[ 金沢便り2014.1月 ]
最初のページの金沢便りのバックナンバーコーナーです。
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1月31日(金) 温泉クアオルト研究会最終日
 温泉クアオルト研究会最終日。熊野本宮館で最後の市民講座が2つありました。熊野本宮大社権禰宜の杉本祐一氏のよる「熊野権現と温泉」、公益財団法人健康づくり事業財団理事長の下光輝一氏による「健康日本21(第二次)と健康保養地(クアオルト)」です。温泉は浄めを意味し、よみがえりの地としての機能してきたようです。熊野詣でも、みそぎのために都人が繰り返し訪れていた歴史があり、温泉と結びついて目的化されてきたようです。湯治と神仏への祈願活動がセットになっていることで、人を招きやすくなるということでしょう。そのような地として熊野は熊野3社を筆頭に詣でる場が散在し、その周辺に多くの温泉がります。それと、熊野本宮は明治時代までは川の中州のような場にありましたが、たびたび洪水に見舞われたため、現在の位置に遷宮されたとのこと。あえて川の中にあったのは、川が持っている境界としての場に意味があったとのこと。境界(マージナルな場)でよみがえる、新たなものが生まれるという発想がベースにあるようです。杉本氏の講義は40分程でしたが、有意義でした。後半の下光氏の講義は健康推進のために取り組むべきことが、分かりやすく紹介されていたので、3月に珠洲で行っていただく講演でもお話いただきたい内容でした。プログラム終了後、上山の小関氏に同席いただき、下光氏に珠洲での講演について、お願いさせていただきました。地域住民の皆さんを動機付けるために、多くの市民の皆さんに知っていただきたい内容ですので、ケーブルテレビでも録画いただき、繰り返し放送いただけるとよいかもしれません。


杉本氏の講演

1月30日(木) 熊野古道を歩く
 雨の中、熊野古道を歩きました。オリエンテーションの際に、ひざにテープをはりました。歩きやすくなるとのこと。バスで発心門王子まで行き、そこから歩きはじめる。アップダウンがありますが、基本的には下りになっています。雨が激しく降っていたので、カッパを着ていましたが、靴の中に水がたまっていました。昼食は伏拝王子のお茶屋があるところです。周りには茶畑があり、天気がよければ、熊野の山並みが見通せる場所とのこと。美味しい弁当や味噌汁などをいただきました。お茶屋ではあんこ入り餅や干しイモ、コーヒーも販売されています。地域の人にとって貴重な収入の場になっているようです。最後は熊野本宮大社にたどり着き、参拝。ウォーキングは終了となりました。その後、クアハウスに移動し、水中運動の体験もありました。


熊野古道途中で休憩

1月29日(水) 温泉クアオルト研究会in田辺・熊野
 朝8時に金沢を出て熊野に向かう。新大阪で乗り換えて、紀伊田辺に着いたのは14:00過ぎ。新大阪での乗り継ぎに30分ほど余裕をみていたので助かりました。福井県内で濃霧のため、15分ほど新大阪に着くのが遅れましたが、余裕で間に合いました。ぎりぎりの接続は危ないですね。紀伊田辺では送迎バスに乗せていただき、1時間半程で会場の熊野本宮館へ。熊野本宮大社の山門の前にある木造の明るい建物です。開会の前に、熊野本宮に参りました。二度目ですが、良い雰囲気です。本日の講座で良かったのは、和歌山大の本山貢教授の「地域活性化、和歌山県全域に広がるわかやまシニアエクササイズ」。和歌山県の事業として全域で健康増進のための簡単な運動を広めています。ゆっくりとした運動で筋肉がつき、歩けるようになるとのこと。毎日の実践が大切ですね。


本山教授の指導

1月28日(火) 高農園
 随分久しぶりに、能登島の高さんと電話で話しました。職安に求人を出されていたので、気になっていました。お客様が徐々に増えて、直接お取引があるレストランだけで200軒はあるとのこと。卸経由も含めると400軒ほどになるのではないか、その「見える化」を進められたいそうです。そのためにも、スタッフが増えないと難しい。そこで求人を職安に出し続けているが、なかなか人財が集まらないようです。そこで、能登定住・交流機構のFBでも紹介させていただきました。午後に投稿をアップしましたが、シェアして下さる方もいて、一気に見ていただく方が増えていきました。多品種の野菜を栽培するノウハウを勉強するにはよい職場だと思う。農業をされたい方には挑戦してみてほしい。


1月27日(月) 加賀めぐり2
 今日も朝一に山中温泉に行く。きぬやで取材。九谷焼のろころ体験と絵付け体験について話をうかがい、体験をさせていただく。その後、大聖寺上木の糸あそびに移動し、染めと織の仕事と体験プログラムについてお話をうかがう。昼は向かいの銀のめしでいただく。オリジナルおむすびのお店ですが、丼メニューも見つけて注文。その後、鶴来に移動し、取材。加賀エリアでも「能登人と過ごす能登時間」のようなとりまとめをしていあただきたいものです。一旦事務所に戻り、ガイア自然学校に取材へ。代表の成田さんにお話をうかがう。京都のご出身だが、能登島に移住して10数年。事務所は金沢にありますが、お住いは能登島のままです。妹さんご夫妻も、能登島に移住し農業をされているとのこと。一度お話をうかがいにお邪魔したい。ガイア自然学校の入っているシェア金沢の一角には3年前までお世話になっていたグルーヴィの事務所も移転していたので、初めてお邪魔しました。


銀のめしでいただいた丼

1月26日(日) 事前予約
 金沢駅に行き、紀伊田辺に行く切符を購入。事前にネットで予約していたので、速やかです。みどりの窓口で相談しながら列車を決めていくと、すごく時間がかかります。後に並んでいる人のイライラした雰囲気が伝わってきたりします。その点、事前予約者は優先的に対応していただけますし、出力するだけですので、圧倒的に早く済みます。銀行の窓口もそうです。人的サービスは時間がかかるものですが、そこに付加価値があるものは大切にしないといけないですが、そうでない業務については、機械化してもよいのではないかと思う。逆に考えると、窓口でチケットを買う場合は正規料金で、事前予約やネット予約で購入する場合は安くなるという仕組むがあってもよいのではないかと思う。窓口業務の省時間化に、お客の側が、事前に時間とパソコン、ネット接続サービス等を利用して協力していることになっていますから。今は優先的にチケットを発行する対応だけですが、もっと価値があるような気がしますね。今日もプールに行く。


1月25日(土) 移住・定住を語る
 午後から東急ホテルで、通信社の取材にお付き合いしました。新幹線開業を念頭に置いた移住・定住の可能性を探ることがねらい。具体的にそのことを想定した移住・定住は金沢やその周辺ではいらっしゃると思います。それが能登において出てきているかと言わると?です。七尾をはじめとした中能登エリアにおいては十分可能性があります。能越道が全通すれば、七尾市内から高岡駅まで随分早くなります。金沢に出るより、効率的に首都圏と行き来が可能になるのではないでしょうか。奥能登は能登空港を活用した往復が効率的です。新幹線で金曜日の夜にやってきて、月曜日に能登空港から午前便で戻るというスタイルも可能性があります。新幹線、レンタカー、飛行機で移動できれば、週末を存分に楽しむことも可能では。そのためには、夜遅くまでレンタカー会社が営業してくれる必要がありますが。そのような具体的なサービスの仕組みや、セットにすることで割安で利用できるようになると利用者を増やすことが可能ではないでしょうか。具体的なイメージを作る上で、有意義な話し合いができました。夕方からは久しぶりにプールに行き1時間歩きました。身体が軽くなったように感じるのは気のせいでしょうが、継続することが大切です。


1月24日(金) 加賀めぐり
 朝一に山中温泉のろくろの里に行く。工芸の館で取材。辻新太郎さんと横川利雄さんの体験プログラムの内容を体験させていただきながら撮影。昼はやまぼうしで手打ちそばをいただく。午後は温泉街のゆげ街道にあるギャラリー耀・加賀野菜 なかまさで、和紙のランチョマットづくりを取材。取材後、フレッシュ野菜ジュースを御馳走になりました。野菜ソムリエをされている中野耀子さんは、野菜についての教室も開催されていて、楽しみながら仕事をされていますね。その後、こおろぎ橋に向かう坂の上にある「mokume」も訪ねる。大阪からやってきた佐々木さんの指導でろころ体験ができます。小ざっぱりとした空間が良い雰囲気です。その後、大聖寺の上木に移動し、竹の浦館で取材。まだ明るかったので、最後に片野の鴨池観察館に立ち寄ったら、日本野鳥の会レンジャーの大畑孝二さんがいらしていました。豊田の施設と兼任で来られているそうです。よいタイミングでした。池にはカモやヒシクイ、白鳥などが多く飛来していて、うるさいくらい賑やかでした。


鴨池

1月23日(木) 市長ヒアリング
 朝は輪島市役所に行き、書類を預かり、門前へ。門前商工会で必要書類を揃えていただく。その後、能登事務所に移動し、資料を作成。午後は珠洲市役所で市長ヒアリングに同席する。ヘルスツーリズムの推進について、市長、副市長に少しだけ説明させていただく。基本フレームについてご理解をいただくことが大事です。一歩前進ですかね。金沢事務所に戻り、追加で資料を作成し、すべての資料を取りそろえる。国の事業にエントリーするためには、いろいろ資料が必要ですが、予算をいただければ、活動しやすくなりますね。今日も能登は気持ちよい青空が広がっていました。


青空の能登

1月22日(水) 癒しフェスタ企画会議
 午前は農業人材機構で話をうかがい、輪島市へ。久しぶりに昼を、やぶそばでいただきました。午後から癒しフェスタの企画会議が健康の森で行われました。健康の森は雪が積もっており、かんじきハイクが出来そうです。会議では今年の開催概要を決定。6月7日、8日に決定しました。会場も健康の森で行うことにします。10月5日にも予定。早々に出展者を募集して、どこまで会場を広げるか協議していきます。よりよい舞台とプログラムを作り、お客様もスタッフも癒される場にしたいものです。昨年はお客様が多くて、スタッフは忙しすぎましたね。


癒しフェスタ企画会議

1月21日(火) 県庁
 今年初めての県庁行でした。午前中に書類を修正し、メールで確認した後、昼前に出かける。県庁近くの「インドめしティルパティ」で昼をいただき、午後一に県庁へ。複数の課に顔を出し、打合せ。今年もお世話になります。事務所に戻り、取材のアポイントを入れ、打合せを行い、年度内の仕事の目途をつける。これで、気になっていた仕事が一気に進んだ感じです。直接打合せを行うことが大切ですね。


カレー

1月20日(月) JOIN交流会
 午前はふるさと回帰支援センターに顔を出して、情報交換。午後はJOIN交流会でした。JOINの次年度事業の説明の後、総務省の地域力創造グループ施策説明、北海道東川町の移住促進の取り組みについて説明がありました。先進的に活動しているところは違います。自治体でもアイデアを出して、いろいろな取り組みが可能であることを知るよい機会でした。鉄道、国道、上水道がない町で、人口が徐々に増えているという。学ぶべきことが多いはず。能登の自治体の関係者にも参考にしていただきたい。


東川町のプレゼン

1月19日(日) 移住・交流&地域おこしフェア
 東京ビッグサイトで移住・交流&地域おこしフェアが行われました。石川県と並んで、「能登定住・交流機構」として出展しました。事前に連絡のあった方も含め、複数の方々とお話をすることができました。移住・定住のためには、継続したサポートが求められますので、一人ひとりのご希望に沿った活動を行っていければと思う。このような場に出てくると、つくづく思うのは自治体の熱意の違いです。市町村が個別に出展している地域もあれば、県も出展していないところもあります。人財誘致に熱心でないと思われても仕方がありません。できれば、石川県内の各自治体も出展してほしいものです。隣の富山県は県以外にも複数の自治体・団体が出展されていて、それだけで意欲が伝わってきます。そのような地道な活動の蓄積が必要ではないでしょうか。移住先を明確に絞り込んでいない人も多いと思われますので、アピールしやすい場には出てほしいですね。


フェアの会場の様子

1月18日(土) 地域の力
 宇出津からスタートし、まずは珠洲の古川商店へ。お買い物ツアーです。次は塩田村にお邪魔して、横道社長から説明をうかがう。塩田作業の体験はもとより、横の海は海藻が多く、水もきれいで楽しめます。道の駅千枚田に移動し、昼食としました。海藻うどんをいただく。そこからは海沿いを南下し、大沢へ。公民館で地域の女性たちと意見交換。積極的な女性が多く、可能性を感じることができました。最後に門前に移動し、やすん場を見学。いろんな人が集まってきて、ちょうどよいタイミングでした。金沢に戻り、荷物を持って小松空港へ。最終便で東京にやってきました。19日は「移住・交流&地域おこしフェア」に出展です。


道の駅塩田村で

道の駅千枚田でいただいた海藻うどん

大沢での意見交換

1月17日(金) 若手
 能登にも頑張っている若手はいらっしゃるものです。能登地域塾の活動として、輪島、宇出津へ。杜の里イオンで合流し、能登に向かう。輪島では、谷川醸造にお邪魔し、若夫婦よりお話をうかがう。新たな商品開発に積極的に取り組んでいますし、自らの情報発信にも熱心です。商品のパッケージデザインもセンスがよい。工場の中は、昔ながらのスタイルを守っておられますし、蔵の中には長い年月の間に蓄積されてきたものが眠っている感じです。昼をまんなか商店街のやぶ新橋店でいただく。座敷があって10人でもすぐに入ることができました。午後は四十沢木材工芸で木地屋の仕事をうかがう。工場見学もさせていただきましたが、3次元で木地を一気に作る設備から、手作業でかんなをかける仕事など幅広い行程を拝見させていただく。体験プログラムもいろいろ可能です。千枚田の道の駅を経由して宇出津へ。夜は、地元の若い衆たちとの懇親会でした。会場は万福屋。若い人が集まるお店です。2次会は町家を改装して作ったワインバーへ。「ワインバー アンド カフェ ディヴァイ」という名前のお店が、民ふわのそばにできています。海沿いから一本入った仙人町商店街です。若いご夫婦がされていて、魅力的な空間になっています。


谷川さん夫妻

四十沢さん

ディバァイ

1月16日(木) 取材対応
 午後は門前のやすん場で取材対応でした。昼を手仕事屋でいただき、商店街で打ち合わせの後、やすん場へ。取材対応の後も手仕事屋で仕事をさせていただく。夕方には、修行僧が総持寺に戻って来られました。先日見たのは修行に出てきた際の様子で、今日は戻ってきた姿ということなのでしょう。夜は和倉温泉のエピスで就職相談。御当人が何をされたいか、何ができるかによって、選択肢は違ってきますね。


総持寺に戻っていく修行僧

1月15日(水) 冬の五箇山
 昼前に五箇山・菅沼に行く。青空が広がり、太陽が輝いていますが、歩道には雪が積もっており、おそるおそる歩く感じです。集落の中には1メートル以上の雪が積もっていますが、例年に比べると半分程度のこと。観光のお客様がほどほどに入っていました。荒井さんの店で週末の視察研修の打合せ。昼食としてそばをいただいた後、タカンボースキー場に移動。坂口さん、羽馬さんと相談。事務所の窓の外にはゲレンデが広がり、楽しそうに子どもたちが滑っています。絶好のスキー日和でした。打合せ終了後、東海北陸道、能越道を通り、門前に移動。手仕事屋、やすん場で打ち合わせの後、商店街の組合の打合せに参加。次年度の活動について提案させていただきました。新たな活動を期待しています。


雪景色の菅沼集落

1月14日(火) 寒修行
 朝早くに能登に向かう。能登事務所に着いて、ファンヒーターのスイッチを入れて温度表示を確認したら1度でした。ストーブもつけましたが、なかなか10度を越えません。連休で誰もいなかった事務所は冷え切っていた感じです。ようやく昼前には11度ぐらいにはなっていました。事務所の後ろには雪景色が広がっていました。昼をセミナーハウス山びこでいただいた後、門前に移動し、やすん場で打ち合わせ。やすん場の前を総持寺祖院の修行僧が寒修行のために歩いていきました。そして、総持寺通りには雪はまったくありません。同じ奥能登でも全然異なる風景が広がっています。このこともしっかりお伝えしていく必要がありますね。


総持寺修行僧の寒修行

1月13日(月) ふるさと祭り東京
 午前は文京l区役所1階のカフェで中央大学の谷下教授と打合せ。その後、一緒に東京ドームで行われているふるさと祭り東京を見学に行く。入場券を買って中に入るまではスムーズでしたが、フロアーの中は人があふれていて、目的の石川県ブースや能登丼のコーナーにたどり着くのに苦労しました。能登丼のコーナーには、東洋大学、中央大学の学生がローテーションを組んで手伝いに来てくれています。コーナーにたどり着いた時は、中央大学のエコツーリズム研究ゼミの榎戸結子さんが最後尾のプラカードを持ってお客さんに対応してくれていました。東京県人会の方々であろうか、男性陣も協力スタッフとして着いてくださっていました。地方出身者の集まりとしての側面を有する大都市・東京だから成立するイベントですが、もう少しよい環境で行えるとよいですね。ふるさと祭り東京は19日(日)まで開催です。


山代の大田楽も出演

1月12日(日) のとだらぼちITOKO会総会
 午前便で小松から羽田に行く。まずはホテルに行き、星野さんと合流。そこに山本ご夫妻も来られたので、昼食後、国際フォーラムで行われていた「町イチ!村イチ!」の様子を見に行く。人が多すぎてゆっくりお話しをうかがう雰囲気にはなっていませんでした。「町村から日本を元気にする」とううタイトルから発想し、もっと継続的な活動、町村の元気が出るような企画を考えるべきです。その後、市ヶ谷に移動、アルカディア市ヶ谷でのとだらぼちITOKO会の総会がありました。総会で昨日作成した昨年の事業報告、今年の事業計画を説明、皆さんからご意見を頂戴しました。報告として能登定住・交流機構の活動についても星野さんから話していただきました。懇親会では、参加者全員に話をしていただき、どのような経緯で参加されているか、その一端が分かり、有意義でした。2次会も近くで行われ、そこでもさらにいろいろなお話ができました。


総会の様子

1月11日(土) のとだらぼちITOKO会
 午後から、明日東京で行われるのとだらぼちITOKO会総会の資料作成を行う。一番面倒なのは、数字を合わせること。お金が複数の口座で動くので、出し入れの回数は多くないのだが、前回は数字が合わなくてぎりぎりまで苦労した。今回は早めに数字があったので、助かりました。それでも資料ができあがったのは夜遅くになりました。家に戻ってから、関連資料としての、能登定住・交流機構の新聞記事等を出力、それが終わったのは深夜でした。今後の活動を充実させるためには、どなたか時間的にゆとりのある方に事務局を担っていただいた方がよいのではないかと思う。どなたかお手伝いいただけませんか?。メンバーは魅力的な方が多いですから、進め方次第で面白い活動になると思うのですが。


1月10日(金) プログラムづくり
 朝からエコウォークのプログラムづくりのために現場を観て回る。まずは、荒島(あれしま)へ。震災前は海水浴場があった砂浜の道路を挟んだ向かいの駐車場に車をとめ、島につないだ横幅5mほどの道を50メートルほど歩くと島にたどりつけます。海が荒れていると波が道の上まであがり、島にいけないとのこと。壊れたままになっている鳥居を抜け、急な階段、さらに土の道を登っていくと、頂上エリアの平たい場所に荒島神社があります。周りは火事で焼けたことが何度かあるようで、お宮の後ろ側は空が開けていますし、宮の前は杉が植林され大木になっています。宮の前から島の反対側を歩くルートができていてぐるっと回ることができます。へりの部分にはタブの大木が林立しています。休憩するポイントを設定できれば、この島だけで十分ツアーが可能です。次に行ったのは、梨ノ木畑と通称されている森。間伐作業が行われており、ガイド役の佐藤さんの父上の所有されている森林です。エコウォークでは森を歩いて、人工林の現状と課題を体感していただいた後に、間伐体験をするイメージです。原生的な森林の様子を荒島で体感してもらい、その後に人工林がどのような現状になっているかを知ることになります。途中から川沿いの道を少し歩いていただくことで、森里海の連環を体験的に知るプログラムになります。3月には実験的なツアーを繰り返す予定になりました。新たなプログラムが形になりそうで楽しみですね。


荒島

大きなタブの森

杉の植えられた人工林

1月9日(木) 競り
 朝は7時前にホテルを出て志津川漁港に行き、競りの様子を拝見しました。発泡スチロールの箱に詰められたタラが所狭しと積みあがっています。最初はわかめや水槽にいれられたヒラメやうなぎなどからスタート、メインのタラは一息入れてから競りが始まります。競り人の高橋さんのそばには若い漁協青年部のジャンパーを着た女性が立ち、次々とメモをされていきます。すごいスピードで競りが進みますし、結構ざわついているので、しっかり聞こえているのか不安になりますが、メモのスピードも速かったです。競り人の首からはICレコーダーが下がっていました。後ほど照合されるのでしょうか。外では雪がちらつき、競りの威勢のよい声が続いていた早朝の志津川漁港でした。これだけでも見学できるようになるとよいですね。


競りに集まる人々

大きなタラ

きれいな魚も

1月8日(水) 海の見えるやすらぎの森
 南三陸に久しぶりにやってきました。午後2時半前には着いたので、まずは「海の見えるやすらぎの森」へ。森に上がる道でまず見つけたのが、きばのような形をした大きなつらら。午後なのにまだ残っていました。気温が低いためでしょうね。森の中はどこも落ち葉が堆積し、ふかふかです。特に歩くルートを外れると落ち葉の量が多い感じです。大きなウリハダカエダが林立しているエリアは靴がうずもれるくらい堆積していました。ゆるやかに斜面になっていて風に飛ばされないためかもしれません。タヌキの貯めフンポイントには新鮮なフンが山になっていますし、シカが角を研いだ痕もあちこちの木についています。歩道沿いで目立つ緑は、ツルリンドウです。眺望ポイントからは名前の通り、志津川湾をきれいに見下ろすことができ、荒島、椿島が木々の間からよく見えるようになっています。これまでの活動の成果ですね。12月に中央大学の学生諸君がつけてくれたリースも健在でした。冬の森も十分楽しめます、プログラム化できるとよいのですが。


つらら

眺望

学生諸君が12月にかけたリース

1月7日(火) 自己開示から始めること
 深夜に見たクローズアップ現代の再放送。マーシャル・ガンツ博士(ハーバード大)の行ったワークショップの様子が紹介されていました。テーマは“つながり力”。人々をつなぎ、動かすためには、物語を共有することが重要とのこと。活動の理解者を増やし、輪を広げるために必要なこととして物語が重要である、それには3つのステップがあり、セルフ、アス、ナウを段階的に語ること。セルフとは自己開示であり、その個人の経験や想いを私たちのことに普遍化することがアス、そして、今何をすべきか、何をしたいのかを語ることが最後のナウです。自分を表現することからスタートすること。さらに個人的な経験が実は広く共通する要素を持っていることを確認し、そのことにいかに対応するかを語ることだ。最後の部分しか見ていないので、理解が正しいかどうか、心もとないが、少なくとも語るべき要素、語っていただくべきこととして、しっかり記憶しておきたい。


1月6日(月) 移住・交流&地域おこしフェア
 移住・交流推進機構(JOIN)が主催する「移住・交流&地域おこしフェア」が1月19日(日)に東京ビッグサイトで行われます。能登定住・交流機構として出展します。団体名を明示して出ることで、相談にお越しいただきやすくしたいと考えています。すでにご相談にお越しいただけそうな方がいらっしゃいますし、お手伝いいただける方がいれば、会場にお越し下さい。詳しくはJOINのサイトをご覧ください。JOINのサイトでは、移住お助け団体紹介でも紹介いただいています。


1月5日(日) 初詣
 晴天に恵まれたので白山さんに初詣に参りました。新年になって5日目ですが、晴天のせいか多くの人がお越しでした。鶴来警察を越えたところから車がつながり、30分以上渋滞の中にいたような気がします。お宮にたどり着いたのは12時前でしたので、参拝の後、駐車場に面した和田屋さんのお茶屋でそばとぜんざいをいただく。これも毎年の恒例行事になっています。お宮から離れていて目立たないせいか、だいたい待たずに座れるのがよい。但し、今日は帰り際は順番待ちするお客様が2組いました。4人組が2組いらっしゃいましたので、席が埋まりましたね。次回は手取川沿いの道を白山麓に向かい、山側から白山さんに行き、白山さんの裏の高台の駐車場にとめることにしたい。道路の混雑解消に貢献することになりますね。


白山さん

1月4日(土) 仕事始め
 事務所には行っていませんが、自宅で仕事をスタート。実質的な仕事始めです。提案書を2つまとめ、メールで送信。具体的なやりとりは6日以降になりますが、こちらの業務は進めたことになります。能登定住・交流機構の活動としては、FBを使っての情報発信を年末年始と続けていますが、この間で最も見られている記事は昨日の「エコツアー」の紹介記事です。4日から仕事始めの意識が強く、のぞいていただける方が多いためですかね。エコツアーにそれほど注目が集まるとは思えないのですが、不思議な現象です。新たにご覧いただき、いいね!を下さった方も複数いらっしゃいますので、発信を続ける意義はありますね。


昼にいただいたサリーナのピザ

1月3日(金) 健康の森
 朝早くに金沢を出て能登へ行く。健康の森を歩きました。かんじきハイクのつもりがほとんど雪が無くて断念。遊歩道に霜柱を見つけたり、法面の岩に氷が張りついていたりと、普段とは異なるものを発見。小川にかかった橋に差し掛かったら、キジが飛び出してきて、驚かされた。所々に残っている雪の上には、いろいろな足跡が残っていました。ウサギ、タヌキ、キジなどのものであろうか。最後は、昨年の癒しフェスタの際にヨガを行った広場で、ぜんざいとクロモジティをいただきました。日も差してきて心地よい冬の森でした。落ち葉の下ではドングリが根を伸ばしているのが観察でき、発見の多いツアーになりました。昼は門前に移動し、手仕事屋で蕎麦をいただきましたが、お客様がひっきりなしにやってきて、大賑わいでした。


自然の造形・霜柱

根を出しているドングリ

森の中でもちを焼いてぜんざいを

2014年1月2日(木) 静かな正月
 天気予報通り、朝方は雷雨の時があったが、昼間は穏やかな日和でした。正月はまとまった時間がある時なので、本を読みたい。買いためた本がいろいろあるので、じっくり腰を落ち着けて読む貴重な時間かもしれない。仕事をしていると、まとめて読書するなどというのは、限られる。その意味では、自分の学生時代は、時間だけは多くあったように思う。現代の学生諸君はアルバイトに多くの時間を費やしているので、余裕がないかもしれないが。いずれにしろ、集中して本を読む時期があってもよいと思う。仕事をする人間にとっては、仕事のために本を読まざるを得ない仕事が理想かもしれない。書物からえられる知識をベースに、他者との対話を通じて学ぶことの方が多いのでしょうが。


2014年1月1日(水) あけましておめでとうございます
 2014年もよろしくお願いいたします。このコーナーを定期的にご覧いただいている方も、たまたまご覧いただいた方も、ありがとうございます。一般的にはブログと思われているようですが、2000年から続けているので、ホームページのままです。一方でフェイスブックも2つ(能登定住・交流機構高峰博保)発信しているので、ご覧いただく方は3つともご覧いただいているかもしれません。それぞれ、ねらいは異なっています。能登定住・交流機構のFBは移住・定住促進のため能登の発信になることを紹介しています。高峰博保のFBは南三陸町での活動をメインに発信。そして、この「金沢便り」は最も詳しく日々の活動を書き続けており、備忘録のようなものになっています。毎日ご覧いただく方は少ないかもしれませんが、最も自由に書けるのが、このサイトですので、今後も継続して参ります。引き続きご覧いただければ幸いです。


以前の金沢便りはこちらをご覧ください。

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