[ 金沢便り2012.12月 ]
最初のページの金沢便りのバックナンバーコーナーです。
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12月31日(月) エネルギー
 電気だけでなく、エネルギーのことを自ら考えないといけません。政府や国に任せておくことでは、よい展望は開けないのではと思う。生活に使うエネルギーをいかにまかなうか。地域で必要なエネルギーをいかに確保するか。家庭や地域ごとにその収支を集計して、現状を踏まえて、今後をどのように描くか。家庭ごとや自治体レベルで発表すべきではないか。そのようなことの積み重ねとして、国の収支が見え易くなるはず。発電の仕組みの理想型を描くためにも、そのような試みが必要です。エネルギーや電気こそ、小規模分散にすべきではないかと思う。使用する場所により近い場所で発電すること、エネルギー資源を調達することを基本にすべきです。ロスを少なくし、収支のバランスを一番考え易いアプローチではないか。多様なエネルギーを活かす発想を持ちたい。電気、ガス、灯油、ガソリン、薪、炭、ペレット、温泉、地熱、・・・。発電の仕組みも多様化すべきです。


手仕事屋でいただいた年越しそば

12月30日(日) 叔母さん
 年末の恒例行事として、叔母さん(当方を生んでくれた母親の妹、母親は当方が2歳の時に亡くなっているので記憶はなく、写真を拝見した限りでは、似ているようだ)を自宅に連れてゆき、正月の準備。家が温かくなった段階で、当方が買物に行き、神棚や仏壇に飾る榊や花、鏡餅などを買い求める。お餅が食べたいとのことでしたので、やわらかい餅も買い、家に戻ってから、袋に入れたままお湯につけておきました。程よい柔らかさになったので、昼食にいただきました。物忘れが激しくなったと言われるが、しっかり覚えていることも多い。気になることや基礎的な欲求に基づくものは忘れないのかもしれないが、今年も無事に年が越せそうです。80の大台に乗っていますので、歩ける限りは自ら動いて生活することを心がけて、日々を送ってほしいものです。個人の年賀状もようやく投函しました。


12月29日(土) 国策として人財移転を
 首都圏や東海、東南海エリアでの地震の確率は高まっています。このような状況の中で、必要なことは被災を少なくするための対策です。もちろん、確率の低いエリアがまったく安全かというと、その保証はない。少なくとも、危険分散のために、人口を分散させることではないかと思う。首都圏にお住まいの方々の中で、お子様が小さい方は、移住先を探しておられる方が相当数いるはずです。そのような受け皿を地方は用意すべきだし、そのことを促進するような施策を打っていくべきなのです。国民の生命財産に一定の責任を有するのが国ならば、その安全、安心のための施策を優先的に打ち出し、実現していくべきではないか。地方は、都市生活者を受け入れるための施策を率先して打ち出し、推進しべきではないか。それが、多くの人間を都会に送り出してきた側の責任のように感じています。


古納屋でいただいた「いちがいものうどん」

12月28日(金) 新たな産業創出を
 地域で暮らせる人を少しでも多くするために、必要なことは産業振興、産業創出です。従来からの産業政策やエネルギー政策、医療政策、福祉政策、教育政策、文化政策など、あらゆる政策を再検討し、今後の地域社会のあり方から世界のあり方までを構想すべきです。そのことを踏まえ、地域として、どのような産業を振興し、創出するかを考えることだ。地域の自立性を高め、安全性を高めるための施策を追求すべきではないか。エネルギー政策の転換は不可欠であり、この分野で新たな産業と言えるような仕事創出を進められないか。地域資源を活かした方策を考えたい。ささやかな資源であってもエネルギーに転換できないか研究すべきです。エネルギー自給を目指した、家作り、建物、空間づくりを推進すべきです。建物の屋根から壁面、道路や歩道、橋梁、港湾、テトラポットのような海に入れられている構造物などで、発電ができないのか、あらゆる存在を検討してみるべきです。風が通りやすい橋を発電場所にできると思うのだが、いかがであろうか。海のそばの橋は、もともと風が強くてうるさい。その風を活かすことや、日照も受け易い場所であれば、ソーラーを組み込むことも可能でしょう。川の水や海からの波の力もあり得ます。ハイブリッドな発電拠点としての活用を検討してほしい。多くの車が通る道路は、その車が通ることで発電できる仕組みを開発できないものでしょうか。人が歩く歩道についても同じです。歩道に人が踏むことで発電できるタイル状のパネルを埋め込み、歩けば歩くほど、どんどん発電できるような仕組みは開発できないでしょうか。エネルギー分野は多くの可能性を秘めているように感じています。そのようなことを地域から発想し、進めたい。夢を膨らませるだけ膨らました上で、具体化を協同研究できればと思う。飛躍したアイデアを出すことはできそうなので、一緒に取り組んでいただける人や企業はいませんかね。次は素材産業ついて考えたい。


12月27日(木) 手仕事屋
 七尾からスタートし、中能登町、志賀町と回り、昼は手仕事屋でいただきました。年末とあってさすがにお客様は少ない。午後は珠洲で会議でしたので、門前から移動しましたが、なぜか門前の中心部の道路が圧雪状態で、おそるおそる走りました。車の通りが少ないのか、特別に寒いのであろうか。バイパスに出たら、普通に走れるようになっていました。珠洲での会議の後、輪島に回り、最後は能登事務所に寄って帰ってきました。長い道のりでしたね。道路状況は場所によって大違いです。


手仕事屋でいただいたもりそば

12月26日(水) 本格的な冬
 午前は金沢で打ち合せ。懐かしい方とお会いできました。ジャパンテントの最初の時に、事務局に金沢市から出向されておられました。どのような事業になるのか、よく分からない状況の中で検討を重ね、準備をしたものです。20数年前のことですが、・・・。 午後は富山市山田のあざみ園での打ち合せ。雪の中を下道を通って向かいましたが、山の中は道路に雪が残っていて、走行が安定しませんでした。危なかったので、帰りは高速にしましたが、帰宅時間とも重なり、ゆっくりでした。高速道路上では、雪道での自損事故が起っていたり、除雪車が作業をしていたりで、スピードが出せませんでした。路面はアイスバーン状態になっているところもあります。気温が零下になり、本格的な冬という感じですが、路面を注視し、くれぐれも運転には注意しましょう。


12月25日(火) 珠洲から中能登へ
 朝から珠洲で会議があったので、6時前に家を出て能登に向かう。さすがに途中で、積雪が路面にあるところでは、スピードが出ない。除雪車が出動する前は仕方がありません。西山パーキングを越えた坂では、大型トラックがスリップして前進できずにいました。ゆっくり横をすり抜けて前に進む。珠洲には8時半前に到着。会議に間に合いました。会議2件と打ち合せを2件こなして、珠洲を離れ、中能登に向かう。今度はスムーズです。4時から、中能登町の杉本町長に「能登定住・交流機構」についてご説明させていただきました。中能登では空き民家を活用した女性たちのカフェやサロンが目立ちます。元気のよい女性が多い印象です。新たな物件の発掘をお願いしました。丸井織物、木村織物、鳥屋酒造をはじめ、元気な企業もあります。魅力的な地域ですね。


12月24日(月) 藝術は何のためにあるか
 自宅の本棚に伊藤整著の『藝術は何のためにあるか』がありました。昭和32年2月発行の本ですから、当時の時代情況を踏まえて読まないといけないでしょうが、考えさせられる内容の本です。冒頭の「藝術は何のためにあるか」という文章の最後に次のようなくだりがあります。「藝術は一つには生命の認識のために、もう一つには秩序を人間性に即して批評するために存在している」。生命の意識を強める働きをする場合に、生命を実感させられる時、藝術は存在感を発揮する、ということを言われているようです。「何のためにあるか」という問いは、いろいろな存在について考えるべき問題ですね。政府は、政治は、自治体は、家庭は、・・・。質的に異なるようにも思うが、存在意義を問い続けることを通じて、それぞれを意義ある存在にすることを目指すべきではないか。この本の最後の文章「傍観者の権威」には次のような表現があります。「民族、階級、国家等の何れの幸福を口実とするとしても、人間と人間の間の争いは、相手を滅ぼすことなく妥協することで終わるのが至上の道徳なのである」。


12月23日(日) 「もの」から「ソフト」へ
 電気製品をはじめ量産される「もの」商品は価格低下に向かう。一部に価格が低下しないものもありますが。量産品でも価格が極端に下がらない商品の典型が車かもしれません。有機栽培の農産物のように、人が手間をかけて生産した「もの」は、価値は高く価格も維持されます。「ソフト」とは、人が提供するサービスに価値を認めていただき、相応しいお金を支払っていただける商品です。本来、医療や福祉、教育、美容関連サービスなどがそうですし、多くの接客サービスは人が時間をかけてはじめて成立する商品ですので、高くなってしかるべきです。そのような商品により多くのお金を支出するようになれば、雇用を増やします。生活者の消費行動が、そちらに向かうためには、基本技術が高くなるとともに、接客スキル、コミュニケーションの仕方が心地よく快適な印象を与えることができないといけません。お客様が気を使わずに、開放的な気分にひたれるような場を演出できるようになりたい。これからの地域振興を考えると、そのような価値を認めていただけるサービスを提供できる人財、場を増やすことを目指すべきではないでしょうか。大きな規模と小さな規模の施設と、様々あり、選べるようにすべきです。質的向上は地域全体で取り組むべきです。量産品であっても耐久性のある「もの」の取り扱い、活かし方については、別途考えるべきです。


12月22日(土) 未来構想
 地域の未来をいかに構想するか。行政も住民も、企業も、展望をもって仕事に、事業に取り組むためには、例えば10年後の地域社会のあり方、日本全体、そして世界のあり方を構想すべきだし、それを共有するための議論や発信を行うべきです。政策論争とその評価としての選挙もありましたが、一時の結果で一喜一憂していても、社会の状況はよい方向に向かう保障はない。このような社会を目指す!ということを明確にするとともに、生活スタイル、産業構成、行政サービスのあり方を描き、関わる人々が、具体的に日々活動することにならないといけない。徐々にましな方向に向かっていることを実感できるようにすることです。例えば、一次産業からサービス業まで、バランスのよい産業構成と地域内の産業連携が進み、それの担い手として、若い人から高齢者までが、それぞれ仕事と役割があり、存在感が確認できる社会が良い。人間が生きていく上で、持続性が保てるような環境保全のあり方を、山から海にいたるあらゆる空間で追求すべきです。高齢になっていくことを前提に、健康維持のための生活習慣、運動習慣を実践することがすべての人に期待されます。よりよい人間関係、環境との関係のもとに、元気で長生きできる社会が基本です。家庭、地域、学校が、どのような教育的な役割を連携して担い、教育プロセスの中で、生きるためのスキルを磨くか。医療と福祉のあり方も、人の一生を支える役割の大きさを考えると重要です。産業も、一次産業からサービス業(教育、医療、福祉も含む)にいたるあらゆるレベルで、環境保全型の産業、持続可能な産業を目指すべきです。長い歴史の中で培ってこられた文化をしっかり伝えていけるような活動が持続されることも大切です。そのような地域社会を実現するためには、未来の担い手としての若者を地域で育成し、新たに誘致すべきだ、というのが今回の事業「能登定住・交流機構(仮称)」の主旨でもあります。地域の未来構想、未来創造のために、地域の未来の担い手が不可欠なのです。


12月21日(金) 副市長
 午前は能登鹿北商工会と富来商工会を訪ね、「能登定住・交流機構(仮称)」について説明させていただき、協力を要請しました。その後、手仕事屋に行き昼をいただき、星野さんと珠洲市へ。副市長にお話をうかがいに参りました。泉谷市長にもお会いしましたがメインは副市長のお話をうかがうことでした。いろいろお考えいただいていて、心強い感じです。副市長の構想を具体化していただき、我々の活動のご支援をお願いしたい。金田課長に設立総会の案内をお渡しし、出席をお願いしました。最後は能登空港で奥能登総合事務所長の中本氏と面談。本日も一日、機構の設立に向けての話で終始しました。


12月20日(木) 持続する人間関係
 午後は県庁を訪ね商工労働部長に人財誘致事業について説明させていただきました。お忙しい中、30分だけお時間をいただきましたので、ポイントを紹介しました。商工労働部としても、支援いただけると有り難いです。いろいろアイデアも出していただきましたので、検討させていただきます。その昔、部長が地方課におられた時に、一緒に奈良に出かけたことがございます。持続する人間関係が貴重です。今後も、これまでお世話になってきた関係者にご説明に回りたいと思いますので、よろしくお願いいたします。より多くの方に活動の意義を理解いただくことが大切です。


12月19日(水) 地域活性化センター
 午前は東京駅の近くにある地域活性化センターにお邪魔しました。随分久しぶりです。かなり前に、地域づくりコーディネーターの研修会でお邪魔したことのある建物です。活用可能な制度についてお教えいただきました。さらに、センターの中に入っている移住・交流推進機構の今津参事もご紹介いただき、意見交換させていただきました。活性化センターには石川県から派遣されている方もいらっしゃいましたのでご一緒いただきました。いろいろなアイデアをお教えいただきましたので、今後も連携して活動させていただければと思う。


12月18日(火) ふるさと回帰支援センター
 朝一の飛行機で東京にやってきました。最初にお邪魔したのは、有楽町駅前の交通会館にある「ふるさと回帰支援センター」です。ここには熊本県の小国町で九州ツーリズム大学の事務局を手伝っていた嵩さんが就職していたので、彼に相談に参りました。震災以降、問い合わせ・来訪者数が増えていることのこと。それも、30代、40代が多いようです。地域は、小さなお子様を育てている若いご夫婦が移り住みやすいようにする受け皿づくりにもっと積極的に取り組むべきでだということを実感しました。今後も情報交換しながら、人財誘致活動を進めてゆきたいものです。その後、中央大学理工学部にお邪魔して、谷下教授と相談。昼を近くのそば屋でいただきましたが、都会のそば屋らしいおしゃれな店でした。午後3時からは日本エコツーリズム協会の企画委員会、理事会でした。懇親会が9時前に終了したので、一旦ホテルにチェックインの後、のとだらぼちに行ったら、ITOKO会の山本さんが、サーフィン仲間とお越しでした。


だらぼちでいただいたかぶら寿し

12月17日(月) ぶりの会
 午前は穴水で会議。能登事務所で仕事をした後、午後3時からは能登町商工会で会議でした。会議の後、風来坊で懇親会。大敷網を経営されている方がメンバーにいらっしゃいますので、寒ぶりづくしでした。13kgの寒ぶりを10人でいただき、ほとんど使い切ったとご主人は言われていました。内臓や皮を使った料理もありましたが、一番ぜいたくだったのは、薄くスライスしたぶりのしゃぶしゃぶでした。お刺身もいろいろな部位をいただき、ぶりの照り焼き、ぶり大根など盛りだくさんで、最後のご飯はいただけませんでした。最後に漁協の野口さんより提案があり、今日集まったメンバーを「ぶりの会」とし、時々集まろうということになりました。率直な意見がいっぱい出る面白いメンバーたちです。


ぶりの刺身

12月16日(日) 五箇山
 久しぶりに五箇山にやってまいりました。金沢の街中には雪はありませんが、五箇山はさすがにちがいます。積雪がしっかり残っています。これからますます積もっていくのでしょうが。タカンボースキー場も一面の雪ですが、スキーをするには積雪が少ないとのこと。21日にスキー場オープンを予定していますが、今のままではダメのようです。週半ばの雪の予報に期待といったところであろうか。打合せにお邪魔したのは、エコツアーの件であったが、確実に昨年度開発したプログラムが、地域の色々な活動に生かされているようです。これからの季節に行える「赤かぶ掘り」はツアーの中に組み込まれたり、イベントの柱になっていたりします。「かんじきハイクツアー」などは、単独事業としての採算性を考えると、もっと思い切った価格設定も考えるべきではないかと思う。当方で作成をお手伝いしてきたプログラム紹介のページを 上平観光開発のサイトに移動してきました。


タカンボースキー場

12月15日(土) 生涯学習関係職員研修
 午後は能登空港で「生涯学習関係職員研修」のお手伝い。「能登の里山里海を活用した公民館活動」がテーマでしたので、最初にヒントになりそうなことをお話させていただきました。里山から里海まで、写真で紹介して活用可能性についてコメントしながら紹介。後半は、ワークショップでアイデアを出し合い、整理していただきましたが、参加性を高めるためにブレーンライティング法を試みていただきました。連携、交流、伝承、体験など、核になるポイントがいくつも整理できましたので、今後の公民館活動の中で是非活かしていただきたいものです。公民館は地域住民のための拠点施設ですが、例えば出身者に呼びかけて、家族で遊びにきていただき、能登の里山里海を楽しむ活動を企画してもよいのではないかと思う。


研修の様子

12月14日(金) 協力体制
 本日も「能登定住・交流機構(仮称)」の設立に向けての打ち合せ、協力要請に回りました。昼前から県庁にお邪魔して関係課を回り説明を繰り返す。議論を重ねることで、細部が明確になることが多いので、有意義な時間になっています。夕方は中能登総合事務所を訪ね、所長に協力のお願いをしました。奥能登出身の方ということもあり、親身に相談に乗ってくださいました。オール能登で活動する体制を構築し、ダイナミックに動き、成果を早く出していけるようにしたいものです。震災以後、首都圏を離れたいと思っている方は多いはず。そのような方々の受け皿を地域は確実に作っていくべきです。人口減少と高齢者比率が高まっている地域の最優先に取り組むべき課題だと思うのですが、いかがであろうか。


12月13日(木) 若手の活躍
 まずは穴水町の渚水産で父上と息子さんお二人からそれぞれお話をうかがう。息子さんからプライベートなことをうかがうのは初めてでしたので、貴重な機会でした。こちらにもどってから魚を捌くことを覚えたそうで、練習すればできるようになるようです。魚をしっかり捌けるようになるとよいな、うらやましい。次に、井川さんを訪ね、進行状況を説明。町役場にお邪魔して、里山里海事業の委員会の打ち合せ。その後、門前に移動し、手仕事屋で打ち合せ。そばをいただいた後、取材にこられていた記者さんと1時間以上話しました。輪島出身の若い方で、地域出身の方が活躍されているのを拝見するのはうれしいですね。最後は、志賀町にお邪魔して、寺岡さんと相談、町長に説明にお邪魔することになりました。久しぶりにお会いしましたが、覚えていただいたようです。機構の件について報告させていただき、協力をお願いしました。


12月12日(水) 能登定住・交流機構(仮称)
 今年春から提案を続け、準備を進めてきた「能登定住・交流機構(仮称)」の設立総会の日程が決まりました。来年1月16日に能登空港で行うことになりました。主旨に賛同いただける方や団体も徐々に増えています。人財誘致と能登ゼミサポートを2本の柱として取り組みます。大切なのは、具体的な受け皿や仕事を増やすことです。サポート制度の充実や空き家等の発掘など、行政の協力が不可欠な面も多々あります。地域の官民が一体となって推進すべきことですので、その事務局機能を担っていければと思う。急激に人口減少が進む能登にとって、地域の未来を担う人財誘致こそが最優先課題です。都会の大学生たちには、地域を刺激し、新たな動きを導きだす触媒の役割を担っていただければと思う。将来的には移住してくれることも期待しています。面白くなりそうですね。


12月11日(火) 科学と人生
 科学者にとって、科学的な真実の追究が生き甲斐であり、その存在意義であろう。そして、科学者の研究成果を活用することで、より安全に、安心して生きられる方策や道具などを獲得してきたのが歴史の一断面である。医学や薬学においても、確率を上げる努力が重ねられている。薬が病気に効く研究が行われ、治療法が病気を改善させる効果測定が繰り返され、新たな薬や治療法が開発され続けている。一方で唯一の存在としての個人にとって、そのような科学的な成果をいかに活用するかは、命に関わる場合は特に絶対的な選択となる。成功確率が50%と言われた時に、それを選択するかどうか、これは一種のかけである。確率は異なるが、車で道路を走る場合、安全に配慮して走行していても、事故に遭遇する可能性は常にある。飛行機が墜落する確率も常に伴うが、それでも人は車に乗り続け、飛行機も利用している。手術を選択するかどうか、薬を選択するかどうかの判断が必要になった時も、判断し易い状況を作ることが科学者に求められるし、判断力を鍛えることが一回性を生きている個人に求められる。一生活者にとって、科学的な知識を身につけることが、より充実した人生を生きる為の基本かもしれない。薬や医者の世話にならないようにするためには、生活習慣を変えることが必要だったりするが、それも科学の研究成果を踏まえて考えるべきではないか。(中谷宇吉郎著『樹氷の世界』を読んで)


12月10日(月) 場の思想
 先日、東鳴子温泉でお会いした清水博氏の著書に『場の思想』があります。この本の終わりの方に「高い価値観と深い人間観」という表現が出てきます。先日うかがった「夢のクオリティ」に通じる話です。地域社会を変えていくためには、そこで暮らす人々が動く必要があり、人が動く為には、論理と情理(パトスとロゴスの双方)が必要です。実践のためには、実現したい夢が必要です。「夢を具体化しようと考え続けることから未来に関するイメージが次第に明確になり、やがて具体的な目的として共有できるようになる。夢のある明確な目標を共有し、それを実現するための舞台を想定することから変革のイメージが生まれ、そのイメージをビジョンにすることから戦略が生まれてくるのである。戦略が生まれてくるためには、イメージに具体的な形態を与えなければならない。その形態はパトスだけでも、またロゴスだけでも生まれない。パトスとロゴスを統合することによって生まれるものである」(193P)。


12月9日(日) 雪の東鳴子温泉から
 昨日、懇親会の最中に除雪車が走っていましたが、今朝起きて窓を開けたら、20cm以上は積もっている感じでした。それでも、除雪車が出動していることを前提に道路は大丈夫だろうと、たかをくくっていたら、鳴子温泉から大崎に向かう道路は雪が圧雪状態で路面に残ったところがあり、40キロ以下で走行せざるを得ない状態でした。このまま行くと、飛行機に間に合わないかなと心配しましたが、あら伊達な道の駅を過ぎたあたりから路面状態が良くなり、普通に走れるようになり、十分余裕をもって空港に到着することができました。仙台空港周辺は積雪もなく、飛行機の発着もスムーズでした。東鳴子温泉は山間の温泉場として季節感を存分に楽しめる場とも言えますね。朝食の時も昨日の勉強会に参加されて宿泊された皆さんとご一緒しましたが、清水先生から「異人」について質問されました。少し概念を整理してお届けできればと思う。


積雪の様子

12月8日(土) 共創ローカル線
 雪が舞う中、まずは鳴子温泉の「たかはし亭」でランチをいただく。医院だった建物を活かして地元の女性たちが運営されています。オリジナルメニューの「鳴子焼おくずかけ」をご馳走になりました。その後、大正館で若旦那とお話をさせていただき、さらに「たまごや」でココアを頂戴しました。以前、東北電力さんのまちづくい元気塾でお邪魔した際に参加されていたご主人たちと随分久しぶりに再会いたしました。午後2時からは、好日館で行われた「鳴子と温泉をテーマに医師と番頭の100問答イベント」に参加させていただきました。整形外科医で温泉療法医の関口玲さんと大沼旅館で湯修行中の毎川直也さんのトークイベントでしたが、きりのよいところで、質問やコメントをさせていただきました。夕方5時からは、大沼さんの山荘で行われた清水博さん(場の研究所)の講演会に参加。7時過ぎからは懇親会でした。「夢のクオリティ」と「共創ローカル線」をテーマにしたお話でしたが、きっといろいろな人が参加して、共創していくべきテーマなのだと感じました。


たかはし亭の鳴子焼おくずかけ

鳴子と温泉をテーマに医師と番頭の100問答

清水博さん

12月7日(金) 余震
 朝9時から、入谷公民館で「エコツーリズムガイド講習会in南三陸」の2日目の講義を行わせていただきました。今日は新たに参加いただた若い方もいて、地域の皆さんの問題意識が高く、地域の再生のためには新たな取り組みが必要であるとの認識が共有されていることが感じ取れます。質問も率直な悩みが多く、今後も継続的に関わる中で、エコツーリズムが地域に根付き、事業として自立していけるようにサポートできればと思う。最大の宿泊施設である南三陸ホテル観洋で、プログラムをお客様に紹介いただけるようにすることが急務です。今すぐ参加するというより、次回お越しいただくことを促進するために必要なことです。昼食は、講習会にも参加いただいた山内登美子さんたちが運営しているひころの里の「ばっかり茶屋」でいただきました。赤御膳でいただく郷土料理が500円とは安過ぎるように思う。要検討です。今回も東鳴子温泉の大沼旅館にやってきました。4時過ぎに到着し、大沼さんと話している時に、大きな余震が発生しました。30秒ほどであろうか、長く揺れ続け、徐々に激しくなっていく感じでしたので、不気味でした。大事にいたらず何よりでしたが、観光客のキャンセルが発生するのではないか心配です。


楠部さんの講義

ばっかり茶屋でいただいた定食

鳴子の手前での雪景色

12月6日(木) エコツーリズムガイド講習会in南三陸
 午後から、入谷公民館で「エコツーリズムガイド講習会in南三陸」を行わせていただきました。語り部ガイド、漁師、さんさん館、ひころの里、南三陸ホテル観洋、観光協会の方々など30名以上お集まりいただきました。最初に、エコツーリズムの基本を当方から話をさせていただき、メインはピッキオの楠部さんにツアーづくりやガイドとしてのポイントなどをお話いただきました。最後はいろいろ質問も出していただき、少しはお役に立ったのではないでしょうか。明日の午前も行いますが、質疑の時間を多くとりたいものです。


12月5日(水) 南三陸へ
 雨の金沢から晴れの南三陸へやってきました。明日からのエコツーリズムガイド研修会のために前日入りしました。南三陸ホテル観洋にチェックインして、さっそく「やすらぎの森」へ。落葉が進み、海が見えやすくなっています。頂上エリアはどなたかが、最近除伐に入っていただいたようで、先月の活動の時よりもさらに、広くなっているようです。切った木も高く積みあげてあります。いろんな方々の協力で明るく快適な森にできれば、森の中でのプログラム展開も早々にできそうで、楽しみです。明日の研修会で使う写真を撮影し、歩く道を広げる作業を1時間ほど行う。


最初の広場

眼下に荒島を望む

歩きやすくなった道

12月4日(火) 環境と健康、そして関係
 新たな事業のテーマとしての3Kは、環境と健康、そして関係ではないかと思う。関係の代わりに観光を設定することもできますが、交流を通じた持続的な関係構築が観光のコアにあることではないかと考えています。そこで、あえて関係をテーマに設定してみました。環境の保全と活用、環境を活かし、関係創造力の高い人がサービスとして提供する健康増進プログラムが期待されます。能登全体を健康増進ゾーンと位置づけ、森や海などの自然資源や温泉、スキルを持った人財を活かし、付加価値の高いプログラムを提供できるようになりたいものです。そのためには、昨日お会いした介護に関わる若い人が育ってくれることも大切です。


12月3日(月) インタビュー
 夕方から能登高校の地域創造クラブの活動につきあう。先輩の仕事場にお邪魔して、仕事について話をうかがうというものです。今回は福祉施設で今年の春から働いている女性にインタビューしました。一緒にいった現役の高校生の1人が福祉の仕事を希望しているということで実現した企画です。就職してまだ8ケ月ですが、しっかりしています。まだまだ勉強中なのでしょうが、3交代の勤務をこなしつつ、利用者の皆さんに喜ばれる介護スタッフを目指しておられます。人は仕事を通して成長するものなのだと感じました。もっといろいろな仕事をしている人の話を聞いていただくとよい。地域を知る為には、高校生だけでなく、大人にとっても有意義に思う。一人ひとりの人が地域を支えていることを実感できます。


12月2日(日) 多くを期待しない!
 社会のあり方を考える上で、選挙結果により政権が変わり、大きく社会が変化することを幻想するのはやめましょう。社会は徐々に変化していくものだと了解し、地域の中で自分ができること、自分たちが積み上げるべきことを着実に行っていくべきです。もちろん、国政選挙において、しっかり一票を投じるためには、情報を集め、候補者や政党の人の話を聞いて独自に判断すべきです。ただし選挙結果によって飛躍的に社会が良くなることは期待しない方が良さそうだ。自らが理想とする社会の実現のためには、細部を常に描くこと、そのための活動をしていただける人を一人ひとり増やす努力を続けることなのだと思う。当面、小規模分散開放型の社会を目指して、地域での生活や仕事の充実を具体的に図ることを進めたい。小規模で質の高い商品、サービス、事業を集積させること、その担い手を増やすことをこれからの活動のメイン荷したいと思う。


12月1日(土) 雇用を増やす
 能登のような地域で定住者を増やすための方策の一つは、地域内での雇用を増やすこと。個別の企業や商店、事業所、団体等をきめ細かくまわり、今後の事業展開をいかに考えるか、そして、その事業を担う人財を中途でも採用しませんか、という提案をし続ける活動が必要です。そのためには、地元に密着している商工会、商工会議所、金融機関、行政の産業振興担当とも連携しながら、活動することが有効です。人財誘致のための活動フレームとして、そのような連携した動きを構築していければと思う。最初から大きな仕組みにすると、調整等に多くの時間が必要となり動きが悪くなりそうなので、必要に応じて参加協力を求めていく形でもよいかもしれません。午後は小雨が降る中、車のタイヤを交換しました。これで、奥能登の山の中も安心して走れます。


昼はテラで塩そばをいただきました

以前の金沢便りはこちらをご覧ください。

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