[ 金沢便り2011.4月 ]
最初のページの金沢便りのバックナンバーコーナーです。
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4月30日(土) 東北応援フェア2日目
  珠洲での東北応援フェア2日目です。あいにくの空模様ですが、朝早くからお客様にお越しいただいています。お陰さまで、早々にお酒は完売してしましました。もっと買っていただけましたね。本日、岩手から届いた南部せんべいの新しいタイプの商品は人気です。それなりの数、届きましたが、売り切れることでしょう。雨が上がってくれば、お客様も動きやすいのですがね。本日は昨日のテレビニュースや今朝の新聞記事のおかげか、市外からのお客様に多くお越しいただいています。ありがとうございます。


東北応援フェアの様子

4月29日(金) 東北応援フェア開催中!
  朝6時半過ぎに事務所を出て珠洲に向かう。早めについて、持参した商品に値札をつけて、準備完了。10時前に開会セレモニーを行い、販売スタート。曇り空で、最初は少なかったですが、徐々にお客様が増え、多くの方々にお越しいただいています。販売商品も数が限られているので、商品が無くなるのではないかと、不安ではありますが、皆さんに関心を持っていただいていることはよいことです。珠洲では東北に行かれたことがある人が多く、親近感を持っていただいているようです。珠洲だけでも継続的な活動になりそうな感じですね。業種ごとに、東北の商品を仕入れて販売していただくことでもよいかもしれません。いろいろなところで、いろんな商売の仕方で、東北の人々を支える仕組みを作っていけると良いですね。東北応援フェアは30日も行われます。


準備の様子

東北のお酒

お菓子や麺類など

4月28日(木) 東北応援フェア
  朝一には、珠洲に岩手、宮城の商品が届きました。金沢の事務所には、福島の燻製が届き、自宅にも福島のウインナーが届きました。会場の飯田わくわく広場では、商品の展示が一通り済み、POPもいろいろと用意して下さっています。明日の朝早くに当方は商品を持って珠洲に向かいます。さらに、明日届く岩手からの商品もあります。商品の中には、製造会社が被災して、生産が出来なくなっているが、残っていた在庫を送っていただいたものもあります。被災の激しい地域の企業の商品を優先して送っていただきました。今回の成果を踏まえ、今後の展開を考えたいと思います。明日、明後日の珠洲での事業には、地元のだんだん、典座、すし吉、まつうら、そば工房平家の里、レストランはまなすなども参加され、食事を提供して下さいますし、能登杜氏の酒のPRや珠洲焼の展示販売なども行われます。昨年同様、賑やかに楽しめればと思います。多くのお客様の来場を期待しています。さらに、ゴールデンウィーク期間中は飯田町だけでなく、周辺地域でも、いろいろな催しや楽しみがありますので、能登半島の先端までお越しいただければと思います。詳しくは、上記の飯田わくわく広場のホームページに紹介してあります。


4月27日(水) ヘルスツーリズム
  昨日までに届いた東北のお酒をもって、珠洲へ行く。午後はヘルスツーリズムの打ち合わせに参加。珠洲ビーチホテルを心身ともにリフレッシュし、癒される施設にしていきたいものです。そのためには、ビーチホテルの中のスタッフが提供できるプログラムだけでなく、地域でそのようなサービスを提供できる人々の参画も得て、事業を進めていくべきです。ゴールデンウィーク明けには、早々に個別に相談にまわりたいと考えています。早ければ、夏休みには、何らかのテストができるとよいです。それくらいのスピード感をもって準備活動を行うべきではないかと考えています。


4月26日(火) 東北の酒が揃う
  気仙沼の男山本店さんからお酒が届きました。菅原社長からは27日には届けられるとのお話をうかがっていましたが、一日早い到着です。720ml入りを20本送っていただきました。これで、今回注文したお酒がすべて揃いました。明日には珠洲に持って参ります。今後も継続的に注文できるような仕組みを考えていきたいです。企業としての復活は早くても、気仙沼の街の復活のためには少なくとも3年から5年はかかるでしょう。気仙沼の現状はブログでもうかがうことができます。能登の比ではないです。午後は、新幹線開業に向けた受け皿作りの事業・STEP21の委員会があり、事業採択された団体の皆さんの発表をうかがい、アドバイスさせていただいた。持続可能な事業を目指して活動いただければと思います。真にお客様から評価されるようなプロの人材を育成し、継続される事業主体を作っていって欲しいですね。


4月25日(月) 五箇山
  今日の午後は五箇山で打ち合わせがあったので、昼は「道の駅ささら館」の中にある「いわな」でいただきました。名前の通り、岩魚料理が名物です。いわなのにぎり付き山菜そば膳をいただきました。五箇山豆腐、山菜小鉢、にぎり4貫つきです。一度だけ、中谷健太郎さんをご案内したことがあります。眼下に庄川を眺めることができる絶好の立地です。平日なのに、席はほぼ満席でした。いつもお邪魔している能登や五箇山のような地域における暮らしや地域の資源を活かした新しい事業に高い価値を認めていただけるようにならないといけませんね。人は半島の先端まで、深い山奥まで入り込んで生きてきた歴史を再評価すべきです。人々が都会に向かう流れは変えないといけません。


いわなの山菜そば膳

4月24日(日) 動的定常型社会
  「定常型社会」は千葉大の広井良典氏が提唱されているコンセプトです。成長路線に代わる新たな「豊かさ」を追求する方向性を示しています。バランスのとれた循環型の社会構造と生き方を想定されていますが、さらにポジティブなイメージを付加するために、あえて頭に「動的」を加えてみました。動きながら、関係を紡ぎながら、生きていること、生き続けることを表現した概念にできればと考えています。物質的な豊かさを追い求め、モノもエネルギーも多消費するライフスタイルから、少ないモノやエネルギーを消費しつつ、関係の豊かさを追求する生き方を実践するのです。人が生きていく上で不可欠なモノやエネルギーを明確にしてみるべきです。そうすれば、多くを消費しなくても実現可能な生き方が見えてくるのではないか。物質的な豊かさや金にまみれてはいけなくて、それらも動的な関係性の中でこそ価値を発揮する存在です。モノもお金も少ないと不安になるかもしれませんが、それを超えても踏み出していくべき価値があるはずです。「関係の総和」として人はあるのです。関わりあい、支え合う関係の中で、人は生きているのです。そのことを踏み外さないように、より積極的に関わりを求めて生きていきたいですね。


4月23日(土) 利益も不安も分散を!
  大震災以後の日本が目指すべき社会は、一言で言うと、分散型の社会です。人口も産業も、食料も、エネルギーも分散させて、それぞれの地域で基本的なものは循環させられるようにすることだ。三陸エリアの高齢化率は30%前後とのこと、4年前に地震に見舞われた能登は地域によっては50%に近づいており、モデルとして先進的に、分散型社会の構築を目指した動きを加速させるべきです。能登半島地震の後にも、提案していたことですが、復旧や復興まででは駄目で、既存産業の振興により、後継者が登場し、仕事として関われる人を増やすこと、さらに新たな産業、仕事創出を進め、若者を中心に多様な人たちが移転して来られるようにすべきです。能登に事務所を設けて活動してきた意図は、新たな仕事創出のモデルを示すことにあります。その道は緒に着いた程度ですが、もっと強力に推進していくべきです。エネルギー源についても、多様なエネルギーを活用すべきで、小規模な再生可能エネルギーを開発・育成すべきです。どうしても原発を必要とするのであれば、エネルギーロスを減らす意味で、人口集積地域に立地させ、1基ずつに限定して、分散させることで、等しく不安や恐怖を分かち合って生きることではないか。現在進行中の事態は、そのような選択を迫っているのではないか。分散すべきは、利益や経済、人口だけでなく、不安や恐怖、被災の可能性も分散させるという発想が必要ではないか。一部の人たちだけが利益を享受したり、災厄を受け続ける社会は不正な社会です。そのことを黙認、容認してはいけない。


4月22日(金) いわて銀河プラザ
  本日ようやく、いわて銀河プラザのスタッフの方と電話で話すことができました。直ぐに配送可能そうな商品リストも届きました。ゴールデンウィークまでに商品を送っていただけそうです。ニュースでも、東京のいわて銀河プラザには多くのお客様がお越しになっていると報道されていて、大変なのだと思います。超多忙な中、対応いただけて感謝です。宮城ふるさとプラザも池袋の駅前にあって、多くのお客さまがお越しになっていると思います。福島県八重洲観光交流館は八重洲ブックセンターのすぐそばです。東京の方は、是非ご利用下さい。今日の昼はしん馬でそばをいただきました。


しん馬の「しん馬」

4月21日(木) お酒が届く
  先日、注文した三陸のお酒が届きました。一社は宮城県気仙沼の角星さん、もう一社は岩手県釜石の浜千鳥さんです。両社も港町にあって、被災されていますが、営業を再開された旨の記載がネットに上がっていましたので、注文させていただきます。数量は少ないですが、今月末の珠洲での東北応援フェアで皆さんに提供できればと思います。今後も営業再開された企業や商店の商品を買い求めていければと思います。今日の昼は、金沢にいたので、久しぶりに神楽で中華そばをいただきました。優しい味が好みにあっています。


神楽の中華そば

4月20日(水) 天湖森
 今日は、随分久しぶりに富山市の細入地区にある 天湖森に行きました。旧細入村が富山市に合併される前に、村づくり会社・株式会社ほそいりを設立し、運営する仕組みづくりを手伝いました。その際には、何度も訪れ、スタッフたちと議論もさせていただきました。ホームページも自分たちで作っていただきました。今も若いスタッフを中心に運営されています。施設内や周辺を活かしたガイドツアーが可能だと感じていましたが、久しぶりに施設内を見学させていただき、自信を持ちました。管理棟からすぐの森の中にはカタクリやショウジョウバカマ、エンレイソウなどが群生していました。木々の根元にはヤブコウジがたくさん赤い実をつけています。池の周りは遊歩道になっていて、そこを歩くだけでいろいろな植物を楽しむことができます。背後の山にも登ることができますので、相当な時間をかけて楽しむことも可能です。昼は近くの 楽今日館でいただきましたが、相変わらず多くのお客様で賑わっていました。


ショウジョウバカマ

4月19日(火) せせらぎ
 久しぶりに白山麓の鳥越に行ってきました。昼は開業の際に企画のお手伝いをした道の駅一向一揆の里の一角にある「食彩館せせらぎ」の手打ちそば処でいただきました。地元の女性たちがスタッフとして働いておられます。ここの前年に開業したにわか工房と同じような仕組みになっています。建物の半分は特産品販売コーナーですが、さすがに今の時期は野菜物が少ないです。もう少しすると菜の花なども出てきて春らしくなるでしょう。この道の駅には、民俗資料館と一向一揆歴史館が隣接しています。一向一揆歴史館には年間で1万人以上の人が訪れており、白山市内にある資料館としては、最もお客様が多いとのことです。鳥越でも桜は満開状態で、徐々に山奥に桜前線が上がっていくのでしょうね。


せせらぎの手打ちそば

4月18日(月) 被災地の酒蔵の復興状況
 ゴールデンウィークの珠洲での東北応援フェアのために、被災地の酒蔵にお酒の注文をさせていただいています。気仙沼の男山本店が最初に新聞等でも取り上げられていたので、面識がある菅原社長(山形県上山市での全国街道交流会議の分科会でご一緒しました)に直接注文させていただきました。いろいろ調べていたら、塩釜市で浦霞という銘柄の酒を仕込んでいる佐浦さんも被災されていますが、瓶詰め作業を再開されています。岩手県釜石の浜千鳥さんも製造を再開されています。同じく岩手県久慈市の福来さんも大きな被害が無かったとネットでは書かれています。海沿いの市町村に立地している酒蔵では、両国という銘柄で酒を造られている角星さんもございます。男山本店と同じく気仙沼に本社があり、本社店舗は壊滅的な被害を受けられていますが、酒蔵は無事でした。すでに酒の出荷もはじめられています。岩手県内では、宮古市の菱屋酒造店はいくらか生き残った酒を5月には出荷できるとのことです。陸前高田市の酔仙酒造さんは被災され休業中です。皆様の復活のお手伝いが少しでもできればと思う。


4月17日(日) 鶴来で花見
 金沢の桜は満開を過ぎ、散り始めていたので、白山麓の入口、鶴来まで出掛け、樹木公園で桜を楽しませていただきました。桜は五分咲きという程度でしたが、晴天に恵まれ、多くの人がお越しでした。駐車場も常に満車状態で順番待ちができていましたね。園内には、何カ所か桜の植えられているポイントがありますが、上の方はまだ咲いていないようだったので、駐車場上の広場の近くでとどめましたが、十分楽しめました。桜の花の下にシートを広げて、昼を食べるという感じが良いです。場所によっては、根元にカタクリの花が咲いていました。桜以外でも春らしい楽しみがあります。帰りに、白山さんの下の駐車場にあるおはぎやで昼をいただきました。土産におはぎを買い求め、家に戻ってからいただきました。


樹木公園の花見

4月16日(土) 能登手仕事屋
 門前の能登手仕事屋のホームページを新たなサイトにアップしました。これまでは、ぶなの森のサイトの一角に上げてありましたが、これからはオリジナルサイトになります。電話でレンタルサーバーへの申込の仕方をサポートして手続きをしてもらいました。手続きが完了した後に、プロバイダーから届いたメールを転送してもらって、こちらでアップロードしました。さらに、すでに作られていたブログにもリンクを設定しました。今後の更新に期待したいですね。やれば、できるものです。新たなURLはhttp://nototeshigotoya.com/です。よろしく!


手仕事屋のもりそば

4月15日(金) 能登杜氏まつり
 午前は、珠洲商工会議所で珠洲の元気創造まつり実行委員会が行われました。本年度最初の事業である能登杜氏まつりについて協議しました。この事業のねらいは2つ。一つは、能登杜氏の評価を高め、能登杜氏の酒が売れやすい状況を作ることで、能登杜氏の皆さんや蔵人たちの仕事が引き続き確保され、増えるようにすること。それは彼らが地域にもたらすお金を増やすことにつながり、ひいては地域の自治体の財源を豊かにすることにもなるはず。地域の自治体はもっと能登杜氏を応援してしかるべきではないか。もう一つのねらいは、能登杜氏の出身地なのだから、珠洲市や能登町に来れば、能登杜氏の作られている全国の酒が飲めるし、買えるということで、そのことを楽しみに訪れるお客様を増やすことである。飲むことを目的にお越しいただくと、宿泊が前提となり、宿泊客が増えることも期待できる。賢明な酒販店さんは、地酒はもとより、能登杜氏の酒を集めて販売することで、新たなお客様獲得も可能になる。ネットで販売する仕組みを作られてはいかがかとも思う。注文があった商品を仕入れて販売することで、多くの在庫を抱えずに商売することも可能ではないか。そのようなことに地域の方々に気付いていただき、もっと積極的に動いていただければと思う。今年は5月28日に能登杜氏が一堂に集まる「日本酒まつり」を復活させ、その後の1ケ月間を「能登杜氏の酒」月間として、能登杜氏の酒を積極的に紹介いただくようにできればと思う。


昼をいただいた山びこの手打ちそば

4月14日(木) ノルディックウォーキング
 朝早くに起き、珠洲ビーチホテルからスタートして1時間半ほど、ノルディックウォーキングを体験してみました。ストックを使い、砂浜を歩きました。最初は北上し、コンクリート製の消波ブロックが並んでいるところまで行き、そこからUターンして、ビーチホテルの前の砂浜を通り越し、蛸島漁港の手前にある蛸島の高倉彦神社まで参りました。高倉彦神社の裏山に上がると、眼下に蛸島集落の黒瓦のきれいな町並みが見えました。舗装道路を歩くより、砂浜を歩くことがノルディックウォーキングらしい印象です。夜は まつうらで美味しい料理と能登杜氏の酒をいただきました。


まつうらでいただいたはちめ

4月13日(水) 海藻しゃぶしゃぶ
 珠洲ビーチホテルに泊めていただいたので、今年初めての海藻しゃぶしゃぶをいただきました。今年は海藻が少ないと言われていましたので、貴重です。夕食の前には、ホテルの6階にあるプールで1時間歩きました。いつも行っているプールより少しだけ水温が高いようです。水面と周りの高さがほとんど一緒なので、圧迫感がなくて過ごしやすいかもしれません。レーンが3レーン分ぐらいなので多くの人が一気に利用することは難しそうです。こどもたちのスイミング教室も実施しているようですので、その時間帯は一般の方は遠慮した方が賢明ですね。健康的な活動をして、健康的なメニューをいただく、今後の方向性を探る意味では有意義でした。


海藻しゃぶしゃぶの海藻

4月12日(火) 東北屋(仮称)
 東日本大震災から遠く離れた北陸でも、その影響は甚大です。商品の生産は停滞し、観光業は膨大な数のキャンセルが発生しています。それでもそれは、家や車、会社や船、養殖場などを流された人々に比べれば、ささやかなことです。そして、努力するば、基盤がありますからなんとかなるはずです。もちろん、従来と同じ事をしていては駄目です。新たなことを企画し、実行してくことが被災地以外でも強く求められます。本日、石川県庁でも提案させていただいたのは、「東北屋」(仮称)を県庁所在地の地域の生活者が行きやすい場所に設けることです。東北の物産を集めて販売する拠点として、1年以上継続して商売を行うことです。東北に観光に行く事はそう簡単にはできないでしょうから、まずは物産を買い続けることで、地域経済に貢献し、復興を支援することがよいのではないかと考えています。地域の商店街の活性化や交流を同時に追求するならば、商店街の空き店舗等を活用して行うことが望ましいのではないかと思います。スタッフも東北からお越しいただくか、避難してこらている方々にお手伝いいただくとか、交流を促進できる人財配置がよいですね。いかがでしょうか。


4月11日(月) コロンブス
 午前は八尾で、午後は五箇山で打ち合わせ。久しぶりの五箇山には白いものが舞っていました。打ち合わせ場所がタカンボースキー場だからかと思っていたら、城端に山越えしたら、城端側の道路沿いの木々にも雪が積もっていました。下界では咲いているのに、異常な感じです。昨日、ノーマルタイヤに交換していたので、冷や冷やしながら、城端への坂を下ってきました。夜は、富山市内で打ち合わせであったので、呉羽で高速をおりて、富山市のはずれの店に向かう。会場はコロンブス(富山市黒瀬北町2丁目15-16 TEL 076-492-2707 営業時間:11:00〜22:00 定休日:年中無休)というカレー屋さんでした。店内に野菜を水耕栽培しているコーナーがあり、不思議なお店です。


コロンブスのカレー

4月10日(日) 金沢の桜
 午後、久しぶりにプールに行って1時間歩きました。相変わらず、水中を歩いている人が多い。筋肉を付け、一方で脂肪を燃焼させる効果が理解されてきている証であろうか。健康増進のためには、生活習慣にすることです。道を歩くより、足腰にも優しいですから、おすすめです。その後、プールのそばの陸上競技場にある桜を撮影。まだ五分咲き程度ではないでしょうか。風は強かったですが、花びらは舞っていません。天気次第では週末までもつかもしれません。今年はしっかりと花見をしないといけませんね。あんなに堅かったつぼみが膨らみ、花が咲く。そして、間もなく花が散り、葉っぱが出てきて緑が広がる。秋には紅葉し、葉も散ってしまう。そして長い冬はじっとしていて、春には、また花が咲くのです。そんな植物たちの営みの繰り返しを毎年楽しみに生きてきたのです。


つぼみも混じった桜

陸上競技場で一番大きな桜の木

若木も元気に花を開いています

4月9日(土) 東北3県はしご
 東京に夜までいたので、東北3県の物産販売所をめぐる。最初にお邪魔したのは、宮城ふるさとプラザ。1階は食品をメインにした販売コーナーになっており、店内はごった返していましたが、2階は工芸品の展示と観光情報等の提供スペースになっており、スタッフの方とゆっくり相談することができました。ゴールデンウィークに珠洲で行う東北物産展に商品を供給いただくお手伝いをしていただけそうです。次に東銀座に移動、いわて銀河プラザへ。こちらも多くの人でレジには長い列ができていました。所在不明の人の情報を求めてきている方もいらっしゃいました。被災された方々の名簿もありました。物産を送ってほしいとのリクエストが何件もきているようです。最後に、東京駅八重洲口に移動、福島県八重洲観光交流会館を訪ねました。店内が狭いため、入店制限をされていました。こちらは商品をとりまてめて、送っていただくことは無理のようでした。店頭の商品点数も少なかったですね。一つの壁面には観光パンフレットが置かれていましたが、当面は物産を並べた方がよいのではないかと思う。最初に行った池袋では、久しぶりに献血しました。震災の後、血液が足りないという記事も拝見していたので、気になっていました。被災地を少しでも応援するためにできることは、募金以外でも、いろいろありますね。


宮城ふるさとプラザ

いわて銀河プラザ

福島県八重洲観光交流会館

4月8日(金) 東京の花見
 日本エコツーリズム協会の会議が目黒であったので、早めに行く。目黒駅の近くには東京都庭園美術館がありましたので、見学に参りました。西洋庭園には桜の花が咲き、 いくつかのグループが花見を楽しんでおられました。昼食を皆さんで楽しみに来たグループもいらっしゃいました。桜の咲く庭園で楽しげに食事をされている様子はよいものです。シダレサクラやアセビなども咲いています。足元にはスノードロップスも群生して咲いていました。もうしばらくすると、ブルーベリーも花を咲かせそうです。都会のど真ん中のオアシスという感じです。


東京都庭園美術館の桜

4月7日(木) 特産品を買って応援を
 東北のもの作り産業を復興させるためには、その生産物を買う事を通じて促進することが早道です。東京に設けられている、東北各県や自治体の販売拠点への来店客は増えているとの報道がされていますが、まだまだですね。全国的に、東北の物産販売を継続的に行う取り組みが必要かもしれません。一過性のイベントに終わらせることなく、常設コーナーを設けることも検討すべきです。まず、ゴールデンウィークに能登半島の先端・珠洲で東北の物産を集めて販売するイベントを行うべく準備を進めています。人口が集積している県庁所在地に、「東北物産直売所」を設けるような施策は導入できませんかね。物産情報は次に集約をすすめています。「物産購入で支援を」


4月6日(水) 復興財源確保
 東日本大震災の復興資金として20兆円以上かかるのではないかと報道されています。この数字がどのようなことを含んでいるのかよく分かりませんが、それを全国民が均等に負担する方法は、税金として納めることではないか。2兆円を1億人で負担するとして、一人2万円になります。所得のない子どもや高齢者も含めてそのような負担を覚悟することではないか。国債発行という議論も行われていますが、結局それは子どもたちにツケを回すことでしかない。これまでにすでに多くの借金を作ってきており、将来に夢を描けるようにするためには、未来世代に禍根を残さないような政策が必要です。全国民が被災地を支えるというのであれば、等しく負担するという政策を提案し、理解を得るようにすべきです。3人家族の我が家であれば6万円を提供するということです。全財産を津波に流され、家族を失った人たちを支えるために、そのような負担をしてもよいと思う。年金生活をされている方々にも応分の負担をいただけるかどうかは議論が必要だが、いずれにしろ、皆が支える方策としては、最も分かりやすい方法ではないか。単年度では負担が重すぎるようであれば、2年から5年かけて納めるような制度にしてもよい。いかがであろうか。


4月5日(火) 南志見のなかま展
 輪島市南志見(なじみ)の山河工房からうれしいお便りが届きました。4月9日(土)10日(日)に山河工房(輪島市小田屋町1部35-2 TEL 0768-34-1253)で作品展をされます。地元の人たちが手づくりで仕上げた作品が集われるとのこと。天気が続けば、桜も咲き始めるかもしれません。山河工房からは遠くに七つ島が見え、眼下に田園風景と南志見の集落を見下ろすことができます。こころ落ち着く空間ですので、是非お訪ね下さい。


山河工房からの眺め(10090419)

4月4日(月) 自粛ムードの一掃を!
 朝から珠洲に出掛けましたが、あちこちでうかがった話は、能登半島地震の時よりひどいお客様の減少です。和倉温泉や珠洲の宿泊施設でも多くのキャンセルが出ています。塩づくりをされている会社ではほとんどお客様がいらっしゃらないとのこと。能登半島地震の後にお邪魔した時も、前年の1割ぐらいにお客様が減っているとの話でしたが、その時より少なくなっています。自粛ムードが日本全体を暗くしていますね。遠慮なく、観光や経済活動をしないと、東北の皆さんを応援することもかなわなくなります。自粛、萎縮することなく、日本を元気に、地域を元気にするための活動を地道に続けましょう。ゴールデンウィークには、長期滞在で能登で過ごしていただけるようにしたいものです。


4月3日(日) 震災の現場
 メールで教えていただいたサイトが震災の現実を示しています。一連の写真は、現場の厳しさをリアルに伝えています。そのような中で活動されている自衛隊や消防団、警察の皆さんに頭が下がります。被災された方々の苦しみや悲嘆はいかばかりかと。写真ですから、一断面でしかないのでしょうが、・・・。精神的に自信の無い人は見ない方がよいかもしれません。今後のことを考えるためには、見ておくことも重要ではないかと考えますので、あえて紹介させていただきます。NY Timesです。遺体の収容、安置所や埋葬の様子も多く含まれます。ロイターのサイトにもビクチャーギャラリーがあり、多くの写真が含まれています。


4月2日(土) ブログ等から
 東日本大震災の被災地の状況を把握するためには、マスコミの報道もありますが、現地に住んでいる方々や出身者が書かれているブログ等を拝見することも有意義です。時々ブログを調べて、リンク集に加えてあります。多くの写真を盛り込んでくださっているものから、震災や津波に遭われて以降のことを詳しく書かれているサイトなど、いろいろあります。ご家族を亡くされた方の原稿を拝見すると悲しくなります。それぞれの地域の方が、経験に基づいたことを書かれていますので、マスコミ報道とは異なる視点でのことばをじっくり読ませていただきたいと思います。リンク集は次にあります。東日本大震災関連情報のブログ、ツイッター等に。


4月1日(金) お多福
 金沢でお多福と言えば、うどん屋のイメージですが、富山ではモツ料理のお店です。速星駅前の店が広く知られており、一度だけ。上市町商工会の皆さんとお邪魔したことがあります。八尾にもお店があり、速星の店を経営されている方のご親族がやっています。もう1店ありますが、いずれもご親戚とのこと。一番人気はモツ鍋です。野菜や豆腐がたっぷり入っていて、生き物を食べ尽くす意義深いメニューです。ナンコツやモツ煮、レバ刺、ユッケ、雑炊など、盛りだくさんの料理をいただき、ご馳走様でした。新年度早々、楽しい宴でした。お多福八尾店の紹介記事あり。


お多福のモツ鍋

以前の金沢便りはこちらをご覧ください。

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