚しても多くの子どもを産むことが難しいと考えている人が多い。一方で、親と一緒に暮らす収入の多くない男女も増えているので、結婚、出産という段階に至らないで、人生の後半を迎えてしまうケースも増えている。教育費が高いこと、個人負担率が高いことも大きなネックになっている。そのような教育システムを改善することが、国家としての優先課題でしょう。いざという時の生活保障がされる社会保障制度の充実も不可欠です。高齢者の介護に福祉予算が大きく盛られているが、若者の生活保障がもっと必要ですね。


2月17日(火) オムライス
 久しぶりに宝達志水町にお邪魔しました。移住定住施策についての取り組みについてお話をうかがうことが目的です。能登定住・交流機構の取り組みについて紹介しつつ、町独自の施策の可能性について提案させていただく。昼は早めにオムライスカフェでいただきました。何種類かのオムライスメニューがありますが、宝達葛を使ったソースがかかってくる「やわらぎオムライス」を注文。たしかにやさしい味わいで、食べやすい。サラダとスープもついてきます。相変わらずお客様は来ているようだ。平日ですがスタッフ3人で対応されています。地域の女性たちの雇用の場にもなているようで、良いことです。この中から独立する人も出てくるとさらに素晴らしい。午後は白山市にお邪魔して、移住定住の取り組みについてお話をうかがう。鶴来から奥がメインフィールドなイメージです。


2月16日(月) フレームワーク
 新しい提案のためのフレームづくりを行う。人財誘致のためには、移住を考えている人たちの関心事を踏まえた対応を地域は考えるべきです。優先順位と段階を踏まえた活動が必要です。地域全体での取り組みになるように、地域住民の代表も巻き込んだ有志による組織づくりも不可欠ではないかと思います。民間の団体と行政が連携して、徹底してサポートする仕組みを作れませんかね。あきらめた感じの自治体職員がいるところは難しいでしょうが、トップが率先して、移住希望者に対応するような姿勢を示すべきではないでしょうか。中小企業の集まりである地域で、雇用をいかに増やすか、経営トップとの議論の積み重ねが必要でしょう。すべきことは多いが、財源とスタッフが足りませんね。


2月15日(日) プール
 久しぶりにプールに行きました。野々市の運動公園で、1時間歩く。最初に水中歩行を集中的に行った時は、ここまで通いました。明るくきれいなことと、床面の塗装が違うようで、歩きやすい。プールへ入るためのスロープがついていて、高齢者でも入りやすい構造になっています。一番端が歩行用のレーンになっていて、利用しやすい。プールがある自治体では、もっと水中歩行を奨励すべきです。健康増進効果が出やすい活動です。足腰が痛い人でも、水中では身体が軽く感じるので運動しやすく、運動を続けると筋肉がつくので、痛みも和らぎ、歩きやすくなります。体重減量効果も期待できます。水温は普通のプールで30度から31度に設定されています。医療機関のリハビリ用のプールでも32から33度です。プールに入るだけで、体温が下がることになるので、体温を維持しようとエネルギーが消費され、代謝も良くなると言われています。筋肉もつき、エネルギー消費を促進し、代謝そのものが活性化するということで、メタボ対策としても、取り組むべきです。誰でもその気になれば、出来る活動ですから、おすすめですね。


2月14日(土) 湯治場
 温泉地の今後を考える上で、その歴史を振り返りつつ、将来を展望することが大事だ。湯治の場として温泉は長らく活用されてきた。入浴自体が健康のための活動として日常の暮らしに取り入れられています。温泉地に出かけて行う湯治は、そのような日常生活の中の入浴とは異なる意味があるはず。日常を離れることによる精神的な開放もあるでしょうし、沸かし湯に入るのと、温泉につかるのでは効能が違う。そのような効果を増進するような仕組み、場を用意することに、温泉場はもっと努力すべきなのではないでしょうか。健康増進効果を強化するために、水中運動が出来る空間を用意することや、屋外での入浴も心身の解放には向いていることでしょう。食事や空間づくり、接客スタイルとかも再検討が必要では。温泉だけではなく、周囲の森林や川べりなどを歩くルートを設けることで、心身共にリフレッシュすると同時に、身体を鍛える効果も期待できるプログラムを用意すべきです。現代から未来に向けて、温泉地が目指すべき方向性を明確に示したい。


2月13日(金) アポイント
 一日金沢事務所に居て仕事。出かけたのは、昼食と支払業務のために金融機関に行っただけです。昼食は、寺町の住宅地の中にある「玄米菜食明制」さんに初めて行く。カホンで手に入れたチラシの地図をたよりに探し当てる。仕事がされたランチでした。見た目も美しく、健康によい印象です。金・土・日だけの営業のようですが、予約すれば、平日も対応いただけます。事務所仕事としては、来週のアポイントをいろいろ入れさせていただきました。さらに、福島の岳温泉の観光協会長よりお電話をいただく。先日の日本クアオルト協議会の第1回大会で、お会いしていました。とりあえず、一度お邪魔させていただくことになりました。震災後初めての福島県訪問になります。貴重な機会をいただきましたので、地域の皆様のお役に立てるよう、準備したいと思います。


明制さんでいただいたカレー

2月12日(木) クアの道歩き
 金沢は激しく雨が降っていたが、能登は小降りのようで、朝に電話をいただく。急ぎ能登に向かい、事務所経由で珠洲へ。ビーチホテルの駐車場に車をとめ、クアの道を歩く。まずは、里山コース、松林の中は程よい感じでしたが、砂浜は強風が吹き荒れていました。こんな日は松林の中だけでも良いですね。次に、里山コースへ、こちらは、風も弱く歩きやすい。チップをひいたところと、まだのところがあり、足の感触は大きく異なりますね。一回りして2km、25分程度でそれぞれ回れます。地域住民の皆さんに歩いていただくために、普及を図る活動を行いたいものです。その後、ビーチホテルのレストランで大浜大豆のとうふ丼をいただく。午後は能登事務所で打ち合わせ。


2月11日(水) 仕事の創造
 一昨日、東京で買った「仕事の創造」(現代日本文化論4)というタイトルの本を読み始める。これまで、就職を前提にした仕事の発掘を進めてきたが、さらに必要なことは、企業で働くこととは異なる、仕事づくりなのかもしれない。社会的に必要なサービスを生み出し、働くことと、地域貢献、子育て、そして、コミュニティ活動にも参加するような生き方、人生の総体としての豊かさを追求する一つの部分として仕事を位置づけることが必要ですね。賃金労働者という概念を越えた仕事の仕方を追求しないといけない。地域に必要なことは何なのか、そこに暮らす人々のお役に立つためには、どのようなことをすべきなのか。例えば、高齢者のために何が必要か。病院や買い物のための送迎や、食事を一緒にする場を設けること、掃除、洗濯の手伝、庭や家のメンテナンス、話相手、人生を記録すること、・・・。高齢者の方からの対話を通じて必要なこと、想定できるサービスを構築すべきです。可能性はいろいろなところにありそうだ。空き家の保全管理なども、空き家の増えている地域では不可欠ではないか。


「仕事の創造」

2月10日(火) 都市と農山漁村の交流・移住実務者研修セミナー2日目
 昨日から引き続きのセミナーです。事例報告として、能登定住・交流機構の活動について紹介させていただく。30分という限られた時間でしたので、相当圧縮してお話しました。というか、ポイントだけ話す。少しはお役に立ったでしょうか。自治体職員が多かったのですが、地域おこし協力隊の方からは質問を出していただきましたので、立場が近いと感じていただけたでしょうし、少しはヒントになる話もあったのかと感じました。今後も継続的に交流していければと思う。事例報告の3番目に話された千葉の館山市で活動する「おせっ会」は青年会議所の活動を発展されてNPO化されたようですが、空き家バンクを民間で運営されています。能登定住・交流機構の仕事の発掘・創出をメインにしている活動とリンクできると強力なものになりそうですね。行政はこのような民間団体に委託されるのが良いのではないかと思う。


「おせっ会」のプレゼン

2月9日(月) 都市と農山漁村の交流・移住実務者研修セミナー
 タイトルに2014年度「100万人のふるさと回帰運動」がついている勉強会です。基調講演は山下祐介氏(首都大学東京准教授)、「地方消滅論の罠・・・ふるさと回帰から地方再生へ」でした。一番の楽しみが、山下さんの話を直接うかがうことでした。事前に紹介いただき、交流会でもお話ができました。中央大学の谷下教授と学生さんも、来られたので、カフェで話をさせていただきました。各省庁からの交流・移住定住関連施策の解説もありました。自治体の職員向けのセミナーですので、この部分が一番役に立ったのかもしれませんね。交流会の後は、移住希望の方とお話をする。次は能登をご案内したい。明日は、事例報告で、能登定住・交流機構について紹介させていただきます。


2月8日(日) 「フェアリーリングの森の音楽ワークショップ」
 岩井亜希子さんが主宰する「フェアリーリングの森の音楽ワークショップ」の様子を拝見。能登学舎で集合後、保全林へ車で移動。駐車スペースに車をとめ、森の中へ、途中までは弊社の今井が案内。森のガイドの要領で進が、小さな橋を越えたところからは、本来のプログラムへ。耳を澄ませて、いろいろな音を聴く活動へ。トーンチャイムを手に持ち、音を奏でる、最初は一人ひとり音を出していましたが、途中からが息を合わせて音を出す。徐々にメンバーが増えて行くというアプローチが面白い。協創のよる協奏という印象です。このような活動を通じて培われることがありそうですね。


森の音楽ワークショップ

2月7日(土) 遠来のお客様
 東京から大学の先生方がお見えになったので、能登事務所で出迎える。大学生が地域にいかに関わるか、大学の機能として、どこまで学びの場を用意できるか、どのような成果を地域で残すことができるかが課題です。大学や学生諸君のための活動ではダメだという話が徐々に増えており、地域にとっても学びや触発の機会になるような活動を期待したい。ちょうど、事務所で話をしている時に、窓から見える場所にキツネが登場、雪原を走り回る様子を眺めることができました。当方にとっては初めてのこと、事務所の代わりだけでもいろいろな生き物が暮らしています。夕方はやなぎだ荘にお風呂に入りに行き、スーパーしんやでお買い物。今日も夜は、明日の珠洲でのイベントのために、スタッフと一緒に能登事務所に泊まり、懇親会。楽しい夜は長い。


2月6日(金) 中能登町小田中
 今日は珠洲へ。朝7時過ぎには金沢を出て、珠洲に向かう。山側環状道路は杜の里のトンネルを抜けるとしばらく渋滞し、森本インターを過ぎればスムーズに走れるようになります。津幡バイパスから白尾インターでのと里山海道に乗り、能登空港インターからは珠洲道路を走って珠洲に着きます。市長に移住者を紹介。能登事務所で車に積んでいた門前のやすん場から引き揚げた本を置いて、中能登へ。いまい農場での販促会議に参加。囲炉裏を囲んで話をするのは良いですね。メンテナンスは大変でしょうが、活用し続けてほしい文化です。小田中の集落は、親王塚を囲むように家々が集まっており、山裾の昔の集落の構造を伝えていて、集落歩きしたくなる場所です。


2月5日(木) 積極的な提案
 先日の打合せを受けて、能登町長に直接説明させていただきました。そのポイントは、地方の人口減少問題は、東京の異常な人口集積と同時に解決すべき問題である。地域の人口減少よりも、東京一極への人口集積こそ問題である。そのような東京にお住いの人々の一定数は、移住希望を持っており、地方に移転できるようにするためには、彼らに必要なことをいかに地方が用意できるか、一つひとつ、具体的に示していくことが肝要です。そのための仕組みを作り、役場のすべてのセクション、経済団体、金融機関、住民組織も一体となって取り組むべきことです。そのことをまず、行政のトップにご理解いただくことが必要なので、町長さんに直接話をさせていただいたことは有意義でした。他の自治体においても可能な限り、時間をとっていただければと思う。昼は手仕事屋でいただき、星野さんに報告、やすん場でも話をうかがい、鵜野屋へ。安成寺でご住職と話したあと、富来へ移動し、区長さんの仕事場を訪ね立ち話。アスクに移動しようと車を走らせたところで、男性に呼び止められる。酒見に行きたいとのことで、風舎でだいたいの場所を確認し、ご案内する。30年ぶりぐらいとのことで、昔の記憶をたよりにナビしてもらい、辿り着くことができました。アスクで買い物をした後、志賀町の工業団地へ。農家の細川さんとしばし話してから金沢に戻る。長い道のりでした。


2月4日(水) オール石川での人財誘致を
 これまで能登への人財誘致のために大半の時間を費やしてきたが、限界があると感じてきました。他の地域での活動も提案し具体化すべきと思う。首都圏に集まり過ぎた人を地方に移転させることが日本全体の課題です。危険分散と均衡ある地域社会の形成のためには不可欠です。来週のふるさと回帰支援センター主催のセミナーでは、そのことを提案したいと思うが、まずは県内である。というわけで、加賀白山エリアでの可能性を探るべく、親しくさせていただいている自治体に相談に行く。今朝思いついたことであるが、有意義な意見交換ができました。意欲的に人財誘致に取り組んでいるところは違います。再び一緒に仕事をさせていただけることを期待して、更なる提案をしていきたい。次はどこに行きますかね。多様な地域での意見交換は、新たな企画を生み出す契機にもなりそうです。


2月3日(火) 企画立案
 午前は宇出津で打ち合わせ。昼を役場近くの「あたか」でいただく。奥様が体調を崩しておられるとのことで、ご主人一人で忙しそうでした。鱈の子付けがメインの定食750円をご馳走になりました。おまかせですから何がメインになるかは日によってちがうでしょうが、煮物や小鉢、味噌汁、さらにコーヒーもついていますから、お得です。その後、事務所で仕事をしていたら、多田屋の深澤さんが、上司の鈴木さんと一緒に立ち寄っていかれました。グッドタイミングでしたね。家に戻ってから、夕食後、本日いただいた宿題を片付けるべく、企画提案シートを一気に作成する。1シートを埋める形で、要件を整理すると仕事が早くできます。


2月2日(月) 卒業生名簿
 大学の卒業名簿を事務所の本棚の一番奥から見つける。前の事務所の時から事務所に持ってきていた記憶があったので、探してみたら簡単に発見できました。おかげで、かつての同級生たちの中でも親しかった人の消息を何人か知ることができました。還暦を迎える年代になっており、これまでの人生を振り返りつつ、今後を考えるためにも、通過儀礼として、友人・知人たちがどのような人生を歩んできたかを知ることは有意義かもしれません。残念だったのは、一緒に卒業しなかった人、例えば、留年したような人は掲載されていなかったことです。それでもうろ覚えの名前で検索を繰り返したら、ようやく、それらしい人にたどり着きました。大学に入りたてのころ、何度もコンサートに連れて行ってもらい、FM東京のスタジオ見学にも一緒に行った記憶がありますので、是非会って、お礼を言っておきたい。


2月1日(日) 読書
 昨日同様に、一日読書に費やす。広井良典氏の「人口減少社会という希望」を読了した後、途中まで読んでいた山下祐介氏の「東北発の震災論」「限界集落の真実」を読む。広井良典氏の著書は何冊も読んできたし、まだ読んでいない本も何冊かあります。「定常型社会」もそうでしたが、コンセプトが分かりやすいので、一通り読んでゆきたい。山下祐介氏は、来週月曜日に東京であるふるさと回帰支援センターのセミナーで基調講演をされるので、その前に読んでおきたかったのです。論点を整理し、質疑の時間があれば、質問させていただければと思う。


以前の金沢便りはこちらをご覧ください。

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