[ 金沢便り2013.5月 ]
最初のページの金沢便りのバックナンバーコーナーです。
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5月31日(金) 恋路海岸
 午前中は能登事務所で卒論について打合せ。昼過ぎにつばき茶屋の女将さんから電話をいただいたので、つばき茶屋に急遽移動、大阪観光大学の先生と面談。よい機会をいただきました。つばき茶屋では「でまかせ定食」をご馳走になりました。そこから、塩田村、千枚田、ふらっと訪夢と道の駅をめぐりました。夜は門前町の酒井さんにお世話になりました。酒井さんの家の2階には防音の部屋があり、そこでご馳走になり、後半は、酒井さんの唄や演奏を楽しませていただきました。そのメインは「恋路海岸」で、3回も唄っていただけました。故・村下孝蔵さんの曲です。


5月30日(木) 雨のち晴れ
 まずは、道の駅狼煙と道の駅すずなりを見学。途中、みなくち農園のいちご園にも立ち寄る。次に、商店街の中で、いろは書店、山口陶器店、川端薬局、いろどり市場を見て回る。最後に、珠洲市役所を訪ね、企画財政課で相談。昼前に宇出津に移動し昼食、東洋大学の先輩がやっている店を訪ね、さらに、新たに大学に入られた人がいるという店にもお邪魔してご挨拶。その後、能登事務所に移動するが、雨が上がってきたので、鉢伏山に案内しました。徐々に天気も良くなり、森の中にいる間に、空が晴れてきました。雨上がりの森は新鮮な空気がさわやか、大きなブナの根元で、しばらく寝転がっていただきました。空を見上げると別世界が広がっていたはず。夕方には、穴水に移動し、渚水産で土産を買っていただきました。夜は、井川造園さんのガーデンプラザのバーベキューガーデンでパーティ、穴水の有志にもお集まりいただきました。


道の駅狼煙のドーナツづくり

ブナの根元で

渚水産のアジの開き

5月29日(水) 穴水・門前・能登・珠洲
 東京からやってきた東洋大学の学生さんをフォローするために、早朝に金沢を出て能登に向かう。穴水町で学生さんたちと合流。予定より早く着いたとのことで、穴水駅より、七海屋さんまで歩いて来ていました。そこから、まずは井川造園さんにお邪魔し、明日のご相談。さらに、渚水産の北川さんを訪ね、お話をうかがう。昼に近づいたので、門前に移動し、手仕事屋でそばをいただく。門前の商店街を見て回り、ランドマークカフェでオーナーの安原さんの話をうかがう。その後、能登町宇出津に移動し、干場金物店、かみこ鮮魚、カクダストア、数馬酒造を見学。かみこ鮮魚では珍しく水揚げされたくじらを試食させていただく。おくのといちも拝見し、珠洲へ。山中荘にチェックインし、あさ井やぶ椿で夕食をいただく。


手仕事屋のそば

ランドマークカフェで

かみこ鮮魚のくじら

5月28日(火) つばき茶屋
 午前の最初は昨日の続きを歩くべく、木の浦へ行く。トンネルを抜けた場所に駐車し、海に近い歩道を歩く。途中、案内看板が無くなっているポイントがあり、海沿いを行きました。海藻がたくさん見られ、魅力的です。ニ三味珈琲の前を通り、キャンプ場に行くルートを歩きましたが、ケヤキやツバキの巨木が茂っています。キャンプ場からさらに登ると、ようやく椿展望台にたどり着きます。ルート上には、オドリコソウや、ニワゼキショウ、ニガナ、ジシバリなど春の野草が沢山咲き、これらも楽しみです。森の中には、ハナイカダの雌雄が近くに花をつけていました。つばき茶屋(リンク先の地図は違っています)でアイスコーヒーをいただき、車のところまで送っていただく。助かりました。昼はのんちでうどんを食べる。午後は、ビーチホテルの近くの森と砂浜を歩く。2時半には市役所に行き、3日間の成果を報告、今後の活動について意見交換をさせていただきました。だいたいの方向性が確認できて何よりでした。


椿展望台からの眺め

のんちのイカ天ぷらわかめうどん

砂浜を歩く

5月27日(月) 岬自然歩道
 朝は珠洲市役所で打合せ。その後、飯田高校の裏手にある野々江総合公園の周りを歩く。亀ケ谷池の周りをぐるりと歩く道ができています。残念なのはきれいに舗装されていることです。歩く場合、足腰に衝撃が強くなります。森の中を歩くルートも開設できるとよいです。昼は飯田港の横にある「カフェ・ド・らんぷ」でいただきました。午後は、岬自然歩道を歩くことに再挑戦しました。午後3時前に狼煙を歩きはじめ、港寄りの道から灯台に上がり、それから岬自然歩道を歩きました。木の浦海岸の手前にあるシャク崎の登りがきつく、トンネルの脇に出たところにある後藤さんの家までで、今回はあきらめました。後藤さんに狼煙の駐車場まで送っていただき、ホテルに戻ったのは6時半程でした。夕食はヘルシーな夕食を試食させていただきました。


野々江総合公園

岬自然歩道(シャク崎からのながめ)

ヘルシーな夕食(海藻しゃぶしゃぶ)

5月26日(日) 宝立山のブナ林
 朝から暑い日でした。午前は岬自然歩道を歩くために、道の駅狼煙に車を止め、歩くが、途中で断念。昼にはホテルに戻る。午後も暑かったので宝立山へ向かう。春日神社の横から山に向かうが、長かったです。頂上付近では、まず黒峰へ。周囲にはブナの大木が林立しています。さらに、車道の両側にブナが生えているエリアを通り過ぎ、森林50選の看板があるそばのブナ林に入る。入口が入りやすくなっていました。間伐のために入口を広げられたようですが、森の中には歩く道がきれいにできていました。途中は、一方がスギ林で、一方がブナ林になっているゾーンが続きます。スギ林が過ぎた先には、ブナの純林もありました。相当な面積のブナ林が広がっています。素晴らしいのはブナの根元に広いスペースがあることです。ゆったりとした時間を過ごすこともできます。宝の山ですね。帰りは、宝立山トンネルに下り、スーパー農道を通り戻ってきました。


黒峰のブナの巨木

間伐されたスギ林

大きなブナが並ぶ歩道

5月25日(土) 珠洲
 能登空港午後便でお越しいただいた上山の小関さんを出迎え、珠洲へ。気候性地形療法に取り組むためのフィールド調査等を行うためにお越しいただきました。上山では長年取り組んできていますので、来月には上山での体験を珠洲市の方々に行っていただく予定です。能登の里山里海を活かしたプログラム開発に取り組みたい。泊まりは珠洲ビーチホテルでしたが、連泊するので、夜は飯田町まで行き、炉端焼きあさいやぶ椿で夕食をいただく。賑わっていましたね。


あさいのお造り

たけのこまんじゅう

そらまめ焼き

5月24日(金) 巣鴨
 午前は11時までホテルに居て、その後地下鉄浅草線の改札近くのコインロッカーに荷物を預けて動く。午後1時前に白山の東洋大学に行き、今月末に能登にやってくる予定の2人と相談。だいたいの行程を描く。その後、巣鴨に移動、待ち合わせの真性寺に行ったら、まで誰もいなかったので、通りをはさんだ隣にあった明石焼きの店に入る、東京では初めて見つけました。たまごいっぱいのふわふわの食感がたまりません。薄味のだしに付けていただきます。中央大学の皆さんが揃った頃に食べ終わり、一緒に地蔵通り商店街を歩く。縁日とあって、露店がいっぱい並び、人通りも多い。次の商店街のはずれに南三陸さんさん商店街すがも店ができていました。そばにある大正大学のサポートでできたもののようです。大学も見学した後、地下鉄で内幸町まで移動し、のとだらぼちに行く。星野さんと一緒になり、開店前から楽しませていただきました。6時前には、店を出て、羽田に向かう。無事に1週間ぶりに金沢に戻りました。


明石焼

南三陸さんさん商店街すがも店

大正大学の校庭で

5月23日(木) 日本エコツーリズム協会企画員会
 午前、午後と秋葉原で人に会い、午後3時からは目黒で日本エコツーリズム協会企画委員会に参加。午前は東洋大学生さんと卒論研究について相談、午後は来年能登に移住されようと計画している方にお話をうかがう。日本エコツーリズム協会の企画委員会では、NPOとしての体制固めについて意見交換。いかに財源を確保し、どのような活動を柱にしていくか、会員や地域社会、日本の観光業界に役立つ活動を強化していくべきではないか。NPOとしての社会的使命を再確認し、今後の事業を具体的に描くべきではないかと思う。委員会の後は、いつものイタリアンレストランで懇親会でした。


5月22日(水) 南三陸めぐり
 今日も南三陸をあちこち走り回りました。まずは、観洋で、海の自然史研究所の藤田さんと相談。その後、さんさん商店街の観光協会事務局で南三陸町産業振興課の宮川さんと打合せ。歌津に移動し、素晴らしい歌津をつくる協議会の小野寺さんと相談。山越えして入谷に移動し、宮城大学南三陸復興ステーションの高橋さんに説明。昼は、ひころの里のばっかり茶屋でばっかり定食をいただく。いつ食べても贅沢な昼食です。1時前には菅原正徳さんのご自宅を訪ね日程を説明し、スケジュールを確保させていただく。そこから、漁協の戸倉支所に行き相談。最後に漁協の志津川支所にもお邪魔して説明。さんさん商店街でソフトクリームをいただいて、仙台に移動しました。日豪環境ボランティアツアーに協力いただきたい一通りの関係者に説明させていただきました。何とかなりそうですかね。7時過ぎには東京に到着しました。


解体が進む歌津大橋

ひころの里でいただいたばっかり定食

椿島と津の浦漁港

5月21日(火) 南三陸のぶなの森
 朝から活動。朝一でいりやどで打合せ。その後、南三陸ホテル観洋で女将さんと打合せ。そこからは、9月の日豪ボランティアで活動する舞台にしたいと考えているフィールドを見学、お手伝いいただく想定の人々と相談して回りました。ひころの里、ぶなの森づくりの現場、巨石を見学。昼には、安部勝善さん宅を訪ね、昼食をご馳走になりました。、午後は、田束山、図書館(コアラ館)でピースウインズジャパンの奥村さんと打合せ、西城さん(中央大学OG)とも久しぶりにお会いすることができました。荒戸のフランクさん(10年以上前から南三陸に住んでおられ、ワイルドフラワーに詳しい)、そして、観洋に戻り、後藤一麿さんと相談。田束山では、つつじの花を初めて拝見しました。見ごろは今週末でしょうか。最も花が開いていた株の写真を紹介します。


漁師さんが植えたぶなの森

見上げると植林した森であることが分かる

田束山のつつじ(背景に志津川湾が見えませんが)

5月20日(月) 「きりこ」づくり
 午前10時からひころの里で「きりこ」づくり体験でした。指導してくださったのは、宮城大学の復興まちづくり推進員で、南三陸町志津川地区の上山八幡宮の禰宜(ねぎ)でもある工藤真弓さんです。最初にきりこの由来についてのお話をいただきました。さらに、観光協会の菅原きえさんより、震災前から街中にきりこを展示してきた活動についてのお話をうかがう。震災前は、商店や家のことを象徴するような内容のきりこを作成し、それぞれに展示し、商店街をぶらぶらしていただけるようにされていたそうです。震災後も、かつて店や家があった場所に、将来に向けてのメッセージをきりこで作成し掲げてあります。みなさんの想いがこもった貴重な活動ですので、是非記録に残して欲しいですね。きりこづくりは、二つに折った紙を型紙にそって、カッターで切りこみを入れて、空間を開けていき、それを開くと出来上がりになります。神棚に飾るものですが、後ろをあけてひらひらするような状態で、南に向けて張り出せばよいようです。昼食は、ばっかり茶屋で、いつもの定食をいただきました。赤御膳での食事は贅沢ですね。最後は、学生諸君をくりこま高原駅まで送り、東京から新幹線でやってこられた小林寛子さんを出迎えて、南三陸に戻る。いりやどにチェックインした後、やすらぎの森に案内し、9月のプログラムのイメージを確認。夜は、いりやどで夕食をいただくが、こちらも贅沢な食事内容でした。


工藤真弓さん

菅原きえさん

きりこを作る

5月19日(日) やすらぎの森
 朝9時過ぎに。南三陸ホテル観洋を出発し、やすらぎの森まで歩いて行く。今回も眺望ポイントの整備を、中央大学生、観洋のスタッフで行いました。1時間は作業を行ったでしょうか。休憩タイムをゆっくりとり、森の中で過ごしていただくことで、リフレッシュしていただくこともねらいとしています。今回、女将さんにも始めて眺望ポイントまでお越しいただきました。画期的な日になりました。浜街道を通り、歩いてホテルまで戻り、観洋さんの温泉につかり、レストランで昼食。ひとつのコースとしてパッケージ化可能ですね。午後は、観洋さんに送っていただき、さんさん館に移動。裏山の間伐を体験させていただきました。宮城大学の鈴木さん、地元の菅原正徳さん、阿部勝善さんに指導いただきました。2時間は作業を行ったのではないでしょうか。当方は竹林の除伐を行う。杉林に入り込んだ竹は除伐するしかありません。板碑のある周りにも竹が生えていました。今日は一日、森での活動という少しハードな活動でしたが、都会の学生さんにとっては初めての体験で、貴重な機会になったのではないでしょうか。観洋さんのブログの記事


やすらぎの森

大きな木を切る

間伐体験

5月18日(土) 南三陸町
 南三陸町にやってきました。3月以来です。最初にやってきたのは、歌津の伊里前福幸商店街。明日のしらうおまつりの準備で賑やかです。今日はダムの完成式があり、いろいろ行事があったようです。うたちゃんばしには「しろうおまつり」のぼりが立ち、周囲にはこいのぼりが泳いでいます。しろうおまつりは、毎年の恒例行事でしたが、大震災で途絶えたものを昨年から復活されています。里前福幸商店街の前には大きな駐車場も整備されています。明日は天気も良さそうですし、賑わうことでしょう。今回初めて、ながしず荘に泊めていただきました。海のそばに建っていますので、1階は津波の被害に遭われたそうです。


うたちゃん橋

5月17日(金) ウワミズザクラ
  能登事務所から能登町役場に向かう途中、あえて山道を通り、ウワミズザクラの写真を撮る。のと里山海道沿いでも多く見かけます。最近はフジが賑やかです。さらに、能登町から金沢に向かう際に、多く見かけたのは、のとキリシマツツジの燃えるような赤色です。あちこちの庭に咲き誇っています。明日が一番の見ごろかもしれませんね。ホオノキも大きな花をつけていますし、アオダモがたくさんの白い花を咲かせています。春の花が満載の能登です。急いで金沢に戻り、新任課長補佐研修の2回目でした。


ウワミズザクラ

5月16日(木) フジタと藤井
  21世紀美術館で行われている「レオナール・フジタ展」が最終日が近い(24日まで)ということで、急遽出かけた。昼になっていたので、市役所裏の藤井で昼をいただく。夜しか来たことはなかったが、お客様がお越しでした。今の場所に移転し、昼と夜との営業になって久しいから定着しているのでしょう。それでも、酒をいただいた後に食べるそばというイメージが強い。フジタの展覧会は面白い作品が盛りだくさんでした。いただいたチケットも有効ですね。いただいたチケットと言えば、東京にいた時に「エゴン・シーレ」を最初に見たのも、知人からいただいたチケットで出かけたように記憶しています。展覧会のチケットのプレゼントというのも、新たな出会いを生むものですね。午後は、門前に行き、星野さんとITOKO会のツアーについて打合せ。夜は能登事務所に泊まる。


藤井のそば

5月15日(水) 加賀人
  加賀での体験交流型のプログラムを紹介するために加賀を回る。まずは山中温泉に行き、すずや今日楼で女将さんにお話をうかがう。以前から、能登人と過ごす能登時間の加賀版を作りたいと言われていましたし、実際に多くの人を知っておられます。その後、女将の情報をベースに山中温泉内を回り、情報収集。次に大聖寺に移動し瀬越の銀のめしで昼をいただき、同じ敷地内にあるいとあそびでお話をうかがう。さらに、加賀商工会議所でヒアリング。少しだけ時間があったので、話題に出た加賀市大聖寺山田町の「FAISONS」を訪ねてみました。代表の山根大徳さんと名刺交換だけさせていただきましたが、センスの良い方でした。再訪してじっくりお話をうかがってみたい。加賀にも魅力的な人は多くいらっしゃいますね。いかにクローズアップするかが問われています。


銀のめしのおむすび

糸あそび

FAISONS

5月14日(火) 新任課長補佐研修
  午後は市町村職員研修所で新任課長補佐研修でした。前半は「地域づくり」についての基本的なことを話させていただき、後半は現在取り組んでいる南三陸での活動や能登定住・交流機構の発想について紹介しました。これまでは、同級生が受講生にいたのですが、さすがにいなくなりました。皆さん私より若い人になったのだと思います。知った人が2名、話しやすくなりました。事務方にも懐かしい人が帰ってきておられました。金曜日にも後半の講座があります。


5月13日(月) 能登事務所
  午前は輪島市役所を訪ね「癒しフェスタ」「能登定住・交流機構」について説明させていただきました。午後は能登事務所で東洋大学の学生さんを迎え、少しだけ話をして、能登空港に送る。いろんな人に出会い、いろんなお話をうかがっていただくことで、地域への知と関心が深まることはよいことです。繰り返し、能登を訪れてくれる彼女たちをサポートしていければと思う。能登事務所からの眺めは春らしく、楽しめます。田植えが終わった田んぼとこれからの田んぼが共存しています。


能登事務所からの眺め

5月12日(日) 千枚田の田植え
  午前は、のとだらぼちITOKO会としてオーナーになっている千枚田の田植えでしたので、9時までに会場に行く。太鼓の披露があり、実際の作業は9時半過ぎからでした。小さな田んぼ3枚を3人での作業でしたので、1時間ほどで終了、知人の田圃を手伝って終了とさせていただきました。その後、珠洲に移動し、みなくちでいちご狩り、さらに、湯宿さかもとでの「すずの音」を見学に参りました。すっかり午後の約束を忘れていて、急遽輪島に移動し、1時間半遅れで、お話をすることができました。初めてお会いしましたが、好印象な人で、当方の活動にも関心を持っていただいたようで有意義でした。しかし、最近は約束を忘れたり、ものを忘れたりと、あぶないな。


千枚田の田植え

みなくちのいちご

すずの音の会場の様子

5月11日(土) 能登をめぐる
 昼を目がけて能登に向かう。手仕事屋に11時過ぎに到着、お客人を待つ。その前に、のとだらぼちITOKO会のメンバーがお越しになりました。少し酒飲み話におつきあいをさせていただいていたら、ご到着。そばや山菜をふんだんに盛り込んだ昼食をご一緒に、少しお話をしたら、次への時間となりました。今度はゆっくりお越しいただきたいものだ。当方は珠洲に移動し、舟あそびで東洋大学のお二人と合流。商店街でいろは書店を見学、さらにイングリッシュカフェで古本屋を開いていた(今は、図書館の司書になられて休業状態とのこと)川端さんに、カフェまでお越しいただき、お話をうかがう。時間切れとなったので、5時過ぎにおいとまし、学生さんは宿泊場所に戻り、懇親会に参加へ、当方はセミナーハウスやまびこに移動し、中谷家の活用に向けての打合せにおつきあいする。少しずつ動いているようで何よりです。夜は能登事務所に宿泊。雨もあがり、カエルの鳴き声がにぎやかな夜でした。


5月10日(金) 機材繰り
 朝は文京区白山の東洋大学に行き、打合せ。新橋から秋葉原、秋葉原から水道橋、水道橋から白山と移動。乗り換えは多いが早かったです。地下鉄の駅で藤井学部長にお会いしました。大学のオープンテラスで卒論について相談。その後、有楽町に行き、ふるさと回帰支援センターを訪ねる。能登定住・交流機構として会員申込をし、振込用紙を預かりました。そこからは中央大学に移動。有楽町から東京へ、東京からは中央線で新宿、新宿から京王線で橋本行に乗り、多摩センターでモノレールに乗り換えて中央大学・明星大学で下車。約束の時間より少し早くついたので、教職員食堂で昼食をいただく。午後はエコツーリズム研究ゼミが2時限にわたってありました。前半は4年生のゼミ、後半は2,3年生も入ってのゼミでした。後半では、今年の大まかな活動予定と今月18日からの南三陸町での活動について相談。その後、エコツーリズム入門編の講義をさせていただきました。帰りは、多摩動物センターから京王線に乗り、高幡不動で乗り換え、新宿へ、そして新宿から山手線で品川へ、品川からは京急で羽田に参りました。20時出発の飛行機でしたが、1時間以上前に空港に到着。出発カウンターには、「機材繰り」のために遅れる旨の表示がすでに出ていました。さらに途中でそれが遅くなり、45分遅れとなりました。機材繰りという概念は、航空会社の人にとっては当たり前の言葉なのでしょうが、普通の人には分かりませんね。


5月9日(木) 地球環境基金
 午後から川崎で独立行政法人環境再生保全機構の地球環境基金の内定団体説明会がありました。NPO法人日本エコツーリズム協会として申請した「宮城県南三陸町における里山保全と活用方策の構築」が内定していただいています。昨年から行っている「やすらぎの森」のフィールド整備とそこでのガイドツアー等を具体化するための活動を行います。東日本大震災の関連事業だけでも12の団体が内定していました。全体では、191件、6億円以上の助成になります。とりあえず単年度の助成ですが、成果を見て翌年もエントリー可能とのこと。これで、継続的に、南三陸町で活動可能になりました。夕方は、移住・交流推進機構にお邪魔して、能登定住・交流機構の今後の活動について説明させていただきました。その後、巣鴨に移動し、中央大学の谷下教授と相談。最後はのとだらぼちで夕食としました。


5月8日(水) 能登定住・交流機構理事会
 午後から能登空港で能登定住・交流機構の理事会でした。今年度の活動について説明させていただき、質疑応答、ご意見をいただきました。民間主導で具体的な成果を出し、行政としても支援しやすい状況を作ることですね。継続性のある活動団体が事業を推進することが成果につながりやすいのだと思います。方向性がより明確になったような気がします。事務局としては有意義な会でした。


5月7日(火) イル・ピアット・ハタダ
  珠洲ビーチホテルからスタート、まずはしいたけ小屋ひろきちを訪問。奥野さんご夫妻のお話を少しうかがう。次に能登事務所に移動し、鉢伏山へ。ブナ林の中でティーサロン。ちょっと風は強かったが、青空がブナの若葉の奥に見え、すがすがしかった。昼は穴水の幸寿しさんでいただく。1時過ぎでも多くのお客様が訪れ忙しそうでした。午後はまず門前に行き、手仕事屋で星野さんと理事会の資料について確認し、話をうかがう。その後、志賀町和田の「きりしまの宿」を経営している西浦さんを訪ね、ご夫妻のお話をうかがう。裏庭で竹の子を掘ってもらい、しいたけを収穫して土産にいただく。最後は、山越えして、七尾に行き、イル・ピアット・ハタダで夕食をいただきました。連休明け(火曜定休が多いためか?)で多くの店が閉まっていましたが、無事夕食にありつけました。予約のお客様も含め満席になっていました。


イル・ピアット・ハタダの半熟卵がのったピザ

緑豆を活かしたパスタ

デザート

5月6日(月) SHO-TATSU
  珠洲ビーチホテルに泊まったが、夕食は飯田町でいただきました。ホテル前から路線バスに乗り、飯田に行く。途中、総合病院前や飯田高校下も通ります。飯田高校下で大勢の高校生が乗車、通学の足になっています。飯田町の中心部には30分ほどで到着、久しぶりにSHO-TATSUにお邪魔しました。地域の素材にこだわった料理を2人で食べるに程よい量で出していただきました。いつ来ても清潔な印象の店内で、心地よくすごせます。次に、やぶ椿に参りました。餃子とうどんをいただきましたが、相変わらず元気なおかみさんで安心しました。


ブラックグラタン

真鯛のポワレ

やぶ椿のうどん

5月5日(日) 鉢伏山でネマガリタケ刈り
  朝6時前に事務所を出て鉢伏山に行く。最初にブナ林の中で写真を撮影。その後、頂上エリアに久しぶりに登る。まとめてネマガリタケを除伐したエリアには徐々にネマガリタケが生え始めていました。三角点の奥に設けた歩くルートにも徐々にネマガリタケが生え始めていたので、ルート上にあるタケを刈りました。さすがに3時間ほどで疲れてきたので、炭窯跡がある道を通って下山しました。それでも一番奥のポイントまでは刈り進むことができました。これで、頂上エリアを歩いて回ることができます。今後も機会を見つけて、ネマガリタケの刈り取りを進めたい。
 昼過ぎに能登空港で行われていたのとキリシマツツジフェスティバルを見学し、門前の手仕事屋に行く。行列ができる盛況ぶりであったが、そばをご馳走になりました。帰りは、穴水までもどり、能登里山海道に乗りましたが、横田インターの手前から渋滞し、延々続いているようだったので、西山で下りて、下道を走って金沢に戻る。西山から上棚矢田、鹿島バイパス、東往来で羽咋まで、羽咋からはスーパー農道を通り、津幡バイパスにたどりつきました。夕方のラジオでは、横田から上棚矢田まで20kmの渋滞とのことであった。


朝もやに浮かぶ山並み

朝日を浴びるブナ

ネマガリタケを除伐してスペースを作る

5月4日(土) 鉢伏山
  鉢伏山を走りまわりました。今の時期、どこにブナがあるか遠くからでも見当が付けられます。早く若葉が出て、さわやかな緑がまとまってあれば、ブナの可能性が高いです。その他の木も若葉を出しているのですが、ブナは葉の数が多いので、まとまった緑になります。頂上エリアの奥も車で走ってみましたが、点々とブナがあります。鉢伏山のブナ林の手前にもブナが連なっている場所があります。鉢伏山の隣にある高州山の連なりにもブナが点在しています。昔はあちこちにあったので、わずかに残ったブナが健在であるということでしょう。


ブナ

オオイワカガミ

ブナの緑が目立つ

5月3日(金) 桂湖
  天気が良かったので、金沢大学を抜けて山越えし、福光から高速に乗って五箇山まで行く。五箇山では一番奥にある桂湖へ。ビジターセンターの前の山は、ブナが芽吹き始め、根元にはカタクリが群生しています。柴と呼ばれるような細い木を昨年のうちに切られたようで、明るく見通しのよい森になっています。昨年作ったツリーハウスも健在でした。梯子も床の部分も外してありましたが、枠や手すりはしっかり残っています。散策路を途中まで歩いて行きましたが、途中の谷の部分に大量の雪が残っており、雪渓のようになっていたので、そこから先に行くのは断念。帰り際にケビンの掃除をしていた坂口さんと話をしてきました。ケビンの上の斜面にはキクザキイチゲとカタクリが群生していました。


ブナ林

カタクリ

キクザキイチゲ

5月2日(木) 新緑を探しに
  朝早くに金沢を出て能登に向かう。穴水町役場、能登空港、能登町商工会、数馬酒造を回り、能登事務所には10時過ぎには着きました。天気も良かったので、大箱集落の裏山の道に行き、木々の新芽を撮影して回りました。今の時期、山に入ると若葉が出たところで、木々の特徴を把握するにはぴったりの時期です。クロモジとタムシバの枝を持ち帰り、午後からのお客様のお茶にさせていただきました。クロモジをフレッシュハーブティのようにし、タムシバは爪楊枝ぐらいの長さにしておき、小枝のにおいをかいでいただきました。よい演出でした。


新芽、何かな?

タニウツギの新芽

開らいたタムシバの花

5月1日(水) 久しぶりの八尾
  昼を目がけて八尾に行く。とりあえず商工会にお邪魔して、事務局として復帰した田代さんにお話をうかがう。昼は、風庵で天ぷらそばを久しぶりにいただきました。今日は、3日の八尾曳山祭 の調曳きが行われていました。曳山を試しに組み立て、曳いてみます。おかしなところがあれば、修繕したりされるようです。あいにくの降ったりやんだりの天気でしたので、ビニールの覆いをかけての作業であったり、公民館の中に入れ込んで作業をされていました。たまたま雨が上がったタイミングで東町が曳かれるのを拝見できました。子どもたちが2本の綱につながり、かなりの距離を曳いていました。途中から雨が降ってきたので、そこで中断となってしまいましたが、本格的な曳きまわしでしたね。今日のことを知っているお客様が何名も街をぶらぶらされていました。


風庵でいただいたそば

諏訪町公民館で

子どもたちが曳く

以前の金沢便りはこちらをご覧ください。

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