[ 金沢便り2013.2月 ]
最初のページの金沢便りのバックナンバーコーナーです。
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2月28日(木) 入谷
 午前は観洋の渡邊さんと相談。午後は入谷地区に行き、昼をすがわらでわかめそばをいただく。その後、山の神平をぐるりと回る。道路は陰になっているところで何か所か雪が残っていましたが、ほかはスムーズでした。阿部勝善さんのご自宅を訪ね土曜日の確認をさせていただきました。その後、田束山の方に上り、峠にあるブナ林を見に行く。根元に雪が残っていてよい雰囲気です。そこからもどり、ひころの里の様子を見に行く。シルク館では2日から始まるシルクフラワーフェスタ(2日〜10日)の準備中で忙しそうでした。チラシを預かって観洋にもどり女将に配布をお願いする。その後、やすらぎの森に行き、作業を行う。昨日より快調でした。おかげで、斜面の除伐をかなり進めることができ、青島が見えやすくなりました。


道路沿いの川

集落の様子

ひころの里のシルクフラワー

2月27日(水) 南三陸へ
 昼過ぎに仙台空港でレンタカーを借り、近くのホームセンターで道具類を買って、南三陸に向かう。3時前には南三陸ホテル観洋に着きました。晴天でしたので、すぐに歩いてやすらぎの森に向かう。入口部分には雪が残っており、途中にも少しずつ雪がみられました。頂上エリアにはほとんど雪もなく作業ができました。すこしだけ除伐を行い、足元で目立つ切り株をノコギリで切る作業を続けました。4時半には、浜街道に降りて、雪の残った道を戸倉方向に歩きました。雪の上には点々と動物の足跡が残っています。直前についた足跡は、先が二つに割れていて、深く沈んでいますので、大型の動物だと思われます。シカのたぐいではないでしょうか。森の中にはたぬきのフンが集まっているところもありますので、森の住人なのだと思います。途中にはうさぎのフンのような落し物もありました。集落に近いのですが、いろいろな動物が生息していますね。


荒島もよく見えます

並んだ足跡(カメラケースを並べて撮影)

新鮮な足跡(太枝切鋏で歩幅を)

2月26日(火) 観光エコ活動推進事業報告会
 アサヒビールさんの協賛により行ておられる「うまい!を明日へ!」プロジェクト 観光エコ活動推進事業報告会で「エコツーリズムを通じた地域振興」をテーマに基調講演をさせていただきました。事例発表の前の講演で45分という限られた時間でしたから、ポイントだけお話しさせていただきました。地域振興の課題、エコツーリズムのポイント、能登半島地震の後に能登で行ってきたこと、そして東日本大震災後の南三陸での活動について紹介させていただきました。後半の事例発表では、気仙沼大島でのクリーンツアー、登米でのレンタサイクル事業、栗原での植樹活動、上川名地区での交流促進活動など、盛りだくさんでした。事業、活動としての継続性をいかに描き、実践してくか、利益を生み出し、スタッフが雇用できる事業にしていくことが大事ですね。終了後、宮城県観光連盟を訪ね、今後の事業展開について意見交換させていただきました。講演もちょっと中途半端でしたので、それをおぎなう話ができて有意義でした。


2月25日(月) 仙台へ
 金沢駅まで車で送ってもらい、バスで小松空港へ。西口のバス停で小松空港行のバスを20分近く待つ。ターミナルの一角にバスはいましたが、直前になるまで停留所に来てくれませんでした。おかげで、多くの人が冷たい風が吹く中で凍えながらバスを待っていました。発車何分前にバスを停留所につけて、お客様を乗せるという規定があるのでしょうが、寒い時期は弾力的に運用すべきではないか。他のバスが停留所に来ることとの兼ね合いもあるでしょうが、お客を寒い中で待たせないという配慮が欲しいところです。小松空港に着く前は激しく雪が降っていて大丈夫かと思いましたが、仙台便が飛び立つ時は晴れていてスムーズに出発できました。仙台空港からは仙台空港線で仙台駅まで移動。列車はホームにいて、ドアを自分で開けて入りますので、寒いホームで待つ必要はありませんでした。仙台駅からは歩いてホテルに参りましたが、歩道には雪が残り、滑りやすくなっていましたので、おそるおそる歩きました。夜は志賀さんと今後の活動について意見交換させていただき、有意義でした。


2月24日(日) 水中運動
 昼は、近所のテラTERRAで醤油ラーメンをいただきました。スープの色は濃いのですが、塩味は塩ラーメンに比べ薄めです。見た目の印象が強いので避けていましたが、試してみるものですね。夕方は1週間ぶりにプールで歩く。理想は週2回以上と教わっていますが、時間が作れず、週1回になっています。それでも、少しでも習慣化することが大切なので、通っています。最近の運動不足と車での移動時間が長いせいか、腰が痛くなりやすいのが問題です。1週間、東北に行くので、その前に行っておかなくてはということで参りました。先週の日曜と同じ行動パターンですが。


テラの醤油ラーメン

2月23日(土) かほく市保育園職員会
 西田幾多郎記念哲学館で行われた、かほく市保育園職員会研修で「未来につなぐ いしかわの里山里海」をテーマに講演させていただきました。保育士の皆さんは小さなお子様を相手にされているので、インタープリターと共通するスキルが問われる仕事です。いかに興味関心を高められるか、です。講演の中でもひらめいたので話しましたが、保育士さんたちはインタープリターに向いているように感じます。分かりやすく伝えるスキルも鍛えられているはず。もっともっと、森の中で子供たちを遊ばせて欲しいと思います。落ち着かないお子様が必ずいるものですが、そのような子どもも森の中で過ごしていただくと、落ち着いていくのではないでしょうか。身近な里山里海のことを体験を通して知り、その活用を考えていただければと思う。


楽屋の飾ってあったおひなさま

2月22日(金) ディスカバケーション
 朝一でホテル金沢に行き、移住・交流推進機構の今津参事と情報交換。移住・交流推進機構の次年度の事業について説明いただき、当方からは、能登定住交流機構の活動について説明させていただきました。午後は珠洲市役所で行われた「ディスカバケーション」に関するミーティングに参加。日本観光振興協会さんが推進されている活動で、日本旅行さん、JTBさんもご参加いただきました。市役所で意見交換の後、珠洲ビーチホテル、花き栽培センター、陶芸センター、塩田村を見学。珠洲ビーチホテルで夕食をいただきながら、意見交換の続き、気付いたら10時近くだったので、お開きとさせていただきました。珠洲ビーチホテルでの夕食は、新しい料理長・浅田尚彦氏の献立で、美味しく楽しませていただきました。


お造り

能登牛のたたき

釜飯風パイエリア

2月21日(木) 
 午前の便で東京から小松に戻りました。東京は快晴でしたが、羽田空港で、すでに、小松の天候調査を行うとのアナウンスが流れていました。しかし、定刻には出発、ところが、小松に近づいてから、除雪をしないと着陸できないとのことで、1時間近く上空で待機。なんとか、小松に降りることができました。着陸の際、窓の外は白くてよく分からない状態でした。その後も雪は断続的に降り続き、富山の山田から城端に移動する際も、激しく降っていましたし、金沢に戻っても積雪がそれなりにありました。こんな時期ですが、ふわふわして、乾いた雪です。


2月20日(水) ふるさと回帰支援センター
 朝一便で小松から東京にやってきました。まずは、有楽町の ふるさと回帰支援センターを訪ね、副事務局長の嵩さんと代表理事の高橋公(ひろし)氏と相談させていただきました。高橋氏とは初めてお会いしましたが、率直な物言いをされる方で、いろいろご提案をいただきました。今後も連携して活動できればと思う。その後、四谷の スローライフジャパンの川島さん、野口さん、中村さんとランチをいただきながら、能登定住・交流機構の取組について説明とお願いをさせていただきました。スロ-な暮らしを実践されたいと考えている都市生活者が地方に移住することを促進活動にも取り組んでいただければと思う。午後は、目黒で 日本エコツーリズム協会の企画委員会でした。JTBの田川社長が委員長ですので、意見交換を楽しみに参加しています。


2月19日(火) 高野悦子さん
 岩波ホールの総支配人だった高野悦子さんが亡くなられた。フードピア金沢の最初の時に、岩波書店の故・安江良介さんの紹介もあり、ゲストでお越しいただいています。「黒竜江への旅」という本を出されたので、出版記念パーティを金沢で行うことになり、お手伝いしたことがありました。お父上が旧満州鉄道の技師で、その足跡を訪ねるような内容でした。鉄路を維持する上で、土が凍り、線路が浮くことが問題で、凍土の研究を北海道大学の中谷宇吉郎さんにお願いされていたとのことで、石川近代文学館にあった中谷宇吉郎さんのコーナーに本を展示いただいたりもしました。中国の黒竜江流域からウ・イカンさんというお医者様に特別ゲストとしてお越しいただいたので、金沢医科大学にご案内したり、高野さんの講演会をつば甚で行っていただいたりと、何日かご一緒させていただきました。明るく元気な方で、楽しい数日間だったことを記憶しています。ご冥福をお祈りいたします。


2月18日(月) 福わ家
 昼は、浅野川にかかる小橋のそばにある福わ家に参りました。昨年10月8日にお邪魔して以来です。その時と同じ「加賀さんぺい」を注文、野菜がふんだんに入っていてボリューム満点です。ゆったり温まりたい時にはぴったりのお店とメニューです。最後におじやとデザートもいただいて満足でした。その昔、フードピア金沢の最初の年から食談会場として参画いただき、先代のお父様といろいろお話をさせていただいていました。初回は、玉村豊男さんがゲストで、歴史家の浅香年木さんがコーディネーターでした。2階の部屋を使って開催いただきました。事務局としては、食談会場の皆様に、たいへんお世話になりました。その時、すでに女将さんは店に立たれていたはず。今日も元気のよい声が聞けて何よりでした。ブログによると、お孫さんが4人もいらっしゃるとのことです。


加賀さんぺい

突出し

デザート

2月17日(日) テラとプール
 昼は近所のテラTERRAでラーメンをいただきました。手打ちの麺ですが、今日は豆乳を入れて作った麺があると言われたので、それを注文。スープも白濁した塩味でした。個人的にはもっとさっぱりした味でも良いですね。夕方は、プールに行って1時間歩きました。日曜日とあって、さすがに人は多かったです。しかし、4時半以降はお客様の絶対数が少なくなった感じです。良き生活習慣として続けたいものです。


テラの豆乳で作ったラーメン

2月16日(土) オムレター
 宝達志水町で行われた「100人のオムレター」の様子を拝見に参りました。元祖オムライスと言われる大阪の北極星の北橋社長が今回も指導にきて下さっていました。前日にも講習会をされたようです。本番でも、オムライスの作り方を実演してくださいました。親子や夫婦、友達同士で参加された方など、いろいろな方がお越しでした。オムライスを作り、ケチャップでメッセージを書きます。その後、和室でいただきます。地元素材として、卵、チンゲンサイ、玉ねぎ、米が活かされていました。このイベントのおかげで10年ぶりに再会したという女性たちもいて、料理を作っている会場は盛り上がっていました。オムライスの郷として、地域を発信してきた宝達志水町ですが、確実に浸透してきているようです。北橋氏が実演で作られたオムライスを試食させていただきましたが、薄味で食べやすくなっていました。


北橋氏の実演

オムライスを作る

メッセージをケチャップで書く

2月15日(金) 神楽の味噌中華そば
 今日も一日金沢にいたので、昼は神楽でいただきました。黒板メニューに味噌中華そばを見つけたので、注文してみました。スープが美味しいので、すべて飲んでしまいました。ぎょうざと一緒にいただき、程よいボリュームです。久しぶりで満足いたしました。12時半ぐらいに入店しましたが、店の混雑は一段落した後のようで、すぐに座ることができました。開店の11時半から12時の間が一番混むのかもしれません。神楽に行く前は、21世紀美術館に行き、昼食の後は近くの泉野図書館に参りました。貴重な資料を見つけることができました。21世紀美術館では、金沢美大の学生さんたちの卒業制作展をしていましたので、一通り拝見しました。たまに行くと良いですね。


神楽の味噌中華そば

2月14日(木) 志庵
 昼は西金沢に向かって行って、伏見川の手前を右に入った住宅地の中にある志庵でいただきました。最初にお邪魔したころは、前が空いていたので、分かり易かったのですが、最近は周辺に家が立ち続け、目立たなくなっています。メイン道路から看板を設置しないとたどり着けなくなりそうです。有名になれば、看板が無くてもお客様はお越しになられるのでしょうが。夜はプールで1時間歩く。


志庵のそば

2月13日(水) プリマベーラ
 昼は野々市市役所の一角にあるプリマベーラでいただきました。周囲に飲食店が多数立地しており、大丈夫かとおもいきや、女性客を中心に満席状態で賑わっていました。当方はオムライスのランチにしましたが、同僚はドルチェセットを注文。盛り沢山なデザートとドリンクもついてきて、女性グループが会話を楽しみながら、長時間滞在できるお店になっています。一方で市役所職員の方もランチにお越しです。夕方からは、金沢駅前のホテル金沢で行われた「かがのと有機特栽米の会」の総会でお話をさせていただきました。懐かしい方々との再会でもありますが、若い人たちが徐々に増えていて、若手の活躍にも期待したい。


プリマベーラのオムライス

ホテル金沢の料理1

ホテル金沢の料理2

2月12日(火) 万歳楽土
 門前の櫛比神社で行われた万歳楽土(まんざいろくと)を拝見させていただきました。10時50分から春季例大祭の神事が執り行われました。その後、社の中で、直会です。12時過ぎに、門前薬局さんに獅子舞いが神様を迎えにいらっしゃるというので、それまでは手仕事屋で、のとだらぼちITOKO会の皆さんと懇談。獅子舞いを見るべく、12時過ぎに門前薬局に参りましたが、なかなか登場せず、12時半過ぎにやってきました。お宮に張ってあった予定表による獅子舞い奉納をした後に、来られたようです。獅子とともにお宮に移動。人でいっぱいになっているお宮の中に強引に入り、万歳楽土を拝見させていただきました。舞人が祝棒と松の枝を持って、「マンザイロクト」と唱えながら、右に左に舞うのですが、参集の住民の皆さんも唱えられます。その様子が楽しそうでした。地域の皆さんの楽しみになっていますね。


神事

門前薬局前での獅子舞い

万歳楽土を舞う

2月11日(月) 子どもが生まれない街に将来はない
 福島県南相馬市で、震災後も医療活動を続けた産婦人科医・高橋亨平医師が1月22日にお亡くなりになられた。高橋医師が院長をつとめた原町中央産婦人科医院は福島第1原発から23kmの場所にあり、多くの人が避難する中、南相馬市に残ることを決めた人たちの診察にあたった。震災2ケ月後に末期がんで余命半年を宣告されたが、医療活動や除染活動を続けてこられました。高橋医師の紹介がFNNニュースにありますので、ご覧下さい。高橋医師の次の言葉が重い。「子どもが生まれない街に将来はないから。だから、いろんな街で、復興、復興って言ってるけれども、やっぱりその街に、未来と希望をもたらすのは、やっぱり子どもだけなんだよ。子ども以外にない」。


2月10日(日) 会社の存在意義
 以前に所属していた会社時代に、能登事務所を開設したねらいの一つは、能登への移住希望者の受け皿になるということでした。人口減少が続く地域にとって最優先で取り組むべきは、人財誘致です。新たな仕事や事業を創出するためにも、新たな人財を受け入れることが地域にとって重要です。そのための一次受け皿として機能できればよいのではないかという発想です。そのような観点から、2人のスタッフを受け入れてきました。よりふさわしい職場があれば、そのような場に送り出し、起業が向いている人にはそのような動きをサポートするなど、一人一人に応じた進路のサポートも大事です。今後もそのような役割を担い続けるために、地域の魅力を引き出し、価値を高められる人財誘致を進めたい。そこが、能登定住・交流機構の活動とつながる部分です。より多くの人を地域で受け入れるためには、移住者も地域で事業を営むすべての企業や人も、そのような意志をもって活動すべきです。商工団体も行政も、人財誘致により地域の価値を高める、という観点で日々の経営指導や事業を展開してほしいですね。


2月9日(土) あえのこと
 昼前に穴水に着いて、まずは、きれいになった商店街の真ん中にあるNOTO Shiftの鈴木久善さんにお話をうかがう。主にパソコン関係のサポート業務を行われています。一方で震災復興事業や商店街活動のお手伝いをされています。昼は駅前の幸寿しでいただきました。久しぶりです。能登丼を食べに来られているお客様が多かったです。その後、駅前の図書館で資料を探す。温かくて、ゆとりのある空間です。2時には役場に行き、マイクロバスで山間の集落にある森川さんの家へ。あえのことを見学させていただきました。家の前に田んぼがり、たんぼの中に棒が立てられていて、神様をお送りする場になっています。保育園の子供たちに見学にきてにぎやかなあえのことでした。神事の後は、神様にささげた料理のおすそ分けをご馳走になりました。


NOTO Shift

幸寿しのにぎり

森川家のあえのこと

2月8日(金) 日吉酒造
 午前は能登事務所でミーティング。午後は輪島に移動し、まずはまだら館で能登海鮮丼をいただく。その後、日吉酒造で若旦那にお話をうかがう。大学を出た後、広島の醸造研究所で1年間勉強した後、ふるさとに戻り、酒蔵である家業を継いでいます。日吉酒造さんには、珠洲から杜氏さんが来ており、蔵人も珠洲の方が一緒に来られています。酒蔵は、能登半島地震で傷みましたが、修復されて、きれいになっています。奥の蔵は、珠洲の学校になっていた建物を移築して活用されているとのことで、立派な梁の空間です。大正時代創業で酒蔵としては100年の歴史です。朝市通りに面していますので、観光のお客様も多い。店頭では燗酒や甘酒を提供されていて、お客様とのコミュニケーションに場になっています。商店街の勉強会で提案した、手書き看板も設置されて、頻繁に書き換えられています。すぐ実践されるフットワークの良さが大切ですね。


日吉酒造の酒蔵の中

店舗外観

店頭の燗酒器

2月7日(木) 懇親会
 渤海を9時前に出発、福浦港を回って、金沢を目指す。10時過ぎには県庁に着き、午前中は県庁で打ち合せ。企画振興部長と観光交流局長にもお会いいただきました。午後は自由行動とさせていただきました。当方は自宅と事務所に戻り、明日の準備。夕方にはANAホテルに行き、そこから懇親会の会場にタクシーで移動。分かりづらい場所でしたが、お店は素晴らしくよいお店で、落ち着く空間と女将さんです。カウンター4席と座敷8人までですかね。おすすめですが、小さなお店なので、店名を紹介してはいけないと言われたので、秘密にしておきましょう。行ってみたい方は個別にご連絡下さい。今回、能登で2泊しましたが、部屋でネットが使えるようにして欲しいですね。


カニをいただきました

2月6日(水) 阿岸本誓寺
 穴水を8時半に出発、海沿いを南下する。七尾市中島町では、かきの直売所の多い通り、商店街を走り、能登演劇堂へ。中を見学させていただき、お話をうかがう。その後、急遽開けていただいた能登中島祭り会館を見学させていただきました。解説いただいたのは、昨年、東洋大学の学生諸君がお世話になった小牧地区の泉妙宗さんでした。お祭り会館は冬場、予約によって開館されているとのことです。韓国出身の安教授には、共通するものを感じていただいたようです。その後、山を越えて富来側に行き、今度は山裾を北上し、「東洋大学の森」の候補地を見に行く。しかし、積雪が多い感じで、森の中に入るのは断念し、おおよその場所を説明させていただきました。さらに北上し、門前側に抜け、手仕事屋へ。手仕事屋でそばをいただき、星野さんと懇談。その後、星野さんも一緒に動き、まずはまんだら村を見学。昨年9月のゼミの際には、ゼミ生に泊まっていただいています。次に、阿岸本誓寺を見学、本堂の裏側から拝見しましたが、建築が専門の藤井教授はいたく感動されていました。12年を費やして建てられた大きな本堂は、建築の仕方に特徴があるようです。その後は海沿いを南下し、ヤセの断崖を見学、西海水産に沖崎五六さんを訪ね、お話をうかがう。最後に富来漁港を見学し、宿泊の渤海にたどり着く。夜は、てらおか風舎で、寺岡さんの肉の話をうかがいながら、焼肉を楽しませていただきました。


阿岸本誓寺

2月5日(火) 能登半島をめぐる
 能登空港東洋大学国際地域学部の藤井学部長を出迎え、奥能登総合事務所長室で懇談、昼食。ご一緒いただいた安先生が、能登初訪問とのことでしたので、12時半には能登空港を出発し、半島の先端を一回りする。春蘭の里を通り、鵜川に出て、そこから海沿いを北上、宇出津の数馬酒造で休憩。さらに海沿いを真脇、小木、五色ケ浜、恋路海岸、見附島を見学、そして鉢ケ崎の珠洲ビーチホテルでコーヒーをいただく。ここから、小泊、狼煙、木の浦を通り、千枚田で写真を撮影し、輪島まで参りました。藤井学部長が輪島塗を購入されました。5時をまわっていましたので、穴水に戻り、お宿のときみね海遊にチェックインし、懇親会の行われた井川造園のガーデンプラザへ。バーベキューハウスが真ん中にありますので、そこで、カキや魚類を焼いていただきました。穴水のいつものメンバーに集まっていただき、楽しい夜でした。


千枚田

2月4日(月) こう泉
 昼は久安ののと共栄信用金庫さんに、能登定住交流機構の口座開設の書類を提出に参りました。近くにある手打うどんの「こう泉」で昼をいただきました。わかめうどんの大盛りを注文しましたが、麺の量が倍になっているような印象です。ご主人は自衛隊上がりの身体の大きな人でしたが、少し痩せられた印象です。奥様(?)はふくよかです。店内はハンドメイドな感じで、常連のお客様が多いのか、お客様が続けてお越しでした。


こう泉のわかめうどん大盛り

2月3日(日) なごみ
 能登町七見にあるなごみでのヘルスツーリズムのモニターツアーの様子を拝見に行く。珠洲道路から春蘭の里を抜けて向かうが、春蘭の里の風景が美しかったです。地域振興に長年取り組んできた成果が出ているのかもしれませんね。なごみでは、ノルディックウォーキングを体験しました。ウォーミングアップの後、なごみから七見の集落を歩きました。昔ながらの海に面した集落は、懐かしい雰囲気が漂っています。港のすぐそばの家では薪割も体験させていただました。集落を抜けたところにある砂浜では、桜貝が打ち寄せられていました。狭い範囲でしたが、十分楽しめる場所です。


ノルディックウォーキングにスタート

六代横綱阿武松緑之助碑

小さなトンネルを抜ける

2月2日(土) 地震
 茨城の後は、北海道、頻繁に地震が起こっています。東北、北海道、関東、・・・、確率が高まっていると言われているが、震度が5以上の地震も頻発しています。このような事態が続くと、なれることがこわい。まだ大丈夫だと思うようになるのではないか。早く人口分散を図る施策を打つべきだと思うのだが、いかがであろうか。本来、国策として取り組むべきだが、国が行わないのなら地域が企画し実行すべきだ。それが、能登定住・交流機構のねらいの一つです。大都市に集中した人口をいかに分散できるか、首都圏、中京、京阪神に集中した人口を地方に移転させることが、国民の生命財産を守るために、優先すべき政策だ。


2月1日(金) 能登を南北に
 朝一で朝市組合の事務所を訪ね、味めぐりラリーのスタンプ対応のお願い。ふらっと訪夢の観光協会にもお願いに立ち寄る。その後、七尾に移動し、のと共栄信用金庫さんで中途採用の可能性についてお話をうかがう。そこから再度輪島に戻ることになったので、途中、田鶴浜で。エヌエービデオプロダクションに立ち寄り、求人についてお話をうかがう。能登鹿北商工会で中途で人を募集していると、教えていただいていました。その後、門前の手仕事屋で昼をいただき、星野さんと話す。輪島市役所で相談の後、金沢に戻る。結局長い移動距離でした。能登有料を走っている途中から車の音がうるさくなってきたので、車屋さんに急行、チェックしていただいたら、マフラーが折れていることのこと。修理をお願いして代車で戻りました。走行距離が30万キロに近づいており、限界かな。


以前の金沢便りはこちらをご覧ください。

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