[ 金沢便り2014.5月 ]
最初のページの金沢便りのバックナンバーコーナーです。
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5月31日(土) 資料作成
 午前は家にいたので、昼は近所のTERRAで中華そばをいただきました。鶏そばを注文。午後から事務所に行き、月曜日の能登定住・交流機構の理事会資料を作成。結局、夜遅くまでかかりました。決算書類を再度確認していたためですが、数字の確認は手間がかかります。それとページ数の多い報告書をまとめると、出力に時間がかかります。これで、明日、福井に行っても、安心して過ごすことができます。


TERRAの中華そば

5月30日(金) 移住者
 午前は能登町商工会で相談に対応。昼をVioBellでパスタをいただき、午後は穴水のたんぽぽファームにお邪魔して、6月の東洋大の新たな講座について相談。学生諸君を受け入れていただくことになりました。豚やヤギのお世話だけでなく、森の中に歩くルートを設ける手伝いもして欲しいところです。入口に看板も設置できると良いですね。その後、志賀町に移動、昨日移住してこられた岡野さんのご自宅にお邪魔しました。6月中旬に予定しているミーティングについて、いくつか提案をさせていただきました。庭が広いので、庭に出てのミーティングでも良いですし、最初に庭の中や周辺を散策してからミーティングを行っても良いかと思う。健康村がコンセプトになっている別荘地に健康増進のプログラムやフィールドを整備することを提案しても良いのではないかと思う。


Vio Bellのパスタ

5月29日(木) はこまち
 金沢にいたので、昼は武蔵に新しくできた「はこまち」に行ってみた。地下駐車場が入りにくいためか、空いていました。スペースも大きくとめやすい。1階は菓子店とカフェ、2階は飲食店、3階は献血ルームと整体等の店が入っています。それぞれのフロアーもコンパクトで、エスカレーターを中心に一回りするだけです。試しに2階のカフェでランチをいただきました。天井が高く、窓が大きくとってあるので開放的です。ランチが1000円以下でいただけるのが良い。他の店もお値ごろで、ちょっとおしゃれな時間を過ごすには良いかもしれない。サラリーマンが毎日食事に来るお店ではないでしょうが、地元民主体のサロン的な利用でしょうか。空いていたスペースが活用されるようになって何よりです。1階のお菓子屋さんのコーナーもオリジナル商品が多く魅力的に感じました。


はこまちでいただいたオムライス

5月28日(水) 代掻き
 朝から珠洲市役所にお邪魔して打合せ。その後、鉢ケ崎リゾートエリアに行き、クアの道のルートイメージについて建設課の方も交えて確認。一度、森の中を歩いて具体的な道を設定した上で、草刈等の作業をしていただきましょう。その後、すえひろにお邪魔して、新規就農して2年という方に話をうかがう。大きな専業農家は多くの農地を預かっているので、まだまだ代掻きをされています。その様子を撮影させてもらう。サギなどが代掻きを行っている田んぼで餌をあさっていました。その後、能登空港の奥能登総合事務所で所長に能登定住・交流機構について説明、門前の手仕事屋で星野さんと打合せ、富来のアスクで寺岡さんと相談でした。


代掻きの様子

5月27日(火) 来迎寺
 午後から穴水町で打ち合わせだったので、昼前に穴水に着く。少しばかり時間があり、門前に向かう途中に生えている白花の桐を撮影に行く。まだ、花を着けていてくれました。天気も良くて貴重な写真を撮ることができました。昼はもりそばでいただき、午後から穴水町内で打ち合わせの連続。のと鉄道本社も訪ね、社長にお話をうかがう。さらに、プルートをのぞき、最後に、来迎寺に行く。山門を見学の後、駐車場に戻ろうとしていたら、中庭を拝見していかれてはと、お誘いいただいたので、遠慮なく見学させていただきました。心の字が描かれた池には若い鯉が泳いでいました。その訳は、蜂を退治するために、スプレー式の殺虫剤を庭側の屋根に向けて噴射したら、池の鯉とザリガニまで死んでしまったとのこと。注意しないといけませんね。来迎寺の境内は落ち着いた雰囲気で、いつ訪ねてもほっとする場です。


来迎寺の庭

5月26日(月) 『ドンケツガソラヲトブ』
 自宅に由布院の中谷健太郎さんから表題の本が届いた。大銀経済経営研究所の「おおいたの経済と経営」のに連載された原稿を編集してまとめられたものです。ドンケツとは、運動が苦手で、常に最後尾を走っておられたことを評しての表現です。祖父の中谷巳次郎さん(現在の石川県加賀市片山津の出身)のことや伯父の中谷宇吉郎(雪の博士)さんのこと、両親のこと、そして健太郎さんが生まれて以降のことが語られています。74頁の小冊子で、一気に読ませていただきました。これまでに公刊されている著書等で語られている内容も多くありますが、新たなに知ったことも多くあり、新鮮です。4月18日発行となっています。健太郎さんも80歳になられ、亀の井別荘の社長を息子の太郎さんに譲って1年以上経ち、少しはゆとりが出てこられた証でしょうか。今年も、由布院にお邪魔して、健太郎さんにお会いしたい。


『ドンケツガソラヲトブ』

5月25日(日) 能登地域塾
 6時半過ぎに宇出津の漁港に行き、せりの様子を拝見。荷捌き場には、フクラギやサバ、イカ、タイ、サザエ、サヨリなどいろいろな魚種が並んでいます。7時半からせりがスタート。何度も拝見していた方ではなく、若い人が進行されていました。世代交代ですかね。朝食の後、門前に移動。ハイディワイナリーを見学。後半はぶどう畑の草取り体験。昼は手仕事屋でもりそばをいただき、星野さんにまんだら村、古和秀水を案内してもらう。商店街をぶらびらして3時には解散。当方は富来のアスクに行き、移住希望の方と面談。いろいろとお話をうかがいました。候補をいくつか挙げていただき、会社見学等をしていただければと思う。移住・定住のためには、いろいろな段階が必要ですから、最初の面談での情報把握は重要な活動ですね。


宇出津漁港荷捌き場

5月24日(土) リトミック&能登地域塾
 午前は能登半島の先端・珠洲の狼煙でのリトミックの準備を手伝う。荷物を運ぶ程度しかできませんでしたが、途中まで様子を拝見していたので、岩井亜希子さんがどのようなことを行おうとされているのか、少しは分かったような気がしました。心残りではあったのですが、途中で現場を離れ、古川商店に向かう。金沢大学の学生諸君の「能登地域塾」につきあう。古川商店の古川真美さんの話からスタートし、小さなおうちで、今井豊さんの話をうかがいながら会食。出ようとしていたら、志保石さんが登場。よい出会いの場になりました。その後、鈴々堂でコーヒーをいただき、メルヘン日進堂で石塚愛子さんのお話をうかがう。日本海倶楽部を見学した後、数馬酒造へ。数馬嘉一郎さんと輪島の谷川貴昭・千穂ご夫妻からお話をうかがいました。夜は、民食ふわで懇親会、さらにワインバーに行き、2次会と続きました。学生諸君にとってよい学びの場になっていますね。


谷川さんと数馬さん

5月23日(金) なかんだら
 昼は駅前の都ホテルであった金沢西ロータリークラブで卓話。「能登の里山里海」について写真で紹介させていただきました。現状と課題の一端をご理解いただけたであろうか。その後、珠洲に向かい、先端の「なかんだら」に行く。岩井亜希子さんの準備作業は終わって撤収された後であったが、現場の様子を拝見に参りました。現場には棚田を再生している大野さんと地主の浜さんがいらっしゃいました。以前からよく知っている浜さんだったので驚きましたが、活動はしやすくなりそうです。棚田の再生と同時に、幹線道路からの作業道と並行して森の中に歩くルートを作れるとよい。棚田の上の杉林の中に侵入した竹を除伐することが優先課題ですね。


なかんだらの棚田

5月22日(木) 鵜野屋
 東洋大の6月のSFS講座のために、アポイントなしで鵜野屋を目指す。その前に、穴水町の井川造園と穴水町役場で相談、報告。その後、門前に移動、手仕事屋で相談。そこから穴水の四村を抜けて志賀町和田のきりしまの宿に行き、東洋大の6月の講座について相談。可能な範囲で受け入れていただくことに。暗くなりかけてきたので、鵜野屋に行き、前区長の角畑さんの家を訪ね、相談。8時近くになって現区長の家を探す。鵜野屋のバス停に車をとめ、家を探そうとしていたら、一台の車がやってきました。ちょうど区長さんでした。素晴らしいタイミングでお会いできました。運が良かったですね。


5月21日(水) 提案
 商店街マネージャーということで平成14年から関わらせていただいていた能登町宇出津の商店街協同組合の理事会で提案させていただきました。お店の物語としてネット上に蓄積してきた情報の更新と新たな活動を行うことが必要です。但し、柱は「魚の美味しいまち」ではないかと思う。人口減少が急激に進む地域にあって、外のお客様を招くことが優先課題だと考えられます。そのための柱建てが必要であり、それが寒ブリをはじめ、豊富な魚種が水揚げされる宇出津港を抱える街だからこその取り組みです。若い魚屋の後継者や飲食店、お宿の若手が中心となって活動できると良いですね。


5月20日(火) 定住相談
 能登定住・交流機構のWebサイトに定住相談のフォームを最近追加しましたが、さっそく問い合わせをいただきました。具体的な相談内容をお書きいただいていたので、速やかに対象自治体に問い合わせて応答。住宅に関しては、自治体の皆さんのより積極的な施策を期待したい。仕事も住む所も同じ自治体である必要はないので、結果としていずれかが充実した場所に決められることになりそうですが。より多くの人に住んで欲しいと思われるなら、住宅政策を段階的に展開してほしい。まず入門的に住むための公営住宅、民間のアパートやマンションに住む際の住宅費助成、空き家バンク、戸建て住宅用の土地提供など、多様なニーズに応えられるようになるとよいですね。


5月19日(月) 民間の立場を活かす
 能登定住・交流機構の活動は石川県庁では地域振興課が最大の窓口になっています。しかし、人財の誘致ということでは、産業政策課や農政課、森林管理課、水産課などが担当されている施策とも関連します。中小企業の人財誘致や育成に関しては、新たな施策を打ち出されることになっていますので、来週には公開されるとのことです。いしかわ農業人材機構の活動はたびたびネットで紹介しています。行政的にはなかなか連携は難しいのかもしれませんが、人財移転を促進するためには、民間が呼び掛けて同じテーブルに着き議論する場を設けることも必要ですね。震災復興のための「能登スタイル」という事業では、産業政策課が担当していたので、移住定住促進ということが前面に出ないで欲しいと言われた記憶がありますが、そのようなことに拘束されていては、成果は限られます。子育て世代を誘致しようとしていますが、健康福祉部が担当する施策が大きく影響します。


5月18日(日) 千枚田の田植え
 恒例の千枚田の田植えに参りました。のとだらぼちITOKO会でオーナーになっている小さな田んぼ3枚で田植え。東京から移住してきて、ぶなの森に入ってくれた太田さんファミリーに手伝ってもらったので、早く終わりました。そこで、近くにあった水木一郎さんオーナーの田んぼも植えさせていただきました。一昨年の秋には稲刈りを一緒にさせていただいたことがあります。1時間ほどで作業を終了、門前に移動し、手仕事屋で昼をいただき、商店街で打ち合わせ。午後いい加減に金沢に戻る。


千枚田で田植え

5月17日(土) 鉢伏山ツアー
 久しぶりに鉢伏山でのエコツアーに同行いたしました。数日かけてルートを調べてきましたが、その成果を活かすことができたようです。最初にブナ林の中を歩き、一旦奥から水源エリアにおります。そこから、稜線に上がり、ブナが林立する稜線を登ります。水源エリアでは、水が湧き出している場所に、カエルが卵を産み付けていました。最後はブナ林の広場でお昼を楽しんでいただきました。クロモジティも味わっていただく。昨日から今朝にかけて雨が降ったため、空気がさわやかで、新緑がきれいです。ブナ林の魅力を存分に感じ取っていただけたようで何よりでした。


鉢伏山を歩く

5月16日(金) 門前町
 午前は珠洲市で打ち合わせ。午後は能登事務所に移動し、鉢伏山へ。水源に下るルートを歩いてみた。水源エリアは曖昧とした空間になっています。ここから水が流れ出しという場は明快ではないが、ぬかるんだゾーンがあり、そこから何本かの水の流れができています。それらが集まり川になっていきます。そして、その背後に広がる森が水を貯え、徐々に地上に押し出しているのです。面白い空間ですね。夕方に、門前町に移動し、総持寺通り協同組合の総会に出席させていただく。地域商店街活性化事業について説明させていただきました。総会終了後は、懇親会があり、さらに二次会と続きました。随分久しぶりに、総持寺通りにある徳木旅館に泊めていただきました。日本海文化交流会議の準備をしている際に町内の色々な旅館を泊まり歩きましたが、その時以来です。


総持寺通り協同組合の総会

5月15日(木) 大野湊神社神事能
 昼前に金沢市の海沿いの街・大野に行く。大野湊神社で神事能が行われるというので、初めて拝見した。平地にある神社ですが、境内には立派な木が立ち、歴史を感じる場です。がっしりとした能舞台が設けられており、そこで12時スタートで演目が演じられて行きます。最初は男性だけで素謡「小鍛冶」、次に女性たちによる「西王母」、3番目は金石幼稚園年長児による連吟「高砂」でした。その後に、能がスタートします。「藤」の第一幕が終わったところで、会場を離れましたが、素晴らしい伝統が受け継がれていますね。第405回とのこと、無形民俗文化財として価値のある行事です。もっと多くの方々にご覧いただきたいものです。その後、市町村職員研修所で「新任課長補佐研修」でした。


「藤」の一場面

5月14日(水) 体制整備
 午前は県庁でミーティング。今後の能登定住・交流機構の体制整備について相談。石川県と地元自治体が連携して支援いただける仕組みが理想ですが、意欲ある自治体との連携を優先して行うべきではないかと思う。能登定住・交流機構内部の体制の明確化も必要だと感じました。ぶなの森の経営もにらみながら、どのような体制で取り組むかを再検討したい。今のままでは難しい。移住希望者の希望に応え、地域の皆さんのお役に立つことを徹底して行うためには、行政的な時間配分での活動では遅いのではないかと思う。必要と考えられることを、どんどん行っていきたい。


5月13日(火) ふらっと
 午前は柳田の植物公園で能登町まちづくり諮問委員会。一次産業について率直な意見交換が行われました。午後は一旦珠洲に移動し、就職相談。夕方、志賀町で鵜野屋地区での東洋大の活動について報告。そこから能登町に戻り、ふらっとへ。旧さんなみがふらっとになって初めて泊まります。多田屋に入られた新人2名と一緒に泊まり、楽しませていただきました。食事の後、ベンさんご夫妻といろいろ話をすることができ有意義でした。このスタイルもさんなみ時代のアプローチが受け継がれていますね。夕方には露天風呂にも入れていただきました。眼下に富山湾が見下ろせてゆったりできました。


ふらっとの料理

5月12日(月) 新任課長補佐研修
 午前は県庁で打ち合わせ。午後は市町村職員研修所で新任課長補佐研修。地域づくりについて講義をさせていただきました。知った人が何人もおられて、やりにくいようなそうでないような感じです。地域経営という観点から、地域づくりを語らせていただきました。地域づくりの主体としての自治体という意識をもっていただきたいし、自治体職員が新たな政策形成を進めて欲しい。自治体としての優先課題を明確にして取り組むことが大事です。その一つが人財移転であることをお伝えするために、能登定住・交流機構のフレームを紹介させていただきました。40代から50代の働き盛りの皆さんの活躍に期待したい。


5月11日(日) 優先順位
 地域に関わり続けて30年ほどになるが、これから先の活動を考えると優先順位をいかにつけるかが重要だ。多くのことができるとは思えないので、地域のために本当に必要だと思われることに徹底して取り組むことが大事です。最優先事項が、現在メインの活動と位置付けている人財誘致だ。地域の未来の担い手を誘致・育成することが、地域の展望を描くために不可欠である。UIMターン者を受け入れられ素地、舞台をどこまで用意できるか。都会から地方に移転しようと考えている人は多いが、その接点をいかに設けるか。地域の人々との交流の装置がまず必要なのかもしれない。それには、ただの観光ではなく、地域の人々と長い時間を共有する活動が必要なのだと思う。どこかの地域に移り住みたいと考えている人の話をうかがってみると、すでに一定の人間関係ができているケースが多い。そのような今後につながる活動を一方で用意することも大事だと感じています。滞在型で、交流型のプログラムですね。農家民宿の新たな社会的役割とはそのようなところにありそうだ。


5月10日(土) 田舎時間
 午前は能登町商工会の総会に出席。全会員が出席することが前提になっているとのことで、多くの人が参加されていました。午後は鉢伏山で歩くルートの整備を行う。週末のツアーのための下見も兼ねて行うが、川になる水の最初の流れ出しのポイントはいくつもあります。少しずつの水が集まり、徐々に流れになっていきます。夕方から穴水に行き打合せ。夜は穴水町の岩車で田舎時間の田植え体験に来られたメンバーとの懇親会に参加させていただきました。地域に移住したいと思っておられるメンバーもおられるようなので、その受け皿をいかに用意するか、都会の人々を受け入れてこられた側のお話もうかがえて、有意義でした。


鉢伏山のブナ

5月9日(金) 能登ネットワーク
 昼に能登事務所に着き、たけのこご飯をいただく。午後は門前経由で輪島市役所に行く。夕方から、宇出津で行われたNPO法人能登ネットワークの例会に出席。随分久しぶりのことです。以前は、総会の度に出席し、問題提起をさせていただいていたものです。その中から、「能登人」ができ、「能登人と過ごす能登時間」に展開され、そして、最新の活動としては、能登定住・交流機構が生まれてきています。今回は、能登定住・交流機構の活動についての報告させていただきました。会員の皆さんには、新たな人財誘致の受け皿になっていただきたいところです。したひらでの懇親会にも参加し、2次会はスナック、最後にワインバー アンド カフェ ディヴァイにもお邪魔。有意義な意見交換ができました。12時過ぎに、ワインバーの隣にある民宿ふわに戻る。


したひらでいただいた刺身

5月8日(木) 自治体の消滅可能性
 日本創成会議が発表した提言が多くのメディアで取り上げられています。人口減少、特に子どもを産む可能性のある20代から30代の女性の減少率と絶対人口を指標に、消滅しそうな自治体をマップ化されています。国立社会保障・人口問題研究所の推計をもとに、さらに人口流出の率を加味して、今後の人口減少をシミュレーション。人口問題研究所の推計より厳しい数値をはじきだしています。東京へ一極集中している人口の地方分散を促進し、地方に魅力的な仕事を創出し子育てしやすい環境・制度を設けることが最優先課題となります。自治体の皆さんの危機感をもった取り組みを期待したい。日本創成会議のHPで紹介されている提言をご覧いただきたい。


5月7日(水) 花嫁のれん展
 朝から和倉に行き、深澤さんと七尾を歩く。まずは山の寺を見て回る。成蓮寺からスタート、その周辺のお寺を拝観。散策路が設けられており、歩いてゆっくりと楽しむことができます。次に食祭市場の中をぐるりと見て回り、一本杉通りの花嫁のれん展を見学に行く。連休は終わりましたが、少しずつお客様がお越しです。お店にお客様を呼び込むよい仕掛けです。お店の人との接点が大事ですね。その後、和倉の信寿しに行ってみる。新しい場所に移られて2年とのことですが、贅沢な空間になっています。長いカウンターの前はまえ全面ガラスで庭がきれいに見えます。明るく開放的な空間は、それだけで一見の価値があります。午後は志賀町の西浦さん(きりしまの宿)を訪ね、ご家族と話していただく。竹の子と野菜をいただき、西浦邸を後にして、鵜野屋まで足を延ばす。角畑邸ののとキリシマツツジを拝見しました。写真家の渋谷さんと一緒になり、尊保の寺ののとキリシマツツジも良いと教えていただいたので、途中立ち寄って撮影。その後、アスクに寄り、寺岡さんと話していただきました。てらおか風舎も見学。夕方になっていたので機具岩、巌門で夕日の写真を撮った後に、和倉に戻り、今日の研修は終了とさせていただきました。


花嫁のれん

5月6日(火) GW最終日
 午後から事務所に行き、仕事をする。癒しフェスタin健康の森のための書類を作成し、メールで送信。のとだらぼちITOKO会の能登ツアーの案内を地元の方々にメールとはがきで送る。簡単なようで、時間と手間のかかる作業です。メールは早速返信をいただいた方もいて、便利です。夜は近所の飲食店でいただきましたが、6時を過ぎても他のお客様がいらっしゃいませんでした。帰る頃には他のお客様も徐々に来られましたが、ゴールデンウィーク最終日はお客様が少ないものなのですね。


庭に咲くワスレナグサ

5月5日(月) 雨のゴールデンウィーク
 朝から雨が降り続き、肌寒い。遠方に出かけず、買い物と叔母さんを訪ねた雨の一日でした。夜は叔父夫妻とてらおか風舎で会食。焼肉をいただきましたが、レストランも含め、ほぼ満席状態でした。さすが、ゴールデンウィークです。


焼肉メニュー

5月4日(日) のとキリシマツツジフェスティバル
 昼前に健康の森に着き、先日の道づくりの続きの作業を行う。息子に手伝ってもらったので、早く作業が進む。1時間半程度で、ぐるりと回れるコースを設定できました。徐々に、根元の切り株や目の位置に伸びている枝や竹を除伐し、きれいにしていけば、森の探検コースとして、楽しみやすくなるはず。その後、能登空港に移動し、のとキリシマツツジフェスティバルを見学。サミットには、大勢の人が集まっておられたので、最初だけ拝聴し、下におりて、フェスティバルを見学。のとキリシマツツジの株を買い求めに訪れている方がメインのようですが、周りに出店されている店も賑わっていました。3時過ぎには帰路についたので、のと里山海道でも激しい渋滞に巻き込まれず帰りつきました。


販売されているのとキリシマツツジ

5月3日(土) 憲法
 憲法記念日ということで、憲法をめぐる議論が多く報道されていますが、憲法を通して読まれた方はどれだけいるであろうか。とかく9条が議論の対象となっているが、まずは前文を 熟読すべきです。日本国のことだけでなく、世界全体を考えて行動することを鮮明にしています。個々の条文も、日本が目指すべき方向性が明確に示されています。もちろん、個々の条文については解釈が必要な面もあります。国の基本法として、細部について規定していないので必然です。例えば、第15条に「公務員の選定及び罷免の権、公務員の本質、普通選挙の保障、秘密投票の保障」が規定されています。ここに言う公務員とは、現在、選挙の対象としている議員や自治体の首長を意味しているようですが、第93条には、地方公共団体の吏員を直接選挙で選ぶことが規定されています。「吏員」「公務員」概念の規定が必要です。第15条の問題は後半ではないかと思う。普通選挙を保障されていますが、現在のように投票率が5割を切ることが多くあることを考えると、個人的には、選挙に参加することを義務化すべきではないかと思う。多くの条文は国が目指すべきこと、国民として念頭に置くべきことを示していますが、一条づつ、再検討してみることにも意味があります。40年前の学生時代に法律を学んだものとして、最近の学説や判例等も検討してみたいと思う。第14条の「法の下の平等」についても、多面的な立論が必要です。一票の格差裁判の際の論拠になっていますが、・・・日本国憲法


5月2日(金) 鉢伏山
 午前は、志賀町の鵜野屋と和田の「のとキリシマツツジ」を拝見、その後、富来のアスクで打ち合わせ。午後は能登事務所に戻り、鉢伏山に行く。今年初めてのことです。沿道には雪もなく、春の様相です。ブナも若葉を大きく広げ、森の中に入ると、空を覆っています。木の根元には、オオイワカガミが淡いピンクの花を咲かせています。幼いブナも何本も見ることができます。数年前に芽吹いたものの生き残りであろうか。95%以上はネズミやウサギなどに食べられ、なくなると言われています。貴重な存在ですので、ブナ林内を歩く時には気をつけていただきたい点です。いつものように、広場になっている場所にシートを敷いて、クロモジのフレッシュハーブティをいただきました。昼寝をするには格好の気候です。


ブナを見上げる

5月1日(木) 役所めぐり
 午前は七尾市役所、午後は輪島市役所でご相談でした。昼は能登事務所で少しだけ仕事をして、輪島に向かう。輪島の後は門前に移動し、手仕事屋で遅い昼をいただき、やすん場に顔を出し、穴水町役場に移動。夜は門前に戻り、商工会での総持寺通り協同組合の理事会に出て、今年度の活動について説明させていただく。最後は穴水に戻り、駅前旅館に泊まり、駅近くの酔仙で遅い夕食をいただきました。


酔仙でいただいたサヨリ

以前の金沢便りはこちらをご覧ください。

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